JP3011602U - 乾燥機付き全自動洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥機を全自動洗濯機に取り込んで、洗濯か
ら乾燥までの全行程を全自動化としたものである。 【構成】 洗濯槽（脱水槽）（１）に熱源（ヒータ又は
ガス）（６）を取り込み，送風ファン（５）による熱風
で洗濯物を乾燥させるものである。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、乾燥機を付けた全自動洗濯機に関するものである。

従来、乾燥機と全自動洗濯機は別機種のものとなっていて、洗濯と乾燥の工程 が自動化されず、しかも価格的にも２種類分の高価格となっていた。

本考案は、その欠点を除くためなされたもので、図面について説明すれば熱源 （ヒータ又はガス）（６）からの熱を送風ファン（５）によって洗濯槽（脱水槽 ）（１）内へ送り込んで洗濯物を乾燥させるものである。その使用法として説明 すれば、 （イ） 洗濯機の脱水が終了すると回転モータ（７）が止まり、熱源（６）が ＯＮとなり、送風管（３）の弁（２）が開き，送風ファン（５）の駆動で洗濯槽 （１）内へ熱風が強制送風される。

（ロ） 脱水槽（１）が回転モータ（７）によりゆっくりと正・逆回転し、送 り込まれた熱風により洗濯物が乾燥していく。

（ハ） 水蒸気測定センサー（８）により，排水管（９）から放出される水蒸 気量が乾燥状態と同じであると検知した時、熱源（６）がＯＦＦとなり、次に送 風ファン（５）が停止し、回転モータ（７）が止まり、弁（２）が閉じて全行程 が終了となるのである。

（ニ） 乾燥終了の検知は、タイマーを用いて時間的に制御しても同じ乾燥能 力が得られる。

上記（イ）〜（ニ）により、乾燥が洗濯機の行程にシステム的に組み込むこと ができるので、さらに進んだ全自動洗濯機となり、しかも安価となるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案のシステム図である。

【符号の説明】 （１）は洗濯槽（脱水槽） （２）は弁 （３）は送風
管 （４）は送風ダクト （５）は送風ファン （６）は熱
源（ヒータ又はガス） （７）は回転モータ （８）は水蒸気量測定センサー
（９）は排水管

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 乾燥機を取り込み、システム的に一体化
   した全自動洗濯機。