JPH0562450U - カバーロック装置 - Google Patents

カバーロック装置

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JPH0562450U
JPH0562450U JP282092U JP282092U JPH0562450U JP H0562450 U JPH0562450 U JP H0562450U JP 282092 U JP282092 U JP 282092U JP 282092 U JP282092 U JP 282092U JP H0562450 U JPH0562450 U JP H0562450U
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JP
Japan
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cover
case
engaging piece
tip
locking
Prior art date
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JP282092U
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JP2574746Y2 (ja
Inventor
晶夫 中川
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースに開閉自在に枢着したカバーのロック
を確実にし、ケース又はカバーの寸法誤差やがたつきに
対応できるようにする。 【構成】 カバー13の枢着軸16とカバーの先端部1
3aとの略中間位置の側部に弾性材にて係合片18を設
ける。この係合片18に対峙してケース12に係止部2
0を設ける。カバー13を閉鎖したときに、係合片18
とケース12の係止部20とが係合してカバーロックす
るように形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケースに開閉自在に枢着したカバーの閉鎖時に於けるカバーロッ ク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカバーロック装置について、図10乃至図12に従って説明する。図1 0はリモートコントローラ1を示し、ケース2に開閉自在なカバー3を枢着して ある。通常はカバー3を閉鎖した状態にしておき、ケース2の表面に設けられた スイッチ4,4…のみを使用する。そして、必要に応じてカバー3を開放し、カ バー3内のスイッチ(図示せず)を使用する。
【0003】 図11はカバー3の先端部を示し、カバー3の内側に凸部5を設けてある。一 方、ケース2には凹部6が設けられており、前記カバー3の凸部5とケース2の 凹部6が係合して、カバー3がロックされている。 カバー3は弾性材にて形成してあるので、カバー3の先端部を引き上げれば、 図11の二点鎖線で示すように、カバー3の先端部が外方向へ撓み、カバー3の 凸部5とケース2の凹部6との係合が外れ、図12に示すようにカバー3のロッ クが解除される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来のカバーロック装置は、ケース2又はカバー3の寸法誤差が大に なったとき、或いはカバー3の枢着部にがたが生じたときには、カバー3の凸部 5とケース2の凹部6との係合が緩くなったり、逆に係合がきつくなったりする ことがある。然るときは、カバー3を閉鎖したときにカバー3がロックできずに がたついたり、或いはカバー3の凸部5が固くなってケース1の凹部6へ係合で きない状態が発生する。
【0005】 そこで、ケース又はカバーの寸法誤差が大となり、双方にがたつきが生じた場 合であっても、確実にカバーを閉鎖状態にロックするとともに、カバーの開放時 にも容易にロックが解除できるようにするために解決すべき技術的課題が生じて くるのであり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、ケースに枢着し た開閉自在なカバーであって、該カバーの枢着軸とカバーの先端部との側部に弾 性材にて形成した係合片を設け、この係合片に対峙してケースに係止部を設け、 該カバーを閉鎖したときに前記係合片とケースの係止部が係合するように形成し たことを特徴とするカバーロック装置を提供するものである。
【0007】
【作用】
カバーの側部に設けた係合片は弾性材にて形成されており、ケースの係止部に 対して係合離脱自在である。ケース又はカバーの寸法誤差が大であるときや、カ バーの枢着部にがたがあるときは、カバーの先端部とケースとの間隙が変化する が、前記係合片及び係止部はカバーの側部に設けられているので、カバーの開閉 方向に位置ずれが生じても、カバーの係合片とケースの係止部との係合が多少ず れることはあっても、双方の係合が外れることはない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図9に従って詳述する。尚、説明の都合上 、従来公知の技術事項も同時に説明する。図1はリモートコントローラ11を示 したものであり、ケース12にカバー13を開閉自在に枢着してある。通常はカ バー13を閉鎖した状態にしておき、ケース12の表面に設けられたスイッチ1 4,14…のみを使用し、表示部15,15に作動状態を表示する。
【0009】 図2はカバー13の正面図であり、同図中左端部に枢着軸16,16を突設し 、図1に示すようにケース12の孔17,17へ枢着軸16,16を挿入してカ バー13を枢着し、カバー13の先端部13aを同図にて手前に引けば、該カバ ー13は枢着軸16,16を中心に回動し、二点鎖線に示すようにカバー13が 開放される。
【0010】 図3は図2のA−A線矢視図であり、カバー13の先端部13aと枢着軸16 との略中間位置に係合片18を設けてある。該係合片18は弾性材にて形成され 、図3に於いて下部から側方に亘ってスリット19を設けるとともに、係合片1 8の先端に凸部18aを突設する。又、該係合片18は前記カバー13と一体成 形にて形成できる。
【0011】 図4は図1のK部の拡大図であり、図5は図4のB−B線断面図である。カバ ー13の係合片18に対峙してケース12に係止部20を設けてある。図示した 状態は、カバー13がケース12の操作パネル21を閉鎖しており、カバー13 の係合片18の凸部18aとケース12の係止部20とが係合して、カバー13 がロックされた状態である。
【0012】 図6及び図7は、図1に示したカバーの先端部13aを手前に引き始めた状態 を示し、カバー13の係合片18が内側へ湾曲し、凸部18aがケース12の係 止部20に乗り上げてカバー13がやや開放し始めている。 図8及び図9は、図1に示したカバーの先端部13aを更に手前に引いた状態 を示し、係合片18の凸部18aはケース12の係止部20の上方へ移動し、係 合片18の湾曲もなくなって元の形状に復帰し、カバー13の係合片18の凸部 18aとケース12の係止部20との係合が外れ、カバー13のロックが解除さ れた状態である。
【0013】 而して、図1に示したカバー13は枢着軸16,16を中心に回動し、同図中 二点鎖線で示すように開放され、図9に示した操作パネル21が露出し、内部に 設けられたスイッチ22,22…を操作することができる。 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことがで き、そして、この考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0014】
【考案の効果】
この考案は上記一実施例に詳述したように、ケースに枢着したカバーの枢着軸 とカバーの先端部との側部に係合片を設け、ケースの係止部に対して係合又は離 脱するようにしているため、ケース又はカバーに寸法誤差やがたが生じてカバー が開閉方向へ位置ずれしても、前記カバーの係合片とケースの係止部との係合が 外れることはない。従って、カバーを閉鎖したときに確実にカバーロックするこ とができる。
【0015】 斯くして、製造工程での製品のばらつきによるカバーの開閉操作の不具合が解 消され、製品歩留りが向上するとともに操作性が良好になる等、諸種の実用的価 値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のリモートコントローラの正
面図。
【図2】カバーの正面図。
【図3】図2のA−A線矢視図。
【図4】カバーの係合片とケースの係止部との係合状態
を示す図1のK部の要部拡大正面図。
【図5】図4のB−B線断面図。
【図6】カバーの係合片とケースの係止部との係合状態
を示す図1のK部の要部拡大正面図。
【図7】図6のC−C線断面図。
【図8】カバーの係合片とケースの係止部との係合状態
を示す図1のK部の要部拡大正面図。
【図9】図8のD−D線断面図。
【図10】従来型のリモートコントローラの正面図。
【図11】従来型のカバーの先端部がロック状態のとき
の要部断面図。
【図12】従来型のカバーの先端部がロック解除された
ときの要部断面図。
【符号の説明】
12 ケース 13 カバー 13a 先端部 16 枢着軸 18 係合片 18a 凸部 20 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに枢着した開閉自在なカバーであ
    って、該カバーの枢着軸とカバーの先端部との側部に弾
    性材にて形成した係合片を設け、この係合片に対峙して
    ケースに係止部を設け、該カバーを閉鎖したときに前記
    係合片とケースの係止部が係合するように形成したこと
    を特徴とするカバーロック装置。
JP1992002820U 1992-01-29 1992-01-29 リモートコントローラのカバーロック装置 Expired - Lifetime JP2574746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992002820U JP2574746Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 リモートコントローラのカバーロック装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992002820U JP2574746Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 リモートコントローラのカバーロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0562450U true JPH0562450U (ja) 1993-08-20
JP2574746Y2 JP2574746Y2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=11540055

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JP1992002820U Expired - Lifetime JP2574746Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 リモートコントローラのカバーロック装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015226474A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 小橋工業株式会社 作業機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145010U (ja) * 1984-08-30 1986-03-25 吉田工業株式会社 コンパクト容器
JPS6269446U (ja) * 1985-10-18 1987-05-01

Patent Citations (2)

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