JPH04241580A - 波形等化装置 - Google Patents

波形等化装置

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JPH04241580A
JPH04241580A JP3002518A JP251891A JPH04241580A JP H04241580 A JPH04241580 A JP H04241580A JP 3002518 A JP3002518 A JP 3002518A JP 251891 A JP251891 A JP 251891A JP H04241580 A JPH04241580 A JP H04241580A
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JP
Japan
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waveform equalization
waveform
signal
control signal
noise reduction
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JP3002518A
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English (en)
Inventor
Moriyoshi Akiyama
秋山 守慶
Toshiyuki Kurita
俊之 栗田
Hiroshi Sekiya
博 関矢
Sunao Suzuki
直 鈴木
Katsumi Hishiyama
菱山 勝己
Toshinori Murata
村田 敏則
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Filing date
Publication date
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Priority to DE69212171T priority patent/DE69212171T2/de
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/211Ghost signal cancellation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機用
ゴ−スト除去装置等の波形等化装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、放送局から送られてくるテレビ信
号の問題の1つとしてゴ−ストなどの波形歪がある。こ
の波形歪を除去する技術として特公平1−59791号
公報等がある。
【0003】波形等化手段は、周波数特性を平坦にする
ために各周波数に対応した利得を持ったトランスバ−サ
ルフィルタで実現できる。図7にトランスバ−サルフィ
ルタの原理図を示す。図7において、301は遅延装置
、302は乗算装置、303は加算装置である。τは、
遅延装置301の遅延時間で、1組の遅延装置301と
乗算装置302が1つのタップを構成する。また、加算
装置303は各タップの出力を加算して出力する。 そして、図9に従来例のブロック図を示す。同図におい
て、101は波形等化手段、201は記憶手段、202
は波形歪検出装置、203は演算装置、204は波形等
化手段制御装置、212は雑音検出装置、104は画質
制御装置である。波形等化手段101は、入力された映
像信号から波形歪を除去する。次に、記憶装置201は
、前記波形等化手段201の入力又は出力からGCR信
号(Ghost  Cancel  Referenc
e  Signal  :詳しくは、官報第155号 
 平成元年8月1日  郵政省令第48号を参照された
い)または同期信号等の参照信号だけを取り出して同期
加算し雑音を減少する。波形歪検出装置202は基準波
形と、前記記憶装置からの波形を比較することにより、
その誤差から波形歪を検出する。さらに演算装置203
では、前記波形歪検出装置202の出力から、その波形
歪を除去する特性を持つように前記波形等化手段101
を制御するための各周波数に対応したデ−タを生成する
。これより波形等化手段制御装置204では、前記演算
装置203の出力に従って、前記波形等化手段101を
制御し、波形等化を行うように前記波形等化手段101
を動作させる。また、雑音検出回路212は、前記記憶
手段201のデ−タから雑音の大きさを調べ、雑音が一
定以上の大きさのときには、画質を下げるように画質制
御装置104を制御する。
【0004】この従来技術は、波形歪を除去する波形等
化手段を構成するだけでなく、この波形等化手段を利用
し、S/Nの悪いときには画質を自動的に下げ見やすく
するものであった。また、S/Nが悪いときは、多少波
形等化が不完全でも画質を落すことにより、ある程度は
、耐えうる画像になるため、波形等化の不完全さを補お
うとするものでもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、入力
信号のS/Nがそれほど悪くなくても、入力信号の高域
成分が少ない場合には、波形等化すると信号の高域成分
とともにノイズも増幅してしまい画面上でざらざらした
画になるが、この場合には、何ら効果を発揮しないとい
う問題もあった。
【0006】更に、この種の波形等化装置の一般的な問
題として入力信号の周波数特性の高域が過度に持ち上が
っており、画像がざらついて見える信号が入力された場
合、従来技術ではその入力信号の高域を下げ全体の周波
数特性が平坦になるように等化するが、そうすると、視
覚上は等化する前に比べて、等化後の画質は大幅にソフ
トとなり波形等化を行う前の入力信号と比較するとかえ
ってぼけて見えるという問題も発生していた。
【0007】本発明は、入力の映像信号の周波数特性を
判定し、その周波数特性の高域があるレベル以上に上が
っている場合には、波形等化後に画質を上げて(鮮鋭度
を上げて)視覚上感じるぼけ感を取消し、一方、入力信
号の周波数特性の高域が下がっている場合には、波形等
化後に雑音低減を行い、あるいは、さらに画質を下げて
(鮮鋭度を下げて)S/Nの劣化を抑え、常に最適な画
質が得られるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、入力された映像信号を処理して出力す
る波形等化手段と、該波形等化手段の出力信号から波形
歪を検知して、該波形等化手段を制御する波形歪抽出・
制御手段と、前記波形歪抽出・制御手段の出力により前
記波形等化手段を通過した映像信号に雑音低減を行う手
段と、該雑音低減手段の出力する映像信号の画質を制御
する手段と、により構成する。
【0009】
【作用】前記波形等化手段は、入力された信号の周波数
特性を平坦にして出力する。前記波形歪抽出・制御手段
は、前記波形等化手段の出力に波形歪が含まれているか
を検出し、波形歪が含まれている場合は、該波形歪を除
去するように前記波形等化手段を制御する。同時に、前
記波形歪抽出・制御手段は、波形歪を除去したことによ
って生じる周波数特性の変化を検出する。前記雑音低減
手段は、前記波形歪抽出・制御装置の出力により前記波
形等化手段の出力する映像信号に雑音低減を行う。画質
制御装置は、前記波形歪抽出・制御装置の出力により画
質(鮮鋭度)を制御する。この様にすれば、波形等化の
前後で大幅に周波数特性を補正した場合に発生するS/
Nの劣化やぼけ感を取り消すことが可能になる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例を示す。本実施
例は、映像信号を入力して、ゴースト等の波形歪を除去
して出力する波形等化手段101と、該波形等化手段1
01の出力を入力して、ゴ−スト等の波形歪を検出し、
前記波形等化手段101を制御すると共に雑音低減手段
103と画質制御手段104を制御する波形歪抽出・制
御手段102と、前記波形等化手段101の出力を入力
し前記波形歪抽出・制御手段102の出力により雑音を
低減して出力する雑音低減手段103と、該雑音低減手
段103から出力された映像信号を入力し、前記波形歪
抽出・制御手段102の出力により画質(特に鮮鋭度)
を調整して出力する画質制御装置104と、で構成され
る。
【0011】即ち、前記波形等化手段101は、前記波
形歪抽出・制御手段102によって波形等化が可能な特
性に制御され、入力信号から波形歪を除去する。さらに
、前記雑音低減手段103と前記画質制御手段104は
、前記波形歪抽出・制御手段102の出力に応じて前者
は、雑音低減を行い、後者は画質の制御を行う。
【0012】図4に、図1の波形等化装置の更に詳しい
構成を示す。図4において、図1または図9と同一のも
のには、同一の符号を付してある。205は、周波数特
性判定装置(以下、f特判定装置と略す)である。波形
等化手段101には、トランスバ−サルフィルタを使用
する。該波形等化手段101の出力は、GCR信号また
は同期信号等の参照信号を同期加算して雑音を減少させ
るために記憶手段201に一旦格納される。次に波形歪
検出装置202は、前記記憶手段201の出力と、あら
かじめ持っている基準波形とを比較することにより、波
形歪を検出する。そして、演算装置203は、前記波形
歪検出装置202の出力を使用して前記波形等化手段1
01が波形等化可能な特性を演算する。具体的には、ト
ランスバ−サルフィルタの各タップの利得を以下の式(
ZF法)によって計算する。
【0013】波形等化手段制御装置204は、前記演算
装置203の演算結果を前記波形等化手段101に入力
し、前記波形等化手段101を波形等化が可能な特性に
制御する。また、f特判定装置205は、前記波形等化
手段制御装置204へ入力された該演算装置203の演
算結果と同じものから、波形等化後の周波数特性の変化
を判断し、高域を下げている場合には雑音低減を行わな
い、または、弱くするように、雑音低減手段103を制
御する信号と、画質を上げるように画質制御装置104
を制御する信号を出力する。逆に、高域を上げている場
合には雑音低減を行う、または、強くするように前記雑
音低減手段103を制御する信号と、画質を下げるよう
に前記画質制御装置104を制御する信号を出力する。 そして前記画質制御装置103は、前記f特判定装置2
05の出力を用いて、画質を制御する。
【0014】
【数1】
【0015】以上が動作についての概要であるが、以下
に周波数特性の変化を判定する方法について述べる。図
7に示したトランスバ−サルフィルタでは、1つの遅延
装置301と1つの乗算装置302で1つのタップを構
成し、加算装置303は前記乗算装置302の出力を加
算し出力する。図では、3タップの場合を示している。 τは、遅延装置の遅延時間、a1,a2,a3は、乗算
装置で入力信号にかけられるタップ利得である。トラン
スバ−サルフィルタは入力された信号をメインタップを
通る利得1の主信号と、主信号からkτ(k:整数)だ
け遅延した信号に分配し、主信号以外の信号の利得を制
御して主信号と加算することにより種々の周波数特性を
もったフィルタを実現できる。主信号からの遅延時間が
τの信号と主信号を加算すると、1/τの周波数成分の
位相が同じになり振幅が大きくなる。また、1/2τの
周波数成分の位相は逆相となり振幅は小さくなる。この
ことからトランスバ−サルフィルタの各遅延装置の出力
は、主信号からの遅延時間の逆数に比例する周波数成分
を各タップ利得に応じて強調または減衰させる。図8に
3種類の入力信号の特性に対する各タップの利得を簡単
に示している。同図(a)は入力信号の高域が持ち上が
っている場合で、周波数軸上での高域に対応するTap
1(1/τ)の利得a1は、利得を落し、低域に対応す
るTap3(1/3τ)の利得a3は、利得を上げるよ
うな大きさになっている。同図(b)は、入力信号の高
域が落ちている場合で、この場合には、高域を上げるた
めにa1が大きくなっている。最後に同図(c)は入力
の周波数特性が平坦な場合である。この時には、そのま
ま出力して良いので、各タップとも利得は0である。以
上より、補正後のタップ利得を見れば、f特の補正量が
わかる。
【0016】図10に、図4におけるf特判定装置20
5の第1の具体例を示す。同図において、401はアド
レス判定装置、402はデ−タレジスタ、403はレベ
ル判定装置、404は雑音低減制御信号生成装置、40
5は画質制御信号生成装置である。演算装置203から
トランスバ−サルフィルタの各タップの番号(Tap1
〜n)を順次アドレス判定装置401に、その時の各タ
ップの利得(a1〜an)を同様にデ−タレジスタ40
2に入力する。特定のタップのアドレスが入力されたと
きに、該デ−タレジスタ402はそのアドレスに対応す
るタップ利得を保持し、その時のタップ利得から雑音低
減を行なうか行なわないか、画質を上げるべきか、下げ
るべきか、それとも変化させないかをレベル判定装置4
03で判断する。雑音低減制御信号生成装置404は、
前記レベル判定装置403の出力から前記雑音低減手段
103を制御する信号を生成する。また、画質制御信号
生成装置405は、前記レベル判定装置403の出力か
ら前記画質制御装置104を制御する信号を生成する。
【0017】図14に、図10における雑音低減制御信
号生成装置の一具体例を示す。同図において、TR1、
TR2はトランジスタ、R1、R2、R3は抵抗である
。前記レベル判定装置403の出力からTR1の入力が
Hレベルになると該TR1はONし、TR2もONする
ため前記雑音低減手段への出力電圧が上がることになる
。以上から、この具体例では、入力信号の特性に応じて
、雑音低減を行なったり、行なわなかったりすることが
出来る。
【0018】図16に、図10における前記画質制御信
号生成装置の一具体例を示す。同図において、TR1,
TR2,TR3はトランジスタ、R1,R2,R3,R
4は抵抗である。前記レベル判定装置403の出力から
、画質を上げる方の端子Uの電圧がHレベルのときは、
トランジスタTR1がONして、さらにトランジスタT
 R3もONするため前記画質制御装置104への出力
電圧が上がることになる。画質を下げる方の端子Dの電
圧がHレベルのときは、トランジスタTR2がONにな
り前記画質制御装置104への出力電圧が下がる。 また、前記端子U、D共にLレベルの時は、前記画質制
御装置103へ制御信号を送らず、画質を変化させない
。当然ながら、U、D共にHレベルになることはない。 以上から、この具体例では入力信号の特性に応じて画質
を3段階に制御することができる。
【0019】図11に、図4における前記f得判定装置
205の第2の具体例を示す。同図において、401’
はアドレス判定装置、402’はデ−タレジスタ、40
6は加算装置である。この具体例では、複数のタップの
利得を使用している。即ち、前記演算装置203の出力
は、図10の場合と同じように前記アドレス判定装置4
01’とデ−タレジスタ402’に入力される。前記ア
ドレス判定装置401’は、あらかじめ選ばれた、複数
のタップ、あるいはすべてのタップのアドレスが入力さ
れたときに前記デ−タレジスタ402’にその時のデ−
タを保持させる。前記デ−タレジスタ402’からの出
力(D1〜Dm:m≦n)は、演算装置406で演算さ
れ、前記演算装置406の出力は該レベル判定装置50
3で雑音低減を行なうか行なわないか、画質を上げるか
、下げるか、それとも変化させないかの判断をし、図1
0の場合と同様に前記雑音低減制御信号生成装置404
が前記雑音低減手段を制御する信号を生成し、前記画質
制御信号生成装置405が前記画質制御装置103を制
御する信号を生成する。なお、前記演算装置の入力に重
みを付けることにより、より最適な特性を得ることが出
来る。
【0020】図12に、図4における前記f特判定装置
205の第2の具体例を示す。同図において、406’
は演算装置、407は遅延装置である。この具体例も、
複数のタップを使用している。したがって、図11に示
したf特判定装置との違いは、演算装置406’の部分
である。該演算装置406’はデ−タを一度に演算する
のではなく、遅延装置407を使用して、データを一つ
ずつ演算していくため、データレジスタ402の出力が
1つで済み、また、前記演算装置406’も多入力にす
る必要がなく規模が小さくて済む。
【0021】図13に、図4における前記f特制御装置
205の第4の具体例を示す。同図において、403’
はレベル判定装置、404’は雑音低減制御信号生成装
置、405’は画質制御信号生成装置である。この具体
例では、多値制御を行っている。即ち、前記データレジ
スタの出力をレベル判定装置403’で、複数のレベル
(上1〜g,下1〜g)に分けて、雑音制御信号生成装
置404’で、前記雑音低減手段103を多段階に制御
する信号を生成し、画質制御信号生成装置504’で、
前記画質制御装置104を多段階に制御する信号を生成
する。さらに、連続量に変換して、連続的に雑音低減の
強さと画質を制御することもできる。また、図11、図
12のように複数のタップのデータを用いている場合も
同様に多段階に制御できる。
【0022】図15に、図13における前記雑音低減制
御信号生成装置404’の一具体例を示す。同図におい
て、501はD/A変換装置、502は増幅装置である
。D/A変換装置501は、前記レベル判定装置403
’の出力を入力し、前記レベル判定装置503’の出力
に応じて連続的な出力信号を生成する。増幅装置502
は、前記D/A変換装置501の出力信号を必要な大き
さに増幅し、雑音低減手段103へ出力する。以上より
、この具体例では、入力信号の特性に応じて雑音低減の
強さを連続的に制御することが出来る。
【0023】図17に、図13における前記画質制御信
号生成装置405’の一具体例を示す。同図において、
601はD/A変換装置、602は増幅装置である。前
記レベル判定装置403’の出力をD/A変換装置60
1へ入力する。該D/A変換装置601は、前記レベル
判定装置403’の出力に応じて連続的な出力信号を生
成する。前記増幅装置602は、該D/A変換装置の出
力信号を必要な大きさに増幅して前記画質制御装置10
4へ出力する。以上から、この具体例では、入力信号の
特性に応じて画質を連続的に制御することができる。
【0024】図19に、図4における前記雑音低減手段
の第1の具体例を示す。同図において、701は雑音成
分抽出用のフィルター、702は乗算装置、703は加
算装置、205はf特判定装置である。前記波形等化手
段101の出力をフィルター701に入力し、該フィル
ター101は、雑音成分が画面上で目立ちやすい周波数
帯域成分だけを出力する。乗算装置702は、前記フィ
ルター701の出力を前記f特判定装置205の出力と
掛けあわせて適当な大きさに増幅する。加算装置703
は、前記f特判定装置205の出力を前記波形等化手段
101の出力から引くことにより雑音を除去する事がで
きる。
【0025】図20に、図4における前記雑音低減手段
の第2の具体例を示す。同図において、704は遅延装
置、702は乗算装置、703は加算装置、205はf
特判定装置である。遅延装置704は、波形等化手段1
01の出力する映像信号を入力し2フレーム分遅延して
出力する。乗算装置702は、前記遅延装置704の出
力を前記f特判定装置の出力と掛けあわせて適当な大き
さに減衰する。加算装置703は、前記乗算装置702
の出力と前記波形等化手段101の出力を加算する。一
般に、静止画では、2フレーム前の信号と現信号は、ほ
とんど変化しないが、雑音は、フレーム間で相関がない
ので、2フレーム前の信号と現信号を加算すると雑音成
分が相対的に小さくなる。このことから、この具体例で
雑音を低減できることがわかる。
【0026】図21に、図4における前記画質制御装置
の一具体例を示す。同図において、801、802は遅
延装置、803、804、805、807は乗算装置、
806、808は加算装置である。波形等化手段101
の出力Aを遅延装置801で遅延して出力Bを得、該遅
延装置801の出力Bを遅延装置802で遅延して出力
Cを得る。そして、遅延装置802の出力Cと前記遅延
装置801の出力Bと前記波形等化手段101の出力A
とを乗算装置803、804、805と加算装置806
で演算して、特定の周波数成分を抽出し、出力Dを得る
。そして、f特判定装置205の出力によって、前記加
算装置806の出力Dを増幅または減衰し、出力Eを得
て、その出力Eを加算装置808で前記遅延装置801
の出力Bと加算することにより、特定の周波数成分を強
調したり減衰させたりすることが出来る。
【0027】次に、図2に本発明の第2の実施例を示す
。本実施例は映像信号を入力して、ゴースト等の波形歪
を除去して出力する波形等化手段101と、波形等化前
の前記映像信号を入力して、ゴ−スト等の波形歪を検出
し、前記波形等化手段101を制御すると共に雑音低減
手段103と画質制御装置104を制御する波形歪抽出
・制御手段102’と、前記波形等化手段101の出力
する映像信号を入力し、前記波形歪抽出・制御手段10
2’の出力により雑音を低減して出力する雑音低減手段
103と、該雑音低減手段103から出力された映像信
号を入力し、前記波形歪抽出・制御手段102’の出力
により画質(特に鮮鋭度)を制御して出力する画質制御
装置104と、で構成される。
【0028】即ち、前記波形等化手段101は、前記波
形歪抽出・制御手段102’によって波形等化が可能な
特性に制御され、入力信号から波形歪を除去する。さら
に、前記雑音低減手段103と前記画質制御手段104
は、前記波形歪抽出・制御手段102’の出力に応じて
前者は、雑音低減を行い、後者は画質の制御を行う。
【0029】図5に図2の波形等化装置の更に詳しい構
成を示す同図において、206はフ−リエ変換手段、2
07は第1演算装置、208は逆フ−リエ変換装置、2
09は第2演算装置である。
【0030】映像信号は、波形等化手段101とフ−リ
エ変換手段206に入力される。該フ−リエ変換手段2
06は、入力された映像信号をフ−リエ変換する。第1
演算装置207は、前記フ−リエ変換手段206の出力
と、予め持っているGCR信号または同期信号等の参照
信号をフ−リエ変換したものとを演算することにより、
波形等化を手段101における伝達特性を得る。そして
、逆フ−リエ変換手段208は、前記伝達特性を逆フ−
リエ変換する。尚、フ−リエ変換、逆フ−リエ変換につ
いては、マイクロプロセッサを用いてFFT(Fast
  Fourier  Transform:高速フ−
リエ変換)等のアルゴリズムを用いることにより実現で
きる(アルゴリズムについては、多数の数値計算に関す
る文献が出版されているのでそれらを参照されたい)。
【0031】第2演算装置209は、前記逆フ−リエ変
換手段208の出力から、前記波形等化手段101を制
御するための、波形等化制御信号を生成する。更に、波
形等化手段制御装置204は、前記第2演算装置209
の出力から、波形等化手段101を制御して波形等化を
行わせる。また、f特判定装置205は前記第2演算装
置209の出力から、入力された前記映像信号の周波数
特性を判定し、雑音低減を行なう強さを制御する信号を
雑音低減手段103へ、画質を制御する信号を画質制御
装置104へ出力する。なお、f特判定装置205の入
力には、前記波形等化手段制御装置204の出力または
波形等化手段101に保持されている制御情報を使って
もよいのは当然のことである。また、前記フーリエ変換
手段206の出力から周波数特性が判るため、前記フー
リエ変換手段206の出力、または、第1演算装置20
7の出力を用いて雑音低減手段、または、画質制御装置
のいずれか、もしくは両方を制御しても良い。
【0032】次に、図3に、本発明の第3の実施例を示
す。同図において、105は輝度信号・色信号分離手段
、103a、103bは雑音低減手段である。
【0033】本実施例では、波形等化手段101と雑音
低減手段103の間に、輝度信号・色信号分離手段10
5が設けられている。
【0034】輝度信号・色信号分離手段105は、波形
等化手段の出力を輝度信号Yと色信号Cとに分離し、輝
度信号Yを雑音低減手段103aへ、色信号Cを雑音低
減手段103bへ出力する。
【0035】従って、前記雑音低減手段103は輝度信
号用と色信号用とに分けられておりそれぞれに最適な構
成をとることができる。前記画質制御装置104は、輝
度信号出力の後にのみおかれ、輝度信号Yにのみ画質制
御を行っている。これは、輝度信号Yは、0から4.2
MHZまでの周波数成分を含み、特定の周波数成分を強
調あるいは、減衰させることにより画質を制御すること
ができるが、色信号Cは、3.58MHZの搬送色信号
の位相に色合いの情報を、また振幅に色の濃さの情報を
それぞれ持っているために、画質制御装置が歪を含んで
いる場合に画質制御を色信号Cにも行うとかえって色合
いや色の濃さが不自然になる可能性がある為である。ま
た、雑音低減と画質制御は、必ずしも両方行う必要はな
く、いずれか一方でも良いし、輝度信号Yにのみ雑音低
減もしくは、画質制御を行い、色信号Cには、行わない
構成や、色信号Cにのみ雑音低減を行い、輝度信号Yは
制御しない構成でも良い。なお、色信号Cに行う雑音低
減は、色差信号、または、RGB信号に行っても良い。
【0036】次に、図6に、本発明の第4の実施例を示
す。210は雑音検出装置、211は雑音低減手段制御
装置である。
【0037】本実施例では、雑音検出装置210と雑音
低減手段制御装置211を付加して雑音低減手段103
を制御している。
【0038】前記雑音検出装置210は、入力された映
像信号から、雑音成分の大きさを検出し、雑音の大きさ
が一定以上のときに雑音低減を行なうように、雑音低減
手段103を制御する信号を出力する。前記雑音低減手
段制御装置211は、前記f特判定装置205、または
、前記雑音検出装置210のどちらかが、雑音低減を行
なうように制御信号を出力すると、それに応じて雑音低
減を行なうように前記雑音低減手段103を制御する。
【0039】図18に、前記雑音低減手段制御装置の一
具体例を示す。同図において、D1、D2はダイオード
である。図より、前記f特判定装置205からの出力信
号と、前記雑音低減手段制御装置からの出力信号のどち
らか一方の信号が入力されれば、雑音低減手段103を
制御する信号が出力されることが分かる。また、図18
の回路を、図14のD/A変換装置501と増幅装置5
02の間に配置しても同じことである。
【0040】図22に本発明の別の見方をした実施例を
示す。本実施例は、映像信号を入力し、入力した映像信
号の周波数特性上で高域成分を検出し、それに応じて雑
音低減手段103に制御信号を出力する高域成分検出装
置901と、前記映像信号を入力し、前記高域成分検出
装置の出力に応じて雑音低減を行なう雑音低減手段10
3とで構成される。
【0041】即ち、前記高域成分検出装置901は、入
力された映像信号の高域成分の大きさを検出し、高域成
分のレベルが小さくS/Nが悪いときに雑音低減を行な
うように制御信号を出力する。前記雑音低減手段103
は、前記高域成分検出装置の出力する制御信号に応じ応
じて、前記映像信号に雑音低減を行なう。
【0042】また、これらの構成で、画質制御装置と雑
音低減手段の順序は、逆でも良い。
【0043】なお、以上のような構成は、マイコン等を
用いてソフトウエアで実現することも当然可能である。 また、画質をあげると、S/Nが多少劣化するため、雑
音低減手段のみ制御して、画質制御装置は、制御しない
ようにする構成も可能であるし、画質を低下させること
で雑音を抑圧し、前記雑音低減手段を制御せずに、画質
制御装置のみを制御する構成も可能である。
【0044】
【発明の効果】以上より、本発明では、前記従来技術で
問題となる、入力信号のS/Nにかかわらず、入力信号
の高域成分少ない場合(即ち、入力信号の高域のレベル
が低い場合)であっても、周波数特性の変化を検出し、
それに応じて雑音低減の強さと画質を調整し、最適な画
像を得ることができる。また、入力信号の周波数特性の
高 域が過度に持ち上がっている場合(即ち、入力信号
の高域のレベルが高い場合)であっても、同様に周波数
特性の変化を検出し、それに応じて画質を調整すること
により波形等化後のぼけ感を少なくすることできる。ま
た、波形等化と同時に波形等化手段の特性を演算する演
算装置の出力から入力信号の周波数特性を知り、雑音低
減の強さと画質が常に最適になるように制御するため付
加する新たな手段が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図、
【図
2】本発明の第2の実施例を示すブロック図、
【図3】
本発明の第3の実施例を示すブロック図、
【図4】図1
における波形等化装置の更に詳しい構成を示すブロック
図、
【図5】図2における波形等化装置の更に詳しい構成を
示すブロック図、
【図6】本発明の第4の実施例を示すブロック図、
【図
7】トランスバ−サルフィルタ−の原理図、
【図8】3
つの周波数特性の入力に対する出力とそのときのタップ
利得分布を示す分布図、
【図9】従来例を示すブロック図、
【図10】f特判定装置の第1の具体例を示すブロック
図、
【図11】f特判定装置の第2の具体例を示すブロック
図、
【図12】f特判定装置の第3の具体例を示すブロック
図、
【図13】f特判定装置の第4の具体例を示すブロック
図、
【図14】雑音低減制御信号生成装置の第1の具体例を
示す回路図、
【図15】雑音低減制御信号生成装置の第2の具体例を
示すブロック図、
【図16】画質制御信号生成装置の第1の具体例を示す
回路図、
【図17】画質制御信号生成装置の第2の具体例を示す
ブロック図、
【図18】雑音低減手段制御装置の具体例を示す回路図
【図19】雑音低減手段の第1の具体例を示すブロック
図、
【図20】雑音低減手段の第2の具体例を示すブロック
図、
【図21】画質制御装置の具体例を示すブロック図、

図22】本発明の別の見方をした実施例のブロック図で
ある。
【符号の説明】
101.波形等化手段、102、102’.波形歪抽出
・制御装置、103.雑音低減手段、104.画質制御
装置、105.輝度信号・色信号分離手段、201.記
憶手段、202.波形歪検出装置、203、207、2
09、406、406’.演算装置、204.波形等化
手段制御装置、205.f特判定装置、206.フーリ
エ変換手段、208.逆フーリエ変換手段、210.雑
音検出装置、211.雑音低減手段制御装置、401、
401’.アドレス判定装置、402、402’.デー
タレジスタ、403、403’.レベル判定装置、40
4、404’.雑音低減制御信号生成装置、405、4
05’.画質制御信号生成装置、701.フィルター、
407、704、801、802.遅延装置、501、
601.D/A変換装置、502、602.増幅装置、
702、803、804、805、807.乗算装置、
703、806、808.加算装置、901.高域成分
検出装置。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を入力し、別に入力された第1の
    制御信号に応じて前記映像信号の波形歪を除去して出力
    する波形等化手段と、該波形等化手段から出力される映
    像信号を入力し、前記波形等化手段を制御する前記第1
    の制御信号と、雑音低減手段を制御する第2の制御信号
    を出力する波形歪抽出・制御装置と、前記波形等化手段
    から出力された前記映像信号を入力し、別に入力された
    前記第2の制御信号に応じて雑音を低減して出力する前
    記雑音低減手段と、を備えることを特徴とする波形等化
    装置。
  2. 【請求項2】映像信号を入力し、別に入力された第1の
    制御信号に応じて前記映像信号の波形歪を除去して出力
    する波形等化手段と、該波形等化手段から出力される映
    像信号を入力し、前記波形等化手段を制御する前記第1
    の制御信号と、画質制御装置を制御する第2の制御信号
    を出力する波形歪抽出・制御装置と、前記波形等化手段
    から出力された前記映像信号を入力し、別に入力された
    前記第2の制御信号に応じて画質を調整して出力する前
    記画質制御装置と、を備えることを特徴とする波形等化
    装置。
  3. 【請求項3】映像信号を入力し、別に入力された第1の
    制御信号に応じて前記映像信号の波形歪を除去して出力
    する波形等化手段と、該波形等化手段から出力される映
    像信号を入力し、前記波形等化手段を制御する前記第1
    の制御信号と、雑音低減手段を制御する第2の制御信号
    と、画質制御装置を制御する第3の制御信号を出力する
    波形歪抽出・制御装置とを備えると共に、前記波形等化
    手段から出力された前記映像信号を入力し、別に入力さ
    れた前記第2の制御信号に応じて雑音を低減して出力す
    る前記雑音低減手段、前記波形等化手段から出力された
    映像信号を入力し、別に入力された前記第3の制御信号
    に応じて画質を調整して出力する前記画質制御装置を備
    えることを特徴とする波形等化装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3に記載の波形等化装
    置において、前記波形歪抽出・制御手段は、入力した前
    記映像信号を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶し
    た映像信号から波形歪を検知する波形歪検出装置と、検
    知した波形歪から、前記第1の制御信号を生成する演算
    装置と、該演算装置出力によって前記波形等化手段を制
    御する波形等化手段制御装置と、  前記第1の制御信
    号から波形等化による周波数特性(以下、周波数特性を
    f特と略す)の変化を判定し、判定したその変化に応じ
    て前記第2の制御信号と前記第3の制御信号を、それぞ
    れ前記雑音低減手段と画質制御装置に出力する周波数特
    性判定装置(f特判定装置)と、で構成されることを特
    徴とする波形等化装置。
  5. 【請求項5】映像信号を入力し、別に入力された第1の
    制御信号に応じて前記映像信号の波形歪を除去して出力
    する波形等化手段と、該波形等化手段に入力される前記
    映像信号を入力し、前記波形等化手段を制御する前記第
    1の制御信号と、雑音低減手段を制御する第2の制御信
    号を出力する波形歪抽出・制御装置と、前記波形等化手
    段から出力された前記映像信号を入力し、別に入力され
    た前記第2の制御信号に応じて雑音を低減して出力する
    前記雑音低減手段と、を備えることを特徴とする波形等
    化装置。
  6. 【請求項6】映像信号を入力し、別に入力された第1の
    制御信号に応じて前記映像信号の波形歪を除去して出力
    する波形等化手段と、該波形等化手段に入力される前記
    映像信号を入力し、前記波形等化手段を制御する前記第
    1の制御信号と、画質制御装置を制御する第2の制御信
    号を出力する波形歪抽出・制御装置と、前記波形等化手
    段から出力された前記映像信号を入力し、別に入力され
    た前記第2の制御信号に応じて画質を調整して出力する
    前記画質制御装置と、を備えることを特徴とする波形等
    化装置。
  7. 【請求項7】映像信号を入力し、別に入力された第1の
    制御信号に応じて前記映像信号の波形歪を除去して出力
    する波形等化手段と、該波形等化手段に入力される前記
    映像信号を入力し、前記波形等化手段を制御する前記第
    1の制御信号と、雑音低減手段を制御する第2の制御信
    号と、画質制御装置を制御する第3の制御信号を出力す
    る波形歪抽出・制御装置とを備えると共に、前記波形等
    化手段から出力された前記映像信号を入力し、別に入力
    された前記第2の制御信号に応じて雑音を低減して出力
    する前記雑音低減手段、前記波形等化手段から出力され
    た映像信号を入力し、別に入力された前記第3の制御信
    号に応じて画質を調整して出力する前記画質制御装置を
    備えることを特徴とする波形等化装置。
  8. 【請求項8】請求項5、6または7に記載の波形等化装
    置において、前記波形歪抽出・制御手段は、入力した前
    記映像信号をフーリエ変換するフ−リエ変換手段と、フ
    −リエ変換した映像信号から前記波形等化手段における
    伝達特性を演算により導きだす第1の演算装置と、導き
    だした伝達特性を逆フ−リエ変換する逆フ−リエ変換手
    段と、逆フ−リエ変換した伝達特性から前記第1の制御
    信号を生成する第2の演算装置と、生成した前記第1の
    制御信号を前記波形等化手段に出力する波形等化手段制
    御装置と、生成した前記第1の制御信号から前記映像信
    号の波形等化による周波数特性の変化を判定し、判定し
    たその変化に応じて前記第2の制御信号と、前記第3の
    制御信号を生成し、それぞれ前記雑音低減手段と前記画
    質制御装置に出力する周波数特性判定装置(f特判定装
    置)と、で構成されることを特徴とする波形等化装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8に記載の波形等化装置において、前記波形等化手段に
    複合映像信号を入力し、前記波形等化手段の出力した複
    合映像信号から輝度信号と色信号を分離する輝度信号・
    色信号分離手段を備え、該輝度信号・色信号分離手段の
    出力する信号に対し雑音低減または画質制御を行うこと
    を特徴とする波形等化装置。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    または9に記載の波形等化装置において、波形等化装置
    は、トランスバ−サルフィルタで構成され、該フィルタ
    の単一のタップに対する制御情報のみを用いて前記映像
    信号の周波数特性の変化を判断し、前記波形等化手段の
    出力信号に行う雑音低減の強さと画質を制御する事を特
    徴とする波形等化装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の波形等化装置におい
    て、前記周波数特性判定装置は、前記第1の制御信号の
    うちの前記制御情報のうち、前記タップのタップ利得に
    関する情報を入力しそのデ−タを一旦保持して出力する
    デ−タレジスタと、前記第1の制御信号のうちの前記制
    御情報のうち、前記タップのタップ番号に関する情報を
    入力し、該情報に応じて前記デ−タレジスタを制御する
    アドレス判定装置と、前記デ−タレジスタから出力され
    る情報に基づいて、雑音低減を行うか行わないか、画質
    を上げるか下げるかそれとも変化させないかを判定する
    レベル判定装置と、該レベル判定装置の判定結果から前
    記第2の制御信号を生成する雑音低減制御信号生成装置
    と、前記レベル判定装置の判定結果から前記第3の制御
    信号を生成する画質制御信号生成装置と、で構成される
    ことを特徴とする波形等化装置。
  12. 【請求項12】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    または9に記載の波形等化装置において、波形等化手段
    はトランスバ−サルフィルタで構成され、該フィルタの
    複数のタップに対する制御情報のみを用いて前記映像信
    号の周波数特性の変化を判断し、前記波形等化手段の出
    力信号に行う雑音低減の強さと画質を制御する事を特徴
    とする波形等化装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の波形等化装置におい
    て、前記周波数特性判定装置は、前記第1の制御信号の
    うちの前記制御情報のうち、複数の前記タップのタップ
    利得に関する情報を並列に入力し一旦保持して並列に出
    力するデ−タレジスタと、前記第1の制御信号のうちの
    前記制御情報のうち、複数の前記タップのタップ番号に
    関する情報を入力し、該情報に応じて前記デ−タレジス
    タを制御するアドレス判定装置と、前記デ−タレジスタ
    から並列に出力される情報を入力し、演算して出力する
    演算装置と、該演算装置の出力から雑音低減を行うか行
    わないか、画質を上げるか下げるかそれとも変化させな
    いかを判定するレベル判定装置と、該レベル判定装置の
    判定結果から前記第2の制御信号を生成する雑音低減制
    御信号生成装置と、前記レベル判定装置の判定結果から
    前記第3の制御信号を生成する画質制御信号生成装置と
    、で構成されることを特徴とする波形等化装置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載の波形等化装置におい
    て、前記周波数特性判定装置は、前記第1の制御信号の
    うちの前記制御信号のうち、前記タップのタップ利得に
    関する情報を直列に入力し、順次保持して直列に出力す
    るデ−タレジスタと、前記第1の制御信号のうちの前記
    制御信号のうち、前記タップのタップ番号に関する情報
    を入力し該情報に応じて前記デ−タレジスタを制御する
    アドレス判定装置と、前記デ−タレジスタから直列に出
    力される情報と、遅延装置から出力される情報とを入力
    し演算して出力する演算装置と、該演算装置から出力さ
    れる情報を入力し遅延して出力する前記遅延装置と、前
    記演算装置から出力される情報に基づいて、雑音低減を
    行うか行わないか、画質を上げるか下げるかそれとも変
    化させないかを判定するレベル判定装置と、該レベル判
    定装置の判定結果から前記雑音低減手段を制御する信号
    を生成する雑音低減制御信号生成装置と、前記レベル判
    定装置の判定結果から前記画質制御装置を制御する信号
    を生成する画質制御信号生成装置と、で構成されること
    を特徴とする波形等化装置。
  15. 【請求項15】請求項11、13、14に記載の波形等
    化装置において、雑音低減の強さと画質を上げるレベル
    と下げるレベルを複数に分けて、雑音低減の強さと画質
    を制御することを特徴とする波形等化装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の波形等化装置におい
    て、雑音低減の強さと画質を上げるレベルと下げるレベ
    ルをディジタル/アナログ変換装置により連続量に変換
    し、雑音低減の強さと画質を連続的に制御することを特
    徴とする波形等化装置。
  17. 【請求項17】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    、9、10、11、12、13、14、15または16
    に記載の波形等化装置において、前記雑音低減手段を波
    形等化手段の出力を入力して、雑音成分を抽出するフィ
    ルターと該フィルターの出力を制御装置の出力によって
    大きさを変化させる乗算装置と、該乗算装置の出力と前
    記波形等化手段の出力を加算する加算装置と、から構成
    することを特徴とする波形等化装置。
  18. 【請求項18】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    、9、10、11、12、13、14、15または16
    に記載の波形等化装置において、前記雑音低減手段を波
    形等化手段の出力を入力して遅延して出力する遅延装置
    と、該遅延装置の出力を制御装置の出力によって大きさ
    を変化させる乗算装置と、該乗算装置の出力と前記波形
    等化手段出力を加算する加算装置と、から構成すること
    を特徴とする波形等化装置。
  19. 【請求項19】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    、9、10、11、12、13、14、15または16
    に記載の波形等化装置において、前記画質制御装置は各
    タップがタップ利得に関して位置的に対称となるように
    配置されたトランスバ−サルフィルタで、構成されるこ
    とを特徴とする波形等化装置。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の波形等化装置におい
    て、前記画質制御装置は、前記波形等化手段の出力を入
    力して前記出力を遅延する複数の遅延装置と、前記波形
    等化手段の出力及び前記遅延装置の各出力に利得を与え
    る複数の第1の乗算装置と、該第1の乗算装置の各出力
    を加算する第1の加算装置と、該第1の加算装置の出力
    を前記周波数特性判定装置の出力によって大きさを変化
    させる第2の乗算装置と、複数の前記第1の乗算装置の
    入力のうち時間的に中央に来る主信号と前記第2の乗算
    装置の出力を加算する第2の加算装置と、で構成される
    ことを特徴とする波形等化装置。
  21. 【請求項21】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    、9、10、11、12、13、14、15または16
    に記載の波形等化装置において、前記波形等化手段に入
    力される映像信号または、前記波形等化手段から出力さ
    れる映像信号から雑音を検出する雑音検出装置と、該雑
    音検出装置の検出結果に応じて、前記雑音低減手段を制
    御する雑音低減手段制御装置を備え、S/Nが悪い場合
    には、雑音低減を最大限に行なうよう前記雑音低減手段
    を制御することを特徴とする波形等化装置。
  22. 【請求項22】映像信号を入力して、別に入力された制
    御信号に応じて前記映像信号の雑音を低減する雑音低減
    手段と、該雑音低減手段に入力される前記映像信号を入
    力し、前記映像信号の高域成分のレベルを検出して前記
    雑音低減手段を制御する信号を出力する高域成分検出装
    置と、を備えたことを特徴とする雑音低減装置。
  23. 【請求項23】請求項22に記載の高域成分検出装置は
    、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、
    11、12、13、14、15、16、17、18、1
    9、20または21に記載の波形等化装置であることを
    特徴とする波形等化装置。
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