JPH0564834U - 表示器 - Google Patents

表示器

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Publication number
JPH0564834U
JPH0564834U JP331692U JP331692U JPH0564834U JP H0564834 U JPH0564834 U JP H0564834U JP 331692 U JP331692 U JP 331692U JP 331692 U JP331692 U JP 331692U JP H0564834 U JPH0564834 U JP H0564834U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
notch
easy
transparent
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP331692U
Other languages
English (en)
Inventor
幸則 山本
雅文 平家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP331692U priority Critical patent/JPH0564834U/ja
Publication of JPH0564834U publication Critical patent/JPH0564834U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファインピッチで整列された透明電極の特定
端子を判別容易とする。 【構成】 液晶などの表示器の透明基板上に4本/mm
以上のいわゆるファインピッチで透明電極からなる端子
部を形成する。その端子部の整列された端部に、直線で
構成された切欠部を設ける。 【効果】 製造に当っても端子端部のマークは潰され難
く、切欠部であるから隣接端子と短絡事故を生じる虞も
ない。従って端子部を表面側から拡大鏡で観察したとき
などの特定端子の判別が簡単となり、さらには半田や導
電性接着剤を用いたときには基板裏面から観察したとき
に切欠部が屈折率の違いから極めて容易に判別できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、透明な基板に透明電極を有した表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液晶表示器などにおいては、特公昭56−16432号公報などに 示されるように透明な基板に透明な電極を設けて表示器を構成している。そして このような表示器において、表示容量が大きくなるとその表示器の駆動素子に接 続される端子部は4本/1mmより高密度ないわゆるファインピッチとなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような端子部は、同一ピッチで200〜1000本が規則正しく配置され るので、例えば駆動素子の端子部を接続するときにどの端子を基準とするか、ま たは不良が発生した場合どこの端子部に接続された電極かを特定するのが困難で ある。端子密度が2本/mmのように荒いときには電極間に目印となる島状のマ ークを配置したり、端子自体に孔のような空間部を設けて目印とすることができ たが、端子密度が高くなると端子間隔が狭くなるので電極間に設けた島状のマー クは隣接端子の短絡事故を招き、端子の内部に設けた空間部はつぶれて拡大鏡で も認識が困難となる。さらには端子の位置を計数するときに針等で印を付けなが ら位置確認することも考えられるが、透明電極は薄膜なので傷がつき難く、また 針の引掻きにより電極薄利を生じやすいので好ましくない。このような端子の特 定困難な状況は、密度が高くなったり端子本数が多くなりあるいは端子幅が狭く なると著しくなり、特にはピッチ4本/mm以上、端子数300本以上または厚 膜端子幅0.200mm以下となると1ケ所の端子特定に必要な時間は1〜3本 /mmのときの所要時間の5倍以上を必要とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の点を考慮し、端子端部のマークが潰され難く、特に基板や電極 が透明である点に着目してなされたもので、透明な基板上の透明電極からなる端 子部の整列された端部に、直線で構成された切欠部を設けたものである。
【0005】
【作用】
これにより端子部を表面側から拡大鏡で観察したときなどの特定端子の判別が 簡単となり、さらには半田や導電性接着剤等の接続剤を用いたときには基板裏面 から観察したときに切欠部が屈折率の違いから極めて容易に判別できる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案実施例の表示器の要部断面図aと要部平面図bで、2枚の平板状 基板の間に液晶分子が捩れ配向された液晶表示器を例にとっている。図において 1はガラス等からなる透明な基板で、必要に応じてガラス表面に下地層を設けた り液晶分子と接する面に配向膜等を有しており、液晶分子を収納できるように同 様の基板2枚をシール剤3で貼合せてセルを構成しており、各々の基板の互いに はみ出した部分11に透明電極からなる端子部2が整列して設けられている。
【0007】 この端子部2は、例えば厚さが30〜300nmのインジウム系の被膜からな り、いわゆるファインピッチ、例えば端子幅80μm間隔100μmとか端子幅 200μm間隔50μmで1乃至千鳥状2列に整列されており、いわゆるTAB と呼ばれる導電箔付きのテープで集積回路素子を保持したような表示器の駆動素 子4に、半田や導電性接着剤等の接続剤5で接続される。そして、端子部2には 5本毎にく字状の切欠部21が、また10本毎に他の端子部端縁より延在するか 好ましくは他の端子部の端部位置に至らない様な切欠部22が形成されており、 これらの切欠部21、22は1乃至2本の直線で構成され簡潔な形状となってい る。
【0008】 このような切欠部21、22の形状は、直線部で囲まれ、かつ、端子列の外側 に向かって解放される空間部が大きく取れるので、幅80μm、厚さ300nm という細幅厚肉透明電極の端子部製造過程においても切欠部21、22が潰れて 判別不可能になることはなかった。
【0009】
【考案の効果】
上述のように端子部の製造に当っても端子端部のマークは潰され難く、切欠部 であるから隣接端子と短絡事故を生じる虞もない。そして端子部を表面側から拡 大鏡で観察したときなどは一定本数で切欠部が現れ、短絡・断線などを発見した ときはその断線のある電極の端子の位置が特定できればよく、その端子が端から 何本目であるかを数える必要はないので、拡大鏡から目を離しても切欠部から何 本目が断線していたというようにして容易に特定端子の判別が簡単となる。さら には光干渉を利用した参照光を照射することで自動的にパターン認識をして端子 列の端からn本目に駆動素子の端子を配置するという組立作業時でも、その確認 やその取付け後のチェックにおいて、切欠部を目安にして位置判定やチェックが 粗いピッチの表示器の端子部の間隙に端子番号を刻印した時と略同程度の作業性 で確認作業などが行えた。
【0010】 そしてまた、半田や導電性接着剤を用いたときには基板裏面から観察したとき に切欠部が屈折率の違いから極めて容易に判別できるので、駆動素子を取り付け た後表示形態の以上に基づく検査においても特定端子の位置確認・判別が容易と なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の表示器の要部断面図aと要部平
面図bである。
【符号の説明】
1 基板 2 端子部 21 切欠部 22 切欠部 4 駆動素子 5 接続剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な基板と、基板の上に表示器の駆動
    素子に対して接続剤で接続される透明電極からなりファ
    インピッチで整列された端子部とを有する表示器におい
    て、端子部の整列された端部には、直線で構成された切
    欠部が設けられていることを特徴とする表示器。
JP331692U 1992-01-31 1992-01-31 表示器 Pending JPH0564834U (ja)

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JP331692U JPH0564834U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 表示器

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JP331692U JPH0564834U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 表示器

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JPH0564834U true JPH0564834U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11553955

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JP331692U Pending JPH0564834U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 表示器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014069430A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Brother Ind Ltd 液体吐出装置及び配線接続構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0359534A (ja) * 1989-07-28 1991-03-14 Hitachi Ltd 液晶表示装置

Patent Citations (1)

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