JPS60159882A - 透過形画像表示装置の背面照明用光源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマトリックスパネルを用いた透過形画像表示装
置の背面照明用光源装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年画像表示装置として陰極線管（ＣＲＴ）に替シ平板
ディスプレイパネルとして液晶を備えた受光形のパネル
が用いられておシ、例えばテレビ受像機の画面表示とし
て重要視されてきている。

第１図はテレビ受像機の画面表示用として用いられる従
来の透過形画像表示装置の背面照明用光源装置のプ・・
り図であ尿。第１図において、１は受信アンテナ、２は
チューナー、３は映像中間周波（ＶＩＰ）回路、音声中
間周波（ｓＩＦ）回路、自動利得制御（ＡＧＣ）回路等
を有する回路部、４は音声出力回路、６はスピーカ、６
はクロマ処理回路、７は制御部、８は液晶等の受光形デ
ィスプレイ素子を用いたマトリックスパネル（以下液晶
パネルと言う）、９はＸドライバー、１゜はＹドライバ
ー、１１はＤ　Ｃ／Ｄ　Ｃコンバータ、１２は背面照明
用光源装置で、光源用の自励発振形ＤＡコンバータ１３
ａと螢光灯１３ｂとから成ってい・る。以上の構成によ
シ、液晶パネル８は背面照明用光源である螢光灯１３ｂ
により透過照明を受けその表面輝度を得ている。

第２図は背面照明用光源装置１２の回路図で、以下第２
図を用いてさらに詳しく説明する。第２図において、ま
ず端子１２ａに直流電源電圧が印加されるとバイアス印
加用抵抗１４、充放電用コンデンサ１５、抵抗１６、Ｎ
ＰＮ）ランジスタ１ス発振トランス１８等の素子よシな
る自励発振形ＤＡコンバータとして動作を開始し、発振
トランス１８の二次巻線に高周波電圧が誘起されコンデ
ンサ１９を介して螢光灯１３ｂが点灯する。この自励発
振形ＤＡコンバータ１３ａの発振周波数は゛発振トラン
ス１８の一次巻線比及びバイアス印加用抵抗１４、充放
電コンデンサ１６の時定数により決まるもので通常２０
〜５ＱＫ）ｌｚ範囲で発振している。

しかしながら、上記の構成では発振器が自励形であり、
その発振周波数は不安定であり電源電圧の変動により大
巾に変化する。またこの発振トランスから洩れる漏洩磁
束により液晶パネル８の表示画像が雑音妨害を受け、表
示画像にインパルスノイズを発生させるという問題点を
有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消し、画像を表示する液
晶パネルに雑音を発生させない透過影画像表示装置の背
面照明用光源装置を提供することを目的とする。

発明の構成 本発明は、液晶等の受光形ディスプレイ素子を用いたマ
トリックスパネルを有する透過影画像表示装置と、前記
マトリックスパネルの背面照明用光源と、複合映像信号
の水平同期パルスをトリガーとしかつ前記背面照明用光
源を高周波点灯させる他励式ＤＡコンバータとを備えた
構成となっており、これにより液晶パネルに雑音を発生
させずに液晶パネルの高周波点灯を可能とする。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。第３図は本発明の一実施例における透過影画像表
示装置の背面照明用光源装置のブロック図である。第３
図において第１図と同一部材には同一番号を付し説明を
省略する。

第３図において１３ａは他励式ＤＡコンパー久２０は制
御部で他励式ＤＡコンバータ１３ｃに制御部２０の内部
に組み込まれた同期分離回路によシ抜き取られた水平同
期パルスを印加する。第４図は背面照明用光源装置１２
′の回路１図、第５図は本装置のパルス信号タイミング
図である。

以下第３図〜第６図においてその動作について説明する
。まず他励式ＤＡコンバータ１３ａの水平同期用端子１
２ｂに第６図（ａ）に示す水平同期ノ（ルスＨＤが印加
されると抵抗２５及びコンデンサー２６とから成るロー
パスフィルター２６ａ（以下り、ＰＦ２５ａと略す。）
を通過し第６図Φ）に示す水平同期パルスＨＤ’となる
。このＬＰＦ２５ａは水平同期パルスｉ（Ｄに混入する
高周波ノイズを減衰させ本装置の後段へのノイズを阻止
する回路である。ＬＰＦ２５ａを通過した水平同期パル
スＨＤ’はモノマルチバイプレークー２４のＨ能動端子
Ａに印加する一方、端子Ｂも抵抗２１を通じて電源電圧
まで常時プルアップされているのでモノマルチバイブレ
ータ−２４は能動状態となりその出力端子Ｑからは水平
同期パルスＨＤ’の前縁と一致しコンデンサー２２と抵
抗２３の時定数に応じｆｌ　パルス巾を持つ第６図（０
）に示すパルスＱ１が出力される。このモノマルチバイ
プレークー２４は水平同期パルスＨＤ’のデユーチー比
を広げる機能を持たせており本実施例ではそのデユーチ
ー比が４＝６になる様にコンデンサー２２と抵抗２３の
時定数を設定しである。

出力端子Ｑより出力されたパルスＱ１　は論理積回路２
８に印加される。一方、論理積回路２８の低入力端子は
抵抗２９ａ、２９ｂと開閉器３０を介して電源電圧に接
続され、開閉器３ｏを閉じた時のみ出力端子Ｑから出力
されるパルスＱ、はパルスＱ１　と同一タイミングで同
一パルス巾を持つパルスＴ１　として論理積回路２８の
出力端子から出力される。従って開閉器３ｏは本装置の
光源スイッチとして利用出来るものである。またコンデ
ンサー２７は開閉器３ｏの開閉時に発生するキャタリン
グ防止用として挿入しである。パルスＴ１　はＮＰＮト
７ンジスタ３１のベースに印加さ扛このパルスＴ１　に
よりＮＰＮ）ランジスタ３１をスイッチングすることに
よシ発振トランス３２の−次発振トランス３２の二次コ
イルにはパルスＴ１　と同一周期の高周波電圧Ｔ２が誘
起さ、れコンデンサー３３を通じて螢光灯１３ｂに印加
され螢光灯１３ｂは点灯を開始するものである。従って
本装置の発振周波数は水平同期パルスＨＤにより制御さ
れておシ水平同期用端子１２ｂに印加され開閉器３０を
閉じた時だけ水平同期パルスｉ（Ｄと同一周期の高周波
電圧Ｔ２によシ螢光灯１３ｂは高周波点灯するものであ
る。

以上のように本実施例によれば、従来の時定数と発振ト
ランスを用いた自励発振式背面照明用光源装置と比較し
て、その発振周波数が水平同期パルスＨＤに同期してい
るだめ画面を表示する液晶パネル８上へのインパルスノ
イズが阻止出来るものであシ、また、もし画面上にノイ
ズが発生した場合は第４図に示すコンデンサー２２と抵
抗２３とからなる時定数を変えることにより、そのノイ
ズは画面の有効走査期間外（水平帰線期間内）へ移動す
ることが出来る。また映像受信回路よシの複合映像信号
が速断えた場合は水平同期パルスＨＤが存在しなくなシ
本装置の他励発振器は発振を停止するため自動的に螢光
灯１３ｂは不点灯となる。

このため液晶パネル８は背面照明を受けなくなり、液晶
パネル上の均−高周波ノイズのミューティング機能をも
発揮できるというすぐれた効果が得られるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、他励式ＤＡコンバータの
発振周波数が複合映像信号の水平同期パルスに同期して
いるため、画面を表示する液晶パネル上へのインパルス
ノイズが阻止できるものであり、またノイズが発生した
場合は容易にそのノイズを画面の有効走査期間外（水平
帰線期間内）へ移動することができる。さらに複合映像
信号が速断えた場合は水平同期パルスが存在しなくなり
、液晶パネル上の均一高周波ノイズのミューティング機
能を発揮することができ、その効果は大である。

装置のブロック図、第２図は同要部回路図、第３図は本
発明の一実施例における透過影画像表示装置の背面照明
用光源装置のブロック図、第４図は同要部回路図、第５
図は同パルス信号タイミング図である。

８・・・・・・液晶パネル、１２′・・・・・・背面照
明用光源装置、１３ｂ・・・・・・螢光灯、１３Ｃ・・
・・・・他励式ＤＡコンバータ、２ｏ・・・・・・制御
部。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図 ／３Ｑ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液晶等の受光形ディスプレイ素子を用いたマトリックス
   パネルを有する透過形画像表示装置と、前記マトリック
   スパネルの背面照明用光源と、複合映像信号の水平同期
   パルスをトリガーとしかつ前記背面照明用光源を高周波
   点灯させる他励式ＤＡコンバータとを備えた透過形画像
   表示装置の背面照明用光源装置。