JPH05660A - 液圧式倍力装置 - Google Patents

液圧式倍力装置

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JPH05660A
JPH05660A JP3035080A JP3508091A JPH05660A JP H05660 A JPH05660 A JP H05660A JP 3035080 A JP3035080 A JP 3035080A JP 3508091 A JP3508091 A JP 3508091A JP H05660 A JPH05660 A JP H05660A
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hydraulic
valve
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/143Master cylinder mechanically coupled with booster
    • B60T13/144Pilot valve provided inside booster piston

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】シール部材にアキュムレータの高い液圧が作用
しないようにすると共に、入力ピストンの動きをフリク
ション部材を介し制御スプールに伝えられるようにし
た、液圧式倍力装置の作動の円滑化と構造の簡単化、小
型化を図る。 【構成】ブーストピストンの出力部分、制御部分に設け
られるシール部材と、制御スプール4と入力ピストン間
にフリクション部材を設けた液圧倍力装置において、ハ
ウジング1に形成の収容室の制御スプール4に流路が形
成され、常時は流路23との連通が断たれており、又収
容室に配置の制御スプールとペダルロッド2間にフリク
ション部材15が配置され制御スプール4を開閉するた
めに必要な摩擦力を有している。更に、プラグ3とペダ
ルロッド2間にはシール部材が配置され、制御スプール
4によってアキュムレータからの高い液圧が直接作用し
ないようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペダルロッドの操作力
によって制御スプールを切り換え、アキュムレータから
の液圧を制御スプールを介してパワーピストンに作用さ
せ、このパワーピストンに生じる作動力をマスターシリ
ンダピストンに伝え、これによってブレーキを作動させ
るようにした車両用ブレーキ系統に用いる液圧式倍力装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からブレーキの操作力を補助するシ
ステムとして液圧式倍力装置が良く知られているが、こ
うした液圧式倍力装置の構成の一例(特公昭61ー42
664号)を第2図に基づいて説明する。図において、
51は液圧式倍力装置のハウジングであり、このハウジ
ング51は二つの部分52、53から構成されており、
このハウジング51中には部分52、53間に設けられ
ている環状プラグ56に摺動自在に支持されているブー
ストピストン55が配置されている。ブーストピストン
55は径の大きい出力部分62と径の小さい制御部分6
3とから構成されており、これら出力部分62と制御部
分63とはスナップリング68によって連結されてい
る。また、制御部分63にはブースト室54が設けられ
ているとともに、制御スプール57が配置されている。
ブースト室54は孔64を介して液圧室に連通してお
り、液圧室は出力部分62に液圧を作用させる。制御ス
プール57はブースト室54を高圧室58や低圧室59
に連通するものである。そして、高圧室58はアキュム
レータ通路69に、低圧室59はリザーバタンクへの通
路70に接続している。制御スプール57はブースト室
54に配置されたスプリング61によって入力ピストン
60に当接されている。
【0003】入力ピストン60に操作力が加えられる
と、制御スプール57がスプリング61に抗して図中左
方に移動し、低圧室59とブースト室54との連通が断
たれ、つづいて高圧室58が制御スプールに形成された
孔を介してブースト室54に連通する。これによって液
圧がブースト室54ー孔64を通って液圧室に流入しブ
ーストピストン55の出力部分62に作用してマスター
シリンダを作動させる。この時の液圧により入力ピスト
ン60の操作力が補助される。
【0004】ブースト室の液圧が高くなり、制御スプー
ル57への反作用力が適用負荷を少し超えるとこのブー
スト室の圧力により、制御スプール57が入力ピストン
60とともに図中右方に移動し、ブースト室54を高圧
室および低圧室との連通から断つ。また、入力ピストン
60の入力が減ると、入力ピストン60と制御スプール
57が図中右方に移動しブースト室54が低圧室59と
連通し、ブレーキが開放される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記液圧
式倍力装置にあっては、ブーストピストン55の出力部
分62、制御部分63に設けられているシール部材6
7、66にアキュムレータからの高い液圧が作用するこ
とになり、シール部材67、66とハウジング51との
摩擦抵抗が大きくなって、ブーストピストン55の移動
時に抵抗が加わり作動がスムースに行かなくなる。特に
制御部分63に設けられているシール部材66には常時
アキュムレータからの高い液圧が作用しており、シール
部材がブーストピストンに強く押圧されているためシー
ル部材とブーストピストンとの摩擦抵抗が大きくなり、
ブーストピストン55の初期作動が円滑に行かないと言
う問題があった。さらに、制御スプール57をスプリン
グ61によって入力ピストン60側へ付勢する構成とな
っているため、装置の軸方向の長さが長くなるととも
に、構造が複雑となり装置の小型化が困難であった。
【0006】また、アキュムレータの液圧が直接シール
部材に作用するのを防止し、ブーストピストンの移動が
円滑に行われるようにしたものとして、実開平1ー14
7773に示す構造のものも提案されたが、この構造の
ものにあっては、スプールバルブの動きをリンク部材に
よってパワーピストンに伝達するようにしたため、ハウ
ジング全体が大きくなり、装置の小型化が難しいと言う
問題があった。
【0007】そこで本発明は、シール部材にアキュムレ
ータからの高い液圧が作用しないようにするとともに、
制御スプールと入力ピストンとの間にフリクション部材
を設け、入力ピストンの動きをフリクション部材を介し
て制御スプールに伝えることができるようにして、液圧
式倍力装置の作動の円滑化と構造の簡単化、小型化を図
ろうとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明はアキ
ュムレータと液圧室との間の連通を制御する第1バルブ
と、液圧室とリザーバ間の連通を制御する第2バルブを
有し、ペダルロッドの操作により第2バルブが閉じ、第
1バルブが開き、液圧室にアキュムレータの液圧を導入
してパワーピストンに作用させ、このパワーピストンに
生じる作動力をマスターシリンダピストンに伝えて倍力
されたブレーキ液圧を得るようにした液圧式倍力装置に
おいて、前記第1バルブはペダルロッドの外周に所定の
摩擦力を有して所定量移動可能なスプールバルブとして
構成され、非作動時には前記第1バルブが閉じられ、ペ
ダルロッドの摺動部にはアキュムレータの液圧が作用し
ないように構成し、これを課題解決の手段とするもので
ある。
【0009】
【作用】ペダルロッドに操作力が加わりペダルロッドが
移動するとフリクション部材を介して第1スプールバル
ブが移動し、これまで断たれていたアキュムレータの流
路と液圧室とが連通する。またこれまで液圧室と低圧室
とを連通していたペダルロッドに形成した溝とパワーピ
ストンに形成した溝とからなる第2スプールバルブの連
通が断たれる。これにより、液圧室にはアキュムレータ
からの高い液圧が流入し、この高い液圧がパワーピスト
ンに作用してパワーピストンを移動させる。パワーピス
トンの移動はブースタロッドを介してマスターシリンダ
ピストンに伝えられ、これによってブレーキが作動す
る。またブレーキ非作動状態の時にはアキュムレータか
らの高い液圧はスプールバルブによってカットされ、ペ
ダルロッドとプラグとの間に設けられたシールには直接
作用しないようになっている。
【0010】液圧によってペダルロッド2を図中右方へ
押圧する力(ペダルロッド2の大径部と小径部との断面
積差にかかる液圧によって発生する力)がペダルロッド
2からの入力より大きくなると、スプールバルブ4がペ
ダルロッド2とともに図中右方へ移動しアキュムレータ
からの流路を閉じ、再びペダルロッド2を左方へ押圧す
る力が大きくなるとスプールバルブ4がペダルロッド2
ととも左方に移動し液圧室をアキュムレータと連通す
る。このようにして入力に比例した液圧を液圧室に供給
しながら倍力作動を行う。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0012】第1図において、1はハウジングジで、こ
のハウジング1の一端には、マスターシリンダハウジン
グ7が固定されており、このマスターシリンダハウジン
グ7にはマスターシリンダピストン8が摺動自在に設け
られている。また、ハウジング1の他端にはプラグ3が
固定されており、このプラグ3にはペダルロッド2が摺
動自在に嵌合している。プラグ3とマスターシリンダピ
ストン8との間には、断面積Aを有するパワーピストン
9がハウジング1に対して摺動自在に配置されており、
また、パワーピストンの外周には溝が設けられていて、
この溝内にシール25が配置されている。
【0013】パワーピストン9とマスターシリンダピス
トン8との間にはブースタロッド5が配置されており、
ブースタロッド5はリターンスプリング6によってパワ
ーピストン9に向けて付勢されている。パワーピストン
9とマスターシリンダピストン8との間は低圧室19と
して構成されており、この低圧室19は流路20を介し
てリザーバタンクと接続している。また、低圧室19は
ブースタロッド5に形成された流路22を介して後述す
るペダルロッド2に形成された流路23と連通してい
る。
【0014】パワーピストン9には、断面積Cからなる
ペダルロッド2の先端に形成された断面積Bの小径部が
摺動自在に嵌合している。また、ペダルロッド2の前記
小径部の先端にはストッパ13が設けられており、この
ストッパ13によって倍力装置作動時にペダルロッド2
はパワーピストン9とともに左方に移動できる構成とな
っている。なお、このストッパ13は前記ブースタロッ
ドに形成した段部27内に配置されており、段部27の
深さはペダルロッド初期移動時にストッパ13が段部2
7と干渉することなく、後述するスプールバルブの流路
を完全に切り替えるに足る深さとなっている。また、ペ
ダルロッド2の先端には流路23が形成されており、こ
の流路23はペダルロッド2の外周に形成された溝16
と連通している。
【0015】パワーピストン9のペダルロッド2との嵌
合孔の内周には溝17が形成されており、この溝17は
前記溝16とともに第2スプールバルブとしてのスプー
ルバルブを構成している。これら溝16、17は常時は
図に示す如く連通状態となっており、ペダルロッド2作
動時には連通が断たれる状態となる。パワーピストン9
に形成した溝17は流路18を介してプラグ3とパワー
ピストン9とによって画成されている液圧室11に連通
している。
【0016】ハウジング1に固定されたプラグ3とペダ
ルロッド2との間には第1スプールバルブとしての制御
スプール4を収容する収容室が形成されており、この収
容室には制御スプール4が配置されている。制御スプー
ル4はプラグ3に形成した突起部26とプラグに固定し
たストッパ14との間を摺動してアキュムレータと接続
する流路21と液圧室11との連通を制御する。この制
御スプール4には流路が形成されていて、常時は制御ス
プール4が図示のように突起部26と当接しており、こ
れによって、この流路は図に示す如く流路21との連通
が断たれている。また、収容室に配置された制御スプー
ル4とペダルロッド2との間にはフリクション部材15
が配置されている。フリクション部材15は制御スプー
ル4を開閉するために必要な摩擦力を有している。した
がって、ペダルロッド2が作動するとフリクション部材
15を介してこの動きが制御スプール4に伝わり、制御
スプール4はプラグ3に形成した突起部26とプラグに
固定したストッパ14との間を軸方向に移動する。ま
た、プラグ3とペダルロッド2との間にはシール部材2
4が配置されており、このシール部材24には制御スプ
ール4によってアキュムレータからの高い液圧が直接作
用しないようになっている。このため、シール部材とペ
ダルロッドとの間の摩擦力は従来のものより小さくなっ
ている。
【0017】続いて本発明の作動を説明する。ペダルロ
ッド2に操作力が加わるとペダルロッド2は図中左方へ
移動する。これにより、これまで液圧室11と低圧室1
9とを連通していたペダルロッド2に形成した溝16と
パワーピストン9に形成した溝17とからなる第2スプ
ールバルブの連通が断たれる。これと同時にフリクショ
ン部材15を介して第1スプールバルブとしての制御ス
プール4がストッパ14に当接するまで移動し、これま
で断たれていたアキュムレータの流路23と液圧室11
とを連通する。これにより、液圧室11にはアキュムレ
ータからの高い液圧が流入し、この高い液圧がパワーピ
ストン9に作用してパワーピストン9をリターンスプリ
ング6の付勢力に抗して図中左方に移動させる。パワー
ピストン9の移動はブースタロッド5を介してマスター
シリンダピストン8に伝えられこれによってブレーキが
作動する。
【0018】液圧によってペダルロッド2を右方へ押圧
する力(ペダルロッド2の大径部と小径部との断面積差
(CーB)にかかる液圧によって発生する力)がペダル
ロッド2からの入力より大きくなると、制御スプール4
がペダルロッド2とともに図中右方へ移動しアキュムレ
ータからの流路を閉じ,再びペダルロッド2を右方へ押
圧する力が大きくなると制御スプール4がペダルロッド
2ととも左方に移動し液圧室をアキュムレータと連通す
る。このようにして入力に比例した液圧を液圧室に供給
しながら倍力作動を行う。
【0019】また、本実施例の構成では、ペダルロッド
2とプラグ3との間に設けたシール部材に直接アキュム
レータからの液圧が作用しない構成となっている。この
ため、ペダルロッド2の初期作動にシールからの抵抗を
受けることがない。またパワーピストンに設けたシール
もパワーピストンの外周に設けた溝の中に収容されてい
るため、直接アキュムレータからの液圧が作用すること
がなく、ここでの摩擦も小さくでき摺動抵抗によるロス
を小さくすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に述べた本発明によれば、ブレ
ーキ非作動状態の時にはアキュムレータからの高い液圧
は制御スプール4によってカットされ、ペダルロッド2
とプラグ3との間に設けたシール部材に直接アキュムレ
ータからの液圧が作用することが防止されるため、ペダ
ルロッド2の初期作動にシールから大きな摩擦抵抗を受
けることがない。また、ペダルロッドの移動につれフリ
クション部材を介して制御スプール4を移動させこれに
よってアキュムレータの流路と液圧室とを連通するよう
にしたため、従来のようなスプールバルブを付勢するス
プリングが不要になり、構成が簡単になると同時に装置
の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液圧式倍力装置の側面断面図であ
る。
【図2】従来の液圧式倍力装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ペダルロッド 3 プラグ 4 制御スプール 5 ブースタロッド 6 リターンスプリング 9 パワーピストン 11 液圧室 13、14 ストッパ 15 フリクション部材 16、17 溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】アキュムレータと液圧室との間の連通を制
    御する第1バルブと、液圧室とリザーバ間の連通を制御
    する第2バルブを有し、ペダルロッドの操作により第2
    バルブが閉じ、第1バルブが開き、液圧室にアキュムレ
    ータの液圧を導入してパワーピストンに作用させ、この
    パワーピストンに生じる作動力をマスターシリンダピス
    トンに伝えて倍力されたブレーキ液圧を得るようにした
    液圧式倍力装置において、前記第1バルブはペダルロッ
    ドの外周に所定の摩擦力を有して所定量移動可能なスプ
    ールバルブとして構成され、非作動時には前記第1バル
    ブが閉じられ、ペダルロッドの摺動部にはアキュムレー
    タの液圧が作用しないようにしたことを特徴とする液圧
    式倍力装置。
JP3035080A 1991-02-06 1991-02-06 液圧式倍力装置 Expired - Lifetime JP2854421B2 (ja)

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US07/820,335 US5186002A (en) 1991-02-06 1992-01-14 Fluid operated booster
EP92101892A EP0498390B1 (en) 1991-02-06 1992-02-05 Fluid operated booster
DE69200591T DE69200591T2 (de) 1991-02-06 1992-02-05 Hydraulischer Bremskraftverstärker.

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Also Published As

Publication number Publication date
DE69200591T2 (de) 1995-03-23
JP2854421B2 (ja) 1999-02-03
DE69200591D1 (de) 1994-12-08
US5186002A (en) 1993-02-16
EP0498390B1 (en) 1994-11-02
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