JPH0562175B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0562175B2 JPH0562175B2 JP10165088A JP10165088A JPH0562175B2 JP H0562175 B2 JPH0562175 B2 JP H0562175B2 JP 10165088 A JP10165088 A JP 10165088A JP 10165088 A JP10165088 A JP 10165088A JP H0562175 B2 JPH0562175 B2 JP H0562175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- diaphragm pump
- air
- pump
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 74
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 34
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 claims description 11
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 14
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
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- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は少量の水で便器ボウル内の汚物を洗浄
排出するくみ取り式水洗便器、いわゆる簡易水洗
便器における洗浄水を吐出する機構に関するもの
である。
排出するくみ取り式水洗便器、いわゆる簡易水洗
便器における洗浄水を吐出する機構に関するもの
である。
[従来の技術]
従来の簡易水洗便器の洗浄水吐出機構の代表的
なものとしては例えば第6図に示すものや第7図
に示すものがある。第6図に示すものは水タンク
3内の洗浄水5の水位と便器ボウル1の吐出ノズ
ル2との落差の力により便器ボウル1内に洗浄水
5を回し、汚物を洗浄排出する方式である。つま
り便器ボウル1内の吐出ノズル2とを水タンク3
内とを洗浄レバー4を操作することにより洗浄弁
4aを開いて吐出ノズル2より洗浄水5を吐出さ
せるようになつている。この洗浄弁4aは使用者
が洗浄レバー4の操作中のみ開きその他のとき閉
じるようになつている。ここで6はボウルタツ
プ、7はオーバーフロー管、8は鎖、9はフラツ
プ弁である。また第7図に示すものは洗浄水吐出
用のダイヤフラムポンプ10のダイヤフラム11
が外力により押されることによりダイヤフラムポ
ンプ10内の洗浄水5が加圧され一定水量の洗浄
水5が吐出ノズル2より吐出する。ダイヤフラム
ポンプ10への給水は、ばねの復帰力によりダイ
ヤフラム11が後退し水タンク3より一定水量給
水されるようになつている。このダイヤフラムポ
ンプ10の操作はペダル13を手動(足踏み)に
より操作し、ペダル13に連結したポンプ連結板
14によりダイヤフラム11が押され洗浄水5が
吐出されるようになつており、またペダル13の
操作を解除するとダイヤフラムポンプ10に給水
されてペダル13が復帰するようになつている。
なものとしては例えば第6図に示すものや第7図
に示すものがある。第6図に示すものは水タンク
3内の洗浄水5の水位と便器ボウル1の吐出ノズ
ル2との落差の力により便器ボウル1内に洗浄水
5を回し、汚物を洗浄排出する方式である。つま
り便器ボウル1内の吐出ノズル2とを水タンク3
内とを洗浄レバー4を操作することにより洗浄弁
4aを開いて吐出ノズル2より洗浄水5を吐出さ
せるようになつている。この洗浄弁4aは使用者
が洗浄レバー4の操作中のみ開きその他のとき閉
じるようになつている。ここで6はボウルタツ
プ、7はオーバーフロー管、8は鎖、9はフラツ
プ弁である。また第7図に示すものは洗浄水吐出
用のダイヤフラムポンプ10のダイヤフラム11
が外力により押されることによりダイヤフラムポ
ンプ10内の洗浄水5が加圧され一定水量の洗浄
水5が吐出ノズル2より吐出する。ダイヤフラム
ポンプ10への給水は、ばねの復帰力によりダイ
ヤフラム11が後退し水タンク3より一定水量給
水されるようになつている。このダイヤフラムポ
ンプ10の操作はペダル13を手動(足踏み)に
より操作し、ペダル13に連結したポンプ連結板
14によりダイヤフラム11が押され洗浄水5が
吐出されるようになつており、またペダル13の
操作を解除するとダイヤフラムポンプ10に給水
されてペダル13が復帰するようになつている。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来例の前者にあつては水タンク3内の洗
浄水と吐出ノズル2との落差の力だけで洗浄水を
吐出するため洗浄水圧が弱い。十分な汚物洗浄排
出能力を出すためには洗浄水量を多くしなくては
ならず、くみ取り用のタンク容量が大きくなり、
設置スペースを大きく取らなくてはならなかつた
り、くみ取り回数を多くしなくてはならなかつた
りした。また使用者の洗浄レバー4を操作してい
る間中洗浄水が出るため洗浄水量が定まらず、く
み取り用のタンクの容量の設定が難しいという問
題があつた。
浄水と吐出ノズル2との落差の力だけで洗浄水を
吐出するため洗浄水圧が弱い。十分な汚物洗浄排
出能力を出すためには洗浄水量を多くしなくては
ならず、くみ取り用のタンク容量が大きくなり、
設置スペースを大きく取らなくてはならなかつた
り、くみ取り回数を多くしなくてはならなかつた
りした。また使用者の洗浄レバー4を操作してい
る間中洗浄水が出るため洗浄水量が定まらず、く
み取り用のタンクの容量の設定が難しいという問
題があつた。
また上記従来例の後者にあつては洗浄水圧が高
く、洗浄水量も少なくなつて水量が一定する等の
特徴を有するが、使用者がある一定以上の力でペ
ダル13を操作するという手間が必要であり、操
作する力が弱い老人、幼児の使用する場合洗浄力
が弱くなつてしまうという問題があつた。
く、洗浄水量も少なくなつて水量が一定する等の
特徴を有するが、使用者がある一定以上の力でペ
ダル13を操作するという手間が必要であり、操
作する力が弱い老人、幼児の使用する場合洗浄力
が弱くなつてしまうという問題があつた。
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本発明の目的とするところは上記手動加圧洗
浄方式である洗浄水圧が高くて洗浄水量が少なく
なるという特徴を生かしながら従来のペダルの操
作をなくして楽に洗浄水を吐出できる簡易水洗便
器における洗浄水吐出機構を提供するにある。
て、本発明の目的とするところは上記手動加圧洗
浄方式である洗浄水圧が高くて洗浄水量が少なく
なるという特徴を生かしながら従来のペダルの操
作をなくして楽に洗浄水を吐出できる簡易水洗便
器における洗浄水吐出機構を提供するにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため本発明簡易水洗便器に
おける洗浄水吐出機構は、タンク加圧用のエアー
ポンプ15から供給した加圧エアーを溜める加圧
タンク16とダイヤフラムポンプ10とを連通さ
せると共に加圧タンク16とダイヤフラムポンプ
10との間に洗浄時加圧タンク16からダイヤフ
ラムポンプ10に加圧エアーを送るように制御す
る切り換え弁17を設けた。
おける洗浄水吐出機構は、タンク加圧用のエアー
ポンプ15から供給した加圧エアーを溜める加圧
タンク16とダイヤフラムポンプ10とを連通さ
せると共に加圧タンク16とダイヤフラムポンプ
10との間に洗浄時加圧タンク16からダイヤフ
ラムポンプ10に加圧エアーを送るように制御す
る切り換え弁17を設けた。
[作用]
切り換え弁17を操作スイツチ部18で切り換
えることで加圧タンク16からダイヤフラムポン
プ10に加圧エアーを送つてダイヤフラム11を
駆動してダイヤフラムポンプ10に吸入された洗
浄水5を送り出し、便器ボウル1の吐出ノズル2
より洗浄水5を吐出して洗浄できる。
えることで加圧タンク16からダイヤフラムポン
プ10に加圧エアーを送つてダイヤフラム11を
駆動してダイヤフラムポンプ10に吸入された洗
浄水5を送り出し、便器ボウル1の吐出ノズル2
より洗浄水5を吐出して洗浄できる。
[実施例]
第1図に示すように便器Aには便器ボウル1を
有し、便器ボウル1の上面に上下に回動自在な便
座19aを介して便蓋19bを開閉自在に設けて
ある。便器ボウル1の下部には排出口20を設け
てあり、排出口20の下方に排出口20に連通す
るように排出筒21を連結してある。排出筒21
内には排出口2連結を開閉するフラツプ弁9を配
置してあり、減速機付きモータ22にてリンク2
3を介してフラツプ弁9を駆動することにより開
閉できるようになつている。この減速機付きモー
タ22はリモコン線24を介してリモコン操作す
る操作スイツチ部18で操作されるようになつて
おり、リモコン操作でフラツプ弁9を開閉できる
ようになつている。便器Aの後方の上部には水タ
ンク3を配置してあり、水タンク3には手洗い部
25やボールタツプ6を有している。水タンク3
の底部から水タンク3内にはオーバーフロー管7
を導入してあり、水タンク3からオーバーフロー
する洗浄水5を排出するようになつている。便器
Aの下部にはダイヤフラムポンプ10を配置して
あり、ダイヤフラムポンプ10の水室26と水タ
ンク3内とを洗浄水供給管27にて連通させてあ
る。洗浄水供給管27の水タンク3内がわはサイ
フオン状の吸入部28がある。便器ボウル1の上
部には吐出ノズル2を設けてあつて、ダイヤフラ
ムポンプ10の水室26と吐出ノズル2とを洗浄
水吐出管29にて連結してある。ダイヤフラムポ
ンプ10は第2図に示すように内部をダイヤフラ
ム11にて2つの室に仕切つて水室26と空気室
30とを形成してある。ダイヤフラム11の中央
にはセンタープレート31を装着してあり、セン
タープレート31にガイド軸32を装着してあ
り、ガイド軸32とガイド筒33との間にばね1
2を介装してある。このばね12はダイヤフラム
11を空気室30がわに付勢するものである。ダ
イヤフラムポンプ10の上記洗浄水供給管27や
洗浄水吐出管29との連結部には逆止弁34を配
設してある。便器Aの下部にはダイヤフラムポン
プ10に隣接するようにタンク加圧用のエアーポ
ンプ15や加圧エアーを溜める加圧タンク16を
配置してある。エアーポンプ15から送られたエ
アーは逆止弁35を介して加圧タンク16に溜め
られるようになつている。加圧タンク16には圧
力スイツチ36が装備されており、加圧タンク1
6内の圧力が一定圧力以下になると検知し、エア
ーポンプ15を作動させるようになつている。つ
まり、洗浄時ダイヤフラムポンプ10にエアーを
噴出するときと加圧タンク16の長期保持による
圧力低下時にエアーポンプ15を作動させるよう
になつている。加圧タンク16とダイヤフラムポ
ンプ10の空気室30とはエアー供給管37にて
連通させてあり、このエアー供給管37に切り換
え弁17を配置してある。この切り換え弁17は
三方弁であり、切り換える操作で閉塞したり、加
圧タンク16とダイヤフラムポンプ10とを連通
させたり、ダイヤフラムポンプ10と排気管38
とを連通させたりさせられるようになつている。
有し、便器ボウル1の上面に上下に回動自在な便
座19aを介して便蓋19bを開閉自在に設けて
ある。便器ボウル1の下部には排出口20を設け
てあり、排出口20の下方に排出口20に連通す
るように排出筒21を連結してある。排出筒21
内には排出口2連結を開閉するフラツプ弁9を配
置してあり、減速機付きモータ22にてリンク2
3を介してフラツプ弁9を駆動することにより開
閉できるようになつている。この減速機付きモー
タ22はリモコン線24を介してリモコン操作す
る操作スイツチ部18で操作されるようになつて
おり、リモコン操作でフラツプ弁9を開閉できる
ようになつている。便器Aの後方の上部には水タ
ンク3を配置してあり、水タンク3には手洗い部
25やボールタツプ6を有している。水タンク3
の底部から水タンク3内にはオーバーフロー管7
を導入してあり、水タンク3からオーバーフロー
する洗浄水5を排出するようになつている。便器
Aの下部にはダイヤフラムポンプ10を配置して
あり、ダイヤフラムポンプ10の水室26と水タ
ンク3内とを洗浄水供給管27にて連通させてあ
る。洗浄水供給管27の水タンク3内がわはサイ
フオン状の吸入部28がある。便器ボウル1の上
部には吐出ノズル2を設けてあつて、ダイヤフラ
ムポンプ10の水室26と吐出ノズル2とを洗浄
水吐出管29にて連結してある。ダイヤフラムポ
ンプ10は第2図に示すように内部をダイヤフラ
ム11にて2つの室に仕切つて水室26と空気室
30とを形成してある。ダイヤフラム11の中央
にはセンタープレート31を装着してあり、セン
タープレート31にガイド軸32を装着してあ
り、ガイド軸32とガイド筒33との間にばね1
2を介装してある。このばね12はダイヤフラム
11を空気室30がわに付勢するものである。ダ
イヤフラムポンプ10の上記洗浄水供給管27や
洗浄水吐出管29との連結部には逆止弁34を配
設してある。便器Aの下部にはダイヤフラムポン
プ10に隣接するようにタンク加圧用のエアーポ
ンプ15や加圧エアーを溜める加圧タンク16を
配置してある。エアーポンプ15から送られたエ
アーは逆止弁35を介して加圧タンク16に溜め
られるようになつている。加圧タンク16には圧
力スイツチ36が装備されており、加圧タンク1
6内の圧力が一定圧力以下になると検知し、エア
ーポンプ15を作動させるようになつている。つ
まり、洗浄時ダイヤフラムポンプ10にエアーを
噴出するときと加圧タンク16の長期保持による
圧力低下時にエアーポンプ15を作動させるよう
になつている。加圧タンク16とダイヤフラムポ
ンプ10の空気室30とはエアー供給管37にて
連通させてあり、このエアー供給管37に切り換
え弁17を配置してある。この切り換え弁17は
三方弁であり、切り換える操作で閉塞したり、加
圧タンク16とダイヤフラムポンプ10とを連通
させたり、ダイヤフラムポンプ10と排気管38
とを連通させたりさせられるようになつている。
次に用便後、便器ボウル1を水洗する動作を説
明する。ダイヤフラムポンプ10では通常空気室
30にエアーが供給されていないのでダイヤフラ
ム11がばね12にて空気室30がわにたわんで
おり、洗浄水供給管27から水を吸入して水室2
6に洗浄水5が充満している。今、操作スイツチ
部18で洗浄用釦18aを操作すると、切り換え
弁17にて加圧タンク16とダイヤフラムポンプ
10とが連通し、加圧タンク16からダイヤフラ
ムポンプ10の空気室30に一定圧力でエアーが
送られ、ダイヤフラムポンプ10のダイヤフラム
11がエアーで押されてダイヤフラムポンプ10
の水室26内の洗浄水5が送り出され、洗浄水吐
出管29を経て吐出ノズル2から洗浄水5が吐出
され、便器ボウル1内が洗浄される。このとき操
作用釦18aの操作にてモータ22も駆動され、
フラツプ弁9が開かれて汚物と共に洗浄水5が排
出される。洗浄を終えて洗浄水5を排出すると、
切り換え弁17が切り換えられてダイヤフラムポ
ンプ10の空気室30と排気管38が連通して空
気室30のエアーが抜かれ、ばね12にてダイヤ
フラム11が復帰してダイヤフラムポンプ10の
水室26に水が吸入されて次の洗浄に備える。こ
のときモータ22が上記と逆に駆動されてフラツ
プ弁9が閉じられる。また操作スイツチ部18の
水溜め操作釦18bを操作すると、フラツプ弁9
が開かないで洗浄水5だけが吐出されて便器ボウ
ル1底部に洗浄水5が溜められる。
明する。ダイヤフラムポンプ10では通常空気室
30にエアーが供給されていないのでダイヤフラ
ム11がばね12にて空気室30がわにたわんで
おり、洗浄水供給管27から水を吸入して水室2
6に洗浄水5が充満している。今、操作スイツチ
部18で洗浄用釦18aを操作すると、切り換え
弁17にて加圧タンク16とダイヤフラムポンプ
10とが連通し、加圧タンク16からダイヤフラ
ムポンプ10の空気室30に一定圧力でエアーが
送られ、ダイヤフラムポンプ10のダイヤフラム
11がエアーで押されてダイヤフラムポンプ10
の水室26内の洗浄水5が送り出され、洗浄水吐
出管29を経て吐出ノズル2から洗浄水5が吐出
され、便器ボウル1内が洗浄される。このとき操
作用釦18aの操作にてモータ22も駆動され、
フラツプ弁9が開かれて汚物と共に洗浄水5が排
出される。洗浄を終えて洗浄水5を排出すると、
切り換え弁17が切り換えられてダイヤフラムポ
ンプ10の空気室30と排気管38が連通して空
気室30のエアーが抜かれ、ばね12にてダイヤ
フラム11が復帰してダイヤフラムポンプ10の
水室26に水が吸入されて次の洗浄に備える。こ
のときモータ22が上記と逆に駆動されてフラツ
プ弁9が閉じられる。また操作スイツチ部18の
水溜め操作釦18bを操作すると、フラツプ弁9
が開かないで洗浄水5だけが吐出されて便器ボウ
ル1底部に洗浄水5が溜められる。
また第4図は他に実施例を示すものである。上
記実施例のものは洋式の簡易水洗便器であるが、
第4図に示すものは和式の簡易水洗便器である。
この場合便器ボウル1の形状が異なり、水タンク
3やダイヤフラムポンプ10や加圧タンク16の
形状や配置位置が異なるだけで基本的には上記実
施例と同じ構造である。
記実施例のものは洋式の簡易水洗便器であるが、
第4図に示すものは和式の簡易水洗便器である。
この場合便器ボウル1の形状が異なり、水タンク
3やダイヤフラムポンプ10や加圧タンク16の
形状や配置位置が異なるだけで基本的には上記実
施例と同じ構造である。
さらに第5図は他の実施例を示す。本実施例の
場合第1図に示すものと同じ構造であるが、操作
スイツチ部18に洗浄可能表示ランプ42を設け
てある。この洗浄可能表示ランプ42は使用者が
加圧タンク16内に所定の圧力のエアーが溜まつ
たかどうかを確認できるように設けてあり、エア
ーポンプ15が作動しているとき消灯し、エアー
ポンプ15が停止しているとき点灯するようにな
つている。従つて使用者は洗浄するときダイヤフ
ラムポンプ10に送り出すエアーの圧力が十分で
あるか確認できてエアー圧力が不十分で便器ボウ
ル1内の洗浄能力が不十分であるようなことが生
じない。
場合第1図に示すものと同じ構造であるが、操作
スイツチ部18に洗浄可能表示ランプ42を設け
てある。この洗浄可能表示ランプ42は使用者が
加圧タンク16内に所定の圧力のエアーが溜まつ
たかどうかを確認できるように設けてあり、エア
ーポンプ15が作動しているとき消灯し、エアー
ポンプ15が停止しているとき点灯するようにな
つている。従つて使用者は洗浄するときダイヤフ
ラムポンプ10に送り出すエアーの圧力が十分で
あるか確認できてエアー圧力が不十分で便器ボウ
ル1内の洗浄能力が不十分であるようなことが生
じない。
[発明の効果]
本発明は叙述の如くタンク加圧用のエアーポン
プから供給した加圧エアーを溜める加圧タンクと
ダイヤフラムポンプとを連通させると共に加圧タ
ンクとダイヤフラムポンプとの間に洗浄時加圧タ
ンクからダイヤフラムポンプに加圧エアーを送る
ように制御する切り換え弁を設けているので、操
作スイツチ部を操作して加圧タンクからダイヤフ
ラムポンプにエアーを送ることにより洗浄水を吐
出して洗浄できるものであつて、従来のように一
定の力を要するペダル操作を要せず、簡単なスイ
ツチ操作で洗浄できると共に強制的に一定圧力の
洗浄水を便器ボウルに吐出して洗浄できるもので
あり、しかも洗浄水吐出時のみにエアーポンプを
駆動するのでなく、洗浄時以外にもエアーポンプ
が作動して加圧タンクに加圧したエアーを保持す
るためエアーポンプの能力を小さくでき、よつて
エアーポンプを小型でコストの安いものにできる
と共に騒音の小さいものにできるものであり、さ
らに洗浄水の加圧吐出をエアーの力で行なうため
作動音の小さい信頼性の高いシステムにできるも
のである。
プから供給した加圧エアーを溜める加圧タンクと
ダイヤフラムポンプとを連通させると共に加圧タ
ンクとダイヤフラムポンプとの間に洗浄時加圧タ
ンクからダイヤフラムポンプに加圧エアーを送る
ように制御する切り換え弁を設けているので、操
作スイツチ部を操作して加圧タンクからダイヤフ
ラムポンプにエアーを送ることにより洗浄水を吐
出して洗浄できるものであつて、従来のように一
定の力を要するペダル操作を要せず、簡単なスイ
ツチ操作で洗浄できると共に強制的に一定圧力の
洗浄水を便器ボウルに吐出して洗浄できるもので
あり、しかも洗浄水吐出時のみにエアーポンプを
駆動するのでなく、洗浄時以外にもエアーポンプ
が作動して加圧タンクに加圧したエアーを保持す
るためエアーポンプの能力を小さくでき、よつて
エアーポンプを小型でコストの安いものにできる
と共に騒音の小さいものにできるものであり、さ
らに洗浄水の加圧吐出をエアーの力で行なうため
作動音の小さい信頼性の高いシステムにできるも
のである。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図は同上のダイヤフラムポンプを断面した要部の
説明図、第3図は同上の要部の拡大斜視図、第4
図は同上の他の実施例の断面図、第5図は同上の
さらに他の実施例の断面図、第6図は一従来例の
断面図、第7図は他の従来例の断面図であつて、
1は便器ボウル、2は吐出ノズル、10はダイヤ
フラムポンプ、15はエアーポンプ、16は加圧
タンク、17は切り換え弁である。
図は同上のダイヤフラムポンプを断面した要部の
説明図、第3図は同上の要部の拡大斜視図、第4
図は同上の他の実施例の断面図、第5図は同上の
さらに他の実施例の断面図、第6図は一従来例の
断面図、第7図は他の従来例の断面図であつて、
1は便器ボウル、2は吐出ノズル、10はダイヤ
フラムポンプ、15はエアーポンプ、16は加圧
タンク、17は切り換え弁である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加圧されることにより洗浄水吐出用のダイヤ
フラムポンプのダイヤフラムを駆動してダイヤフ
ラムポンプ内に吸入された洗浄水を送り出し、便
器ボウルの吐出ノズルから洗浄水を吐出して便器
ボウル内を洗浄する簡易水洗便器において、タン
ク加圧用のエアーポンプから供給した加圧エアー
を溜める加圧タンクとダイヤフラムポンプとを連
通させると共に加圧タンクとダイヤフラムポンプ
との間に洗浄時加圧タンクからダイヤフラムポン
プに加圧エアーを送るように制御する切り換え弁
を設けて成ることを特徴とする簡易水洗便器にお
ける洗浄水吐出機構。 2 加圧タンクの圧力を検知して圧力が一定以下
になるとエアーポンプを駆動して加圧タンク内が
一定の圧力になるように制御するようにし、洗浄
の操作をする操作スイツチ部にエアーポンプが作
動しているとき消灯し且つエアーポンプが停止し
ているとき点灯する洗浄可能表示ランプを設けて
成ることを特徴とする請求項1記載の簡易水洗便
器における洗浄水吐出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10165088A JPH01271540A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 簡易水洗便器における洗浄水吐出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10165088A JPH01271540A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 簡易水洗便器における洗浄水吐出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01271540A JPH01271540A (ja) | 1989-10-30 |
JPH0562175B2 true JPH0562175B2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=14306257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10165088A Granted JPH01271540A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 簡易水洗便器における洗浄水吐出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01271540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247282A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Inax Corp | 便器洗浄装置 |
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JP4517848B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2010-08-04 | 株式会社Inax | 便器洗浄装置 |
JP2006241698A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
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1988
- 1988-04-25 JP JP10165088A patent/JPH01271540A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007247282A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Inax Corp | 便器洗浄装置 |
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Publication number | Publication date |
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JPH01271540A (ja) | 1989-10-30 |
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