JPH056519Y2 - - Google Patents

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JPH056519Y2
JPH056519Y2 JP4882387U JP4882387U JPH056519Y2 JP H056519 Y2 JPH056519 Y2 JP H056519Y2 JP 4882387 U JP4882387 U JP 4882387U JP 4882387 U JP4882387 U JP 4882387U JP H056519 Y2 JPH056519 Y2 JP H056519Y2
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mold
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lower mold
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、赤外吸収分析試料としての錠剤やセ
ラミツクス等の焼成体の成型に用いるプレス成型
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来例を第4図に示す。第4図において、11
は上面に凹部11aを形成するとともに、この凹
部11aから側面にかけて排気路11bを形成し
た排気台、12Aは上部押型、12Bは下部押
型、13は外型である。この外型13は、前記上
部押型12A及び下部押型12Bと嵌合する貫通
孔を有しており、その下部押型12Bの上方スペ
ースが粉末試料Sを入れる収納スペースとなる。
14はキヤツプ、15は加圧棒、16は加圧用当
板である。
このプレス成型装置で錠剤を作る場合には、下
部押型12Bと外型13を嵌合し、これらを排気
台11上に載置してその収納スペースに粉末試料
Sを入れる。この試料Sをならし、上方から上部
押型12Aを外型13に嵌入する。この後、キヤ
ツプ14及び加圧棒15を上方から被せ、必要に
応じて排気を行いながら加圧用当板16に油圧等
の圧力を加える。この作業により、試料Sが加圧
成型されて錠剤となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のような構造では、上部押型12
Aと下部押型12Bが同形状であるため、下部押
型12Bの型面が外型13の中心付近に位置する
ことが多く、多量の試料粉末をプレス成型したい
場合(あるいはかさ密度の大きい粉末の場合)に
は、試料収納スペースの容積が不足するおそれが
ある。また、極少量の試料粉末をプレス成型した
い場合には、下部押型12Bの型面が外型13の
上面よりかなり下方に位置するため、試料を均一
に分散させ、表面をならすという作業が難しくな
る。その結果、均質性に欠けて破損したり、作業
に長時間を要するようになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上部押型と、この上部押型と対をな
す下部押型と、これらの押型と嵌合する外型と、
前記下部押型及び外型を載置する基台と、厚さの
異なるものを選択的に前記下部押型の上面に載置
されてその上方に所要容積の原料粉末収納スペー
スを形成する複数の中型と、前記上部押型に加圧
成型のための押圧力を加える加圧部材とを備えて
なることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、1は上面に中央が深く、周りが浅い凹部1
aを形成するとともに、この凹部1aから側面に
かけて排気路1bを形成した排気台、2Aは上部
押型、2Bは下部押型、3は外型で、前記排気台
1の凹部1aの浅い部分と適合する外径の厚板
(または短い柱状体)の両端面に浅い凹部を形成
するとともに、中心部に前記上部押型2A及び下
部押型2Bと嵌合する貫通孔を形成した形状とし
ている。前記排気台1の凹部1aの浅い部分は外
型3の位置決めに用い、深い部分は押型2Bの載
置面となる。
4は上部押型2Aと下部押型2Bの間に介在さ
せた中型で、その上面と外型3の貫通孔壁面によ
り原料(粉末試料など)Sの収納スペースを形成
する。この中型4は、厚さの異なるものを複数個
取揃えておき、試料粉末Sが少ない時には第2図
に示すように厚さのあるものを使用して原料収納
スペースを外型3の中心線よりかなり上に位置
させるようにする。
5はキヤツプ、6はこのキヤツプ5の上部を貫
通した加圧棒、7は加圧用当板で、この当板7に
油圧等の圧力を加えて上部押型2Bを押下げ、試
料粉末Sの加圧、成型を行うようにしている。
次に、成型動作について述べる。粉末試料が少
ない場合には厚い中型4を使用して原料収納スペ
ースを外型3の上面近くまで移動させる。このス
ペースに試料粉末Sを入れ、上部押型2Aを嵌合
させる。この後、キヤツプ5及び加圧棒6を上方
から被せ、必要に応じて排気を行いながら加圧用
当板7に油圧等を加えると、試料粉末Sが成型さ
れる。つまり、錠剤となる。
一方、粉末が多量であつたり、かさばる試料粉
末の場合には薄い中型4を使用して原料収納スペ
ースの容積を大きくする。このスペースに試料粉
末Sを入れ、上部押型2Aを嵌合させる。この
後、前述と同様な作業を行うと、試料粉末Sが成
型されて錠剤となる。
なお、上記実施例では、中型4を下部押型2B
上に載置したが、第3図に示すように分割して上
下の中型4A,4Bとし、下部中型4Bを直接排
気台1′に載置し、上部中型4Aとの間に試料粉
末Sを入れるようにしてもよい。この場合にも、
厚さの異なるものを取揃えておき、試料の量やか
さ密度に応じて適宜選択する。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、厚さの異なる中
型を取揃えておき、プレスされる試料粉末の性質
(かさ密度)、量などに応じて所要の厚さの中型を
選択するようにしたので、必要とする容積に増減
があつても、常に作業面を外型の上面付近とする
ことができ、試料粉末をならす作業が容易になる
など、作業能率の向上が図れる。しかも、成型の
歩留りを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプレス成型装置の一実施
例を示す断面図、第2図は同実施例における型部
分の拡大図、第3図は本考案の他の実施例を示す
断面図、第4図は従来例を示す断面図である。 1……排気台、2A……上部押型、2B……下
部押型、3……外型、4……中型、5……キヤツ
プ、6……加圧棒、7……加圧用当板、S……試
料粉末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部押型と、この上部押型と対をなす下部押型
    と、これらの押型と嵌合する外型と、前記下部押
    型及び外型を載置する基台と、厚さの異なるもの
    を選択的に前記下部押型の上面に載置されてその
    上方に所要容積の原料粉末収納スペースを形成す
    る複数の中型と、前記上部押型に加圧成型のため
    の押圧力を加える加圧部材とを備えてなることを
    特徴とするプレス成型装置。
JP4882387U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH056519Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4882387U JPH056519Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP4882387U JPH056519Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS63156050U JPS63156050U (ja) 1988-10-13
JPH056519Y2 true JPH056519Y2 (ja) 1993-02-19

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