JPH0563007B2 - - Google Patents
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- JPH0563007B2 JPH0563007B2 JP61081546A JP8154686A JPH0563007B2 JP H0563007 B2 JPH0563007 B2 JP H0563007B2 JP 61081546 A JP61081546 A JP 61081546A JP 8154686 A JP8154686 A JP 8154686A JP H0563007 B2 JPH0563007 B2 JP H0563007B2
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- multilayer ceramic
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Links
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Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、積層セラミツクコンデンサに関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
積層セラミツクコンデンサの本体部分をなすセ
ラミツク積層体の内部には、複数の内部電極が形
成されている。また、セラミツク積層体の両端面
には、それぞれ、外部電極が形成されている。内
部電極のセラミツク積層体中での形成状態に着目
すると、当該内部電極は、これと接続されるべき
外部電極が形成された端面にまで達する状態で形
成されているが、その他の部分においては、マー
ジンが残されている。すなわち、内部電極と接続
されない外部電極が形成された端面に対してはエ
ンドマージンが残され、セラミツク積層体の各側
面に対してはそれぞれサイドマージンが残されて
いる。
ラミツク積層体の内部には、複数の内部電極が形
成されている。また、セラミツク積層体の両端面
には、それぞれ、外部電極が形成されている。内
部電極のセラミツク積層体中での形成状態に着目
すると、当該内部電極は、これと接続されるべき
外部電極が形成された端面にまで達する状態で形
成されているが、その他の部分においては、マー
ジンが残されている。すなわち、内部電極と接続
されない外部電極が形成された端面に対してはエ
ンドマージンが残され、セラミツク積層体の各側
面に対してはそれぞれサイドマージンが残されて
いる。
通常、積層セラミツクコンデンサを大量に製造
するときには、1枚の大きなセラミツクグリーン
シートの上に内部電極となるべき導電膜を縦およ
び横に配列した状態で印刷したものを用意し、こ
のようなセラミツクグリーンシートを複数枚積重
ねてから切断することが行なわれる。したがつ
て、このような工程をとる場合、導電膜の印刷工
程における誤差、セラミツクグリーンシートの積
重ね工程における誤差、および積重ねられたもの
を切断する工程における誤差を考慮しなければな
らない。そのため、エンドマージンやサイドマー
ジンをあまりにもゆとりなく設定した場合、上述
の誤差が重畳されることにより、所定のマージン
が形成されないという問題点を引き起こす可能性
がある。たとえば、サイドマージンが所定値より
小さい場合には、切断工程の結果、内部電極がセ
ラミツク積層体の側面から露出することもある。
内部電極が露出したときには、得られた積層セラ
ミツクコンデンサの外部との耐電圧性が劣り、か
つ外部電極との不所望な電気的接続が引き起こさ
れる可能性がある。
するときには、1枚の大きなセラミツクグリーン
シートの上に内部電極となるべき導電膜を縦およ
び横に配列した状態で印刷したものを用意し、こ
のようなセラミツクグリーンシートを複数枚積重
ねてから切断することが行なわれる。したがつ
て、このような工程をとる場合、導電膜の印刷工
程における誤差、セラミツクグリーンシートの積
重ね工程における誤差、および積重ねられたもの
を切断する工程における誤差を考慮しなければな
らない。そのため、エンドマージンやサイドマー
ジンをあまりにもゆとりなく設定した場合、上述
の誤差が重畳されることにより、所定のマージン
が形成されないという問題点を引き起こす可能性
がある。たとえば、サイドマージンが所定値より
小さい場合には、切断工程の結果、内部電極がセ
ラミツク積層体の側面から露出することもある。
内部電極が露出したときには、得られた積層セラ
ミツクコンデンサの外部との耐電圧性が劣り、か
つ外部電極との不所望な電気的接続が引き起こさ
れる可能性がある。
このように、上述した通常の製造方法をとる限
り、エンドマージンやサイドマージンは、誤差を
許容できる程度に余裕をもつて形成されなければ
ならない。そのため、内部電極の互いの重なり部
分の面積が小さくならざるを得ず、特に小型の積
層セラミツクコンデンサでは静電容量の取得効率
をそれほど高く望むことはできなかつた。
り、エンドマージンやサイドマージンは、誤差を
許容できる程度に余裕をもつて形成されなければ
ならない。そのため、内部電極の互いの重なり部
分の面積が小さくならざるを得ず、特に小型の積
層セラミツクコンデンサでは静電容量の取得効率
をそれほど高く望むことはできなかつた。
上述のような問題点を解決するために、切断工
程において、サイドマージンを形成する側面に、
内部電極を積極的に露出させ、サイドマージンと
して機能する部分を、後で形成しようとする技術
が、たとえば特公昭53−23496号公報に記載され
ている。
程において、サイドマージンを形成する側面に、
内部電極を積極的に露出させ、サイドマージンと
して機能する部分を、後で形成しようとする技術
が、たとえば特公昭53−23496号公報に記載され
ている。
この従来技術では、セラミツクの焼成後におい
て、切断を行ない、内部電極が露出された切断面
にグレーズを付与して焼付けることがで行なわれ
る。グレーズは、絶縁性を有していて、内部電極
のためのサイドマージンとして働く。
て、切断を行ない、内部電極が露出された切断面
にグレーズを付与して焼付けることがで行なわれ
る。グレーズは、絶縁性を有していて、内部電極
のためのサイドマージンとして働く。
上述のようなグレーズを後で付与するという工
程をとることにより、従来の通常の製造方法にお
いて考慮しなければならなかつた導電膜の印刷工
程における誤差、積重ね工程における誤差、およ
び切断工程における誤差を考慮しなくても、グレ
ーズにより確実にサイドマージンが形成されるの
で、セラミツク積層体の両側面間の全幅にわたつ
て内部電極を形成することができるようになり、
静電容量の取得効率を高めることができる。
程をとることにより、従来の通常の製造方法にお
いて考慮しなければならなかつた導電膜の印刷工
程における誤差、積重ね工程における誤差、およ
び切断工程における誤差を考慮しなくても、グレ
ーズにより確実にサイドマージンが形成されるの
で、セラミツク積層体の両側面間の全幅にわたつ
て内部電極を形成することができるようになり、
静電容量の取得効率を高めることができる。
[発明が解決しようとする問題点]
上述したグレーズは、セラミツクとは異質の材
料であるガラスで構成されるものである。したが
つて、このようなガラスの性質に起因して、次の
ような問題点に遭遇することがわかつた。
料であるガラスで構成されるものである。したが
つて、このようなガラスの性質に起因して、次の
ような問題点に遭遇することがわかつた。
まず、得られた積層セラミツクコンデンサは、
ヒートシヨツクに対して弱い。ガラスとセラミツ
クとでは熱膨張係数が異なるためである。
ヒートシヨツクに対して弱い。ガラスとセラミツ
クとでは熱膨張係数が異なるためである。
また、グレーズの焼付けにより形成されるガラ
スの層の厚みは、これを制御するのが比較的困難
である。なぜなら、グレーズの焼付時において、
ガラスが溶融し、当初の付着量を焼付後まで維持
できないことがあるためである。すなわち、焼付
後におけるガラスの厚みは、溶融時における表面
張力によつて微妙に左右されるためである。
スの層の厚みは、これを制御するのが比較的困難
である。なぜなら、グレーズの焼付時において、
ガラスが溶融し、当初の付着量を焼付後まで維持
できないことがあるためである。すなわち、焼付
後におけるガラスの厚みは、溶融時における表面
張力によつて微妙に左右されるためである。
また、ガラスは、セラミツクに比べて誘電率が
低いため、ガラス部分での電界集中が生じ、耐電
圧性が低下する。
低いため、ガラス部分での電界集中が生じ、耐電
圧性が低下する。
また、ガラスの誘電体損が比較的大きいため、
得られた積層セラミツクコンデンサとしての誘電
体損も大きくなる。
得られた積層セラミツクコンデンサとしての誘電
体損も大きくなる。
また、グレーズの焼付は、セラミツクの焼結後
に改めて行なわれなければならない。また、グレ
ーズの焼付時において、他のセラミツク積層体と
の溶着を防ぐために互いに離しておかなければな
らない。これらのことから、生産性がそれほど高
くない。
に改めて行なわれなければならない。また、グレ
ーズの焼付時において、他のセラミツク積層体と
の溶着を防ぐために互いに離しておかなければな
らない。これらのことから、生産性がそれほど高
くない。
そこで、この発明は、上述したような問題点を
解消し得る積層セラミツクコンデンサを提供しよ
うとするものである。
解消し得る積層セラミツクコンデンサを提供しよ
うとするものである。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、複数のセラミツク誘電体層が積層
されてなり、上面、下面、相対向する両側面およ
び相対向する両端面を有する直方体状のセラミツ
ク積層体と、セラミツク積層体の各端面にそれぞ
れ形成された外部電極と、セラミツク積層体の内
部にあつてセラミツク誘電体層を挾んで互いに対
向するようにセラミツク誘電体層間に形成される
とともにいずれか一方の外部電極に接続されるよ
うにセラミツク積層体の当該外部電極が形成され
た端面にまで達する状態で形成された複数の内部
電極とを備え、各内部電極は、当該内部電極と接
続されない外部電極が形成された端面に対しては
エンドマージンを残し、かつセラミツク積層体の
各側面に対してはそれぞれサイドマージンを残す
ように、形成された、積層セラミツクコンデンサ
であつて、上述の問題点は次のように解決され
る。
されてなり、上面、下面、相対向する両側面およ
び相対向する両端面を有する直方体状のセラミツ
ク積層体と、セラミツク積層体の各端面にそれぞ
れ形成された外部電極と、セラミツク積層体の内
部にあつてセラミツク誘電体層を挾んで互いに対
向するようにセラミツク誘電体層間に形成される
とともにいずれか一方の外部電極に接続されるよ
うにセラミツク積層体の当該外部電極が形成され
た端面にまで達する状態で形成された複数の内部
電極とを備え、各内部電極は、当該内部電極と接
続されない外部電極が形成された端面に対しては
エンドマージンを残し、かつセラミツク積層体の
各側面に対してはそれぞれサイドマージンを残す
ように、形成された、積層セラミツクコンデンサ
であつて、上述の問題点は次のように解決され
る。
すなわち、セラミツク積層体のサイドマージン
を形成する部分は、セラミツク積層体の未焼成段
階において、セラミツク積層体のサイドマージン
部分を除く部分に、セラミツク誘電体層を構成す
るのと同じセラミツク材料のスラリの層が付加さ
れ、その状態で前記セラミツク積層体が一体に焼
成されたときに得られたものであり、その層の厚
みは200μm以下である。
を形成する部分は、セラミツク積層体の未焼成段
階において、セラミツク積層体のサイドマージン
部分を除く部分に、セラミツク誘電体層を構成す
るのと同じセラミツク材料のスラリの層が付加さ
れ、その状態で前記セラミツク積層体が一体に焼
成されたときに得られたものであり、その層の厚
みは200μm以下である。
[発明の作用効果]
この発明によれば、厚みが200μm以下の層を
もつて内部電極のためのサイドマージンが形成さ
れる。したがつて、セラミツク積層体の幅に占め
る内部電極の幅を広くすることができ、静電容量
の取得効率を高めることができるとともに、等価
直列抵抗をを小さくすることができる。
もつて内部電極のためのサイドマージンが形成さ
れる。したがつて、セラミツク積層体の幅に占め
る内部電極の幅を広くすることができ、静電容量
の取得効率を高めることができるとともに、等価
直列抵抗をを小さくすることができる。
また、サイドマージンを形成する部分は、セラ
ミツク積層体の残りの部分を構成するのと同じセ
ラミツク材料、なわち共素地で構成されるため、
熱膨張係数が一致し、耐ヒートシヨツク性が向上
する。
ミツク積層体の残りの部分を構成するのと同じセ
ラミツク材料、なわち共素地で構成されるため、
熱膨張係数が一致し、耐ヒートシヨツク性が向上
する。
また、サイドマージンを形成するセラミツク材
料は、グレーズのように焼付時において溶融する
ことがないので、その厚みの制御が容易である。
料は、グレーズのように焼付時において溶融する
ことがないので、その厚みの制御が容易である。
また、ガラスに比べて、セラミツクは誘電体損
が小さいため、ガラスによりサイドマージンを形
成する場合に比べて、コンデンサとしての誘電体
損が小さくなる。
が小さいため、ガラスによりサイドマージンを形
成する場合に比べて、コンデンサとしての誘電体
損が小さくなる。
また、サイドマージンを形成するセラミツク材
料は、セラミツク積層体の未焼成段階において付
加され、この付加の後で、セラミツク積層体がサ
イドマージンの部分を含めて一体に焼成されるた
め、セラミツクの焼成後にグレーズを焼付ける場
合に比べて、生産性が向上する。また、グレーズ
の焼付の場合のように、互いの溶着を考慮する必
要がないことも、生産性の向上につながる。
料は、セラミツク積層体の未焼成段階において付
加され、この付加の後で、セラミツク積層体がサ
イドマージンの部分を含めて一体に焼成されるた
め、セラミツクの焼成後にグレーズを焼付ける場
合に比べて、生産性が向上する。また、グレーズ
の焼付の場合のように、互いの溶着を考慮する必
要がないことも、生産性の向上につながる。
[実施例]
第1図には、この発明の一実施例の積層セラミ
ツクコンデンサ26の外観が斜視図で示されてい
る。この積層セラミツクコンデンサ26の構成を
明らかにするため、第2図ないし第7図を参照し
て、当該積層セラミツクコンデンサ26の製造方
法について説明する。
ツクコンデンサ26の外観が斜視図で示されてい
る。この積層セラミツクコンデンサ26の構成を
明らかにするため、第2図ないし第7図を参照し
て、当該積層セラミツクコンデンサ26の製造方
法について説明する。
まず、セラミツク誘電体層となる、第2図に示
すようなセラミツクグリーンシート11が複数枚
用意される。各セラミツクグリーンシート11に
は、内部電極となるべき複数の導電膜12が、
各々ギヤツプ13を介して互いに離隔された状態
で横方向に並んで、たとえば印刷により形成さ
れ、その後乾燥される。この実施例では、後で述
べる説明から明らかなように、多数の積層セラミ
ツクコンデンサを同時に得るため、各導電膜12
は、縦方向に帯状に延びる状態で形成されてい
る。
すようなセラミツクグリーンシート11が複数枚
用意される。各セラミツクグリーンシート11に
は、内部電極となるべき複数の導電膜12が、
各々ギヤツプ13を介して互いに離隔された状態
で横方向に並んで、たとえば印刷により形成さ
れ、その後乾燥される。この実施例では、後で述
べる説明から明らかなように、多数の積層セラミ
ツクコンデンサを同時に得るため、各導電膜12
は、縦方向に帯状に延びる状態で形成されてい
る。
印刷された導電膜12を乾燥した後、第3図に
示すような位置関係をもつて、複数のセミツクグ
リーンシート11が積層される。この実施例で
は、同じパターンをもつて形成された導電膜12
を有する同じセラミツクグリーンシート11を交
互に水平面内において180度回転させることに
より向きを変えながら、所定枚数積重ねられる。
この積重ね状態において、或るセラミツクグリー
ンシート11上のギヤツプ13と他のセラミツク
グリーンシート11上の導電膜12(この例では
導電膜12のほぼ中央部)とが積層方向に整列す
るようになる。さらに、このように積層されたセ
ラミツクグリーンシート11の上側および下側
に、必要に応じて、導電膜が形成されていないセ
ラミツクグリーンシートが所定枚数積重ねられ
る。
示すような位置関係をもつて、複数のセミツクグ
リーンシート11が積層される。この実施例で
は、同じパターンをもつて形成された導電膜12
を有する同じセラミツクグリーンシート11を交
互に水平面内において180度回転させることに
より向きを変えながら、所定枚数積重ねられる。
この積重ね状態において、或るセラミツクグリー
ンシート11上のギヤツプ13と他のセラミツク
グリーンシート11上の導電膜12(この例では
導電膜12のほぼ中央部)とが積層方向に整列す
るようになる。さらに、このように積層されたセ
ラミツクグリーンシート11の上側および下側
に、必要に応じて、導電膜が形成されていないセ
ラミツクグリーンシートが所定枚数積重ねられ
る。
積重ねられたセラミツクグリーンシート11
は、プレスして互いに圧着されたとき、第4図に
示すような積層体14を構成する。この積層体1
4内には、それぞれの導電膜12およびギヤツプ
13の位置関係が図解的に示されている。
は、プレスして互いに圧着されたとき、第4図に
示すような積層体14を構成する。この積層体1
4内には、それぞれの導電膜12およびギヤツプ
13の位置関係が図解的に示されている。
第4図に示す積層体14は、次に、第2図に示
した横方向に向く切断線15によつて厚さ方向に
切断され、それによつて、第5図に示すような長
手の積層体ブロツク16が形成される。この積層
体ブロツク16の側面をなす切断線15に沿う切
断面17には、導電膜12が露出している。
した横方向に向く切断線15によつて厚さ方向に
切断され、それによつて、第5図に示すような長
手の積層体ブロツク16が形成される。この積層
体ブロツク16の側面をなす切断線15に沿う切
断面17には、導電膜12が露出している。
次に、積層体ブロツク16の両切断面17に
は、第6図に示すように、セラミツクスラリ18
が塗布される。このセラミツクスラリ18の厚み
は、後の焼成後において、50〜200μm程度とな
るように選ばれ、特に50μm程度が好ましい。な
お、セラミツクスラリ18の厚みは、印刷法やス
プレー法で精度良くコントロールすることができ
る。
は、第6図に示すように、セラミツクスラリ18
が塗布される。このセラミツクスラリ18の厚み
は、後の焼成後において、50〜200μm程度とな
るように選ばれ、特に50μm程度が好ましい。な
お、セラミツクスラリ18の厚みは、印刷法やス
プレー法で精度良くコントロールすることができ
る。
上移したセラミツクスラリ18は、セラミツク
グリーンシート11を構成するのと同じセラミツ
ク材料、すなわち共素地のスラリから構成され
る。このように、セラミツクグリーンシート11
とセラミツクスラリ18とが同じセラミツク材料
から構成されていれば、後で述べる焼成工程にお
いて、同一条件で両者を焼成することができると
ともに、セラミツクグリーンシート11とセラミ
ツクスラリ18との境界で異常な反応が起こらな
い。
グリーンシート11を構成するのと同じセラミツ
ク材料、すなわち共素地のスラリから構成され
る。このように、セラミツクグリーンシート11
とセラミツクスラリ18とが同じセラミツク材料
から構成されていれば、後で述べる焼成工程にお
いて、同一条件で両者を焼成することができると
ともに、セラミツクグリーンシート11とセラミ
ツクスラリ18との境界で異常な反応が起こらな
い。
なお、セラミツクスラリ18に含まれる結合
剤、溶媒および添加剤ならびにそれらの配合割合
は、これを塗布する方式に応じて選択すればよ
い。また、セラミツクスラリ18に含まれる結合
剤は、セラミツクグリーンシート11で用いられ
た結合剤との関係で、有機溶剤系または水溶性の
いずれかの結合剤に特定する方が好ましい。すな
わち、セラミツクグリーンシート11にポリビニ
ルアルコール、ポリビニルブチラールなどの有機
溶剤系の結合剤を用いていれば、セラミツクスラ
リ18に用いる結合剤としては、ポリビニルアセ
テートなどの水溶性の結合剤を用い、逆に、セラ
ミツクグリーンシート11に水溶性の結合剤を用
いていれば、セラミツクスラリ18には有機溶剤
系の結合剤を用いる方が好ましい。なぜなら、セ
ラミツクスラリ18の結合剤がセラミツクグリー
ンシート11の結合剤を溶解しないようにするた
めである。
剤、溶媒および添加剤ならびにそれらの配合割合
は、これを塗布する方式に応じて選択すればよ
い。また、セラミツクスラリ18に含まれる結合
剤は、セラミツクグリーンシート11で用いられ
た結合剤との関係で、有機溶剤系または水溶性の
いずれかの結合剤に特定する方が好ましい。すな
わち、セラミツクグリーンシート11にポリビニ
ルアルコール、ポリビニルブチラールなどの有機
溶剤系の結合剤を用いていれば、セラミツクスラ
リ18に用いる結合剤としては、ポリビニルアセ
テートなどの水溶性の結合剤を用い、逆に、セラ
ミツクグリーンシート11に水溶性の結合剤を用
いていれば、セラミツクスラリ18には有機溶剤
系の結合剤を用いる方が好ましい。なぜなら、セ
ラミツクスラリ18の結合剤がセラミツクグリー
ンシート11の結合剤を溶解しないようにするた
めである。
次に、第6図に示した積層体ブロツク16は、
第2図および第4図に示した縦方向に向く切断線
19によつて、ギヤツプ13を通る位置において
厚さ方向に切断される。それによつて、第7図に
拡大して示すような積層体チツプ20が得られ
る。この積層体チツプ20の両端面をなす切断面
21の各々には、内部電極となるべき導電膜12
が露出する。なお、2つの切断面21のそれぞれ
には、異なる導電膜12が露出している。
第2図および第4図に示した縦方向に向く切断線
19によつて、ギヤツプ13を通る位置において
厚さ方向に切断される。それによつて、第7図に
拡大して示すような積層体チツプ20が得られ
る。この積層体チツプ20の両端面をなす切断面
21の各々には、内部電極となるべき導電膜12
が露出する。なお、2つの切断面21のそれぞれ
には、異なる導電膜12が露出している。
第7図に示すような直方体状の積層体チツプ2
0は、焼成される。そして。焼成された積層体チ
ツプ20の各端面には、第1図に示すように、外
部電極22,23が形成される。外部電極22,
23は、金属を含むペーストを塗布してから焼付
ける方法、あるいはめつきなどにより形成するこ
とができる。このように外部電極22,23が形
成されたとき、積層体チツプ20の内部に形成さ
れている導電膜12をもつて与えられた内部電極
の第1グループのものが第1の外部電極22に接
続され、同じく第2グループのものが第2の外部
電極23に接続されて、積層セラミツクコンデン
サ26が構成される。また、前述したセラミツク
スラリ18の層は、焼成後において、これら内部
電極に対してサイドマージンを与えるセラミツク
層18aとなる。
0は、焼成される。そして。焼成された積層体チ
ツプ20の各端面には、第1図に示すように、外
部電極22,23が形成される。外部電極22,
23は、金属を含むペーストを塗布してから焼付
ける方法、あるいはめつきなどにより形成するこ
とができる。このように外部電極22,23が形
成されたとき、積層体チツプ20の内部に形成さ
れている導電膜12をもつて与えられた内部電極
の第1グループのものが第1の外部電極22に接
続され、同じく第2グループのものが第2の外部
電極23に接続されて、積層セラミツクコンデン
サ26が構成される。また、前述したセラミツク
スラリ18の層は、焼成後において、これら内部
電極に対してサイドマージンを与えるセラミツク
層18aとなる。
以上のようにして得られた積層セラミツクコン
デンサの特性を、従来のものと比較して、第8図
および第9図を参照しながら、より具体的に説明
する。
デンサの特性を、従来のものと比較して、第8図
および第9図を参照しながら、より具体的に説明
する。
第8図および第9図は、共に、セラミツク部分
24と内部電極25との大きさの関係を平面的に
示したもので、同じ外形寸法を有する積層セラミ
ツクコンデンサでの比較を明確にするために、セ
ラミツク部分24における平面形状の寸法は同一
に表わされている。内部電極25が形成されてい
る領域は、ハツチングで示され、セラミツク部分
24の内部に隠れる内部電極25は点線で示され
ている。なお、第8図および第9図に記入した寸
法を表わす数字の単位は[mm]であり、第8図に
示すものが従来例であり、第9図に示すものがこ
の発明によるものである。
24と内部電極25との大きさの関係を平面的に
示したもので、同じ外形寸法を有する積層セラミ
ツクコンデンサでの比較を明確にするために、セ
ラミツク部分24における平面形状の寸法は同一
に表わされている。内部電極25が形成されてい
る領域は、ハツチングで示され、セラミツク部分
24の内部に隠れる内部電極25は点線で示され
ている。なお、第8図および第9図に記入した寸
法を表わす数字の単位は[mm]であり、第8図に
示すものが従来例であり、第9図に示すものがこ
の発明によるものである。
外形の平面形状での寸法が1.5×0.8mmといつた
小形の積層セラミツクコンデンサを得ようとする
場合、従来においては、第8図に示すように、印
刷精度および切断精度の点から、サイドマージン
およびエンドマージンとして0.25mmを見込んで製
造していた。したがつて、セラミツク部分24の
全面積に対する内部電極25の重なり部分の面積
の比は、 (1.0×0.3)/(1.5×0.8)=0.25 すなわち、25%にしか達することがなかつた。
これに、セラミツクグリーンシートの積重ね時の
誤差によつて生じる内部電極25の重なりのずれ
を考慮すると、実質22〜23%にしか前述の比が達
していないのが現状であつた。
小形の積層セラミツクコンデンサを得ようとする
場合、従来においては、第8図に示すように、印
刷精度および切断精度の点から、サイドマージン
およびエンドマージンとして0.25mmを見込んで製
造していた。したがつて、セラミツク部分24の
全面積に対する内部電極25の重なり部分の面積
の比は、 (1.0×0.3)/(1.5×0.8)=0.25 すなわち、25%にしか達することがなかつた。
これに、セラミツクグリーンシートの積重ね時の
誤差によつて生じる内部電極25の重なりのずれ
を考慮すると、実質22〜23%にしか前述の比が達
していないのが現状であつた。
これに対して、第9図では、セラミツク層18
aの厚みを50μmとすると、この厚みに相当する
0.05mmしかサイドマージンに相当する部分が存在
せず、前述の比は、 (1.0×0.7)/(1.5×0.8)=0.58 となり、一挙に2.5倍の静電容量を取得すること
ができる。
aの厚みを50μmとすると、この厚みに相当する
0.05mmしかサイドマージンに相当する部分が存在
せず、前述の比は、 (1.0×0.7)/(1.5×0.8)=0.58 となり、一挙に2.5倍の静電容量を取得すること
ができる。
また、静電容量のばらつきについても、3CVに
おいて、従来30%であつたのが、7〜8%にまで
少なくすることができる。
おいて、従来30%であつたのが、7〜8%にまで
少なくすることができる。
第10図には、この発明の他の実施例の積層セ
ラミツクコンデンサ127が斜視図で示されてい
る。この積層セラミツクコンデンサ17の構成を
明らかにするため、第11図ないし第18図を参
照しながら、その製造方法について説明する。
ラミツクコンデンサ127が斜視図で示されてい
る。この積層セラミツクコンデンサ17の構成を
明らかにするため、第11図ないし第18図を参
照しながら、その製造方法について説明する。
まず、第11図および第12図に示すように、
内部電極となるべき導電膜111がそれぞれ形成
された複数の未焼成のセラミツク誘電体層112
が用意される。導電膜111は、この実施例で
も、帯状に延びて複数列に形成されている。
内部電極となるべき導電膜111がそれぞれ形成
された複数の未焼成のセラミツク誘電体層112
が用意される。導電膜111は、この実施例で
も、帯状に延びて複数列に形成されている。
第11図および第12図のそれぞれにおいて、
上に示したセラミツク誘電体層112と下に示し
たセラミツク誘電体層112とは互いに同一であ
るが、上のもと下のものとは互いにセラミツク誘
電体層112の面方向に180度回転されている。
すなわち、次の工程として、複数のセラミツク誘
電体層112は、上に示したものと下に示したも
のとが交互に積重ねられる。
上に示したセラミツク誘電体層112と下に示し
たセラミツク誘電体層112とは互いに同一であ
るが、上のもと下のものとは互いにセラミツク誘
電体層112の面方向に180度回転されている。
すなわち、次の工程として、複数のセラミツク誘
電体層112は、上に示したものと下に示したも
のとが交互に積重ねられる。
上述のような積重ね工程は、第13図および第
14図に示すように、作業台113上で実施され
る。セラミツク誘電体層112の積重ね後プレス
によつて、各セラミツク誘電体層112は互いに
圧着される。この状態において、導電膜111
は、セラミツク誘電体層112を挾んで互いに対
向する状態となる。なお、第12図ないし第14
図からわかるように、或るセラミツク誘電体層1
12上に形成された複数の導電膜111間の間隙
の部分は、次にセラミツク誘電体層112上に形
成された特定の導電膜111のほぼ中央部に対向
するように位置決めされている。
14図に示すように、作業台113上で実施され
る。セラミツク誘電体層112の積重ね後プレス
によつて、各セラミツク誘電体層112は互いに
圧着される。この状態において、導電膜111
は、セラミツク誘電体層112を挾んで互いに対
向する状態となる。なお、第12図ないし第14
図からわかるように、或るセラミツク誘電体層1
12上に形成された複数の導電膜111間の間隙
の部分は、次にセラミツク誘電体層112上に形
成された特定の導電膜111のほぼ中央部に対向
するように位置決めされている。
前述したように積重ねられ圧着されたセラミツ
ク誘電体層112積層構造物114は、以下に述
べる工程を進めるにあたつて、第14図に示すよ
うに、作業台113にしつかりと固定される。こ
の固定の手段として、たとえば、ワツクスが用い
られる。
ク誘電体層112積層構造物114は、以下に述
べる工程を進めるにあたつて、第14図に示すよ
うに、作業台113にしつかりと固定される。こ
の固定の手段として、たとえば、ワツクスが用い
られる。
次に、第15図に一部を示すように、作業台1
13(図示せず)に保持されたまま、積層物構造
物114に対して、平行な複数の切込115が形
成される。これら切込115は、第13図におい
て示した複数の切断線116に沿つて、たとえば
300μm程度の厚みのブレードで切断することに
より形成されたものである。これによつて複数個
の棒状のブロツク117が得られる。第13図に
示した切断線116は、導電膜111を切断する
位置にあるので、得られた各ブロツク117の各
切断面上には、導電膜111が露出する。この露
出した導電膜111の端縁は、得ようとする積層
セラミツクコンデンサ127(第10図)の内部
電極のサイドマージンと隣接すべき端縁に相当し
ている。
13(図示せず)に保持されたまま、積層物構造
物114に対して、平行な複数の切込115が形
成される。これら切込115は、第13図におい
て示した複数の切断線116に沿つて、たとえば
300μm程度の厚みのブレードで切断することに
より形成されたものである。これによつて複数個
の棒状のブロツク117が得られる。第13図に
示した切断線116は、導電膜111を切断する
位置にあるので、得られた各ブロツク117の各
切断面上には、導電膜111が露出する。この露
出した導電膜111の端縁は、得ようとする積層
セラミツクコンデンサ127(第10図)の内部
電極のサイドマージンと隣接すべき端縁に相当し
ている。
次に、作業台113上に保持された状態を保ち
ながら、第16図に示すように、切込115内
に、後でサイドマージンを形成すべきセラミツク
スラリ118が充填される。このセラミツクスラ
リ118は、セラミツク誘電体層112を構成す
るのと同じセラミツク材料からなるものである。
なお、セラミツクスラリ118を充填する際、切
込115内に空気が入り込まないように配慮する
必要がある。そのため、たとえば負圧を与えなが
らセラミツクスラリを流し込むこと、あるいは風
を吹付けながら、その風の方向にセラミツクスラ
リを流すことなどが有利な方法として採用される
ことができる。さらに、その表面にセラミツクス
ラリを付着させたブレードを切込115内に走ら
せることも考えられる。
ながら、第16図に示すように、切込115内
に、後でサイドマージンを形成すべきセラミツク
スラリ118が充填される。このセラミツクスラ
リ118は、セラミツク誘電体層112を構成す
るのと同じセラミツク材料からなるものである。
なお、セラミツクスラリ118を充填する際、切
込115内に空気が入り込まないように配慮する
必要がある。そのため、たとえば負圧を与えなが
らセラミツクスラリを流し込むこと、あるいは風
を吹付けながら、その風の方向にセラミツクスラ
リを流すことなどが有利な方法として採用される
ことができる。さらに、その表面にセラミツクス
ラリを付着させたブレードを切込115内に走ら
せることも考えられる。
次に、作業台113になおも保持されたままの
状態で、第17図に示すように、切込115内に
充填されたセラミツクスラリ118を2分割する
ように再び切断される。このとき得られた切断線
は「119」で示されている。この2回目の切断
は、前に切込115を形成したブレードより薄
い、たとえば150〜200μm程度の厚みのブレード
で実施される。このようにして、セラミツクスラ
リ118は分割され、さらにその厚みが薄くされ
る。分割されたセラミツクスラリ118の各部分
は、ブロツク117の両側面に付着した状態とな
つている。
状態で、第17図に示すように、切込115内に
充填されたセラミツクスラリ118を2分割する
ように再び切断される。このとき得られた切断線
は「119」で示されている。この2回目の切断
は、前に切込115を形成したブレードより薄
い、たとえば150〜200μm程度の厚みのブレード
で実施される。このようにして、セラミツクスラ
リ118は分割され、さらにその厚みが薄くされ
る。分割されたセラミツクスラリ118の各部分
は、ブロツク117の両側面に付着した状態とな
つている。
次に、方向を90度変えて切断が実施される。す
なわち、第12図、第13図および第14図に示
した切断線120に沿う切断が行なわれる。この
切断により得られた未焼成のセラミツク積層体1
21が、拡大されて第18図に示されている。セ
ラミツク積層体121は、第7図に示した積層体
チツプ20と同様、上面、下面、相対向する両側
面および相対向する両端面を有する直方体状をな
している。第18図においては、上面112、一
方の側面123および一方の端面124が図示さ
れている。側面123は、前述した切断線119
の結果として生じたものである。また、端面12
4は、前述した切断線120に沿う切断により形
成されたものである。第18図において、端面1
24には、導電膜111の特定のものが露出して
おり、図示しないが、他方の端面にも、残る導電
膜が露出している。このようなセラミツク積層体
121の内部に残された導電膜111は、内部電
極となるものである。
なわち、第12図、第13図および第14図に示
した切断線120に沿う切断が行なわれる。この
切断により得られた未焼成のセラミツク積層体1
21が、拡大されて第18図に示されている。セ
ラミツク積層体121は、第7図に示した積層体
チツプ20と同様、上面、下面、相対向する両側
面および相対向する両端面を有する直方体状をな
している。第18図においては、上面112、一
方の側面123および一方の端面124が図示さ
れている。側面123は、前述した切断線119
の結果として生じたものである。また、端面12
4は、前述した切断線120に沿う切断により形
成されたものである。第18図において、端面1
24には、導電膜111の特定のものが露出して
おり、図示しないが、他方の端面にも、残る導電
膜が露出している。このようなセラミツク積層体
121の内部に残された導電膜111は、内部電
極となるものである。
未焼成のセラミツク積層体121は、次に、焼
成される。そして、第10図に示すように、焼成
されたセラミツク積層体121の両端面には、外
部電極125,126が形成される、外部電極1
25,126は、前述した実施例と同様の方法に
より形成されることができる。
成される。そして、第10図に示すように、焼成
されたセラミツク積層体121の両端面には、外
部電極125,126が形成される、外部電極1
25,126は、前述した実施例と同様の方法に
より形成されることができる。
第10図に示すように得られた積層セラミツク
コンデンサ127は、チツプ状をなしている。こ
こで、前述したセラミツクスラリ118は、セラ
ミツク積層体121の両側面に沿つて延びるセラ
ミツク層118aとなつてセラミツク積層体12
0の一部として一体に焼結される。そして、第1
8図に示した導電膜111(内部電極)のための
サイドマージンを構成している。
コンデンサ127は、チツプ状をなしている。こ
こで、前述したセラミツクスラリ118は、セラ
ミツク積層体121の両側面に沿つて延びるセラ
ミツク層118aとなつてセラミツク積層体12
0の一部として一体に焼結される。そして、第1
8図に示した導電膜111(内部電極)のための
サイドマージンを構成している。
第19図および第20図には、この発明による
積層セラミツクコンデンサ30の一例が断面図で
示されている。この積層セラミツクコンデンサ3
0は、複数の内部電極31を備え、それぞれ、サ
イドマージン32を形成している。また、第21
図には、従来の積層セラミツクコンデンサ40が
断面図で示されている。この積層セラミツクコン
デンサ40は、複数の内部電極41を備え、それ
ぞれ、サイドマージン42を形成している。
積層セラミツクコンデンサ30の一例が断面図で
示されている。この積層セラミツクコンデンサ3
0は、複数の内部電極31を備え、それぞれ、サ
イドマージン32を形成している。また、第21
図には、従来の積層セラミツクコンデンサ40が
断面図で示されている。この積層セラミツクコン
デンサ40は、複数の内部電極41を備え、それ
ぞれ、サイドマージン42を形成している。
これら積層セラミツクコンデンサ30および4
0は、共通して、それぞれのサイドマージン3
2,42が現われる断面が実質的に正方形である
という寸法的な特徴を有している。また、それぞ
れの内部電極31,41と平行に延びる最も外側
のセラミツク層33,43の各厚みを、それぞ
れ、“A”、“a”で表わす。また、サイドマージ
ン32の幅を“B”で表わし、サイドマージン4
2の幅を“b”で表わす。
0は、共通して、それぞれのサイドマージン3
2,42が現われる断面が実質的に正方形である
という寸法的な特徴を有している。また、それぞ
れの内部電極31,41と平行に延びる最も外側
のセラミツク層33,43の各厚みを、それぞ
れ、“A”、“a”で表わす。また、サイドマージ
ン32の幅を“B”で表わし、サイドマージン4
2の幅を“b”で表わす。
まず、第21図に示す従来の積層セラミツクコ
ンデンサ40では、厚みaは、セラミツクグリー
ンシートの厚みや積層枚数によつて決定されるも
ので、比較的薄くすることも可能である。従来、
厚みaは、たとえば100μm以上に設定されてい
た。他方、幅bは、前述したように、それほど短
くできず、従来は、250μm以上の長さを有して
いた。
ンデンサ40では、厚みaは、セラミツクグリー
ンシートの厚みや積層枚数によつて決定されるも
ので、比較的薄くすることも可能である。従来、
厚みaは、たとえば100μm以上に設定されてい
た。他方、幅bは、前述したように、それほど短
くできず、従来は、250μm以上の長さを有して
いた。
これに対して、第19図および第20図に示
す、この発明による積層セラミツクコンデンサ3
0においては、幅Bは、50〜200μm程度に短く
することができる。したがつて、幅Bは、厚みA
と等しい寸法にすることができ、当該セラミツク
コンデンサ30では、厚みAおよび幅Bを、共に
500〜200μmの寸法とすることができる。
す、この発明による積層セラミツクコンデンサ3
0においては、幅Bは、50〜200μm程度に短く
することができる。したがつて、幅Bは、厚みA
と等しい寸法にすることができ、当該セラミツク
コンデンサ30では、厚みAおよび幅Bを、共に
500〜200μmの寸法とすることができる。
第19図および第20図には、それぞれ、プリ
ント回路基板34が極めて省略的に図示されてい
る。第19図では、積層セラミツクコンデンサ3
0が、その内部電極31を基板34と平行に向け
た状態で、基板34上に装着されている。他方、
第20図では、積層セラミツクコンデンサ30
は、その内部電極31を基板34に対して垂直方
向に向けた状態で、基板34上に装着されてい
る。前述したように、積層セラミツクコンデンサ
30の断面が実質的に正方形であり、かつ厚みA
が幅Bに等しいとき、積層セラミツクコンデンサ
30は、第19図に示す装着状態とされても、第
20図に示す装着状態とされても、基板34上の
配線導体(図示せず)と内部電極31との間に発
生する相互インダクタンスは、ほとんど変わらな
い。したがつて、第19図および第20図に示し
た寸法関係を有するように積層セラミツクコンデ
ンサ30を設計すれば、積層セラミツクコンデン
サ30は、相互インダクタンスを変化させること
なく、2種類の装着態様が可能である。
ント回路基板34が極めて省略的に図示されてい
る。第19図では、積層セラミツクコンデンサ3
0が、その内部電極31を基板34と平行に向け
た状態で、基板34上に装着されている。他方、
第20図では、積層セラミツクコンデンサ30
は、その内部電極31を基板34に対して垂直方
向に向けた状態で、基板34上に装着されてい
る。前述したように、積層セラミツクコンデンサ
30の断面が実質的に正方形であり、かつ厚みA
が幅Bに等しいとき、積層セラミツクコンデンサ
30は、第19図に示す装着状態とされても、第
20図に示す装着状態とされても、基板34上の
配線導体(図示せず)と内部電極31との間に発
生する相互インダクタンスは、ほとんど変わらな
い。したがつて、第19図および第20図に示し
た寸法関係を有するように積層セラミツクコンデ
ンサ30を設計すれば、積層セラミツクコンデン
サ30は、相互インダクタンスを変化させること
なく、2種類の装着態様が可能である。
これに対して、第21図に示す積層セラミツク
コンデンサ40では、厚みaと幅bとが互いに異
なつているので、第19図に相当の装着状態と第
20図に相当の装着状態とでは、内部電極41と
プリント回路基板の配線導体との間で発生する相
互インダクタンスが変化するため、その装着にあ
たつては、積層セラミツクコンデンサ40の方向
を管理しなければならない。
コンデンサ40では、厚みaと幅bとが互いに異
なつているので、第19図に相当の装着状態と第
20図に相当の装着状態とでは、内部電極41と
プリント回路基板の配線導体との間で発生する相
互インダクタンスが変化するため、その装着にあ
たつては、積層セラミツクコンデンサ40の方向
を管理しなければならない。
第1図は、この発明の一実施例の積層セラミツ
クコンデンサ26の外観を示す斜視図である。第
2図ないし第7図は、第1図の積層セラミツクコ
ンデンサ26を得るための製造方法に含まれる各
工程を順次示したものである。第8図および第9
図は、従来技術との対比で、第1図ないし第7図
に示した実施例の効果をより具体的に説明するた
めの、セラミツク部分24と内部電極25との大
きさの関係を示す図解図である。第10図は、こ
の発明の他の実施例の積層セラミツクコンデンサ
127の外観を示す斜視図である。第11図ない
し第18図は、第10図の積層セラミツクコンデ
ンサ127を得るための製造方法に含まれる各工
程を順次示したものである。第19図および第2
0図は、この発明にかかる積層セラミツクコンデ
ンサの装着例を示す図解的断面図である。第21
図は、第19図および第20図に対応する図であ
つて、従来の積層セラミツクコンデンサの図解的
断面図である。 図において、11はセラミツクグリーンシート
(セラミツク誘電体層)、12は内部電極となるべ
き導電膜、17は切断面(側面)、18はセラミ
ツクスラリ、18aはセラミツク層、21は切断
面(端面)、22,23は外部電極、26は積層
セラミツクコンデンサ、30は積層セラミツクコ
ンデンサ、31は内部電極、32はサイドマージ
ン、111は内部電極となるべき導電膜、112
はセラミツク誘電体層、118はセラミツクスラ
リ、118aはセラミツク層、121はセラミツ
ク積層体、122は上面、123は側面、124
は端面、125,126は外部電極、127は積
層セラミツクコンデンサである。
クコンデンサ26の外観を示す斜視図である。第
2図ないし第7図は、第1図の積層セラミツクコ
ンデンサ26を得るための製造方法に含まれる各
工程を順次示したものである。第8図および第9
図は、従来技術との対比で、第1図ないし第7図
に示した実施例の効果をより具体的に説明するた
めの、セラミツク部分24と内部電極25との大
きさの関係を示す図解図である。第10図は、こ
の発明の他の実施例の積層セラミツクコンデンサ
127の外観を示す斜視図である。第11図ない
し第18図は、第10図の積層セラミツクコンデ
ンサ127を得るための製造方法に含まれる各工
程を順次示したものである。第19図および第2
0図は、この発明にかかる積層セラミツクコンデ
ンサの装着例を示す図解的断面図である。第21
図は、第19図および第20図に対応する図であ
つて、従来の積層セラミツクコンデンサの図解的
断面図である。 図において、11はセラミツクグリーンシート
(セラミツク誘電体層)、12は内部電極となるべ
き導電膜、17は切断面(側面)、18はセラミ
ツクスラリ、18aはセラミツク層、21は切断
面(端面)、22,23は外部電極、26は積層
セラミツクコンデンサ、30は積層セラミツクコ
ンデンサ、31は内部電極、32はサイドマージ
ン、111は内部電極となるべき導電膜、112
はセラミツク誘電体層、118はセラミツクスラ
リ、118aはセラミツク層、121はセラミツ
ク積層体、122は上面、123は側面、124
は端面、125,126は外部電極、127は積
層セラミツクコンデンサである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数のセラミツク誘電体層が積層されてな
り、上面、下面、相対向する両側面および相対向
する両端面を有する直方体状のセラミツク積層体
と、セラミツク積層体の各端面にそれぞれ形成さ
れた外部電極と、セラミツク積層体の内部にあつ
てセラミツク誘電体層を挾んで互いに対向するよ
うにセラミツク誘電体層間に形成されるとともに
いずれか一方の外部電極に接続されるようにセラ
ミツク積層体の当該外部電極が形成された端面に
まで達する状態で形成された複数の内部電極とを
備え、各内部電極は、当該内部電極と接続されな
い外部電極が形成された端面に対してはエンドマ
ージンを残し、かつセラミツク積層体の各側面に
対してはそれぞれサイドマージンを残すように、
形成された、積層セラミツクコンデンサにおい
て、 前記セラミツク積層体の前記サイドマージンを
形成する部分は、当該セラミツク積層体の未焼成
段階において、前記セラミツク積層体の前記サイ
ドマージン部分を除く部分に、前記セラミツク誘
電体層を構成するのと同じセラミツク材料のスラ
リが付加され、その状態で前記セラミツク積層体
が一体に焼成されたときに得られたものであり、
その層の厚みは200μm以下であることを特徴と
する、積層セラミツクコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081546A JPS62237714A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 積層セラミツクコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081546A JPS62237714A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 積層セラミツクコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62237714A JPS62237714A (ja) | 1987-10-17 |
| JPH0563007B2 true JPH0563007B2 (ja) | 1993-09-09 |
Family
ID=13749287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61081546A Granted JPS62237714A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 積層セラミツクコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62237714A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03108306A (ja) * | 1989-09-21 | 1991-05-08 | Murata Mfg Co Ltd | 積層コンデンサの製造方法 |
| KR101141369B1 (ko) | 2010-12-13 | 2012-05-03 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 콘덴서 및 그 제조방법 |
| JP2017204560A (ja) | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法 |
| JP7150437B2 (ja) * | 2018-01-17 | 2022-10-11 | 太陽誘電株式会社 | 積層セラミックコンデンサの製造方法 |
| JP7116520B2 (ja) * | 2018-03-23 | 2022-08-10 | 太陽誘電株式会社 | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
| JP2022170166A (ja) | 2021-04-28 | 2022-11-10 | Tdk株式会社 | 電子部品 |
| JP7802462B2 (ja) | 2021-04-28 | 2026-01-20 | Tdk株式会社 | 電子部品 |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP61081546A patent/JPS62237714A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62237714A (ja) | 1987-10-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |