JPH056409Y2 - - Google Patents

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JPH056409Y2
JPH056409Y2 JP1985136043U JP13604385U JPH056409Y2 JP H056409 Y2 JPH056409 Y2 JP H056409Y2 JP 1985136043 U JP1985136043 U JP 1985136043U JP 13604385 U JP13604385 U JP 13604385U JP H056409 Y2 JPH056409 Y2 JP H056409Y2
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decorative ribbon
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、表面に装飾リボンが装着された装飾
リボン付贈答用容器に関する。
〔従来の技術〕
従来の装飾リボン付贈答用容器においては、そ
の表面に装飾用リボンが単に接着テープや接着剤
で止められていたり、リボン底面部を接着テープ
で固定して該固定部分から針を突き刺して止着さ
れているものが多い。
一方、例えば実開昭49−141296号公報には、包
装箱等に装飾リボンを取り付ける場合に使用され
るリボンフラワー飾付用止具が開示されている。
これは、中央に凹部を有する止具と、その凹部に
嵌合される針部及びリボン用係止部を有する結合
ピンとで構成されており、リボンフラワーの中心
部に表側から針部を突き刺して裏側から該針部に
止具の凹部を嵌合させることにより、リボンフラ
ワーの形崩れを防止し得るようにしたものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
然るに、リボンの取り付け手段として接着テー
プや針を使用した従来の装飾リボン付贈答用容器
においては、その表面に取り付けられたリボンに
手が触れた時などに接着テープが剥がれたり針が
抜けたりしてリボンが外れ易いという問題があつ
た。
また、特に前者の接着テープを使用する場合に
おいては、接着テープが別の箇所に付着したりテ
ープ同士が絡んだりして包装作業が行い難く、し
かも装飾用リボンの中へ接着テープを潜り込ませ
る際にテープがリボンに付着してリボン形態が崩
れるという問題が生じていた。
更に、後者の針を用いた場合には、リボンの装
着作業時や装着後において針先で指を傷つけたり
し易いという不具合がある。
一方、リボンが上記公報に記載されたような止
具手段で取り付けられている場合には、リボンの
変形や止具からの離脱は生じ難い。しかし、この
場合においても、止具自体は両面接着テープやノ
リ等の接着剤によつて当該容器の表面に取り付け
られるため、リボンが止具ごと容器表面から外れ
てしまうという問題は残る。
本考案は、装飾リボン付贈答用容器に関する上
記のような問題に対処するもので、当該容器の表
面所定位置に装飾リボンを迅速且つ確実に装着し
得るのみならず、装着後においては該リボンの脱
落や形崩れを確実に防止することのできる装飾リ
ボン付贈答用容器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本考案に係る装飾リボン
付贈答容器は、次のように構成したことを特徴と
する。
即ち、表面に所定曲率の半月状の切り欠きを入
れて舌片部を形成し且つこの舌片部の先端と隣接
する係止孔を形成してなる贈答用容器と、押さえ
板の上面側に保持摘みを形成すると共に下面側に
係止頭を先端に有する突刺脚を形成した差し込み
ピンと、前記贈答用容器の舌片部を押し下げて該
容器内に挿入し該容器内から前記係止孔の周辺部
に係止できる止鍔部と一体的に、前記係止孔から
外方に突出可能で前記差し込みピンの突刺脚を挿
入係止できる円筒部を形成した受け体と、前記差
し込みピンの突刺脚が貫通できる装飾リボンとか
らなり、上記装飾リボンを突き刺した差し込みピ
ンの突刺脚を、前記受け体の円筒部に挿入係止し
て装飾リボンと差し込みピンと受け体とを一体に
し、この一体にした受け体の止鍔部を、前記贈答
用容器の舌片部を押し開けて係止孔の内周縁に当
接させ、上記装飾リボンを贈答用容器の所定位置
に係止したことを特徴とする。
〔作用〕
上記のように構成された装飾リボン付贈答用容
器においては、差し込みピンの保持摘みを摘んで
突刺脚を装飾リボンの中央重合部の内面から裏面
側に向けて突き刺す。そして装飾リボンの裏面か
ら突き出した差し込みピンの突刺脚を、受け体の
円筒部に係止させる。
このようにして一体となつた差し込みピンと装
飾リボンと受け体とを、贈答用容器に取り付け
る。すなわち、受け体の止鍔部でこの容器の舌片
部を容器の内側に押すことにより、舌片部は容器
表面に入れた切り欠きによつて内側に曲がる。こ
の時、受け体の止鍔部を容器内に入れると共に係
止孔側の内方に挿入する。このことにより受け体
の止鍔部は係止孔の内周縁に当接、差し込みピン
及び受け体が装飾リボンを保持した状態で係止孔
に係着されて該孔から抜けなくなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を説明する。
第1図に示すようにこの実施例に係る装飾リボ
ン付贈答用容器は、合成樹脂製の差し込みピン1
と受け体7とを有する。
上記差し込みピン1は、円盤状の押さえ板2の
上面に、紐通し孔3を有する保持摘み4を設ける
と共に、押さえ板2の下面には、先端を矢型状の
係止頭5とした突刺脚6を一体に突設した構成で
ある。
また前記受け体7は、第2図にも示す如く、上
記差し込みピン1の突刺脚6を挿入し得るように
係止頭5と略同じ大きさの貫通孔8と、上端に開
口する縦方向のスリツト9とを形成した円筒部1
0を有し、この円筒部10の下端外方に該円筒部
10よりも径の大きい止鍔部11を一体形成する
と共に、円筒部10の内面上部に係止爪12を形
成した構成である。この円筒部10の係止爪12
は、前記差し込みピン1の係止頭5よりも小さく
突刺脚6の径よりも大きい仮想の円に接するよう
に、前記円筒部10の貫通孔8の内方に張り出し
て形成されている。
また、前記贈答用容器Pは、その表面に受け体
7等を装着する係止孔13が開口されている。こ
の係止孔13は、∩形状であつて受け体7の円筒
部10が入る大きさに形成されている。また、こ
の係止孔13の一端の両側からは、前記受け体7
の止鍔部11の外径と同一若しくは僅かに大きい
曲率(半径f)で開設された切り欠き14が形成
されている。またこの切り欠き14を外周辺とす
る舌片部14a(第5図参照)の円弧状の先部1
4bが、上記係止孔13側に多少突き出してい
る。
ここで、前記円筒部10、止鍔部11、係止孔
13及び舌片部14aの寸法関係を具体的に例示
すると次のようになる。即ち、第5図に示すよう
に、受け体7における止鍔部11及び円筒部10
の外径寸法を各々a及びbとし、止鍔部11の外
周端から反対側の円筒部10の外周端までの寸法
をcとした場合に、贈答用容器Pにおける係止孔
13の短手方向の寸法dは上記寸法bよりも1〜
2mm大きくし、その長手方向の寸法eは上記寸法
cと同じか1〜2mm大き目にする。また、上記舌
片部14aの半径fは止鍔部外径寸法aの半分つ
まり(1/2)aに設定する。
上述した贈答用容器Pに前記差し込みピン1と
受け体7とを用いて装飾リボンRを取り付ける場
合について説明する。
先ず、差し込みピン1の保持摘み4を摘んで該
ピン1の突刺脚6を装飾用リボンRの中央重合部
(第1図に二点鎖線で示す)の内面から裏面側に
向けて突き刺し、その裏面側から突き出た突刺脚
6の先端の係止頭5を受け体7における円筒部1
0の貫通孔8内に挿通する。
この時、円筒部10は合成樹脂でなり且つ上端
に開口するスリツト9が縦方向に形成されている
から、上記突刺脚6の挿通に伴つて円筒部10の
開口端が径方向に弾性的に拡開すると共に、上記
係止頭5が円筒部10の内面上部の係止爪12を
通過した時に円筒部10が当初の状態に復帰す
る。その結果、突刺脚先端の係止頭5が係止爪1
2に係止されて抜けなくなり、その状態で装飾用
リボンRと差し込みピン1と受け体7とが一体化
される。
このようにして一体化した状態で、受け体7の
下部に設けられた止鍔部11を上記贈答用容器P
における舌片部14aに当接させて少しだけ押す
と、これに伴つて該舌片部14aが押された方向
に僅かに撓むことにより、止鍔部11が贈答用容
器Pの表面位置より内方に位置するようになる。
この状態で装飾リボンRを挟持している差し込
みピン1及び受け体7を係止孔13側にスライド
させると、受け体7の円筒部10が係止孔13の
縁部に当接し、その位置で止鍔部11が係止孔1
3に係止される。
上記のようにして構成された装飾リボン付贈答
用容器によれば、装飾用リボンRが差し込みピン
1と受け体7との間に挟持されて一体となつた状
態で贈答用容器Pにおける所定形状の係止孔13
に挿入され、その状態で受け体7の止鍔部11が
係止孔13の縁部に係着されて該孔から抜けなく
なるから、それらが容器表面から不用意に外れる
といつた不具合が確実に防止されることになる。
また、リボン装着時においては、上記のように
装飾リボンRの中心部を挟持した状態で一体化さ
れた差し込みピン1及び受け体7を贈答用容器P
の係止孔13に切り欠き14(及び舌片部14
a)を介して簡単に装着することができ、しかも
リボン装着後の状態においても、装飾リボンRの
中心部は差し込みピン1及び受け体7に挟持され
た状態に保持されるから、該リボンRの解体が確
実に防止される。
更に、上記の構成によれば、受け体7の円筒部
10にスリツト9が形成されているから、このス
リツト9に例えば紐付きメツセージカードにおけ
る紐を引つ掛けることにより、当該容器Pへの装
飾リボンRの装着と同時に上記のようなカード等
のセツトも可能となる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、装飾リボンが接
着テープや接着剤によらずに贈答用容器の表面所
定位置に迅速且つ容易に装着されると共に、その
装着後の状態においては装飾リボン、差し込みピ
ン及び受け体の三者の一体化によつて該リボンの
解体が防止され、しかもその一体化状態で容器表
面の係止孔に確実に係着されるから、それらが容
器表面から不用意に外れるといつた不具合が生じ
なくなる。
特に、贈答用容器への装着作業においては、既
に結合一体化された差し込みピン及び受け体を上
記容器における所定形状の係止孔に舌片部を介し
て挿入するのみであるから、装飾リボンを極めて
簡単に装着できると共に、そのリボンの装着位置
についても上記容器における予め開設された係止
孔によつて決定されるので狂うことがなく、従つ
てこの種のリボンの位置狂いによる不体裁も未然
に回避されることになる。
更に、本考案の装飾リボン付贈答用容器に用い
られた差し込みピン及び受け体は、構造が簡単で
あつて樹脂成型技術による多量生産が可能である
から、非常に安価に製作できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は贈答用容器の一部と差し込みピン及び受け
体とを示す一部断面分解正面図、第2図は第1図
中の受け体の平面図、第3図は装飾リボンの贈答
用容器への装着時の状態を示す外観一部側面図、
第4図は装飾リボン装着後の贈答用容器の部分拡
大側面図である。また、第5図は本考案に係る装
飾リボン付贈答用容器における係止孔及び切り欠
きと受け体の止鍔部及び円筒部との寸法関係を明
確にするために使用した説明図である。 1……差し込みピン、2……押さえ板、4……
保持摘み、5……係止頭、6……突刺脚、7……
受け体、9……スリツト、10……円筒部、11
……止鍔部、12……係止爪、13……係止孔、
14……切り欠き、14a……舌片部、P……贈
答用容器、R……装飾用リボン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に所定曲率の半月状の切り欠きを入れて舌
    片部を形成し且つこの舌片部の先端と隣接する係
    止孔を形成してなる贈答用容器と、押さえ板の上
    面側に保持摘みを形成すると共に下面側に係止頭
    を先端に有する突刺脚を形成した差し込みピン
    と、前記贈答用容器の舌片部を押し下げて該容器
    内に挿入し該容器内から前記係止孔の周辺部に係
    止できる止鍔部と一体的に、前記係止孔から外方
    に突出可能で前記差し込みピンの突刺脚を挿入係
    止できる円筒部を形成した受け体と、前記差し込
    みピンの突刺脚が貫通できる装飾リボンとからな
    り、上記装飾リボンを突き刺した差し込みピンの
    突刺脚を、前記受け体の円筒部に挿入係止して装
    飾リボンと差し込みピンと受け体とを一体にし、
    この一体にした受け体の止鍔部を、前記贈答用容
    器の舌片部を押し開けて係止孔の内周縁に当接さ
    せ、上記装飾リボンを贈答用容器の所定位置に係
    止したことを特徴とする装飾リボン付贈答用容
    器。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318226U (ja) * 1976-07-23 1978-02-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49141296U (ja) * 1973-04-04 1974-12-05
JPS6218729Y2 (ja) * 1981-03-02 1987-05-14

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318226U (ja) * 1976-07-23 1978-02-16

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