JPH03132165A - テレビジョン受信機、ゴースト除去装置ならびにゴースト除去制御方法 - Google Patents

テレビジョン受信機、ゴースト除去装置ならびにゴースト除去制御方法

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JPH03132165A
JPH03132165A JP1268980A JP26898089A JPH03132165A JP H03132165 A JPH03132165 A JP H03132165A JP 1268980 A JP1268980 A JP 1268980A JP 26898089 A JP26898089 A JP 26898089A JP H03132165 A JPH03132165 A JP H03132165A
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waveform equalization
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signal quality
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JP1268980A
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Tsutomu Noda
勉 野田
Toshiyuki Sakamoto
敏幸 坂本
Hiroshi Shibuya
渋谷 洋志
Katsunobu Kimura
勝信 木村
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン受信機に係り、特にゴースト除
去機能を有したテレビジョン受信機に関する。
〔従来の技術〕
テレビジョン受信機においては、送信アンテナから直接
到来する電波(希望波)と、建造物などから反射してく
る電波(反射波)が同時に受信アンテナで受信されると
、希望波による画像と反射波による画像がずれて現れる
、いわゆるゴーストが発生する。
テレビジョン受信機にとってかかるゴーストは画質を劣
化させる大きな要因となっており、従来から種々の方法
によってゴーストを除去、防止する対策が試みられてき
た。
その−例は、特公昭62−4894号公報に記載されて
いるように、遅延素子群を設はゴーストに相当する時間
だけ遅れた信号を遅延素子群から選択した後ゴーストの
レベルに相当する振幅に利得極性調整して除去すること
である。
ゴーストの遅延時間を測定する方法としては、特公昭6
1−60638号公報に記載されているようにテレビジ
ョン信号の垂直同期パルスのエツジとゴーストによる垂
直同期パルスのエツジとの時間を測定することが知られ
ている。
また、ゴーストの遅延時間や振幅を正確に検出するに必
要な信号を放送局から送信する検討が進められ、通常の
映像信号の垂直帰線期間内にゴースト除去制御用の基準
信号を挿入することについては、1987年10月19
日発行の日経エレクトロニクス第213頁から第225
頁の[テレビ信号にゴースト・キャンセラ制御用基準信
号を挿入して放送」や1989年テレビジョン学会の全
国大会の発表番号11−1の「ゴーストキャンセル基準
信号方式」に示されている。さらに、その前者の論文に
おいては、遅延素子群からの信号を利得極性調整する、
いわゆるトランスバーサル・フィルタのタップ係数を制
御するアルゴリズムについても示されている。後者の発
表では、8フイールドシーケンスとよばれる基準信号の
伝送方式についても述べられている。その基準信号がゴ
ーストキャンセラ制御用基準倍量、すなわちOCR信号
である。
また、ゴースト除去機能を有するテレビジョン受信機の
味像信号検波回路の検波特性の必要性能や改善手法につ
いても、1989年テレビジョン学会の全国大会の発表
番号11−3の「ゴースト妨害によるテレビジョン受信
機の検波歪みの改善Jや13−6の「ゴーストキャンセ
ラ対応映像IFの1方式の検討」で発表されている。そ
れらによれば、映像信号の同期検波回路を構成するPL
L回路の特定数を現状より大きくするなどの必要がある
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、テレビジョン受信機のゴースト除去装
置や除去用のゴーストキャンセル基準信号(以下OCR
信号と略す)やテレビジョン受信機の検波特性について
述べられているが、テレビジョン受信機の放送受信の実
際の信号品質の悪い状態など受信機の使用上での細かい
点までの配慮がされていなく、ゴースト除去による映像
信号品質の劣化やゴースト除去装置の誤動作発生の可能
性などの問題があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、テレビジョン受
信機の映像信号品質の劣化が少なく、効率良くゴースト
を除去する機能を有したテレビジョン受信機を提供する
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的、は、波形等化手段を第1の波形等化手段と第
2の波形等化手段とで構成し、信号品質検出手段と、等
化量検出制御手段とを設け、信号品質検出手段の品質に
応じて第1の波形等化手段の制御を途中で中断してその
状態を保持あるいは第1の波形等化の制御を中止し、次
の第2の波形等化手段の等化制御に制御を移すことによ
り達成される。
〔作用〕
第1の波形等化手段は、一般的に見えにくい近接ゴース
ト用の波形等化手段であり、映像信号の波形等化すなわ
ち映像信号の周波数特性を平坦にする手段であるため、
テレビジョン放送受信において受信検波された映像信号
の周波数特性を補正することができるが、場合によって
はその補正によって映像信号の雑音を増加することもあ
る。
第2の波形等化手段は、一般のゴースト除去用の波形等
化手段である。
信号品質検出手段は、第1の波形等化手段の受信検波さ
れた映像信号の周波数特性を補正後の信号のSN比など
を検出することができる。
等化量検出制御手段は、受信されたOCR信号と伝送さ
れるはずのOCR信号との誤差を検出して第1の波形等
化手段あるいは第2の波形等化手段を制御してその誤差
を少なくするいわゆるゴースト除去制御と、信号品質検
出手段から検出された映像信号SN比などにより第1の
波形等化手段の出力から波形等化制御の途中でも制御を
中断あるいは中止して第2の波形等化手段の制御に移る
ことができる。
それらの手段の組合せによる作用は、第1の波形等化手
段の出力を信号品質検出手段で監視しながら等化制御す
るものであり、テレビジョン受信機の映像信号品質の劣
化が少なく、効率良くゴーストを除去することを可能と
する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図は本発明によるテレビジョン受信機の一実施例を
示すブロック図である。
101はアンテナ、102は高周波増幅回路。
103は周波数変換回路、104はナイキストフィルタ
、105は局部発振回路、106は選局制御回路、10
7は映像信号検波回路、108は波形等化回路、109
は第1の波形等化回路、110は第2の波形等化回路、
111は等化量検出制御回路、112は映像信号品質検
出回路、113は映像信号出力端子、114は音声信号
検波回路、115は音声信号出力端子、116は等化量
制御回路、117は受信基準信号取り込み回路、118
は受信基準信号のノイズリダクシミン回路、119は基
準信号間の誤差検出回路、120は基準信号発生回路で
ある。
アンテナ101より入力したテレビジョン信号は高周波
増幅回路102で増幅され、周波数変換回路103にお
いて局部発振回路105からの信号で周波数変換される
。選局は選局スイッチ106により選ばれ、局部発振回
路105の信号周波数を変換して行われる0周波数変換
回路103の出力信号から必要帯域をナイキストフィル
タ104で抽出し、映像信号検波回路107で検波され
て映像信号が得られるとともに、4.5M Hzに周波
数変換されたテレビジョン信号の音声搬送波が得られる
。映像信号は波形等化回路108でゴースト除去され、
映像信号出力端子113に得られ、ブラウン管などの表
示機器でゴーストの除去された映像信号を鑑賞できる。
一方。
音声搬送波を音声信号検波回路114でFM検波して音
声信号出力端子115に音声信号を得る。
波形等化回路108は第1の波形等化回路109と第2
の波形等化回路110と等化量検出制御回路111で構
成される。まず、第1の波形等化回路109と第2の波
形等化回路110が初期状態で単に信号を通過させる状
態で、第1の波形等化回路109の前後あるいは第2の
波形等化回路110の後ろから放送され受信された基準
信号を取り込み、等化量検出制御回路111にある伝送
されるはずの基準信号と比較してその誤差から第1の波
形等化回路109あるいは第2の波形等35回路110
を制御する。第1の波形等化回路109の制御の前ある
いは制御途中で、第1の波形等化回路109の前後ある
いは第2の波形等化回路110の後ろから映像信号品質
検出回路112によって、映像信号の等化途中のSN比
などの信号品質を検出あるいは演算して第1の波形等化
回路109の等化量を決定する。
ZF法などの波形等化後の信号からさらに誤差を検出し
て等化量を修正する負帰還タイプのゴースト除去回路を
用いて詳細に説明する。第1の波形等化回路109と第
2の波形等化回路110の等化量を初期値に設定して入
力信号と同一信号を出力する。その信号の中から送信さ
れ受信された基準信号を受信基準信号取り込み回路11
7で取り込み、受信機純真号のノイズリダクション回路
118で複数回の平均をとって雑音による誤動作を避け
る。そのノイズリダクション回路118の出力と基準信
号発生回路120の出力との差を基準信号間の誤差検出
回路119で得て、等化量制御回路116によって第1
の波形等化回路109の等化量を決め制御する。その後
、さらに受信基準信号取り込み回路117で取り込み、
基準信号間の誤差を得、第1の波形等化回路109の等
化量を決める制御を繰り返し、誤差がある値より少なく
なるまで繰り返すことで近接ゴースト除去用の第1の波
形等化回路109の等化を終了する。
この繰返しの途中で、第1の波形等化回路109あるい
は第2の波形等化回路110の出力から映像信号品質検
出回路112によって、映像信号のSN比などの信号品
質を検出し、等化量制御回路116を制御する0例えば
近接ゴーストがあることによって映像信号の周波数特性
の高域信号が減衰していて、第1の等化回路109の等
化によって、映像信号SN比が劣化する場合1例えばS
N比30dB以下にならないように制御して第1の等化
回路109の等化を中断することができる。
本実施例によれば、第1の波形等化回路109の出力を
信号品質検出回路112で監視しながら等化制御回路1
11で制御するので、テレビジョン受信機の映像信号品
質の劣化が少なく、効率良くゴーストを除去できる効果
がある。
第2図に、本発明によるテレビジョン受信機の他の実施
例を示す。
第1図と同一符号のものは同一機能を示す。
第1図と異なる点は、映像信号品質検出回路112によ
って、映像信号のSN比などの信号品質を検出して等化
量制御回路116を制御するとともに、受信基準信号の
ノイズリダクション回路118の平均回数を変更制御す
ることである。受信した信号のSN比によって受信基準
信号のノイズリダクション回路118の平均回数を変更
できるので、受信した信号のSN比と比例する受信基準
信号のSN比が悪い場合にはノイズリダクション回路1
18の平均回数を多くして基準信号間の誤差検出の雑音
による誤検出を低減でき、受信基準信号のSN比が良い
場合にはノイズリダクション回路118の平均回数を少
なくして平均する処理時間の短縮ができるので、効率の
良い波形等化を実現することができる。また、近接ゴー
ストがあることによって映像信号の周波数特性の高域信
号が減衰あるいは増加していて、第1の等化回路109
の等化によって、映像信号SN比が劣化あるいは改善さ
れる場合、その度ごとに映像信号品質検出回路112に
よって映像信号のSN比などの信号品質を検出して、ノ
イズリダクション回路118の平均回数を変更できるの
で、第1の等化回路109の等化にともなう受信基準信
号のSN比の変化にも対応でき、効率の良い波形等化を
実現可能とする。
本実施例によれば、第1の波形等化回路109の出力を
信号品質検出回路112で監視しながら等化制御回路1
11とノイズリダクション回路118を制御するので、
テレビジョン受信機の映像信号品質の劣化が少なく、S
N比の悪い場合には雑音による誤検出を低減し、SN比
の良い場合は早く波形等化処理ができ、効率良くゴース
トを除去できる効果がある。
第3図に、本発明のゴースト除去制御方法の処理フロー
チャートを示す。このフローチャートは第2図のブロッ
ク図を例に示す。
301は等化開始処理、302は第1の等化手段の波形
等化処理、303は第2の等化手段の波形等化処理、3
04は等化処理終了処理を示し、320乃至329は第
1の等化手段の波形等化処理302の詳細な処理を示す
処理、330乃至335は第2の等化手段の波形等化処
理303の詳細な処理示す処理を示す。
等化開始処理301で第1及び第2の等化手段を初期化
して第1あるいは第2の等化手段の結果を入力として第
1の等化手段の波形等化処理302を行い、その結果を
用いて第2の等化手段の結果を入力として第2の等化手
段の波形等化処理303を行い、等化処理終了処理30
4によってその状態を保持しながら等化処理を終了する
初期化された第1あるいは第2の等化手段の結果を入力
として受信された基準信号を処理320で取り込み、処
理321でその基準信号をもとに映像信号のSN比を測
定する。その値に応じて、処理322で受信された基準
信号の雑音を低減するノイズリダクションの平均回数N
と伝送されるべき基準信号即ち等化の基準信号と等化し
た後の受信された基準信号との誤差の許容値Aとを決め
る。その後、処理323で映像信号SN比がある値B例
えば30dBを越えるかどうかの判断をして、Bを越え
る値であれば処理324に進み、もし30dBを謔えな
い悪い値であれば第1の波形等化処理302を中止する
処理329に進む。処理324では処理322で決めら
れたNを用いて、受信された基準信号を8回平均したノ
イズリダクション処理を行う。その後の基準信号と等化
の基準信号との誤差を処理325で測定する。その誤差
が処理322で決められた値Aを越えるかどうかを処理
327で判断して、誤差が大きい場合には等化処理を続
けるために処理328に進み、もし値Aを越えなければ
第1の波形等化処理302を中止する処理329に進む
。処理328では、処理3.26でえられた受信されノ
イズリダクションされた基準信号と等化の基準信号との
誤差から第1の等化手段の等化量(等化手段を構成する
場合によく用いられるトランスバーサルフィルタでは所
謂タップ利得)を求め、その等化量に応じて等化手段を
制御する。その状態で一度第1の等化手段を制御し、あ
る程度の等化がされたことになる。さらに、その状態で
処理320に戻り、第1の波形等化処理302を続行し
て第1の等化手段の等化量を更新することで受信された
基準信号と等化の基準信号との誤差が減少する。その結
果、処理327でその誤差が値Aより少なくなって処理
329に進み、その時点の等化量を保持して第1の等化
処理を終了する。近接ゴーストがあることによって映像
信号の周波数特性の高域信号が減衰している様な場合に
よく生じるが、第1の等化処理の途中で等化によって、
映像信号SN比が劣化し、SN比が値B以下になると、
処理323により処理329に進んで、その時点の等化
量を保持して第1の等化処理を終了する。そのため5例
えばSN比30dB以下にならないように第1の等化手
段の波形等化処理302を終了させるので、映像信号S
N比の劣化が少なく、ある程度の近接ゴーストによる妨
害を除去できる。
第2の等化手段の波形等化処理303では、第1の等化
手段の波形等化処理302を終了して等化している第1
の等化手段の出力を初期化された第2の等化手段に入力
し、その出力結果を入力として受信された基準信号を処
理330で取り込み。
処理331で受信された基準信号を8回平均したノイズ
リダクション処理する。その後の基準信号と等化の基準
信号との誤差を処理332で測定する。その誤差が処理
322で決められた値Aを越えるかどうかを処理323
で判断して、誤差が大きい場合には等化処理を続けるた
めに処理334に進み、もし値Aを越えなければ第2の
波形等化処理303を中止する処理335に進む。処理
334では、処理331で得られた受信されノイズリダ
クションされた基準信号と等化の基準信号との誤差から
第2の等化手段の等化量(等化手段を構成−する場合に
よく用いられるトランスバーサルフィルタでは所謂タッ
プ利得)を求め、その等化量に応じて等化手段を制御す
る。その状態で一度第2の等化手段を制御し、ある程度
の等化がされたことになる。さらに、その状態で処理3
30に戻り、第2の波形等化処理303を続行して第2
の等化手段の等化量を更新することで受信された基準信
号と等化の基準信号との誤差が減少する。
その結果、処理333でその誤差が値Aより少なくなっ
て処理335に進み、その時点の等化量を保持して第2
の等化処理を終了する。その結果、第2の等化処理で分
担した近接ゴースト以外の所謂一般のゴーストが除去さ
れる。それらの結果を等化処理終了処理304によって
保持しながら等化処理を終了する。
本実施例によれば、第1の波形等化処理302において
信号品質を監視する処理321と制御目標を決める処理
322によってノイズリダクションの平均回数や等化制
御誤差の許容値を決めるとともに第1の等化の中断をし
、第2の波形等化処理303に進むので、波形等化処理
によるテレビジョン受信機の映像信号品質の劣化が少な
く、効率良くゴーストを除去処理できる効果がある。
第4図に、本発明によるテレビジョン受信機の他の実施
例を示す。
401は映像信号ノイズリダクション回路であり、第2
図と同一符号のものは同一機能を示す。
第2図と異なる点は、映像信号ノイズリダクション回路
401を設け、映像信号品質検出回路112によって制
御した点である。
映像信号品質検出回路112によって、映像信号のSN
比などの信号品質を検出して等化量制御回路116を制
御および受信基準信号のノイズリダクション回路118
の平均回数を変更制御をするとともに、受信した信号の
SN比によって映像信号ノイズリダクション回路401
の平均回数を変更できるので、受信した信号のSN比が
悪い場合には映像信号ノイズリダクション回路401の
平均回数を多くし、受信した信号のSN比が良い場合に
は映像信号ノイズリダクション回路401の平均回数を
少なくした映像信号を出力することができる。
本実施例によれば、第1の波形等化回路109の出力を
信号品質検出回路112で監視しながら等化制御回路1
11とノイズリダクション回路118および映像信号ノ
イズリダクション回路401を制御するので、第2図の
効果に加えてさらにテレビジョン受信機の映像信号品質
の劣化を少なくできる効果がある。
第5図に、本発明によるゴースト除去装置の一実施例を
示す。501は映像信号入力であり、第4図と同一符号
のものは同一機能を示す。
第4図と異なる点は、本実施例はゴースト除去装置を示
し、映像信号人力501を設けた点であり、VTRなど
の他のテレビジョン受信チューナを持った場合でもゴー
ストを第4図と同様に効率良いゴースト除去と映像信号
品質の劣化を少なくできる効果がある。
なお、本実施例では第4図を例にゴースト除去装置を示
したが、第1図及び第3図の実施例でも同様にゴースト
除去装置に変更することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、第1の波形等化手段の出力を信号品質
検出手段で監視しながら等化制御するので、テレビジョ
ン受信機の映像信号品質の劣化が少なく、効率良くゴー
ストを除去できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテレビジョン受信機の一実施例を
示すブロック図、第2図及び第4図は本発明によるテレ
ビジョン受信機の他の実施例を示すブロック図、第3図
は本発明のゴースト除去制御方法の処理フローチャート
図、第5図は本発明によるゴースト除去装置の一実施例
を示すブロック図である。 〔符号の説明〕 101・・・アンテナ、 102・・・高周波増幅回路、 103・・・周波数変換回路、 104・・・ナイキストフィルタ。 105・・・局部発振回路、 106・・・選局制御回
路。 107・・・映像信号検波回路、 108・・・波形等化回路、 109・・・第1の波形等化回路、 110・・・第2の波形等化回路、 111・・・等化量検出制御回路、 112・・・映像信号品質検出回路、 113・・・映像信号出力端子、 114・・・音声信号検波回路、 115・・・音声信号出力端子。 116・・・等化量制御回路、 117・・・受信基準信号取り込み回路、118・・・
受信基準信号のノイズリダクション回路、119・・・
基準信号間の誤差検出回路。 120・・・基準信号発生回路、 301・・・等化開始処理、 302・・・第1の等化手段の波形等化処理、303・
・・第2の等化手段の波形等化処理。 304・・・等化処理終了処理。 320乃至335は処理、 401・・・映像信号ノイズリダクション回路、501
・・・映像信号入力。 嵩 図 稟 5 ワ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゴースト除去などのため波形等化手段を有するテレ
    ビジョン受信機において、前記波形等化手段として第1
    の波形等化手段と第2の波形等化手段とを設け、前記第
    1の波形等化手段および第2の波形等化手段の等化量を
    検出制御する等化量検出制御手段と、前記第1の波形等
    化手段および第2の波形等化手段の波形等化制御過程中
    の波形等化後の信号品質を検出する信号品質検出手段と
    を設け、該信号品質検出手段の信号品質に応じて前記第
    1の波形等化手段の等化制御を中断し前記第2の波形等
    化手段の等化制御に制御を移すことを特徴とするテレビ
    ジョン受信機。 2、ゴースト除去などのため波形等化手段を有するテレ
    ビジョン受信機において、前記波形等化手段の前あるい
    は後に信号を複数回平均化して雑音を低減するノイズリ
    ダクション手段と、前記波形等化手段の波形等化後の信
    号品質を検出する信号品質検出手段とを設け、該信号品
    質検出手段の信号品質に応じて前記ノイズリダクション
    手段の平均化の回数を変更することを特徴とするテレビ
    ジョン受信機。 3、ゴースト除去などのため波形等化手段を有するテレ
    ビジョン受信機において、前記波形等化手段として第1
    の波形等化手段と第2の波形等化手段とを設け、前記第
    1の波形等化手段および第2の波形等化手段の等化量を
    検出制御する等化量検出制御手段と、前記第1の波形等
    化手段以降の信号を複数回平均化して雑音を低減するノ
    イズリダクション手段と、前記第1の波形等化手段およ
    び第2の波形等化手段の波形等化制御過程中の波形等化
    後の信号品質を検出する信号品質検出手段とを設け、該
    信号品質検出手段の信号品質に応じて前記第1の波形等
    化手段の等化制御を中断し前記第2の波形等化手段の等
    化制御に制御を移すことを特徴とするテレビジョン受信
    機。 4、前記信号品質検出手段として、信号と雑音比を検出
    するSN比検出手段で構成したことを特徴とする請求項
    第1項乃至第3項記載のテレビジョン受信機。 5、前記信号品質検出手段として、伝送され受信された
    基準信号を基準として映像信号の信号と雑音比を検出す
    る映像信号SN比検出手段で構成したことを特徴とする
    請求項第1項乃至第4項記載のテレビジョン受信機。 6、前記等化量検出制御手段として、伝送され受信され
    た基準信号を複数回平均化して雑音を低減するノイズリ
    ダクション手段と該ノイズリダクション手段出力の基準
    信号と伝送される基準信号の差を検出して等化量を検出
    して制御する構成とし、前記信号品質検出手段の出力に
    応じて前記ノイズリダクション手段の平均化の回数を変
    更することを特徴とする請求項第1項乃至第5項記載の
    テレビジョン受信機。 7、波形等化手段を有するゴースト除去装置において、
    前記波形等化手段として第1の波形等化手段と第2の波
    形等化手段とを設け、前記第1の波形等化手段および第
    2の波形等化手段の等化量を検出制御する等化量検出制
    御手段と、前記第1の波形等化手段および第2の波形等
    化手段の波形等化後の信号品質を検出する信号品質検出
    手段とを設け、該信号品質検出手段の信号品質に応じて
    前記第1の波形等化手段の等化制御を中断し前記第2の
    波形等化手段の等化制御に制御を移すことを特徴とする
    ゴースト除去装置。 8、波形等化手段を有するゴースト除去装置において、
    前記波形等化手段の前あるいは後に信号を複数回平均化
    して雑音を低減するノイズリダクション手段と、前記波
    形等化手段の波形等化後の信号品質を検出する信号品質
    検出手段とを設け、該信号品質検出手段の信号品質に応
    じて前記ノイズリダクション手段の平均化の回数を変更
    することを特徴とするゴースト除去装置。 9、波形等化手段を有するゴースト除去装置において、
    前記波形等化手段として第1の波形等化手段と第2の波
    形等化手段とを設け、前記第1の波形等化手段および第
    2の波形等化手段の等化量を検出制御する等化量検出制
    御手段と、前記第1の波形等化手段以降の信号を複数回
    平均化して雑音を低減するノイズリダクション手段と、
    前記第1の波形等化手段および第2の波形等化手段の波
    形等化後の信号品質を検出する信号品質検出手段とを設
    け、該信号品質検出手段の信号品質に応じて前記第1の
    波形等化手段の等化制御を中断し前記第2の波形等化手
    段の等化制御に制御を移すことを特徴とするゴースト除
    去装置。 10、前記信号品質検出手段として、信号と雑音比を検
    出するSN比検出手段で構成したことを特徴とする請求
    項第7項乃至第9項記載のゴースト除去装置。 11、前記信号品質検出手段として、伝送され受信され
    た基準信号を基準として映像信号の信号と雑音比を検出
    する映像信号SN比検出手段で構成したことを特徴とす
    る請求項第7項乃至第10項記載のゴースト除去装置。 12、前記等化量検出制御手段として、伝送され受信さ
    れた基準信号を複数回平均化して雑音を低減するノイズ
    リダクション手段と該ノイズリダクション手段出力の基
    準信号と伝送される基準信号の差を検出して等化量を検
    出して制御する構成とし、前記信号品質検出手段の出力
    に応じて前記ノイズリダクション手段の平均化の回数を
    変更することを特徴とする請求項第7項乃至第11項記
    載のゴースト除去装置。 13、ゴースト除去制御方法において、第1の波形等化
    制御と、第2の波形等化制御と、前記第1の波形等化制
    御過程の処理ごとの波形等化後の信号品質を検出してそ
    の信号品質に応じて前記第1の波形等化制御を中断し前
    記第2の波形等化制御に制御を移す信号品質検出等化中
    断制御とを設けたことを特徴とするゴースト除去制御方
    法。 14、前記信号品質検出等化中断制御として、信号と雑
    音比を検出してその信号と雑音の比がある一定値になっ
    た時点でその制御を中断する中断制御で構成したことを
    特徴とする請求項第13項記載のゴースト除去制御方法
    。 15、前記信号品質検出等化中断制御として、伝送され
    受信された基準信号を基準として映像信号の信号と雑音
    比を検出する映像信号SN比を検出してその信号と雑音
    の比がある値以下あるいは以上になった時点でその制御
    を中断する中断制御で構成したことを特徴とする請求項
    第13項乃至第14項記載のゴースト除去制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5272533A (en) * 1991-01-14 1993-12-21 Hitachi, Ltd. Image control apparatus for a television receiver

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5272533A (en) * 1991-01-14 1993-12-21 Hitachi, Ltd. Image control apparatus for a television receiver

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