JPH0565826B2 - - Google Patents

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JPH0565826B2
JPH0565826B2 JP61142152A JP14215286A JPH0565826B2 JP H0565826 B2 JPH0565826 B2 JP H0565826B2 JP 61142152 A JP61142152 A JP 61142152A JP 14215286 A JP14215286 A JP 14215286A JP H0565826 B2 JPH0565826 B2 JP H0565826B2
Authority
JP
Japan
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sample
analysis
dilution
cup
diluted
Prior art date
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Application number
JP61142152A
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English (en)
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JPS62297756A (ja
Inventor
Hiroharu Tanimizu
Matashige Ooyabu
Yasuhiro Okuno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Shimadzu Corp
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Shimazu Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp, RIKEN Institute of Physical and Chemical Research, Shimazu Seisakusho KK filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP14215286A priority Critical patent/JPS62297756A/ja
Publication of JPS62297756A publication Critical patent/JPS62297756A/ja
Publication of JPH0565826B2 publication Critical patent/JPH0565826B2/ja
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、生化学自動分析装置に関する。さ
らに詳しくは、生体試料を所定の分析ラインへ順
次供給して多項目生化学分析を行なう多項目生化
学自動分析装置に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、生化学分析装置の発達により、分析に要
する生体試料の量は、1項目当り数μ以下とい
う超微量でも可能となつてきた。しかしながら通
常の試料容器を用いた多項目生化学分析において
は、試料容器からのサンプリング時に多くのデツ
ドボリユームが生じるため本来の必要量に比して
著しく多量の生体試料が必要である。この点試料
容器に代わつて、毛細管を用いてサンプリングを
行なう提案がなされ、ことに採血用ガラス毛細管
を遠心分離した後、該毛細管よりも細い吸引・吐
出ノズルを挿入してサンプリングを行ない分析ラ
インへ複数回繰返して供給する試みがなされてい
る。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 上記毛細管を用いたサンプリングの場合デツド
ボリユームは低減できるが、吸引位置の微妙な制
御の難しさや、吸引・吐出ノズル外面に付着した
洗浄水により生体試料の薄まりや、毛細管容量
(汎用の採血用毛細管は通常、40μ;外径1.65mm
×内径0.85mm×75mm)が試料容器に比して少量で
あることによつて、吸引動作を繰返して分析ライ
ンへ供給し多項目分析を行なうことは困難であ
り、事実上行なわれていない。
この発明は、かかる問題点を解消すべくなされ
たものであり、ことに毛細管中の試料を用いて多
項目生化学分析を行なうことができる生化学自動
分析装置を提供しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 かくしてこの発明によれば、生体試料を所定の
分析ラインへ順次供給して多項目生化学分析を行
なうよう構成されてなり、 生体試料を所定の分析ラインヘ順次供給して多
項目生化学分析を行なうよう構成されてなり、 試料カツプ及びこれに対応して配列された希釈
カツプを備えたターンテーブルと、毛細管を略垂
直に固定保持しうるホルダーと、該ホルダーに対
応して設けられた希釈容器と、上記ホルダー、希
釈容器及び分析ラインとの間及び試料カツプ、希
釈カツプ及び分析ラインとの間を移動しかつ固定
保持された毛細管内に挿入しうる小口径の吸引・
吐出ノズルを有する希釈・分注器、とから構成さ
れ、毛細管内に採取された生体試料を上記吸引・
吐出ノズルで一旦上記希釈容器内へ所定倍率で希
釈分注した後該希釈試料を分析ラインへ繰返し分
別供給しうると共に、試料カツプ内に採取された
生体試料を上記吸引・吐出ノズルで一旦上記希釈
カツプ内へ所定倍率で希釈分注した後希釈試料を
分析ラインへ繰返し分別供給しうるサンプリング
ラインを備えたことを特徴とする生化学自動分析
装置が提供される。
この発明の最も特徴とする点は、毛細管内の生
体試料を所定項目に対応して分析ラインへ分別し
て供給するに際し、一旦希釈した後に繰返し供給
しうるように構成した点にある。
この発明における吸引・吐出ノズルは少なくと
も毛細管内に挿入してその内部の生体試料を吸引
しうる小口径のものが選択される。これらは、通
常ステンレス材で構成するのが適しており、口径
(内径)は0.5mm程度が適している。かかるノズル
は、生体試料を所定量吸引して希釈液(通常、
水)と共に吐出するか、又は希釈液を吸引しその
まま吐出するよう機能する。
一方、ホルダーは上記毛細管を上部開放状態で
固定保持できかつ着脱可能に構成されたものが用
いられ、通常、毛細管の上部を挿入して固定でき
る貫通孔を有する保持具と、この保持具を嵌合固
定できる筒状固定具とで構成するのが好ましい。
なお、この発明におけるサンプリングライン
は、通常の試料容器、希釈容器等を用いるサンプ
リングラインやオートサンプラー等とリンクされ
て構成されている。
また、吸引・吐出ノズルの駆動範囲にはノズル
洗浄位置や標準液吸引位置が設定されていてもよ
く、これにより繰返し供給時のノズルの洗浄や分
析の較正等を円滑に行なうことができる。
(ホ) 作用 吸引・吐出ノズルにより毛細管内の生体試料は
所定倍率に希釈増量され、該希釈液は吸引・吐出
ノズルで分析ラインへ繰返し供給されて多項目分
析が容量誤差等を生じずに効率良く行なわれるこ
ととなる。
(ヘ) 実施例 第1図A,Bは各々この発明の一実施例の多項
目生化学自動分析装置を示す平面図及び正面図で
ある。この生化学自動分析装置1は、通常の試料
容器(以下試料カツプ)からのサンプリングと毛
細管からのサンプリングのいずれかを選択して同
一試料についての多項目分析を行ないうるよう構
成されたものである。即ち、自動分析装置1は、
多項目分析ライン3と、試料カツプ10及びこれ
に対応して配列された希釈カツプ11を備えたタ
ーンテーブル9と、毛細管ホルダー7及び希釈容
器6を備えた毛細管サンプリング部5と、上記試
料カツプ10から希釈カツプ11への血清試料の
希釈分注及び希釈カツプ11から分析ライン導入
口4への希釈試料の供給を行なうか又は毛細管ホ
ルダー7の毛細管から血清試料の希釈容器6への
希釈分注又は希釈容器6から分析ライン導入口4
へ希釈試料の供給を行なう回転式希釈・分注器8
とから基本構成されている。なお、図中、2は分
析試薬を保持する試薬トレイ、12は記録紙、1
3はプリンタ、14は分析結果を表示するCRT
デイスプレイ、15は被測定項目や測定条件、サ
ンプリングラインの設定等を自動制御するための
操作キーボード、17は標準液吸引部、を各々示
す。
上記回転式希釈・分注器8は、支点81を中心
に回転すると共に第2図に示すようにその先端に
吸引・吐出ノズル19を有してなり、所定位置即
ち、分析ライン導入口4、標準液供給部17、ノ
ズル洗浄部(図示せず)、試料カツプ10、希釈
カツプ11、希釈容器6、毛細管ホルダー7の位
置へ破線に沿つてそのノズル19を配置しそこで
降下又は上昇させて前述のごとき吸引、吐出、希
釈等の動作を行なう。
一方、毛細管ホルダー7は、第2図に示すごと
く、毛細管16の一端を、貫通孔を有するキヤツ
プ状の保持具71に下部から垂直に挿入して締付
リング72で固定し、該保持具71を円筒状固定
具73に嵌着した構成からなり、保持具71の貫
通孔を通じて前記ノズル19の毛細管16内へ挿
入可能とされている(毛細管内径0.85mm、ノズル
外径0.7mm)。
上記この発明の装置を用いて通常のサンプリン
グライン即ち、試料カツプ10からのサンプリン
グを行なつて多項目生化学分析を行なう場合、ま
ず、血清試料を含む試料カツプ10を、図のよう
に試料カツプラインへセツトすると共にそれぞれ
対応してターンテーブルの内周に希釈カツプをセ
ツトする。次いで、通常サンプリングモードに設
定することにより、吸引・吐出ノズル19がまず
標準液供給部17にて標準液を吸引し、分析ライ
ン導入口4で吐出して分析ライン及び測定系の較
正がなされる。次いでノズルの洗浄後、試料カツ
プ10から血清試料を吸引し、希釈カツプ11内
へ希釈液と共に吐出する。次いでノズルの洗浄が
行なわれた後、希釈カツプ11中の希釈試料(希
釈倍率20倍、200μ)の所定量(4〜30μ)を
吸引し分析ライン導入口4へ吐出供給して特定項
目の分析が行なわれる。次いで、上記洗浄、吸
引、吐出を繰返して同一試料についての多項目の
分析が行なわれることとなる。
一方、毛細管のサンプリングラインを用いて多
項目生化学分析を行なう場合、第2図に示すごと
く毛細管16の固定位置上にノズル19が配置さ
れ降下してその先端が毛細管16内に挿入され内
部の血清試料が吸引され次いでノズルの上昇及び
移動により該試料が希釈容器6内へ希釈液と共に
吐出して該容器6内に希釈試料(希釈倍率20倍、
200μ)が設定される。次いでノズルの洗浄後、
希釈容器6内の希釈試料の所定量(4〜30μ)
を吸引し分析ライン導入口4へ吐出供給して前記
と同様に特定項目の分析が行なわれる。次いで上
記洗浄、吸引、吐出を繰返して毛細管採取試料に
ついての多項目の分析が行なわれることとなる。
なお、上記実施例において、試料カツプ内と毛
細管内の試料の希釈率を同一としているが、これ
らは異なる希釈率に設定し、濃度換算の際に換算
してもよい。
(ト) 発明の効果 この発明の生化学自動分析装置によれば、毛細
管を用いて生体試料の多項目生化学分析を精度良
く行うことができる。従つて、微量の生体試料か
らより多項目の分析を行なうことができ、ことに
採血量の減少化が常に望まれている幼児の血液分
析等に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図A及びBは、この発明の生化学自動分析
装置の一実施例を示す平面図及び正面図、第2図
は同じく要部を示す断面図である。 1……生化学自動分析装置、3……多項目分析
ライン、4……分析ライン導入口、5……毛細管
サンプリング部、6……希釈容器、7……毛細管
ホルダー、8……回転式希釈・分注器、19……
吸引・吐出ノズル、16……毛細管、71……保
持具、72……締付リング、73……円筒状固定
具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 生体試料を所定の分析ラインヘ順次供給して
    多項目生化学分析を行なうよう構成されてなり、 試料カツプ及びこれに対応して配列された希釈
    カツプを備えたターンテーブルと、毛細管を略垂
    直に固定保持しうるホルダーと、該ホルダーに対
    応して設けられた希釈容器と、上記ホルダー、希
    釈容器及び分析ラインとの間及び試料カツプ、希
    釈カツプ及び分析ラインとの間を移動しかつ固定
    保持された毛細管内に挿入しうる小口径の吸引・
    吐出ノズルを有する希釈・分注器、とから構成さ
    れ、毛細管内に採取された生体試料を上記吸引・
    吐出ノズルで一旦上記希釈容器内へ所定倍率で希
    釈分注した後該希釈試料を分析ラインへ繰返し分
    別供給しうると共に、試料カツプ内に採取された
    生体試料を上記吸引・吐出ノズルで一旦上記希釈
    カツプ内へ所定倍率で希釈分注した後希釈試料を
    分析ラインへ繰返し分別供給しうるサンプリング
    ラインを備えたことを特徴とする生化学自動分析
    装置。
JP14215286A 1986-06-17 1986-06-17 生化学自動分析装置 Granted JPS62297756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14215286A JPS62297756A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 生化学自動分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14215286A JPS62297756A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 生化学自動分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62297756A JPS62297756A (ja) 1987-12-24
JPH0565826B2 true JPH0565826B2 (ja) 1993-09-20

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ID=15308569

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14215286A Granted JPS62297756A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 生化学自動分析装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5885168A (ja) * 1981-11-16 1983-05-21 Toshiba Corp 自動化学分析装置
JPS5915835A (ja) * 1982-07-19 1984-01-26 Fujisawa Pharmaceut Co Ltd 透光性毛細管を用いた定量希釈方法および定量希釈装置
JPS6013241A (ja) * 1983-07-04 1985-01-23 Shimadzu Corp オ−トサンプラ

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6013241A (ja) * 1983-07-04 1985-01-23 Shimadzu Corp オ−トサンプラ

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JPS62297756A (ja) 1987-12-24

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