JPH0564104A - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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Publication number
JPH0564104A
JPH0564104A JP3221675A JP22167591A JPH0564104A JP H0564104 A JPH0564104 A JP H0564104A JP 3221675 A JP3221675 A JP 3221675A JP 22167591 A JP22167591 A JP 22167591A JP H0564104 A JPH0564104 A JP H0564104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
audio
level
video
bpf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3221675A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Yamada
山田  正和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3221675A priority Critical patent/JPH0564104A/ja
Publication of JPH0564104A publication Critical patent/JPH0564104A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】第2音声搬送波を有するテレビジョン音声多重
信号を受信可能なテレビジョン受像機において、映像搬
送波と音声搬送波とのレベル差が大きい場合でも良好な
音声多重復調が行えるテレビジョン受像機を提供する。 【構成】音声搬送波のレベルが小さい場合、スイッチ1
4をオフにする。これによりチューナ11で選局された
複合映像信号のうち、映像搬送波は挿入損失の大きなB
PF12を介してからBPF13で抽出される。一方、
音声搬送波のレベルが小さくない場合はスイッチ14を
オンにする。よって複合映像信号が直接BPF13に供
給される。また音声搬送波はBPF15で抽出されてい
る。PIF検波回路16内部では映像信号が復調され
る。この映像信号のレベルによりBPF15で抽出され
た音声搬送波の増幅度が決定される。つまり映像信号の
レベルが小さい場合は音声搬送波の増幅度が大きくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声多重方式のテレビジ
ョン放送を受信可能なテレビジョン受像機に関し、特に
第2音声用搬送波を有するテレビジョン放送を受信する
テレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号の音声多重方式のう
ち、第2音声搬送波を有する方式として西独で考案され
た2キャリアFM方式や英国で考案されたNICAM方
式がある。このような方式の場合、第2音声搬送波のレ
ベルは映像搬送波のレベルと比較した場合、約20dB
低く設定されている。これは映像に影響を与えないよう
にするためである。
【0003】このような音声多重方式のテレビジョン信
号を受信するシステム、例えば共同受信システム等にお
いて、まれに周波数特性が充分でないシステムがある。
この場合、第2音声搬送波のレベルが低下することで、
映像搬送波と第2音声搬送波とのレベル差が設定より大
きくなっていた。つまり第2音声搬送波の入力レベルが
小さすぎるため、テレビジョン受像機において充分な復
調を行うことができず、音声多重信号の判別ができなく
なるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように音声多
重方式のテレビジョン信号を受信するシステムにおい
て、まれに周波数特性が充分でないシステムがある。こ
の場合、第2音声搬送波の入力レベルが小さすぎるた
め、テレビジョン受像機において充分な復調を行うこと
ができず、音声多重信号の判別ができなくなるという問
題があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、PS偏差(映像搬送波と音声搬送波とのレベル差)
が大きい場合でも良好な音声多重復調を行うことのでき
るテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る手段は、選
局された複合映像信号より映像搬送波を含む成分を抽出
する手段で、映像搬送波成分の挿入損失が大きい第1の
フィルタ手段と、制御信号により、第1のフィルタ手段
を短絡する短絡手段と、前記第1のフィルタ手段の出
力、もしくは前記短絡手段の出力より映像搬送波を抽出
する第2のフィルタ手段と、前記複合映像信号より音声
搬送波を抽出する第3のフィルタ手段と、前記第2、第
3のフィルタ手段の出力より映像信号及び音声信号を復
調する手段で、復調された映像信号のレベルにより映像
搬送波及び音声搬送波の増幅度を決定し、増幅された映
像搬送波及び音声搬送波より映像信号及び音声信号を復
調する復調手段とを具備することで、PS偏差が大きい
場合でも良好な音声多重復調が行われる。
【0007】
【作用】PS偏差が設定値、つまり映像搬送波と音声搬
送波とのレベル差が設定値以内の場合は制御信号により
短絡手段を短絡する。またPS偏差が設定値より大きい
場合には場合は短絡手段を開放する。これによりPS偏
差は一定に保たれ、良好な音声多重復調が行われる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明に係る実施例を説
明する。図1は本発明の構成を示すブロック図であり、
図2は図1に示したPIF検波回路16の構成を示すブ
ロック図である。
【0009】図1においてアンテナ10で受信されたテ
レビジョン信号はチューナ11で選局される。選局され
た複合映像信号はBPF(バンドパスフィルタ)12,
15とスイッチ14とに供給される。このうちBPF1
2を通過した信号か、もしくはスイッチ14がオンの場
合には複合映像信号が、BPF13に入力され映像搬送
波が抽出されてPIF検波回路16に供給される。一
方、BPF15は入力された複合映像信号より音声搬送
波を抽出し、PIF検波回路16に供給する。PIF検
波回路16は供給された2信号より映像信号及び音声イ
ンターキャリア信号を復調し、出力する。また音声復調
回路17には音声インターキャリア信号が供給され、音
声多重信号を復調し、出力している。
【0010】前述したPIF検波回路16の構成を図2
を参照して説明する。BPF13より出力された映像搬
送波は増幅回路21に入力され、増幅後、位相検波器2
2と映像検波器24とに供給される。位相検波器22は
供給された映像搬送波の位相を検出し、VCO23を制
御するコントロール信号を出力する。VCO23はコン
トロール信号により発振周波数を変化させると共に発振
周波数を位相検波器22と映像検波器24と音声検波器
27とに供給している。つまり位相検波器22とVCO
23とはPLLを構成している。
【0011】映像検波器24はVCO23の出力を基に
映像搬送波から映像信号を検波し、出力端子28より出
力すると共にAGC回路25に供給している。AGC回
路25は供給された映像信号のレベルより増幅回路2
1,26の増幅度を調整する信号を出力している。
【0012】一方、BPF15より出力された音声搬送
波は増幅回路26に供給され、増幅後、音声検波器27
に供給される。ここで音声インターキャリア信号が検波
され、出力端子29を介して音声復調回路17に供給さ
れる。
【0013】次に図3を参照して実施例の動作を説明す
る。図3は各BPFの減衰特性を説明する説明図であ
る。このうち(a)はBPF12の減衰特性であり、
(b)はBPF13の減衰特性であり、(c)はBPF
15の減衰特性である。
【0014】まずPS偏差が設定値以内、つまり映像信
号と音声信号とのレベル差が設定値以内の場合、制御信
号によりスイッチ14をオンする。よって複合映像信号
はBPF13に直接入力され、映像搬送波が抽出され
る。この場合、BPFによる挿入損失はBPF13だけ
のものとなる。
【0015】これに対し、PS偏差が設定値以上離れて
いた場合、つまり音声信号レベルが小さいときにはスイ
ッチ14をオフとする。これにより複合映像信号から映
像搬送波の抽出はBPF12を介した後にBPF13で
抽出される。従ってBPFによる挿入損失はBPF1
2,13によるものになる。特に図3(a)に示すよう
にBPF12の映像搬送波の挿入損失は大きいことから
PS偏差は縮小する。なお、スイッチ14のオン、オフ
に関わらず音声搬送波の抽出はBPF15で行われる。
よって音声搬送波の挿入損失は常に一定である。
【0016】前述したように映像搬送波及び音声搬送波
の増幅度は映像信号のレベルにより調整される。従って
映像搬送波のレベルをBPF12で下げることで音声搬
送波の増幅度が増加する。よって音声搬送波のレベルが
小さい場合でも増幅度を上げることで良好な音声多重信
号を得ることができる。
【0017】以上記述したようにチューナ11で選局さ
れた複合映像信号のうち、音声搬送波のレベルが小さい
場合、BPF12で映像搬送波のレベルを小さくするこ
とでPS偏差を相対的に小さくする。これにより増幅回
路21,26における増幅度が増すことから音声搬送波
のレベルが小さい場合でも良好な音声信号を得ることが
できる。
【0018】尚、スイッチ14を制御する制御信号は手
動で供給しても良いし、映像搬送波のレベルに合わせて
自動的に供給しても良い。またBPF12の減衰特性は
映像搬送波の挿入損失が同じならば帯域幅を大きくとっ
ても構わない。更にBPF12を減衰器と置換しても良
い。
【0019】
【発明の効果】前述したように音声搬送波のレベルが小
さい場合、映像搬送波のレベルを小さくすることでPS
偏差を相対的に小さくする。これにより増幅回路21,
26における増幅度が増すことから音声搬送波のレベル
が小さい場合でも良好な音声信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】図1に示したPIF検波回路16の構成を示す
ブロック図
【図3】各BPFの減衰特性を説明する説明図
【符号の説明】
10…アンテナ 11…チューナ 12,13,15…BPF 14…スイッチ 16…PIF検波回路 17…音声復調回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局された複合映像信号より映像搬送波
    を含む成分を抽出する手段で、映像搬送波成分の挿入損
    失が大きい第1のフィルタ手段と、 制御信号により、第1のフィルタ手段を短絡する短絡手
    段と、 前記第1のフィルタ手段の出力、もしくは前記短絡手段
    の出力より映像搬送波を抽出する第2のフィルタ手段
    と、 前記複合映像信号より音声搬送波を抽出する第3のフィ
    ルタ手段と、 前記第2、第3のフィルタ手段の出力より映像信号及び
    音声信号を復調する手段で、復調された映像信号のレベ
    ルにより映像搬送波及び音声搬送波の増幅度を決定し、
    増幅された映像搬送波及び音声搬送波より映像信号及び
    音声信号を復調する復調手段とを具備したことを特徴と
    するテレビジョン受像機。
JP3221675A 1991-09-02 1991-09-02 テレビジヨン受像機 Pending JPH0564104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3221675A JPH0564104A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 テレビジヨン受像機

Applications Claiming Priority (1)

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JP3221675A JPH0564104A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 テレビジヨン受像機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564104A true JPH0564104A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16770514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3221675A Pending JPH0564104A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 テレビジヨン受像機

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JP (1) JPH0564104A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8313824B2 (en) 2003-12-18 2012-11-20 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Decorative multilayer material impregnated with resin

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8313824B2 (en) 2003-12-18 2012-11-20 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Decorative multilayer material impregnated with resin

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