JPH0564039A - ゴースト除去装置 - Google Patents

ゴースト除去装置

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Publication number
JPH0564039A
JPH0564039A JP3222846A JP22284691A JPH0564039A JP H0564039 A JPH0564039 A JP H0564039A JP 3222846 A JP3222846 A JP 3222846A JP 22284691 A JP22284691 A JP 22284691A JP H0564039 A JPH0564039 A JP H0564039A
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JP
Japan
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tap coefficient
signal
output
ghost
oscillation
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Application number
JP3222846A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Iga
弘幸 伊賀
Isao Miyazaki
功 宮崎
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テレビジョンシステムにおけるゴースト除去装
置において、常に発振のない安定したビデオ信号を出力
するゴースト除去装置を提供する。 【構成】ゴースト除去動作初期段階ではスイッチ27は
A端子を選択することで入力されたビデオ信号を出力端
子20より出力している。そしてゴースト除去による発
振が検出されなかった場合、スイッチ27はB端子を選
択することでゴースト除去されたビデオ信号が出力され
る。スイッチ27でB端子選択後は積和演算器26で、
タップ係数修正前にタップ係数修正後の等化回路1の出
力信号と等価な信号を演算で求める。この積和演算器2
6の演算結果に発振が検出されなかった場合のみTF1
4,17のタップ係数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴースト除去装置に関
し、特にゴースト除去動作による発振の防止及び発振の
収束を計るゴースト除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送において、ゴー
スト除去の基準信号であるGCR(ghost cancellor re
farence )信号が垂直帰線期間に挿入されており、この
GCR信号を利用してゴースト除去を行うテレビジョン
受像機が開発されている。
【0003】図4に従来のゴースト除去装置の構成を示
す。なお、この装置の参考文献としては、文献1「GHOS
T CLEAN SYSTEM」(IEEE Transactions on Consumer El
ectronics,CE-36,Vol 36,NO.4,NOVENBER 1990) が揚げ
られる。
【0004】図4においてゴースト妨害を受けた映像信
号が端子11を介してA/D(アナログ・ディジタル変
換器)12とタイミング信号発生回路19とに入力され
る。A/D12でディジタル信号に変換された映像信号
は等化回路1と入力波形メモリ21とに入力される。こ
のうち等化回路1は遅延器13とTF(トランスバーサ
ルフィルタ)14,17、減算器15,16により構成
されており、ゴースト除去動作を行っている。等化回路
1に入力された信号は遅延器13とTF14に供給され
る。そして遅延器13の出力信号とTF14の出力信号
とは減算器15に入力される。ここで遅延器13の出力
信号からTF14の出力信号が減算されて減算器16に
出力される。また減算器16にはTF17の出力信号も
入力されており、減算器15の出力信号からTF17の
出力信号が減算され、TF17とD/A(ディジタル・
アナログ変換器)18と出力波形メモリ22とに出力さ
れる。そしてD/A18でアナログ信号に変換された映
像信号は出力端子20より出力される。
【0005】一方、入力波形メモリ21と出力波形メモ
リ22とにはゴースト除去前とゴースト除去後の映像信
号に挿入された基準信号がそれぞれ記憶される。MPU
(マイクロプロセッサ)25はこれらの入力及び出力基
準信号と、RAM23,ROM24とを利用してTF1
4,17のタップ係数を求めている。なおROM24に
は放送局から送出されたテレビジョン信号に挿入されて
いる基準信号を1サンプル差分した信号が基準信号とし
て格納されている。またタイミング発生回路19はこれ
らのシステムのクロック信号を生成し、出力している。
【0006】図5は逐次修正方式を用いたゴースト除去
動作を説明するためのフローチャートである。まずS1
0において電源投入またはチャンネル切換え等が行われ
ると、MPU25はS11において初期状態を設定し、
TF14,17のタップ係数を初期化する。次のS41
で入力波形メモリ21と出力波形メモリ22とに入力及
び出力基準信号を取り込み、S14でそれぞれの基準信
号の歪量を算出することで発振の有無を検出する。
【0007】発振が起こった場合、S15からS33へ
と進み、TF14,17のタップ係数を初期化し、S3
4でゴースト除去動作を停止する。発振がない場合はS
15からS42へと進み、入出力波形メモリ21,22
に取り込まれた入力基準信号及び出力基準信号の1サン
プル差分を演算で求める。ここで入力基準信号をXk 、
出力基準信号をYk とすると、それぞれの1サンプル差
分であるxk ,yk は次式のようになる。
【0008】 xk =Xk+1−Xk (1) yk =Yk+1−Yk (2) この演算はMPU25にて行われる。S43は(1)式
で求められた入力基準信号の差分波形より最大ピークを
検出し、ピーク位置を求める。
【0009】前述したようにROM24には基準信号が
格納されている。S44では前記出力基準信号を差分し
た差分波形yk とROM24に格納されている基準信号
rkとの減算結果から誤差成分ek を検出する。この様
子を(3)式に示す。 ek =yk −rk (3) この誤差成分ek と入力信号xk との相関演算によりS
45でTF14,17のタップ係数の修正演算が行わ
れ、S46でTF14,17に書き込まれる。この後、
S41に戻り、同様の動作を繰り返すことでゴースト除
去が行われる。
【0010】前述したタップ係数の修正演算については
文献2「テレビジョン学会誌 Vol.44,No.6 (1990) 」に
記載されている。更新前のi番目のタップ係数をCi,ol
d 、更新後のi番目のタップ係数をCi,new 、タップ係
数の1回の修正量をdi とすると、(4)式が成立す
る。 Ci,new =Ci,old −α・di (4) ここでαは正の定数である。ところで(4)式に示した
タップ係数の1回の修正量であるdi を求める方法とし
ては、MSE(Mean SquareError )法とZF(Zero Fo
rcing)法とがあり、それぞれ(5)、(6)式のよう
になる。
【0011】
【数1】
【0012】ここでxk は入力基準信号であり、ei は
誤差信号である。そしてMSE法とZF法のうち、いず
れの方法でもタップ係数修正は可能であり、S45にお
いては上記MSE法あるいはZF法によってタップ係数
修正演算を行う。尚、ゴースト除去動作を行うことで残
留ゴーストが少なくなった場合においては(4)式の代
わりに(7)式に示す方法によりタップ係数を求めても
良い。
【0013】 Ci,new = Ci,old−Δsgn(di) (7) ところが複雑で強いゴーストが存在すると、TF17
が巡回型接続されているために、タップ係数修正の演算
課程において発振が起こり、ビート上の不要信号が発生
して、非常に見苦しい映像になることがあった。そこで
S14で、入力波形に対する出力波形の歪量が所定値を
越えたときに発振が発生したとみなす発振検出を行って
いる。ここで実際に発振が起こった場合、S33でタッ
プ係数をクリアする直前まで、出力端子20より発振し
たビデオ信号が出力されている。このため発振したビデ
オ信号を映出するテレビジョン受像機では、受信内容の
把握が困難なほど非常に見苦しい映像が表示されるとい
う欠点があった。
【0014】この欠点を回避する方法としては特開昭59
-171273に示されるように、ゴースト除去前は入力され
たビデオ信号を出力し、ゴースト除去完了後にその出力
信号を出力する方法がある。しかしながらこの方法で出
力の切り換えを、視聴者に不快感を与えない程度の短時
間で行った場合、十分にゴーストの除去が行われていな
かった。また切り換え時にタップ係数修正動作を停止す
るとゴースト変化に追随できないという欠点もあった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述したように発振検
出は入力波形に対する出力波形の歪量が所定値を越えた
ときに発振とみなすことで検出を行っている。ここで実
際に発振が起こった場合、タップ係数をクリアする直前
まで、発振したビデオ信号が出力されている。このため
発振したビデオ信号を映出するテレビジョン受像機で
は、受信内容の把握が困難なほど非常に見苦しい映像が
表示されるという欠点があった。
【0016】この欠点を回避する方法としては特開昭59
-171273に示されるように、ゴースト除去前は入力され
たビデオ信号を出力し、ゴースト除去完了後にその出力
信号を出力する方法がある。しかしながらこの方法で出
力の切り換えを、視聴者に不快感を与えない程度の短時
間で行った場合、十分にゴーストの除去が行われていな
かった。また切り換え時にタップ係数修正動作を停止す
るとゴースト変化に追随できないという欠点もあった。
【0017】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、安定性に優れたゴースト除去装置を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る手段は、所
定周期で基準信号が挿入された映像信号を入力とし、タ
ップ係数可変のトランスバーサルフィルタを含む等化手
段と、前記映像信号に挿入された第1の基準信号及び前
記等化手段の出力信号に挿入された第2の基準信号を取
り込む記憶手段と、この記憶手段に取り込まれた基準信
号のうち、少なくとも第2の基準信号を基に前記等化手
段に含まれたトランスバーサルフィルタのタップ係数を
求めるタップ係数算出手段と、前記第1の基準信号と前
記タップ係数算出手段で求められたタップ係数とを入力
とし、前記トランスバーサルフィルタのタップ係数を入
力されたタップ係数に設定した場合の前記等化手段の出
力信号と等価な信号を演算で求める積和演算手段と、こ
の積和演算手段で求められた信号における発振の有無を
検出する検出手段とを具備し、この検出手段で発振が検
出されなかった時に、前記タップ係数算出手段で求めら
れたタップ係数を前記等化手段に含まれたトランスバー
サルフィルタのタップ係数に設定することで、安定した
ゴースト除去動作が行われる。
【0019】
【作用】映像信号に挿入された第1の基準信号と等化手
段の出力信号に挿入された第2の基準信号とを基に、前
記等化手段に含まれたトランスバーサルフィルタのタッ
プ係数を求め、このタップ係数をトランスバーサルフィ
ルタに設定したときの前記等化手段の出力信号と等価な
信号を積和演算手段で求める。そして検出手段が積和演
算手段で求められた信号の発振の有無を検出し、発振が
検出されなかった場合だけ、トランスバーサルフィルタ
のタップ係数を前記タップ係数算出手段で求められたタ
ップ係数に設定することで、発振の無い安定したゴース
ト除去動作が行われる。
【0020】
【実施例】以下図面を参照して本発明に係る実施例の構
成及び動作を説明する。ここで図1は本発明の第1実施
例の構成を示すブロック図である。
【0021】図1においてゴースト妨害を受けた映像信
号が端子11を介してA/D12とタイミング信号発生
回路19とに入力される。A/D12でディジタル信号
に変換された映像信号はスイッチ27のA端子と等化回
路1と入力波形メモリ21とに入力される。このうち等
化回路1は遅延器13とTF14,17、減算器15,
16により構成されており、ゴースト除去動作を行って
いる。等化回路1に入力された信号は遅延器13とTF
14に供給される。そして遅延器13の出力信号とTF
14の出力信号とは減算器15に入力される。ここで遅
延器13の出力信号からTF14の出力信号が減算され
て減算器16に出力される。また減算器16にはTF1
7の出力信号も入力されており、減算器15の出力信号
からTF17の出力信号が減算され、TF17とスイッ
チ27のB端子と出力波形メモリ22とに出力される。
スイッチ27で選択された信号はD/A18を介して出
力端子20より出力される。
【0022】一方、入力波形メモリ21と出力波形メモ
リ22とにはゴースト除去前とゴースト除去後の映像信
号に挿入された基準信号がそれぞれ記憶される。MPU
25はこれらの入力及び出力基準信号と、RAM23,
ROM24とを利用してTF14,17のタップ係数を
求めている。なおROM24には放送局から送出された
テレビジョン信号に挿入されている基準信号を1サンプ
ル差分した信号が基準信号として格納されている。また
タイミング発生回路19はこれらのシステムのクロック
信号を生成し、出力している。さらに積和演算器26は
入力波形メモリ21と出力波形メモリ22とに記録され
た入力及び出力基準信号より入力信号に対する出力信号
の歪量を検出している。この歪量が定められた値より大
きくなった場合、発振が起こっていると判断する。この
発振の有無を受けてMPU25はスイッチ27の切り換
えを行なっている。
【0023】次に図2及び図3を参照して実施例の動作
を説明する。図2は図1の動作を説明するフローチャー
トであり、図3は図2のS13を詳細に説明するフロー
チャートである。
【0024】まず図2のS10において電源投入または
チャンネル切換え等が行われると、MPU25はS11
において初期状態を設定し、TF14,17のタップ係
数を初期化する。次のS12でスイッチ27はA端子を
選択する。このスイッチ27がA端子を選択している間
はA/D12より供給されるビデオ信号はスイッチ27
及びD/A18を介して出力端子20より出力される。
【0025】S13ではTF14,17のタップ係数の
設定を含むゴースト除去動作を行っている。この様子を
図3を参照して説明する。まずS41で入力波形メモリ
21と出力波形メモリ22とに入力及び出力基準信号を
取り込み、S42でそれぞれの基準信号の差分を演算で
求める。この演算はMPU25にて行われる。S43
は、この演算結果である差分信号より最大ピークを検出
し、ピーク位置を求める。
【0026】次にS44で前記差分信号とROM24に
格納されている基準信号との間で減算を行い、誤差信号
を検出する。この誤差信号に基づいて、S45でTF1
4,17のタップ係数の修正演算が行われ、S46でT
F14,17に書き込まれる。そして上記タップ係数の
修正演算が所定回行われた場合、S14へ進み、それ以
外の場合はS41へと戻る。このようにしてタップ係数
の設定を行っている。
【0027】タップ係数設定後、S14で発振検出処理
が行われる。発振検出の一例として入力信号に対する出
力信号の歪量が予め定められた所定値を越えた場合、発
振ありと判断する方法がある。S15で発振が検出され
るとS13へと戻り、再度タップ係数の設定を行う。ま
た発振が検出されなかった場合、S16でスイッチ27
をB端子に切り換える。これによりゴースト除去された
ビデオ信号がD/A18を介して出力される。
【0028】スイッチ27をB端子に切り換えた後、S
17で波形処理演算を行う。このS17では図3の破線
内部であるS41〜S44と同様の動作を行い、誤差信
号を求めている。次にS45においてS17で求められ
た誤差信号と入力基準信号とを基に、TF14,17の
タップ係数を求める。ここで更新前のi番目のタップ係
数をCi,old 、更新後のi番目のタップ係数をCi,new
、タップ係数の1回の修正量をdi 、正定数をαとし
た場合、タップ係数は(8),(9)式のいずれかの方
法で求められる。 Ci,new = Ci,old −α・di (8) Ci,new = Ci,old −Δsgn(di) (9) (8),(9)式のうち、di は(10)式に示すよう
に入力基準信号xi と誤差信号ei との相関演算を行う
ことで求められる。
【0029】
【数2】
【0030】ここでyk は出力基準信号であり、rk は
ROM24に格納されている基準信号である。
【0031】その後、S22において入力基準信号とS
45で求めたタップ係数とより積和演算器26を用い、
S45で求めたタップ係数がTF14,17に設定され
た場合に等化回路1で行われるゴースト除去動作を演算
することで、等化回路1の出力と等価な結果を得ること
ができる。この演算結果を基にS19で従来と同様の発
振検出処理を行い、S20で発振が検出されるとS17
へと戻り、再度波形処理演算を行う。また発振が検出さ
れなかった場合はS46で、TF14,17のタップ係
数をS17で求めたタップ係数に修正した後、S17に
戻る。
【0032】ここでS22における演算による入出力系
列の関係を説明する。TFの入力系列{Xn }と出力系
列{Yn }はそれぞれ以下のようになる。 {Xn }=X0 ,X1 ,‥‥ ,Xn {Yn }=Y0 ,Y1 ,‥‥ ,Yn またTF14のタップ係数をa1 ,a2 ,‥‥,an と
し、TF17のタップ係数をb1 ,b2 ,‥‥,bn と
すると出力Yn は(12)式のようになる。
【0033】
【数3】
【0034】以上記述したようにゴースト除去初期段階
において、ゴースト除去が安定に行われるまでは、入力
された信号を出力端子20より出力する。そしてゴース
ト除去動作が安定したらゴースト除去された映像信号を
出力端子20より出力する。その後、MPU25でTF
14,17のタップ係数修正演算を行う。このタップ係
数修正演算の結果と入力基準信号とを基に積和演算器2
6が等化回路1で行われるゴースト除去動作を演算で行
う。この演算結果より発振の有無を検出する。もし演算
結果が発振した場合は再度タップ係数修正演算を行う。
また発振が検出されなかった場合はTF14,17のタ
ップ係数を修正し、等化回路1でゴースト除去動作を行
う。これにより常に発振の無いゴースト除去動作が行わ
れる。
【0035】尚、本実施例はTFのタップ係数を入力基
準信号と誤差信号との相関演算結果に基づいて逐次修正
する方法について述べたが、誤差信号のみに基づいてタ
ップ係数を逐次修正することも可能である。また、波形
取り込みに際し、十分な同期加算を行い、基準信号の精
度を高めてからタップ係数を逐次求める方法でも適用可
能である。同様に波形取り込みに際し、十分な同期加算
を行い、基準信号の精度を高めてから周波数領域におけ
る除算法によりTFのタップ係数を一括演算で求める方
法においても適用可能である。また本実施例では積和演
算器を使用したが、MPUの積和演算機能を用いて等化
回路の出力を求めても良い。そして発振検出に関しては
出力基準信号のみからでも検出可能である。
【0036】
【発明の効果】前述したようにゴースト除去初期段階に
おいて、ゴースト除去動作が安定に行われるまでは、入
力された信号を出力端子20より出力し、安定後はゴー
スト除去された映像信号を出力端子20より出力する。
動作安定後、MPU25で求められたタップ係数と入力
基準信号とを基に積和演算器26は等化回路1が行うゴ
ースト除去動作の結果を演算で求める。この演算結果よ
りMPU25はゴースト除去動作後の映像信号における
発振の有無を検出し、発振が検出されなかった場合のみ
TF14,17のタップ係数を修正する。これにより常
に発振の無いゴースト除去動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図
【図2】図1の動作を説明するフローチャート
【図3】図2のS13を詳細に説明するフローチャート
【図4】従来の構成を示すブロック図
【図5】図4の動作を説明するフローチャート
【符号の説明】
12…A/D 13…遅延器 14,17…TF 15,16…減算器 18…D/A 19…タイミング信号発生回路 21…入力波形メモリ 22…出力波形メモリ 23…RAM 24…ROM 25…MPU 26…積和演算器 27…スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周期で基準信号が挿入された映像信
    号を入力とし、タップ係数可変のトランスバーサルフィ
    ルタを含む等化手段と、 前記映像信号に挿入された第1の基準信号及び前記等化
    手段の出力信号に挿入された第2の基準信号を取り込む
    記憶手段と、 この記憶手段に取り込まれた基準信号のうち、少なくと
    も第2の基準信号を基に前記等化手段に含まれたトラン
    スバーサルフィルタのタップ係数を求めるタップ係数算
    出手段と、 前記第1の基準信号と前記タップ係数算出手段で求めら
    れたタップ係数とを入力とし、前記トランスバーサルフ
    ィルタのタップ係数を入力されたタップ係数に設定した
    場合の前記等化手段の出力信号と等価な信号を演算で求
    める積和演算手段と、 この積和演算手段で求められた信号における発振の有無
    を検出する検出手段とを具備し、この検出手段で発振が
    検出されなかった時に、前記タップ係数算出手段で求め
    られたタップ係数を前記等化手段に含まれたトランスバ
    ーサルフィルタのタップ係数に設定することを特徴とす
    るゴースト除去装置。
JP3222846A 1991-09-03 1991-09-03 ゴースト除去装置 Pending JPH0564039A (ja)

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