JPH056476B2 - - Google Patents

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JPH056476B2
JPH056476B2 JP59046504A JP4650484A JPH056476B2 JP H056476 B2 JPH056476 B2 JP H056476B2 JP 59046504 A JP59046504 A JP 59046504A JP 4650484 A JP4650484 A JP 4650484A JP H056476 B2 JPH056476 B2 JP H056476B2
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JP
Japan
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drum
clothes dryer
water absorbent
dried
heating
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP59046504A
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English (en)
Other versions
JPS60191000A (ja
Inventor
Kenji Natsuno
Hiroshi Kinoshita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60191000A publication Critical patent/JPS60191000A/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣類乾燥機に係り、特に、その省電
力化に寄与する衣類乾燥機に関するものである。
〔発明の背景〕
被乾燥物を洗たく後に脱水した場合、生地の種
類によつて違うが、たとえば被乾燥物が木綿地な
ら、脱水後の水分は、重量比で40〜50%の水分が
残る。
この状態から乾燥機で乾燥させるのが一般的な
使い方であるが、電気代がかかる、乾燥時間が長
いなどという批判が圧倒的に多く、問題になつて
いる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記に鑑み、吸水体を用いること
で、消費電力量を大巾に少なくすることができ、
しかも、乾燥時間も短かくすることができるよう
にした、衣類乾燥機の提供を、その目的とするも
のである。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するため、本発明は、外枠内に
回転自在に軸支されるドラムと、このドラム内に
送風する送風フアンと、その送風を加熱する熱源
と、前記のドラムおよび送風フアンの駆動源とな
るモータとを備える衣類乾燥機において、送風加
熱による温風運転以前の、加熱によらない送風運
転時に、ドラム内で被乾燥物と接触する吸水体を
備えたことを特徴とするものである。
しかして、前記吸水体としては、粉末状の吸水
性樹脂を素材にしたものと、繊維状の吸水性樹脂
を素材にしたものとがあり、粉末状のものは、吸
水能力が自重の400〜1000倍、繊維状のものは自
重の150倍と、高吸水性で、ともに、一般に市販
されているものである。
なお、上記粉末状のものは、紙あるいは不織布
で被い、粉末が落ちない構造とし、粉末が均等に
分布されるように複数個所の仕切りを形成し、繊
維状のものは、そのままか、不織布と織り込む構
造とし、これらをともにシート状に切り、その複
数枚を被乾燥物と一緒にドラム内へ投入、あるい
はドラム内に装着して使用すれば良い。
そして、前記吸水体は、被乾燥物と一緒にドラ
ム内で運転するため、柔らかく、表面積が大き
く、そして繰返しの使用に耐えるものでなければ
ならないが、先の構成のものは、繰返し使用して
も吸水性能が落ちることなく、しかも粉末の場
合、これが多少落ちて被乾燥物に付着しても、毒
性のない条件をかね備えたものであれば良い。
〔発明の実施例〕
本発明に係る実施例を、各図を参照して説明す
る。
ここで、第1図は、被乾燥物と吸水体との接触
状態をあわせて示す、本発明の一実施例である衣
類乾燥機の開披断面図、第2図は、その吸水体の
拡大斜視図、第3図は、被乾燥物の含水率と乾燥
時間との関係を示す説明図である。
しかして、第1図に示す衣類乾燥機は、少なく
とも、外枠内に回転自在に軸支されるドラムと、
このドラム内に送風する送風フアンと、その送風
を加熱する熱源と、前記のドラムおよび送風フア
ンの駆動源となるモータとを備えたものである。
すなわち、第1図において、外枠1内に回転自
在に軸支されたドラム2とドラム支持部材3との
下方に熱源4を配置し、外枠1の前面下方に吸気
口5を設け、この吸気口5と対向させて送風フア
ン6を設けて駆動源に係るモータ7の片方の軸と
直結し、このモータ7のもう一方の軸にドラム2
を駆動するためのプーリ8を取付け、ベルト9を
介してドラム2を駆動するようにしたものであ
る。
そして、ドラム2の後面には排気口10が設け
られ、またドラム支持部材11と裏板12とで排
気管13を形成し、その裏板12には排気口14
を設けたものである。
しかして、15は被乾燥物、16は吸水体を示
し図示実施例において、 この吸水体16は、第2図に示すごとく粉末状
の吸水性樹脂を素材としたものである。
すなわち、粉末状の吸水性樹脂17を、多孔質
の柔らかい素材であつて、丈夫な、しかも親水性
の良いシート状の被覆材料19で被い、この被覆
材料19に、粉末状の吸水性樹脂17がシート状
のどの場所にも均一に分布するように、熱シール
によつて仕切り18を設けるようにしたものであ
る。そして、その被覆材料19は、たとえば、ポ
リエステル製の不織布からなるものであり、 以上の構成において、吸水体16は、被乾燥物
15と一緒にドラム2内へ投入し、熱源4による
加熱をしないで送風運転を行うものである。
この送風運転により、吸水体16は、被乾燥物
15と接触して、その水分を奪うものである。
このような運転によれば、いま、脱水後の被乾
燥物15の含水率をX1%とし、乾燥終了後の含
水率をX0%とすると、従来は、第3図に示すよ
うに、熱源4に係るヒータで加熱するようにした
ものの温風運転時間がTであつたのにたいし、ま
ず、吸水体16による送風運転時間T1後に、始
めX1%あつた被乾燥物15の含水率を、図示の
X2%まで下げることができるものである。
一方、水分を吸収した吸水体16は、保水性能
が良く、少々の圧力が加わつても水を離すことが
ないので、たとえばタイマーによる時間制御ある
いは吸水体16の体積や色の変化から吸水体16
の吸水量を検知し、温風運転に入る前にドラムか
ら取り出せばよい。
そして、この状態から、熱源4で加熱するよう
にした温風運転を行えば、第3図に示す温風運転
時間T2というように、従来の温風運転時間Tに
比べて大巾に短かくできるものである。
これを、具体的に述べると、被乾燥物の乾いて
いる状態の重量を2.2Kgとし、洗たく、脱水後の
含水率をX1=75%とすると、従来の温風運転な
ら、乾燥時間が90分かかつたものが、本発明に係
るものでは吸水体による送風運転30分で含水率を
X2=25%まで下げることができ、残り温風運転
時間45分、すなわち、従来の温風運転時間に比べ
て半分で済み、しかも全乾燥時間も20%弱と短か
くすることができるものである。
なお、第3図で、Aは、本発明に係るものの乾
燥運転時間、Bは、従来のものの乾燥運転時間
を、それぞれ示すものである。
しかして、上記では、吸水体として粉末状に係
るものを用いるようにしたものであるが、これ
は、繊維状の吸水性樹脂に係るものを用いること
ができるものであつて、この場合は、そのままシ
ート状に切つて使用するか、あるいは、上記に述
べた被覆材料19で被つて使用するものである。
次に、第4図は、本発明の他の実施例に係る衣
類乾燥機におけるドラムの部分断面図である。
すなわち、図示のものは、第1図に相当するも
のの左側、つまり正面を上下に切断したものを右
側からみた断面図に相当するものであり、図面の
ものの左側にドラム支持材が装着されるものであ
る。
ここで、2Aはドラム、16Aは吸水体であ
る。
しかして、本実施例に係る衣類乾燥機は、外枠
内に回転自在に軸支されるドラムと、このドラム
内に送風する送風フアンと、その送風を加熱する
熱源と、前記のドラムおよび送風フアンの駆動す
る駆動源となるモータを備えるようにした衣類乾
燥機において、そのドラムの内周に、着脱自在に
吸水体を装着せしめたものである。
すなわち、本実施例のものは、さきの第1図に
示す衣類乾燥機のドラムを、吸水体16Aを着脱
自在に装着したドラム2Aの構成としたものであ
り、その着脱自在の装着手段は、たとえば、図示
を省略しているが、吸水体16Aに設けた凹部あ
るいは凸部を、ドラム2Aに設けた凸部あるいは
凹部に係合させるようにしたものである。
もちろん、この係合構成は、これに限定される
ものではなく、他の係合構成の選択を妨げるもの
ではない。
そして、吸水体16Aの構成は、さきの吸水体
16の構成と同等のものであり、これは、さきに
述べた温風運転時に、これを外して使用するよう
にしたものである。
なお、本実施例によれば、さきの第1図および
第2図の実施例と組み合せて衣類乾燥を運転する
と、その乾燥効果はより一層顕著なものとなる。
また、本実施例においては、吸水体16Aをド
ラム2Aの内周に装着したものであるが、この装
着場所は、内周に限定されず、広くドラム内の奏
効する個所に装着しうるものである。
〔発明の効果〕
本発明によるときは、吸水体を用いることで、
その消費電力量を大巾に少なくすることができ、
しかも全乾燥時間も短かくすることができる、衣
類乾燥機を提供することができるものであつて、
実用的にすぐれた発明ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、被乾燥物と吸水体との接触状態をあ
わせて示す、本発明の一実施例である衣類乾燥機
の開披断面図、第2図は、その吸水体の拡大斜視
図、第3図は、被乾燥物の含水率と乾燥時間との
関係を示す説明図、第4図は、本発明の他の実施
例に係る衣類乾燥機におけるドラムの部分断面図
である。 1……外枠、2,2A……ドラム、4……熱
源、6……送風フアン、7……モータ、15……
被乾燥物、16,16A……吸水体、17……粉
末状の吸水性樹脂、18……仕切り、19……シ
ート状の被覆材料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外枠内に回転自在に軸支されるドラムと、こ
    のドラム内に送風する送風フアンと、その送風を
    加熱する熱源と、前記のドラムおよび送風フアン
    の駆動源となるモータとを備える衣類乾燥機にお
    いて、送風加熱による温風運転以前の、加熱によ
    らない送風運転時に、ドラム内で被乾燥物と接触
    する吸水体を備えたことを特徴とする衣類乾燥
    機。 2 特許請求の範囲第1項記載の衣類乾燥機にお
    いて、加熱によらない送風運転時に被乾燥物とと
    もにドラム内に投入されるシート状吸水体を備え
    た衣類乾燥機。 3 特許請求の範囲第1項記載の衣類乾燥機にお
    いて、外枠内に回転自在に軸支されるドラム内
    に、加熱によらない送風運転時に被乾燥物と接触
    する吸水体を着脱自在に装着した衣類乾燥機。 4 特許請求の範囲第1項記載の衣類乾燥機にお
    いて、加熱によらない送風運転時に被乾燥物とと
    もにドラム内に投入されるシート状吸水体を備
    え、かつ外枠内に回転自在に軸支されるドラム内
    に、加熱によらない送風運転時に被乾燥物と接触
    する吸水体を着脱自在に装着した衣類乾燥機。
JP4650484A 1984-03-13 1984-03-13 衣類乾燥機 Granted JPS60191000A (ja)

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JP4650484A JPS60191000A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 衣類乾燥機

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JP4650484A JPS60191000A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 衣類乾燥機

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JPS60191000A JPS60191000A (ja) 1985-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL143081A0 (en) * 2001-05-10 2002-04-21 Mizrahi Benny Dryer
DE102010023327A1 (de) * 2010-06-10 2011-12-15 Süd-Chemie AG Trocknungsvorrichtung enthaltend ein Alumo-Phosphat

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143625A (en) * 1974-10-11 1976-04-14 Tokyo Shibaura Electric Co rada hoshikisuitsuchasochi

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5143625A (en) * 1974-10-11 1976-04-14 Tokyo Shibaura Electric Co rada hoshikisuitsuchasochi

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