JPH0562607A - 磁気補償方法 - Google Patents

磁気補償方法

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Publication number
JPH0562607A
JPH0562607A JP24247591A JP24247591A JPH0562607A JP H0562607 A JPH0562607 A JP H0562607A JP 24247591 A JP24247591 A JP 24247591A JP 24247591 A JP24247591 A JP 24247591A JP H0562607 A JPH0562607 A JP H0562607A
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JP
Japan
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current
magnetic field
degaussing
compensation
magnetic
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Pending
Application number
JP24247591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Nakajo
雄史 中條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0562607A publication Critical patent/JPH0562607A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/0007Elimination of unwanted or stray electromagnetic effects
    • H01J2229/0046Preventing or cancelling fields within the enclosure
    • H01J2229/0053Demagnetisation

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー陰極線管の磁気補償を確実に行うこと
ができる磁気補償方法を得る。 【構成】 消磁用交流電流の振幅の規定値からの減衰
を、磁界補償用直流電流の供給が開始されてから一定時
間経過した後、あるいは、磁界補償用直流電流の変化率
が規定値以下となったことを検出した後に開始する。 【効果】 カラー陰極線管が逆に着磁されてしまうよう
なことがなくなって、確実な磁気補償を行うことができ
る磁気補償方法が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー陰極線管に作
用する外部磁界を打ち消すための磁気補償方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば実開昭61−33574
号公報に示された従来の磁気補償方法を示すブロック図
である。図において、1はカラーCRT表示装置等に用
いられるカラー陰極線管であり、2はこのカラー陰極線
管1に巻回された磁界補償コイル、3は同じく消磁コイ
ルである。
【0003】4はカラー陰極線管1に作用する外部磁界
の大きさを検知する磁気検出素子であり、5はこの磁気
検出素子4からの信号に基づいて、当該カラー陰極線管
1に作用する外部磁界を打ち消す磁界を発生させるため
の磁界補償用直流電流Iを発生し、それをカラー陰極線
管1の磁界補償コイル2に供給する補償電流供給回路で
ある。
【0004】6はその振幅が所定の値から漸次減衰して
ゆく消磁用交流電流iを発生してカラー陰極線管1の消
磁コイル3に供給する消磁電流供給回路であり、7はこ
の消磁電流供給回路6の制御を行う、例えばマイクロコ
ンピュータなどによる制御回路である。
【0005】次に動作について説明する。ここで、図1
2はその動作の流れを示すフローチャートであり、図1
3は磁界補償用直流電流Iおよび消磁用交流電流iの時
間変化を示す説明図である。
【0006】カラー陰極線管1の磁気補償を行うために
電源が投入されると(ステップST1)、補償電流供給
回路5が磁界補償用直流電流Iの供給を開始する(ステ
ップST2)。この磁界補償用直流電流Iは図13
(a)に示すように、所定の時定数に従って漸次増加し
てゆき、飽和時間TS が経過すると磁気検出素子4にて
検出された外部磁界の強さに応じた電流値IS に飽和す
る。
【0007】一方、消磁電流供給回路6も電源が投入さ
れると、消磁用交流電流iの消磁コイル3への供給を開
始し(ステップST3)、制御回路7はこの消磁電流供
給回路6を制御して、それが発生する消磁用交流電流i
の振幅を、図13(b)に示すように、所定の値から漸
次減衰させてゆく(ステップST4)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気補償方法は
以上のように構成されているので、磁界補償用直流電流
Iの飽和時間TS が長くなると、磁界補償用直流電流I
が外部磁界を打ち消すに充分な値にまで上昇した時に
は、消磁用交流電流の振幅がすでに大きく減衰してしま
っているため、カラー陰極線管1が着磁されてしまって
充分な磁気補償を行うことができず、カラー陰極線管表
示装置などにおいてはその表示画面に色ムラや色ズレが
生じるという問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、従来の磁気補償方法によって
カラー陰極線管が逆に着磁されることを防ぎ、磁気補償
を確実に行うことができる磁気補償方法を得ることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る磁気補償方法は、磁界補償用直流電流の供給を開始
してからあらかじめ定められた一定時間が経過した後、
消磁用交流電流の規定値からの減衰を開始するようにし
たものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明に係る磁気補
償方法は、磁界補償用直流電流の供給開始後、当該磁界
補償用直流電流の変化率があらかじめ定められた規定値
より小さくなったことを検出してから、消磁用交流電流
の規定値からの減衰を開始するようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明における磁気補償方法
は、消磁用交流電流の振幅の規定値からの減衰を、磁界
補償用直流電流の供給が開始されてから一定時間経過し
た後に開始することにより、確実な磁気補償が行える磁
気補償方法を実現する。
【0013】また、請求項2に記載の発明における磁気
補償方法は、消磁用交流電流の振幅の規定値からの減衰
を、磁界補償用直流電流の変化率が規定値以下となった
ことを検出してから開始することにより、確実な磁気補
償が行える磁気補償方法を実現する。
【0014】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は請求項1に記載の発明の一実施例を示すブロ
ック図である。図において、1はカラー陰極線管、2は
磁界補償コイル、3は消磁コイル、4は磁気検出素子、
5は補償電流供給回路、6は消磁電流供給回路、7は制
御回路であり、図11に同一符号を付した従来のそれら
と同一、あるいは相当部分であるため詳細な説明は省略
する。
【0015】また、8は補償電流供給回路5が磁界補償
用直流電流Iの供給開始よりあらかじめ定められた一定
時間、例えば、当該磁界補償用直流電流Iの飽和時間T
S 以上の時間が経過した後、タイミング信号を発生して
それを制御回路7に供給するタイマである。
【0016】次に動作について説明する。ここで、図2
はその動作の流れを示すフローチャートであり、図3は
磁界補償用直流電流Iおよび消磁用交流電流iの時間変
化を示す説明図である。
【0017】カラー陰極線管1の磁気補償を行うための
電源が投入されると(ステップST11)、従来の場合
と同様に、補償電流供給回路5が磁界補償用直流電流I
の供給を開始する(ステップST12)。この場合に
も、磁界補償用直流電流Iは図3(a)に示すように所
定の時定数にて漸次増加してゆき、飽和時間TS が経過
した後には外部磁界の強さに応じた電流値IS に飽和す
る。
【0018】一方、タイマ8は前記電源の投入とともに
時間の計測を開始し、時間tが磁界補償用直流電流Iの
飽和時間TS を経過するまで待ち合わせ、飽和時間TS
を経過すると制御回路7にタイミング信号を送出する
(ステップST13)。
【0019】制御回路7はタイマ8よりタイミング信号
を受け取ると消磁電流供給回路6を制御して、消磁用交
流電流iの消磁コイル3への供給を開始させ(ステップ
ST14)、同時にその消磁用交流電流iの振幅を、図
3(b)に示すように、所定の値から漸次減衰させてゆ
く(ステップST15)。
【0020】実施例2.なお、上記実施例では、タイミ
ング信号を受け取ってから消磁用交流電流iの供給を開
始させる場合について説明したが、電源投入と同時に消
磁用交流電流iの供給を開始して、タイミング信号を受
け取ってからその振幅の減衰を開始させるようにしても
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0021】図4はそのような実施例の動作の流れを示
すフローチャートであり、図5は磁界補償用直流電流I
および消磁用交流電流iの時間変化を示す説明図であ
る。
【0022】電源が投入されると(ステップST2
1)、補償電流供給回路5が磁界補償用直流電流Iの供
給を開始し(ステップST22)、同時に消磁電流供給
回路6が消磁用交流電流iの供給を開始する(ステップ
ST23)。
【0023】その後、時間tが磁界補償用直流電流Iの
飽和時間TS を経過して、タイマ8よりタイミング信号
が送出されると(ステップST24)、制御回路7は消
磁電流供給回路6を制御して、消磁用交流電流iの振幅
を図5(b)に示すように、所定の値から漸次減衰させ
てゆく(ステップST25)。
【0024】実施例3.図6は請求項2に記載の発明の
一実施例を示すブロック図であり、図1と同一の部分に
は同一符号を付して説明の重複をさけている。
【0025】図において、9は補償電流供給回路5の発
生する磁界補償用直流電流Iの変化率|dI/dt|の
監視を行い、それがあらかじめ定められた規定値より小
さくなったこと、即ち、|dI/dt|≒0となったこ
とを検出した場合に検出信号を発生し、それを制御回路
4に送出する検出回路である。この検出回路9は、例え
ば同一のマイクロコンピュータ内に制御回路とともに構
成することができる。
【0026】次に動作について説明する。ここで、図7
はその動作の流れを示すフローチャートであり、図8は
磁界補償用直流電流Iおよび消磁用交流電流iの時間変
化を示す説明図である。
【0027】電源が投入されると(ステップST3
1)、補償電流供給回路5が磁界補償用直流電流Iの供
給を開始し(ステップST32)、検出回路9にてその
磁界補償用直流電流Iの変化率|dI/dt|を監視す
る(ステップST33)。磁界補償用直流電流Iが飽和
して、その変化率|dI/dt|が十分に小さな値にな
ると、それを検知した検出回路9は検出信号を発生して
制御回路7に送出する。
【0028】制御回路7は制御回路9より検出信号を受
け取ると消磁電流供給回路6を制御して、消磁用交流電
流iの消磁コイル3への供給を開始させ(ステップST
34)、同時にその消磁用交流電流iの振幅を、図8
(b)に示すように、所定の値から漸次減衰させてゆく
(ステップST35)。
【0029】実施例4.なお、上記実施例では、検出信
号を受け取ってから消磁用交流電流iの供給を開始させ
る場合について説明したが、電源投入と同時に消磁用交
流電流iの供給を開始して、検出信号を受け取ってから
その振幅の減衰を開始させるようにしてもよく、上記実
施例と同様の効果を奏する。
【0030】図9はそのような実施例の動作の流れを示
すフローチャートであり、図10は磁界補償用直流電流
Iおよび消磁用交流電流iの時間変化を示す説明図であ
る。
【0031】電源が投入されると(ステップST4
1)、補償電流供給回路5が磁界補償用直流電流Iの供
給を開始し(ステップST42)、同時に消磁電流供給
回路6が消磁用交流電流iの供給を開始する(ステップ
ST43)。
【0032】その後、磁界補償用直流電流Iの変化率|
dI/dt|が十分小さくなって、検出回路9より検出
信号が送出されると(ステップST44)、制御回路7
は消磁電流供給回路6を制御して、消磁用交流電流iの
振幅を図10(b)に示すように、所定の値から漸次減
衰させてゆく(ステップST45)。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、消磁用交流電流の振幅の規定値からの減衰を、
磁界補償用直流電流の供給が開始されてから一定時間経
過した後に開始するように構成したので、カラー陰極線
管が逆に着磁されてしまうようなことがなくなり、確実
な磁気補償を行うことができる磁気補償方法が得られる
効果がある。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、消
磁用交流電流の振幅の規定値からの減衰を、磁界補償用
直流電流の変化率が規定値以下となったことを検出して
から開始するように構成したので、カラー陰極線管が逆
に着磁されてしまうようなことがなくなり、確実な磁気
補償を行うことができる磁気補償方法が得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例による磁気補
償方法を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作の流れを示すフローチャート
である。
【図3】上記実施例の磁界補償用直流電流と消磁用交流
電流の時間変化を示す説明図である。
【図4】請求項1に記載の発明の他の実施例の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図5】上記実施例の磁界補償用直流電流と消磁用交流
電流の時間変化を示す説明図である。
【図6】請求項2に記載の発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図7】上記実施例の動作の流れを示すフローチャート
である。
【図8】上記実施例の磁界補償用直流電流と消磁用交流
電流の時間変化を示す説明図である。
【図9】請求項2に記載の発明の他の実施例の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図10】上記実施例の磁界補償用直流電流と消磁用交
流電流の時間変化を示す説明図である。
【図11】従来の磁気補償方法を示すブロック図であ
る。
【図12】その動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図13】その磁界補償用直流電流と消磁用交流電流の
時間変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カラー陰極線管 2 磁界補償コイル 3 消磁コイル 8 タイマ 9 検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー陰極線管の磁界補償コイルに、前
    記カラー陰極線管に作用する外部磁界を打ち消す磁界を
    発生させる磁界補償用直流電流を供給するとともに、前
    記カラー陰極線管の消磁コイルに、その振幅が規定値か
    ら漸次減衰してゆく消磁用交流電流を供給する磁気補償
    方法において、前記磁界補償用直流電流の供給を開始し
    てからあらかじめ定められた一定時間が経過した後、前
    記消磁用交流電流の振幅の前記規定値からの減衰を開始
    することを特徴とする磁気補償方法。
  2. 【請求項2】 カラー陰極線管の磁界補償コイルに、前
    記カラー陰極線管に作用する外部磁界を打ち消す磁界を
    発生させる磁界補償用直流電流を供給するとともに、前
    記カラー陰極線管の消磁コイルに、その振幅が規定値か
    ら漸次減衰してゆく消磁用交流電流を供給する磁気補償
    方法において、前記磁界補償用直流電流の供給開始後、
    前記磁界補償用直流電流の変化率があらかじめ定められ
    た規定値より小さくなったことを検出して、前記消磁用
    交流電流の振幅の前記規定値からの減衰を開始すること
    を特徴とする磁気補償方法。
JP24247591A 1991-08-29 1991-08-29 磁気補償方法 Pending JPH0562607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100863950B1 (ko) * 2002-05-14 2008-10-16 삼성에스디아이 주식회사 음극선관

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100863950B1 (ko) * 2002-05-14 2008-10-16 삼성에스디아이 주식회사 음극선관

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