JPH0564751B2 - - Google Patents
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- JPH0564751B2 JPH0564751B2 JP59279690A JP27969084A JPH0564751B2 JP H0564751 B2 JPH0564751 B2 JP H0564751B2 JP 59279690 A JP59279690 A JP 59279690A JP 27969084 A JP27969084 A JP 27969084A JP H0564751 B2 JPH0564751 B2 JP H0564751B2
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- Japan
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 8
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 7
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 claims 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Nuclear Medicine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、放射性同位元素(Radio
Isotope;RI)を被検者の体内に入れ、放射され
る放射線の計数データを収集してこれをコンピユ
ータ処理することによりイメージを作成する
ECT装置に関する。
Isotope;RI)を被検者の体内に入れ、放射され
る放射線の計数データを収集してこれをコンピユ
ータ処理することによりイメージを作成する
ECT装置に関する。
(ロ) 従来技術
ECT装置において、RIを被検者の体内に入れ、
放射される放射線の計数データを収集してこれを
コンピユータ処理することによりイメージを作成
する場合、測定時間に対して半減期の短いRIを
用いるときは放射能の減衰に応じてデータを補正
する必要がある。特に、ポジトロン放出性核種を
用いる場合は、半減期が2分とか10分とか20分と
か極めて短いものが多いので、通常この補正を行
なつている。
放射される放射線の計数データを収集してこれを
コンピユータ処理することによりイメージを作成
する場合、測定時間に対して半減期の短いRIを
用いるときは放射能の減衰に応じてデータを補正
する必要がある。特に、ポジトロン放出性核種を
用いる場合は、半減期が2分とか10分とか20分と
か極めて短いものが多いので、通常この補正を行
なつている。
ところが、この補正は、測定された全データに
ついて行なわなければならないので、従来では、
手続が複雑で、イメージ化するまでの時間が長く
なる問題があつた。
ついて行なわなければならないので、従来では、
手続が複雑で、イメージ化するまでの時間が長く
なる問題があつた。
(ハ) 目的
この発明は、RIの放射能の減衰をリアルタイ
ムで補正し、イメージ化するまでの手続を簡素化
し、処理時間を短縮することができるECT装置
を提供することを目的とする。
ムで補正し、イメージ化するまでの手続を簡素化
し、処理時間を短縮することができるECT装置
を提供することを目的とする。
(ニ) 構成
この発明によるECT装置では減衰補正回路が
設けられており、RIを被検者の体内に入れ、放
射される放射線の計数データを収集してこれをコ
ンピユータ処理することによりイメージを作成す
る場合において、基準時からの経過時間を計測
し、この経過時間に対応するRIの放射能の減衰
量に基づき、単位収集時間当りのデータを、これ
が収集される毎にリアルタイムで、基準時の放射
能に相当する値の変換するようにしている。
設けられており、RIを被検者の体内に入れ、放
射される放射線の計数データを収集してこれをコ
ンピユータ処理することによりイメージを作成す
る場合において、基準時からの経過時間を計測
し、この経過時間に対応するRIの放射能の減衰
量に基づき、単位収集時間当りのデータを、これ
が収集される毎にリアルタイムで、基準時の放射
能に相当する値の変換するようにしている。
(ホ) (実施例)
第1図において、被検者10の周囲に多数の放
射線検出器11をリング状に配列して検出器系1
が構成されている。この放射線検出器11はたと
えばシチレータと光電子増倍管とを組み合わせた
ものからなる。被検者10の体内にはポジトロン
放出性核種のRIが投与されており、このポジト
ロンが消滅するときに2本のγ線を180°方向に放
出する。この2本のγ線は各々別の検出器11に
入射して検出され、その検出信号が同時にコイン
シデンス回路2に送られ、同時計数される。この
コインシデンス回路2の同時計数信号はバツフア
メモリ3に一旦蓄えられた後、アドレツシングメ
モリ5の内容にしたがつてデータ収集メモリ6に
おいて加算されていく。
射線検出器11をリング状に配列して検出器系1
が構成されている。この放射線検出器11はたと
えばシチレータと光電子増倍管とを組み合わせた
ものからなる。被検者10の体内にはポジトロン
放出性核種のRIが投与されており、このポジト
ロンが消滅するときに2本のγ線を180°方向に放
出する。この2本のγ線は各々別の検出器11に
入射して検出され、その検出信号が同時にコイン
シデンス回路2に送られ、同時計数される。この
コインシデンス回路2の同時計数信号はバツフア
メモリ3に一旦蓄えられた後、アドレツシングメ
モリ5の内容にしたがつてデータ収集メモリ6に
おいて加算されていく。
ところで、この間にもポジトロン放出性核種の
放射能は、その固有の半減期にしたがつて指数関
数的に減衰していく。そこで、減衰補正回路4に
よつて、バツフアメモリ3に蓄えられたデータを
補正して、その減衰に対するデータ補正を行な
い、データ収集メモリ6に、補正された後のデー
タを加算する。こうして、データ収集メモリ6に
おいて補正後のデータが収集される。データ収集
が終ると、収集されたデータは画像再構成装置7
に送られ、画像再構成アルゴリズムを用いたデー
タ処理がなされ、被検者10の、検出器11のリ
ング状配列が位置している平面における断層像が
再構成される。この断層像はデイスプレイ装置8
のよつてデイスプレイされる。
放射能は、その固有の半減期にしたがつて指数関
数的に減衰していく。そこで、減衰補正回路4に
よつて、バツフアメモリ3に蓄えられたデータを
補正して、その減衰に対するデータ補正を行な
い、データ収集メモリ6に、補正された後のデー
タを加算する。こうして、データ収集メモリ6に
おいて補正後のデータが収集される。データ収集
が終ると、収集されたデータは画像再構成装置7
に送られ、画像再構成アルゴリズムを用いたデー
タ処理がなされ、被検者10の、検出器11のリ
ング状配列が位置している平面における断層像が
再構成される。この断層像はデイスプレイ装置8
のよつてデイスプレイされる。
上記の減衰補正回路4は経過時間の計測回路と
関数発生器とを有している。ポジトロン放出性核
種の放射能は第2図の太線のように、固有の半減
期に応じて経過時間tとともに指数関数的に減衰
していく。したがつて、バツフアメモリ3に集め
られた単位収集時間T当りのデータは、この放射
能の減衰に応じたものとなつている。そこで、減
衰補正回路4の時間計測回路によりたとえばデー
タ収集開始時点Sを基準時とし、この基準時Sか
らの経過時間tを計測し、各単位収集時間T毎
に、この減衰量に応じた係数(tの関数)を関数
発生器から発生する。この係数を掛ける(第2図
の点線の矢印のような操作を行なう)ことによ
り、放射能が基準時と同じであつたならば得られ
るであろうデータに変換され、補正が行なわれ
る。この係数は具体的にはtの関数e〓tというこ
とになる。ここで、λは崩壊定数、tは経過時間
である。
関数発生器とを有している。ポジトロン放出性核
種の放射能は第2図の太線のように、固有の半減
期に応じて経過時間tとともに指数関数的に減衰
していく。したがつて、バツフアメモリ3に集め
られた単位収集時間T当りのデータは、この放射
能の減衰に応じたものとなつている。そこで、減
衰補正回路4の時間計測回路によりたとえばデー
タ収集開始時点Sを基準時とし、この基準時Sか
らの経過時間tを計測し、各単位収集時間T毎
に、この減衰量に応じた係数(tの関数)を関数
発生器から発生する。この係数を掛ける(第2図
の点線の矢印のような操作を行なう)ことによ
り、放射能が基準時と同じであつたならば得られ
るであろうデータに変換され、補正が行なわれ
る。この係数は具体的にはtの関数e〓tというこ
とになる。ここで、λは崩壊定数、tは経過時間
である。
したがつて、データは単位時間で収集される毎
にリアルタイムで補正され、この補正されたデー
タがデータ収集メモリ6によつて収集されること
になる。そのため、このデータ収集メモリ6に収
集されたデータは、放射能の減衰のないデータと
して扱うことができ、画像再構成処理が簡素化さ
れ、イメージが得られるまでの時間も短縮され
る。
にリアルタイムで補正され、この補正されたデー
タがデータ収集メモリ6によつて収集されること
になる。そのため、このデータ収集メモリ6に収
集されたデータは、放射能の減衰のないデータと
して扱うことができ、画像再構成処理が簡素化さ
れ、イメージが得られるまでの時間も短縮され
る。
(ヘ) 効果
この発明によれば、データが収集される毎に放
射能の減衰についての補正をリアルタイムで行な
うようにしているため、イメージ化するまでのデ
ータ処理の手続が簡素になり、しかも処理時間を
短縮することができる。
射能の減衰についての補正をリアルタイムで行な
うようにしているため、イメージ化するまでのデ
ータ処理の手続が簡素になり、しかも処理時間を
短縮することができる。
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図、第
2図は減衰補正を説明するためのグラフである。 1……検出器系、2……コインシデンス回路、
3……バツフアメモリ、4……減衰補正回路、5
……アドレツシングメモリ、6……データ収集メ
モリ、7……画像再構成装置、8……デイスプレ
イ装置、10……被検者、11……放射線検出
器。
2図は減衰補正を説明するためのグラフである。 1……検出器系、2……コインシデンス回路、
3……バツフアメモリ、4……減衰補正回路、5
……アドレツシングメモリ、6……データ収集メ
モリ、7……画像再構成装置、8……デイスプレ
イ装置、10……被検者、11……放射線検出
器。
Claims (1)
- 1 放射性同位元素を被検者の体内に入れ、放射
される放射線の計数データを収集してこれをコン
ピユータ処理することによりイメージを作成する
ECT装置において、基準時からの経過時間を計
測し、この経過時間に対応する放射性同位元素の
放射能の減衰量に基づき、単位収集時間当りのデ
ータを、これが収集される毎にリアルタイムで、
基準時の放射能に相当する値に変換する減衰補正
回路を設けたことを特徴とするECT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59279690A JPS61159178A (ja) | 1984-12-31 | 1984-12-31 | Ect装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59279690A JPS61159178A (ja) | 1984-12-31 | 1984-12-31 | Ect装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159178A JPS61159178A (ja) | 1986-07-18 |
JPH0564751B2 true JPH0564751B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=17614511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59279690A Granted JPS61159178A (ja) | 1984-12-31 | 1984-12-31 | Ect装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61159178A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2612440B2 (ja) * | 1986-12-22 | 1997-05-21 | ジーイー横河メディカルシステム株式会社 | 画像作成装置 |
JP2688415B2 (ja) * | 1987-11-05 | 1997-12-10 | 株式会社日立メディコ | 回転型シンチレーションカメラ |
JP3315513B2 (ja) * | 1994-03-15 | 2002-08-19 | 浜松ホトニクス株式会社 | ポジトロンエミッションct装置 |
JP2007260846A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Sekisui Chem Co Ltd | 既設配管のライニング用配管部材の挿入装置 |
JP5150108B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2013-02-20 | 株式会社東芝 | Pet装置 |
JP5405548B2 (ja) * | 2011-10-17 | 2014-02-05 | 株式会社東芝 | Pet装置 |
-
1984
- 1984-12-31 JP JP59279690A patent/JPS61159178A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61159178A (ja) | 1986-07-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |