JP2007247282A - 便器洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】便器非使用時には貯水タンク60には蓄圧水を貯水しておかない。フラッシュスイッチが操作されると、ソレノイド57が励磁し、弁体55を引き上げて直動形電磁弁50を開弁する。これにより、分岐管30を介して水道水が静水圧にて貯水タンク60内に流入し、貯水される。その後、弁装置22を開弁する。これにより、リム3へ給水され、鉢部2の内面が洗浄される。次いで、電磁弁50を開とすると共に、弁装置23を開弁する。これにより、貯水タンク60内の蓄圧水と給水ホース11からの水とがジェットノズル5を介してトラップ部に噴出し、トラップ部にサイホンが迅速かつ強力に発生する。
【選択図】図3
Description
第1図は第1の実施の形態に係る便器洗浄装置の斜視図、第2図は第1図の洋風便器の斜視図、第3図〜第6図は第1図の便器洗浄装置のフロー図、第7図はタイミングチャートである。
弁装置22,23及び直動形電磁弁50が閉弁され、貯水タンク60内に水が貯留されていない状態において、制御手段がエアーポンプ41を作動させる。蓄圧装置内のエアー圧が所定圧に達すると、圧力センサ42が制御手段に信号を送信し、制御手段がエアーポンプ41を停止する。
弁装置22,23及び直動形電磁弁50は閉弁されている。貯水タンク60内は貯水されておらず、貯水タンク60内は、上記所定圧となっている。なお、直動形電磁弁50の弁体56は、バネ56の付勢力と、水道水圧とによって弁座54に押し付けられ、閉弁状態となっている。
フラッシュスイッチが操作されると、制御手段がソレノイド57を励磁し、弁体55を引き上げて直動形電磁弁50を開弁する。これにより、止水栓10、給水ホース11及び分岐管30を介して水道水が静水圧にて貯水タンク60内に流入し、貯水される(第7図の工程a)。貯水タンク60の容量は、通常は500〜1000cc程度であり、工程aは通常は2〜5秒程度である。
1.リム洗浄(工程c,d)
上記工程bの後、制御手段が弁装置22を開弁する。これにより、止水栓10、リムノズル4を介してリム3へ給水され、鉢部2の内面が洗浄される(工程c,d)。
次いで、制御手段が弁装置23を開弁する。これにより、貯水タンク60内の蓄圧水と給水ホース11からの水とがジェットノズル5を介してトラップ部に噴出する。これにより、トラップ部にサイホンが迅速かつ強力に発生する(工程e)。
やがて、制御手段からの信号によって弁装置23が閉弁する。これによってジェット水噴出が停止し、鉢部2内の汚水が排出され、サイホンがブレークされる。そこで、制御手段が弁装置22を所定の短時間だけ開弁し、鉢部2内に所定量の水を供給し、溜水面を形成する。
貯水タンク60内に蓄圧水を貯留した状態において、何らかの原因によりエアーがリークしたり、エアーが水へ溶け込んだりすることにより、エアータンク43内のエアー圧が規定の圧力よりも低下した場合には、圧力センサ42からの信号に基づき、制御手段がエアーポンプ41を作動させ、エアータンク43内のエアー圧を所定圧まで回復させることが望ましい。
上記実施の形態では、リム洗浄工程dの間、ソレノイド57は全く励磁されないが、リム洗浄工程dの終期に、一時的にソレノイド57を励磁し、直動形電磁弁50を開とし、貯水タンク60から蓄圧水をリム洗浄水に追加してもよい。これにより、便鉢内の水位が一時的に上昇する。この状態でジェットが起動することにより、サイホンが早期に形成されるようになる。
直動形電磁弁50のバネ56のバネ定数を調節できるようにしてもよい。これにより、工程dの間における貯水タンク60内の水圧をバネ定数に応じた値に調節することができる。
2 鉢部
3 リム
4 リムノズル
5 ジェットノズル
11 給水ホース
22,23 弁装置
30 分岐管
41 エアーポンプ
42 圧力センサ
43 エアータンク
50 直動形電磁弁
51 第1ポート
52 第2ポート
54 弁座
56 バネ
57 ソレノイド
60 貯水タンク
62 浮子
63 弁座
Claims (9)
- 洋風便器に水道水圧によって水を供給する給水手段と、
該給水手段から連通路を介して水道水が水道水圧によって導入されると共に、該連通路を介して該給水手段に対し蓄圧水を供給可能な蓄圧装置と、
該連通路に設けられた弁とを有する便器洗浄装置において、
該弁が直動形電磁弁であることを特徴とする便器洗浄装置。 - 請求項1において、該直動形電磁弁は、弁座と、該弁座に対し前記給水手段側から着座する弁体と、該弁体を着座方向に押圧するバネと、該バネの押圧力と反対方向に該弁体を付勢可能なソレノイドとを有することを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項1又は2において、該蓄圧装置は、
貯水タンクと、
該貯水タンクとは別体に設けられたエアータンクと、
該貯水タンクと該エアータンクとを連通する連通手段と、
を有することを特徴とする便器洗浄装置。 - 請求項3において、前記蓄圧装置は、前記蓄圧装置内のエアーを加圧するためのエアーポンプを備えたことを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項4において、前記蓄圧装置内のエアー圧を検知するエアー圧検知手段と、該エアー圧検知手段の検知圧力に基づいて前記エアーポンプの作動を制御する手段を備えたことを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項4又は5において、前記貯水タンクに、該貯水タンク内のエアーが前記便器側に流出することを阻止するエアー流出阻止手段が設けられていることを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項6において、前記貯水タンクの底部に水の給排口が設けられており、
前記エアー流出阻止手段は、
該給排口に設けられており、上方から浮子が着座可能な弁シート部と、
該貯水タンク内の水面に浮上している浮子と
を備えてなり、
該貯水タンク内の水位が所定以下になると該浮子が該弁シート部に着座して該給排口が閉鎖されることを特徴とする便器洗浄装置。 - 請求項1ないし7のいずれか1項において、洋風便器の便器洗浄を開始するためのフラッシュスイッチが設けられており、
前記直動形電磁弁は、該フラッシュスイッチが操作されると、所定時間開弁し、水道水を前記蓄圧装置内に流入させて蓄圧水を貯水することを特徴とする便器洗浄装置。 - 請求項8において、前記洋風便器は、トラップ内ヘ水を噴出するジェットノズルを備えており、前記給水手段は、洋風便器のリムと該ジェットノズルとにそれぞれ給水可能であり、
該給水手段は、前記蓄圧装置内に所定量の水道水が流入すると直動形電磁弁を閉弁させ、その後、直動形電磁弁を消磁状態としたままリムにのみ水道水を供給し、その後、リムへの給水を停止し、ジェットノズルへ水道水を供給すると共に、直動形電磁弁を励磁状態として蓄圧水を供給することを特徴とする便器洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006072976A JP2007247282A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 便器洗浄装置 |
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JP2007247282A true JP2007247282A (ja) | 2007-09-27 |
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Family Applications (1)
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JP2006072976A Pending JP2007247282A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 便器洗浄装置 |
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2006
- 2006-03-16 JP JP2006072976A patent/JP2007247282A/ja active Pending
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