JPH0563543A - 入力回路 - Google Patents

入力回路

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JPH0563543A
JPH0563543A JP3224132A JP22413291A JPH0563543A JP H0563543 A JPH0563543 A JP H0563543A JP 3224132 A JP3224132 A JP 3224132A JP 22413291 A JP22413291 A JP 22413291A JP H0563543 A JPH0563543 A JP H0563543A
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JP
Japan
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level
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voltage
pmos
input circuit
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JP3224132A
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English (en)
Inventor
Koichi Yokomizo
幸一 横溝
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TTLレベルの入力信号が“H”レベルのと
きのCMOSインバータを流れる電源とGND間の貫通
電流を減少させ、消費電力の低減化を図る。 【構成】 ダイオード31a,31bの電圧降下によっ
て電源電圧VCCよりも低レベルの定電圧を、インバー
タ21中のPMOS21aのソース電極側ノードN1へ
印加する。そのため、入力端子11に入力されるTTL
レベルの入力電圧が“H”レベルの場合、NMOS21
bがオンし、PMOS21aが的確にオフ状態となるの
で、該PMOS21aに流れる貫通電流を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Pチャネル型MOSト
ランジスタ(以下、PMOSという)及びNチャネル型
MOSトランジスタ(以下、NMOSという)からなる
CMOS(相補型MOSトランジスタ)、あるいはバイ
ポーラトランジスタとCMOSで構成されるBi−CM
OS技術等で製造される半導体集積回路において、TT
L(トランジスタ・トランジスタ・ロジック)レベルの
信号を入力する入力回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の入力回路としては、例え
ば次のような文献に記載されるものがあり、以下その構
成を図を用いて説明する。 文献;「超LSIデバィスハンドブック」(昭58−1
1−28)(株)サイエンスフォーラム、P.387 図4は、前記文献に記載された従来の入力回路の回路図
である。この入力回路は、CMOSあるいはBi−CM
OS技術により製造される半導体集積回路内に設けられ
る回路であり、TTLレベルの信号を入力する入力端子
1を有し、その入力端子1には、CMOS論理回路であ
る2段のCMOSインバータ2,3が縦続接続され、そ
の出力側に出力端子4が接続されている。
【0003】CMOSインバータ2は、PMOS2a及
びNMOS2bが電源電圧VCCとグランド(以下、G
NDという)との間に直列接続された構成を成す。同様
に、CMOSインバータ3は、電源電圧VCCとGND
との間にPMOS3a及びNMOS3bが直列接続され
た構成である。
【0004】TTLレベルの入力信号は、例えば公知の
74LS−TTLでは、“H”レベルの入力電圧VIH
2.0V、“L”レベルの入力電圧VIL=0.8Vであ
るため、CMOSインバータ2の入力特性が、入力電圧
IH,VILにて論理動作ができるように、論理閾値が調
整して構成されている。
【0005】この種の入力回路では、“H”レベルの入
力電圧VIHが入力端子1に入力されると、それがCMO
Sインバータ2で反転されて“L”レベルとなり、その
“L”レベルがCMOSインバータ3で反転されて
“H”レベルの出力信号が出力端子4から出力される。
また、“L”レベルの入力電圧VILが入力端子1に入力
されると、それがCMOSインバータ2で反転されて
“H”レベルとなり、さらにそれがCMOSインバータ
3で反転されて“L”レベルの出力信号が出力端子4か
ら出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の入力回路では、次のような課題があった。
【0007】図4の入力回路では、TTL入力レベルが
“H”レベル入力電圧VIH(≒2V)であるときにPM
OS2aがオフ状態とならない。これは、一般にPMO
Sのスレッショルド電圧が約−0.8V程度であり、電
源電圧VCCが5V、GNDが0Vのとき、PMOS2
aのゲート・ソース間電圧Vgsが−3Vとなり、スレ
ッショルド電圧を負極性で越えているためである。
【0008】従って、入力レベルが“H”レベル入力電
圧VIHのときには、NMOS2bがオン状態になるが、
PMOS2aがオフ状態とならないため、電源電圧VC
CからGNDへ、PMOS2a及びNMOS2bを通し
て大きな貫通電流が流れ、消費電流が増大するという問
題があり、それを解決することが困難であった。
【0009】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、PMOS及びNMOS間に貫通電流が流れて消
費電流が増大するという点について解決した入力回路を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、PMOS及びNMOSからなる少く
とも1つ以上のCMOS論理回路で構成され、TTLレ
ベルの信号を入力する入力回路において、電源電圧を降
圧して前記PMOSに印加する電圧降下手段と、前記電
圧降下手段の出力電流をGNDへ流す電流経路とを、設
けている。
【0011】第2の発明では、第1の発明において、前
記PMOSをP型半導体基板中のNウエル領域内に形成
し、前記電圧降下手段を1段または複数段のダイオード
で構成し、さらに前記電流経路を抵抗手段で構成してい
る。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、以上のように入力回路を
構成したので、TTLレベルの“H”レベル電圧が入力
されると、それがCMOS論理回路を通して出力され
る。“H”レベルの入力電圧のときには、入力側のCM
OS論理回路中のNMOSがオン状態となるが、そのと
き電圧降下手段によって電源電圧よりも低レベルの電圧
がPMOSに印加されているので、該PMOSをオフ状
態、もしくはオフに近い状態にでき、該PMOSに流れ
る電流(貫通電流)を減少させ、消費電力の低減化が図
れる。
【0013】第2の発明によれば、電圧降下手段である
ダイオードは、その電圧降下によって電源電圧よりも低
レベルの定電圧をCMOS論理回路中のPMOSに印加
する。これにより、CMOS論理回路中のNMOSがオ
ンのときに、PMOSがオフ状態、もしくはオフに近い
状態となり、該PMOSに流れる貫通電流の低減化が図
れる。従って、前記課題を解決できるのである。
【0014】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す入力回路の回路図
である。この入力回路は、TTLレベルの信号を入力す
る入力端子11と出力端子12とを有し、その入力端子
11及び出力端子12間には、CMOS論理回路である
2段のCMOSインバータ21,22が縦続接続されて
いる。CMOSインバータ21は、入力端子11にゲー
ト電極が共通接続されたPMOS21a及びNMOS2
1bを有し、そのPMOS21a及びNMOS21bの
ドレイン電極が相互に接続され、そのPMOS21aの
バルク電極がソース電極に接続され、さらにそのNMO
S21bのソース電極がGND(0V)に接続されてい
る。
【0015】同様に、CMOS22は、CMOS21の
出力側にゲート電極が共通接続されたPMOS22a及
びNMOS22bを有し、そのPMOS22a及びNM
OS22bのドレイン電極が出力端子12に共通接続さ
れ、該PMOS22aのバルク電極がソース電極に接続
され、さらに該NMOS22bのソース電極がGNDに
接続されている。
【0016】電源電圧VCC(5V)とPMOS21a
のソース電極側ノードN1との間には、電圧降下手段を
構成する2段のダイオード31a,31bが順方向に直
列接続されている。同様に、電源電圧VCCとPMOS
22aのソース電極側ノードN2との間には、電圧降下
手段を構成する1段のダイオード32aが順方向に接続
されている。
【0017】さらに、ダイオード31bのカソード側ノ
ードN1とGNDとの間には、電流経路を構成する抵抗
41が接続されている。同様に、ダイオード32aのカ
ソード側ノードN2とGNDとの間には、電流経路を構
成する抵抗42が接続されている。
【0018】この入力回路は、例えばNウエル領域を有
するP型半導体基板上にCMOSあるいはBi−CMO
S半導体集積回路で形成され、PMOS21aとPMO
S22aはそれぞれ独立したNウエル領域内に形成さ
れ、ダイオード31a,31b及びダイオード32aに
よる電圧降下により、それぞれ異なるバルク電位を持っ
ている。
【0019】ダイオード31a,31b,32aには、
抵抗41,42によって定常的に微少な電流が流れてい
るため、その各ダイオード31a,31b,32aはそ
のアノード電極・カソード電極間にそれぞれ約0.8V
の電圧降下を発生する。その結果、ダイオード31bの
カソード電極側ノードN1は、定常的に、VCC(5
V)−2×0.8V=3.4Vの電圧となる。ダイオー
ド32aのカソード電極側ノードN2は、定常的に、V
CC(5V)−0.8V=4.2Vの電圧となる。
【0020】PMOS21aのソース電極側ノードN1
は3.4V、PMOS22aのソース電極側ノードN2
は4.2Vであるので、インバータ21,22はそれぞ
れ電源電圧が3.4V,4.2Vで動作するインバータ
と等価である。インバータ21の論理閾値は、TTLレ
ベルの“H”レベル入力電圧VIHと“L”レベル入力電
圧VILとの間となるように設定されている。
【0021】次に、この入力回路の論理動作を説明す
る。入力端子11に入力されるTTLレベルの“L”レ
ベル入力電圧VILが0.8Vであるとき、インバータ2
1の出力は“H”レベルの3.4Vとなり、それがイン
バータ22で反転されて“L”レベルの0Vとなり、そ
れが出力端子12から出力される。
【0022】入力端子11に入力されるTTL“H”レ
ベルの入力電圧VIHが2.0Vであるとき、それがイン
バータ21で反転されて“L”レベルのほぼ0Vとな
り、さらにそれがインバータ22で反転されて“H”レ
ベルの4.2Vとなり、それが出力端子12から出力さ
れる。
【0023】次に、図1の入力回路が従来の図4の入力
回路に比べて貫通電流が小さくなる理由について説明す
る。図1の入力回路において、入力端子11にTTL
“H”レベルの入力電圧VIH(=2V)が入力されてい
るとき、NMOS21bがオン状態となるため、インバ
ータ21の出力が“L”レベルとなる。このとき、PM
OS21aのゲート・ソース間電圧Vgsが該PMOS
21aの閾値電圧(約−0.8V)を負極性で越えてい
れば、該PMOS21aは完全にオフ状態とはならず、
NMOS21bを介して貫通電流が流れることになる。
この貫通電流は、TTL“H”レベル電圧入力時のPM
OS21aのゲート・ソース間電圧Vgsが負極性で大
きければ、それに依存して貫通電流も大きくなる。
【0024】図1の入力回路の場合、TTL“H”レベ
ルの入力電圧VIH(=2.0V)が入力されるとき、P
MOS21aのゲート・ソース間電圧Vgsが−1.4
Vである。これと同じ条件での図4の従来の入力回路の
場合、PMOS2aのゲート・ソース間電圧Vgsは−
3.0Vである。そのため、図1の入力回路では、ゲー
ト・ソース間電圧Vgsが負極性で1.6V小さくなっ
ているため、従来の入力回路に比べて貫通電流が小さく
なる。
【0025】また、図1の入力回路において、入力端子
11のTTL“L”レベルの入力電圧VIL(=0.8
V)のとき、インバータ21の出力が“H”レベル(=
3.4V)となる。このとき、インバータ22のNMO
S22bはオン状態となり、該インバータ22の出力が
“L”レベル(=0V)となる。ところが、このときの
PMOS22aのゲート・ソース間電圧Vgsが−0.
8Vであり、該PMOS22aの閾値電圧と同一の電圧
であるため、該PMOS22aがオフ状態であり、イン
バータ22には貫通電流が流れない。
【0026】なお、図1の入力回路は、従来の図4の入
力回路に対して抵抗41,42による電流経路が付加さ
れている。しかし、この電流経路に流される電流は、各
ダイオード31a,31b,32aが約0.8Vの電圧
降下を発生させるだけの電流量を流しておけばよい。そ
のため、従来の図4の入力回路におけるインバータ2に
流れる貫通電流量に対して充分に小さい電流量でよい。
【0027】以上のように、この第1の実施例によれ
ば、電圧降下手段であるダイオード31a,31bをノ
ードN1側に接続すると共に、ダイオード32aをノー
ドN2側に接続し、それらのノードN1,N2とGND
間に抵抗41,42からなる電流経路を設けたので、電
源電圧VCCよりも低いレベルの定電圧をノードN1に
加えることができる。そのため、TTLレベルの“H”
レベル入力電圧VIHが入力端子11に入力され、NMO
S21bがオンするときのPMOS21aに流れる電流
(貫通電流)を低減でき、消費電力を従来よりも減少さ
せることが可能となる。
【0028】第2の実施例 図2は、本発明の第2の実施例を示す入力回路の回路図
であり、第1の実施例を示す図1中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。
【0029】この入力回路は、インバートタイプ(反転
形)の回路であり、入力端子11と出力端子12との間
に、図1に示す2段のCMOSインバータ21,22に
代えて、3段のCMOSインバータ21,22,23が
縦続接続されている。これらの各CMOSインバータ2
1,22,23は、図1と同様に、PMOS21a,2
2a,23aとNMOS21b,22b,23bとの直
列接続でそれぞれ構成されている。
【0030】電源電圧VCC(5V)とPMOS21a
のソース電極側ノードN1との間には、電圧降圧手段で
ある3段のダイオード31a,31b,31cが順方向
に接続されている。同様に、電源電圧VCCとPMOS
22aのソース電極側ノードN2との間には、2段のダ
イオード32a,32bが順方向に接続され、さらに電
源電圧VCCとPMOS23aのソース電極側ノードN
3との間には、1段のダイオード33aが順方向に接続
されている。各ノードN1,N2,N3とGND(0
V)との間には、電流経路を構成する抵抗41,42,
43がそれぞれ接続されている。
【0031】この入力回路では、TTLレベルの“H”
レベル入力電圧VIHが入力端子11に入力されると、そ
れがインバータ21で反転されて“L”レベルとなり、
その“L”レベルがインバータ22で反転されて“H”
レベルとなり、さらにインバータ23で反転されて
“H”レベルの出力電圧が出力端子12から出力され
る。同様に、TTLレベルの“L”レベル入力電圧VIL
が入力端子11に入力されると、それがインバータ2
1,22,23で順次反転されて“L”レベルの出力電
圧が出力端子12から出力される。
【0032】この入力回路では、電源電圧VCC(5
V)とノードN1との間に3段のダイオード31a,3
1b,33cが接続されているので、電源電圧VCC
(5V)よりも低い約2.6Vの定電圧がノードN1に
印加されるため、NMOS21bのオン状態時のPMO
S21aに流れる電流(貫通電流)をさらに小さくする
ことができ、それによって消費電力をより低減できる。
【0033】第3の実施例 図3は、本発明の第3の実施例を示す入力回路の回路図
であり、第1の実施例を示す図1中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。この入力回路は、2つ
のTTLレベルの入力端子11−1,11−2を有し、
論理AND処理機能を有する回路であり、図2のインバ
ータ21に代えて、2個のインバータ21−1,21−
2が設けられている。
【0034】インバータ21−1は入力端子11−2に
ゲート電極が共通接続されたPMOS21a−1及びN
MOS21b−2で構成され、またインバータ21−2
は入力端子11−1にゲート電極が共通接続されたPM
OS21a−2及びNMOS21b−1で構成されてい
る。ノードN1にはPMOS21a−1,21a−2の
ソース電極が並列接続され、それらのドレイン電極側
が、直列接続されたNMOS21b−1,21b−2を
介してGND(0V)に接続されている。
【0035】この入力回路では、入力端子11−1,1
1−2に入力されるTTLレベルの信号が共に“H”レ
ベルのとき、PMOS21a−1,21a−2がオフ状
態となり、NMOS21b−1,21b−2がオン状態
となって該インバータ21−1,21−2の出力が
“L”レベルとなり、それがインバータ22で反転され
て“H”レベルの出力電圧が出力端子12から出力され
る。
【0036】TTLレベルの入力信号のいずれか一方が
“H”レベルで、他方が“L”レベルのときには、イン
バータ21−1,21−2の出力が“H”レベルとな
り、それがインバータ22で反転されて“L”レベルの
出力電圧が出力端子12から出力される。
【0037】このように、論理AND処理機能を有する
入力回路において、電源電圧VCC(5V)とノードN
1との間に、電圧降下手段である2段のダイオード31
a,31bを設けたので、電源電圧VCCよりも低いレ
ベルの定電圧をノードN1に加えることができる。その
ため、NMOS21b−1,21b−2のオン時のPM
OS21a−1,21a−2に流れる電流(貫通電流)
を低減でき、それによって低消費電力化が図れる。
【0038】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。例えば、CMOS論理回路を
構成するCMOSインバータは、図示以外の任意の段数
に設定してもよい。さらに、電圧降下手段はダイオード
で構成したが、それらのダイオードの段数を任意の段数
に設定したり、あるいはそのダイオードに代えてMOS
トランジスタ等を用いて構成することも可能である。さ
らに、電圧降下手段の出力電流をGNDへ流す電流経路
は、抵抗で構成したが、それらを負荷MOS等の他の手
段で構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、電圧降下手段により、電源電圧を降圧してC
MOS論理回路を構成するPMOSに印加し、さらにそ
の電圧降下手段の出力電流を電流経路を介してGNDへ
流すようにしたので、電源電圧よりも低いレベルの定電
圧をPMOS側に印加できる。そのため、CMOS論理
回路を構成するNMOSのオン時のPMOSに流れる電
流(貫通電流)を低減でき、それによって消費電力量を
低減させることが可能となる。
【0040】第2の発明によれば、CMOS論理回路を
構成するPMOSをP型半導体基板中のNウエル領域内
に形成したので、該Nウエル領域内に形成されるPMO
Sはそれぞれ異なるバルク電位に持つことが可能とな
り、それらのPMOSに接続されるダイオードによって
電源電圧よりも低いレベルの定電圧をその各PMOSの
ソースまたはドレインに印加することができる。従っ
て、簡単な回路構成で的確に、PMOSに流れる貫通電
流を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す入力回路の回路図
である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す入力回路の回路図
である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す入力回路の回路図
である。
【図4】従来の入力回路の回路図である。
【符号の説明】
1,11,11−1,11−2
入力端子 4,12
出力端子 2,3,21,21−1,21−2,22,23
CMOSインバータ 2a,3a,21a,21a−1,21a−2,22
a,23a PMOS 2b,3b,21b,21b−1,21b−2,22
b,23b NMOS 31a〜31c,32a,32b,33a
ダイオード 41,42,43
抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Pチャネル型MOSトランジスタ及びN
    チャネル型MOSトランジスタからなる少なくとも1つ
    以上のCMOS論理回路で構成され、TTLレベルの信
    号を入力する入力回路において、 電源電圧を降圧して前記Pチャネル型MOSトランジス
    タに印加する電圧降下手段と、 前記電圧降下手段の出力電流をグランドへ流す電流経路
    とを、 設けたことを特徴とする入力回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入力回路において、 前記Pチャネル型MOSトランジスタはP型半導体基板
    中のNウエル領域内に形成され、 前記電圧降下手段は1段または複数段のダイオードで構
    成され、 前記電流経路は抵抗手段で構成された入力回路。
JP3224132A 1991-09-04 1991-09-04 入力回路 Pending JPH0563543A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19706069C1 (de) * 1997-02-17 1998-07-02 Siemens Ag Integrierte Buffer-Schaltung
US6069491A (en) * 1997-02-17 2000-05-30 Siemens Aktiengesellschaft Integrated buffer circuit
US8593178B2 (en) 2011-08-16 2013-11-26 Kabushiki Kaisha Toshiba CMOS logic circuit

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