JPH04354925A - モップ洗浄用自動吸水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はモップ類の洗浄後そのモ
ップ類から水分を自動吸水する装置に関するものである
。

【０００２】

【従来の技術】モップ類による清掃中に汚れた払拭部を
洗浄するための器具は公知である。しかし、使用上のこ
つがあり、効率的でないため、本発明者はさきに、使用
し易く効率的な器具を考案した。例えば実公平１−２６
３６２号に示されている洗い桶や実公昭６４−２６９５
号に示されている絞り装置類がそれである。

【０００３】しかしこうした従来の洗浄器具は、動力利
用でないため手足による作業が多く、また十分な水絞り
ができない欠点があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたものでその課題とするところは、先端に払拭
部を有するモップを水容器で洗浄し、かつまたモップの
払拭部に含まれた水分を汚れと共に、自動的に吸引する
ようにして、モップの洗浄を高い効率で、容易に実施で
きるようにすることである。

【０００５】また本発明は払拭部に含まれた水分を十分
に吸水することにより、多過ぎる水気により床などを傷
めることがなく、また水気により滑る危険をなくすこと
を目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、モップ洗浄器の吸水装置を、モップの払拭部
ｍの挿入が可能な上方開口を有する有底の受容部２と、
該受容部２内に設けられ、払拭部ｍの挿入により接点が
閉じるスイッチ手段３と、前記受容部２に通じた吸引口
４を有し、払拭部ｍに含まれた水分を吸引するため、前
記スイッチ手段３によって作動する吸引機５と、一端で
前記吸引口４に通じ、他端は前記洗浄水Ｗに通じた吸水
路６と、前記吸引口４を受容部２に対して開く位置Ａと
、吸引口４を吸水路６に対して開く位置Ｂとを移動する
切換弁７並びにその切換操作のためのレバ８と、吸引さ
れた汚水分及び洗浄水を水容器１の外部又は内部へ排出
するための排出管９とによって構成するという手段を講
じたものである。

【０００７】水容器１は本発明に係る洗浄装置の本体を
兼ねることができ、本体としても水容器としても利用可
能である。

【０００８】スイッチ手段３は吸引機５を作動させるた
めの手段であり、モップの払拭部ｍの挿入動作により接
点１９を閉じる。しかし、これとは別に吸引機５の作動
を制御するスイッチ３４を設け、自動スイッチ手段３に
拘らず切換弁７の切換えで洗浄水も排水も排出できるよ
うにすることも可能である。

【０００９】

【実施例】以下図面を参照して説明する。水容器１は洗
浄装置の主要部を内蔵可能な大きさを有する容器状に形
成され、底面上が貯水に利用される。装置主要部は取付
手段により槽本体の側壁１１に取り付けられており、他
方の側壁１２との間１３がモップＭの払拭部ｍを浸漬す
る部分となっている。取付手段は機体１０ａに一体で、
前記側壁１１に上から係止した係止棧１０ｂ、１０ｃを
有する。

【００１０】受容部２は、払拭部ｍを上方前方から挿入
可能なように上方が開口した有底の函状構造を有し、底
面は払拭部ｍの水分と汚れを通す多孔部１４となってい
る。１５は通水路で、前記多孔部１４の直下から、後述
する吸引口４の方向へのびている。

【００１１】スイッチ手段３は払拭部ｍの挿入により押
し下げられる接触子１６と、これを戻し方向へ付勢する
ばね１７と共に設けられた作動軸１８及び該軸１８の押
し下げにより閉じ、戻りにより開く接点１９とを有する
。２０はＯ−リングのようなシール部材で、作動軸１８
の下部から水気が接点１９へ侵入するのを防止する。 ２１は開閉接点１９よりのびた配線で、吸引機５等へ通
じている。

【００１２】前述の吸引口４は通水路１５に上方から通
じて室２２と連通しており、その上方に配置される吸引
プロペラからなる吸引機５により通水路１５及び吸水路
６から水分が吸い込まれる。２２ａは吸引口４を囲む仕
切りで、室２２の外周を仕切っており、水分は、プロペ
ラからなる吸引機５の中心部の開口５ａから吸込まれ、
遠心方向へ排出される。

【００１３】吸引機５はモータ２４によって回転する前
記のプロペラ構造を具備し、吸引された水等は吸引機５
を収容した排出室２３に開口している排出口２５より排
出される。

【００１４】吸水路６は下端が洗浄水中に、上端６ａが
前記通水路１５に夫々通じており、かつ通水路１５の先
方に位置していて、その上端６ａの手前に吸引口４が位
置する配置になっている。

【００１５】故に、切換弁７は通水路１５中をスライド
可能に設けられているところ、吸引口４よりも吸水路６
側の位置Ａにあるときは吸引口４を受容部２に対しての
み開き（図５の実線）、逆の位置Ｂにあるときは吸引口
４を吸水路６に対してのみ開く（同図の鎖線）。

【００１６】２６は切換弁７のスライド軸、２７は該軸
２６を位置Ａ方向へ付勢しておくばね、２８は切換弁操
作のためのレバ８とスライド軸２６との接続手段で、レ
バ８の回動操作によりスライド軸２６が傾斜しないよう
にレバ下端と緩く嵌合している。

【００１７】２９は抜け止めで、レバ下端の長孔３０内
を移動可能に接続手段２８に取り付けられている。３１
はレバ支軸を示す。またレバ上端には下方へ付勢された
係止爪３２が設けられ、レバ回動時、装置本体側に用意
されているラチェット３３と係合して、レバ操作位置を
保つ。

【００１８】スイッチ３４が前記スイッチ手段３とは別
に設けられており、該スイッチ３４はスイッチ手段３に
よる入力とは別に吸引機５を作動状態におき、切換弁７
が操作されると吸水路６から洗浄水Ｗを吸引できるよう
になっている。排水管９が排出室２３の排出口２５に通
じて設けられており、汚れを含む水及び洗浄水を水槽１
の外部又は内部へ排出する。

【００１９】故に、モップＭの払拭部ｍを洗浄水Ｗに漬
け、受容部２内ヘ挿入しスイッチ手段３が入力されると
、払拭部ｍに含まれた水分は汚れと共に多孔部１４へ落
ちるが、前記スイッチ入力により吸引機５が作動するた
め汚水分は直ちに吸引され、機外へ排出される。レバ８
の切換により弁７が位置Ｂにセットされると洗浄水Ｗが
排出室２３等へ流れるので、内部の汚れが浄化される。

【００２０】

【発明の効果】本発明は以上の如く構成されているので
、先端に払拭部を有するモップであれば種類、構造に拘
らずそれらを洗浄することができ、洗浄の際には払拭部
ｍを受容部２へ挿入しスイッチ手段３を閉じるのと同時
に払拭部ｍに含まれた水分が自動吸引されるから、洗浄
効果が著しく高められ、使用方法が容易であることと相
俟って使用上顕著な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例に係る装置の縦断面図。

【図２】同上の平面図。

【図３】同上の横断面図。

【図４】吸引機のプロペラの斜視図。

【図５】要部拡大断面図。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　モップを洗浄する洗浄水Ｗを貯溜可能
   な水容器１を有するモップ洗浄器に於て、水容器１に設
   けられた、モップの払拭部ｍの挿入が可能な上方開口を
   有する有底の受容部２と、該受容部２内に設けられ、払
   拭部ｍの挿入により接点が閉じるスイッチ手段３と、前
   記受容部２に通じた吸引口４を有し、払拭部ｍに含まれ
   た水分を吸引するため、前記スイッチ手段３によって作
   動する吸引機５と、一端で前記吸引口４に通じ、他端は
   前記洗浄水Ｗに通じた吸水路６と、前記吸引口４を受容
   部２に対して開く位置Ａと、吸引口４を吸水路６に対し
   て開く位置Ｂとを移動する切換弁７並びにその切換操作
   のためのレバ８と、吸引された汚水分及び洗浄水を水容
   器１の外部又は内部へ排出するための排出管９とからな
   る吸水機構を備えたことを特徴とするモップ洗浄器の自
   動吸水装置。
2. 【請求項２】　　受容部２以下排出管９を含む吸水機構
   が、取付手段により水容器１に着脱可能に設けられてい
   る請求項第１項記載のモップ洗浄器の自動吸水装置。
3. 【請求項３】　　スイッチ手段３は払拭部ｍにより押し
   下げられて開閉する接触子１６を有する請求項第１項記
   載のモップ洗浄器の自動吸水装置。
4. 【請求項４】　　吸引機５は吸引プロペラ２２を有する
   請求項第１項記載のモップ洗浄器の自動吸水装置。