JPS6142664B2 - - Google Patents

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JPS6142664B2
JPS6142664B2 JP55189425A JP18942580A JPS6142664B2 JP S6142664 B2 JPS6142664 B2 JP S6142664B2 JP 55189425 A JP55189425 A JP 55189425A JP 18942580 A JP18942580 A JP 18942580A JP S6142664 B2 JPS6142664 B2 JP S6142664B2
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JP
Japan
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high pressure
piston
booster
chamber
housing
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Application number
JP55189425A
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JPS56135362A (en
Inventor
Fuiritsupu Rejinarudo Fuaa Gurin
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ZF International UK Ltd
Original Assignee
Lucas Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Lucas Industries Ltd filed Critical Lucas Industries Ltd
Publication of JPS56135362A publication Critical patent/JPS56135362A/ja
Publication of JPS6142664B2 publication Critical patent/JPS6142664B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハウジングの孔中を摺動してマスタ
ーシリンダー組立体を作動させるブーストピスト
ンと、上記ハウジング中に画成され上記ブースト
ピストンに液圧を加える第1高圧室と、高圧液圧
流体源に接続される入口を有する第2高圧室と、
上記ハウジング中に画成され液圧流体タンクに接
続される出口を有するタンク室とから成る型式の
車両ブレーキ系統用ペダル操作液圧駆動ブースタ
ーに関するものである。
上述の型式のブースターは、軸方向の長さがな
るべく短いことが、装着に要するスペースの節
約、重量の軽減従つて製造コストの低減のために
望ましい。又、構造を簡単化することも、製造、
組立コストを低減するために望ましい。
上述の型式の従来のブースターの一例として、
特開昭51−91473号公報(又は、米国特許第
4075848号明細書)に示すものがある。この公報
のものでは、ブーストピストン50は大径部50
bと小径部50aとから成る段付ピストンであ
り、大径部50bは孔部分22aと摺動可能に封
止係合する封止部材52を担持し、小径部50a
はハウジングに軸方向に間隔を置いて配置された
複数の封止部材43を貫通して摺動する。第1高
圧室は上記封止部材52と入力部材に配置された
封止部材61とで封止され、第2高圧室は上記複
数の封止部材43により封止され、タンク室は上
記封止部材52と上記複数の封止部材43のうち
後方に位置するものとにより封止される。上記複
数の封止部材43はハウジングに固定されている
から、ハウジングの軸方向長さが比較的長くな
る。又、構造が比較的複雑である。
本発明は、このような従来技術の改良を目的と
する。
即ち、本発明は、上述の型式のブースターであ
つて、上記両高圧室およびタンク室の間の連通は
ペダルに加えられる操作力に応答する制御弁によ
り制御され、上記孔は軸方向に間隔を置く第1、
第2および第3の孔部分から成り、該第1孔部分
と第2孔部分とは直径が異なり、上記ブーストピ
ストンはそれぞれ上記第1、第2および第3孔部
分中を摺動する第1、第2および第3のピストン
部分から成り、少くとも2つの該ピストン部分は
直径が異なり、上記孔部分およびピストン部分
は、第1部分が第2部分のペダル側に、第3部分
が第2部分のマスターシリンダー組立体側に位置
するように配置され、上記第2部分の直径が最も
小さく、上記第2ピストン部分はハウジングの上
記第2孔部分に配置された封止部材と摺動可能に
封止係合し、上記第1ピストン部分は上記第1孔
部分と摺動可能に封止係合する封止部材を担持し
ている液圧駆動ブースターにおいて、上記第3ピ
ストン部分は第3孔部分と摺動可能に封止係合す
る封止部材を担持し、上記両高圧室の片方は、少
くとも一部が上記第1ピストン部分が担持する上
記封止部材と、上記第1、第2孔部分間の段差の
肩部との間に画成され、高圧液圧流体が、ブース
ター不作動時に上記片方の高圧室に存在し、上記
片方の高圧室の高圧液圧流体が、ブースター不作
動時に上記ブーストピストン後退位置へ偏倚する
正味の力を生じるようになされていることを特徴
とする液圧駆動ブースターを提供するものであ
る。
本発明のブースターは、第3ピストン部分が封
止部材を担持しているから(上記公報の従来技術
では、前方の封止部材43もハウジングに固定さ
れている)ブースターの軸方向長さが比較的短く
なる。又、液圧流体の圧力によりブーストピスト
ンを後退させることができるから、ブースターピ
ストン後退用のばね(上記公報のばね53)を必
要とせず構造が簡単となる。
本発明の幾つかの実施例を添付の図面を参照し
つつ説明する。
第1図に示した液圧駆動ブースターは入力ピス
トン3とブーストピストン4が共にその中で動作
する孔2を有するハウジング1を含み、第1高圧
室即わちブースト室5を設けてそれを通して液圧
をブーストピストン4に及ぼし、マスターシリン
ダー組立体(図示なし)を作動させる。導入口7
によりマキユームレータ(図示なし)のような高
圧液圧結している第2高圧室6と、排出口9によ
り液圧液用タンクに連結したタンク室8が同じく
ハウジング1内に位置している。高圧室6とブー
スト室5の間と、ブースト室5とタンク室8の間
の連結は入力ピストン3にかけられた作用力に対
応してブーストピストン4の孔11内で動作する
制御弁10で制御される。
ハウジング1は二つの部分を有し、第1部分に
は段状軸孔13を備え、第2部分14は段状軸孔
15を有する。環状プラグ16は肩部17,18
の間の孔13,15の段部に保持され、リング1
9が肩20に対し孔13の段部に位置している。
密閉部材33がプラグ16とリング19の間に位
置している。
ペダル操作入力ロツド21が固定密閉部材22
を介して、孔13内で動作する入力ピストンに作
用する。密閉部材22はハウジング12の外側に
設けられたリング23と環状保持体24によりハ
ウジング部分12に保持される。
ブーストピストン4は孔2内で入力ピストンの
前方に動作し、二つの部分を含む。出力部分25
は孔15内で動作し、マスターシリンダーを作動
するための一体的出力ロツド26を有している。
それは流体室が出力ロツド26の後方に設けられ
るのでオーバーハングである。全体直径の小さい
第2制御部分27が後方に延長し、環状プラグ1
6内の孔13と28の間で動作する。制御部分2
7は孔11を介して前端へ向けて備えられ、直径
の小さい出力部分25の延長部がそこに突出し、
スナツプリング30又は他の適当な連結手段によ
り二つの部分を連結する。制御部分27は段状外
形をなし、タンク室8と高圧室6及びブースト室
5を形成する。タンク室8は孔2の後端で、入力
ピストン用密閉部材22と直径の大きい制御部分
27の部分32の密閉部材の間に形成される。高
圧室6は密閉部材31と固定密閉部材33の間に
形成される。密閉部材31と33は好ましくはエ
ラストマー材料の密閉部材を載せたポリテトラフ
ルオルエチレン(PTFE)リングを含む低摩擦密
閉部材であり、ブーストピストン4の密閉部に設
けられる。ブースト室5はブーストピストン4の
出力部分25上の密閉部材と制御弁10の間に形
成され、孔11と環状室35によりプラグ16と
密閉部材34の間に形成され、室35はブースト
ピストン4の制御部分27を介して傾斜ドリル3
6により孔11に連結している。密閉部材31と
33は密閉部材34よりも小さいので、そのヒス
テリシスへの貢献は三つの密閉部材が同じ大きさ
である場合より小さい。
制御弁10は直径の小さいステム39により連
結した間隔をおいたランド37,38を有する段
状外形のスプールを含み、それはスプール中のラ
ジアル孔41と盲孔42を介してブースト室5に
連通する環状室40を形成する。ランド37は注
入弁として作用し、高圧室6と環状室40の間の
連通をブーストピストン4中のラジマル孔43に
より制御する。ランド38は排出弁として作用
し、タンク室8と環状室40の間の連通をブース
トピストン4の第2ラジアル孔44により制御す
る。スプールは出力部分25の延長部29上のシ
ートとスプールの前端の間に作用する戻りばね4
5により入力ピストン3に接合するように押圧さ
れている。
図示の非作動位置では、注入弁が閉じられ、排
出弁が開かれて、ブースト室5がタンク室8に連
通している。室6内の高圧は密閉部材31の面積
から密閉部材33の面積を引いた面積に等しい有
効面積に作用し、ピストン4に実効力を与え、そ
れを引込位置に後退させる。
作動に於いて、ペダル操作入力ロツド21が入
力ピストン3を前方に移動するように作用する。
スプール10は又ばね45に対抗して前方へ移動
し、最初にタンク室8とブースト室5の間の連通
を断つ。スプールが更に同じ方向に進むと、高圧
室6とブースト室5の間の連通が成立し、アキユ
ームレータからの高圧液体がブースト室を圧迫す
るようにする。従つてブーストピストン4は前方
に移動して密閉部材22,31,33及び34の
摩擦とブーストピストンを後方に押圧する力に打
勝つた後に、マスターシリンダーを作動する。密
閉部材31と33の摩擦は低いため、アキユーム
レータの圧力が150バール程度あつても、密閉摩
擦は過度ではない。ブースト室5の圧力は又スプ
ール10を介して入力ピストン3に作用し、入力
ロツド21により伝達されてペダルに反作用を備
える。スプールには密閉部材がないので、この反
作用はやゝ低いタンク圧力が及ぼされる密閉部材
22のみを介して伝達される。従つて、反作用に
ついての密閉部材22のヒステリシス及び摩擦効
果は縮減する。
スプール上の反作用負荷が適用負荷をやゝ越え
た時、入力ピストン3とブーストピストン4はブ
ースト圧力のためやゝ離れて移動し、スプールも
又後方に動いて注入弁を閉じる。従つてブースタ
ーは注入及び排出弁の両方が閉じられた無効位置
に平衡される。
入力が減ると、入力ピストン3とスプール10
は後方に移動するが、ブースト圧力がブーストピ
ストンを静止状態に保つ。ランド38ブースト室
5とタンク8の間の連通を再びなし、従つてブー
ストピストン4は後方に移動する。
アキユームレータの圧力が落ちれば、入力ピス
トン3は直接ブーストピストン4の後端に直接係
合してブーストピストンとマスターシリンダーを
作動する。
第2図に示す変形例のブースターは簡略化した
構造になる。ロツド26はブーストピストン4の
出力部分25から分離しており、出力部分25は
密閉部材33を介して動作する後方に延長する環
状延長部50を含んでいる。制御部27は延長部
50に突出し、延長部50の内側を密閉する密閉
部材52を有する拡大部51を含む。ラジアルピ
ン53が延長部50と拡大部51を互いに連結す
る。ピン53は延長部50に圧入され、拡大部5
1に遊嵌される。この事は延長部50と拡大部5
1の間に制限された相互運動を可能にして、高圧
減の不足の際には制御部27が直接延長部50に
接合できるようにする。ばね45が孔11の収容
部分に収容される套管状の受面54を押圧する。
ハウジング1は一体形成構造である。ピストン
3の内端の拡大部の受面を形成する肩は省略さ
れ、拡大部55は環状延長部56内のそれが保持
体57により保持される制御部27の隣接端に収
容される。この事は孔2がハウジングの対端から
密閉部材が位置している溝を備えたラジアル突起
の両端に肩部58,59にかけて成形する事によ
り作られる事を可能にする。
第2図のブースターの構成と作動は他の部分は
第1図のそれと同じであり、対応する符号が対応
する部品に付されている。
第3図に示すブースターに於いて、ばね45は
省略されている。スプール10は軸方向に延長
し、その外端で出力部分25の通孔60に摺動自
在に案内され、通孔を通つて延長して、その外端
で出力部25の凹部に保持される弾性材料のプラ
グ61として形成された径違ソケツト機構を介し
て出力ロツド26に作用する。
ランド37の両側の孔11中の室は常に制御部
の長手通路62により相互連結して、これらの室
の圧力を同じにする。
ラジアルピン53は一対の並んだラジアルピン
63と64により置き代えられる。
作動に於いて、ブースター圧力が上記の如く出
力ロツド26を介してマスターシリンダーに付加
される。
マスターシリンダーに付加された負荷の反作用
が反対方向に作用し、出力ロツド26を介して弾
性プラグ61に伝達される。
この事はプラグ61を制御弁10に対して変形
させる。従つて、マスターシリンダーに付加され
た負荷の減少が制御弁10と入力ピストン3を介
してブレーキペダルに戻され、スプールに係合し
して反作用又は感点を与える。制御弁10上の負
荷がペタルに付加された負荷をやゝ越えると、制
御弁10は注入弁が閉じるまで後方に移動する。
この位置で、ブースターは注入弁と排出弁の両方
が閉じた不作用位置にある。入力が減ると、弾性
プラグ61は制御弁10を更に遠く後方に押圧す
る。これにより再たび連通をはじめ、ブースト室
5をタンクに再連結する。
この構成に於いて、運転者はペダルに感じられ
た反作用が出力ロツド26を介してマスターシリ
ンダーに付加された負荷の減少である時のブース
ト圧力の強さを知らない。従つて密閉材のヒステ
リシスによるブースト圧力の変化はペダルでは感
ぜられず、外見上のヒステリシスは低い。
高圧供給が不足した際、制御弁10は弾性プラ
グ61に接し、少し移動した後、入力負荷は出力
ロツド26に直接伝達される。
弾性プラグ61がゴムであれば、それは約−40
℃の非常に低い温度で固い非変形プラグとして作
用する。ブースターはこれらの条件下のブレーチ
操作の場合、制御弁10がプラグ61に接する時
注入弁が閉じるように構成されている。従つてこ
の場合、制御弁10が内側に移動して注入弁を開
く時、ブーストピストン4も同じ方向に移動して
注入弁を閉じる。入力の力がゴムを変形して弁を
開く事が出来ない時は、マスターシリンダーはブ
ースターの助力なしに付加される。ペダルが循環
する時、ゴムは暖められ、再たび作動状態にな
る。
第3図のブースターの構造と作動は、他の点で
は第2図のそれと同じであり、対応する符号が対
応する部品に付されている。
第4図に示す液圧駆動ブースターはマスターシ
リンダー組立体(図示なし)を作動するための段
状外形をなすブーストピストン73が動作する孔
72を有するハウジング71を含む。ブーストピ
ストン73は孔72の開放内端に密閉押圧される
スリーブ75内で動作する大きい直径の前部74
と、その内端78で半径方向にスロツトされて液
圧液体用タンクへの連絡部79に連通するように
したラジアル肩部材77を介して動作する直径の
小さい全体長さの中間部76と、ハウジング71
の他端の孔81を通して動作し、部分76の直径
とほぼ同じ直径の後端部80と、部分73と80
の間にあり、大きい直径の部分74とほぼ同じ直
径の部分82を有する。前部74は中間部76に
収容される後方に向けられた延長部107を有
し、延長部107は108でスロツトされて、或
る程度の弾性でそれを部分76に圧入しやすく
し、且つ延長部107の両端間の流体連結を備え
る。
部分74はスリーブ75を閉じる密閉部材83
を担持し、肩部材77は密閉部材84を担持し、
それに中間部分76を密閉接合し、部分82は孔
72を密閉する密閉部材85を担持し、密閉部材
86が孔81の壁に収容されて後部80の密閉係
合をなす。
制御弁87がブーストピストン73内に収容さ
れている。弁体87は押圧ロツド89を介しペダ
ル(図示なし)から作動されるスプール88を含
む。スプール88はスプール88が動作する孔9
2にその内端で導く密閉部材85の両側のピスト
ン73内の相対する通路90,91の間と、通路
91とピストン73内の孔93の内端に於ける常
にスロツト108を介して連結部79と開放連通
している室93の間の連通を制御する。
図示の引込み位置では、室93と部分74と部
材77の間の環状空間により形成されるタンク室
94は部材77と部分82の間に形成された第1
高圧室96から隔離され、高圧室96は部分82
とハウジング71の隣接端の間に形成された第2
高圧室と連通している。
液圧アキユームレータ(図示)が適当である高
圧源は常に導入連結部98を介して第2圧力空間
97に連結し、その結果図示の位置で部分82の
両側の肩部材が同じ圧力を受ける。
その前端でスプール88は押圧ロツド100を
介して出力部材99に作用し、図示の位置で、押
圧ロツド100の前端部の拡大頭部101が大き
い直径の且つ出力部材99上のほぼ同じ面積の付
加頭部103の接するゴム反作用ブロツク102
から隔離している。頭部103とブロツク102
は共に保持体105によりブーストピストン73
中の凹部に保持されている。ばね106がピスト
ン73と押圧ロツド100の間に作用し、スプー
ル88を図示の引込み位置に保持する。
部分82の両側の肩部材の面積が同じ時、軽い
ばねを設け、ブースターピストン73を図示の引
込み位置に保持してもよい。或いは部分80の面
積は密閉部材84を介して摺動する部分76の部
分より若干大きくし、その結果ピストン73が図
示の引込み位置に異なる面積上に作用する同じ圧
力効果により押圧されるようにしてもよい。
ペダルがブースターを作動するように作動され
る時、スプール88がその孔に進み、先ず通路9
0を通路91から絶縁し、それによつて第2高圧
室97を第1高圧室96からを絶縁する。
スプール88が更に同じ方向に移動すると、第
1高圧室96はタンク室95と連結関係になり、
室96の圧力を減じる。ピストン73は次に第2
高圧室97の圧力流体により孔内に進み、マスタ
ーシリンダーを反作用ブロツク102と頭部10
3を介して出力部材99に送られた推力で作動す
る。
マスターシリンダーに付加された負荷の反作用
が反対方向に作用し、出力部材99を介してブロ
ツク102に送られる。この事はブロツク102
を押圧ロツド100に対し変形する。かくして、
マスターシリンダーに付加された負荷の減少は押
圧ロツド100、弁スプール88及び押圧ロツド
89を介して戻され、反作用又は感応を備える。
制御弁体87に付加された負荷がペダルの負荷
を少し越えた時、スプール88はタンク室95と
第1高圧室96の間の連通が断たれるまでやゝ後
方に移動する。この位置でブースターは三つの室
95,96,97が互いに絶縁した不作動位置で
ある。
入力の力が減少すれば、反作用ブロツク102
はスプール88を後方へ更に遠く押圧する。これ
により二つの室96と97の間の連通を再確立す
る。
圧力源の不足の際は、隙間をふさいだ後、頭部
101はブロツク102に接し、少し移動した
後、入力負荷は出力ロツド99に送られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による液圧駆動ブース
ターの縦断面図、第2図は幾つかの変更を示す第
1図と同様の図、第3図は他のブースターの縦断
面図、第4図は更に他のブースターの縦断面図で
ある。 1:ハウジング、2:孔、3:入力ピストン、
4:ブーストピストン、5:第1高圧室、6:第
2高圧室、7:導入口、8:タンク室、9:排出
口、10:制御弁、13,15:ハウジングの段
状軸孔、25:ブーストピストン出力部分、2
7:ブーストピストン制御部分、31:密閉部
材、32:直径の大きい制御部分、33:固定密
閉部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジングの孔中を摺動してマスターシリン
    ダー組立体を作動させるブーストピストンと、上
    記ハウジング中に画成され上記ブーストピストン
    に液圧を加える第1高圧室と、高圧液圧流体源に
    接続される入口を有する第2高圧室と、上記ハウ
    ジング中に画成され液圧流体タンクに接続される
    出口を有するタンク室とから成る車両ブレーキ系
    統用ペダル操作液圧駆動ブースターであつて、上
    記両高圧室およびタンク室の間の連通はペダルに
    加えられる操作力に応答する制御弁により制御さ
    れ、上記孔は軸方向に間隔を置く第1、第2およ
    び第3の孔部分から成り、該第1孔部分と第2孔
    部分とは直径が異なり、上記ブーストピストンは
    それぞれ上記第1、第2および第3孔部分中を摺
    動する第1、第2および第3のピストン部分から
    成り、少くとも2つの該ピストン部分は直径が異
    なり、上記孔部分およびピストン部分は、第1部
    分が第2部分のペダル側に、第3部分が第2部分
    のマスターシリンダー組立体側に位置するように
    配列され、上記第2部分の直径が最も小さく、上
    記第2ピストン部分はハウジングの上記第2孔部
    分に配置された封止部材と摺動可能に封止係合
    し、上記第1ピストン部分は上記第1孔部分と摺
    動可能に封止係合する封止部材を担持している液
    圧駆動ブースターにおいて、上記第3ピストン部
    分25,74は第3孔部分15,75と摺動可能
    に封止係合する封止部材34,83を担持し、上
    記両高圧室の片方6,96は、少くとも一部が上
    記第1ピストン部分32,82が担持する上記封
    止部材31,85と上記第1、第2孔部分間の段
    差の肩部との間に画成され、高圧液圧流体が、ブ
    ースター不作動時に上記片方の高圧室に存在し、
    上記片方の高圧室の高圧液圧流体が、ブースター
    不作動時に上記ブーストピストン4,73後退位
    置へ偏倚する正味の力を生じるようになされてい
    ることを特徴とする液圧駆動ブースター。 2 特許請求の範囲第1項の液圧駆動ブースター
    において、上記タンク室8は上記ハウジング1の
    後端に配置され、上記第1高圧室5は上記ハウジ
    ング1の前端に配置され、ブースター不作動時に
    高圧液圧流体が存在する上記第2高圧室6が上記
    タンク室8と上記第1高圧室5との間に配置され
    ていることを特徴とする液圧駆動ブースター。 3 特許請求の範囲第1項の液圧駆動ブースター
    において、上記タンク室94は上記ハウジング7
    1の前端に配置され、上記第2高圧室97は上記
    ハウジングの後端に配置され、ブースター不作動
    時に高圧液圧流体が存在する第1高圧室96が上
    記タンク室と第2高圧室との間に配置されている
    ことを特徴とする液圧駆動ブースター。
JP18942580A 1980-01-03 1980-12-29 Hydraulic pressure drive booster Granted JPS56135362A (en)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8000200 1980-01-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56135362A JPS56135362A (en) 1981-10-22
JPS6142664B2 true JPS6142664B2 (ja) 1986-09-22

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ID=10510436

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18942580A Granted JPS56135362A (en) 1980-01-03 1980-12-29 Hydraulic pressure drive booster

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JPS5889450A (ja) * 1981-11-07 1983-05-27 ル−カス・インダストリ−ズ・パブリツク・リミテツド・カンパニ− 車両用制動装置のための作動流体ブ−スタ
JP4547787B2 (ja) * 2000-09-19 2010-09-22 株式会社アドヴィックス 車両用ブレーキ装置の液圧助勢装置

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