JPH0566375U - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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Publication number
JPH0566375U
JPH0566375U JP548592U JP548592U JPH0566375U JP H0566375 U JPH0566375 U JP H0566375U JP 548592 U JP548592 U JP 548592U JP 548592 U JP548592 U JP 548592U JP H0566375 U JPH0566375 U JP H0566375U
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JP
Japan
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rotary closure
fluid
rotary
axis
control valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP548592U
Other languages
English (en)
Inventor
英二 渡辺
晴男 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M System Co Ltd
Original Assignee
M System Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0566375U publication Critical patent/JPH0566375U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低流量域において流量特性が良好であるとと
もに、制御弁の保守を簡単におこなうことが可能な流量
制御弁を得ることにある。 【構成】 弁箱11と弁箱11に内嵌する回転閉子6と
を備え、回転閉子6を軸芯周りに回転操作する開度調整
により流体流出路1bからの流出流体の量を制御する流
量制御弁を、流体流出路1bに対して略直交した流体流
入路1aを設け、回転閉子6を、一方の端部が開放され
他方の端部に底部を備えた筒部材から構成し、回転閉子
6を流体流入路1aもしくは流体流出路1b内で流路の
軸芯と同芯状に配設し、回転閉子配設側の流路の軸芯に
平行な直辺部を備えた開口部13を、弁箱11の流体流
入路1aと流体流出路1bとの連接部に設けるととも
に、回転閉子6の周壁部6wに、直辺部との間で、回転
閉子の軸芯周りの回転量に比例して両流体流路間の連通
開口面積を増減する三角孔14を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、産業用加熱炉、小型ボイラ用の燃料ガス及び空気の流量制御に使用 される流量制御弁に関するものであり、さらに詳細には弁箱と前記弁箱に内嵌す る回転閉子とを備え、前記回転閉子を軸周りに回転操作する開度調整により、流 体流出路からの流出流体の量を制御する流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の燃料ガス及び空気の流量制御弁としては、主にバタフライ弁が 使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら流量制御にバタフライ弁を使用する場合は、この弁が小流量時の 流量制御特性が悪い為(図5)に、この様な流量域において流量調整が難しいと いう欠点があった。 さらにバタフライ弁を採用する場合は、弁の交換が必要になった場合に、弁箱 及び弁体(回転閉子)を一体として交換する必要があるため、弁全体を流体路か ら、一旦除去して交換をおこなう必要があった。 そこで本考案の目的は、低流量域において流量制御特性が良好であるとともに 、制御弁の保守を簡単におこなうことが可能な流量制御弁を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本考案による流量制御弁の特徴構成は、 流体流出路に対して略直交した流体流入路を設け、 回転閉子を、一方の端部が開放され他方の端部に閉止底部を備えた筒部材から 構成し、前記回転閉子を前記流体流入路もしくは流体流出路内で流路の軸芯と同 芯状に配設し、 回転閉子配設側の流路の軸芯に平行な直辺部を備えた開口部を、弁箱の流体流 入路と流体流出路との連接部に設けるとともに、 回転閉子の周壁部に、直辺部との間で、回転閉子の軸芯周りの回転量に比例し て両流体流路間の連通開口面積を増減する三角孔を形成したことにあり、その作 用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
つまりこの流量制御弁においては、流体流入路と流体流出路が略直角に交わる 構成とされ、回転閉子である筒部材の内部を介して一方の流路から他方の流路へ 流体が流れる。ここで、両流路間を介して流れる流体の流量は、弁箱に設けられ る開口部外周部を構成する回転閉子配設側の流路の軸芯に平行な直辺部と、回転 閉子に設けられる三角孔の間で形成される連通開口面積によって決定される。即 ち、回転閉子の軸芯周りの回転量に比例して連通開口の開口量が線形に変化し、 流れる流体量が比例的に決定される。
【0006】
【考案の効果】
従って本考案の流量制御弁においては、回転閉子の回転により開口量が線形に 変化するため、特に低流量域において線形な特性を示す流量特性の良好な流量制 御弁を設けることができた。 さらに、両流路が略直角に交わるため、弁箱全体を取り換えることなく回転閉 止を弁箱より容易に取り出す構造を簡単に得ることが可能となる。
【0007】
【実施例】
本願の実施例を図面に基づいて説明する。図1には流量制御弁1を採用した流 量制御装置2の全体構成を示す図が、図2には流量制御弁1の内部構造を示す縦 断面図が示されている。
【0008】 図1に示すように流量制御装置2は、制御装置上部側に配設される制御モータ 部2aと、下部側に配設される流量制御弁部(本願の流量制御弁1が採用されて いる)2bから構成されている。制御モータ部2a及び流量制御弁部2bは、芯 合わせ用カバー3により連接されており、制御モータ4の出力軸5が流量制御弁 1の回転閉子6のステム7に直結されている。従って、この流量制御装置2にお いては直動構造が採用されているため、開度調節を確実におこなえる。流量調整 は制御モータ部2aに設けられている開度調節装置2cにおいて、開度スパン調 整をおこなうことによっておこなう。 また、この流量制御装置2にはロック警報システム(図外)が導入されており 、流量制御弁1が詰まって回転しなくなった場合に、警報を発する。従って、ロ ック警報システムの導入により制御モータの焼損防止が確保される。さらに、制 御モータ部2aの下部には電源ケーブル、制御ケーブル(図外)等が配設される ケーブル配線部2dが備えられている。 ここで、流量制御を受ける流体は、流量制御装置2の下部に設けられた流体流 入口8より下から上方向に流入し、この流入方向とは略直角な方向である図上右 方向に流路を変えられ、流体流出口9より横方向に流出する。
【0009】 以下に図2、図3に基づいて、流量制御弁1の構造について説明する。図3は 連通開口10付近を流体流出側からみた詳細図であり、弁自体はほぼ全開状態と なっている。この流量制御弁1は、流体流入路1aと流体流出路1bを設けられ た弁箱11と、この弁箱11の流体流入路1aに内嵌して配設される回転閉子6 と、この回転閉子6をその軸芯周りに回転操作して、開度調整をおこなうための ステム7と、弁蓋12を備えて構成される。
【0010】 図示するように、流体流出路1bは流体流入路1aに対してほぼ直交して構成 されるとともに、流体流出路1bと流体流入路1aが繋がる位置に、前述の回転 閉子6が配設されている。この回転閉子6は、一方の端部である下端部6bが開 放されるとともに、他方の端部である頂部に閉止用の閉止底部6tを備えた筒部 材として構成されており、図示するように回転閉子6を流体流入路内で流路の軸 芯と同芯状に配設して構成されている。 次に、両流路の連接部Aの開口構成について説明する。先ず弁箱11側につい て説明すると、図2、図3に示すように流体流出路1bの始端部には、一方の辺 が流体流入路1aの軸芯に平行で、他方の辺がこの辺に直角な正方形の開口部1 3が設けられている。次に上述の回転閉子6の周壁部6wに設けられている三角 孔14について説明する。この三角孔14は、図3に示すように径方向視で、同 図に示す流体流入路1aの軸に直角な方向Bに対して均等に開いた二等辺三角形 形状に形成されている。従って、回転閉子6の軸芯周りの回動操作により、この 三角孔14の頂部近傍部位と開口部13の一辺とで形成される三角開口により、 流体流入路1aから流体流出路1bへ流れる流体の流量を調節する。
【0011】 さて、この回転閉子6の閉止底部6tにはステム7が連接されている。このス テム7は、これに接続された制御モータ4により回転操作を受ける。またステム 7を回動自在に遊嵌し、前述の弁箱11に固定される弁蓋12が、回転閉子6の 底部側に設けられている。即ち、弁箱11には筒状の回転閉子6を取り出し、挿 入可能とする回転閉子取り出し用開口11oが設けられるとともに、作動状態に おいてはこの開口11oを、弁蓋12により閉塞する構成が採用されている。従 って、この構造においては、弁1の保守時には弁蓋12及び回転閉子6のみを取 り外し(或いは取り替えて)保守・点検をおこなうことが可能となっている。
【0012】 この流量制御弁1の流量制御特性を図4に示した。図からも明かなように低流 量域において良好な特性を示している。
【0013】 〔別実施例〕 上記の実施例においては、流体の流入方向を上下方向に流出方向を左右方向に したが、これは逆の関係にすることも可能である。 さらに、流体の流入、流出方向は上記の実施例で説明した場合と同様にしてお き、回転閉子6(ひいてはステム7、制御モータ4等)の配置関係を左右方向と することも可能である。 また、開口部13の構成は、正方形に限られるものではなく、三角孔14の構 成も二等辺三角形に限られるものではない。 さらに、回転閉子6を先細のテーパの筒部材で形成し、弁箱と筒部材周外壁部 が摺接する構成とした場合は、シール性を確保できる。
【0014】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】流量制御装置の全体構成を示す図
【図2】流量制御弁の内部構成を示す図
【図3】連通開口付近の詳細図
【図4】流量制御弁の開度・流量特性を示す図
【図5】従来のバタフライ弁の開度・流量特性を示す図
【符号の説明】
1 流量制御弁 1a 流体流入路 1b 流体流出路 6 回転閉子 6w 周壁部 11 弁箱 11o 回転閉子取り出し用開口 13 開口部 14 三角孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱(11)と前記弁箱(11)に内嵌
    する回転閉子(6)とを備え、前記回転閉子(6)を軸
    芯周りに回転操作する開度調整により流体流出路(1
    b)からの流出流体の量を制御する流量制御弁であっ
    て、 前記流体流出路(1b)に対して略直交した流体流入路
    (1a)を設け、 前記回転閉子(6)を、一方の端部が開放され他方の端
    部に閉止底部(6t)を備えた筒部材から構成し、前記
    回転閉子(6)を前記流体流入路(1a)もしくは前記
    流体流出路(1b)内で流路の軸芯と同芯状に配設し、 前記回転閉子配設側の流路の軸芯に平行な直辺部を備え
    た開口部(13)を、前記弁箱(11)の前記流体流入
    路(1a)と流体流出路(1b)との連接部に設けると
    ともに、 前記回転閉子(6)の周壁部(6w)に、前記直辺部と
    の間で、前記回転閉子の軸芯周りの回転量に比例して両
    流体流路間の連通開口面積を増減する三角孔(14)を
    形成した流量制御弁。
  2. 【請求項2】 前記弁箱(11)における前記回転閉子
    (6)の前記閉子底部配設側に、前記回転閉子配設側の
    流路の軸芯に直角に形成され、前記回転閉子(6)を前
    記軸芯方向に移動させて、前記弁箱(11)より取り出
    し可能な回転閉子取り出し用開口(11o)が設けられ
    ている請求項1記載の流量制御弁。
  3. 【請求項3】 前記回転閉子(6)が、前記閉止底部側
    から他方の端部に向かう程、断面積が小さくなるテーパ
    筒部材で構成されている請求項1記載の流量制御弁。
JP548592U 1992-02-13 1992-02-13 流量制御弁 Pending JPH0566375U (ja)

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