JPH056249A - 帳票出力制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】端末装置１からセンタ装置４に入力された予約
情報を帳票管理テーブル７に格納するとともに格納場所
および予約時刻を予約プログラム４２に格納し、予約時
刻になると帳票作成プログラム４１が帳票管理テーブル
７を参照して帳票をセンタプリンタ５に出力するかまた
は帳票ファイル６に格納し、端末装置１は帳票ファイル
６を検索してその内容を端末プリンタ２に出力する。 【効果】オペレータの希望するプリンタへ自動的に出力
できるので作業時間が低減する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は帳票出力制御装置に関
し、特にセンタ装置接続のプリンタ（以下センタプリン
タという）または端末装置接続のプリンタ（以下端末プ
リンタという）へ帳票を自動的に出力するための帳票出
力制御装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、端末プリンタへ帳票を出力しよう
とすると、帳票作成からプリンタ出力処理までの間は端
末装置が帳票出力処理に占有されていた。これを回避す
るために従来はセンタプリンタへの自動出力方式を採用
していた。すなわち、予約情報が端末装置から入力され
ると、センタ装置で集計・編集・出力の処理が行なわれ
センタプリンタのみに帳票が出力されるようになってい
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動出
力方式は端末プリンタへの出力は考慮されておらず、出
力の時期も不定期であったので、オペレータは帳票の出
力時間を意識していなければならないばかりか、端末装
置とセンタプリンタとの間を往復しなければならず、余
分な作業に時間をとられ端末装置本来の機能が発揮され
ないという欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の帳票出力制御装
置は、端末プリンタ出力指定の帳票の出力を端末装置で
制御する手段と、端末装置使用中での帳票を出力する手
段と、帳票を管理テーブルで管理する手段とを有する。

【０００５】すなわち本発明の帳票出力制御装置は、端
末装置からセンタ装置に入力された予約情報に基ずきセ
ンタプリンタまたは端末プリンタに帳票を出力するもの
であって、帳票を出力すべきプリンタに関する情報を含
む予約情報を収納する帳票管理テーブルと、この帳票管
理テーブルを参照して帳票をセンタプリンタに出力する
か帳票ファイルに格納するかを判定する手段と、帳票フ
ァイルを検索してその内容を端末プリンタに出力する手
段とを有している。

【０００６】

【実施例】次に本発明をその実施例について図面を用い
て説明する。

【０００７】図１を参照すると本発明の一実施例は、端
末装置１と、端末プリンタ２と、帳票自動出力制御プロ
グラム３と、センタ装置４と、センタプリンタ５と、帳
票ファイル６と、帳票管理テーブル７とを有しており、
センタ装置４は帳票作成プログラム４１、予約プログラ
ム４２、検索プログラム４３、編集プログラム４４およ
び出力プログラム４５を含んでいる。

【０００８】端末装置１から予約時刻、検索条件および
出力先プリンタが予約情報として入力されセンタ装置４
へ渡される。センタ装置４の帳票作成プログラム４１は
この予約情報を帳票管理テーブル７に格納するとともに
予約時刻と帳票管理テーブル７の格納場所とを予約プロ
グラム４２へ渡した後、端末装置１へ予約設定の完了を
通知する。

【０００９】予約時刻になると予約プログラム４２から
の帳票管理テーブル７の格納場所を起動情報として、帳
票作成プログラム４１が起動される。帳票作成プログラ
ム４１では起動情報に含まれる帳票管理テーブルの格納
場所から予約情報を読み込み、検索条件をもとに検索プ
ログラム４３によりデータの検索を行い、編集プログラ
ム４４により出力形式の編集を行い、結果を出力プログ
ラム４５へ渡す。出力プログラム４５では予約情報の出
力先プリンタの内容を判定し、センタプリンタ５が指定
されていればセンタプリンタ５への出力を行い、端末プ
リンタ２が指定されていれば帳票ファイル６を作成して
そのファイル６に結果を格納する。

【００１０】端末装置１からは、端末装置１の起動中に
一定時間の間隔をもってセンタ装置４へ自端末プリンタ
２へ出力予約された帳票ファイル６が作成済みかどうか
の問い合わせを行う。センタ装置４では問い合わせを受
けると、帳票作成プログラム４１が帳票管理テーブル７
から検索を行い、作成済み帳票ファイル６の有無を端末
装置１に返信する。端末装置１では「作成済み帳票ファ
イル６有り」を返信を受けた時には端末プリンタ２が出
力出来る状態かどうかを確かめた後、帳票ファイル６の
内容をセンタ装置４から受け取り、端末プリンタ２へ出
力する。そして、出力終了時に出力完了をセンタ装置４
へ通知する。一方この時、端末装置１が使用中であった
ならばオペレータに出力の可否を問い合わせ、出力可の
承認が得られた場合は端末プリンタ２への出力を行い、
得られなければ端末装置１の使用終了を待ち合わせてか
ら出力を開始する。

【００１１】図２を参照すると、帳票管理テーブル７は
作成状況８、予約時刻９、検索条件１０および出力先プ
リンタ１１で構成されている。予約情報の格納時に帳票
作成プログラム４１により作成状況８の内容を検索し、
「無効」となっている場所に予約情報を格納して作成状
況８を「有効」にする。予約時刻の起動時に帳票作成プ
ログラム４１により作成状況８を「作成中」にする。出
力先プリンタ１１が端末プリンタ２指定の時に帳票ファ
イル６に結果が格納されると、出力プログラム４５によ
り作成状況８を「作成済み」にし、端末装置１から出力
完了の通知を受けると帳票作成プログラム４１により作
成状況８を「無効」にする。

【００１２】

【発明の効果】以上説明したように本発明は出力先プリ
ンタの選択、端末装置による制御、および帳票管理テー
ブルによる管理を行うことにより、以下のような効果が
ある。 （１）オペレータの希望するプリンタ（場所）へ出力す
ることができるので、余分な作業時間の低減が図られ
る。 （２）帳票出力の制御を端末装置から自動的に行うので
出力時期をオペレータは意識せずに作業を行うことがで
きる。 （３）センタ装置側で帳票管理テーブルを用いて帳票の
管理を行うので端末装置の台数に依存せずに一元的に帳
票を管理することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

【図２】図１の実施例における帳票管理テーブルの構成
を示す図である。

【符号の説明】

１ 端末装置 ２ 端末プリンタ ３ 帳票自動出力制御プログラム ４ センタ装置 ５ センタプリンタ ６ 帳票ファイル ７ 帳票管理テーブル ４１ 帳票作成プログラム ４２ 予約プログラム ４３ 検索プログラム ４４ 編集プログラム ４５ 出力プログラム ８ 作成状況 ９ 予約時刻 １０ 検索条件 １１ 出力先プリンタ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 端末装置からセンタ装置に入力された予
   約情報に基づき前記センタ装置に接続された第１のプリ
   ンタまたは前記端末装置に接続された第２のプリンタに
   帳票を出力する帳票出力制御装置において、帳票を出力
   すべきプリンタに関する情報を含む前記予約情報を格納
   する帳票管理テーブルと、前記予約情報の前記帳票管理
   テーブル上の格納場所と予約時刻とを格納する第１の格
   納手段と、前記第１の格納手段からの情報にもとづき前
   記帳票管理テーブルを参照して帳票を前記第１のプリン
   タに出力するか第２の格納手段に格納するかを判定する
   手段と、前記第２の格納手段を検索してその内容を前記
   第２のプリンタに出力する手段とを有することを特徴と
   する帳票出力制御装置。