JPH0565047A - 自動車のエアバツグ構造 - Google Patents
自動車のエアバツグ構造Info
- Publication number
- JPH0565047A JPH0565047A JP3227420A JP22742091A JPH0565047A JP H0565047 A JPH0565047 A JP H0565047A JP 3227420 A JP3227420 A JP 3227420A JP 22742091 A JP22742091 A JP 22742091A JP H0565047 A JPH0565047 A JP H0565047A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air bag
- airbag
- folded
- lid
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】エアバッグリッドに凹凸部を有する場合でも支
障なく所定の空間に収容することができ、インストルメ
ントパネルのデザイン上の自由度を向上させ得るエアバ
ッグを提供する。 【構成】エアバッグリッド７は上下方向中央部に凹部７
ａを有している。エアバッグ５はガスで膨張していない
状態では平面的にみて略円形状を成す。これを折り畳ん
で収納空間１０内に収納する。エアバッグケース３に両
端部の延長線を折り目として両側の部分を内側の折り込
む。次に、エアバッグケース３とは反対側の先端部から
所定の長さで重ね折りにする。折り込み幅は、先端部と
基端部で比較的大きく、の中間部で小さくなっている。
エアバッグ５を積層状態で収納空間に配置する際そのエ
アバッグリッド７側をリッドの形状に合わせたので、上
下の空間をむだなく活用して、収納することができる。
障なく所定の空間に収容することができ、インストルメ
ントパネルのデザイン上の自由度を向上させ得るエアバ
ッグを提供する。 【構成】エアバッグリッド７は上下方向中央部に凹部７
ａを有している。エアバッグ５はガスで膨張していない
状態では平面的にみて略円形状を成す。これを折り畳ん
で収納空間１０内に収納する。エアバッグケース３に両
端部の延長線を折り目として両側の部分を内側の折り込
む。次に、エアバッグケース３とは反対側の先端部から
所定の長さで重ね折りにする。折り込み幅は、先端部と
基端部で比較的大きく、の中間部で小さくなっている。
エアバッグ５を積層状態で収納空間に配置する際そのエ
アバッグリッド７側をリッドの形状に合わせたので、上
下の空間をむだなく活用して、収納することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエアバッグ構造
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の助手席の乗員のためのエアバッ
グ装置を設けることは、たとえば実開平２−１２９９５
０公報に開示されるように公知である。このような助手
席用のエアバッグ装置は、助手席前方のインストルメン
トパネルの内側つまりその背後空間に配置される。
グ装置を設けることは、たとえば実開平２−１２９９５
０公報に開示されるように公知である。このような助手
席用のエアバッグ装置は、助手席前方のインストルメン
トパネルの内側つまりその背後空間に配置される。
【０００３】この場合、エアバッグリッドを構成するイ
ンストルメントパネルの形状は必ずしもフラットな形状
ではなく、最近の傾向では、ドアパネル等の周りの部品
も含めて車室内部の総合的なデザイン上の要請からイン
ストルメントパネルに凹部あるいは凸部を設けたり、車
室空間を極力広くするために湾曲状にするようになって
いる。
ンストルメントパネルの形状は必ずしもフラットな形状
ではなく、最近の傾向では、ドアパネル等の周りの部品
も含めて車室内部の総合的なデザイン上の要請からイン
ストルメントパネルに凹部あるいは凸部を設けたり、車
室空間を極力広くするために湾曲状にするようになって
いる。
【０００４】
【解決しようとする課題】このようにエアバッグリッド
の形状が配置がデザイン上の要請から変化してもエアバ
ッグ装置を収納する空間の前方側すなわちエアバッグリ
ッドとは反対側は他の車体側部材の配置から変更するこ
とは困難である。このため、エアバッグリッドがデザイ
ン上の要請に応じて変化する分だけエアバッグ収納空間
の容積あるいは形状が変化することとなる。
の形状が配置がデザイン上の要請から変化してもエアバ
ッグ装置を収納する空間の前方側すなわちエアバッグリ
ッドとは反対側は他の車体側部材の配置から変更するこ
とは困難である。このため、エアバッグリッドがデザイ
ン上の要請に応じて変化する分だけエアバッグ収納空間
の容積あるいは形状が変化することとなる。
【０００５】従来、エアバッグは一定のやり方で折り畳
んで収納するようにしていたので上記のように収納空間
の形状容積が変化した場合、収納出来なくなる恐れがあ
る。また、無理に収納すると、適正な展開動作に支障を
来す恐れがある。本発明はこのような事情にかんがみ、
エアバッグリッドが凹部あるいは凸部を有する場合であ
っても支障なくエアバッグリッド背後の所定の空間に収
容することができ、したがって、インストルメントパネ
ルのデザイン上の自由度を向上させることができるエア
バッグ構造を提供することを目的とする。
んで収納するようにしていたので上記のように収納空間
の形状容積が変化した場合、収納出来なくなる恐れがあ
る。また、無理に収納すると、適正な展開動作に支障を
来す恐れがある。本発明はこのような事情にかんがみ、
エアバッグリッドが凹部あるいは凸部を有する場合であ
っても支障なくエアバッグリッド背後の所定の空間に収
容することができ、したがって、インストルメントパネ
ルのデザイン上の自由度を向上させることができるエア
バッグ構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下のように構成される。本発明に係る自動
車のエアバッグ構造は、凹部または凸部を有するエアバ
ッグリッドと、該エアバッグリッドの背後の空間に折り
返しを反復して積層状態で収納されるエアバッグとを有
し、前記エアバッグはその折り返し点を結ぶ線が前記エ
アバッグリッドの対向表面形状と相補的形状を成すよう
に積層されたことを特徴とする。
に本発明は以下のように構成される。本発明に係る自動
車のエアバッグ構造は、凹部または凸部を有するエアバ
ッグリッドと、該エアバッグリッドの背後の空間に折り
返しを反復して積層状態で収納されるエアバッグとを有
し、前記エアバッグはその折り返し点を結ぶ線が前記エ
アバッグリッドの対向表面形状と相補的形状を成すよう
に積層されたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によればデザイン上の要請に応じて、イ
ンストルメントパネルすなわちエアバッグリッドの形状
が変化するのに合わせて、エアバッグの折り返しの位置
変更するようにし、折り畳んで集積されたエアバッグの
先端部の外形がこれと対向するエアバッグの面に対して
相補的になるように仕上げる。これによってムダなく収
納空間を活用してエアバッグを配置することができる。
なお、本発明では折り返しの位置をエアバッグリッド形
状に合わせて変更するだけで、エアバッグの折り方自体
は変更しないので展開時にに支障がでることはない。
ンストルメントパネルすなわちエアバッグリッドの形状
が変化するのに合わせて、エアバッグの折り返しの位置
変更するようにし、折り畳んで集積されたエアバッグの
先端部の外形がこれと対向するエアバッグの面に対して
相補的になるように仕上げる。これによってムダなく収
納空間を活用してエアバッグを配置することができる。
なお、本発明では折り返しの位置をエアバッグリッド形
状に合わせて変更するだけで、エアバッグの折り方自体
は変更しないので展開時にに支障がでることはない。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図１を参照すると、本例のエアバッグ装置１
は助手席（図示せず）の前方のインストルメントパネル
２の背後に配置される。エアバッグ装置１は、エアバッ
グケース３とこの内部に配置されるインフレータ４と、
上記エアバッグケース３に取りつけられこのインフレー
タ４からのガスによって膨張可能に折り畳まれた状態で
配置されるエアバッグ５とを備えている。エアバッグ５
の車室６の側には、インストルメントパネル２に連続し
た外形を成すエアバッグリッド７が設けられエアバッグ
展開時に開閉可能にインストルメントパネル２に取り付
けられる。エアバッグケース３はブラケット８を介して
車体横方向に延びるステアリング支持メンバ９に支持さ
れている。図示のように本例のエアバッグリッド７は上
下方向中央部に凹部７ａを有している。したがって、エ
アバッグ５の収納空間１０の車室６の側の部分は中央部
が車体前後方向に短く、上部と下部は中央部に比して車
室６の側に突出した断面形状になっている。図２を参照
すると、エアバッグ５はガスで膨張していない状態では
平面的にみて略円形状を成す。これを折り畳んで上記エ
アバッグケース３の前に配置して上記収納空間１０内に
収納する。この場合、図３に示すように、エアバッグケ
ース３に両端部の延長線を折り目として両側の部分を内
側の折り込む。つぎに、図４に示すようにエアバッグケ
ース３とは反対側の先端部から所定の長さで重ね折りに
する。この場合、折り込みは図において上下交互に行っ
て重ねる。本例の構成では、折り返しの長さは一定でな
く、折り込んで積層状態になったときの折り返し点１１
を結ぶ線、すなわち、積層状態でのエアバッグ５の車室
側の形状がエアバッグリッド７の内面と相補的になるよ
うに長さが決められている。本例では図４に示すように
折り返し点１１の間隔すなわち折り込み幅は、先端部と
基端部で比較的大きく、の中間部で小さくなっている。
したがって、折り込んで積層した状態では、上部及び下
部が大きく中間部で小さくなっている。この場合、ケー
ス３側では折り返し位置を揃え、エアバッグリッド７側
だけをエアバッグリッド７の形状の対応した凹部を持つ
ように位置をずらせてある。
説明する。図１を参照すると、本例のエアバッグ装置１
は助手席（図示せず）の前方のインストルメントパネル
２の背後に配置される。エアバッグ装置１は、エアバッ
グケース３とこの内部に配置されるインフレータ４と、
上記エアバッグケース３に取りつけられこのインフレー
タ４からのガスによって膨張可能に折り畳まれた状態で
配置されるエアバッグ５とを備えている。エアバッグ５
の車室６の側には、インストルメントパネル２に連続し
た外形を成すエアバッグリッド７が設けられエアバッグ
展開時に開閉可能にインストルメントパネル２に取り付
けられる。エアバッグケース３はブラケット８を介して
車体横方向に延びるステアリング支持メンバ９に支持さ
れている。図示のように本例のエアバッグリッド７は上
下方向中央部に凹部７ａを有している。したがって、エ
アバッグ５の収納空間１０の車室６の側の部分は中央部
が車体前後方向に短く、上部と下部は中央部に比して車
室６の側に突出した断面形状になっている。図２を参照
すると、エアバッグ５はガスで膨張していない状態では
平面的にみて略円形状を成す。これを折り畳んで上記エ
アバッグケース３の前に配置して上記収納空間１０内に
収納する。この場合、図３に示すように、エアバッグケ
ース３に両端部の延長線を折り目として両側の部分を内
側の折り込む。つぎに、図４に示すようにエアバッグケ
ース３とは反対側の先端部から所定の長さで重ね折りに
する。この場合、折り込みは図において上下交互に行っ
て重ねる。本例の構成では、折り返しの長さは一定でな
く、折り込んで積層状態になったときの折り返し点１１
を結ぶ線、すなわち、積層状態でのエアバッグ５の車室
側の形状がエアバッグリッド７の内面と相補的になるよ
うに長さが決められている。本例では図４に示すように
折り返し点１１の間隔すなわち折り込み幅は、先端部と
基端部で比較的大きく、の中間部で小さくなっている。
したがって、折り込んで積層した状態では、上部及び下
部が大きく中間部で小さくなっている。この場合、ケー
ス３側では折り返し位置を揃え、エアバッグリッド７側
だけをエアバッグリッド７の形状の対応した凹部を持つ
ように位置をずらせてある。
【０００９】以上のように本例の構造では、エアバッグ
５を積層状態で収納空間に配置する際そのエアバッグリ
ッド７側をリッドの形状に合わせたので、上下の空間を
むだなく活用して、収納することができる。
５を積層状態で収納空間に配置する際そのエアバッグリ
ッド７側をリッドの形状に合わせたので、上下の空間を
むだなく活用して、収納することができる。
【００１０】
【効果】本発明によれば、エアバッグをエアバッグリッ
ドの形状に合わせて折り込み収納空間を効率的に活用す
るようにしたので、インストルメントパネルを含めた総
合的なデザイン上の要請を満足させることができる。し
たがって、エアバッグ収納の問題に捕らわれずに自由な
デザインが可能になる。また、このようにエアバッグリ
ッドに合わせた折り込みにしたことによって偏りのない
スムーズなエアバッグの展開動作を確保することができ
る。
ドの形状に合わせて折り込み収納空間を効率的に活用す
るようにしたので、インストルメントパネルを含めた総
合的なデザイン上の要請を満足させることができる。し
たがって、エアバッグ収納の問題に捕らわれずに自由な
デザインが可能になる。また、このようにエアバッグリ
ッドに合わせた折り込みにしたことによって偏りのない
スムーズなエアバッグの展開動作を確保することができ
る。
【図１】本発明の１実施例にかかるエアバッグ装置の断
面図、
面図、
【図２】エアバッグ装置の平面図、
【図３】エアバッグ装置の斜視図、
【図４】エアバッグ装置の折り込み状態を示す概略図で
ある。
ある。
１ エアバッグ装置 ２ インストルメントパネル ３ エアバッグケース ４ インフレータ ５ エアバッグ ６ 車室 ７ エアバッグリッド ８ ブラケット ９ ステアリング支持メンバ １０ 収納空間 １１ 折り返し点
Claims (1)
- 【請求項１】凹部または凸部を有するエアバッグリッド
と、該エアバッグリッドの背後の空間に折り返しを反復
して積層状態で収納されるエアバッグとを有し、前記エ
アバッグはその折り返し点を結ぶ線が前記エアバッグリ
ッドの対向表面形状と相補的形状を成すように積層され
たことを特徴とする自動車のエアバッグ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3227420A JPH0565047A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 自動車のエアバツグ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3227420A JPH0565047A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 自動車のエアバツグ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565047A true JPH0565047A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16860567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3227420A Pending JPH0565047A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 自動車のエアバツグ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565047A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5382048A (en) * | 1993-11-05 | 1995-01-17 | Morton International, Inc. | Soft deployment air bag fold |
| US5496056A (en) * | 1995-02-21 | 1996-03-05 | Morton International, Inc. | Automotive passenger air bag module cushion fold |
| US5570900A (en) * | 1995-05-23 | 1996-11-05 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Side impact head air bag |
| CN113752977A (zh) * | 2020-06-03 | 2021-12-07 | 宁波均胜汽车安全系统有限公司 | 安全气囊折叠的方法和安全气囊装置 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP3227420A patent/JPH0565047A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5382048A (en) * | 1993-11-05 | 1995-01-17 | Morton International, Inc. | Soft deployment air bag fold |
| US5496056A (en) * | 1995-02-21 | 1996-03-05 | Morton International, Inc. | Automotive passenger air bag module cushion fold |
| US5570900A (en) * | 1995-05-23 | 1996-11-05 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Side impact head air bag |
| CN113752977A (zh) * | 2020-06-03 | 2021-12-07 | 宁波均胜汽车安全系统有限公司 | 安全气囊折叠的方法和安全气囊装置 |
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