JP2564784Y2 - エアシャワー装置 - Google Patents

エアシャワー装置

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JP2564784Y2
JP2564784Y2 JP1446492U JP1446492U JP2564784Y2 JP 2564784 Y2 JP2564784 Y2 JP 2564784Y2 JP 1446492 U JP1446492 U JP 1446492U JP 1446492 U JP1446492 U JP 1446492U JP 2564784 Y2 JP2564784 Y2 JP 2564784Y2
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JP
Japan
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air
air blowing
nozzle
slit
blowing nozzle
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JP1446492U
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仁至 関口
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は半導体装置の生産に使用
されるクリーンルーム入口に設置するエアシャワー装置
に関し、特にエア吹出しノズルが可動するエアシャワー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアシャワー装置は、図3(a)
に示すように、エアシャワー吹出しエアはエアシャワー
下部のガラリ11から送風ファン12により吸引され、
HEPAフィルタ13にて塵埃を除去された後、両側に
配列された複数個のエア吹出しノズル14より吹出され
る。前記エア吹出しノズル14は、図3(b)に拡大図
示するように、ノズルを壁材17から露出させるととも
に、その基部の周面にリングギヤ16を有し、このリン
グギヤ16に噛合するウォームギヤ15によりノズル1
4をエアの吹出しに連動して上下方向に回転させ、ノズ
ルの向きを連続的に変える。この動作により、クリーン
ルーム入室者に付着している異物を効率よく取り除くこ
とができる。
【0003】又、従来の他のエアシャワー装置は、図4
(a)に示すように、エア吹出しノズル14Aが縦長に
構成されており、往復回転モータ20によって水平方向
に往復回転される。この場合、エア吹出しノズル14A
は、図4(b)に拡大横断面図を示すように、壁材17
から一部を露出させた状態で左右に首振り運動を行う。
この装置では、図3の装置に比べて、ノズル14Aから
吹出すエアが均一になる特徴を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この従来のエアシャワ
ー装置では、エア吹出しノズル14,14Aを回転ある
いは水平方向に繰返し運動させるため、エア吹出しノズ
ル14,14Aと壁材17等との可動機構における擦り
合わせ部から発塵し、これがノズル吹出しエアに混入
し、清浄効果が低下されるという問題点を有する。特
に、エア吹出しノズル周辺は気流速がゼロに近いため、
埃や異物がエア吹出しノズルが取付けられている凹部に
蓄積され易く、これが何らかのきっかけで付着面を離
れ、吹出しエアに混入する可能性は高い。本考案の目的
は、エア吹出しノズルの可動部から発生される埃や異物
が吹出しエアに混入することを防止したエアシャワー装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、エア吹出しノ
ズルの可動部周辺にエアを吸引するスリットを形成する
とともに、このスリットに連通し、かつエアを吸引する
陰圧源に連通されるダクトチャンバーを設ける。
【0006】
【作用】陰圧によりスリットを通して埃や異物等をダク
トチャンバー内に吸い込み、異物等が吹出しエアに混入
することを防止する。
【0007】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1(a)は本考案の一実施例の断面図である。エ
アシャワー吹出しエアはエアシャワー下部のガラリ11
から送風ファン12により吸引され、HEPAフィルタ
13にて塵埃を除去された後、両側に配列された複数個
のエア吹出しノズル14より吹出される。前記エア吹出
しノズル14は、図1(b)に拡大図を示すように、周
面にリングギヤ16を有し、かつこのリングギヤに噛合
するウォームギヤ15によりノズル14を上下方向に自
転させるように回転機構を構成し、エアシャワーの作動
(エアの吹出し)に連動して、ノズルの向きを連続的に
変える。
【0008】更に、前記エア吹出しノズル14周辺のウ
ォームギヤ15等の駆動部、及びエア吹出しノズル14
と壁材17との擦り合わせからの発塵を吸引するべく、
壁材17とエア吹出しノズル14の周面との間にスリッ
ト18を形成し、このスリット18を含むようにダクト
チャンバー19を形成する。このダクトチャンバー19
は、前記送風ファン12の吸込側に連通させ、送風ファ
ン12によって陰圧がダクトチャンバー19内に発生
し、この陰圧でスリット18を通してエアをダクトチャ
ンバー19内に吸い込むように構成する。
【0009】この構成により、エア吹出しノズル14の
回転動作により発生する異物、即ちウォームギヤ15の
駆動、並びにエア吹出しノズル14と壁材17との擦り
合わせにより発生する異物をスリット18を通してダク
トチャンバー19内に吸い込み、更に送風ファン12の
吸込側へと導き、最終的にHEPAフィルタ13にて捕
捉する。これにより、異物をエア吹出しノズル14から
吹き出すことを防止する。又、スリット14からエアを
吸い込むことにより、エア吹出しノズル周辺部に気流を
生じさせ、埃や異物がエア吹出しノズル14の設置部の
凹みに蓄積することが排除される。
【0010】図2は本考案の第2実施例を示し、本考案
を図4に示した従来例のノズル縦型エアシャワー装置に
適用した例である。同図(a)は全体断面図、同図
(b)その要部の拡大横断面図である。この実施例にお
いても、エア吹出しノズル14Aの周辺部の壁材17に
スリット18Aを設けるとともに、このスリット18A
を含むようにダクトチャンバー19を設け、送風ファン
12により生じる陰圧により、ダクトチャンバー19を
通してスリット18Aから異物を吸い込むようにしてい
る。又、エア吹出しノズル14周辺にエアの流れを発生
させることで、埃や異物の蓄積を防止することができ
る。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、エア吹出
しノズル周辺に設けたスリット及びスリットからのエア
を陰圧源としての送風ファン吸込み側へと導くダクトチ
ャンバを備えることにより、エア吹出しノズル周辺にお
いてノズルの可動に伴い発生する異物をダイトチャンバ
ー側に吸い出して吹出しエアに混入することを防止す
る。又、エア吹出しノズル周辺にエアの流れが生じ、埃
や異物等の蓄積を防止する。これにより、エアシャワー
吹出しエアのより一層の塵埃レベル低減を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアシャワー装置の第1実施例を示
し、同図(a)は全体断面図、同図(b)は要部の拡大
図である。
【図2】本考案のエアシャワー装置の第2実施例を示
し、同図(a)は全体断面図、同図(b)は要部の拡大
横断面図である。
【図3】従来のエアシャワー装置の一例を示し、同図
(a)は全体断面図、同図(b)は一部の拡大図であ
る。
【図4】従来のエアシャワー装置の他の例を示し、同図
(a)は全体断面図、同図(b)は一部の拡大横断面図
である。
【符号の説明】
11 ガラリ 12 送風ファン 13 HEPAフィルタ 14,14A エア吹出しノズル 18,18A スリット 19 ダクトチャンバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エア吹出しノズルの可動機構を有するエ
    アシャワー装置において、エア吹出しノズルの可動部周
    辺にエアを吸引するスリットを形成するとともに、この
    スリットに連通し、かつエアを吸引する陰圧源に連通さ
    れるダクトチャンバーを備えることを特徴とするエアシ
    ャワー装置。
JP1446492U 1992-02-15 1992-02-15 エアシャワー装置 Expired - Lifetime JP2564784Y2 (ja)

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JP1446492U JP2564784Y2 (ja) 1992-02-15 1992-02-15 エアシャワー装置

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JPH0566441U JPH0566441U (ja) 1993-09-03
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JP5250983B2 (ja) * 2007-03-01 2013-07-31 パナソニック株式会社 ノズル可動装置
KR20200037041A (ko) * 2018-09-29 2020-04-08 엘지전자 주식회사 반려동물 목욕기
JP2021145900A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 日本エアーテック株式会社 ハンドドライヤー

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