JPH0565294A - 20−イソシアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイド及びその製造方法 - Google Patents
20−イソシアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイド及びその製造方法Info
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- JPH0565294A JPH0565294A JP4001728A JP172892A JPH0565294A JP H0565294 A JPH0565294 A JP H0565294A JP 4001728 A JP4001728 A JP 4001728A JP 172892 A JP172892 A JP 172892A JP H0565294 A JPH0565294 A JP H0565294A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J13/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen having a carbon-to-carbon double bond from or to position 17
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J13/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen having a carbon-to-carbon double bond from or to position 17
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- C07J41/00—Normal steroids containing one or more nitrogen atoms not belonging to a hetero ring
- C07J41/0033—Normal steroids containing one or more nitrogen atoms not belonging to a hetero ring not covered by C07J41/0005
- C07J41/005—Normal steroids containing one or more nitrogen atoms not belonging to a hetero ring not covered by C07J41/0005 the 17-beta position being substituted by an uninterrupted chain of only two carbon atoms, e.g. pregnane derivatives
-
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- C07J—STEROIDS
- C07J41/00—Normal steroids containing one or more nitrogen atoms not belonging to a hetero ring
- C07J41/0033—Normal steroids containing one or more nitrogen atoms not belonging to a hetero ring not covered by C07J41/0005
- C07J41/0072—Normal steroids containing one or more nitrogen atoms not belonging to a hetero ring not covered by C07J41/0005 the A ring of the steroid being aromatic
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 17−(イソシアノ−スルホニルメチレン)
−ステロイドとアルキル化剤QR4(但し式中R4は1個又
は複数個のハロゲン原子で置換されるか又は置換されな
い炭素原子数1〜6のアルキル基、又はアルコキシ或は
フェニルアルコキシ、炭素原子数3〜8のシクロアルキ
ル基、若しくは1個又は複数個のハロゲン原子、アルキ
ル、アルコキシ、ニトロ又はシアノ基で置換されるか又
は置換されないフェニル基であって、Qは臭素、塩素、
ヨウ素又は第4級アンモニウム基又はスルホネート基で
ある)とを反応させることを特徴とする20−イソシア
ノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイドの製造方
法。 【効果】 20−イソシアノ−20−スルホニル−デル
タ16−ステロイドの新規製造方法を提供する。
−ステロイドとアルキル化剤QR4(但し式中R4は1個又
は複数個のハロゲン原子で置換されるか又は置換されな
い炭素原子数1〜6のアルキル基、又はアルコキシ或は
フェニルアルコキシ、炭素原子数3〜8のシクロアルキ
ル基、若しくは1個又は複数個のハロゲン原子、アルキ
ル、アルコキシ、ニトロ又はシアノ基で置換されるか又
は置換されないフェニル基であって、Qは臭素、塩素、
ヨウ素又は第4級アンモニウム基又はスルホネート基で
ある)とを反応させることを特徴とする20−イソシア
ノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイドの製造方
法。 【効果】 20−イソシアノ−20−スルホニル−デル
タ16−ステロイドの新規製造方法を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は17−(イソシアノ−ス
ルホニルメチレン)−ステロイドから製造される20−
イソシアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイド
及びその製造方法に関する。更に詳細には、本発明は1
7−(イソシアノ−スルホニルメチレン)ステロイドと
アルキル化剤との反応によるC16 及びC17 間の不飽和結
合の同時生成の下に20−ケト基をもつ17−側鎖のス
テロイドへの導入による20−イソシアノ−20−スル
ホニル−デルタ16−ステロイドの製造に関する。
ルホニルメチレン)−ステロイドから製造される20−
イソシアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイド
及びその製造方法に関する。更に詳細には、本発明は1
7−(イソシアノ−スルホニルメチレン)ステロイドと
アルキル化剤との反応によるC16 及びC17 間の不飽和結
合の同時生成の下に20−ケト基をもつ17−側鎖のス
テロイドへの導入による20−イソシアノ−20−スル
ホニル−デルタ16−ステロイドの製造に関する。
【0002】
【従来の技術】17−(イソシアノ−スルホニルメチレ
ン)−ステロイドの製法は“17−(イソシアノ−スル
ホニルメチレン)−ステロイド,17−(ホルムアミド
−スルホニルメチレン)−ステロイド及びそれらの製造
方法”という名称の下に同時出願された特願昭59-86019
号明細書中に開示され、その内容は本明細書中に引用さ
れている。
ン)−ステロイドの製法は“17−(イソシアノ−スル
ホニルメチレン)−ステロイド,17−(ホルムアミド
−スルホニルメチレン)−ステロイド及びそれらの製造
方法”という名称の下に同時出願された特願昭59-86019
号明細書中に開示され、その内容は本明細書中に引用さ
れている。
【0003】薬理活性ステロイドの合成のための新規で
廉価な粗原料に対して近年多大の関心がもたれている。
従って莫大な量の大豆からみちびかれたステロール即ち
シトステロール及びケムペステロールの微生物学的方法
による分解にもとづく17−オキソ−ステロイドの生成
に関する研究は膨大である。その結果として17−オキ
ソ−ステロイドの利用は容易であるけれども薬理活性ス
テロイド合成用の理想的出発原料として廉価ではない。
廉価な粗原料に対して近年多大の関心がもたれている。
従って莫大な量の大豆からみちびかれたステロール即ち
シトステロール及びケムペステロールの微生物学的方法
による分解にもとづく17−オキソ−ステロイドの生成
に関する研究は膨大である。その結果として17−オキ
ソ−ステロイドの利用は容易であるけれども薬理活性ス
テロイド合成用の理想的出発原料として廉価ではない。
【0004】殆どすべての薬理活性ステロイドが17−
側鎖をもつ事実にもとづき17−オキソ−ステロイドを
原料しとてステロイドの17−側鎖を導入する化学合成
は明かに必要である。前記の同時出願明細書において1
7−オキソ−ステロイドへの17−(イソシアノ−スル
ホニルメチレン)−基の導入方法が記載されている。本
願明細書で、上記の同時出願明細書の方法で製造された
化合物を20−ケト基含有の17−側鎖をもつステロイ
ドへ転化させ、その際同時にC16 及びC17 間に不飽和結
合を導入する方法も記載する。これらの20−ケト−デ
ルタ16−ステロイドは製薬学的活性化合物特にプロゲス
テロンステロイドを当業界の公知方法により製造するた
めに使用され得る。
側鎖をもつ事実にもとづき17−オキソ−ステロイドを
原料しとてステロイドの17−側鎖を導入する化学合成
は明かに必要である。前記の同時出願明細書において1
7−オキソ−ステロイドへの17−(イソシアノ−スル
ホニルメチレン)−基の導入方法が記載されている。本
願明細書で、上記の同時出願明細書の方法で製造された
化合物を20−ケト基含有の17−側鎖をもつステロイ
ドへ転化させ、その際同時にC16 及びC17 間に不飽和結
合を導入する方法も記載する。これらの20−ケト−デ
ルタ16−ステロイドは製薬学的活性化合物特にプロゲス
テロンステロイドを当業界の公知方法により製造するた
めに使用され得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は17−(イソ
シアノ−スルホニルメチレン)−ステロイドとアルキル
化剤QR4(但し式中R4は1個又は複数個のハロゲン原子
で置換されるか又は置換されない炭素原子数1〜6のア
ルキル基、又はアルコキシ或はフェニルアルコキシ、炭
素原子数3〜8のシクロアルキル基、若しくは1個又は
複数個のハロゲン原子、アルキル、アルコキシ、ニトロ
又はシアノ基で置換されるか又は置換されないフェニル
基であり、Qは臭素、塩素、ヨウ素又は第4級アンモニ
ウム基又はスルホネート基である)とを反応させること
を特徴とする20−イソシアノ−20−スルホニル−デ
ルタ16−ステロイドの製造方法に関する。
シアノ−スルホニルメチレン)−ステロイドとアルキル
化剤QR4(但し式中R4は1個又は複数個のハロゲン原子
で置換されるか又は置換されない炭素原子数1〜6のア
ルキル基、又はアルコキシ或はフェニルアルコキシ、炭
素原子数3〜8のシクロアルキル基、若しくは1個又は
複数個のハロゲン原子、アルキル、アルコキシ、ニトロ
又はシアノ基で置換されるか又は置換されないフェニル
基であり、Qは臭素、塩素、ヨウ素又は第4級アンモニ
ウム基又はスルホネート基である)とを反応させること
を特徴とする20−イソシアノ−20−スルホニル−デ
ルタ16−ステロイドの製造方法に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の20−イソシアノ
−20−スルホニル−デルタ16−ステロイドは既述の2
0−ケト−デルタ16−ステロイド製造における中間体で
ある。該後者の化合物を加水分解すれば20−ケト−デ
ルタ16−ステロイドを得る。更に詳細には、本発明は1
7−(イソシアノ−スルホニルメチレン)−ステロイド
が一般式:
−20−スルホニル−デルタ16−ステロイドは既述の2
0−ケト−デルタ16−ステロイド製造における中間体で
ある。該後者の化合物を加水分解すれば20−ケト−デ
ルタ16−ステロイドを得る。更に詳細には、本発明は1
7−(イソシアノ−スルホニルメチレン)−ステロイド
が一般式:
【0007】
【化4】
【0008】を有し、20−イソシアノ−20−スルホ
ニル−デルタ16−ステロイドが一般式:
ニル−デルタ16−ステロイドが一般式:
【0009】
【化5】
【0010】(但し上式中R1は水素原子又は炭素数1〜
4のアルキル基、好ましくはメチル基を表し、或はC10
とC1,C5若しくはC9との間に二重結合が存在する場合に
は存在せず、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基、好ましくはメチル基を表し、R3は炭素原子1〜10
のアルキル基、又は1以上のハロゲン原子、炭素原子数
1〜4のアルキル基もしくは炭素原子数1〜4のアルコ
キシ基によって置換されていてもよいフェニル基又はナ
フチル基を表し、R4は1個又は複数個の置換基を任意に
有するアルキル基を表し、環A、B、C及びDは1個又
は複数個の二重結合を任意に有していて1個或は複数個
のヒドロキシ基、アミノ基、酸素原子、ハロゲン原子若
しくはアルキル、アルキレン、アルコキシ又はアルコキ
シアルコキシ基で置換され或は置換されず、1個又は複
数個のエポキシ基、メチレン基、アルキレンジオキシ、
アルキレンジチオ或はアルキレンオキシチオ基でジ置換
され若しくはジ置換されない)を有する前記の方法に関
する。
4のアルキル基、好ましくはメチル基を表し、或はC10
とC1,C5若しくはC9との間に二重結合が存在する場合に
は存在せず、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基、好ましくはメチル基を表し、R3は炭素原子1〜10
のアルキル基、又は1以上のハロゲン原子、炭素原子数
1〜4のアルキル基もしくは炭素原子数1〜4のアルコ
キシ基によって置換されていてもよいフェニル基又はナ
フチル基を表し、R4は1個又は複数個の置換基を任意に
有するアルキル基を表し、環A、B、C及びDは1個又
は複数個の二重結合を任意に有していて1個或は複数個
のヒドロキシ基、アミノ基、酸素原子、ハロゲン原子若
しくはアルキル、アルキレン、アルコキシ又はアルコキ
シアルコキシ基で置換され或は置換されず、1個又は複
数個のエポキシ基、メチレン基、アルキレンジオキシ、
アルキレンジチオ或はアルキレンオキシチオ基でジ置換
され若しくはジ置換されない)を有する前記の方法に関
する。
【0011】R3がアルキル基を表す場合に適切なアルキ
ル基は炭素原子数1〜10の直鎖状又は分枝鎖状のアル
キル基である。R3がアリール基を表す場合に適切な基は
“ハロゲン原子、1個又は複数個のアルキル基或はアル
コキシ基で置換され若しくは置換されないフェニル基及
びナフチル基”であって好ましくはフェニル、p−メト
キシフェニル又はp−メチルフェニル基である。
ル基は炭素原子数1〜10の直鎖状又は分枝鎖状のアル
キル基である。R3がアリール基を表す場合に適切な基は
“ハロゲン原子、1個又は複数個のアルキル基或はアル
コキシ基で置換され若しくは置換されないフェニル基及
びナフチル基”であって好ましくはフェニル、p−メト
キシフェニル又はp−メチルフェニル基である。
【0012】環A、B、C及びDが1個又は複数個の二
重結合を有する場合に該二重結合はC1及びC2、C3及び
C4、C4及びC5、C5及びC6、C6及びC7、C9及びC10 、C9及
びC11 及び(又は)C11 及びC12 の間に存在することが
好適である。該二重結合がC4及びC5及び(又は)C9及び
C11 の間に存在することは更に好適である。二重結合が
2個又はそれ以上の数で存在する場合には特に下記の系
即ち:C3−C4及びC5−C6、C4−C5及びC6−C7、C1−C2及
びC4−C5、C1−C2、C3−C4及びC5−C10 並びにC1−C2、
C4−C5及びC6−C7の系が好適である。尚C9及びC11 間に
も二重結合が存在することも又好適である。
重結合を有する場合に該二重結合はC1及びC2、C3及び
C4、C4及びC5、C5及びC6、C6及びC7、C9及びC10 、C9及
びC11 及び(又は)C11 及びC12 の間に存在することが
好適である。該二重結合がC4及びC5及び(又は)C9及び
C11 の間に存在することは更に好適である。二重結合が
2個又はそれ以上の数で存在する場合には特に下記の系
即ち:C3−C4及びC5−C6、C4−C5及びC6−C7、C1−C2及
びC4−C5、C1−C2、C3−C4及びC5−C10 並びにC1−C2、
C4−C5及びC6−C7の系が好適である。尚C9及びC11 間に
も二重結合が存在することも又好適である。
【0013】環A、B、C及びDがヒドロキシ基で置換
される場合に適切な基は3−、9−、11−、12−又
は14−ヒドロキシ基であって好ましくは3−或は9−
ヒドロキシ基である。環A、B、C及びDがアミノ基で
置換される場合に適切なアミノ基は好ましくは炭素原子
数1〜4の3−アルキルアミノ基、“そのアルキル基が
同じか又は異り、各アルキル基が好ましくは炭素原子数
1〜4を有する3−ジアルキルアミノ基”、又は“アミ
ノ基中のチッ素原子数がアルキル基と共に好ましくは1
〜8の環原子数を有する複素環を形成し、該環が任意に
1個の酸素原子を有する該アミノ基”である。特に好適
なものはジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ピロリジン
及びモルホリンである。
される場合に適切な基は3−、9−、11−、12−又
は14−ヒドロキシ基であって好ましくは3−或は9−
ヒドロキシ基である。環A、B、C及びDがアミノ基で
置換される場合に適切なアミノ基は好ましくは炭素原子
数1〜4の3−アルキルアミノ基、“そのアルキル基が
同じか又は異り、各アルキル基が好ましくは炭素原子数
1〜4を有する3−ジアルキルアミノ基”、又は“アミ
ノ基中のチッ素原子数がアルキル基と共に好ましくは1
〜8の環原子数を有する複素環を形成し、該環が任意に
1個の酸素原子を有する該アミノ基”である。特に好適
なものはジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ピロリジン
及びモルホリンである。
【0014】環A、B、C及びDが酸素原子で置換され
る場合に該酸素原子がC3、C11 又はC12 に存在すること
が好適である。環A、B、C及びDがハロゲン原子で置
換される場合に適切なハロゲン原子は6−、9−又は1
1−フッ素、塩素又は臭素原子であり、好ましくは6−
又は9−フッ素原子又は塩素原子である。
る場合に該酸素原子がC3、C11 又はC12 に存在すること
が好適である。環A、B、C及びDがハロゲン原子で置
換される場合に適切なハロゲン原子は6−、9−又は1
1−フッ素、塩素又は臭素原子であり、好ましくは6−
又は9−フッ素原子又は塩素原子である。
【0015】環A、B、C及びDがアルキル基で置換さ
れる場合に適切なアルキル基は1−、2−、6−、7−
又は16−メチル基であって好ましくは1−、6−及び
16−メチルである。環A、B、C及びDがアルコキシ
基で置換される場合に適切なアルコキシ基は炭素原子数
1〜4の3−、9−、11−又は12−アルコキシ基、
好ましくは3−、9−又は11−メトキシ基或はエトキ
シ基である。
れる場合に適切なアルキル基は1−、2−、6−、7−
又は16−メチル基であって好ましくは1−、6−及び
16−メチルである。環A、B、C及びDがアルコキシ
基で置換される場合に適切なアルコキシ基は炭素原子数
1〜4の3−、9−、11−又は12−アルコキシ基、
好ましくは3−、9−又は11−メトキシ基或はエトキ
シ基である。
【0016】環A、B、C及びDがアルコキシ−アルコ
キシ基で置換される場合に適切な基は3−又は11−メ
トキシメトキシ、メトキシエトキシ及びテトラヒドロピ
ラニルオキシ基である。環A、B、C及びDがジ置換さ
れる場合に適切な置換基はC1及びC2又はC9及びC11 に付
着するエポキシ基、或はC1及びC2に付着するメチレン
基、若しくは3,3−アルキレンジオキシ、3,3−ア
ルキレンジチオ又は3,3−アルキレンオキシチオ基で
ある。該アルキレン基が2〜3個の炭素原子を有するこ
とが好ましい。
キシ基で置換される場合に適切な基は3−又は11−メ
トキシメトキシ、メトキシエトキシ及びテトラヒドロピ
ラニルオキシ基である。環A、B、C及びDがジ置換さ
れる場合に適切な置換基はC1及びC2又はC9及びC11 に付
着するエポキシ基、或はC1及びC2に付着するメチレン
基、若しくは3,3−アルキレンジオキシ、3,3−ア
ルキレンジチオ又は3,3−アルキレンオキシチオ基で
ある。該アルキレン基が2〜3個の炭素原子を有するこ
とが好ましい。
【0017】更に詳細には、本発明は既述の通りR1及び
R2がメチルを表す化合物であってC9位がハロゲン、特に
フッ素或はヒドロキシ基で、C11 位がヒドロキシ又はケ
ト基で置換され、若しくはC9−C11 間に二重結合又はエ
ポキシ基の如き当業界公知方法で既述の基に転化され得
る官能基を有しており、C3位にケト基を有すると共にC1
−C2間及び(又は)C4−C5間に二重結合を有し、或は既
述の如きケト基及び二重結合に転化され得る官能基を有
する該化合物の製造のための前述の方法に関するもので
ある。アルキル化剤として使用され得ることが公知であ
るすべての化合物を本発明の方法で使用し得る。
R2がメチルを表す化合物であってC9位がハロゲン、特に
フッ素或はヒドロキシ基で、C11 位がヒドロキシ又はケ
ト基で置換され、若しくはC9−C11 間に二重結合又はエ
ポキシ基の如き当業界公知方法で既述の基に転化され得
る官能基を有しており、C3位にケト基を有すると共にC1
−C2間及び(又は)C4−C5間に二重結合を有し、或は既
述の如きケト基及び二重結合に転化され得る官能基を有
する該化合物の製造のための前述の方法に関するもので
ある。アルキル化剤として使用され得ることが公知であ
るすべての化合物を本発明の方法で使用し得る。
【0018】本発明方法で使用され得る適切なアルキル
化剤QR4 はそのR4が炭素原子数が好ましくは1〜6の
アルキル基であって1個又は複数個のハロゲン原子で置
換され又は置換されない該アルキル基、アルコキシ又は
フェニルアルコキシ基、炭素原子数3−8のシクロアル
キル基、又は1個或は複数個のハロゲン原子、アルキ
ル、アルコキシ、ニトロ或はシアノ基で置換され若しく
は置換されないフェニル基を表す該アルキル化剤であ
る。好ましいR4はメチル、ハロメチル、特にクロロ−、
ブロモ−及びヨード−メチル、メトキシ及びベンジルオ
キシである。基Qは親核化合物で容易に置換される臭
素、塩素、ヨウ素、サルフェート、第4級アンモニウム
又はスルホネートである。
化剤QR4 はそのR4が炭素原子数が好ましくは1〜6の
アルキル基であって1個又は複数個のハロゲン原子で置
換され又は置換されない該アルキル基、アルコキシ又は
フェニルアルコキシ基、炭素原子数3−8のシクロアル
キル基、又は1個或は複数個のハロゲン原子、アルキ
ル、アルコキシ、ニトロ或はシアノ基で置換され若しく
は置換されないフェニル基を表す該アルキル化剤であ
る。好ましいR4はメチル、ハロメチル、特にクロロ−、
ブロモ−及びヨード−メチル、メトキシ及びベンジルオ
キシである。基Qは親核化合物で容易に置換される臭
素、塩素、ヨウ素、サルフェート、第4級アンモニウム
又はスルホネートである。
【0019】アルキル化剤はメチル化剤、特にメチルハ
ロゲニド例えばヨウ化メチルであることが好適である。
他の好ましいアルキル化剤は置換されたメチルハロゲニ
ドであって該置換基がハライド例えば臭素、塩素及びヨ
ード又はアルコキシ基、例えばメトキシ或はベンジルオ
キシであるものである。17−(イソシアノ−スルホニ
ルメチレン)−ステロイドとアルキル化剤との反応は塩
基性条件下に行われる。
ロゲニド例えばヨウ化メチルであることが好適である。
他の好ましいアルキル化剤は置換されたメチルハロゲニ
ドであって該置換基がハライド例えば臭素、塩素及びヨ
ード又はアルコキシ基、例えばメトキシ或はベンジルオ
キシであるものである。17−(イソシアノ−スルホニ
ルメチレン)−ステロイドとアルキル化剤との反応は塩
基性条件下に行われる。
【0020】通常の場合に反応は有機溶剤中の強アルカ
リ剤の使用下に、好ましくは不活性ガス雰囲気中で遂行
される。使用される強アルカリ剤はアルカリ金属アルコ
レート例えばアルカリ金属t−ブチレート及びアルカリ
金属エタノレート、アルカリ金属水素化物、アルカリ金
属アミン、アルカリ金属アルキル及びアルカリ金属アリ
ールであって該剤中のアルカリ金属は一般にリチウム、
ナトリウム又はカリウムであるものである。カリウムt
−ブトキシドが好適に使用される。
リ剤の使用下に、好ましくは不活性ガス雰囲気中で遂行
される。使用される強アルカリ剤はアルカリ金属アルコ
レート例えばアルカリ金属t−ブチレート及びアルカリ
金属エタノレート、アルカリ金属水素化物、アルカリ金
属アミン、アルカリ金属アルキル及びアルカリ金属アリ
ールであって該剤中のアルカリ金属は一般にリチウム、
ナトリウム又はカリウムであるものである。カリウムt
−ブトキシドが好適に使用される。
【0021】反応は好ましくは低温例えば−20〜−8
0℃、好ましくは−30〜−60℃で行われるが使用溶
剤にも依存する。反応は更に好ましくは極性有機溶剤、
例えばテトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、
1,2−ジメトキシエタン、ヘキサメチルホスホルトリ
アミド、ジオキサン、ベンゼン、トルエン又はそれらの
混合物中で遂行される。テトラヒドロフランが好適であ
る。
0℃、好ましくは−30〜−60℃で行われるが使用溶
剤にも依存する。反応は更に好ましくは極性有機溶剤、
例えばテトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、
1,2−ジメトキシエタン、ヘキサメチルホスホルトリ
アミド、ジオキサン、ベンゼン、トルエン又はそれらの
混合物中で遂行される。テトラヒドロフランが好適であ
る。
【0022】不活性ガス雰囲気はチッ素又はアルゴン雰
囲気であることが好ましい。又反応は塩基添加不活性有
機溶剤中でも遂行され得る。適切な有機溶剤は塩化メチ
レン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ベンゼ
ン、トルエン、クロロベンゼン、ジオキサン、ビス−
(2−メトキシエチル)−エーテル、1,2−ジメチル
エタン、テトラヒドロフラン又はそれらの混合物であ
る。反応の第一工程及び第二工程は一容器中の反応とし
て遂行され、好ましくは加水分解も又その中で遂行され
得る溶剤を使用する。適切な使用可能塩基は金属水酸化
物、第4級アンモニウム及びホスホニウムヒドロキシド
であって好ましくは水酸化アルカリ例えば水酸化カリウ
ム及び第4級水酸化アンモニウム例えばトリエチルベン
ジルアンモニウムヒドロキシドである。アルカリアルコ
レート例えばカリウムブトキシドも又使用され得る。
囲気であることが好ましい。又反応は塩基添加不活性有
機溶剤中でも遂行され得る。適切な有機溶剤は塩化メチ
レン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ベンゼ
ン、トルエン、クロロベンゼン、ジオキサン、ビス−
(2−メトキシエチル)−エーテル、1,2−ジメチル
エタン、テトラヒドロフラン又はそれらの混合物であ
る。反応の第一工程及び第二工程は一容器中の反応とし
て遂行され、好ましくは加水分解も又その中で遂行され
得る溶剤を使用する。適切な使用可能塩基は金属水酸化
物、第4級アンモニウム及びホスホニウムヒドロキシド
であって好ましくは水酸化アルカリ例えば水酸化カリウ
ム及び第4級水酸化アンモニウム例えばトリエチルベン
ジルアンモニウムヒドロキシドである。アルカリアルコ
レート例えばカリウムブトキシドも又使用され得る。
【0023】反応は0〜100℃、好ましくは0〜30
℃の温度で遂行され得る。屡々反応混合物へ第4級アン
モニウム又はホスホニウム塩、例えばトリメチルベンジ
ルアンモニウムハロゲニド、トリエチルベンジルアンモ
ニウムハロゲニド、テトラブチルアンモニウムハロゲニ
ド及びアルキルトリアリールホスホニウムハロゲニドの
形の触媒の添加が必要であり得る。又クラウンエーテル
例えば15−クラウン−5−又は18−クラウン−6も
使用可能である。
℃の温度で遂行され得る。屡々反応混合物へ第4級アン
モニウム又はホスホニウム塩、例えばトリメチルベンジ
ルアンモニウムハロゲニド、トリエチルベンジルアンモ
ニウムハロゲニド、テトラブチルアンモニウムハロゲニ
ド及びアルキルトリアリールホスホニウムハロゲニドの
形の触媒の添加が必要であり得る。又クラウンエーテル
例えば15−クラウン−5−又は18−クラウン−6も
使用可能である。
【0024】更に相転移条件即ち相転移触媒が添加され
ている有機層と水層とから成る二相系を用いて遂行され
得る。相転移反応の一般的概説としてデムロフ等の文献
(E.V.Dhemlov and S.S. Dehmlov , Phase Transfer Ca
talysis , Weinheim Chemie , 1980)を参照された
い。
ている有機層と水層とから成る二相系を用いて遂行され
得る。相転移反応の一般的概説としてデムロフ等の文献
(E.V.Dhemlov and S.S. Dehmlov , Phase Transfer Ca
talysis , Weinheim Chemie , 1980)を参照された
い。
【0025】有機層として適切な有機溶剤は塩化メチレ
ン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ベンゼ
ン、トルエン、クロロベンゼン及びジクロロベンゼンで
ある。一般に水と混合され、関連化合物を溶解するすべ
ての有機溶剤が使用可能である。適切な水層はアルカリ
金属水酸化物水溶液、例えば水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム又は水酸化カリウムの5〜50%水溶液であ
る。適切な相転移触媒は第4級アンモニウム塩及びホス
ホニウム塩並びにクラウンエーテル例えばベンジルトリ
アルキルアンモニウムハロゲニド、テトラアルキルアン
モニウムハロゲニド、アルキルトリアリールホスホニウ
ムハロゲニド、15−クラウン−5及び18−クラウン
−6である。
ン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ベンゼ
ン、トルエン、クロロベンゼン及びジクロロベンゼンで
ある。一般に水と混合され、関連化合物を溶解するすべ
ての有機溶剤が使用可能である。適切な水層はアルカリ
金属水酸化物水溶液、例えば水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム又は水酸化カリウムの5〜50%水溶液であ
る。適切な相転移触媒は第4級アンモニウム塩及びホス
ホニウム塩並びにクラウンエーテル例えばベンジルトリ
アルキルアンモニウムハロゲニド、テトラアルキルアン
モニウムハロゲニド、アルキルトリアリールホスホニウ
ムハロゲニド、15−クラウン−5及び18−クラウン
−6である。
【0026】20−イソシアノ−20−スルホニル−デ
ルタ16−ステロイドの20−ケト−デルタ16−ステロイ
ドへの加水分解は酸性水溶液使用下に有機溶媒中で行わ
れ得る。適切な有機溶剤は例えばジエチルエーテル、メ
タノール及びテトラヒドロフランである。適切な酸は強
酸例えば塩酸、硫酸及びリン酸の希釈物である。酢酸及
び義酸も又使用可能である。
ルタ16−ステロイドの20−ケト−デルタ16−ステロイ
ドへの加水分解は酸性水溶液使用下に有機溶媒中で行わ
れ得る。適切な有機溶剤は例えばジエチルエーテル、メ
タノール及びテトラヒドロフランである。適切な酸は強
酸例えば塩酸、硫酸及びリン酸の希釈物である。酢酸及
び義酸も又使用可能である。
【0027】20−イソシアノ−20−スルホニル基が
加水分解されるのみならずステロイド骨格に結合してい
る他の基も又屡々加水分解されることが観察されてい
る。これらの基は既述の諸反応中において保護基として
作用したものであり得る。本発明はすなわち、下式の2
0−イソシアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロ
イド:
加水分解されるのみならずステロイド骨格に結合してい
る他の基も又屡々加水分解されることが観察されてい
る。これらの基は既述の諸反応中において保護基として
作用したものであり得る。本発明はすなわち、下式の2
0−イソシアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロ
イド:
【0028】
【化6】
【0029】(但し式中の置換基は前定義の通りであ
る)に関連する。
る)に関連する。
【0030】
【実施例】本発明は以下の諸例によって例示するが、例
中THFはテトラヒドロフランを、DMEはジメトキシ
エタンを表す。諸化合物の比旋光度の測定にナトリウム
D線を用いた。
中THFはテトラヒドロフランを、DMEはジメトキシ
エタンを表す。諸化合物の比旋光度の測定にナトリウム
D線を用いた。
【0031】例 1a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニル−スルホニルプレグナ−3,5,16−トリエン
の製造 ベンゼン(40ml)中の3−メトキシ−17−(イソシ
アノ−p−メチルフェニル−スルホニルメチレン)−ア
ンドロスタ−3,5−ジエン(954mg,2mmol)の溶
液に対しヨウ化メチル(0.3ml,4.8mmol)、ベンジル
トリエチルアンモニウムクロリド(40mg)及びNaOH5
0%水溶液(20ml)を加えた。この混合物を80℃で
1時間激しく撹拌した。有機層を分離し、食塩水で洗っ
て乾燥した。溶剤蒸発後に表記化合物を得た(910m
g,93%)。m.p.170−195℃; IR(Nujol)2180(N=C),1665,1640,
1625,1610(C=C+Ar),1345,117
0(SO2)cm-1; 1 H NMR (CDCl3):delta 0.7−2.8(m),1.0
(s),2.0(2x s),2.49(s),3.60(s,
3H),5.0−5.4(m,2H),6.20(m,1
H),7.32,7.50,7.82,7.98(ABq,4
H)。
ェニル−スルホニルプレグナ−3,5,16−トリエン
の製造 ベンゼン(40ml)中の3−メトキシ−17−(イソシ
アノ−p−メチルフェニル−スルホニルメチレン)−ア
ンドロスタ−3,5−ジエン(954mg,2mmol)の溶
液に対しヨウ化メチル(0.3ml,4.8mmol)、ベンジル
トリエチルアンモニウムクロリド(40mg)及びNaOH5
0%水溶液(20ml)を加えた。この混合物を80℃で
1時間激しく撹拌した。有機層を分離し、食塩水で洗っ
て乾燥した。溶剤蒸発後に表記化合物を得た(910m
g,93%)。m.p.170−195℃; IR(Nujol)2180(N=C),1665,1640,
1625,1610(C=C+Ar),1345,117
0(SO2)cm-1; 1 H NMR (CDCl3):delta 0.7−2.8(m),1.0
(s),2.0(2x s),2.49(s),3.60(s,
3H),5.0−5.4(m,2H),6.20(m,1
H),7.32,7.50,7.82,7.98(ABq,4
H)。
【0032】例 1b プレグナ−4,16−ジエン−3,20−ジオンの製造 例1aで製造された化合物(246mg,0.5mmol)をジ
エチルエーテル(50ml)にとかした。15%HCl 水溶
液(20ml)の添加後にこの混合物を周囲温度下に激し
く撹拌した。有機層を分離し食塩水で洗い、飽和NaHCO3
で洗って乾燥(Na2SO4使用)した。蒸発後に表記化合物
を得た(130mg,70%)。融点(クロマトグラフィ
及び昇華の後)180℃。 (alpha)20+168゜(C1.0,CHCl3) 〔文献:A.Wettstein , Helv. Chim. Act.27,180
3(1944);m.p.186−188℃,(alpha)21+
154゜(EtOH)〕。
エチルエーテル(50ml)にとかした。15%HCl 水溶
液(20ml)の添加後にこの混合物を周囲温度下に激し
く撹拌した。有機層を分離し食塩水で洗い、飽和NaHCO3
で洗って乾燥(Na2SO4使用)した。蒸発後に表記化合物
を得た(130mg,70%)。融点(クロマトグラフィ
及び昇華の後)180℃。 (alpha)20+168゜(C1.0,CHCl3) 〔文献:A.Wettstein , Helv. Chim. Act.27,180
3(1944);m.p.186−188℃,(alpha)21+
154゜(EtOH)〕。
【0033】例 2 3−メトキシ−19−ノル−プレグナ−1,3,5(1
0),16−テトラエン−20−オンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)エストラ−1,3,5(10)
−トリエン(231mg,0.5mmol)をDME(3ml)に
とかした。この溶液を−40℃にまでチッ素雰囲気下で
冷却した。カリウム−t−ブトキシド(100mg,0.8
mmol)を添加してから10分間後にヨウ化メチル(14
2mg,0.6mmol)を加えた。温度を徐々に(2時間)+
10℃に上昇した。この反応混合物をジエチルエーテル
(30ml)及び濃塩酸水溶液(2ml)の混合物の中へ加
えてから激しく振盪した。有機層をアルミナ(活性度II
−III)上で濾過し溶剤を蒸発した後に表記化合物を得た
(150mg,97%,m.p.180℃)。酢酸エチルから
結晶化させて表記化合物〔融点187℃,(alpha) 22+
122゜〕を得た。
0),16−テトラエン−20−オンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)エストラ−1,3,5(10)
−トリエン(231mg,0.5mmol)をDME(3ml)に
とかした。この溶液を−40℃にまでチッ素雰囲気下で
冷却した。カリウム−t−ブトキシド(100mg,0.8
mmol)を添加してから10分間後にヨウ化メチル(14
2mg,0.6mmol)を加えた。温度を徐々に(2時間)+
10℃に上昇した。この反応混合物をジエチルエーテル
(30ml)及び濃塩酸水溶液(2ml)の混合物の中へ加
えてから激しく振盪した。有機層をアルミナ(活性度II
−III)上で濾過し溶剤を蒸発した後に表記化合物を得た
(150mg,97%,m.p.180℃)。酢酸エチルから
結晶化させて表記化合物〔融点187℃,(alpha) 22+
122゜〕を得た。
【0034】例 3 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニル−スルホニル−21−ベンゾキシ−19−ノル−
プレグナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製
造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−エストラ−1,3,5(1
0)−トリエン(230mg,0.5mmol)をDME(3m
l)中にとかした。この溶液をチッ素雰囲気下で−40
℃にまで冷却した。カリウム−t−ブトキシド(100
mg)を加えてから10分間後にクロロメチルベンジルエ
ーテル(100mg,0.64mmol)を加えた。温度を徐々
に(2.5時間)+10℃に上昇した。この反応混合物を
飽和NaHCO3溶液中へ注入してから塩化メチレンで抽出し
た。
ェニル−スルホニル−21−ベンゾキシ−19−ノル−
プレグナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製
造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−エストラ−1,3,5(1
0)−トリエン(230mg,0.5mmol)をDME(3m
l)中にとかした。この溶液をチッ素雰囲気下で−40
℃にまで冷却した。カリウム−t−ブトキシド(100
mg)を加えてから10分間後にクロロメチルベンジルエ
ーテル(100mg,0.64mmol)を加えた。温度を徐々
に(2.5時間)+10℃に上昇した。この反応混合物を
飽和NaHCO3溶液中へ注入してから塩化メチレンで抽出し
た。
【0035】有機層を乾燥し蒸発させた。残留物を塩化
メチレンにとかしアルミナ(活性度II−III)上で濾過し
た。溶剤を蒸発させメタノールから結晶化させて表記化
合物を得た(105mg,36%),m.p.153℃(分
解)。 IR(Nujol):2190(N=C),1620,160
5,1585(Ar+C=C),1330,1155(SO
2)cm-1;1 H NMR (CDCl3) delta 0.75(s,3H),1.1−3.1(m),2.38
(s),3.7(s,3H),3.99(s,0.7H),4.
02(s,1.3H),4.53(s,2H),6.25−6.
75(m,3H),6.9−7.4(m,8H),7.64,
7.79(1/2 ABq. 2H); 分析:C36H39NO4S(581.78), 計算値 C74.32;H6.76;N2.41;S5.51; 実験値 C73.8;H6.8;N2.3;S5.4。
メチレンにとかしアルミナ(活性度II−III)上で濾過し
た。溶剤を蒸発させメタノールから結晶化させて表記化
合物を得た(105mg,36%),m.p.153℃(分
解)。 IR(Nujol):2190(N=C),1620,160
5,1585(Ar+C=C),1330,1155(SO
2)cm-1;1 H NMR (CDCl3) delta 0.75(s,3H),1.1−3.1(m),2.38
(s),3.7(s,3H),3.99(s,0.7H),4.
02(s,1.3H),4.53(s,2H),6.25−6.
75(m,3H),6.9−7.4(m,8H),7.64,
7.79(1/2 ABq. 2H); 分析:C36H39NO4S(581.78), 計算値 C74.32;H6.76;N2.41;S5.51; 実験値 C73.8;H6.8;N2.3;S5.4。
【0036】例1a記載と同様にして、但し周囲温度下
で、同じ反応を行った。メタノールから結晶化後の収
率:50%。例1b記載と同様にして表記化合物を3−
メトキシ−21−ベンゾキシプレグナ−1,3,5(1
0),16−テトラエン−20−オンへ加水分解するこ
とができる。
で、同じ反応を行った。メタノールから結晶化後の収
率:50%。例1b記載と同様にして表記化合物を3−
メトキシ−21−ベンゾキシプレグナ−1,3,5(1
0),16−テトラエン−20−オンへ加水分解するこ
とができる。
【0037】例 4 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−t−ブチルス
ルホニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−t−ブチルスルホ
ニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエンを出発
原料とし例1a記載の方法に従って表記化合物が低収率
で得られた。
ルホニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−t−ブチルスルホ
ニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエンを出発
原料とし例1a記載の方法に従って表記化合物が低収率
で得られた。
【0038】例 5 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−メチルスルホ
ニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−メチルスルホニル
メチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエン(200m
g)を出発原料とし例1a記載の方法に従って表記化合
物を得た。収量:210mg。
ニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−メチルスルホニル
メチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエン(200m
g)を出発原料とし例1a記載の方法に従って表記化合
物を得た。収量:210mg。
【0039】IR(Nujol)2180(N=C),166
0,1640(C=C),1330,1160(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.7−2.7(m),1.0(s),1.10(s),
1.97(s),2.00(s),3.02(s,3H),3.
55(s,3H),5.0−5.4(m,2H),6.1−6.
3(m),6.4−6.6(m)。
0,1640(C=C),1330,1160(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.7−2.7(m),1.0(s),1.10(s),
1.97(s),2.00(s),3.02(s,3H),3.
55(s,3H),5.0−5.4(m,2H),6.1−6.
3(m),6.4−6.6(m)。
【0040】表記化合物を加水分解するとプレグナ−
4,16−ジエン−3,20−ジオン(35%)を与え
た。
4,16−ジエン−3,20−ジオン(35%)を与え
た。
【0041】例 6 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−n−デシルス
ルホニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−20−n−デシル
スルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエン
(527mg)を出発原料とし例1a記載の方法に従って
表記化合物(527mg)を製造した。
ルホニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−20−n−デシル
スルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエン
(527mg)を出発原料とし例1a記載の方法に従って
表記化合物(527mg)を製造した。
【0042】IR(Neat) 2160(N=C),165
5,1630(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.5(m),1.0(s),1.11(s),
1.3(s,br),1.98(s,br),3.56(s,3
H),5.0−5.3(m,2H),6.05−6.25
(m),6.3−6.5(m)。
5,1630(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.5(m),1.0(s),1.11(s),
1.3(s,br),1.98(s,br),3.56(s,3
H),5.0−5.3(m,2H),6.05−6.25
(m),6.3−6.5(m)。
【0043】表記化合物を加水分解するとプレグナ−
4,16−ジエン−3,20−ジオン(45%)を与え
た。
4,16−ジエン−3,20−ジオン(45%)を与え
た。
【0044】例 7 3−メトキシ−20−イソシアノ−p−メトキシフェニ
ルスルホニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−20−p−メトキ
シフェニルスルホニルメチレン)アンドロスタ−3,5
−ジエンを出発原料とし、例1a記載の方法に従い、但
しベンゼンの代りにトルエンを使用して表記化合物を製
造した。収量:92%;M.p.160−180℃(dec.)
; IR(Nujol)2160(N=C),1660,1635,
1600,1585(C=C),1335,1150
(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.74−2.77(m),0.94(s),1.92
(s),3.55(s,3H),3.88(s,3H),5.
04−5.35(m,2H),6.13(m,1H),6.9
5,7.09,7.78,7.93(ABq,4H)。
ルスルホニルプレグナ−3,5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−20−p−メトキ
シフェニルスルホニルメチレン)アンドロスタ−3,5
−ジエンを出発原料とし、例1a記載の方法に従い、但
しベンゼンの代りにトルエンを使用して表記化合物を製
造した。収量:92%;M.p.160−180℃(dec.)
; IR(Nujol)2160(N=C),1660,1635,
1600,1585(C=C),1335,1150
(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.74−2.77(m),0.94(s),1.92
(s),3.55(s,3H),3.88(s,3H),5.
04−5.35(m,2H),6.13(m,1H),6.9
5,7.09,7.78,7.93(ABq,4H)。
【0045】表記化合物を加水分解するとプレグナ−
4,16−ジエン−3,20−ジオン(57%)を与え
た。
4,16−ジエン−3,20−ジオン(57%)を与え
た。
【0046】例 8a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−ベンゾキシ−プレグナ−3,
5,16−ジエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(954mg,2mmol)及びクロロメチルベンジルエー
テル(470mg,3mmol)を出発原料とし例1a記載の
方法に従って表記化合物を製造した。得られた生成物を
アルミナ(活性度II−III)上で濾過して純化した。−2
0℃でメタノールから結晶化させると645mg(54
%)の表記化合物を得た。m.p.90−115℃(分
解)。
ェニルスルホニル−21−ベンゾキシ−プレグナ−3,
5,16−ジエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(954mg,2mmol)及びクロロメチルベンジルエー
テル(470mg,3mmol)を出発原料とし例1a記載の
方法に従って表記化合物を製造した。得られた生成物を
アルミナ(活性度II−III)上で濾過して純化した。−2
0℃でメタノールから結晶化させると645mg(54
%)の表記化合物を得た。m.p.90−115℃(分
解)。
【0047】IR(Nujol)2150(N=C),165
0,1625,1590(C=C),1325,114
0(SO2),1090(C−O−C); NMR (CDCl3) delta 0.67−2.77(m),0.76(s),0.98
(s),2.37(s),3.53(s,3H),3.77,
3.94,4.02,4.19(q.2H),5.54(s,2
H),5.03−5.30(m,2H),6.29−6.47
(m,1H),6.98−7.47(m,7H),7.76,
7.83(1/2 AB,2H)。
0,1625,1590(C=C),1325,114
0(SO2),1090(C−O−C); NMR (CDCl3) delta 0.67−2.77(m),0.76(s),0.98
(s),2.37(s),3.53(s,3H),3.77,
3.94,4.02,4.19(q.2H),5.54(s,2
H),5.03−5.30(m,2H),6.29−6.47
(m,1H),6.98−7.47(m,7H),7.76,
7.83(1/2 AB,2H)。
【0048】例 8b 21−ベンゾキシ−プレグナ−4,16−ジエン−3,
20−ジオンの製造 例8aで製造された化合物(448mg)を塩化メチレン
(15ml)及びジエチルエーテル(45ml)中で半時間
0℃において加水分解した。75%の表記化合物を含有
する粗製品210mgを得た。
20−ジオンの製造 例8aで製造された化合物(448mg)を塩化メチレン
(15ml)及びジエチルエーテル(45ml)中で半時間
0℃において加水分解した。75%の表記化合物を含有
する粗製品210mgを得た。
【0049】IR(Nujol)1670(C=O),162
0,1590(C=C),1110(C−O−C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.70−2.90(m),0.97(s),1.22
(s),4.33(s,2H),4.57(s,2H),5.
70(s,1H),6.62−6.82(m,1H),7.1
9(s,5H)。
0,1590(C=C),1110(C−O−C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.70−2.90(m),0.97(s),1.22
(s),4.33(s,2H),4.57(s,2H),5.
70(s,1H),6.62−6.82(m,1H),7.1
9(s,5H)。
【0050】例 9a 20−イソシアノ−20−p−メチルフェニルスルホニ
ル−プレグナ−1,4,16−トリエン−3−オンの製
造 17−イソシアノ−p−メチルフェニルスルホニルメチ
レン)−アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン(4
62mg,1mmol)を出発原料とし、例1a記載の方法に
従って表記化合物を製造した。 収量:450mg(95%),m.p.160−175℃(分
解); IR(Nujol)2140(N=C),1660(C=O),
1620,1595,(C=C),1325,1150
(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.70−3.27(m),0.92(s),1.01
(s),1.23(s),1.91(s),2.42(s),
6.05,6.08,6.26,6.29(2xd,2H),6.9
2,7.09(d,1H),7.28,7.40,7.73,7.
86(AB,4H)。
ル−プレグナ−1,4,16−トリエン−3−オンの製
造 17−イソシアノ−p−メチルフェニルスルホニルメチ
レン)−アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン(4
62mg,1mmol)を出発原料とし、例1a記載の方法に
従って表記化合物を製造した。 収量:450mg(95%),m.p.160−175℃(分
解); IR(Nujol)2140(N=C),1660(C=O),
1620,1595,(C=C),1325,1150
(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.70−3.27(m),0.92(s),1.01
(s),1.23(s),1.91(s),2.42(s),
6.05,6.08,6.26,6.29(2xd,2H),6.9
2,7.09(d,1H),7.28,7.40,7.73,7.
86(AB,4H)。
【0051】例 9b プレグナ−1,4,16−トリエン−3,20−ジオン
の製造 例9aで製造された化合物(450mg)を塩化メチレン
(15ml)及びジエチルエーテル(30ml)中で2分間
20℃において加水分解した。得られた生成物をアルミ
ナ上の濾過によって純化した。収量235mg(75
%)。メタノールから結晶化すると表記化合物製品を与
えた。
の製造 例9aで製造された化合物(450mg)を塩化メチレン
(15ml)及びジエチルエーテル(30ml)中で2分間
20℃において加水分解した。得られた生成物をアルミ
ナ上の濾過によって純化した。収量235mg(75
%)。メタノールから結晶化すると表記化合物製品を与
えた。
【0052】m.p.200−204℃(分解); (alpha)22 +134(CHCl3,c1.00); IR(Nujol)1680(C=O),1630,1610,
1590(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.53−2.86(m),0.98(s),1.29
(s),2.27(s),6.04,6.07,6.24,6.2
7(2xd,2H),6.55−6.77(m,1H),6.9
5−7.11(d,1H)。
1590(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.53−2.86(m),0.98(s),1.29
(s),2.27(s),6.04,6.07,6.24,6.2
7(2xd,2H),6.55−6.77(m,1H),6.9
5−7.11(d,1H)。
【0053】例 10a 3−メトキシ−20−イソシアノ−p−メチルフェニル
スルホニル−プレグナ−3,5,9(11),16−テ
トラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5,9
(11)−トリエン(476mg,1mmol)を出発原料と
し例8a記載の方法に従って表記化合物を製造した。収
量:460mg(94%); IR(Nujol)2140(N=C),1655,1630,
1595(C=C),1320,1150cm-1(SO2) ;1 H NMR (CDCl3) delta 0.60−2.88(m),0.73(s),0.96
(s),1.17(s),1.98(s),2.48(s),
3.58(s,3H),5.07−5.63(m,3H),6.
09−6.39(m,1H),7.27,7.41,7.76,
7.90(AB,4H)。
スルホニル−プレグナ−3,5,9(11),16−テ
トラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5,9
(11)−トリエン(476mg,1mmol)を出発原料と
し例8a記載の方法に従って表記化合物を製造した。収
量:460mg(94%); IR(Nujol)2140(N=C),1655,1630,
1595(C=C),1320,1150cm-1(SO2) ;1 H NMR (CDCl3) delta 0.60−2.88(m),0.73(s),0.96
(s),1.17(s),1.98(s),2.48(s),
3.58(s,3H),5.07−5.63(m,3H),6.
09−6.39(m,1H),7.27,7.41,7.76,
7.90(AB,4H)。
【0054】例 10b プレグナ−4,9(11),16−トリエン−3,20
−ジオンの製造 例10aで製造された化合物(245mg,0.5mmol)を
塩化メチレン(10ml)及びジエチルエーテル(40m
l)の混合物中で加水分解することにより表記化合物を
製造した。反応化合物を塩酸(20ml)と共に0℃で1.
5時間撹拌した。収量:75%の表記化合物を含有する
粗製品125mg,m.p.190−195℃(メタノールか
ら2回結晶化させた後)。
−ジオンの製造 例10aで製造された化合物(245mg,0.5mmol)を
塩化メチレン(10ml)及びジエチルエーテル(40m
l)の混合物中で加水分解することにより表記化合物を
製造した。反応化合物を塩酸(20ml)と共に0℃で1.
5時間撹拌した。収量:75%の表記化合物を含有する
粗製品125mg,m.p.190−195℃(メタノールか
ら2回結晶化させた後)。
【0055】(alpha)20 +225(CHCl3,c1.00)。 IR(Nujol)1665(C=O),1620,1595
(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.75−3.12(m),0.90(s),1.39
(s),2.31(s),5.42−5.68(m,1H),
5.77(s,1H),6.63−6.87(m,1H)。
(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.75−3.12(m),0.90(s),1.39
(s),2.31(s),5.42−5.68(m,1H),
5.77(s,1H),6.63−6.87(m,1H)。
【0056】例 11a 20−イソシアノ−20−p−メチルフェニルスルホニ
ル−21−ベンゾキシ−プレグナ−1,4,16−トリ
エン−3−オンの製造 17−(イソシアノ−p−メチルフェニルスルホニルメ
チレン)−アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン
(462mg,1mmol)を出発原料とし例8a記載の方法
に従って表記化合物を製造した。収量は表記化合物とク
ロロメチルベンジルエーテルとの(1:1)混合物(6
25mg)であった。
ル−21−ベンゾキシ−プレグナ−1,4,16−トリ
エン−3−オンの製造 17−(イソシアノ−p−メチルフェニルスルホニルメ
チレン)−アンドロスタ−1,4−ジエン−3−オン
(462mg,1mmol)を出発原料とし例8a記載の方法
に従って表記化合物を製造した。収量は表記化合物とク
ロロメチルベンジルエーテルとの(1:1)混合物(6
25mg)であった。
【0057】1H NMR (CDCl3) delta 0.57−3.00(m),0.80(s),1.01
(s),1.19(s),2.38(s),3.69−4.26
(m,2H),4.53(s,2H),5.92−6.51
(m,3H),6.80−7.51(m,8H),7.70−
7.84(AB,2H)。
(s),1.19(s),2.38(s),3.69−4.26
(m,2H),4.53(s,2H),5.92−6.51
(m,3H),6.80−7.51(m,8H),7.70−
7.84(AB,2H)。
【0058】例 11b 21−ベンゾキシ−プレグナ−1,4,16−トリエン
−3,20−ジオンの製造 例11aで得られた反応混合物を出発原料とし例9b記
載の方法に従って表記化合物を製造した。メタノールか
ら結晶化(−20℃)させると195mg(47%)の表
記化合物を与えた。
−3,20−ジオンの製造 例11aで得られた反応混合物を出発原料とし例9b記
載の方法に従って表記化合物を製造した。メタノールか
ら結晶化(−20℃)させると195mg(47%)の表
記化合物を与えた。
【0059】m.p.193−198℃(分解); IR(Nujol)1660(C=O),1625,1605,
1585(C=C),1110(C−O−C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.62−2.93(m),1.00(s),1.27
(s),4.35(s,2H),4.59(s,2H),6.
05,6.09,6.27,6.31(2xd,2H),6.62
−6.79(m,1H),6.95,7.12(d,1H),
7.28(s,5H)。
1585(C=C),1110(C−O−C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.62−2.93(m),1.00(s),1.27
(s),4.35(s,2H),4.59(s,2H),6.
05,6.09,6.27,6.31(2xd,2H),6.62
−6.79(m,1H),6.95,7.12(d,1H),
7.28(s,5H)。
【0060】例 12a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−クロロ−プレグナ−3,5,
9(11),16−テトラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5,9
(11)−トリエン(476mg,1.00mmol)及びトリ
エチル−ベンジルアンモニウムクロリド(20mg)を塩
化メチレン(10ml)にとかした。2時間25℃で水酸
化ナトリウム溶液(5ml,50%)と共に撹拌した後に
有機層を分離しNa2SO4上で乾燥し、次にアルミナ(活性
度II−III)上で濾過した。溶剤を蒸発させると表記化合
物(368mg,70%)を与えた。
ェニルスルホニル−21−クロロ−プレグナ−3,5,
9(11),16−テトラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5,9
(11)−トリエン(476mg,1.00mmol)及びトリ
エチル−ベンジルアンモニウムクロリド(20mg)を塩
化メチレン(10ml)にとかした。2時間25℃で水酸
化ナトリウム溶液(5ml,50%)と共に撹拌した後に
有機層を分離しNa2SO4上で乾燥し、次にアルミナ(活性
度II−III)上で濾過した。溶剤を蒸発させると表記化合
物(368mg,70%)を与えた。
【0061】IR(Nujol)1150(N=C),166
0,1635,1600(C=C),1340,115
5(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.44−2.90(m),0.57(s),0.98
(s),1.13(s),3.56(s,3H),3.79−
4.35(s+m,2H),5.05−5.62(m,2
H),6.08−6.60(m,1H),7.29,7.44,
7.77,7.92(AB,4H)。
0,1635,1600(C=C),1340,115
5(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.44−2.90(m),0.57(s),0.98
(s),1.13(s),3.56(s,3H),3.79−
4.35(s+m,2H),5.05−5.62(m,2
H),6.08−6.60(m,1H),7.29,7.44,
7.77,7.92(AB,4H)。
【0062】例 12b 21−クロロ−プレグナ−4,9(11),16−トリ
エン−3,20−ジオンの製造 例12aの反応混合物を出発原料とし例10b記載の方
法に従って表記化合物を製造した。65%の表記化合物
を含有する混合物の収量は145mgであった。
エン−3,20−ジオンの製造 例12aの反応混合物を出発原料とし例10b記載の方
法に従って表記化合物を製造した。65%の表記化合物
を含有する混合物の収量は145mgであった。
【0063】IR(Nujol)1670(C=O),162
0,1595(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.62−3.09(m),0.90(s),1.36
(s),4.38(s,2H),5.22−5.88(m,2
H),6.74−6.92(m,1H)。
0,1595(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.62−3.09(m),0.90(s),1.36
(s),4.38(s,2H),5.22−5.88(m,2
H),6.74−6.92(m,1H)。
【0064】例 13a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−メチル−プレグナ−3,5,
16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(954mg,2mmol)及びヨウ化エチル(4.9mmol)
を出発原料とし例8a記載の方法に従って表記化合物を
製造した。収量:900mg(89%):m.p.135−1
50℃; IR(Nujol)2170(N=C),1660,1635,
1605(C=C),1340,1160,(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.45−2.74(m),0.60(s),0.97
(s),2.46(s),3.47(s,3H),4.88−
5.27(m,2H),5.82−6.01,6.20−6.39
(2xm,1H),7.08,7.24,7.58,7.74(A
B,4H)。
ェニルスルホニル−21−メチル−プレグナ−3,5,
16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(954mg,2mmol)及びヨウ化エチル(4.9mmol)
を出発原料とし例8a記載の方法に従って表記化合物を
製造した。収量:900mg(89%):m.p.135−1
50℃; IR(Nujol)2170(N=C),1660,1635,
1605(C=C),1340,1160,(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.45−2.74(m),0.60(s),0.97
(s),2.46(s),3.47(s,3H),4.88−
5.27(m,2H),5.82−6.01,6.20−6.39
(2xm,1H),7.08,7.24,7.58,7.74(A
B,4H)。
【0065】例 13b 21−メチル−プレグナ−4,16−ジエン−3,20
−ジオンの製造 例10b記載の方法に従い例13aで製造された化合物
(253mg,0.5mmol)の加水分解によって表記化合物
を製造した。75%の製品を含む混合物の収量:140
mg。
−ジオンの製造 例10b記載の方法に従い例13aで製造された化合物
(253mg,0.5mmol)の加水分解によって表記化合物
を製造した。75%の製品を含む混合物の収量:140
mg。
【0066】IR(Nujol)1665(C=O),161
5,1590(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.50−3.05(m),1.00(s),1.12
(t),5.66(s,1H),6.50−6.74(m,1
H)。
5,1590(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.50−3.05(m),1.00(s),1.12
(t),5.66(s,1H),6.50−6.74(m,1
H)。
【0067】例 14a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−クロロ−19−ノル−プレグ
ナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)エストラ−1,3,5(10)
−トリエン(461mg,1mmol)を出発原料とし例12
記載の方法に従って表記化合物を製造した。収量:51
0mg; IR(Nujol)2160(N=C); 1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.2(m),0.65(s),1.01
(s),1.51(s),2.48(s),3.77(s,3
H),3.9−4.2(m,2H),6.05−6.25(m,
0.5H),6.45−6.85(m,0.5H),7.0−7.6
(m),7.81,7.94(1/2 AB,2H)。
ェニルスルホニル−21−クロロ−19−ノル−プレグ
ナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)エストラ−1,3,5(10)
−トリエン(461mg,1mmol)を出発原料とし例12
記載の方法に従って表記化合物を製造した。収量:51
0mg; IR(Nujol)2160(N=C); 1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.2(m),0.65(s),1.01
(s),1.51(s),2.48(s),3.77(s,3
H),3.9−4.2(m,2H),6.05−6.25(m,
0.5H),6.45−6.85(m,0.5H),7.0−7.6
(m),7.81,7.94(1/2 AB,2H)。
【0068】例 14b 3−メトキシ−21−クロロ−19−ノル−プレグナ−
1,3,5(10),16−テトラエン−20−オンの
製造 塩化メチレン(7.5ml)及びジエチルエーテル(20m
l)の混合物中の例14aの反応混合物(510mg)の
加水分解により表記化合物を製造した。反応混合物を塩
酸(10ml,36%)と共に20℃で10分間撹拌し
た。クロマトグラフィ(ジエチルエーテル,アルミナ活
性度II−III)により100mg(29%)の表記化合物が
得られた。m.p.134−141℃(ジエチルエーテルか
ら結晶化); IR(Nujol)1680(C=O);1 H NMR (CDCl3) delta 0.75−3.25(m),0.92(s),3.72
(s,3H),4.33(s,2H),6.5−6.9(m,
3H),7.0−7.3(m,1H)。
1,3,5(10),16−テトラエン−20−オンの
製造 塩化メチレン(7.5ml)及びジエチルエーテル(20m
l)の混合物中の例14aの反応混合物(510mg)の
加水分解により表記化合物を製造した。反応混合物を塩
酸(10ml,36%)と共に20℃で10分間撹拌し
た。クロマトグラフィ(ジエチルエーテル,アルミナ活
性度II−III)により100mg(29%)の表記化合物が
得られた。m.p.134−141℃(ジエチルエーテルか
ら結晶化); IR(Nujol)1680(C=O);1 H NMR (CDCl3) delta 0.75−3.25(m),0.92(s),3.72
(s,3H),4.33(s,2H),6.5−6.9(m,
3H),7.0−7.3(m,1H)。
【0069】Exact mass344.154(計算値344.1
53)。
53)。
【0070】例 15a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−クロロ−プレグナ−3,5,
16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−イソシアノ−p−メチルフェニル
スルホニル−メチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(477mg,1mmol)を出発原料とし例12aの方法
に従って表記化合物を製造した。収量:470mg; IR(Nujol)2160(N=C),1655,1630,
1595(C=C),1340−1155(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.5−2.7(m),0.65(s),0.95
(s),1.02(s),2.45(s),3.52(s,3
H),3.75−4.35(m,2H),5.0−5.35
(m,2H),6.0−6.25(m,0.4H),6.3−6.
6(m,0.6H),7.29,7.42,7.74,7.88
(AB,4H)。
ェニルスルホニル−21−クロロ−プレグナ−3,5,
16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−イソシアノ−p−メチルフェニル
スルホニル−メチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(477mg,1mmol)を出発原料とし例12aの方法
に従って表記化合物を製造した。収量:470mg; IR(Nujol)2160(N=C),1655,1630,
1595(C=C),1340−1155(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.5−2.7(m),0.65(s),0.95
(s),1.02(s),2.45(s),3.52(s,3
H),3.75−4.35(m,2H),5.0−5.35
(m,2H),6.0−6.25(m,0.4H),6.3−6.
6(m,0.6H),7.29,7.42,7.74,7.88
(AB,4H)。
【0071】例 15b 21−クロロ−プレグナ−4,16−ジエン−3,20
−ジオンの製造 塩化メチレン(5ml)とジエチルエーテル(25ml)と
の混合物中の例15aで製造された化合物の加水分解に
より表記化合物を製造した。この混合物を塩酸(2ml,
38%)と共に5分間激しく撹拌した。反応終了後にク
ロマトグラフィ(塩化メチレン、アルミナ活性度II−II
I)を行い表記化合物(55mg,15%)を得た。
−ジオンの製造 塩化メチレン(5ml)とジエチルエーテル(25ml)と
の混合物中の例15aで製造された化合物の加水分解に
より表記化合物を製造した。この混合物を塩酸(2ml,
38%)と共に5分間激しく撹拌した。反応終了後にク
ロマトグラフィ(塩化メチレン、アルミナ活性度II−II
I)を行い表記化合物(55mg,15%)を得た。
【0072】IR(Nujol)1675(C=O);1 H NMR (CDCl3) delta 0.7−2.7(m),0.89(s),1.21
(s),4.34(s,2H),5.73(s,1H),6.
65−6.90(m,1H),Exact mass:346.169
(calcd.346.170)。
(s),4.34(s,2H),5.73(s,1H),6.
65−6.90(m,1H),Exact mass:346.169
(calcd.346.170)。
【0073】例 16 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−ブロモ−19−ノル−プレグ
ナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製造 ジブロモメタン(5ml)溶液中の3−メトキシ−17−
(イソシアノ−p−メチルフェニルスルホニルメチレ
ン)−エストラ−1,3,5(10)−トリエン(46
1mg,1mmol)を出発原料とし例12a記載の方法に従
って表記化合物を製造した。 収量:475mg; IR(Nujol)2160(N=C),1340,1160
(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.2(m),0.69(s),0.97
(s),1.07(s),2.46(s),3.7−4.2
(m,5H),3.73(s),3.90(s),6.05−
6.25(m,0.2H),6.4−6.9(m,2.2H),7.
08(s,1H),7.28,7.42,7.79,7.93
(AB,4H)。
ェニルスルホニル−21−ブロモ−19−ノル−プレグ
ナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製造 ジブロモメタン(5ml)溶液中の3−メトキシ−17−
(イソシアノ−p−メチルフェニルスルホニルメチレ
ン)−エストラ−1,3,5(10)−トリエン(46
1mg,1mmol)を出発原料とし例12a記載の方法に従
って表記化合物を製造した。 収量:475mg; IR(Nujol)2160(N=C),1340,1160
(SO2);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.2(m),0.69(s),0.97
(s),1.07(s),2.46(s),3.7−4.2
(m,5H),3.73(s),3.90(s),6.05−
6.25(m,0.2H),6.4−6.9(m,2.2H),7.
08(s,1H),7.28,7.42,7.79,7.93
(AB,4H)。
【0074】例 17a 3−メトキシ−20−イソシアノ−p−メチルフェニル
スルホニル−21−ブロモ−プレグナ−3,5,16−
トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(477mg,1mmol)を出発原料しと例12a記載の
方法に従って表記化合物を製造した。粗製品にメタノー
ル(20ml)を添加した超音波処理浴中で超音波処理し
た。固形物を吸引して除き、乾燥した(製品A,247
mg)。母液を蒸発させて第2製品(製品B,190mg)
を得た。NMRにもとづき上記両製品は表記化合物の2
つの立体異性体であるようであった。
スルホニル−21−ブロモ−プレグナ−3,5,16−
トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(477mg,1mmol)を出発原料しと例12a記載の
方法に従って表記化合物を製造した。粗製品にメタノー
ル(20ml)を添加した超音波処理浴中で超音波処理し
た。固形物を吸引して除き、乾燥した(製品A,247
mg)。母液を蒸発させて第2製品(製品B,190mg)
を得た。NMRにもとづき上記両製品は表記化合物の2
つの立体異性体であるようであった。
【0075】IR(Nujol)2150(N=C),165
5,1630,1600(C=C),1335,115
0(SO2);1 H NMR (CDCl3)製品A, delta 0.5−2.7(m),0.65(s),0.95
(s),2.44(s),3.51(s,3H),3.86
(s,2H),5.0−5.35(m,2H),6.3−6.6
(m,1H),7.27,7.41,7.73,7.88(AB
q,4H);1 H NMR (CDCl3)製品B, delta 0.5−2.7(m),0.97(s),1.04
(s),2.43(s),3.4−4.5(m,5H),3.5
2(s),3.68(s),3.80(s),3.98
(s),4.13(s),4.40(s),5.0−5.35
(m,2H),9−6.2(m,1H),7.29,7.4
3,7.73,7.88(ABq,4H)。
5,1630,1600(C=C),1335,115
0(SO2);1 H NMR (CDCl3)製品A, delta 0.5−2.7(m),0.65(s),0.95
(s),2.44(s),3.51(s,3H),3.86
(s,2H),5.0−5.35(m,2H),6.3−6.6
(m,1H),7.27,7.41,7.73,7.88(AB
q,4H);1 H NMR (CDCl3)製品B, delta 0.5−2.7(m),0.97(s),1.04
(s),2.43(s),3.4−4.5(m,5H),3.5
2(s),3.68(s),3.80(s),3.98
(s),4.13(s),4.40(s),5.0−5.35
(m,2H),9−6.2(m,1H),7.29,7.4
3,7.73,7.88(ABq,4H)。
【0076】例 17b 21−ブロモ−プレグナ−4,16−ジエン−3,20
−ジオンの製造 例17aで製造された製品の加水分解により表記化合物
を得た。シュウ化水素酸(6ml,48%)を用い0℃で
1.5時間かけて加水分解を行った。反応混合物をNaHCO3
で中和し塩化メチレンで抽出した。乾燥及び真空蒸発の
後に油状物が得られた。塩化メチレンを用いるアルミナ
上のクロマトグラフィにより90mg(23%)の表記化
合物を得た。m.p.141−143(from diethylethe
r); IR(Nujol)1660(C=O);1 H NMR (CDCl3) delta 0.7−2.7(m),0.98(s),1.21
(s),4.10(s,2H),5.73(s,1H),6.
65−6.90(m,1H)。
−ジオンの製造 例17aで製造された製品の加水分解により表記化合物
を得た。シュウ化水素酸(6ml,48%)を用い0℃で
1.5時間かけて加水分解を行った。反応混合物をNaHCO3
で中和し塩化メチレンで抽出した。乾燥及び真空蒸発の
後に油状物が得られた。塩化メチレンを用いるアルミナ
上のクロマトグラフィにより90mg(23%)の表記化
合物を得た。m.p.141−143(from diethylethe
r); IR(Nujol)1660(C=O);1 H NMR (CDCl3) delta 0.7−2.7(m),0.98(s),1.21
(s),4.10(s,2H),5.73(s,1H),6.
65−6.90(m,1H)。
【0077】例 18a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−メトキシ−プレグナ−3,
5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(477mg,1mmol)及びクロロメチルメチルエーテ
ル(0.2ml)を出発原料とし例8a記載の方法に従って
表記化合物を製造した。収量385mg; IR(Nujol)2160(N=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.5−3.0(m),0.79(s),1.00
(s),1.04(s),2.45(s),3.39(s,3
H),3.56(s,3H),3.95(s,2H),5.0
5−5.40(m,2H),6.05−6.30(m,0.3
H),6.35−6.60(m,0.7H),7.30,7.4
5,7.80,7.95(AB,4H)。
ェニルスルホニル−21−メトキシ−プレグナ−3,
5,16−トリエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−アンドロスタ−3,5−ジエ
ン(477mg,1mmol)及びクロロメチルメチルエーテ
ル(0.2ml)を出発原料とし例8a記載の方法に従って
表記化合物を製造した。収量385mg; IR(Nujol)2160(N=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.5−3.0(m),0.79(s),1.00
(s),1.04(s),2.45(s),3.39(s,3
H),3.56(s,3H),3.95(s,2H),5.0
5−5.40(m,2H),6.05−6.30(m,0.3
H),6.35−6.60(m,0.7H),7.30,7.4
5,7.80,7.95(AB,4H)。
【0078】例 18b 21−メトキシ−プレグナ−4,16−ジエン−3,2
0−ジオンの製造 例18aの反応混合物の有機相を塩酸(7.5ml,25
%)で加水分解した。塩化メチレンを用いるアルミナ
(活性度II−III)上のクロマトグラフィを行って表記化
合物(130mg,38%)を得た。
0−ジオンの製造 例18aの反応混合物の有機相を塩酸(7.5ml,25
%)で加水分解した。塩化メチレンを用いるアルミナ
(活性度II−III)上のクロマトグラフィを行って表記化
合物(130mg,38%)を得た。
【0079】IR(Nujol)1685(sh),1665
(C=O),1615(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−2.8(m),0.97(s),1.21
(s),3.40(s,3H),4.28(s,2H),5.
72(s,1H),6.65−6.85(m,1H)。Exac
t mass342.218(計算値342.219)。
(C=O),1615(C=C);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−2.8(m),0.97(s),1.21
(s),3.40(s,3H),4.28(s,2H),5.
72(s,1H),6.65−6.85(m,1H)。Exac
t mass342.218(計算値342.219)。
【0080】例 19a 3−メトキシ−20−イソシアノ−20−p−メチルフ
ェニルスルホニル−21−メトキシ−19−ノル−プレ
グナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−エストラ−1,3,5(1
0)−トリエン(461mg,1mmol)及びクロロメチル
エーテルを出発原料とて例8a記載の方法に従って表記
化合物を製造した。収量:355mg(褐色油状物);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.1(m),0.73(s),0.97
(s),2.42(s),3.35,3.38(2xs,3
H),3.70(s,3H),3.97(s,2H),6.0
−6.9(m,3H),7.0−7.5(m,2H),7.8
0,7.93(1/2 AB,2H)。
ェニルスルホニル−21−メトキシ−19−ノル−プレ
グナ−1,3,5(10),16−テトラエンの製造 3−メトキシ−17−(イソシアノ−p−メチルフェニ
ルスルホニルメチレン)−エストラ−1,3,5(1
0)−トリエン(461mg,1mmol)及びクロロメチル
エーテルを出発原料とて例8a記載の方法に従って表記
化合物を製造した。収量:355mg(褐色油状物);1 H NMR (CDCl3) delta 0.6−3.1(m),0.73(s),0.97
(s),2.42(s),3.35,3.38(2xs,3
H),3.70(s,3H),3.97(s,2H),6.0
−6.9(m,3H),7.0−7.5(m,2H),7.8
0,7.93(1/2 AB,2H)。
【0081】例 19b 3,21−ジメトキシ−19−ノル−プレグナ−1,
3,5(10),16−テトラエン−20−オンの製造 例19aの反応製品をジエチルエーテル(40ml)及び
塩化メチレン(5ml)にとかし塩酸(5ml,38%)と
共に激しく撹拌した。反応終了後にジクロロメタンを用
いるアルミナ(活性度II−III)上のクロマトグラフィを
行って表記化合物(50mg,15%)を得た。m.p.95
−100℃(ジエチルエーテルから結晶化); IR(Nujol)1675(C=O);1 H NMR (CDCl3) delta 0.8−3.2(m),0.95(s),3.42(s,
3H),3.75(s,3H),4.30(s,2H),6.
5−6.9(m,3H),7.13(s,1H)。
3,5(10),16−テトラエン−20−オンの製造 例19aの反応製品をジエチルエーテル(40ml)及び
塩化メチレン(5ml)にとかし塩酸(5ml,38%)と
共に激しく撹拌した。反応終了後にジクロロメタンを用
いるアルミナ(活性度II−III)上のクロマトグラフィを
行って表記化合物(50mg,15%)を得た。m.p.95
−100℃(ジエチルエーテルから結晶化); IR(Nujol)1675(C=O);1 H NMR (CDCl3) delta 0.8−3.2(m),0.95(s),3.42(s,
3H),3.75(s,3H),4.30(s,2H),6.
5−6.9(m,3H),7.13(s,1H)。
【0082】Exact mass340.204(計算値340.2
04)。
04)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アドリアーン マリヌス フアン レエオ セン オランダ国 9951 ゲーデー フローニン ヘンウインスム ビンネンシンヘル 8
Claims (11)
- 【請求項1】 17−(イソシアノ−スルホニルメチレ
ン)−ステロイドとアルキル化剤QR4(但し式中R4は1
個又は複数個のハロゲン原子で置換されるか又は置換さ
れない炭素原子数1〜6のアルキル基、又はアルコキシ
或はフェニルアルコキシ、炭素原子数3〜8のシクロア
ルキル基、若しくは1個又は複数個のハロゲン原子、ア
ルキル、アルコキシ、ニトロ又はシアノ基で置換される
か又は置換されないフェニル基であって、Qは臭素、塩
素、ヨウ素又は第4級アンモニウム基又はスルホネート
基である)とを反応させることを特徴とする20−イソ
シアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイドの製
造方法。 - 【請求項2】 イソシアノ化合物とアルキル化剤との反
応を塩基性条件下で遂行する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 不活性有機溶剤中で金属水酸化物、金属
アルコレート又は第4級アンモニウム或はホスホニウム
ヒドロキシドを使用して反応を遂行する請求項2記載の
方法。 - 【請求項4】 第4級アンモニウム塩又はホスホニウム
塩或はクラウンエーテルの形で触媒を反応混合物へ添加
する請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 相転移条件下で反応を遂行する請求項2
記載の方法。 - 【請求項6】 R4がメチル、ハロメチル、特にクロロ
−、ブロモ−又はヨード−メチル、或はベンゾイルオキ
シである請求項1から請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 17−(イソシアノ−スルホニルメチレ
ン)−ステロイドが一般式: 【化1】 を有し、20−イソシアノ−20−スルホニル−デルタ
16−ステロイドが一般式: 【化2】 (但し式中R1は水素原子又はメチル基を表し、C10 と
C1、C5或はC9との間に二重結合が存在する場合にはR1は
存在せず、R2は水素原子又はメチル基を表し、R3は炭素
原子数1〜10のアルキル基、又は1以上のハロゲン原
子、炭素原子数1〜4のアルキル基もしくは炭素原子数
1〜4のアルコキシ基によって置換されていてもよいフ
ェニル基又はナフチル基を表し、R4は1個又は複数個の
置換基を任意に有するアルキル基を表し、環A、B、C
及びDは1個又は複数個の二重結合を任意に有していて
1個又は複数個のヒドロキシ基、アミノ基、酸素原子、
ハロゲン原子或はアルキル、アルキレン、アルコキシ若
しくはアルコキシアルコキシ基で置換され又は置換され
ず、そして1個或は複数個のエポキシ基、メチレン基、
アルキレンジオキシ又はアルキレンジチオ若しくはアル
キレンオキシチオ基でジ置換され又はジ置換されない)
を有する請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 環A、B、C及びDが1個又は複数個の
二重結合を有し、これらの二重結合がC1とC2、C3とC4、
C4とC5、C5とC6、C6とC7、C9とC11 及び(又は)C11 と
C12 との間に存在する請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 環A、B、C及びDが1個又は複数個の
3−、9−、11−、12−或は14−ヒドロキシ基に
より、及び(又は)C3、C11 或はC12 の酸素原子によ
り、及び(又は)1個或は複数個の6−、9−又は11
−フッ素、塩素或は臭素原子により、及び(又は)1−
或は6−メチル基により、及び(又は)炭素原子数1〜
4の3−、9−或は11−アルコキシ基により、及び
(又は)3−若しくは11−アルコキシアルコキシ基に
より置換されている請求項7または請求項8記載の方
法。 - 【請求項10】 環A、B、C及びDがC1とC2又はC9と
C11 においてエポキシ基により、及び(又は)C1とC2と
に付着するメチレン基により、及び(又は)3,3−ア
ルキレンジオキシ、3,3−アルキレンジチオ或は3,
3−アルキレンオキシチオ基によりジ置換されている請
求項7から請求項9のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項11】 一般式: 【化3】 (但し式中R1は水素原子又はメチル基を表し、C10 と
C1、C5或はC9との間に二重結合が存在する場合にはR1は
存在せず、R2は水素原子又はメチル基を表し、R3は炭素
原子数1〜10のアルキル基、又は1以上のハロゲン原
子、炭素原子数1〜4のアルキル基もしくは炭素原子数
1〜4のアルコキシ基によって置換されていてもよいフ
ェニル基又はナフチル基を表し、R4は1個又は複数個の
置換基を任意に有するアルキル基を表し、環A、B、C
及びDは1個又は複数個の二重結合を任意に有していて
1個又は複数個のヒドロキシ基、アミノ基、酸素原子、
ハロゲン原子或はアルキル、アルキレン、アルコキシ若
しくはアルコキシアルコキシ基で置換され又は置換され
ず、そして1個或は複数個のエポキシ基、メチレン基、
アルキレンジオキシ又はアルキレンジチオ若しくはアル
キレンオキシチオ基でジ置換され又はジ置換されない)
を有する20−イソシアノ−20−スルホニル−デルタ
16−ステロイド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL832006175 | 1983-04-29 | ||
EP83200617A EP0123735A1 (en) | 1983-04-29 | 1983-04-29 | New process for the preparation of 20-keto-delta-16-steroids and new intermediate compounds formed in this process |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59086021A Division JPS59206398A (ja) | 1983-04-29 | 1984-04-27 | 20―ケト―△↑1↑6―ステロイドの新規製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565294A true JPH0565294A (ja) | 1993-03-19 |
JPH0725792B2 JPH0725792B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=8190950
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59086021A Pending JPS59206398A (ja) | 1983-04-29 | 1984-04-27 | 20―ケト―△↑1↑6―ステロイドの新規製造方法 |
JP4001728A Expired - Lifetime JPH0725792B2 (ja) | 1983-04-29 | 1992-01-08 | 20−イソシアノ−20−スルホニル−デルタ16−ステロイドの製造方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59086021A Pending JPS59206398A (ja) | 1983-04-29 | 1984-04-27 | 20―ケト―△↑1↑6―ステロイドの新規製造方法 |
Country Status (17)
Country | Link |
---|---|
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