JPH0562225A - トラツキング用回動ミラー装置 - Google Patents

トラツキング用回動ミラー装置

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JPH0562225A
JPH0562225A JP24415591A JP24415591A JPH0562225A JP H0562225 A JPH0562225 A JP H0562225A JP 24415591 A JP24415591 A JP 24415591A JP 24415591 A JP24415591 A JP 24415591A JP H0562225 A JPH0562225 A JP H0562225A
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JP
Japan
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reflection mirror
piezoelectric element
tracking
mirror
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP24415591A
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English (en)
Inventor
Masahiko Chatani
雅彦 茶谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH0562225A publication Critical patent/JPH0562225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動力発生手段を外乱の影響がない圧電素子
で構成し、また、反射ミラ−の回動には構造的にシンプ
ルな合成樹脂モ−ルドヒンジあるいは板バネを採用し、
構造の簡素化を図ったトラッキング用回動ミラ−装置を
提供する。 【構成】 光源からのビ−ムを対物レンズに向けて屈折
させ、ディスク状の光学的記録媒体の記録面に対して上
記対物レンズで集光した光ビ−ムスポットを、上記記録
媒体の半径方向に移動させるトラッキング用回動ミラ−
装置において、基台(1)に対して装備した駆動力発生
用の圧電素子(3)を、反射ミラ−(2)あるいはこれ
を保持する反射ミラ−保持部材に連結し、上記反射ミラ
−(2)あるいは上記反射ミラ−保持部材を合成樹脂モ
−ルドヒンジ(4)あるいは板バネ(5)を介して基台
に保持したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的記録媒体に対し
てレ−ザビ−ムを照射して、光学的に情報の記録、消去
を行う光学的あるいは光磁気的記録再生装置などにおい
て、上記レ−ザ−ビ−ムのスポットを上記記録媒体の記
録面上において、トラックに追従させるためのトラッキ
ング用回動ミラ−装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラッキング用回動ミラ−装置に
は、図5および図6に示すような構成のものが知られて
いる。図5に示す従来例は、反射ミラ−51の裏面に、
ボビン52を介してゴムなどの弾性部材53を設け、こ
の弾性部材53の背面に設けた軸部53Aをカラ−54
を介して基台55に支持するとともに、上記ボビン52
にコイル56を捲回し、基台55に設けた磁石57から
上記コイル56に向けてフィン状の磁性体58を延出し
た構成になっている。そして、上記コイル56に対する
電流制御で、電磁力を調節し、上記反射ミラ−51を、
弾性部材53の下部で支える支点部材59を中心に、傾
動し、反射ミラ−の回動角を可変するようになってい
る。
【0003】また、図6に示す従来例は、反射ミラ−6
1を、磁性体の反射ミラ−保持板62に取付け、上記反
射ミラ−保持板62を枢支ピン63で基台(図示せず)
に枢支したもので、上記反射ミラ−保持板62の背面に
位置して上記基台に設けた磁性体ヨ−ク64、磁石64
A、コイル65で構成する駆動力発生手段により上記枢
支ピン63を中心に上記反射ミラ−61を回動する構成
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の回
動ミラ−装置では、いずれも、駆動力発生手段に、磁気
回路を用いたボイスコイルモ−タ−などが採用されてい
るために、回動系の支持剛性が十分でなく、外乱を受け
易い。そこで、例えば、図6に示すように、光源66と
受光素子67との間にスリット68Aが対応するよう
に、スリット板68を配設し、これを反射ミラ−61に
連結して、移動量を検出し、補償するようにしている。
このため、装置が複雑になる。特に、前者の場合には、
ゴムのヒステリシスにより、反射ミラ−51の回動角と
電流値との間には非線形特性が現われる欠点、ゴムのた
わみによる機械的特性のばら付き、成形上の制約に基く
小型化への障害などがある。また、後者では、微小角を
回動動作する構成であるから、枢支ピン63の部分にス
ティックスリップを生じ、非線形性が激しく、制御が難
しい。また、精度を上げるには、相当熟練した部品加工
が必要になる。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基いてなされたも
ので、駆動力発生手段を外乱の影響がない圧電素子で構
成し、また、反射ミラ−の回動には構造的にシンプルな
合成樹脂モ−ルドヒンジあるいは板バネを採用し、構造
の簡素化を図ったトラッキング用回動ミラ−装置を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
光源からのビ−ムを対物レンズに向けて屈折させ、ディ
スク状の光学的記録媒体の記録面に対して上記対物レン
ズで集光した光ビ−ムスポットを、上記記録媒体の半径
方向に移動させるトラッキング用回動ミラ−装置におい
て、基台に対して装備した駆動力発生用の圧電素子を、
反射ミラ−あるいはこれを保持する反射ミラ−保持部材
に連結し、上記反射ミラ−あるいは上記反射ミラ−保持
部材を合成樹脂モ−ルドヒンジあるいは板バネを介して
基台に保持している。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照して具体的に説明する。ここでは、上部ステ−ジ1
Aおよび下部ステ−ジ1Bを備えた階段状の基台1に対
して、上記下部ステ−ジ1Bに載せられた状態で、駆動
力発生用の圧電素子2が装備してある。また、反射ミラ
−3は、前後2つのヒンジ部4Aおよび4Bを有する板
状の合成樹脂モ−ルドヒンジ4に対して、その胴部4C
に重ねられた状態で、取付けられている。上記ヒンジ部
4Aの端は、上記上部ステ−ジ1Aに装着され、また、
上記ヒンジ部4Bの端は、弾性部材として機能するよう
に、上記圧電素子2の頂部に装着されている。
【0008】このような構成では、圧電素子2が電気的
に付勢されているか否かに拘らず、反射ミラ−1が上記
圧電素子2で機械構造的に常時保持されるので、外乱を
受けにくく、自励振動の発生を抑制できる。このため、
従来の磁気回路を有するボイスコイルモ−タ−などのよ
うに、位置センサを併設して、自己保持制御を行う必要
がない。しかも、合成樹脂モ−ルドヒンジ4は、そのヒ
ンジ部4Aの可撓性を利用して、上記反射ミラ−1を回
動自在に保持するので、圧電素子2を付勢する時、高精
度で、ガタ付きのない傾動ができ、しかも、機械構造的
もシンプルにすることができる。
【0009】なお、実際の仕様を示せば、例えば、上記
圧電素子2に積層型圧電素子を使用したとして、長さ3
mm、幅2mm、高さ9mm程度のもので、6μm/1
00Vの変形量が確保でき、ヒンジスパン(上記実施例
では、ヒンジ部4A〜4B間の距離)が6mmで、約7
分の偏光が可能である。
【0010】なお、上記実施例では、圧電素子2を反射
ミラ−3に弾性結合するのに、合成樹脂モ−ルドヒンジ
4の一部、すなわち、ヒンジ部4Bおよびその端部を採
用したが、別の弾性部材を介して結合する構造としても
よいことは勿論である。また、上記実施例では、反射ミ
ラ−3を直接、合成樹脂モ−ルドヒンジ4に取付けた
が、上記反射ミラ−3を適当な反射ミラ−保持部材(図
示せず)に装着し、この反射ミラ−保持部材を上記合成
樹脂モ−ルドヒンジ4に装着しても良い。
【0011】また、図3および図4に示す実施例のよう
に、上記合成樹脂モ−ルドヒンジ4に代えて、板バネ5
を用い、上記板バネ5を介して、反射ミラ−3を上記基
台1に装着・支持するようにしてもよい。上記板バネ5
の材料には、ステンレス鋼、燐青銅、ベリリウム銅、あ
るいは合成樹脂などが採用できる。また、上記板バネの
架橋部(捩り部)の形状は、図のような平板形状に限ら
れるものではなく、例えば、折り曲げや中抜き、打出し
などの板金プレス加工によって断面2次モ−メントの変
更を行ってもよい。なお、この実施例では、反射ミラ−
3を保持する反射ミラ−保持部材に、上記ヒンジ4Bと
同じ機能を持った弾性結合部4B’を備えた合成樹脂モ
−ルド部材4’を採用している。
【0012】また、上記実施例では、圧電素子に、積層
型圧電素子を示しているが、バイモルフ型を採用しても
良い。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように構成され
るので、基台に対して装備した駆動力発生用の圧電素子
を、反射ミラ−あるいはこれを保持する反射ミラ−保持
部材に連結し、上記反射ミラ−あるいは上記反射ミラ−
保持部材を合成樹脂モ−ルドヒンジあるいは板バネを介
して基台に保持したので、圧電素子が電気的に付勢され
ているか否かに拘らず、反射ミラ−が上記圧電素子で機
械構造的に常時保持されるので、外乱を受けにくく、自
励振動の発生を抑制できる。このため、従来の磁気回路
を有するボイスコイルモ−タ−などのように、位置セン
サを併設して、自己保持制御を行う必要がない。しか
も、合成樹脂モ−ルドヒンジのヒンジ部4Aの可撓性を
利用して、あるいは、板バネを利用して、上記反射ミラ
−を回動自在に保持するので、圧電素子を付勢する時、
高精度で、ガタ付きのない傾動ができ、しかも、機械構
造的もシンプルにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】上記実施例を(A)および(B)に分けて示す
平面図および側面図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す全体の斜視図であ
る。
【図4】上記実施例を(A)および(B)に分けて示す
平面図および側面図である。
【図5】従来例を(A)および(B)に分けて示す平面
図および縦断側面図である。
【図6】別の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 基台 2 反射ミラ− 3 圧電素子 4 合成樹脂モ−ルドヒンジ 4A、4B ヒンジ部 5 合成樹脂モ−ルド部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からのビ−ムを対物レンズに向けて
    屈折させ、ディスク状の光学的記録媒体の記録面に対し
    て上記対物レンズで集光した光ビ−ムスポットを、上記
    記録媒体の半径方向に移動させるトラッキング用回動ミ
    ラ−装置において、基台に対して装備した駆動力発生用
    の圧電素子を、反射ミラ−あるいはこれを保持する反射
    ミラ−保持部材に連結し、上記反射ミラ−あるいは上記
    反射ミラ−保持部材を合成樹脂モ−ルドヒンジあるいは
    板バネを介して基台に保持したことを特徴とするトラッ
    キング用回動ミラ−装置。
  2. 【請求項2】 上記圧電素子が上記反射ミラ−あるいは
    反射ミラ−保持部材に弾性結合されていることを特徴と
    する請求項1に記載のトラッキング用回動ミラ−装置。
JP24415591A 1991-08-30 1991-08-30 トラツキング用回動ミラー装置 Pending JPH0562225A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24415591A JPH0562225A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 トラツキング用回動ミラー装置

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JP24415591A Pending JPH0562225A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 トラツキング用回動ミラー装置

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JP (1) JPH0562225A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043385A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Olympus Optical Co Ltd ガルバノミラーの減衰構造
JP2011099890A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Seiko Epson Corp 光走査装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043385A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Olympus Optical Co Ltd ガルバノミラーの減衰構造
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