JP3226228B2 - 波形等化回路 - Google Patents
波形等化回路Info
- Publication number
- JP3226228B2 JP3226228B2 JP19037392A JP19037392A JP3226228B2 JP 3226228 B2 JP3226228 B2 JP 3226228B2 JP 19037392 A JP19037392 A JP 19037392A JP 19037392 A JP19037392 A JP 19037392A JP 3226228 B2 JP3226228 B2 JP 3226228B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image quality
- noise
- waveform
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力映像信号に波形歪
が含まれている場合に、これを自動的に補正して出力す
る波形等化回路に関するものであり、更に詳しくは、波
形等化によって映像信号にノイズが増えたり、逆にぼけ
たりする場合には、これを改善する手段を備えた波形等
化回路に関するものである。
が含まれている場合に、これを自動的に補正して出力す
る波形等化回路に関するものであり、更に詳しくは、波
形等化によって映像信号にノイズが増えたり、逆にぼけ
たりする場合には、これを改善する手段を備えた波形等
化回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平成元年のクリアビジョン放送の開始を
契機として、すべての放送波(テレビジョン信号)の垂
直帰線期間中にゴースト成分の検出、除去用の基準信号
(GCR信号)が挿入されることになり、この信号を用
いて受像機側で高精度なゴーストの除去、伝送路におけ
る波形歪の等化、を行うことができるようになった。
契機として、すべての放送波(テレビジョン信号)の垂
直帰線期間中にゴースト成分の検出、除去用の基準信号
(GCR信号)が挿入されることになり、この信号を用
いて受像機側で高精度なゴーストの除去、伝送路におけ
る波形歪の等化、を行うことができるようになった。
【0003】かかるゴースト除去用の基準信号(GCR
信号)を用いて行う波形等化回路の一例を図2に示す。
同図において、101は映像信号入力端子、102はA
D変換器、103はトランスバーサルフィルタ、104
はDA変換器、105は映像信号出力端子、106はノ
イズ除去回路、107は波形メモリ、108は差分回
路、109は減算器、110は基準波形発生回路、11
1はタップ係数制御回路、112はタップ係数メモリ、
である。
信号)を用いて行う波形等化回路の一例を図2に示す。
同図において、101は映像信号入力端子、102はA
D変換器、103はトランスバーサルフィルタ、104
はDA変換器、105は映像信号出力端子、106はノ
イズ除去回路、107は波形メモリ、108は差分回
路、109は減算器、110は基準波形発生回路、11
1はタップ係数制御回路、112はタップ係数メモリ、
である。
【0004】次に回路動作を説明する。AD変換器10
2によってディジタル信号に変換された入力映像信号
は、トランスバーサルフィルタ103を介してノイズ除
去回路106へ入力される。通常、波形等化動作開始時
におけるトランスバーサルフィルタ103のタップ係数
は全て0であり、入力した映像信号はそのまま後段へと
出力される。
2によってディジタル信号に変換された入力映像信号
は、トランスバーサルフィルタ103を介してノイズ除
去回路106へ入力される。通常、波形等化動作開始時
におけるトランスバーサルフィルタ103のタップ係数
は全て0であり、入力した映像信号はそのまま後段へと
出力される。
【0005】ノイズ除去回路106では、映像信号中の
GCR信号を含む部分を抽出し、数フィールド分平均化
してランダムなノイズ成分を除去し、波形メモリ107
へ記憶する。波形メモリ107から読み出したGCR信
号は、差分回路108において微分されインパルス波形
となる。
GCR信号を含む部分を抽出し、数フィールド分平均化
してランダムなノイズ成分を除去し、波形メモリ107
へ記憶する。波形メモリ107から読み出したGCR信
号は、差分回路108において微分されインパルス波形
となる。
【0006】基準波形発生回路110からは理想的なG
CR信号のインパルス波形が出力され、減算器109に
おいて、入力映像信号から抽出したGCR信号(差分回
路108の出力)と減算され、その結果、歪による誤差
信号が減算器109から出力される。
CR信号のインパルス波形が出力され、減算器109に
おいて、入力映像信号から抽出したGCR信号(差分回
路108の出力)と減算され、その結果、歪による誤差
信号が減算器109から出力される。
【0007】こうして得られた歪による誤差を基に、タ
ップ係数制御回路111においてトランスバーサルフィ
ルタ103に与えるべきタップ係数が算出され、タップ
係数メモリ112に記憶される。タップ係数メモリ11
2から読み出されたタップ係数をトランスバーサルフィ
ルタ103に与えることによって、入力した映像信号の
歪が軽減されて該フィルタ103から出力される。
ップ係数制御回路111においてトランスバーサルフィ
ルタ103に与えるべきタップ係数が算出され、タップ
係数メモリ112に記憶される。タップ係数メモリ11
2から読み出されたタップ係数をトランスバーサルフィ
ルタ103に与えることによって、入力した映像信号の
歪が軽減されて該フィルタ103から出力される。
【0008】上記動作を繰り返し行なうことによって徐
々に入力映像信号から歪を軽減して行き、最終的に等化
された映像信号は、DA変換器104を介して出力され
る。このような波形等化回路を記載した文献例としては
特開平1−284179号公報などを挙げることができ
る。
々に入力映像信号から歪を軽減して行き、最終的に等化
された映像信号は、DA変換器104を介して出力され
る。このような波形等化回路を記載した文献例としては
特開平1−284179号公報などを挙げることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による波
形等化回路では、波形等化後の映像信号の状態に関する
配慮がなされておらず、波形等化によって映像信号のS
/N比が劣化してノイズの多い映像信号が出力された
り、逆にぼけた映像信号が出力されたりする事があっ
た。
形等化回路では、波形等化後の映像信号の状態に関する
配慮がなされておらず、波形等化によって映像信号のS
/N比が劣化してノイズの多い映像信号が出力された
り、逆にぼけた映像信号が出力されたりする事があっ
た。
【0010】本発明の目的は、上記問題点を解決し、入
力された映像信号が波形等化されても映像信号の画質が
劣化しないように、そのための手段を備えた波形等化回
路を提供することにある。
力された映像信号が波形等化されても映像信号の画質が
劣化しないように、そのための手段を備えた波形等化回
路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明で
は、波形等化回路において、映像信号に含まれるノイズ
レベルを検出する手段と、波形等化時のタップ係数より
画質補正のためのデータを得る手段と、入力映像信号の
GCR信号のピークレベルを検出する手段と、前記ノイ
ズレベルと画質補正のためのデータとGCR信号のピー
クレベルとによって画質補正回路を制御する制御手段
と、該制御手段により制御されて波形等化後の映像信号
の画質を補正して出力する前記画質補正回路、を設ける
ことによって達成される。
は、波形等化回路において、映像信号に含まれるノイズ
レベルを検出する手段と、波形等化時のタップ係数より
画質補正のためのデータを得る手段と、入力映像信号の
GCR信号のピークレベルを検出する手段と、前記ノイ
ズレベルと画質補正のためのデータとGCR信号のピー
クレベルとによって画質補正回路を制御する制御手段
と、該制御手段により制御されて波形等化後の映像信号
の画質を補正して出力する前記画質補正回路、を設ける
ことによって達成される。
【0012】
【作用】映像信号に含まれるノイズレベルを検出する手
段は、入力された映像信号のノイズレベルを検出する。
波形等化時のタップ係数より画質補正のためのデータを
得る手段は、入力された映像信号を波形等化した際に得
られるタップ係数情報から画質補正のために必要な情報
を演算によって得る。
段は、入力された映像信号のノイズレベルを検出する。
波形等化時のタップ係数より画質補正のためのデータを
得る手段は、入力された映像信号を波形等化した際に得
られるタップ係数情報から画質補正のために必要な情報
を演算によって得る。
【0013】入力映像信号のGCR信号のピークレベル
を検出する手段は、入力された映像信号の周波数特性を
示す情報として用いることができる。前記制御手段は、
前記ノイズレベルと画質補正のためのデータとGCR信
号のピークレベルとを入力され、それによって画質補正
回路の画質補正量を制御する。即ち、波形等化後に、映
像信号において、S/N比が劣化すると判断される場合
にはノイズが低下するように制御し、ぼけると判断され
る場合には周波数特性を補正してぼけるのを防ぐように
制御する。
を検出する手段は、入力された映像信号の周波数特性を
示す情報として用いることができる。前記制御手段は、
前記ノイズレベルと画質補正のためのデータとGCR信
号のピークレベルとを入力され、それによって画質補正
回路の画質補正量を制御する。即ち、波形等化後に、映
像信号において、S/N比が劣化すると判断される場合
にはノイズが低下するように制御し、ぼけると判断され
る場合には周波数特性を補正してぼけるのを防ぐように
制御する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例を示すブロック図で、113は
ノイズ検出回路、114は画質制御回路、115は画質
補正回路、116はタップ係数演算回路であり、図2に
おけるのと同一部分には、同一の符号を付している。
1は、本発明の一実施例を示すブロック図で、113は
ノイズ検出回路、114は画質制御回路、115は画質
補正回路、116はタップ係数演算回路であり、図2に
おけるのと同一部分には、同一の符号を付している。
【0015】以下、動作について説明する。図1におい
て、まず、波形等化動作の概要について説明する。動作
開始時には、トランスバーサルフィルタ103内のタッ
プ係数を全て0に設定しておき、入力された映像信号を
そのまま通過させてノイズ除去回路106へと供給す
る。ノイズ除去回路106では、映像信号中のGCR信
号部分を抽出し、波形メモリ107を用いて、映像信号
を数フィールド分平均化することによりノイズ成分を除
去する。
て、まず、波形等化動作の概要について説明する。動作
開始時には、トランスバーサルフィルタ103内のタッ
プ係数を全て0に設定しておき、入力された映像信号を
そのまま通過させてノイズ除去回路106へと供給す
る。ノイズ除去回路106では、映像信号中のGCR信
号部分を抽出し、波形メモリ107を用いて、映像信号
を数フィールド分平均化することによりノイズ成分を除
去する。
【0016】次に、図11は、図1における差分回路1
08と減算器109の動作を説明するのに用いるGCR
信号関連の波形図であるが、図1と併せ参照する。ノイ
ズ除去回路106でノイズ成分を除去されたGCR信号
は、差分回路108に入力され、図11の(a)に示す
GCR信号であるsinX/Xバー信号の1クロック差
分をとって、図11の(b)に示すsinX/Xインパ
ルス信号が作成される。
08と減算器109の動作を説明するのに用いるGCR
信号関連の波形図であるが、図1と併せ参照する。ノイ
ズ除去回路106でノイズ成分を除去されたGCR信号
は、差分回路108に入力され、図11の(a)に示す
GCR信号であるsinX/Xバー信号の1クロック差
分をとって、図11の(b)に示すsinX/Xインパ
ルス信号が作成される。
【0017】差分回路108で作成されたsinX/X
インパルス信号は、減算器109に入力される。減算器
109のもう一方の入力には、基準波形発生回路110
から出力された図11(c)に示す予め計算された基準
信号が入力され、差分回路108で作成されたsinX
/Xインパルス信号から、基準波形発生回路110から
出力された図11(c)に示す予め計算された基準信号
が減算される。減算器109の出力側には、入力された
映像信号の歪み情報が図11(d)に示すように出力さ
れる。
インパルス信号は、減算器109に入力される。減算器
109のもう一方の入力には、基準波形発生回路110
から出力された図11(c)に示す予め計算された基準
信号が入力され、差分回路108で作成されたsinX
/Xインパルス信号から、基準波形発生回路110から
出力された図11(c)に示す予め計算された基準信号
が減算される。減算器109の出力側には、入力された
映像信号の歪み情報が図11(d)に示すように出力さ
れる。
【0018】減算器109から出力された歪み情報は、
タップ係数制御回路111に入力され、ここでこの歪み
情報を基に、所要のタップ係数を算出し、タップ係数メ
モリ112に記憶する。それと共に、算出されたタップ
係数がトランスバーサルフィルタ103に与えられ、該
フィルタ103内のタップ係数を制御し、第1回目の波
形等化動作を終了する。
タップ係数制御回路111に入力され、ここでこの歪み
情報を基に、所要のタップ係数を算出し、タップ係数メ
モリ112に記憶する。それと共に、算出されたタップ
係数がトランスバーサルフィルタ103に与えられ、該
フィルタ103内のタップ係数を制御し、第1回目の波
形等化動作を終了する。
【0019】こうして、トランスバーサルフィルタ10
3から出力された映像信号は、画質補正回路115に入
力される。画質補正回路115に入力された映像信号
は、波形等化後に、S/N比が劣化すると判断される場
合にはノイズが低下するように制御を受け、ぼけると判
断される場合には周波数特性を補正してぼけるのを防ぐ
ように制御を受ける。その結果、映像出力端子105に
は、DA変換器104を介して、波形歪みが改善され、
画質劣化のない映像信号が得られる。
3から出力された映像信号は、画質補正回路115に入
力される。画質補正回路115に入力された映像信号
は、波形等化後に、S/N比が劣化すると判断される場
合にはノイズが低下するように制御を受け、ぼけると判
断される場合には周波数特性を補正してぼけるのを防ぐ
ように制御を受ける。その結果、映像出力端子105に
は、DA変換器104を介して、波形歪みが改善され、
画質劣化のない映像信号が得られる。
【0020】図3は、図1におけるトランスバーサルフ
ィルタ103の回路構成を示すブロック図である。図3
において、301は映像信号入力端子、302、30
3、304、305はそれぞれ遅延回路、306、30
7、308、309はそれぞれ乗算器、310、31
1、312、313はそれぞれタップ係数入力端子、3
14、315はそれぞれ加算器、316は映像信号出力
端子である。
ィルタ103の回路構成を示すブロック図である。図3
において、301は映像信号入力端子、302、30
3、304、305はそれぞれ遅延回路、306、30
7、308、309はそれぞれ乗算器、310、31
1、312、313はそれぞれタップ係数入力端子、3
14、315はそれぞれ加算器、316は映像信号出力
端子である。
【0021】歪み情報を基に算出されたタップ係数(各
遅延時間に応じたタップ係数)をタップ係数入力端子3
10、311、312、313から与えることによっ
て、加算器314の出力には補正信号が得られる。この
信号を入力信号に加算することによって波形等化を行な
う。動作開始時には補正信号は0であるから、入力信号
は遅延回路302、加算器315を通ってそのまま出力
される。
遅延時間に応じたタップ係数)をタップ係数入力端子3
10、311、312、313から与えることによっ
て、加算器314の出力には補正信号が得られる。この
信号を入力信号に加算することによって波形等化を行な
う。動作開始時には補正信号は0であるから、入力信号
は遅延回路302、加算器315を通ってそのまま出力
される。
【0022】次に、図4は図1におけるノイズ除去回路
106の回路構成を示すブロック図である。図4におい
て、401は映像信号入力端子、402は切り替え信号
発生回路、403はバッファメモリ、404は乗算器、
405、408はそれぞれ選択回路、406は加算器、
407は除算器、409は初期化信号入力端子、410
はGCR信号入力端子、411、412はそれぞれGC
R信号出力端子である。
106の回路構成を示すブロック図である。図4におい
て、401は映像信号入力端子、402は切り替え信号
発生回路、403はバッファメモリ、404は乗算器、
405、408はそれぞれ選択回路、406は加算器、
407は除算器、409は初期化信号入力端子、410
はGCR信号入力端子、411、412はそれぞれGC
R信号出力端子である。
【0023】図12は、図4に示すノイズ除去回路の動
作を説明するためのGCR関連波形図である。図4にお
いて、図12(a)に示されるようなGCR波形(入力
映像信号から抽出されたGCR信号の含まれる部分)を
抽出し、バッファメモリ403に一旦記憶する。なお、
GCR信号は、映像信号の垂直帰線期間の18Hと28
1Hに、8フィールドシーケンスで送られるバー信号で
あることは、良く知られている通りである。
作を説明するためのGCR関連波形図である。図4にお
いて、図12(a)に示されるようなGCR波形(入力
映像信号から抽出されたGCR信号の含まれる部分)を
抽出し、バッファメモリ403に一旦記憶する。なお、
GCR信号は、映像信号の垂直帰線期間の18Hと28
1Hに、8フィールドシーケンスで送られるバー信号で
あることは、良く知られている通りである。
【0024】この時、切り替え信号発生回路402で
は、入力されたGCR信号がsinX/Xバー信号かペ
デスタルレベル信号かを判断し、切り替え信号を出力す
る。選択回路405では、切り替え信号に応じてGCR
信号が図12(a)に示すsinX/Xバー信号の時は
バッファメモリ403の出力を選択し、図12(b)に
示すペデスタルレベル信号のときは乗算器404によっ
て−1倍した信号を選択する。その後、加算器406に
おいて選択回路408からの出力と加算し波形メモリ1
07へ記憶する。
は、入力されたGCR信号がsinX/Xバー信号かペ
デスタルレベル信号かを判断し、切り替え信号を出力す
る。選択回路405では、切り替え信号に応じてGCR
信号が図12(a)に示すsinX/Xバー信号の時は
バッファメモリ403の出力を選択し、図12(b)に
示すペデスタルレベル信号のときは乗算器404によっ
て−1倍した信号を選択する。その後、加算器406に
おいて選択回路408からの出力と加算し波形メモリ1
07へ記憶する。
【0025】初期状態では、選択回路408は、GND
側すなわち0を選択することにより、入力されたGCR
信号をそのまま波形メモリ107へ記憶するようにし、
2フィールド目からは、波形メモリ107の出力を選択
して、入力されたGCR信号との加算を行なってから波
形メモリ107へ出力する。
側すなわち0を選択することにより、入力されたGCR
信号をそのまま波形メモリ107へ記憶するようにし、
2フィールド目からは、波形メモリ107の出力を選択
して、入力されたGCR信号との加算を行なってから波
形メモリ107へ出力する。
【0026】この動作を毎フィールド繰り返して数フィ
ールド分加算したGCR信号は、除算器407におい
て、ゲインを1/N倍することによって、図12(c)
に示すようなノイズを除去したGCR波形となり、出力
端子412から出力される。加算するフィールド数とし
ては、GCR信号が8フィールドシーケンスとして挿入
されていることから、8の整数倍が望ましい。例えば、
128フィールド分の加算を行なったとすると、除算器
407では(1/64)倍することになる。こうしてノ
イズ除去が行われる。
ールド分加算したGCR信号は、除算器407におい
て、ゲインを1/N倍することによって、図12(c)
に示すようなノイズを除去したGCR波形となり、出力
端子412から出力される。加算するフィールド数とし
ては、GCR信号が8フィールドシーケンスとして挿入
されていることから、8の整数倍が望ましい。例えば、
128フィールド分の加算を行なったとすると、除算器
407では(1/64)倍することになる。こうしてノ
イズ除去が行われる。
【0027】次に、図5は、図1におけるタップ係数制
御回路111の回路構成を示すブロック図である。図5
において、501は歪み情報入力端子、502は乗算
器、503は加算器、504は選択回路、505は初期
化信号入力端子、506はタップ係数入力端子、50
7、508はそれぞれタップ係数出力端子である。
御回路111の回路構成を示すブロック図である。図5
において、501は歪み情報入力端子、502は乗算
器、503は加算器、504は選択回路、505は初期
化信号入力端子、506はタップ係数入力端子、50
7、508はそれぞれタップ係数出力端子である。
【0028】図5において、入力した歪み情報を乗算器
502において−α倍し、加算器503で選択回路50
4の出力と加算して、タップ係数メモリ112へ記憶す
る。αは修正係数であり、通常α<1である。初期状態
では、選択回路504はGND側すなわち0を選択する
ことにより、タップ係数として0をトランスバーサルフ
ィルタ103の全タップへ出力すると同時に、−α倍し
た歪み情報をそのままタップ係数メモリ112へ記憶す
る。
502において−α倍し、加算器503で選択回路50
4の出力と加算して、タップ係数メモリ112へ記憶す
る。αは修正係数であり、通常α<1である。初期状態
では、選択回路504はGND側すなわち0を選択する
ことにより、タップ係数として0をトランスバーサルフ
ィルタ103の全タップへ出力すると同時に、−α倍し
た歪み情報をそのままタップ係数メモリ112へ記憶す
る。
【0029】以上で、図1の等化回路を構成する大部分
の回路の具体的構成例の説明を終えたので、再び図1に
戻り、2回目以降の波形等化動作について説明する。2
回目以降は、まず、タップ係数制御回路111内の選択
回路504(図5)がタップ係数メモリ112からの出
力を選択することによって、タップ係数メモリ112か
ら前回算出したタップ係数をトランスバーサルフィルタ
103の対応するタップに与える。
の回路の具体的構成例の説明を終えたので、再び図1に
戻り、2回目以降の波形等化動作について説明する。2
回目以降は、まず、タップ係数制御回路111内の選択
回路504(図5)がタップ係数メモリ112からの出
力を選択することによって、タップ係数メモリ112か
ら前回算出したタップ係数をトランスバーサルフィルタ
103の対応するタップに与える。
【0030】トランスバーサルフィルタ103を通った
映像信号は、前回よりも歪が軽減されて出力される。こ
の映像信号から、1回目と同様にGCR信号部分を抽出
してノイズ除去を行ない、遅延時間を検出し、理想的な
GCR信号波形を遅延時間検出処理した信号から減算し
て歪み情報を得る。この歪み情報を−α倍し、前回のタ
ップ係数と加算してタップ係数メモリ112へ記憶す
る。
映像信号は、前回よりも歪が軽減されて出力される。こ
の映像信号から、1回目と同様にGCR信号部分を抽出
してノイズ除去を行ない、遅延時間を検出し、理想的な
GCR信号波形を遅延時間検出処理した信号から減算し
て歪み情報を得る。この歪み情報を−α倍し、前回のタ
ップ係数と加算してタップ係数メモリ112へ記憶す
る。
【0031】このような波形等化動作を数回、あるい
は、一定時間繰り返すことによって最終的な等化波形を
得ることができる。尚、上記のような波形等化動作は、
上記のように逐次比較しながら行ってもよいが、予めタ
ップ係数を計算しておいてから、その最終結果を、最後
にトランスバーサルフィルタ103に入力して波形等化
するようにしても良い。
は、一定時間繰り返すことによって最終的な等化波形を
得ることができる。尚、上記のような波形等化動作は、
上記のように逐次比較しながら行ってもよいが、予めタ
ップ係数を計算しておいてから、その最終結果を、最後
にトランスバーサルフィルタ103に入力して波形等化
するようにしても良い。
【0032】さて、以上のような波形等化回路におい
て、入力された映像信号に挿入されているGCR信号を
用いて波形等化を行うと、等化前に比べS/N比が劣化
した画像になったり、逆に等化前よりぼけた画像になる
ことがあった。そこで、トランスバーサルフィルタ10
3の出力側に設けた画質補正回路115を波形等化時の
情報に基づき制御する。
て、入力された映像信号に挿入されているGCR信号を
用いて波形等化を行うと、等化前に比べS/N比が劣化
した画像になったり、逆に等化前よりぼけた画像になる
ことがあった。そこで、トランスバーサルフィルタ10
3の出力側に設けた画質補正回路115を波形等化時の
情報に基づき制御する。
【0033】そのために、ノイズ検出回路113とタッ
プ係数演算回路116と画質制御回路114を設ける。
ノイズ検出回路113は、映像信号に含まれる平均的な
ノイズ成分を検出し、画質制御回路114へ出力する。
タップ係数演算回路116は、波形等化時のタップ情報
から等化後の画像状態を推定する情報を作成し、画質制
御回路114へ出力する。
プ係数演算回路116と画質制御回路114を設ける。
ノイズ検出回路113は、映像信号に含まれる平均的な
ノイズ成分を検出し、画質制御回路114へ出力する。
タップ係数演算回路116は、波形等化時のタップ情報
から等化後の画像状態を推定する情報を作成し、画質制
御回路114へ出力する。
【0034】画質制御回路114は、ノイズ検出回路1
13から出力されたノイズ情報と、タップ係数演算回路
116から出力された画像状態情報と、入力された映像
信号に挿入されているGCR信号から作成したGCRピ
ークレベル情報と、により画質制御情報を作成し、画質
補正回路115へ出力する。
13から出力されたノイズ情報と、タップ係数演算回路
116から出力された画像状態情報と、入力された映像
信号に挿入されているGCR信号から作成したGCRピ
ークレベル情報と、により画質制御情報を作成し、画質
補正回路115へ出力する。
【0035】次に、図6は図1に示したタップ係数演算
回路116の回路構成を示したブロック図で、331は
タップ係数入力端子、332は加算器、333はレジス
タ(フリップフロップ)、334は出力端子である。
回路116の回路構成を示したブロック図で、331は
タップ係数入力端子、332は加算器、333はレジス
タ(フリップフロップ)、334は出力端子である。
【0036】タップ係数入力端子331から入力された
タップ係数情報は、加算器332に入力され、レジスタ
333から出力された1回前の信号と加算され、レジス
タ333へ出力される。レジスタ333は、入力された
信号を1クロック分保持して出力する。この加算器33
2とレジスタ333で構成される帰還回路により、タッ
プ係数が累積加算される。
タップ係数情報は、加算器332に入力され、レジスタ
333から出力された1回前の信号と加算され、レジス
タ333へ出力される。レジスタ333は、入力された
信号を1クロック分保持して出力する。この加算器33
2とレジスタ333で構成される帰還回路により、タッ
プ係数が累積加算される。
【0037】累積加算されたタップ係数の総和は、出力
端子334から出力される。タップ係数情報は正負の情
報なので、累積加算した総和は、トランスバーサルフィ
ルタ103から出力される映像信号のゲインの変化を示
す。タップ係数の総和が正の時は全体のゲインが大き
く、負の時は全体のゲインが小さくなる事を示してい
る。
端子334から出力される。タップ係数情報は正負の情
報なので、累積加算した総和は、トランスバーサルフィ
ルタ103から出力される映像信号のゲインの変化を示
す。タップ係数の総和が正の時は全体のゲインが大き
く、負の時は全体のゲインが小さくなる事を示してい
る。
【0038】従って、タップ係数の総和が正の時は全体
のゲインが上がるのでS/N比が良くなり、タップ係数
の総和が負の時は全体のゲインが下がるのでS/N比が
悪くなる。そこで、タップ係数の総和が画質補正回路1
15の制御情報として画質制御回路114へ送られる。
のゲインが上がるのでS/N比が良くなり、タップ係数
の総和が負の時は全体のゲインが下がるのでS/N比が
悪くなる。そこで、タップ係数の総和が画質補正回路1
15の制御情報として画質制御回路114へ送られる。
【0039】次に、図7は図1におけるノイズ検出回路
113の回路構成を示すブロック図で、341は信号入
力端子、342は同期平坦部取り出し回路、343は高
域通過回路、344はピーク検波回路、345はノイズ
検出出力端子である。
113の回路構成を示すブロック図で、341は信号入
力端子、342は同期平坦部取り出し回路、343は高
域通過回路、344はピーク検波回路、345はノイズ
検出出力端子である。
【0040】信号入力端子341から入力された映像信
号は、同期平坦部取り出し回路342に入力される。同
期平坦部取り出し回路342は、映像信号の同期信号の
平坦部のみを取り出す。取り出された同期平坦部は、高
域通過回路343に入力され同期平坦部に重畳されてい
る高域成分(高域情報)が取り出される。高域通過回路
343から出力された信号(高域成分)はピーク検波回
路344に入力され、信号(高域成分)のピーク出力が
取り出される。
号は、同期平坦部取り出し回路342に入力される。同
期平坦部取り出し回路342は、映像信号の同期信号の
平坦部のみを取り出す。取り出された同期平坦部は、高
域通過回路343に入力され同期平坦部に重畳されてい
る高域成分(高域情報)が取り出される。高域通過回路
343から出力された信号(高域成分)はピーク検波回
路344に入力され、信号(高域成分)のピーク出力が
取り出される。
【0041】入力された映像信号にノイズが多く含まれ
ている場合には、ピーク出力が大きくなる。入力された
映像信号にノイズが含まれていない場合にはピーク出力
には何も出力されない。このピーク検波出力の大小を表
す情報が入力信号のノイズ情報としてノイズ検出出力端
子345から出力される。
ている場合には、ピーク出力が大きくなる。入力された
映像信号にノイズが含まれていない場合にはピーク出力
には何も出力されない。このピーク検波出力の大小を表
す情報が入力信号のノイズ情報としてノイズ検出出力端
子345から出力される。
【0042】次に、図8は、図1における画質制御回路
114の具体的回路構成を示したブロック図で、351
は(タップ係数演算回路116からの)タップ係数総和
入力端子、352は(差分回路108からの)GCRピ
ークレベル入力端子、353は(ノイズ検出回路113
からの)ノイズ情報入力端子、354、356はそれぞ
れ減算器、355は加算器、357は画質制御信号出力
端子である。
114の具体的回路構成を示したブロック図で、351
は(タップ係数演算回路116からの)タップ係数総和
入力端子、352は(差分回路108からの)GCRピ
ークレベル入力端子、353は(ノイズ検出回路113
からの)ノイズ情報入力端子、354、356はそれぞ
れ減算器、355は加算器、357は画質制御信号出力
端子である。
【0043】GCRピークレベル入力端子352から入
力されたGCRピークレベルは、減算器354に入力さ
れ、オフセット値が減算され、加算器355へ出力され
る。なお、減算器354の2入力のうち、(+)と記載
した側が減算の元になる信号、つまり減算される側の信
号で、(−)と記載した側が減算する側の信号である。
換言すれば、減算器では、(+)と記載した側の信号か
ら、(−)と記載した側の信号を減算することを、この
(+)と(−)の符号で表しているわけである。
力されたGCRピークレベルは、減算器354に入力さ
れ、オフセット値が減算され、加算器355へ出力され
る。なお、減算器354の2入力のうち、(+)と記載
した側が減算の元になる信号、つまり減算される側の信
号で、(−)と記載した側が減算する側の信号である。
換言すれば、減算器では、(+)と記載した側の信号か
ら、(−)と記載した側の信号を減算することを、この
(+)と(−)の符号で表しているわけである。
【0044】加算器355は、タップ係数総和入力端子
351から入力されたタップ係数の総和情報と減算器3
54から出力されたGCRピークレベル情報を加算して
減算器356へ出力する。減算器356は、加算器35
5から出力された情報からノイズ情報入力端子353か
ら入力されたノイズ情報を減算して、画質制御信号とし
て画質制御信号出力端子357から出力する。
351から入力されたタップ係数の総和情報と減算器3
54から出力されたGCRピークレベル情報を加算して
減算器356へ出力する。減算器356は、加算器35
5から出力された情報からノイズ情報入力端子353か
ら入力されたノイズ情報を減算して、画質制御信号とし
て画質制御信号出力端子357から出力する。
【0045】タップ係数の総和情報は、前記したよう
に、正の時はS/N比が良く、負の時はS/N比が悪
い。また、GCRピークレベルは、オフセット値を減算
した結果が正の時は入力信号の信号帯域が広い事を示
し、負の時は信号帯域が狭い事を示している。そこで、
例えばタップ係数の総和+GCRピークレベル−ノイズ
情報により、入力信号の状態と波形等化した後の信号の
状態に応じて、適応的に画質補正回路115を制御する
信号を作成する事ができる。
に、正の時はS/N比が良く、負の時はS/N比が悪
い。また、GCRピークレベルは、オフセット値を減算
した結果が正の時は入力信号の信号帯域が広い事を示
し、負の時は信号帯域が狭い事を示している。そこで、
例えばタップ係数の総和+GCRピークレベル−ノイズ
情報により、入力信号の状態と波形等化した後の信号の
状態に応じて、適応的に画質補正回路115を制御する
信号を作成する事ができる。
【0046】ここでは、タップ係数の総和とGCRピー
クレベルとノイズ情報を線形に演算する方法を説明した
が、比線形の演算でもよい。また、3つの情報をすべて
用いずに、必要な2つの情報の組み合わせや、1つだけ
であってもよい。こうして、画質を補正する制御情報が
作られ、画質補正回路115へ送られる。
クレベルとノイズ情報を線形に演算する方法を説明した
が、比線形の演算でもよい。また、3つの情報をすべて
用いずに、必要な2つの情報の組み合わせや、1つだけ
であってもよい。こうして、画質を補正する制御情報が
作られ、画質補正回路115へ送られる。
【0047】次に、図9は、図1における画質補正回路
115の具体的構成例を示したもので、361は映像信
号入力端子、362は画質制御信号入力端子、363、
364、365、366は各々異なる特性を持つフィル
タA、B、C、D、367は入力切り替え回路、368
は映像信号出力端子である。
115の具体的構成例を示したもので、361は映像信
号入力端子、362は画質制御信号入力端子、363、
364、365、366は各々異なる特性を持つフィル
タA、B、C、D、367は入力切り替え回路、368
は映像信号出力端子である。
【0048】映像信号入力端子361から入力された映
像信号は、異なる特性を持つフィルタA363、フィル
タB364、フィルタC365、フィルタD366へ入
力される。
像信号は、異なる特性を持つフィルタA363、フィル
タB364、フィルタC365、フィルタD366へ入
力される。
【0049】図13は、前記各フィルタの周波数特性の
一例を示したもので、A、B、C、Dはそれぞれ対応す
る符号のフィルタの周波数特性を表しているものとす
る。これによりフィルタを選ぶ事により映像信号の周波
数特性を変える事ができる。例えば、図9において、フ
ィルタAを選ぶと最も周波数特性を持ち上げたような映
像信号を得る事ができ、フィルタDを選ぶと最も周波数
帯域が狭い映像信号を得る事ができる。
一例を示したもので、A、B、C、Dはそれぞれ対応す
る符号のフィルタの周波数特性を表しているものとす
る。これによりフィルタを選ぶ事により映像信号の周波
数特性を変える事ができる。例えば、図9において、フ
ィルタAを選ぶと最も周波数特性を持ち上げたような映
像信号を得る事ができ、フィルタDを選ぶと最も周波数
帯域が狭い映像信号を得る事ができる。
【0050】フィルタ363、364、365、366
の出力は信号切り替え回路367に入力される。信号切
り替え回路367は、フィルタ363、364、36
5、366から出力された映像信号を、画質制御信号入
力端子362から入力された画質制御信号により、適当
なフィルタが選択されて画質補正の行われた映像信号が
映像信号出力端子368から出力される。
の出力は信号切り替え回路367に入力される。信号切
り替え回路367は、フィルタ363、364、36
5、366から出力された映像信号を、画質制御信号入
力端子362から入力された画質制御信号により、適当
なフィルタが選択されて画質補正の行われた映像信号が
映像信号出力端子368から出力される。
【0051】本実施例では、フィルタの切り替えを用い
た画質補正方法について説明したが、さらに多くのフィ
ルタを切り替えてもよく、フィルタの特性を直接制御す
るような構成にしても良い事は自明である。
た画質補正方法について説明したが、さらに多くのフィ
ルタを切り替えてもよく、フィルタの特性を直接制御す
るような構成にしても良い事は自明である。
【0052】本実施例によれば、入力された映像信号の
状態と波形等化後の映像信号の状態から映像信号の状態
を推定し、最適な画質補正を行う事ができるので、波形
等化後にS/Nが劣化したり、ぼけたりするような事が
ない。
状態と波形等化後の映像信号の状態から映像信号の状態
を推定し、最適な画質補正を行う事ができるので、波形
等化後にS/Nが劣化したり、ぼけたりするような事が
ない。
【0053】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図14は本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。この第2の実施例は、映像信号からのノイズの検出
をトランスバーサルフィルタ103の出力側から行うの
ではなく、トランスバーサルフィルタ103の前(入力
側)から検出するものである。
図14は本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。この第2の実施例は、映像信号からのノイズの検出
をトランスバーサルフィルタ103の出力側から行うの
ではなく、トランスバーサルフィルタ103の前(入力
側)から検出するものである。
【0054】トランスバーサルフィルタ103の出力側
から映像信号を得る場合には、等化する前と後で映像信
号が変化するため、画質補正制御信号を変える必要があ
るが、トランスバーサルフィルタ103の前(入力側)
から映像信号を得ると、波形等化に関係なく入力されて
いる映像信号のノイズレベルを検出することができる。
よって、画質制御回路114は、タップ係数情報とGC
Rピークレベル情報から制御信号を作成すればよいので
処理が簡単になる。
から映像信号を得る場合には、等化する前と後で映像信
号が変化するため、画質補正制御信号を変える必要があ
るが、トランスバーサルフィルタ103の前(入力側)
から映像信号を得ると、波形等化に関係なく入力されて
いる映像信号のノイズレベルを検出することができる。
よって、画質制御回路114は、タップ係数情報とGC
Rピークレベル情報から制御信号を作成すればよいので
処理が簡単になる。
【0055】更に図14に示す実施例では、画質補正回
路115をノイズ除去回路(NR)から成るものとして
おり、従って画質制御回路114もノイズ除去回路の制
御回路(NR制御)から成るものとしている。
路115をノイズ除去回路(NR)から成るものとして
おり、従って画質制御回路114もノイズ除去回路の制
御回路(NR制御)から成るものとしている。
【0056】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図15は本発明の第3の実施例を示すブロック図
である。図15において、121は輝度信号色信号(Y
/C)分離回路、122は輝度信号ノイズ除去回路、1
23は輝度信号出力端子、124は色信号ノイズ除去回
路、125は色信号出力端子であり、図1におけるのと
同一部分には同一の符号を付している。
する。図15は本発明の第3の実施例を示すブロック図
である。図15において、121は輝度信号色信号(Y
/C)分離回路、122は輝度信号ノイズ除去回路、1
23は輝度信号出力端子、124は色信号ノイズ除去回
路、125は色信号出力端子であり、図1におけるのと
同一部分には同一の符号を付している。
【0057】次に、図15の回路動作について説明す
る。図1におけるのと同一部分は同一の動作をするので
説明を省略する。D/A変換器104から出力された映
像信号は、輝度信号色信号(Y/C)分離回路121に
入力され、輝度信号と色信号に分離される。
る。図1におけるのと同一部分は同一の動作をするので
説明を省略する。D/A変換器104から出力された映
像信号は、輝度信号色信号(Y/C)分離回路121に
入力され、輝度信号と色信号に分離される。
【0058】分離された輝度信号は、輝度信号ノイズ除
去回路122に入力され、輝度信号のノイズが除去さ
れ、輝度信号出力端子123から出力される。また、分
離された色信号は、色信号ノイズ除去回路124に入力
され、色信号に含まれるノイズが除去され、色信号出力
端子125から出力される。
去回路122に入力され、輝度信号のノイズが除去さ
れ、輝度信号出力端子123から出力される。また、分
離された色信号は、色信号ノイズ除去回路124に入力
され、色信号に含まれるノイズが除去され、色信号出力
端子125から出力される。
【0059】この、輝度信号ノイズ除去回路122と色
信号ノイズ除去回路124は、画質制御回路114から
出力される画質制御信号により、波形等化や入力のノイ
ズレベルに最適な除去レベルにコントロールされる。本
実施例では、画質補正回路115において映像信号の周
波数特性を変えて最適な周波数特性に制御し、さらに、
輝度信号ノイズ除去回路122と色信号ノイズ除去回路
124により輝度信号と色信号に含まれるノイズを効果
的に除去できるので、常に最適な画質制御を行なうこと
ができる。
信号ノイズ除去回路124は、画質制御回路114から
出力される画質制御信号により、波形等化や入力のノイ
ズレベルに最適な除去レベルにコントロールされる。本
実施例では、画質補正回路115において映像信号の周
波数特性を変えて最適な周波数特性に制御し、さらに、
輝度信号ノイズ除去回路122と色信号ノイズ除去回路
124により輝度信号と色信号に含まれるノイズを効果
的に除去できるので、常に最適な画質制御を行なうこと
ができる。
【0060】なお、ここでは輝度信号と色信号のノイズ
除去の場合を示したが、輪郭補正動作も同様にして制御
することができる。また、輝度信号ノイズ除去回路12
2と色信号ノイズ除去回路124で十分に制御すること
ができる場合には、画質補正回路115を取り除いても
構わない。
除去の場合を示したが、輪郭補正動作も同様にして制御
することができる。また、輝度信号ノイズ除去回路12
2と色信号ノイズ除去回路124で十分に制御すること
ができる場合には、画質補正回路115を取り除いても
構わない。
【0061】ここで、輝度信号ノイズ除去回路122の
具体的構成例について説明する。図10は、輝度信号ノ
イズ除去回路の具体的構成例を示したブロック図であ
る。図10において、371は信号入力端子、372は
制御信号入力端子、373は高域通過回路(HPF)、
374はクリップ回路、375は減算器、376は出力
端子である。
具体的構成例について説明する。図10は、輝度信号ノ
イズ除去回路の具体的構成例を示したブロック図であ
る。図10において、371は信号入力端子、372は
制御信号入力端子、373は高域通過回路(HPF)、
374はクリップ回路、375は減算器、376は出力
端子である。
【0062】信号入力端子371から入力された信号
は、高域通過回路(HPF)373に入力され、入力さ
れた信号ノイズと輪郭信号(高域成分)が取り出され
る。取り出された信号(高域成分)はクリップ回路37
4に入力され、輪郭信号(上下する振幅の中で、上方向
の一定レベルつまり上側クリップレベルを超える部分
と、下方向で一定レベルつまり下側クリップレベルを超
える部分)がクリップされるため、中間の振幅のノイズ
信号だけがクリップ回路374から出力される。
は、高域通過回路(HPF)373に入力され、入力さ
れた信号ノイズと輪郭信号(高域成分)が取り出され
る。取り出された信号(高域成分)はクリップ回路37
4に入力され、輪郭信号(上下する振幅の中で、上方向
の一定レベルつまり上側クリップレベルを超える部分
と、下方向で一定レベルつまり下側クリップレベルを超
える部分)がクリップされるため、中間の振幅のノイズ
信号だけがクリップ回路374から出力される。
【0063】出力されたノイズ信号は、減算器375で
信号入力端子371から入力されている信号から減算さ
れ出力されるので、出力端子376にはノイズの除去さ
れた信号が得られる。このときのクリップ回路374の
クリップレベルは、制御信号入力端子372から入力さ
れた制御レベルによりクリップレベルがコントロールさ
れるので、ノイズの除去量を外部からコントロールする
ことができる。
信号入力端子371から入力されている信号から減算さ
れ出力されるので、出力端子376にはノイズの除去さ
れた信号が得られる。このときのクリップ回路374の
クリップレベルは、制御信号入力端子372から入力さ
れた制御レベルによりクリップレベルがコントロールさ
れるので、ノイズの除去量を外部からコントロールする
ことができる。
【0064】ここでは、輝度信号のノイズを除去する場
合を示したが、色信号に対してもほぼ同様の回路構成で
ノイズ除去回路を実現できる。また、映像信号から復調
された色差信号や、映像信号から変換されたRGB信号
を取り出し、これらの信号形式でノイズ除去や輪郭補正
を行ってもよい。
合を示したが、色信号に対してもほぼ同様の回路構成で
ノイズ除去回路を実現できる。また、映像信号から復調
された色差信号や、映像信号から変換されたRGB信号
を取り出し、これらの信号形式でノイズ除去や輪郭補正
を行ってもよい。
【0065】この場合、復調された色差信号に行なうと
ベ−スバンドの信号であるので図10に示した回路と同
様の方法で実現することができる効果がある。さらに、
RGB信号に対して行なう場合は最終的にブラウン管に
出力される信号であるので、それまでに含まれた全ての
ノイズに対してノイズ除去を行なうことができる効果が
ある。
ベ−スバンドの信号であるので図10に示した回路と同
様の方法で実現することができる効果がある。さらに、
RGB信号に対して行なう場合は最終的にブラウン管に
出力される信号であるので、それまでに含まれた全ての
ノイズに対してノイズ除去を行なうことができる効果が
ある。
【0066】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図16は本発明の第4の実施例を示すブロック図
である。図16において、131は信号切り替え回路で
あり、図1、及び図15におけるのと同一部分には同一
の符号を付している。
する。図16は本発明の第4の実施例を示すブロック図
である。図16において、131は信号切り替え回路で
あり、図1、及び図15におけるのと同一部分には同一
の符号を付している。
【0067】次に、図16の回路動作について説明する
が、図1、及び図15におけるのと同一部分は同一の動
作をするので説明を省略する。図16の本実施例では、
ノイズ検出回路113の前に、トランスバーサルフィル
タ103の前(入力側)からと、後(出力側)からの信
号を切り替える信号切り替え回路131を設けている。
が、図1、及び図15におけるのと同一部分は同一の動
作をするので説明を省略する。図16の本実施例では、
ノイズ検出回路113の前に、トランスバーサルフィル
タ103の前(入力側)からと、後(出力側)からの信
号を切り替える信号切り替え回路131を設けている。
【0068】切り替え回路131は、波形等化前はトラ
ンスバーサルフィルタ103の前からの信号を選択し、
波形等化後はトランスバーサルフィルタ103の後から
の信号を選択したり、波形等化後であっても入力の信号
と出力の信号の選択を随時行なう。
ンスバーサルフィルタ103の前からの信号を選択し、
波形等化後はトランスバーサルフィルタ103の後から
の信号を選択したり、波形等化後であっても入力の信号
と出力の信号の選択を随時行なう。
【0069】これにより、入力された映像信号に元々含
まれているノイズレベルと波形等化によって変化したノ
イズレベルの両方の情報を任意の時に得ることができる
ので、入力されている映像信号に含まれているノイズレ
ベルが信号内容などにより変わった場合でも、正しくそ
の情報を得ることができ、常に最適な制御を行なうこと
ができる。
まれているノイズレベルと波形等化によって変化したノ
イズレベルの両方の情報を任意の時に得ることができる
ので、入力されている映像信号に含まれているノイズレ
ベルが信号内容などにより変わった場合でも、正しくそ
の情報を得ることができ、常に最適な制御を行なうこと
ができる。
【0070】なお、本実施例で説明した制御方式は、差
分方式について説明したが、それに限らずMSE方式や
FFTを用いた方式などにも適用でき、分離された輝度
信号や色信号等の全ての信号に適用することができる。
分方式について説明したが、それに限らずMSE方式や
FFTを用いた方式などにも適用でき、分離された輝度
信号や色信号等の全ての信号に適用することができる。
【0071】
【発明の効果】以上、本発明によれば、波形等化回路に
おいて、入力映像信号の状態と波形等化の情報により最
適な画質補正を波形等化後の映像信号に対して行なうの
で、波形等化後にS/Nが劣化したり、逆にぼけてたり
せず、常に高画質な映像を得ることができる利点があ
る。
おいて、入力映像信号の状態と波形等化の情報により最
適な画質補正を波形等化後の映像信号に対して行なうの
で、波形等化後にS/Nが劣化したり、逆にぼけてたり
せず、常に高画質な映像を得ることができる利点があ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来技術による波形等化回路を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1におけるトランスバーサルフィルタの構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図4】図1におけるノイズ除去回路の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】図1におけるタップ係数制御回路の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】図1におけるタップ係数演算回路の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図7】図1におけるノイズ検出回路の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】図1における画質制御回路の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】図1における画質補正回路の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】図1における画質補正回路の他の構成例とし
て、輝度信号ノイズ除去回路の例を示すブロック図であ
る。
て、輝度信号ノイズ除去回路の例を示すブロック図であ
る。
【図11】図1における差分回路108と減算器109
の動作を説明するのに用いるGCR信号関連の波形図で
ある。
の動作を説明するのに用いるGCR信号関連の波形図で
ある。
【図12】図4に示すノイズ除去回路の動作を説明する
ためのGCR信号関連の波形図である。
ためのGCR信号関連の波形図である。
【図13】図9に示す画質補正回路の動作を説明するた
めの特性図である。
めの特性図である。
【図14】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図15】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図16】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
101…映像信号入力端子、102…AD変換器、10
3…トランスバーサルフィルタ、104…DA変換器、
105…映像信号出力端子、106…ノイズ除去回路、
107…波形メモリ、108…差分回路、109…減算
器、110…基準波形発生回路、111…タップ係数制
御回路、112…タップ係数メモリ、113…ノイズ検
出回路、114…画質制御回路、115…画質補正回
路、116…タップ係数演算回路
3…トランスバーサルフィルタ、104…DA変換器、
105…映像信号出力端子、106…ノイズ除去回路、
107…波形メモリ、108…差分回路、109…減算
器、110…基準波形発生回路、111…タップ係数制
御回路、112…タップ係数メモリ、113…ノイズ検
出回路、114…画質制御回路、115…画質補正回
路、116…タップ係数演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 隆之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (72)発明者 板東 由美 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (72)発明者 鈴木 直 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立画像情報システム内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/21
Claims (13)
- 【請求項1】 入力映像信号の周波数特性を、制御され
たタップ係数に応じて変化させることにより、波形等化
出力として出力するトランスバーサルフィルタと、該ト
ランスバーサルフィルタの出力からそこに予め重畳され
ているゴ−スト基準信号取り出し、該ゴ−スト基準信号
を数フィールド分平均化することにより、その中に含ま
れるノイズを除去して出力するノイズ除去手段と、ノイ
ズ除去された該ゴ−スト基準信号を取り込んで記憶する
第1の記憶手段と、ノイズ除去された該ゴ−スト基準信
号をもとに前記トランスバーサルフィルタのタップ係数
を制御するタップ係数制御手段と、該タップ係数制御手
段により制御されたタップ係数を取り込んで記憶する第
2の記憶手段と、から成る波形等化回路において、 前記映像信号からそこに含まれるノイズを検出するノイ
ズ検出手段と、前記第2の記憶手段から読み出したタッ
プ係数を使って画質制御に必要なデータを演算する演算
手段と、前記トランスバーサルフィルタからの波形等化
出力を取り込みその画質を補正して出力する画質補正手
段と、前記ノイズ検出手段からのノイズ検出出力と前記
演算手段からのデータと前記ノイズ除去手段からのノイ
ズ除去されたゴ−スト基準信号とを入力され画質制御信
号を作成して前記画質補正手段へ出力し画質補正を行わ
せる画質制御手段と、を具備したことを特徴とする波形
等化回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記ノイズ検出手段は、前記トランスバーサルフィ
ルタに入力される映像信号からそこに含まれるノイズを
検出して出力する手段から成ることを特徴とする波形等
化回路。 - 【請求項3】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記ノイズ検出手段は、前記トランスバーサルフィ
ルタの出力である波形等化後の映像信号からそこに含ま
れるノイズを検出して出力する手段から成ることを特徴
とする波形等化回路。 - 【請求項4】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記演算手段は、前記第2の記憶手段から読み出し
たタップ係数のその時点までの総和を画質制御に必要な
データとして演算する手段から成ることを特徴とする波
形等化回路。 - 【請求項5】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質補正手段は、異なる周波数特性を持つ複数
のフィルタを備え、その何れかに切り替えて信号を通す
ことにより画質補正を行う手段から成ることを特徴とす
る波形等化回路。 - 【請求項6】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質補正手段は、画質補正の対象とする信号を
輝度信号と色信号に分離し、分離された各々の信号に対
して画質補正を行なう手段から成ることを特徴とする波
形等化回路。 - 【請求項7】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質補正手段は、画質補正の対象とする信号か
ら、その高周波成分の中で、振幅の上下方向の過大なレ
ベル範囲を除く中間振幅の信号ノイズだけを抽出し、該
中間振幅の信号ノイズを除去する手段から成ることを特
徴とする波形等化回路。 - 【請求項8】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質制御手段は、前記ノイズ検出手段からのノ
イズ検出出力と前記演算手段からのデータと前記ノイズ
除去手段からのノイズ除去されたゴ−スト基準信号の三
つのうち、何れか二つを用いて画質制御信号を作成して
前記画質補正手段へ出力する手段から成ることを特徴と
する波形等化回路。 - 【請求項9】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質制御手段は、前記ノイズ検出手段からのノ
イズ検出出力と前記演算手段からのデータと前記ノイズ
除去手段からのノイズ除去されたゴ−スト基準信号の三
つのうち、何れか一つを用いて画質制御信号を作成して
前記画質補正手段へ出力する手段から成ることを特徴と
する波形等化回路。 - 【請求項10】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質補正手段は、前記トランスバーサルフィル
タの出力から取り出した復調された色差信号を対象とし
て画質補正を行う手段から成ることを特徴とする波形等
化回路。 - 【請求項11】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質補正手段は、前記トランスバーサルフィル
タの出力から取り出した復調された原色(RGB)信号
を対象として画質補正を行う手段から成ることを特徴と
する波形等化回路。 - 【請求項12】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記画質補正手段は、ノイズ除去手段から成ること
を特徴とする波形等化回路。 - 【請求項13】 請求項1に記載の波形等化回路におい
て、前記ノイズ検出手段は、前記トランスバーサルフィ
ルタに入力される映像信号を取り込んでそこに含まれる
ノイズを検出するか、トランスバーサルフィルタの出力
である映像信号を取り込んでそこに含まれるノイズを検
出するか、その何れにも切り替え可能なノイズ検出手段
から成ることを特徴とする波形等化回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19037392A JP3226228B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 波形等化回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19037392A JP3226228B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 波形等化回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638076A JPH0638076A (ja) | 1994-02-10 |
JP3226228B2 true JP3226228B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=16257101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19037392A Expired - Fee Related JP3226228B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 波形等化回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226228B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012023543A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-02 | Toshiba Corp | 映像処理装置及び映像処理方法 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP19037392A patent/JP3226228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0638076A (ja) | 1994-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3875783B2 (ja) | 時間領域ガード期間および重複変換を用いた復調方法及びシステム | |
US5481316A (en) | System, apparatus and method for canceling televison ghost signals | |
JP3097731B2 (ja) | Csdコードを用いたゴースト除去方法及びその装置 | |
JP2529821B2 (ja) | ビデオ搬送波と直交位相関係にある搬送波を変調する信号に於けるゴ―ストを抑圧する装置 | |
JP2912908B2 (ja) | 同一チャンネル干渉除去器及びその方法 | |
JP2004080757A (ja) | 整合パルス整形フィルタを備える受信機 | |
KR100557122B1 (ko) | 동일채널간섭을 받는 디지털 텔레비젼 신호용 수신기 및 그의 동작 방법 | |
JP3226228B2 (ja) | 波形等化回路 | |
JPH04241580A (ja) | 波形等化装置 | |
EP0617551A1 (en) | Waveform equalizer | |
US5302909A (en) | Non-linear signal processor | |
JPH0316078B2 (ja) | ||
JP2871323B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
JP2865853B2 (ja) | 波形等化装置 | |
JPH0759046B2 (ja) | 波形等化装置 | |
JPH05130452A (ja) | 可変フイルタ装置 | |
JPH0316077B2 (ja) | ||
WO2002093907A1 (fr) | Correcteur de contour de signaux video | |
JP2000341557A (ja) | 輪郭補正回路 | |
US5515049A (en) | Noise-reducing circuit | |
JP2635668B2 (ja) | デジタル波形等化装置 | |
JP3011422B2 (ja) | 波形等化装置および波形等化方法 | |
JP3256966B2 (ja) | テレビジョン信号処理装置 | |
JP2569960B2 (ja) | 波形等化装置 | |
JPH05244464A (ja) | 波形等化器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |