JPH0562022A - 光学式文字読取装置における住所単語照合方法 - Google Patents

光学式文字読取装置における住所単語照合方法

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Publication number
JPH0562022A
JPH0562022A JP3246783A JP24678391A JPH0562022A JP H0562022 A JPH0562022 A JP H0562022A JP 3246783 A JP3246783 A JP 3246783A JP 24678391 A JP24678391 A JP 24678391A JP H0562022 A JPH0562022 A JP H0562022A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP3246783A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ushijima
真一 牛島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0562022A publication Critical patent/JPH0562022A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 住所表示上の字レベルの一部が省略されて記
載された住所であってもその解読を可能とした住所単語
照合方法を提供する。 【構成】 住所の単語照合を行いつつその住所を解読す
るOCR装置において、住所を都道府県レベル、市区郡
レベル、区町レベル及び字レベルに区分して各レベル単
位で単語照合し(ステップS1〜S6)、字レベル処理
(ステップS9〜S13)中に、字レベルでの単語照合
の不一致(ステップS12)が発生したとしても、次レ
ベルが存在する場合は、次レベルの字辞書で再度処理
(ステップS14)を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式文字読取装置
(以下、OCR装置と称する)における住所単語照合方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】帳票等の被読取媒体から読み取りかつ文
字認識して得られる読取住所の住所単語と単語辞書に登
録されている住所単語とを照合しつつ被読取媒体に記述
された住所を解読するOCR装置においては、従来、単
語照合処理を行う場合、正式な住所表示で記入された正
式住所のみを処理の対象としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、正式住所のみを処理の対象としたのでは、正式
住所表示が例えば“愛知県名古屋市名東区猪高町大字上
社字中島”なる住所を、“愛知県名古屋市名東区猪高町
字中島”と、住所表示上の字レベルの一部である“大字
上社”を省略して帳票等に記載した場合、正式な住所表
示ではないので、字レベルで照合の不一致が生じ、最終
的にその住所を解読できないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、住所の単語照合を行い
つつその住所を解読するOCR装置において、住所表示
上の字レベルの一部が省略されて記載された住所であっ
てもその解読を可能とした住所単語照合方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による住所単語照合方法は、被読取媒体から
読み取りかつ文字認識して得られる読取住所の住所単語
と辞書に登録されている住所単語とを照合しつつ被読取
媒体に記入された住所を解読するOCR装置において、
読取住所を都道府県レベル、市区郡レベル、区町レベル
及び字レベルに区分して各レベル単位で単語照合し、こ
の字レベルでの単語照合が不一致の場合は、字レベル中
に次レベルが存在するか否かを判断し、次レベルが存在
する場合は次レベルの辞書を用いて再度単語照合を行う
ようにしている。
【0006】
【作用】本発明による住所単語照合方法によれば、字レ
ベル処理中にエラー(照合不一致)が発生しても、次レ
ベルが存在する場合は、次レベルの字辞書で再度処理を
行うことで、より柔軟な単語照合処理を行うことができ
るため、住所表示上の字レベルの一部が省略されて記述
された住所であってもこれを解読できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明による住所単語照合方法が
適用されるOCR装置の構成の一例を示すブロック図で
ある。図において、帳票等の被読取媒体に記入された住
所は光学式読取部1によって読み取られる。この読取部
1で読み取られた住所情報は文字認識部2に供給され
る。この文字認識部2では、周知のパターンマッチング
手法等を用いて文字の認識処理が行われ、候補文字デー
タがデータバッファに格納される。
【0008】住所辞書3には、都道府県毎に住所表現上
の小字レベルまでの住所データが単語単位で登録されて
いる。照合部4は、例えばマイクロコンピュータによっ
て構成されている。この照合部4では、読取部1で読み
取られかつ文字認識部2で文字認識して得られる読取住
所の住所単語と住所辞書3に登録されている住所単語と
を照合する処理が後述する処理手順にしたがって行われ
る。この住所単語の照合処理は、住所を都道府県レベ
ル、市区郡レベル、区町レベル及び字レベルに区分して
各レベル単位で行われる。
【0009】次に、本発明による住所単語照合方法の処
理手順につき、図1のフローチャートにしたがって説明
する。なお、本例では、正式な住所表示が図6(a)に
示す“愛知県名古屋市名東区猪高町大字上社字中島”な
る住所において、この住所をレベル1〜6に区分した場
合を例にとって示す。この場合、レベル4〜6が字レベ
ルとなる。
【0010】先ず、図1のフローチャートにおいて、レ
ベル1(都道府県レベル)の単語照合を行い(ステップ
S1)、続いて次レベルのサブ住所辞書を決定する(ス
テップS2)。この次レベルサブ住所辞書の決定処理に
おいて、単語照合によって照合結果として一意に決定さ
れた単語レコードの下位レベルのサブ住所辞書を次に参
照する辞書とする。単語レコードには、そのブロックア
ドレス及びブロック数が格納されている。
【0011】次に、レベル2(市区郡レベル)の単語照
合を行い(ステップS3)、しかる後単語照合が成功し
たか否かを判断する(ステップS4)。単語照合が成功
であれば、さらに次レベルのサブ住所辞書を決定する
(ステップS5)。この次レベルサブ住所辞書の決定処
理においても、ステップS2におけると同様の処理が行
われる。続いて、次レベルが字レベルであるかを判断し
(ステップS6)、字レベルでなければ、レベル3(区
町レベル)の単語照合を行い(ステップS7)、さらに
字レベルがあるかを判断し(ステップS8)、字レベル
がなければ、住所単語の照合処理を終了する。
【0012】ステップS6で字レベルであると判定した
場合、あるいはステップS8で字レベルがあると判定し
た場合には、小字住所辞書であるか否かを判断し(ステ
ップS9)、小字住所辞書でなければ、ステップS7に
移行してレベル3の単語照合を行う。小字住所辞書であ
れば、丁目レコードであるか否かを判断する(ステップ
S10)。
【0013】ステップS10において、丁目レコードで
ないと判定した場合には、レベル4〜6(字A〜C)の
単語照合を行い(ステップS11)、続いて照合結果が
一致であるか否かを判断し(ステップS12)、不一致
の場合には、字レベル処理中であるか否かを判断する
(ステップS13)。字レベル処理中であれば、レベル
4,5(字A,B)の次レベル対応処理を行う(ステッ
プS14)。
【0014】すなわち、字レベルでは、住所単語を省略
して記述することがあるので、字レベル処理中にエラー
が発生しても、次のレベルが存在する場合は、次レベル
の字辞書で再度処理を行うのである。但し、最初に現れ
る字レベルが、数字(丁目単語)の場合はエラーとし、
次レベル対応処理は行わないものとする。
【0015】ここで、次レベル対応処理の具体的な手順
につき、図3のフローチャートに基づいて説明する。先
ず、次レベルのサブ住所辞書をサーチし、次レベルをも
つ単語がいくつあるかを調べ、図4に示すように、次レ
ベルをもつ単語の次レベル先頭ブロックアドレス及びブ
ロック数をセーブする(ステップS31)。続いて、次
レベルの単語があったかを判断し(ステップS32)、
あった場合には、図5に示すように、ステップS31で
セーブした次レベル先頭ブロックアドレス及びブロック
数をもとにしてサブ住所辞書を決定する(ステップS3
3)。そして、このサブ住所辞書をもとにして単語照合
を行い(ステップS34)、続いて照合結果が一致した
か否かを判断する(ステップS35)。
【0016】ステップS32で次レベルの単語がないと
判定した場合、又はステップS35で照合結果が不一致
と判定した場合は、本処理を終了する。ステップS35
において、一致したと判定した場合は、続いて次レベル
のサブ住所辞書がまだあるか否かを判断し(ステップS
36)、まだある場合には、ステップS33に戻って上
述した処理を繰り返す。ステップS36で、次レベルの
サブ住所辞書がないと判定した場合には、本処理を終了
する。
【0017】再び図1のフローチャートにおいて、次レ
ベル対応処理(ステップS14)での処理結果が一致で
あったか否かを判断し(ステップS15)、不一致であ
った場合には、単語照合が不成功であった訳であるから
エラー処理を行い(ステップS16)、一連の処理を終
了する。また、ステップS10において、丁目レコード
であると判定した場合には、丁目単語処理を行い(ステ
ップS17)、続いて処理結果が正常か否かを判断する
(ステップS18)。
【0018】一方、ステップS4で単語照合が不成功と
判定した場合、ステップS13で字レベルの処理中でな
いと判定した場合、又はステップS18で処理結果が正
常でないと判定した場合には、ステップS16に移行し
エラー処理を行って一連の処理を終了する。また、ステ
ップS12で照合結果が一致であると判定した場合、ス
テップS15で処理結果が一致であると判定した場合、
又はステップS18で処理結果が正常であると判定した
場合には、ステップS8に戻り、字レベルがないことを
条件として住所単語の照合処理を終了する。
【0019】上述したように、字レベルは単語を省略し
て記述されることがあるが、字レベル処理中にエラー
(照合不一致)が発生しても、次レベルが存在する場合
は、次レベルの字辞書で再度処理を行うことで、より柔
軟な単語照合処理を行うことができるため、住所表示上
の字レベルの一部が省略されて記述された住所であって
もこれを解読できることになる。
【0020】すなわち、図6の例において、正式住所表
示(a)に対してレベル5を省略して記述された場合に
(b)、レベル4までは正常に単語照合できるものの、
本来レベル5である単語にレベル6の単語が入っている
ため、レベル5の単語照合はエラーとなるが、レベル5
は字レベルであるから次のレベルであるレベル6の字辞
書で単語照合することで、単語照合に成功し、図6
(b)に示すように、例えばレベル5が省略されて記述
された住所であっても、正式に住所表示された場合
(a)と同じように解読できるのである。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、住所の単語照合を行いつつその住所を解読するO
CR装置において、住所を都道府県レベル、市区郡レベ
ル、区町レベル及び字レベルに区分して各レベル単位で
単語照合し、この字レベル処理中にエラー(照合不一
致)が発生しても、次レベルが存在する場合は、次レベ
ルの字辞書で再度処理を行うようにしたので、より柔軟
な単語照合処理を行うことができるため、住所表示上の
字レベルの一部が省略されて記述された住所であっても
これを解読できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による住所単語照合方法の処理手順を示
すフローチャート(その1)である。
【図2】本発明による住所単語照合方法が適用されるO
CR装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】次レベル対処処理の手順を示すフローチャート
である。
【図4】次レベルサブ住所辞書サーチの状態を示す図で
ある。
【図5】次レベルサブ住所辞書決定の状態を示す図であ
る。
【図6】本発明に係る住所単語照合処理の概要図であ
る。
【符号の説明】
1 光学式読取部 2 文字認識部 3 住所辞書 4 照合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被読取媒体から読み取りかつ文字認識し
    て得られる読取住所の住所単語と辞書に登録されている
    住所単語とを照合しつつ前記被読取媒体に記入された住
    所を解読する光学式文字読取装置において、 前記読取住所を都道府県レベル、市区郡レベル、区町レ
    ベル及び字レベルに区分して各レベル単位で単語照合
    し、 字レベルでの単語照合が不一致の場合は、字レベル中に
    次レベルが存在するか否かを判断し、 次レベルが存在する場合は次レベルの辞書を用いて再度
    単語照合を行うことを特徴とする住所単語照合方法。
JP3246783A 1991-08-30 1991-08-30 光学式文字読取装置における住所単語照合方法 Pending JPH0562022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3246783A JPH0562022A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 光学式文字読取装置における住所単語照合方法

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JP3246783A JPH0562022A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 光学式文字読取装置における住所単語照合方法

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Publication Number Publication Date
JPH0562022A true JPH0562022A (ja) 1993-03-12

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ID=17153604

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3246783A Pending JPH0562022A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 光学式文字読取装置における住所単語照合方法

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JP (1) JPH0562022A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6242996B1 (en) 1998-10-27 2001-06-05 Tdk Corporation Surface mount self-induction component
US6472969B1 (en) * 1999-01-18 2002-10-29 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wire-wound common-mode choke coil
JP2016086122A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社村田製作所 コイル部品
US10607766B2 (en) 2015-01-22 2020-03-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component including coil disposed on a projection

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6242996B1 (en) 1998-10-27 2001-06-05 Tdk Corporation Surface mount self-induction component
US6472969B1 (en) * 1999-01-18 2002-10-29 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wire-wound common-mode choke coil
JP2016086122A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社村田製作所 コイル部品
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