JPH0697791B2 - ビデオ表示装置の陰極線管の消磁回路 - Google Patents
ビデオ表示装置の陰極線管の消磁回路Info
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- JPH0697791B2 JPH0697791B2 JP59242183A JP24218384A JPH0697791B2 JP H0697791 B2 JPH0697791 B2 JP H0697791B2 JP 59242183 A JP59242183 A JP 59242183A JP 24218384 A JP24218384 A JP 24218384A JP H0697791 B2 JPH0697791 B2 JP H0697791B2
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- current
- deflection
- capacitor
- circuit
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/16—Picture reproducers using cathode ray tubes
- H04N9/29—Picture reproducers using cathode ray tubes using demagnetisation or compensation of external magnetic fields
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオ表示装置における消磁回路に、更に
詳しくは、急速回復性の消磁回路に関するものである。
詳しくは、急速回復性の消磁回路に関するものである。
カラー陰極線管では、地球磁界またはモータその他の機
器など陰極線管の近傍にある電気機器によつて生ずる電
磁界の影響を打ち消すために、周期的な消磁（デガウ
ス）すなわち脱磁（デマグネタイゼーシヨン）を行なう
必要がある。上記の様な磁界はシヤドウマスクの様な、
陰極線管の金属部分を磁化してその管の色純度を損なう
作用をする。テレビジヨン受像機およびコンピユータ・
モニタやビデオ表示モニタなどのビデオ表示装置は、通
常、この装置が付勢されると、管の近傍にあるまたは管
自体の金属部材を脱磁するために零に向つて減衰する交
流磁界を生成するように働く消磁回路を持つている。
器など陰極線管の近傍にある電気機器によつて生ずる電
磁界の影響を打ち消すために、周期的な消磁（デガウ
ス）すなわち脱磁（デマグネタイゼーシヨン）を行なう
必要がある。上記の様な磁界はシヤドウマスクの様な、
陰極線管の金属部分を磁化してその管の色純度を損なう
作用をする。テレビジヨン受像機およびコンピユータ・
モニタやビデオ表示モニタなどのビデオ表示装置は、通
常、この装置が付勢されると、管の近傍にあるまたは管
自体の金属部材を脱磁するために零に向つて減衰する交
流磁界を生成するように働く消磁回路を持つている。
普通の形式の消磁回路は、米国では60Hzの周波数を持つ
交流（AC）配電線から給電される。この形式の消磁回路
は、通常、消磁電流の流通によつて温度上昇すると抵抗
値が増加するような、正の温度係数を持つ抵抗、サーミ
スタ或は他の感温素子を利用している。これらの素子
は、陰極線管の金属部材を消磁するように、交流消磁電
流を減衰させる。表示装置が付勢（給電）されている限
りサーミスタ中にはそれを加熱状態に保つために小さな
残留電流が流れ続けることになる。
交流（AC）配電線から給電される。この形式の消磁回路
は、通常、消磁電流の流通によつて温度上昇すると抵抗
値が増加するような、正の温度係数を持つ抵抗、サーミ
スタ或は他の感温素子を利用している。これらの素子
は、陰極線管の金属部材を消磁するように、交流消磁電
流を減衰させる。表示装置が付勢（給電）されている限
りサーミスタ中にはそれを加熱状態に保つために小さな
残留電流が流れ続けることになる。
この形式の消磁回路はテレビジヨン受像機用として非常
に有効なものであるが、コンピユータ・モニタやビデオ
表示端末機のように相異なる利用者のために屡々移動さ
せたり向きを変えることが必要な装置用に用いると、或
種の欠点が出て来る。上記の様な移動は、地球磁界に対
する陰極線管の向きを変えるので、管の消磁が必要とな
る。端末機を移動させる度に消磁を行なわねばならな
い。サーミスタを組込んだ消磁回路は、一旦給電を止め
るとサーミスタを充分冷えさせるためには相当長い回復
時間が必要である。この回復時間は20分程度であつて、
この長さは表示端末機を屡々移動させようとする場合に
は具合が悪い。更に、コンピユータ・モニタやビデオ表
示端末機は、直流ビデオ信号とRGB信号を入力および出
力させる機能を必要とする。そのため、入出力端子とAC
線間の電気的分離が必要となり、これは通常、入出力端
子だけとAC線間ではなく、陰極線管を含む全入力回路お
よび出力回路とAC線の間を分離することで行なわれてい
る。消磁コイルはAC線から分離されていないから、陰極
線管およびその周辺回路に対し充分に絶縁しなければな
らない。
に有効なものであるが、コンピユータ・モニタやビデオ
表示端末機のように相異なる利用者のために屡々移動さ
せたり向きを変えることが必要な装置用に用いると、或
種の欠点が出て来る。上記の様な移動は、地球磁界に対
する陰極線管の向きを変えるので、管の消磁が必要とな
る。端末機を移動させる度に消磁を行なわねばならな
い。サーミスタを組込んだ消磁回路は、一旦給電を止め
るとサーミスタを充分冷えさせるためには相当長い回復
時間が必要である。この回復時間は20分程度であつて、
この長さは表示端末機を屡々移動させようとする場合に
は具合が悪い。更に、コンピユータ・モニタやビデオ表
示端末機は、直流ビデオ信号とRGB信号を入力および出
力させる機能を必要とする。そのため、入出力端子とAC
線間の電気的分離が必要となり、これは通常、入出力端
子だけとAC線間ではなく、陰極線管を含む全入力回路お
よび出力回路とAC線の間を分離することで行なわれてい
る。消磁コイルはAC線から分離されていないから、陰極
線管およびその周辺回路に対し充分に絶縁しなければな
らない。
共振型またはリング・ダウン型の消磁回路はサーミスタ
型消磁回路における前述の欠点の幾つかを解消できる。
共振型の消磁回路は、消磁コイルと並列に接続したキヤ
パシタをこのコイルと共に発振するように共振させて、
働く。この共振回路の有限のＱによつて、消磁電流を所
望通りに減衰させて表示装置の金属部材の脱磁を行つて
いる。この消磁回路の回復は非常に速くキヤパシタを再
充電するに要する時間しか必要としないから、表示装置
を消すことなしに消磁を行なうことができる。その上、
消磁コイルと共振キヤパシタはAC線から電気的に分離で
きるから、絶縁に関する要求が軽減される。
型消磁回路における前述の欠点の幾つかを解消できる。
共振型の消磁回路は、消磁コイルと並列に接続したキヤ
パシタをこのコイルと共に発振するように共振させて、
働く。この共振回路の有限のＱによつて、消磁電流を所
望通りに減衰させて表示装置の金属部材の脱磁を行つて
いる。この消磁回路の回復は非常に速くキヤパシタを再
充電するに要する時間しか必要としないから、表示装置
を消すことなしに消磁を行なうことができる。その上、
消磁コイルと共振キヤパシタはAC線から電気的に分離で
きるから、絶縁に関する要求が軽減される。
この消磁回路の共振周波数は2KHzのオーダであるから、
消磁作用は５ミリ秒未満で完了する。この時間は垂直偏
向時間に比べて短かいから、垂直偏向コイルからの漂遊
磁束が消磁用磁界に干渉して、管の金属部材に残留磁気
を残す。そのために、管の表示スクリンに色純度のずれ
を起す。この問題は、特に、大きな漂遊磁界を生成する
トロイダル巻きの垂直偏向コイルを持つた偏向ヨークの
場合に発生する。
消磁作用は５ミリ秒未満で完了する。この時間は垂直偏
向時間に比べて短かいから、垂直偏向コイルからの漂遊
磁束が消磁用磁界に干渉して、管の金属部材に残留磁気
を残す。そのために、管の表示スクリンに色純度のずれ
を起す。この問題は、特に、大きな漂遊磁界を生成する
トロイダル巻きの垂直偏向コイルを持つた偏向ヨークの
場合に発生する。
この発明は、上記欠点を解消し、消磁コイルによる残留
磁気、再磁化の影響を防ぐことを目的とするものであ
る。
磁気、再磁化の影響を防ぐことを目的とするものであ
る。
この発明の消磁回路は、陰極線管に設けられた偏向ヨー
クを通してフィールド偏向電流を供給するフィールド偏
向出力増幅器と線偏向電流を供給する線偏向出力増幅器
とを有するビデオ表示装置の陰極線管の消磁を行うもの
で、消磁用電圧源として動作するキャパシタと、上記陰
極線管の周りに設けられた消磁コイルと、上記フィール
ド偏向出力増幅器の出力に結合されていて、上記フィー
ルド偏向電流から取出してフィールド走査期間の中央よ
りも前の時点で零軸と交叉するサンプル垂直鋸歯状波信
号を生成し、上記フィールド偏向電流が実質的に零と看
做すことができる期間中に消磁コイル中を流通する減衰
性共振交流電流が零に終了するように、該サンプル垂直
鋸歯状波信号から上記フィールド走査期間の中央より前
の時点で立上るスイッチトリガ信号を発生する手段と、
上記スイッチトリガ信号によりトリガされて、上記フィ
ールド走査期間の中央よりも前の時点で導通開始し、上
記消磁用電圧源として動作するキャパシタを、共振回路
を形成するように上記消磁コイルに接続するスイッチ手
段とを具備している。この発明の消磁回路では、上記ス
イッチ手段は、上記スイッチトリガ信号による上記導通
開始から上記消磁コイルと上記キャパシタとによって形
成される共振回路のＱの値によって決定される上記減衰
性共振交流電流の持続時間を越えて、上記減衰性共振交
流電流の残留電流による再磁化を防止するのに充分な長
さを有する期間中導通状態に維持される。
クを通してフィールド偏向電流を供給するフィールド偏
向出力増幅器と線偏向電流を供給する線偏向出力増幅器
とを有するビデオ表示装置の陰極線管の消磁を行うもの
で、消磁用電圧源として動作するキャパシタと、上記陰
極線管の周りに設けられた消磁コイルと、上記フィール
ド偏向出力増幅器の出力に結合されていて、上記フィー
ルド偏向電流から取出してフィールド走査期間の中央よ
りも前の時点で零軸と交叉するサンプル垂直鋸歯状波信
号を生成し、上記フィールド偏向電流が実質的に零と看
做すことができる期間中に消磁コイル中を流通する減衰
性共振交流電流が零に終了するように、該サンプル垂直
鋸歯状波信号から上記フィールド走査期間の中央より前
の時点で立上るスイッチトリガ信号を発生する手段と、
上記スイッチトリガ信号によりトリガされて、上記フィ
ールド走査期間の中央よりも前の時点で導通開始し、上
記消磁用電圧源として動作するキャパシタを、共振回路
を形成するように上記消磁コイルに接続するスイッチ手
段とを具備している。この発明の消磁回路では、上記ス
イッチ手段は、上記スイッチトリガ信号による上記導通
開始から上記消磁コイルと上記キャパシタとによって形
成される共振回路のＱの値によって決定される上記減衰
性共振交流電流の持続時間を越えて、上記減衰性共振交
流電流の残留電流による再磁化を防止するのに充分な長
さを有する期間中導通状態に維持される。
第１図はこの発明による消磁回路の一例を組込んだビデ
オ表示装置の構成を示す図であるが、このビデオ表示装
置は、たとえばコンピユータからビデオ情報信号を受入
れるものである。このビデオ情報信号は、たとえば、水
平および垂直周期情報とカラー発振器バースト信号にク
ロミナンスおよび輝度情報を組合せた合成ビデオ信号の
形である。このビデオ情報信号は、変調された信号とし
て或いはベースバンド・ビデオ信号として供給される。
またビデオ情報信号は、赤、緑および青の個別カラー信
号（Ｒ、Ｇ、Ｂ信号）とこれらカラー信号中の１つと組
合わされた同期信号または別入力の同期信号とより成る
形とすることもできる。このビデオ情報信号の形は、も
ちろん、ビデオ情報信号源の構造によつて決まるもので
ある。例示の目的で、この第１図の回路は、復調された
またはベースバンドのビデオ情報を持つた個別Ｒ、Ｇ、
Ｂ信号に応動する形として示してある。
オ表示装置の構成を示す図であるが、このビデオ表示装
置は、たとえばコンピユータからビデオ情報信号を受入
れるものである。このビデオ情報信号は、たとえば、水
平および垂直周期情報とカラー発振器バースト信号にク
ロミナンスおよび輝度情報を組合せた合成ビデオ信号の
形である。このビデオ情報信号は、変調された信号とし
て或いはベースバンド・ビデオ信号として供給される。
またビデオ情報信号は、赤、緑および青の個別カラー信
号（Ｒ、Ｇ、Ｂ信号）とこれらカラー信号中の１つと組
合わされた同期信号または別入力の同期信号とより成る
形とすることもできる。このビデオ情報信号の形は、も
ちろん、ビデオ情報信号源の構造によつて決まるもので
ある。例示の目的で、この第１図の回路は、復調された
またはベースバンドのビデオ情報を持つた個別Ｒ、Ｇ、
Ｂ信号に応動する形として示してある。
ビデオ情報信号は、RGB信号としてビデオ情報源から信
号処理回路11へ供給される。緑色ビデオ信号は同期パル
ス分離回路12へも供給される。信号処理回路11は、赤、
緑および青の駆動信号（RD、GD、BD）を陰極線管すなわ
ち映像管13の電子銃構体（図示せず）に供給する。
号処理回路11へ供給される。緑色ビデオ信号は同期パル
ス分離回路12へも供給される。信号処理回路11は、赤、
緑および青の駆動信号（RD、GD、BD）を陰極線管すなわ
ち映像管13の電子銃構体（図示せず）に供給する。
同期パルス分離回路12は、導体Ｖ上に生ずる垂直同期パ
ルスを垂直すなわちフイールド周波数偏向回路14へ供給
し、この回路14は、映像管13上に設けられた垂直偏向巻
線15に端子VYとVY′を介して垂直偏向電流を供給する。
同期パルス分離回路12は、また、導体Ｈに水平すなわち
線周波数同期パルスを供給し、このパルスは水平偏向回
路16に印加される。水平偏向回路16は、陰極線管13上に
設けられた水平偏向巻線17に、端子HYおよびHY′を介し
て水平偏向電流を流す。
ルスを垂直すなわちフイールド周波数偏向回路14へ供給
し、この回路14は、映像管13上に設けられた垂直偏向巻
線15に端子VYとVY′を介して垂直偏向電流を供給する。
同期パルス分離回路12は、また、導体Ｈに水平すなわち
線周波数同期パルスを供給し、このパルスは水平偏向回
路16に印加される。水平偏向回路16は、陰極線管13上に
設けられた水平偏向巻線17に、端子HYおよびHY′を介し
て水平偏向電流を流す。
水平偏向回路16は、また、電源変圧器21の巻線20に印加
される水平帰線パルスも発生する。電源変圧器21は、整
流ダイオード23とフイルタ・キヤパシタ24を介して＋18
ボルト級の電圧を供給する２次巻線22を有するものとし
て例示されている。この＋18ボルトは受像機回路中の他
の部分を付勢するのに使用される。変圧器21は、他の電
圧レベルで動作する回路用の電源となる別の２次巻線
（図示せず）も持つている。変圧器21は、更に、陰極線
管13のアルタ端子Ｕに印加される高電圧すなわちアルタ
電圧を端子26に発生するような高電圧巻線25も持つてい
る。
される水平帰線パルスも発生する。電源変圧器21は、整
流ダイオード23とフイルタ・キヤパシタ24を介して＋18
ボルト級の電圧を供給する２次巻線22を有するものとし
て例示されている。この＋18ボルトは受像機回路中の他
の部分を付勢するのに使用される。変圧器21は、他の電
圧レベルで動作する回路用の電源となる別の２次巻線
（図示せず）も持つている。変圧器21は、更に、陰極線
管13のアルタ端子Ｕに印加される高電圧すなわちアルタ
電圧を端子26に発生するような高電圧巻線25も持つてい
る。
この発明の一特徴として、共振型すなわちリング・ダウ
ン型の消磁回路30が設けられている。ビデオ表示装置が
付勢（給電）されると、800ボルト級の振幅を持つ水平
帰線パルスがキヤパシタ31を充電し始める。ダイオード
32は、このキヤパシタ31を＋125ボルト電源にクランプ
してキヤパシタ31の両端間の電圧を約925ボルトに増加
させる。このキヤパシタ31の両端間の電圧は、次に、５
乃至10回の水平偏向サイクルの期間に亘つて、整流ダイ
オード34を通してキヤパシタ33を約925ボルトに充電す
る。
ン型の消磁回路30が設けられている。ビデオ表示装置が
付勢（給電）されると、800ボルト級の振幅を持つ水平
帰線パルスがキヤパシタ31を充電し始める。ダイオード
32は、このキヤパシタ31を＋125ボルト電源にクランプ
してキヤパシタ31の両端間の電圧を約925ボルトに増加
させる。このキヤパシタ31の両端間の電圧は、次に、５
乃至10回の水平偏向サイクルの期間に亘つて、整流ダイ
オード34を通してキヤパシタ33を約925ボルトに充電す
る。
キヤパシタ33の両端間に生じた電圧は、また消磁用電圧
源として動作するキャパシタ35を限流抵抗36を通して92
5ボルトの充電されるようにする。抵抗36は、ビデオ表
示装置の金属部材を磁化する可能性のある電磁界が発生
することを防ぐために、流通電流を制限する。キヤパシ
タ35は約２秒で完全に充電される。キヤパシタ35が充電
されることによつて、消磁回路30は可動状態にされ、SC
R37がトリガされると付勢される。
源として動作するキャパシタ35を限流抵抗36を通して92
5ボルトの充電されるようにする。抵抗36は、ビデオ表
示装置の金属部材を磁化する可能性のある電磁界が発生
することを防ぐために、流通電流を制限する。キヤパシ
タ35は約２秒で完全に充電される。キヤパシタ35が充電
されることによつて、消磁回路30は可動状態にされ、SC
R37がトリガされると付勢される。
SCR37に対するトリガパルスは次のようにして発生され
る。＋18ボルトの電源電圧はキヤパシタ40を、抵抗41を
介して約９ボルトに充電する。この電圧は、抵抗44を通
してフリツプフロツプ43のSET入力42に印加され、この
フリツプフロツプ43のＱ出力45を、約＋18ボルトのレベ
ルを持つ論理１の状態に変える。この電圧は抵抗51を介
してトランジスタ50を導通させてキヤパシタ40を放電す
る。ツエナダイオード46とダイオード47は、或る電圧は
フリツプフロツプ43のSET入力42に印加されるようにし
て、このフリツプフロツプ43を論理１状態に維持する。
SET入力42に印加されたこの電圧は、ツエナダイオード4
6とダイオード47による電圧降下があるために、Ｑ出力4
5の＋18ボルトより約６ボルト低い値となる。RESET入力
52は出力45と同じ電圧を維持している。入力42における
この低い電圧は、給電が一時的に止まるとフリツプフロ
ツプ43が急速にリセツトして再給電されたときに消磁作
用が開始できるように、ヒステリシス特性を与えてい
る。このヒステリシス作用の動作は次の通りである。論
理１の状態を維持するためにはSET入力42とRESET入力52
は共に約９ボルトを必要とする。SET入力42は、ツエナ
ダイオード46とダイオード47の作用で入力52の電圧より
約６ボルト低く保たれているから、フリツプフロツプ43
への給電が止まるとSET入力42はその論理１状態を失な
うが、RESET入力52はなお論理１状態にある。それでフ
リツプフロツプ43はリセツトされる。
る。＋18ボルトの電源電圧はキヤパシタ40を、抵抗41を
介して約９ボルトに充電する。この電圧は、抵抗44を通
してフリツプフロツプ43のSET入力42に印加され、この
フリツプフロツプ43のＱ出力45を、約＋18ボルトのレベ
ルを持つ論理１の状態に変える。この電圧は抵抗51を介
してトランジスタ50を導通させてキヤパシタ40を放電す
る。ツエナダイオード46とダイオード47は、或る電圧は
フリツプフロツプ43のSET入力42に印加されるようにし
て、このフリツプフロツプ43を論理１状態に維持する。
SET入力42に印加されたこの電圧は、ツエナダイオード4
6とダイオード47による電圧降下があるために、Ｑ出力4
5の＋18ボルトより約６ボルト低い値となる。RESET入力
52は出力45と同じ電圧を維持している。入力42における
この低い電圧は、給電が一時的に止まるとフリツプフロ
ツプ43が急速にリセツトして再給電されたときに消磁作
用が開始できるように、ヒステリシス特性を与えてい
る。このヒステリシス作用の動作は次の通りである。論
理１の状態を維持するためにはSET入力42とRESET入力52
は共に約９ボルトを必要とする。SET入力42は、ツエナ
ダイオード46とダイオード47の作用で入力52の電圧より
約６ボルト低く保たれているから、フリツプフロツプ43
への給電が止まるとSET入力42はその論理１状態を失な
うが、RESET入力52はなお論理１状態にある。それでフ
リツプフロツプ43はリセツトされる。
Ｑ出力45における論理１は、ダイオード53を逆バイアス
される状態とし、フリツプフロツプ55のSET入力54に、
フリツプフロツプ55が論理１状態になるに足る電圧が印
加されるようにする。フリツプフロツプ55は、しかし、
CLOCK入力56に正方向パルスが入るまでは論理１状態に
転換しない。
される状態とし、フリツプフロツプ55のSET入力54に、
フリツプフロツプ55が論理１状態になるに足る電圧が印
加されるようにする。フリツプフロツプ55は、しかし、
CLOCK入力56に正方向パルスが入るまでは論理１状態に
転換しない。
CLOCK入力56の正方向パルスは次の様にして発生され
る。垂直偏向巻線15の帰路導体から、サンプリング抵抗
60とキヤパシタ61によつて、垂直偏向電流が取出され、
その電流は第２図Ａに示されている。この電流はキャパ
シタ62と抵抗63を介して演算増幅器すなわち比較器65の
反転入力64にAC結合で印加される。第２図Ｂに示された
サンプル垂直鋸歯状波信号は零を中心として正方向およ
び負方向に変化し、垂直走査期間の中心すなわち時点t2
より僅かに前の時点t1で零軸と交叉するようにされてい
る（第２図Ａ、Ｂ参照）。これで、垂直走査の中心の直
前に消磁作用が始まり、認め得る程の垂直偏向電流が生
成される前に終止することができる。反転入力64に結合
されたキヤパシタ66は、また、偏向ヨークを介して垂直
周波数電流の中に不要に導入されたかも知れない水平周
波数信号を、サンプル垂直鋸歯状波信号から濾波除去す
る作用をする。反転入力64と非反転入力67の両者は、そ
れぞれ抵抗70と71によつて、および抵抗72と73より成る
分圧器によつて電源電圧の２分の１すなわち９ボルトに
バイアスされている。キヤパシタ74は上記分圧器に対す
るバイパスを構成している。サンプルされたサンプル垂
直鋸歯状波信号はこのバイアス電圧を基準としてその上
下に変化する。比較器65の利得は非常に高いので、反転
入力64のサンプル垂直鋸歯状波信号の電圧が非反転入力
67の電圧よりも低くなると、出力75は実質的に零と＋18
ボルトの間で切換えられる。これはサンプル垂直鋸歯状
波信号が垂直走査の中央部付近で正から負に変るときす
なわち垂直電流零の交点で起こる。比較器65の出力75は
比較器77の非反転入力76に接続されている。サンプル垂
直鋸歯状波信号と零軸との交点で比較器65の出力75が高
くなると、第２図Ｃに示されるように、比較器77の出力
80も高くなる。比較器77は比較器65からの正方向パルス
の立上り時間を短縮する。
る。垂直偏向巻線15の帰路導体から、サンプリング抵抗
60とキヤパシタ61によつて、垂直偏向電流が取出され、
その電流は第２図Ａに示されている。この電流はキャパ
シタ62と抵抗63を介して演算増幅器すなわち比較器65の
反転入力64にAC結合で印加される。第２図Ｂに示された
サンプル垂直鋸歯状波信号は零を中心として正方向およ
び負方向に変化し、垂直走査期間の中心すなわち時点t2
より僅かに前の時点t1で零軸と交叉するようにされてい
る（第２図Ａ、Ｂ参照）。これで、垂直走査の中心の直
前に消磁作用が始まり、認め得る程の垂直偏向電流が生
成される前に終止することができる。反転入力64に結合
されたキヤパシタ66は、また、偏向ヨークを介して垂直
周波数電流の中に不要に導入されたかも知れない水平周
波数信号を、サンプル垂直鋸歯状波信号から濾波除去す
る作用をする。反転入力64と非反転入力67の両者は、そ
れぞれ抵抗70と71によつて、および抵抗72と73より成る
分圧器によつて電源電圧の２分の１すなわち９ボルトに
バイアスされている。キヤパシタ74は上記分圧器に対す
るバイパスを構成している。サンプルされたサンプル垂
直鋸歯状波信号はこのバイアス電圧を基準としてその上
下に変化する。比較器65の利得は非常に高いので、反転
入力64のサンプル垂直鋸歯状波信号の電圧が非反転入力
67の電圧よりも低くなると、出力75は実質的に零と＋18
ボルトの間で切換えられる。これはサンプル垂直鋸歯状
波信号が垂直走査の中央部付近で正から負に変るときす
なわち垂直電流零の交点で起こる。比較器65の出力75は
比較器77の非反転入力76に接続されている。サンプル垂
直鋸歯状波信号と零軸との交点で比較器65の出力75が高
くなると、第２図Ｃに示されるように、比較器77の出力
80も高くなる。比較器77は比較器65からの正方向パルス
の立上り時間を短縮する。
この正方向のパルスは、フリツプフロツプ55のCLOCK入
力56に印加され、そのＱ出力を論理１の状態に変化させ
る。これでダイオード82は逆バイアスされ、SET入力54
に或電圧が印加されて、給電が止まるまでフリツプフロ
ツプ55を論理１の状態に保つ。フリツプフロツプ55のNO
TQ出力83は論理０状態に転換し、トランジスタ84を順バ
イアスしてこれを飽和状態にし、抵抗85と86を介して電
流が流れるようにする。抵抗86上の電圧降下によりSCR3
7はトリガされて、消磁動作が開始される。フリツプフ
ロツプ55のＱ出力81上の約＋18ボルトである論理１状態
によつて、キヤパシタ87は抵抗90を介して充電される。
約12ミリ秒の後、フリツプフロツプ55はリセツトされ、
Ｑ出力81とNOTQ出力83が共に論理１状態を維持するよう
にする。NOTQ出力83が論理１状態に変わると、トランジ
スタ84は逆バイアス状態となり、以後SCR37はトリガさ
れなくなる。SCR37のトリガパルスは第２図Ｄに、また
拡大して第３図Ａに示されている。
力56に印加され、そのＱ出力を論理１の状態に変化させ
る。これでダイオード82は逆バイアスされ、SET入力54
に或電圧が印加されて、給電が止まるまでフリツプフロ
ツプ55を論理１の状態に保つ。フリツプフロツプ55のNO
TQ出力83は論理０状態に転換し、トランジスタ84を順バ
イアスしてこれを飽和状態にし、抵抗85と86を介して電
流が流れるようにする。抵抗86上の電圧降下によりSCR3
7はトリガされて、消磁動作が開始される。フリツプフ
ロツプ55のＱ出力81上の約＋18ボルトである論理１状態
によつて、キヤパシタ87は抵抗90を介して充電される。
約12ミリ秒の後、フリツプフロツプ55はリセツトされ、
Ｑ出力81とNOTQ出力83が共に論理１状態を維持するよう
にする。NOTQ出力83が論理１状態に変わると、トランジ
スタ84は逆バイアス状態となり、以後SCR37はトリガさ
れなくなる。SCR37のトリガパルスは第２図Ｄに、また
拡大して第３図Ａに示されている。
SCR37が導通状態にトリガされると、消磁用電圧源とし
て動作するキャパシタ35は、SCR37と陰極線管13上に配
設された消磁コイル91および端子Ｄ、Ｄ′を介して放電
する。キヤパシタ35が放電するにつれて、消磁コイル91
中を流れる電流はこのコイルが生成する磁界を増強させ
る。キヤパシタ35が完全に放電してしまっても、電流は
消磁コイル91中を流れ続けキヤパシタ35は逆に充電され
ることになる。コイル91によつて生成されるこの磁界
は、電流が零でキヤパシタ35の充電終了時まで、消磁コ
イル電流の低下に従つて減少する。キヤパシタ35は、次
いで、消磁コイル91とダイオード92を介しキヤパシタ35
へ戻る経路で放電し、そこでキヤパシタ35は再び充電さ
れた状態となる。続いてキヤパシタ35はSCR37と消磁コ
イル91を通じて放電して、次のサイクルを開始する。上
記のように、キャパシタ35と消磁コイル91は共振回路を
形成し、消磁電流はこの共振回路の損失率によって決定
される割合、すなわち共振回路のＱの値によって決定さ
れる割合で各サイクルごとに減衰させられて、いわゆる
交流減衰振動（リンギング）により零に向つて減少し
（第３図Ｂ参照）、陰極線管13とビデオ表示装置の金属
部材を脱磁する。この消磁動作は、垂直偏向電流がなお
実質的に零である間、約５ミリ秒間行なわれる。前述の
ように、SCRは約12ミリ秒間トリガされており、これは
消磁作用を完了するのに充分な長さである。第３図Ｂに
示すように、時点t5ではSCRは導通状態にある。これに
よつて、SCR37が遮断された後に残留消磁電流によつて
陰極線管が再磁化されることが防がれる。
て動作するキャパシタ35は、SCR37と陰極線管13上に配
設された消磁コイル91および端子Ｄ、Ｄ′を介して放電
する。キヤパシタ35が放電するにつれて、消磁コイル91
中を流れる電流はこのコイルが生成する磁界を増強させ
る。キヤパシタ35が完全に放電してしまっても、電流は
消磁コイル91中を流れ続けキヤパシタ35は逆に充電され
ることになる。コイル91によつて生成されるこの磁界
は、電流が零でキヤパシタ35の充電終了時まで、消磁コ
イル電流の低下に従つて減少する。キヤパシタ35は、次
いで、消磁コイル91とダイオード92を介しキヤパシタ35
へ戻る経路で放電し、そこでキヤパシタ35は再び充電さ
れた状態となる。続いてキヤパシタ35はSCR37と消磁コ
イル91を通じて放電して、次のサイクルを開始する。上
記のように、キャパシタ35と消磁コイル91は共振回路を
形成し、消磁電流はこの共振回路の損失率によって決定
される割合、すなわち共振回路のＱの値によって決定さ
れる割合で各サイクルごとに減衰させられて、いわゆる
交流減衰振動（リンギング）により零に向つて減少し
（第３図Ｂ参照）、陰極線管13とビデオ表示装置の金属
部材を脱磁する。この消磁動作は、垂直偏向電流がなお
実質的に零である間、約５ミリ秒間行なわれる。前述の
ように、SCRは約12ミリ秒間トリガされており、これは
消磁作用を完了するのに充分な長さである。第３図Ｂに
示すように、時点t5ではSCRは導通状態にある。これに
よつて、SCR37が遮断された後に残留消磁電流によつて
陰極線管が再磁化されることが防がれる。
以上述べたように、本発明によれば、垂直偏向電流が実
質的に零である間だけ動作する前述の消磁回路は、上述
の理由で、垂直偏向巻線による漂遊磁束の影響を受ける
ことが無い。この消磁回路は、フリツプフロツプ43をリ
セツトさせ得るようフリツプフロツプ43に対する電圧を
減少させることだけで、ビデオ表示装置が動作状態にあ
つても使用することができる。消磁動作は待ち時間を全
く必要とすることなく反復して行なわれるから、ビデオ
表示装置を再々動かしても全く問題は起らない。また、
スイッチ手段が減衰性共振交流電流の持続時間を越えて
充分な長さの期間導通状態に維持されるので、垂直偏向
コイルからの漂遊磁束が消磁用磁界に干渉して管の金属
部材に残留磁気を残し、再磁化することを防止すること
ができる。
質的に零である間だけ動作する前述の消磁回路は、上述
の理由で、垂直偏向巻線による漂遊磁束の影響を受ける
ことが無い。この消磁回路は、フリツプフロツプ43をリ
セツトさせ得るようフリツプフロツプ43に対する電圧を
減少させることだけで、ビデオ表示装置が動作状態にあ
つても使用することができる。消磁動作は待ち時間を全
く必要とすることなく反復して行なわれるから、ビデオ
表示装置を再々動かしても全く問題は起らない。また、
スイッチ手段が減衰性共振交流電流の持続時間を越えて
充分な長さの期間導通状態に維持されるので、垂直偏向
コイルからの漂遊磁束が消磁用磁界に干渉して管の金属
部材に残留磁気を残し、再磁化することを防止すること
ができる。
第１図はこの発明による一例消磁回路を組込んだビデオ
表示装置の要部を示す一部ブロツク回路図、第２図と第
３図は第１図の回路の動作説明のための波形図である。 13……陰極線管、14、16……フイールドおよび線周波数
偏向電流の供給手段を構成する垂直偏向回路および水平
偏向回路、15、17……偏向ヨークを構成する垂直および
水平偏向巻線、35、91……電圧源を構成するキヤパシタ
および消磁コイル、60、65、77……零フイールド偏向電
流を表わす出力信号生成手段を構成する抵抗、比較器お
よび比較器、37、92……スイツチ手段を構成するSCRお
よびダイオード。
表示装置の要部を示す一部ブロツク回路図、第２図と第
３図は第１図の回路の動作説明のための波形図である。 13……陰極線管、14、16……フイールドおよび線周波数
偏向電流の供給手段を構成する垂直偏向回路および水平
偏向回路、15、17……偏向ヨークを構成する垂直および
水平偏向巻線、35、91……電圧源を構成するキヤパシタ
および消磁コイル、60、65、77……零フイールド偏向電
流を表わす出力信号生成手段を構成する抵抗、比較器お
よび比較器、37、92……スイツチ手段を構成するSCRお
よびダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート アレン バーネス アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 ベイ ンブリツジ ピー・オー・ボツクス 306 (72)発明者 ブルース ジヨージ マークス アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 ラン カスタ キングズ・レーン 3061 (56)参考文献 特開 昭59−27690（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】フィールド偏向期間および線偏向期間中
に、陰極線管に設けられた偏向ヨークを通してフィール
ド偏向電流を供給するフィールド偏向出力増幅器と線偏
向電流を供給する線偏向出力増幅器とを有するビデオ表
示装置の陰極線管の消磁回路であって、 消磁用電圧源として動作するキャパシタと、 上記陰極線管の周りに設けられた消磁コイルと、 上記フィールド偏向出力増幅器の出力に結合されてい
て、上記フィールド偏向電流から取出してフィールド走
査期間の中央よりも前の時点で零軸と交叉するサンプル
垂直鋸歯状波信号を生成し、上記フィールド偏向電流が
実質的に零と看做すことができる期間中に消磁コイル中
を流通する減衰性共振交流電流が零に終了するように、
該サンプル垂直鋸歯状波信号から上記フィールド走査期
間の中央より前の時点で立上るスイッチトリガ信号を発
生する手段と、 上記スイッチトリガ信号によりトリガされて、上記フィ
ールド走査期間の中央よりも前の時点で導通開始し、上
記消磁用電圧源として動作するキャパシタを、共振回路
を形成するように上記消磁コイルに接続するスイッチ手
段と、を具備し、 上記スイッチ手段は、上記スイッチトリガ信号による上
記導通開始から上記消磁コイルと上記キャパシタとによ
って形成される共振回路のＱの値によって決定される上
記減衰性共振交流電流の持続時間を越えて、上記減衰性
共振交流電流の残留電流による再磁化を防止するのに充
分な長さを有する期間中導通状態に維持される、消磁回
路。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/553,007 US4535270A (en) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | Resonant degaussing without residual magnetism |
| US553007 | 1983-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60137194A JPS60137194A (ja) | 1985-07-20 |
| JPH0697791B2 true JPH0697791B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=24207736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59242183A Expired - Lifetime JPH0697791B2 (ja) | 1983-11-17 | 1984-11-15 | ビデオ表示装置の陰極線管の消磁回路 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4535270A (ja) |
| JP (1) | JPH0697791B2 (ja) |
| KR (1) | KR920006153B1 (ja) |
| BE (1) | BE901048A (ja) |
| CA (1) | CA1258291A (ja) |
| DE (1) | DE3441978A1 (ja) |
| FR (1) | FR2555385B1 (ja) |
| GB (1) | GB2150400B (ja) |
| HK (1) | HK24893A (ja) |
| IT (1) | IT1206344B (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4636911A (en) * | 1984-11-30 | 1987-01-13 | Rca Corporation | Resonant degaussing for a video display system |
| NL8500862A (nl) * | 1985-03-25 | 1986-10-16 | Philips Nv | Werkwijze voor het vervaardigen van een kleurenbeeldbuis en inrichting voor het uitvoeren van deze werkwijze. |
| US4742270A (en) * | 1985-09-30 | 1988-05-03 | Rca Corporation | Degaussing circuit with residual current cutoff |
| EP0373156B1 (en) * | 1985-10-11 | 1993-08-04 | RCA Thomson Licensing Corporation | Cathode ray tube degaussing circuitry |
| GB8525138D0 (en) * | 1985-10-11 | 1985-11-13 | Rca Corp | Resonance degaussing circuit |
| US4700114A (en) * | 1986-04-15 | 1987-10-13 | Rca Corporation | Vertical deflection circuit |
| GB2196817A (en) * | 1986-10-30 | 1988-05-05 | Ibm | Degaussing system offsets ambient magnetic fields |
| GB8705956D0 (en) * | 1987-03-13 | 1987-04-15 | Rca Corp | Charge pump |
| JP2965565B2 (ja) * | 1988-02-18 | 1999-10-18 | 株式会社東芝 | 映像管の消磁方法、その消磁装置、カラーテレビジョン受像機およびカラー受像管の試験方法 |
| US5901029A (en) * | 1988-03-28 | 1999-05-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of degaussing a color cathode ray tube |
| JP2612044B2 (ja) * | 1988-07-21 | 1997-05-21 | 株式会社日立製作所 | 電子ファイル装置 |
| US4950955A (en) * | 1988-09-06 | 1990-08-21 | Rca Licensing Corporation | Magnetic field compensator for a CRT |
| US4996461A (en) * | 1989-09-07 | 1991-02-26 | Hughes Aircraft Company | Closed loop bucking field system |
| US5168195A (en) * | 1991-08-09 | 1992-12-01 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Magnetic field compensation apparatus |
| US5499156A (en) * | 1994-11-18 | 1996-03-12 | Hughes Aircraft Company | Forced, resonant degaussing system and method |
| US5729092A (en) * | 1996-08-22 | 1998-03-17 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | CRT focus mask degaussing arrangement responsive to a breakdown event |
| US5929641A (en) * | 1996-08-22 | 1999-07-27 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Breakdown event detector |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1554575A (ja) * | 1966-02-25 | 1969-01-24 | ||
| US3733524A (en) * | 1972-03-01 | 1973-05-15 | Singer Co | Degaussing circuit |
| NL167289C (nl) * | 1973-09-13 | 1981-11-16 | Philips Nv | Kleurentelevisieweergeefinrichting voorzien van een kleurentelevisiebeeldbuis en een ontmagnetiserings- inrichting. |
| SE403686B (sv) * | 1977-01-14 | 1978-08-28 | Philips Svenska Ab | Avmagnetiseringsanordning |
| DE2835611A1 (de) * | 1978-08-14 | 1980-02-28 | Licentia Gmbh | Schaltung zur entmagnetisierung der bildroehre in einem farbfernsehempfaenger |
| DE3127299A1 (de) * | 1981-07-10 | 1983-02-03 | Blaupunkt-Werke Gmbh, 3200 Hildesheim | Farbfernsehmonitor |
| US4380716A (en) * | 1981-10-09 | 1983-04-19 | Hazeltine Corporation | External magnetic field compensator for a CRT |
| JPS5927690A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-14 | Denki Onkyo Co Ltd | 消磁方法 |
| US4441052A (en) * | 1982-11-26 | 1984-04-03 | Rca Corporation | Degaussing circuit for television receiver having switched mode power supply |
-
1983
- 1983-11-17 US US06/553,007 patent/US4535270A/en not_active Expired - Lifetime
-
1984
- 1984-10-29 IT IT8423357A patent/IT1206344B/it active
- 1984-11-08 CA CA000467397A patent/CA1258291A/en not_active Expired
- 1984-11-14 BE BE0/214002A patent/BE901048A/fr not_active IP Right Cessation
- 1984-11-15 JP JP59242183A patent/JPH0697791B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1984-11-15 KR KR1019840007156A patent/KR920006153B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-11-16 FR FR848417547A patent/FR2555385B1/fr not_active Expired
- 1984-11-16 DE DE19843441978 patent/DE3441978A1/de active Granted
- 1984-11-16 GB GB08429056A patent/GB2150400B/en not_active Expired
-
1993
- 1993-03-18 HK HK248/93A patent/HK24893A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4535270A (en) | 1985-08-13 |
| GB2150400B (en) | 1987-10-14 |
| FR2555385A1 (fr) | 1985-05-24 |
| JPS60137194A (ja) | 1985-07-20 |
| GB2150400A (en) | 1985-06-26 |
| HK24893A (en) | 1993-03-26 |
| DE3441978C2 (ja) | 1987-07-30 |
| KR920006153B1 (ko) | 1992-07-31 |
| CA1258291A (en) | 1989-08-08 |
| GB8429056D0 (en) | 1984-12-27 |
| KR850004010A (ko) | 1985-06-29 |
| BE901048A (fr) | 1985-03-01 |
| DE3441978A1 (de) | 1985-06-05 |
| IT8423357A0 (it) | 1984-10-29 |
| FR2555385B1 (fr) | 1989-10-13 |
| IT1206344B (it) | 1989-04-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |