JPS5928707B2 - 水洗便器 - Google Patents

水洗便器

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JPS5928707B2
JPS5928707B2 JP54147614A JP14761479A JPS5928707B2 JP S5928707 B2 JPS5928707 B2 JP S5928707B2 JP 54147614 A JP54147614 A JP 54147614A JP 14761479 A JP14761479 A JP 14761479A JP S5928707 B2 JPS5928707 B2 JP S5928707B2
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JP
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water
bowl
tank
valve
sewage
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JP54147614A
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JPS5572542A (en
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ア−ノルド・ヘネシ−
ジヨン・デビツド・インチ
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INTAANASHONARU UOOTAA SEIUAA TOIRETSUTSU Inc
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INTAANASHONARU UOOTAA SEIUAA TOIRETSUTSU Inc
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Publication date
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Publication of JPS5928707B2 publication Critical patent/JPS5928707B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D3/00Flushing devices operated by pressure of the water supply system flushing valves not connected to the water-supply main, also if air is blown in the water seal for a quick flushing
    • E03D3/10Flushing devices with pressure-operated reservoir, e.g. air chamber
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D11/00Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
    • E03D11/02Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
    • E03D11/04Bowls of flat shape with only slightly inclined bottom ; Squat-type closets
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D5/00Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system

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  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水洗便器に関するものである。
従来の水洗便器は大量の洗浄水を必要とするという欠点
がある。
従来用の家庭用トイレでは一般に使用の度に4〜5ガロ
ンの洗浄水が必要である。
そのためかなり大きな洗浄水タンクを便器自体が備えて
いる必要がある。
したがって便器がかなり大きくなり、外観上好ましくな
い。
洗浄水の量を減らそうとする従来の試みはいずれも、便
器の基本的な構造の問題からアプローチするのでなく、
たんに洗浄水の量を減らすことばかりを試みたために殆
どの場合成功しなかった。
すなわち、従来の水洗便器は、汚物を受けるボウル内に
供給される洗浄水によってサイホン作用を生じさせ、そ
のサイホンによってボウル内の汚物を吸い込むという原
理によるものである。
このサイホン作用を生じさせるためには必然的に比較的
大量の水を必要とする。
このような事情に鑑みて本発明は、洗浄水を少量で済ま
すことのできる新規な作動原理に基づいた改良された水
洗便器を提供することを目的とするものである。
本発明の水洗トイレは、汚物を受けるボウルと、そのボ
ウルから横方向に延び、浅い第1のトラップを形成する
排水路を備えている。
その第1のトラップは前記ボウル内に比較的浅い水が常
に残って、その第1のトラップを気体が通過するのを防
止するように構成されている。
さらに、前記ボウル内に常時残される水を前記排水路方
向に押し流すような方向に洗浄水を供給する水洗機構が
設ゆられる。
前記排水路に連通し、前記ボウルからの汚水を受は取る
汚水タンクが設けられる。
この汚水タンクはその汚水タンクから外方に延び下水に
接続される汚水排出路を備えている。
その汚水排出路は下水内の気体が汚水タンクに逆流する
のを防止するのに充分な高さを備えた第2のトラップを
形成しており、前記汚水タンクと第2のトラップは一度
の水洗によって前記ボウルから流される水の量より充分
大きい水量を収容し得るように構成されている。
さらに、その汚水タンクに前記排水路からの汚水がその
汚水タンクに入る位置より高い位置においてその汚水タ
ンクを横切って延びる柔軟なダイアフラムが気密にシー
ルされている。
そのダイアフラムは前記排水路から汚水タンク内に流入
する水によって排除された空気のための空間を提供する
ように上方に撓むようになっており、それによって前記
ボウルから水を汚水タンク内に押し流すときの抵抗が小
さくなるようになっている。
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図において本発明の一実施例の水洗便器は下部ハウ
ジング22および上部ハウジング24からなるハウジン
グ20を備えており、その下部ハウジング22、上部ハ
ウジング24は結合線26に沿って適当な接着剤で密着
結合されている。
上部ハウジング24は上方に延びる後部28を備えてい
る。
その後部28は着脱自在のトップカバー30を備えてお
り、洗浄水タンク32および洗浄に関連する諸成分(後
に詳述)を内部に収容している。
後部28の前方に汚物を受けるボウル36上に開口する
開口34が形成されている。
通常の便座アセンブリ38がその開口34と重なるよう
に上部ハウジング24に取り付けられている。
第2図に示すようにボウル36はそのボウルあから横方
向に延びる排水管40と連通している。
その排水管40は前記洗浄水タンク32の下方に配され
た汚水タンク42に連通している。
その汚水タンク42は下端付近において汚水排出管44
に連通している。
その汚水排出管44の外端は通常のように下水入口に接
続されている。
ハウジング20および便器の他の成分は可能な限り適当
なプラスチック材料の真空成型によって形成され、適当
な接着剤で互いに固定される。
前記ボウル36はプラスチックの真空成型で形成され、
その上縁の周囲に内側に曲げられたリップ部48を備え
ている。
そのリップ部48は上部ハウジング24の前記開口34
の周囲に設けられたフランジ50の裏面に接着剤によっ
て固定されている。
そのリップ部48によって第2図に示すように凹部52
が形成されている。
この凹部52については後述する。
またボウル36乃至上部ハウジング24には使用者の体
重を支えるための支持部材が配されるが、本発明の構造
が分かり易いようにそのような支持部材は図面では省略
されている。
第1図に示すように、ボウル36の底面にはほぼそのボ
ウル36の前端から後端にかけて延びる溝状の凹部54
が設げられている。
その四部54の後端はボウル36に一体的に形成された
継手56(第2図)によって前記排水管40と連通され
ている。
その継手56はその外端部に環状の四部58を備えてお
り、その凹部58に排水管40を形成するバイブロ0の
一端が挿入されている。
同様な継手62が前記汚水タンク42にも設けられてお
り、バイブロ0の他端が挿入されている。
そのバイブロ00両端はそれぞれの継手56.62に通
常の溶媒型接着剤によって固定されている。
本実施例の便器の使用中は、第2図に64で示す水位ま
での比較的浅い水が常時ボウル36の底に残る。
この水位64は排水管40の傾斜角によって決定され、
その排水管40が第1のトラップを形成し、そのトラッ
プ内に比較的浅い水が常時保持されそのトラップを通っ
て気体が流通するのを防止するように選択されている。
すなわち、水位64はボウル36の部分36aより常に
僅かに上にある。
これによって汚水タンク42から悪臭が逆流するのが防
止されている。
それと同時に、この排水管40によって形成される第1
のトラップは、下水からの気体の逆流を防ぐ主たるトラ
ップを形成しているわけではないので、それ程の高さを
必要としない。
したがって、ボウル36内に常時残される水の量は比較
的少なくですみ、したがって後述するように容易にボウ
ルから流出させることができる。
洗浄水は前記凹部54の前端に位置するボウル36に壁
に設けられた複数の開口66からボウル36に供給され
る。
この複数の開口は水平方向に並べられている。
洗浄水は後述する水洗機構からバイブロ8を通ってその
開口66に供給される。
そのバイブロ8はボウル36の外面に形成されたハウジ
ングT2から突出するスピゴット70(第2図)に接続
されている。
そのハウジング72は前記開口66の後方にチャンバを
形成しており、水洗機構からの洗浄水はそのチャンバ内
に入って、各開口66に向かって分散される。
その間口66から射出される水は前記排水管40に向げ
られており、したがってボウル36内の汚物を排水管4
0に向かって直接押し流そうとする。
その洗浄水は加圧されており、実際に少量の水で容易に
ボウル36内を洗浄することができた。
例えば、実施テストによれば3英クオートの水で通常の
家庭用トイレを充分長い期間に亘って満足に洗浄するこ
とができた。
ボウル36をすすぐ水は、押し流し用の洗浄水を供給す
るための前記バイブロ8にT字継手76によって接続さ
れたすすぎライン74から供給される。
そのすすぎライン74はボウル36の前記リップ部48
の裏側の前記凹部52内に接着された弧状の散水部材7
8に接続されている。
この散水部材78は複数の開口を有する、両端の閉鎖さ
れたポリ塩化ビニルパイプであり、その複数の開口から
第2図に矢印80で示すようにボウル36の表面を下方
に水が流される。
なお図面ではその散水部材78は短くなっているが、実
際にはボウル360周縁はぼ全体に亘って延びるように
してもよい。
第2図において、前記排水管40は前述のように前記汚
水タンク42に設げられた継手62に接続されている。
その汚水タンク42はハウジング20内に収容された特
殊な形状をしたプラスチックタンクである。
その汚水タンク42は平面で長方形をなしており、ハウ
ジング20の後部の巾全体を占めている。
水洗機構82はその汚水タンク42の上に取り付けられ
ている。
汚水タンク42はその前壁の底部に隣接した位置に前記
継手56.62と同様な継手84を一体的に備えている
前記汚水排出管44はこの継手84から外方に延びてい
る。
この汚水排出管44はほぼ5字形をしており、直線パイ
プ86と一対の直角エルボ−88,90を備えている。
両エルボ−88,90はスリーブ継手92によって接続
されており、エルボ−88は一対的なカラー継手94に
よって直線パイプ86に接続されている。
エルボ−90の外端は短いパイプ96に接続されており
、その短いパイプ96はハウジング22の下面に設けら
れた(第1図)凹部102を横断して延びる一体的な取
付板100に取り付けられた45°エルボ−98に接続
されている。
その取付板100は本実施例の便器を床面に固定するた
めのボルト104を挿通する開口を備えている。
また取付板100はその下向にフランジを備えた下水管
接続部材108(第1図)を挿入するための凹部106
を備えている。
すなわち、下水管に接続する部分の構造は従来の家庭用
トイレと全く同じであり、17たがって本実施例の便器
は従来の便器と全く同様にして既存の下水に接続するこ
とができる。
前記排水管40のバイブロ0および汚水排出管44のパ
イプ86 、96、エルボ−88,90は全て標準型の
ABS樹脂製下水管継手であり、通常のABS溶媒接着
剤によってその位置に固定されている。
その汚水排出管44は排水管40によって形成される前
記第1のトラップに比べて相当背の高い第2のトラップ
を形成している。
その第2のトラップの静止時の水位は第2図において線
110で示されており、その高さはHで示されている。
この高さHは下水の気体が便器に逆流するのを防止する
だめの衛生管工事法の定めに適うようにされる。
前記汚水タンク42および汚水排出管44は第2図に示
す静止状態において、その両者に中に保持されている水
量が一度の水洗操作によってボウル36から排出される
水量より充分大きくなるような寸法になっている。
汚水タンク42が余り小さいと前記第2のトラップを空
にしてしまうようなサイホン作用が生ずる恐れがある。
すなわち本実施例の便器においては一度の洗浄によって
汚水タンク42内に入る水の量は前記第2のトラップか
ら水が下水に向かって溢流するのには充分であるが、従
来の便器におけるようにサイホン作用を生じさせること
はないようになっている。
同様な理由で、汚水タンク42には、ボウル36からそ
の汚水タンク42に水が流れ込む位置より高い所にその
タンクを横切って延びる柔軟なダイアフラム112が装
着されている。
このダイアフラム112は水がボウル36から汚水タン
ク42に流れ込んだときに上方にたわんで、その水によ
って排除される空気に空間を提供するようになっている
本実施例においてはそのダイアフラム112は真空成型
されたドーム型の柔軟なシートであり、汚水タンク42
の頂壁114に設げられた円形の開口をおおうように装
着されている。
そのダイアフラム112の周縁はその頂壁114に接着
剤で気密にシールされている。
第2図においてはそのダイアフラム1120通常の静止
状態における位置が実線で、一杯に上方に撓んだときの
位fitが鎖線で示されている。
そのダイアフラム112は、そのダイアフラム112が
その実線位置から鎖線位置に移動したときに増加する空
間が、便器が水洗されたときに排除される空気の最大体
積より大きくなるように設計されている。
したがって、そのダイアフラム112がその鎖線位置ま
で移動することは実際には殆どない。
ダイアフラム112はポリ塩化ビニルで形成されており
、撓む際に殆ど抵抗がないように充分薄く、充分大きい
柔軟性を有している。
そのダイアフラム112の中央部に116で示すように
比較的厚い接着剤の塊りが付着せしめられており、ボウ
ル36からの汚水が完全に汚水タンク42内に入り終っ
た後に、そのダイアフラム112が自然に元の実線位置
に戻るようになっている。
前記ダイアフラム112は2つの点で重要な作用をする
まずこのダイアフラム112によって、汚水タンク42
内の空気が、前記ボウル36から汚水タンク42内に流
入する水および汚物におよぼす抵抗が小さくなる。
このダイアフラム112がないと、汚水タンク42内の
空気が水と汚物の流入に対して抵抗するバッファーの作
用をしてしまう。
したがって、このダイアフラム112はボウル36内の
水を押し流すのを容易にし、したがって使用する水の量
を減少させるのに役立つ。
次に、このダイアフラム112によって、前記第2のト
ラップでサイホン作用が生じるのが防止される。
すなわち、もしダイアフラム112がないと、空気の前
記バッファー作用によって、第2のトラップ内の水が押
されて、サイホン作用が生じてその第2のトラップ内が
空になってしまう恐れがある。
これに対して本実施例の便器の場合には、ボウル36か
ら汚水タンク42に入る水は第2のトラップから水を徐
々に溢流させるだけであり、サイホン作用を発生させな
い。
汚水タンク42内に入った固形側および紙はその汚水タ
ンク42内に貯留されている間に、何回もの水洗によっ
て生ずる汚水タンク42内の乱流によって破壊される。
以下、第3.4図を参照して前記水洗機構について説明
する。
第3図は前記洗浄水タンク32を示すものである。
洗浄水タンク32はほぼ円筒状をしており、円筒状の本
体部122とその本体部122の両端に気密に被せられ
た一対のエンドキャップ118,120からなっている
一方のエンドキャップ118には第4図により詳細に示
す空気作動の洗浄弁124が取り付けられている。
他方のエンドキャップ120にはその家の主給水源から
の給水パイプ126が接続されている。
この給水パイプ126は標準の2分の1インチ乃至4分
の3インチの銅パイプで差し支えない。
さらに、そのエンドキャップ120の上面には空気管路
128が接続されている。
その空気管路128は洗浄弁124に接続されており、
またチェック弁130と流量制御弁132を備えている
オン−オフ空気弁136を備えたバイパス管134がそ
のチェック弁130と流量制御弁132を迂回している
そのオン−オフ空気弁136は通常のトイレの水洗バン
ドルと同様なバンドル138で作動される。
そのバンドル138は前記上部ノ・ウジング24の後部
28の前面に配されている。
また前記オン−オフ空気弁136はスプリングによって
第3図に示すオフ位置に付勢されている。
第4図に示すように、前記洗浄弁124は上端に円筒状
延長部140aを有する本体部140を備えており、そ
の延長部140aが前記洗浄水タンク32、前記エンド
キャップ118の開口142内に挿入されている。
水路144がその延長部140a内を洗浄水タンク32
の内部まで延びており、洗浄水タンク32の内側の弁座
146によって取り巻かれている。
洗浄水タンク32の外側において、その水路144に継
手148が装着されている。
その継手148には前記バイブロ8(第1,2図)が接
続される。
円錐形の弁部材150が前記弁座146上に載置されて
いる。
この弁部材150はステム152に支持されている。
ステム152は前記本体部140内を通って延び、その
下端に隣接してスプリング154が装着されており、そ
のスプリング154によって弁部材150が便座146
と係合する方向に付勢されている。
またステム152の下端には本体部140の下面に設け
られた凹部158内に配されたキャップ156が装着さ
れている。
ダイアフラム160が前記凹部158の下端を横断して
延び、キャップ156の下面と当接している。
さらに、そのダイアフラム160にドーム形のカバー1
60が被せられている。
そのカバー160は下方に突出するスピゴット164を
備えており、そのスピゴット164に前記空気管路12
8が接続される。
したがって、その空気管路128によって洗浄弁124
に加圧空気が送られると、鎖線で示すように前記ダイア
フラム160が上方に撓み、ステム152を押し上げる
これによって、前記弁部材150が弁座146から離れ
、洗蒸水タンク32の内部を洗浄水供給バイブロ8を連
通させる。
次に、第3図を参照して水洗機構の作用について説明す
る。
まず、洗浄水タンク32が最初空であるとすると、前記
給水管126から水が供給される。
水がそのタンク32内を満たして行くにつれて、その水
の上に空気が取り込まれ、タンク32の内壁との間で、
給水源の圧力に応じた圧力迄加圧される。
そのタンク内の空気が一杯に加圧されると、水がタンク
内に入らなくなる。
この場合、タンク内の空気だけでなく、前記空気管路1
28内の空気および前記バイパス管134内の空気管路
128と前記オン−オフ空気弁136の間の部分の空気
も圧縮される。
このとき、前記チェック弁130が、洗浄弁124の前
記ダイアフラム160に加圧された空気が達するのを防
止する。
ここで、前記水洗バンドル138が作動されて空気弁1
36が開かれると、バイパス管134内の加圧空気が洗
浄弁124の前記ダイアフラム160に送られ、その洗
浄弁124が開かれる。
これによって、前記洗浄水タンク32内の加圧空気がそ
の洗浄水タンク32内の加圧水を前記洗浄水供給バイブ
ロ8を通して射出する。
この加圧水はボウル36内の凹部54の前端部に直接供
給され、そのボウル36内の汚物を汚水タンク42内に
押し流す。
同時に、すすぎライン74からボウル36の内面にすす
ぎ水が供給される。
前述のようにこのすすぎラインは径がバイブロ8より小
さいから、すすぎに使用する水の量は洗浄に使用する水
より少ない。
水洗バンドル138を放すと、前記空気弁136は閉じ
るが、そのためにダイアフラム160とその空気弁13
60間のバイパス管134内に加圧空気が閉じ込められ
るため、ダイアフラム160は上方に膨らんだ位置に保
持される。
その加圧空気は前記空気管路128を通って洗浄水タン
ク32内に戻るが、前記流量制御弁132によってその
戻る速度を制御させる。
このようにして洗浄弁124はゆっくりと閉じられる。
したがって、洗浄水は突然+hまるのではなく、ゆっく
りと正まり、それによってボウル36内に確実に所定の
水量カ残るようにされる。
洗浄水の流出が開始すると直ぐに給水管126から新し
い水がタンク32内に補充され、タンク32が即座に再
加圧される。
第5図は第3図の加圧洗浄水タンクを作動させる機構の
他の例を示すものである。
第5図において、洗浄水タンク32′は第3図における
洗浄水タンク32と接続が異なる以外は全く同じである
から、単にブロックによって示した。
そのタンク32′は単一の給水管166とそれより径の
大きい単一の送水管168を備えている。
本例においては、水洗機構は、給水源に接続された第1
の入口管172と前記給水管166に接続された第1の
出口管174を有する、便器のフタで作動されるロータ
リー弁170を備えている。
タンク32′の前記送水管168はそのロータリー弁1
70の第2の入口管176に接続されており、その第2
の入口管176に対応する第2の出口管178が前記洗
浄水供給バイブロ8に接続されている。
ロータリー弁170はシャフト180を回転させること
によって作動される。
このシャフト180はそのロータリー弁170内で回転
して、前記入口管172.176、出口管174,17
8間の連通を制御する弁部材(図示せず)を作動させる
またそのシャフト180は便座アセンブリ38′の回転
軸を構成しており、またそのシャフト180から突出す
る一対のラグ184がフタ182に設げられた凹部を係
合しており、フタ182を上げ下げするとシャフト18
0が回転するようになっている。
ロータリー弁170の前記弁部材はフタ182が第5図
に示す下降位置にあるときには、給水源に接続された第
1の入口管172が閉じられ、送水管168に接続され
た第2の入口管1γ6がボウル36に洗浄水を供給する
ように第2の出口管178と連通せしめられ、フタ18
2が上に上げられると、逆に第1の入口管112が第1
の出口管174と連通せしめられタンク32′に水が供
給され、第2の入口管172が閉じられるように構成さ
れている。
すなわち、トイレを使用しようとするものがフタ182
を上げると第1の入口管172からロータリー弁170
を通って洗浄水タンク32、に水が供給され、加圧され
て水洗可能な状態になり、使用し終ってフタ182が閉
じられると、第2の入口管176からロータリー弁17
0を通って洗浄水がボウル36に供給される。
次に、第6〜15図を参照して本発明の他の実施例の水
洗便器について説明する。
なお、第6〜15図においては前記実施例と同様な部分
は番号にダブルダッシュを付けて示した。
第6図において本実症例の水洗便器は前記実症例のハウ
ジング20とほぼ同様なハウジング20〃を備えている
ハウジング20〃は下部ハウジング22〃と上部ハウジ
ング24〃を備えており、その上部ハウジング24〃は
後部28〃を有している。
その後部28〃はフタを有する替りに後部28〃全体が
着脱できるようになっている。
この後部28〃は当接線200に沿って上部ハウジング
24〃と当接している。
その後部28〃を除いてはハウジングの各部は互いに固
定されている。
ボウル36〃が上部ハウジング24〃に一体的に成型さ
れている。
そのボウル36〃は前記実施例とほぼ同様に溝形の凹部
54〃を備えており、その凹部54〃は浅いトラップを
介して汚水タンクに連通している。
その汚水タンクは前記実施例の汚水タンク42とほぼ同
じ構造をしており、第2のトラップと連通している。
第6図においてはその汚水タンクの頂壁およびその頂壁
に装着されたダイアフラム114〃および112〃にそ
れぞれ示されている。
洗浄水タンク32〃が前記後部28〃内に配されている
その洗浄水タンク32“の下方に配された洗浄弁202
がその洗浄水タンク32〃への水の供給と洗浄水タンク
32〃からボウル36〃への洗浄水の供給の両方を制御
する。
その洗浄弁202に接続された給水管が204で、また
その洗浄弁202を作動させるレバーが206でそれぞ
れ示されている。
レバー206は便器のフタ207に連結されており、後
述するようにそのフタ207を上げ下げすることによっ
て自動的に洗浄弁202が作動されるようになっている
洗浄水供給管208がその洗浄弁202から前方に延び
、ボウル36〃の凹部54〃の前端部に配された洗浄水
射出ノズル210に接続されている。
T字継手212が洗浄水供給管208に取り付けられて
いる。
その継手212はボウルすすぎラインを接続するための
接続管214を備えている。
その接続管214は洗浄水供給管208より径が小さく
、すすぎラインに流れる水の量が水洗に使用される水よ
り少なくなるようになっている。
そのすすぎラインはボウル36〃のリムに隣接した位置
においてその壁を貫通して延びる3つのジェット216
を有している。
その3つのジェット216は前記リムの周囲に間隔をお
いて配されており、それぞれパイプ218に接続されて
いる。
そのパイプ218は前記T字継手220にもう1つのT
字継手220によって接続された前記接続管214に接
続されている。
ジェット216には水洗用の洗浄水より少量の水が送ら
れる。
そのジェット216は第8図に示すようにボウル36〃
の壁の内側に配された本体部222を備えている。
その本体部222は先端部の内面に螺条を刻設された射
出路224を備えており、その射出路224にスプレー
ヘッド226が螺着されている。
第6図に示すように両端のジェット216はL字形の本
体部222を備えており、中央のジェット216は1字
形の本体部222を備えている。
いずれのジェット216においても射出路224は前記
パイプ218に接続されている。
前記スプレーヘッド226は円筒状部228と六角形状
の頭部230を備えている。
スプレーヘッド226はその頭部230にレンチをかげ
て回転させることができる。
その頭部230の裏側に前記円筒状部228の直径の約
半分の深さを有するスロット232が形成されている。
出口孔234が円筒状部228を貫通して延びている。
この出口孔234は比較的径の大きい部分と、その径の
大きい部分と前記スロット2320間に配された小径部
とを備えている。
このような構造のスプレーヘッド226のスロット23
2からすすぎ水はボウル36〃の内面に扇状に供給され
る。
スロット232のすすぎ水が当たる面は水が滑らかに下
に向かって流れるように彎曲している。
第7図は第6図の便器に使用されている洗浄水タンク3
2“、の断面図である。
タンク32〃は円筒状の本体部236とその両端に気密
に装着されたエンドキャップ238.240からなって
いる。
タンク32〃は前記実施例のタンク32と同様に、その
タンク32〃内に供給される水の圧力によってそのタン
ク32〃内の空気を圧縮し、その空気の圧力によってそ
の水をボウル36〃内に射出するようになっている。
しかしながら本実施例のタンク32〃の場合には、ボウ
ル36〃内に常に所定の量の水が残るように自動的に水
位調整をする出入口部材242が使用されている。
その出入口部材242はタンク32〃の下面においてエ
ンド部材242はタンク32“の下面においてエンドキ
ャップ238および本体部236の壁を貫通している貫
通孔内に装着されている。
またその出入口部材242は1字形をしており、はぼ垂
直に(本体部236の半径方向に)延びる大径の水路2
42aとその大径の水路242aに連通した小径の水平
子L242bを備えている。
ドレーン管244がその水平孔242bに装着され、は
ぼ水平方向(本体部236の軸方向)に延びている。
前記大径の水路242aの下端には前記洗浄弁202に
接続されたパイプ246が接続されている。
洗浄弁202は後に詳述するが、タンク32〃内に水を
満たすときには、水がパイプ246を通って出入口部材
242に流れるのを許す。
その際、水の大部分は前記大径の水路242aを通って
上昇してタンク32〃内に入る。
そのタンク32〃内の水位が上昇するのに従って、水圧
とタンク32〃内の空気の圧力が等しくなるまではその
タンク32〃内の空気が圧縮される。
水圧と空気の圧力が等しくなったときの水位のレベルを
第7図においてLlで示す。
タンク32〃の内部には、洗浄弁202が作動されて水
洗が開始されるまで、水圧がかげ続けられる。
洗浄弁202が作動されると、前記パイプ246が前記
洗浄水供給管208と連通されて、タンク32〃内の空
気の圧力によって水がタンク32〃からその洗浄水供給
管208に送られる。
その水の殆どは前記大径の水路242aを通って比較的
高速で流れる。
水位がL2で示す位置まで下がると大径の水路242a
を通る流れが停止され、水洗サイクルの主要部分が終わ
る。
しかしながら、タンク32〃内の水は前記ドレーン管2
44および水平孔242bを通ってタンク32“からな
お抜は続ける。
水平孔242bの径が小さいため、このときの流速は前
記水洗サイクルの主要部分における流速に比べて小さい
また、タンク32〃内の水位が出入口部材242の上端
より低くなると、水路242aを通って空気がタンク3
2〃内に入ることができるようになり、タンク32〃内
の圧力が大気圧になる。
タンク32〃内になお残っている水は重力のみによって
流れ、したがって水洗サイクルの主要部分における水の
流速に比べて極めてゆっくり流れる。
前記大径の水路242aの径と水平孔242b 。
の径の相対的大きさ、出入口部材242の高さに対する
水平孔242bの垂直方向の位置はトイレの設計に応じ
て適当なフロー特性が得られるように選択される。
もちろん、水洗サイクルの主要部分における水量はもち
ろんボウル36〃内の汚物を完全に流せるだけの量でな
くてはならない。
次に第9,10図を参照して前記洗浄弁202なさらに
詳細に説明する。
洗浄弁202は内面に螺条を有する第1〜第3の3つの
開口250,252゜254を備えたハウジング248
を有している。
各開口250,252,254は円筒状弁部材258を
収容した弁室256に連通している。
その弁部材258の彎曲した外面に凹部が設けられ、そ
れによって曲がった弁通路260が形成されている。
その弁部材258はその軸を中心として90°回転して
、その弁通路260を第1、第2の2つの位置に移動さ
せる。
その弁通路260はその第1の位置においては前記第1
、第2の開口250.252を連通させ、第2の位置に
おいては第2、第3の開口252,254を連通させる
また弁部材258は、前記ハウジング248から突出し
、前記レバー206に連結されたシャフトに取り付けら
れている。
前記第1の開口250は前記給水管204に接続されて
おり、第2の開口252は前記タンク32〃の前記出入
口部材242に接続されている前記パイプ246に接続
されている。
また第3の開口254は前記洗浄水供給管208に接続
されている。
第9図は、洗浄弁202が、第1、第2の開口250.
252が連通した給水位置にある状態を示している。
この給水位置においては、前記タンク32〃内の空気圧
が水圧に等しくなるまで、そのタンク32〃内に水が供
給される。
ボウル36//内を水洗するときには、弁部材258が
第2の位置に回転されて、タンク32〃内と洗浄水供給
管208が連通される。
このときには、前記給水管204は弁部材258によっ
て閉じられ、タンク32〃内の水が洗浄水供給管208
に流される。
このときの洗浄弁202の状態が第10図に示されてい
る。
本実症例においては、洗浄弁202は便器のフタ207
を上げ下げすることによって自動的に作動される。
弁作動リンク264がその一端を前記レバー206の外
端に回転自在に軸支され、前記上部ハウジング24〃の
壁を貫通して前方に延びている(第6図)。
その弁作動リンク264の外端はフタ207から後方に
一体的に延びるラグ266(第9図)に軸支されている
第9,10図を比較すれば明らかなように、フタ207
を上げれば前記弁部材258が第9図に示す位置に持ち
来たらされ、フタ207を下げれば前記弁部材258が
第10図に示す位置に持ち来たらされる。
そのフタ207が下げられて、ボウル36〃内が水洗さ
れると洗浄水タンク32〃は空に保たれ、そのタンク3
2〃の内部は前記洗浄水供給管208およびジェット2
16を介して大気と連通されている。
トイレを使用しようとして便器のフタ207を上げれば
、弁部材258が第9図に示す位置に移動してタンク3
2〃内に水が満たされる。
使用後にフタ207が閉じられると、弁部材258が第
10図に示す位置に戻り、タンク32〃内の水によって
ボウル36〃が水洗され、かつ所定の水位まで前記浅い
トラップに水が満たされる。
第11〜15図に洗浄弁202の替りに使用することの
できる他の例が示されている。
第11〜15図において本例の洗浄弁268は比較的径
の大きい直線的な水路272を有するハウジング272
を備えている。
その水路272の一端の開口274はタンク32〃に接
続され、他端の開口276は洗浄水供給管208を介し
てボウル36〃に接続されている。
ハウジング272はさらに横方向に延びる水路278(
第13図)を備えている。
この水路278には前記給水管が接続される。前記両開
口274,276および水路278はほぼ球状の弁部材
282を収容した弁室280に連通している。
その弁部材282は前記水路272とほぼ同じ径の直径
方向に延びる水路284を備えている。
弁部材282は第14図に示す水路284が前記水路2
72に連通し、タンク32〃からボウル36〃へ水が流
れるのを許す第1の位置から第12.13図に示す水路
284が水路272に対して直角方向を向く第2の位置
の間を、水路284にほぼ直角な軸を中心として90°
回転することができる。
その第2の位置においてはタンク32〃とボウル36〃
の間の連通し増たれ、タンク32〃に接続された前記開
口274と給水管204に接続された前記水路278が
弁部材282の外面に形成された凹部286(第11゜
13図)によって連通される。
この凹部286にバルブ部材282を通ってタンク32
〃に水が満たされる。
第11〜15図に示す形式の洗浄弁は、水洗のときに、
タンクとボウルの間に比較的径の大きいストレートな水
路が提供されるために、洗浄水が弁を通過するときの抵
抗が小さく、したがって水の勢いが弱まらないという利
点がある。
もちろん、水をタンクに満たすときの水路(四部286
)はある程度狭くなるが、タンク内に水を満たすための
時間は充分与えられるため例えその水路が狭くても余り
問題にならない。
前記弁部材282はその回転軸に配された回転シャフト
288に取り付けられている。
その回転シャフト288はその外端に、前記側のリンク
264と同じようなリンク292によって便器のフタ2
07に連結されたレバー290を備えている。
第15図はその回転シャフト288とレバー290を示
している。
また第15図は水がタンク32〃からボウル36〃に流
れているときの前記凹部286の位置をも示している。
本例の洗浄弁268は本実施例の形式以外の便器にもち
ろん使用することができる。
以上本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発
明は前記実施のみに限られるものではない。
例えば、前述のような形式以外の水洗機構を用いてもよ
い。
洗浄水は加圧するのが望ましいが、重力によって洗浄水
を供給するようにしても差し支えない。
また、2つの洗浄水タンクを交互に使用して、一方のタ
ンクには常に加圧水が蓄積されていて、洗浄が必要なと
きに即座に洗浄水を流せるようにしてもよい。
また、前記汚水タンク42において、ダイアフラム11
2はタンク42の頂壁以外に取り付けてもよい。
例えば、その頂壁の下方でタンク42を横切るようにし
てもよいし、さらにはタンク42の垂直な壁部に取り付
けてもよい。
しかしながら後者の場合にはダイアフラムを元に戻すた
めの手段が必要となる。
また本明細書においては便器の各部分をプラスチックの
成型で製造する場合に基づいて説明をしたが、もちろん
従来のセラミックで製造してもよい。
さらに、本明細書において水あるいは洗浄水とは便器の
洗浄に使用される液体全般を含むものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の水洗便器の一部分解斜視図
、第2図はその■−■線断面図、第3図は第1図のトイ
レの水洗機構を説明するための図、第4図はその水洗機
構の一部を詳細に示す断面図、第5図は水洗機構を作動
する機構の他の例を示す平面図、第6図は本発明の他の
実施例の水洗便器の一部分解斜視図、第7図は第6図の
便器の洗浄水タンクの断面図、第8図は第7図の■−■
線断面図、第9,10図はそれぞれ第6図の便器の洗浄
弁の異なる状態を示す側面図、第11図は他の例の洗浄
弁の斜視図、第12図はその洗浄弁の一位層を示す側面
図、第13図は第12図の平面図、第14図は第11図
の洗浄弁の他の位置を示す側面図、第15図は第14図
のxv−xv線断面図である。 32・・・洗浄水タンク、36・・・ボウル、40・・
・排水管、42・・・汚水タンク、44・・・汚水排出
管、112・・・ダイアフラム、124・・・洗浄弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 汚物を受けるボウル、 そのボウルから横方向に延び、浅い第1のトラップを形
    成する排水路、 前記ボウルに洗浄水を供給する水洗機構、前記排水路に
    連通しており、その排水路からの汚水を受ける室、 この室から外方に延びて下水の入口に接続されるととも
    に第2のトラップを形成する排出路および、 前記室に連通され、前記ボウルからこの室に流入する液
    体によって増加するガス圧を解放し、これによってボウ
    ルからの洗浄水に対する圧力抵抗を減少させる手段から
    なり、 前記第1のトラップが、前記ボウル内に比較的浅い水が
    常に残ってその第1のトラップを気体が通過するのを防
    止するように構成されており、前記水洗機構が前記ボウ
    ル内に常時残される液および汚物を前記排水路方向に押
    し流すような方向に洗浄水を供給するようになっており
    、前記第2のトラップが下水内の気体が前記汚水タンク
    に逆流するのを防止するのに充分な高さを備えているこ
    とを特徴とする水洗便器。 2 前記室が汚水タンクであり、前記ガスを解放する手
    段がこの汚水タンクに気密にシールされた柔軟なダイア
    フラムかもなり、 前記ボウルから前記汚水タンク内に流入する水によって
    排除された空気のための空間を提供するように上方に撓
    むようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の水洗便器。 3 前記ボウルがほぼその前端から後端にかげて延びる
    溝形の凹部を備えており、前記排水路がその凹部の後端
    に配されており、前記水洗機構が洗浄水をその凹部の前
    端から前記排水路の方向に供給するようになっているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水洗便器。 4 前記排水路が前記ボウルに設けられた出口開口から
    前記汚水タンクに設けられた入口開口に延びる上方に向
    かって傾斜したパイプによって形成されており、その傾
    斜が、前記ボウルの出口開口の上端を形成する部分がそ
    のボウルの前記常時残される水の水面の下に常時位置さ
    れるように選択されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項または第3項記載の水洗便器。 5 前記ダイアフラムが前記汚水タンクの頂壁に取り付
    けられており、そのダイアフラムが通常はその汚水タン
    クに押圧された位置を取るように重みをつけられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の水洗便器
    。 6 前記水洗機構が前記ボウルに接続された主洗浄パイ
    プと、その主洗浄パイプより径が小さく、洗浄水をその
    ボウルの上級に沿った位置で供給してそのボウルの表面
    をすすぐすすぎパイプとを備えていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の水洗便器。 7 前記水洗機構が、閉鎖された洗浄水タンク、給水源
    から洗浄水を加圧下で直接その洗浄水タンクに供給し、
    その洗浄水タンク内の空気をその供給された水によって
    加圧する給水手段、その洗浄水タンク内の加圧された洗
    浄水をその洗浄水タンクから放出するための手動弁手段
    およびその放出された洗浄水を前記ボウル内に導く導管
    手段とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の水洗便器。 8 前記手動弁手段がオフ位置に付勢されたオン−オフ
    空気弁であり、前記水洗機構が、通常は閉鎖されており
    、空気圧によって開かれ、前記洗浄水を前記ボウル内に
    放出する空圧作動の洗浄弁、その洗浄弁に前記オン−オ
    フ空気圧を介して前記洗浄水タンク内の加圧空気を接続
    する第1の空気管路、および前記オン−オフ空気弁を迂
    回し、そのオン−オフ空気弁が閉じられたときに、前記
    洗浄弁を与えられた加圧空気が前記洗浄水タンクに戻る
    のを許す第2の空気管路を備えており、前記ボウル内へ
    の洗浄水の流れが徐々に停止されるようになっているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の水洗便器。 9 前記第2の空気管路が、前記加圧空気が前記洗浄水
    タンクに戻る速度を調節するための流量制御弁を備えて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の水洗
    匣器。 10 前記手動弁手段が便座に結合されており、その便
    座が上げられたときに洗浄水が前記洗浄水タンク内に流
    入するのを許し、その便座が閉じられたときに、その洗
    浄水タンクから洗浄水が前記ボウル内に放出され、その
    ボウルを洗浄するのを許すようになっていることを特徴
    とする特許請求の範囲第7項記載の水洗便器。 11 前記水洗機構が、 下部に単一の開口を備えた、洗浄水用の閉鎖された加圧
    タンク、 前記加圧タンク内に開口した内端を有する比較的大径の
    ほぼ垂直方向に延びる主水路と、その主水路と連通ずる
    とともにその主水路の前記内端から所定の距離だけ垂直
    方向に離れた位置に形成されたその主水路の径より相当
    小さい径を有する側方開口とを備えた、前記加圧タンク
    内の前記開口内に装着された出入口部材、 前記加圧タンクの外側に配され、前記主水路を通って流
    れる水の量を制御するように前記出入口部材に接続され
    るとともに加圧水供給源に接続された弁手段、および 前記加圧タンクから前記ボウル内に洗浄水を導く導管手
    段を備えており、 前記弁手段が使用者によって第1、第2の位置の間を動
    かされる弁部材を備えており、その弁手段が前記第1の
    位置においては、加圧水が前記供給源から前記加圧タン
    ク内に供給され、その供給された水によってその加圧タ
    ンク内の空気が加圧されるのを許し、前記第2の位置に
    おいては、前記主水路を前記導管手段と連通させ、それ
    によって加圧タンク内の水が前記加圧された空気によっ
    て、その加圧タンク内の水位が前記主水路の内端に達す
    るまでは、その主水路と導管手段を通って前記ボウル内
    に供給され、それ以後は水が前記側方開口を通って重力
    によってゆっくりと流れ、前記第1のトラップの所定の
    水位を満足させるようになっていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の水洗便器。 12 前記弁手段が、前記加圧タンクの前記出入口部材
    に連通した第1の開口、前記導管手段と連通した第2の
    開口およびその両開口間に延びる真直ぐな水路を備えた
    弁本体、前記両開口の間において前記水路内に配された
    弁室、および前記水路の一部を形成する開口を有すると
    ともにその弁室内に挿入された弁部材を備えており、 その弁手段が前記第2の位置にあるときに、前記弁部材
    の前記開口によって前記第1、第2の開口が連通せしめ
    られるようになっており;さらに、前記弁本体が、前記
    弁室と連通しているとともに前記加圧水供給源に接続さ
    れた第3の開口を備えており、前記弁部材が、前記弁手
    段が前記第1の位置にあるときに前記第1の開口と第3
    の開口を連通させる凹部をその外面に備えていることを
    特徴とする特許請求の範囲第11項記載の水洗便器。 13 前記導管手段が、前記弁手段と前記ボウルの間に
    延びる主洗浄水パイプとボウルすすぎ系とを備えており
    、そのボウルすすぎ系が、その主洗浄水パイプより径が
    小さく、洗浄水の一部がそのボウルすすぎ系内に流入す
    るようにその主洗浄水パイプに接続されたパイプと、前
    記ボウルの上縁に隣接して配されるとともにそのパイプ
    に接続されており、ボウルの内面にすすぎ水を供給する
    複数のジェットとを備えていることを特徴とする特許請
    求の範囲第11項記載の水洗便器。 14 汚物を受けるボウルとそのボウルに洗浄水を供給
    する水洗機構を備えた水洗便器において、前記ボウルか
    ら横方向に延び、浅い第1のトラップを形成する排水路
    、 前記排水路に連通しており、その排水路からの汚水を受
    ける汚水タンク、 その汚水タンクから外方に延びて下水の入口に接続され
    るとともに第2のトラップを形成する汚水排出路および 前記排水路からの汚水が前記汚水タンクに入る位置より
    高い位置においてその汚水タンクを横切って延びるとと
    もにそのタンクに気密にシールされた柔軟なダイアフラ
    ムからなり、 前記第1のトラップが、前記ボウル内に比較的浅い水が
    常に残ってその第1のトラップを気体が通過するのを防
    止するように構成されており、前記第2のトラップが下
    水内の気体が前記汚水タンクに逆流するのを防止するの
    に充分な高さを備えており、 前記汚水タンクと第2のトラップが一度の水洗によって
    前記ボウルから流される水の量より充分大きい水量を収
    容し得るように構成されており、前記ダイアフラムが、
    前記排水路から前記汚水タンク内に流入する水によって
    排除された空気のだめの空間を提供するように上方に撓
    むようになっており、それによって前記ボウルから水を
    前記汚水タンク内に押し流すときの抵抗が小さくなるよ
    うにしたことを特徴とする水洗便器。
JP54147614A 1978-11-14 1979-11-14 水洗便器 Expired JPS5928707B2 (ja)

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