JP2016086122A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の信号ラインの伝搬特性の劣化を抑制することができるコイル部品を提供する。【解決手段】コイル部品1は、巻芯部13と巻芯部13の両端に設けられた第1鍔部11および第2鍔部12とを有するコア10と、コア10に設けられた導線20と、第1鍔部11および第2鍔部12に設けられた電極30とを有する。導線20は、巻芯部13に巻回されたコイル形状の第1導線部21と、コア10に設けられたコイル形状の第2導線部22とを有する。第2導線部22のインダクタンス値は、第1導線部21のインダクタンス値と異なる。第2導線部22の軸は、第1導線部21の軸と同軸でなく異なる軸である。【選択図】図1

Description

本発明は、コイル部品に関する。
従来、コイル部品としては、実開平5−62022号公報(特許文献1)に記載されたものがある。コイル部品は、巻芯部と巻芯部の両端に設けられた鍔部とを有するコアと、巻芯部に巻回された導線と、鍔部に設けられた電極とを有する。
実開平5−62022号公報
ところで、前記従来のコイル部品を、基板の信号ラインにシャント接続して実装すると、巻芯部に巻回された導線に起因する共振が高周波帯で発生するという問題がある。この結果、信号ラインの信号がシャント方向に伝搬し、信号ラインの伝搬特性が劣化して、信号品位が劣化する問題がある。
そこで、本発明の課題は、信号ラインの伝搬特性の劣化を抑制することができるコイル部品を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明のコイル部品は、
巻芯部と前記巻芯部の両端に設けられた第1鍔部および第2鍔部とを有するコアと、
前記コアに設けられた導線と、
前記第1鍔部および前記第2鍔部に設けられた電極と
を備え、
前記導線は、
前記巻芯部に巻回されたコイル形状の第1導線部と、
前記コアに設けられたコイル形状またはミアンダ形状の第2導線部と
を有し、
前記第2導線部のインダクタンス値は、前記第1導線部のインダクタンス値と異なり、
前記第2導線部の軸は、前記第1導線部の軸と同軸でなく異なる軸であることを特徴としている。
ここで、第1導線部の軸とは、コイル形状の中心軸をいう。第2導線部の軸とは、第2導線部がコイル形状であるときコイル形状の中心軸をいい、第2導線部がミアンダ形状であるときミアンダ形状の中心線、つまり、ミアンダ形状の折り返し幅の中心を結ぶ線分が延在する方向をいう。第2導線部の軸が第1導線部の軸と同軸でなく異なる軸であるとは、第2導線部の軸が第1導線部の軸と一致しない(同心とならない)状態をいい、第2導線部の軸が第1導線部の軸と平行であってもよく、または、第2導線部の軸が第1導線部の軸と交差しなくてもよく、または、第2導線部の軸が第1導線部の軸と一点で交差してもよい。
本発明のコイル部品によれば、導線は、巻芯部に巻回されたコイル形状の第1導線部と、コアに設けられたコイル形状またはミアンダ形状の第2導線部とを有する。第2導線部のインダクタンス値は、第1導線部のインダクタンス値と異なる。第2導線部の軸は、第1導線部の軸と異なる。したがって、コイル形状またはミアンダ形状の第2導線部を追加しているため、コイル部品を基板の信号ラインにシャント接続して実装する際、メインコイルである第1導線部によって発生する共振周波数域においてインピーダンスを高くでき、シャント方向に信号が伝搬するモードを抑制することができる。したがって、信号ラインの伝搬特性の劣化を抑制して、信号品位の劣化を抑制することができる。
また、一実施形態のコイル部品では、
前記導線は、前記コアに設けられたコイル形状またはミアンダ形状の第3導線部を有し、
前記第1導線部は、前記第2導線部と前記第3導線部との間に直列に接続され、
前記第3導線部のインダクタンス値は、前記第1導線部のインダクタンス値と異なり、
前記第3導線部の軸は、前記第1導線部の軸と同軸でなく異なる軸である。
ここで、第3導線部の軸とは、第3導線部がコイル形状であるときコイル形状の中心軸をいい、第3導線部がミアンダ形状であるときミアンダ形状の中心線、つまり、ミアンダ形状の折り返し幅の中心を結ぶ線分が延在する方向をいう。第3導線部の軸が第1導線部の軸と同軸でなく異なる軸であるとは、第3導線部の軸が第1導線部の軸と一致しない(同心とならない)状態をいい、第3導線部の軸が第1導線部の軸と平行であってもよく、または、第3導線部の軸が第1導線部の軸と交差しなくてもよく、または、第3導線部の軸が第1導線部の軸と一点で交差してもよい。
前記実施形態のコイル部品によれば、第1導線部は、第2導線部と第3導線部との間に直列に接続されるので、第2導線部と第3導線部を第1導線部に対して対称に配置することができる。これにより、第1〜第3導線部のそれぞれの間に発生する静電容量は小さくなり、高周波のインピーダンスが高くなる。したがって、信号ラインの伝搬特性の劣化を一層防止できるので好ましい。
また、一実施形態のコイル部品では、前記第1導線部の軸と前記第2導線部の軸に対して直交する方向からみて、前記第2導線部の軸と前記第3導線部の軸とは、前記第1導線部の軸と直交する。
前記実施形態のコイル部品によれば、第2導線部の軸と第3導線部の軸とは、第1導線部の軸と直交するので、第2、第3導線部を第1導線部から離すことができる。これにより、第1導線部と第2導線部との間の距離は大きくなり、第1導線部と第3導線部との間の距離は大きくなる。したがって、信号ラインの伝搬特性の劣化を一層防止できるので好ましい。
また、一実施形態のコイル部品では、
前記第1鍔部は、底面側に、第1突起部および第2突起部を有し、
前記第2鍔部は、底面側に、第1突起部および第2突起部を有し、
前記第1鍔部の前記第1突起部と前記第2鍔部の前記第1突起部とは、前記第1導線部の軸方向に対向し、
前記第1鍔部の前記第2突起部と前記第2鍔部の前記第2突起部とは、前記第1導線部の軸方向に対向し、
前記第2導線部は、前記第1鍔部の前記第1突起部に設けられ、
前記第3導線部は、前記第2鍔部の前記第2突起部に設けられている。
前記実施形態のコイル部品によれば、第2導線部は、第1鍔部の第1突起部に設けられ、第3導線部は、第2鍔部の第2突起部に設けられているので、第2導線部と第3導線部は、底面側からみて、第1導線部に対して対称に配置される。したがって、第1〜第3導線部のそれぞれの間に発生する静電容量は小さくなり、高周波のインピーダンスが高くなる。この結果、信号ラインの伝搬特性の劣化を一層防止できるので好ましい。
また、一実施形態のコイル部品では、
前記第1鍔部の前記第1突起部には、前記電極が設けられ、
前記第2鍔部の前記第2突起部には、前記電極が設けられている。
前記実施形態のコイル部品によれば、第1鍔部の第1突起部には、電極が設けられているので、第2導線部を電極に近づけることができ、第2鍔部の第2突起部には、電極が設けられているので、第3導線部を電極に近づけることができる。この結果、導線の電極への引出線の長さを短くでき、導線の抵抗を低減できるので好ましい。
また、一実施形態のコイル部品では、前記導線は、ニッケルめっきの線材からなる。
前記実施形態のコイル部品によれば、導線は、ニッケルめっきの線材からなるので、信号ラインの伝搬特性の劣化を一層抑制して、信号品位の劣化を一層抑制することができるので好ましい。
また、一実施形態のコイル部品では、前記第2導線部および前記第3導線部は、前記電極と接触しない位置に設けられている。
前記実施形態のコイル部品によれば、前記第2導線部および前記第3導線部は、前記電極と接触しない位置に設けられているので、第2導線部および第3導線部は、インダクタとして機能するので好ましい。
本発明のコイル部品によれば、導線は、巻芯部に巻回されたコイル形状の第1導線部と、コアに設けられたコイル形状またはミアンダ形状の第2導線部とを有し、第2導線部のインダクタンス値は、第1導線部のインダクタンス値と異なり、第2導線部の軸は、第1導線部の軸と異なるので、信号ラインの伝搬特性の劣化を抑制することができる。
本発明の第1実施形態のコイル部品を示す底面側からみた斜視図である。 導線のY方向からみた簡略図である。 コイル部品の基板への実装状態を示す斜視図である。 本発明の実施例のS21の測定結果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態のコイル部品の第2導線部を示す簡略側面図である。 本発明の第3実施形態のコイル部品を示す簡略側面図である。 他の形態の導線のY方向からみた簡略図である。 他の形態のコイル部品のZ方向からみた簡略図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のコイル部品の底面側からみた斜視図である。図1に示すように、コイル部品1は、コア10と、コア10に設けられた導線20と、コア10に設けられた電極30とを有する。
コア10は、巻芯部13と、巻芯部13の一端に設けられた第1鍔部11と、巻芯部13の他端に設けられた第2鍔部12とを有する。コア10の材料としては、例えば、アルミナ(非磁性体)や、Ni−Zn系フェライト(磁性体、絶縁体)や、樹脂などの誘電率が20以下の材料を用いる。コア10は、例えば、前記材料を金型にて圧縮成型することで、成型される。
ここで、コア10の底面を基板に実装される面とし、コア10の天面をコア10の底面と反対側の面とする。巻芯部13の一端と他端とを結ぶ方向をX方向とし、コア10の底面においてX方向と直交する方向をY方向とし、コア10の底面と天面とを結ぶ方向をZ方向とする。Z方向は、X方向およびY方向と直交する。コイル部品1のX方向の寸法を長さ寸法Lとし、コイル部品1のY方向の寸法を幅寸法Wとし、コイル部品1のZ方向の寸法を高さ寸法Tとする。
巻芯部13は、その一端から他端に向かって延在する。巻芯部13の形状は、直方体である。なお、巻芯部13の形状は、円柱などの他の形状であってもよい。
第1鍔部11の端面は、巻芯部13の一端に接続される。第1鍔部11は、コア10の底面側に、第1突起部111および第2突起部112を有する。第1突起部111と第2突起部112は、Y方向に並列している。
第2鍔部12の端面は、巻芯部13の他端に接続される。第2鍔部12は、コア10の底面側に、第1突起部121および第2突起部122を有する。第1突起部121と第2突起部122は、Y方向に並列している。
第1鍔部11の第1突起部111と第2鍔部12の第1突起部121とは、X方向に互いに対向する。第1鍔部11の第2突起部112と第2鍔部12の第2突起部122とは、X方向に互いに対向する。
電極30は、第1鍔部11の第1突起部111および第2突起部112の底面側と、第2鍔部12の第1突起部121および第2突起部122の底面側とに設けられている。電極30の材料としては、例えば、Ag等を用いる。
導線20は、巻芯部13に設けられた第1導線部21と、コア10の電極30を除く領域に設けられた第2導線部22および第3導線部23とを有する。第1導線部21、第2導線部22および第3導線部23は、電極30と接触しない位置に設けられている。第2導線部22は、第1鍔部11の第1突起部111に設けられ、第3導線部23は、第2鍔部12の第2突起部122に設けられている。
第1導線部21は、巻芯部13に巻回されたコイル形状である。第2導線部22は、第1鍔部11の第1突起部111に巻回されたコイル形状である。第3導線部23は、第2鍔部12の第2突起部122に巻回されたコイル形状である。
第1導線部21は、第2導線部22と第3導線部23との間に直列に接続される。導線20の一端側の引出線は、第1鍔部11の第1突起部111の電極30に接続される。導線20の他端側の引出線は、第2鍔部12の第2突起部122の電極30に接続される。
第1導線部21、第2導線部22および第3導線部23は、それぞれ、電極30に巻回されていないため、インダクタとして機能する。第2導線部22の巻数と第3導線部23の巻数は、それぞれ、第1導線部21の巻数よりも少ない。つまり、第2導線部22のインダクタンス値と第3導線部23のインダクタンス値は、それぞれ、第1導線部21のインダクタンス値と異なり、第1導線部21のインダクタンス値よりも小さい。第2導線部22の巻数と第3導線部23の巻数は、同じである。つまり、第2導線部22のインダクタンス値と第3導線部23のインダクタンス値は、同じである。なお、第2導線部22の巻数と第3導線部23の巻数は、異なっていてもよく、第2導線部22のインダクタンス値と第3導線部23のインダクタンス値は、異なっていてもよい。
導線20は、銅ニッケルめっきの線材からなる。なお、線材としては、銅ニッケルめっきの線材のほか、例えば、Cu,Al,Au,Agなどの導電材料からなる線材や、ポリエステルイミド銅線などであってもよい。導線20としては、例えば、単線であっても、リッツ線であってもよい。導線20としては、磁性めっき線(線材としてニッケルや鉄を含み、めっきでコートされたもの)であってもよい。さらに、線材を被覆する被膜としては、誘電率20以下の材料で、ポリエステルイミド、ポリエステルアミド、ポリウレタン等の耐熱性を有する材質や自己融着性を有する材料であってもよい。
図2は、導線20のY方向からみた簡略図である。図2に示すように、第2導線部22の軸A2は、第1導線部21の軸A1と同軸でなく異なる軸である。第3導線部23の軸A3は、第1導線部21の軸A1と同軸でなく異なる軸である。第1導線部21の軸A1、第2導線部22の軸A2および第3導線部23の軸A3とは、それぞれ、コイル形状の中心軸をいう。
具体的に述べると、第1導線部21の軸A1と第2導線部22の軸A2に対して直交する方向(Y方向)からみて、第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3とは、第1導線部21の軸A1と直交する。つまり、第1導線部21の軸A1は、X方向に一致する。第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3とは、互いに平行であり、Z方向に一致する。
次に、コイル部品1の実装方法について説明する。
図3に示すように、コイル部品1を基板5の信号ライン50に接続して実装する。基板5は、信号ライン50と、信号ライン50と電気的に絶縁されるグランド電極部55を有する。信号ライン50は、第1ポート51と第2ポート52を有する。図中、基板5の導電部分をハッチングにて示す。
まず、コイル部品1を信号ライン50にシャント接続する。具体的に述べると、コア10の第1鍔部11に設けられた電極30は、グランド電極部55に電気的に接続され、コア10の第2鍔部12に設けられた電極30は、信号ライン50に電気的に接続される。第2導線部22は、グランド電極部55側に位置し、第3導線部23は、信号ライン50側に位置する。このように、信号ライン50は、コイル部品1の導線20を介して、グランド電極部55に電気的に接続される。
そして、信号ライン50に、第1ポート51から第2ポート52に向かって、高周波(RF)の信号を伝搬する。このとき、グランド電極部55から信号ライン50に、コイル部品1を介して直流電流を流し、直流電流を信号ライン50の信号に重畳させる。
このように、コイル部品1を基板5に実装した状態で、例えば、基板5の信号ライン50の伝搬特性を評価することができる。伝搬特性の測定は、例えば、S21の測定である。S21とは、第1ポート51に入射した信号が第2ポート52へ伝送される信号の伝送量を示す。
前記コイル部品1によれば、導線20は、巻芯部13に巻回されたコイル形状の第1導線部21と、コア10に設けられたコイル形状の第2、第3導線部22,23とを有する。第2、第3導線部22,23のインダクタンス値は、第1導線部21のインダクタンス値と異なる。第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3は、第1導線部21の軸A1と異なる。したがって、コイル形状の第2、第3導線部22,23を追加しているため、コイル部品1を信号ライン50にシャント接続して実装する際、メインコイルである第1導線部21によって発生する共振周波数域においてインピーダンスを高くでき、シャント方向に信号が伝搬するモードを抑制することができる。したがって、信号ライン50の伝搬特性の劣化を抑制して、信号品位の劣化を抑制することができる。なお、第2、第3導線部22,23の何れか一つを設けても、この効果を奏する。
また、第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3は、第1導線部21の軸A1と同軸でなく異なる軸であるので、第1〜第3導線部21〜23を第1導線部21の軸A1方向に沿って並べて配置しなくてもよい。したがって、第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3が第1導線部21の軸A1と一致している場合と比べて、コイル部品1における第1導線部21の軸A1方向の大きさ(長さ寸法L)を低減できる。なお、第2、第3導線部22,23の何れか一つを設けても、この効果を奏する。
また、第1導線部21は、第2導線部22と第3導線部23との間に直列に接続されるので、第2導線部22と第3導線部23を第1導線部21に対して対称に配置することができる。これにより、第1〜第3導線部21〜23のそれぞれの間に発生する静電容量は小さくなり、高周波のインピーダンスが高くなる。したがって、信号ライン50の伝搬特性の劣化を一層防止できる。
また、第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3とは、第1導線部21の軸A1と直交するので、第2、第3導線部22,23を第1導線部21から離すことができる。これにより、第1導線部21と第2導線部22との間の距離は大きくなり、第1導線部21と第3導線部23との間の距離は大きくなる。したがって、信号ライン50の伝搬特性の劣化を一層防止できる。
また、第2導線部22は、第1鍔部11の第1突起部111に設けられ、第3導線部23は、第2鍔部12の第2突起部122に設けられているので、第2導線部22と第3導線部23は、底面側からみて、第1導線部21に対して対称に配置される。したがって、第1〜第3導線部21〜23のそれぞれの間に発生する静電容量は小さくなり、高周波のインピーダンスが高くなる。この結果、信号ライン50の伝搬特性の劣化を一層防止できる。なお、第2導線部22と第3導線部23を第1導線部21に対して対称に配置することが、非対称に配置する場合に比べて、S21の特性の劣化を抑制できることが、実験にて見出されている。
また、第1鍔部11の第1突起部111には、電極30が設けられているので、第2導線部22を電極30に近づけることができ、また、第2鍔部12の第2突起部122には、電極30が設けられているので、第3導線部23を電極30に近づけることができる。この結果、導線20の電極30への引出線の長さを短くでき、導線20の抵抗を低減できる。
また、導線20は、ニッケルめっきの線材からなるので、信号ライン50の伝搬特性の劣化を一層抑制して、信号品位の劣化を一層抑制することができる。
前記コイル部品1は、上述したように長さ寸法Lを小さくできるので、従来のコイル部品と比べて基板5への実装が容易となる。また、コイル部品1は、従来のコイル部品と比べて、製造が容易となり、さらに、コストが低減される。
次に、コイル部品1の実施例について説明する。
実施例の構造は、図1に示すコイル部品1の構造と同じである。コイル部品1の大きさは、1.6mm(L寸法)×0.8mm(W寸法)である。巻芯部13のYZ断面は、0.76mm(Y方向)×0.4mm(Z方向)である。第1鍔部11の第1突起部111のXY断面と第2鍔部12の第2突起部122のXY断面とは、それぞれ、0.28mm(X方向)×0.22mm(Y方向)である。導線20は、ニッケルめっきの線材からなる。導線20の線径は、0.03mmである。第1導線部21の巻数は、20ターンである。第2導線部22の巻数と第3導線部23の巻数とは、それぞれ、2ターンである。
図3に示すように、このコイル部品1を基板5の信号ライン50に実装した状態で、信号ライン50のS21の測定を行い、この結果を図4に示す。図4では、横軸に、信号ライン50に伝搬する信号の周波数を示す。縦軸に、S21の値を示し、S21の数値が高いほどS21の特性がよい。
図4において、点線にて示すグラフは、基板5の信号ライン50の理論値を示し、図3に示す基板5の信号ライン50の通過特性の計算値を示す。実線にて示すグラフは、実施例を示し、図3に示すコイル部品1を基板5に実装した場合における信号ライン50の通過特性の計算値を示す。一点鎖線にて示すグラフは、第1比較例を示し、実施例と異なり、実施例の第2、第3導線部の構造がなく、第1、第2鍔部のそれぞれの突起部が1つであり、導線が銅の線材からなる。つまり、図3に示すコイル部品1の第1導線部21のみを設けたコイル部品を基板5に実装した場合における信号ライン50の通過特性の計算値を示す。二点鎖線にて示すグラフは、第2比較例を示し、実施例と異なり、実施例の第2、第3導線部の構造がなく、第1、第2鍔部のそれぞれの突起部が1つである。つまり、図3に示すコイル部品1の第1導線部21のみを設けたコイル部品を基板5に実装した場合における信号ライン50の通過特性の計算値を示す。
図4に示すように、実施例(実線)では、理論値(点線)に近い結果が得られ、S21の劣化が抑制されている。これに対して、第1比較例(一点鎖線)では、低周波および高周波において、共振が発生してS21の劣化が現れた。第2比較例(二点鎖線)では、高周波において、S21の劣化が現れた。この結果から、実施例の第2、第3導線部がS21の劣化の抑制に大きく寄与していることがわかる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態のコイル部品を示す簡略側面図である。第2実施形態は、前記第1実施形態とは、第2、第3導線部の形状が相違する。この相違する構成を以下に説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図5に示すように、第2導線部22Aは、ミアンダ形状である。ミアンダ形状は、直線部22aと折り返し部22bとが交互に接続された蛇行状に、形成される。第2導線部22Aは、第1鍔部11の第1突起部111の一面に設けられている。第2導線部22Aは、例えば、印刷により形成される。第2導線部22Aの材料は、例えば、ニッケルめっき箔や、Cu,Al,Au,Agなどの金属箔である。
第2導線部22Aの軸A2は、Z方向に一致し、図2に示す第1導線部21の軸A1と同軸でなく異なる軸である。第2導線部22Aの軸A2とは、ミアンダ形状の中心線、つまり、ミアンダ形状の折り返し幅の中心を結ぶ線分が延在する方向をいい、具体的に述べると、第2導線部22Aの軸A2は、複数の直線部22aの中心を通る。
図示しないが、第3導線部(図2の第3ワイヤ部23を参照)の形状も、第2導線部22Aと同様である。つまり、第3導線部は、ミアンダ形状である。第3導線部は、第2鍔部12の第2突起部122の一面に設けられている。第3導線部の軸は、Z方向に一致し、図2に示す第1導線部21の軸A1と同軸でなく異なる軸である。
第2実施形態によれば、第2導線部22Aおよび第3導線部をミアンダ形状としても、前記第1実施形態に示す第2、第3導線部をコイル形状としたときと同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態のコイル部品を示す簡略側面図である。第3実施形態は、前記第1実施形態とは、コアの巻芯部の形状と第2、第3導線部の位置とが相違する。この相違する構成を以下に説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図6に示すように、コア10Aの巻芯部13Aは、大径部13aと、大径部13aの両端に設けられた小径部13bとを有する。小径部13bの径は、大径部13aの径よりも小さい。小径部13bの軸は、大径部13aの軸と同軸でなく異なる軸である。小径部13bの軸は、大径部13aの軸と平行である。
第1導線部21は、大径部13aに巻回され、第2導線部22は、一方の小径部13bに巻回され、第3導線部23は、他方の小径部13bに巻回されている。第2導線部22の軸A2は、第1導線部21の軸A1と同軸でなく異なる軸である。第3導線部23の軸A3は、第1導線部21の軸A1と同軸でなく異なる軸である。第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3は、一致する。第2導線部22の軸A2と第3導線部23の軸A3は、第1導線部21の軸A1に平行となる。
第3実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第2導線部22と第3導線部23は、第1導線部21とともに、巻芯部13Aに設けられているので、導線20のコア10Aへの巻回しが容易となる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、前記第1から前記第3実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
前記実施形態では、第1導線部に加えて、第2、第3導線部を設けたが、第2、第3導線部の何れか一つを設けてもよい。または、第1〜第3導線部に加えて、1つ以上の導線部を設けてもよい。
前記実施形態では、第2、第3導線部の形状を同じにしたが、第2、第3導線部の形状を異なるようにしてもよい。つまり、第2導線部をコイル形状とし、第3導線部をミアンダ形状としてもよく、または、その逆であってもよい。
前記実施形態では、第1、第2鍔部の突起部の数量を、それぞれ、2つとしたが、1つまたは3つ以上としてもよい。そして、任意の突起部に、導線部を設けるようにしてもよい。
前記実施形態では、第2、第3導線部を設けた鍔部の突起部に、電極を設けたが、第2、第3導線部を設けた鍔部の突起部に、電極を設けないようにしてもよい。なお、電極の有無にかかわらず、S21の特性の劣化を抑制できることが、実験にて見出されている。
前記実施形態では、第2、第3導線部を、鍔部の突起部や巻芯部に設けたが、その部分以外の、コアの電極を除く領域に、設けてもよい。つまり、第2、第3導線部がインダクタとして機能し、第2、第3導線部のインダクタンス値が、第1導線部のインダクタンス値と異なればよい。また、第2、第3導線部のインダクタンス値が、第1導線部のインダクタンス値よりも大きくてもよい。
前記実施形態では、鍔部の底面側に突起部を設けたが、鍔部の天面側に突起部を設け、この天面側の突起部に、第2、第3導線部を設けるようにしてもよい。また、鍔部の端面側に突起部を設け、この端面側の突起部に、第2、第3導線部を設けるようにしてもよい。
また、第1導線部が巻回される巻芯部のYZ断面の断面積と、第2導線部が巻回される第1鍔部の第1突起部のXY断面の断面積と、第3導線部が巻回される第2鍔部の第2突起部のXY断面の断面積とは、それぞれ個別に変化させることができる。そして、互いの断面積を調整することで、コイル部品1全体において所望の周波数帯のS21の特性を上げることができる。なお、巻芯部のYZ断面の断面積が小さいほど、低周波数帯のS21が劣化することが、実験にて見出されている。また、第1鍔部の第1突起部のXY断面の断面積または第2鍔部の第2突起部のXY断面の断面積が小さいほど、高周波数帯の共振が改善することが、実験にて見出されている。
また、第2、第3導線部の巻方向が、第1導線部の巻方向と同じとなる(順方向)ようにしてもよく、つまり、第1導線部にて発生する磁界の向きと、第2、第3導線部にて発生する磁界の向きとが、同じとなる。または、第2、第3導線部の巻方向が、第1導線部の巻方向と異なる(逆方向)ようにしてもよく、つまり、第1導線部にて発生する磁界の向きと、第2、第3導線部にて発生する磁界の向きとが、相殺することとなる。なお、第1導線部の巻方向と第2、第3導線部の巻方向とが同じか異なっているかにかかわらず、S21の特性の劣化を抑制できることが、実験にて見出されている。
また、第2、第3導線部の巻線ピッチは、広くても狭くてもよい。なお、巻線ピッチが広いほど、共振が低周波にシフトすることが、実験にて見出されている。例えば、巻線ピッチが0.04mm、0.06mm、0.08mmとした場合、巻線ピッチが0.08mmのとき、共振が最も低周波にシフトする。
また、第2、第3導線部の巻数は、1ターン以上であれば、何ターンであってもよい。なお、第1鍔部の1つの突起部と第2鍔部の1つの突起部に、それぞれ、導線を2ターン巻回すよりも、第1鍔部の2つの突起部と第2鍔部の2つの突起部に、それぞれ、導線を1ターン巻回すほうが、高周波の共振を抑制できることが、実験にて見出されている。
また、第1導線部が巻回される巻芯部の誘電率と、第2導線部が巻回される第1鍔部の第1突起部の誘電率と、第3導線部が巻回される第2鍔部の第2突起部の誘電率とは、それぞれ個別に変化させることができる。そして、互いの誘電率を調整することで、コイル部品1全体において所望の周波数帯のS21の特性を上げることができる。なお、巻芯部の誘電率が小さいほど、高周波数帯のS21が次第に改善することが、実験にて見出されている。例えば、誘電率が1、5、10、15とした場合、誘電率が5、10、15のとき高周波数帯のS21は改善しているが、誘電率が1のときに高周波数帯のS21が最も改善する。また、第1鍔部の第1突起部の誘電率または第2鍔部の第2突起部の誘電率についても同様である。
前記実施形態では、第2、第3導線部の軸は、Y方向からみて、第1導線部の軸と直交しているが、図7に示すように、Y方向からみて、第2導線部22の軸A2と第1導線部21の軸A1とがなす第1角度α1と、第3導線部23の軸A3と第1導線部21の軸A1とがなす第2角度α2とは、90°〜180°であってもよい。また、第1角度α1と第2角度α2とは、互いに異なっていてもよい。
また、第1導線部と第2、第3導線部との間の距離を、広げるようにしてもよい。例えば、図8に示すように、コイル部品1の幅寸法Wを広げ、つまり、第1、第2鍔部11,12の幅寸法を広げることで、第1導線部21と第2導線部22との間の第1距離D1と、第1導線部21と第3導線部23との間の第2距離D2とを、大きくすることができる。なお、第1、第2距離D1,D2を大きくすることで、高周波数帯のS21が改善することが、実験にて見出されている。例えば、幅寸法Wが1.00mm、1.25mm、1.50mm、2.00mm、2.50mmとした場合、幅寸法Wが2.50mmのとき、高周波数帯のS21が改善する。
1 コイル部品
5 基板
10,10A コア
11 第1鍔部
111 第1突起部
112 第2突起部
12 第2鍔部
121 第1突起部
122 第2突起部
13,13A 巻芯部
20 導線
21 第1導線部
22,22A 第2導線部
23 第3導線部
30 電極
50 信号ライン
51 第1ポート
52 第2ポート
55 グランド電極部
A1 第1導線部の軸
A2 第2導線部の軸
A3 第3導線部の軸

Claims (7)

  1. 巻芯部と前記巻芯部の両端に設けられた第1鍔部および第2鍔部とを有するコアと、
    前記コアに設けられた導線と、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部に設けられた電極と
    を備え、
    前記導線は、
    前記巻芯部に巻回されたコイル形状の第1導線部と、
    前記コアに設けられたコイル形状またはミアンダ形状の第2導線部と
    を有し、
    前記第2導線部のインダクタンス値は、前記第1導線部のインダクタンス値と異なり、
    前記第2導線部の軸は、前記第1導線部の軸と同軸でなく異なる軸であることを特徴とするコイル部品。
  2. 請求項1に記載のコイル部品において、
    前記導線は、前記コアに設けられたコイル形状またはミアンダ形状の第3導線部を有し、
    前記第1導線部は、前記第2導線部と前記第3導線部との間に直列に接続され、
    前記第3導線部のインダクタンス値は、前記第1導線部のインダクタンス値と異なり、
    前記第3導線部の軸は、前記第1導線部の軸と同軸でなく異なる軸であることを特徴とするコイル部品。
  3. 請求項2に記載のコイル部品において、
    前記第1導線部の軸と前記第2導線部の軸に対して直交する方向からみて、前記第2導線部の軸と前記第3導線部の軸とは、前記第1導線部の軸と直交することを特徴とするコイル部品。
  4. 請求項2または3に記載のコイル部品において、
    前記第1鍔部は、底面側に、第1突起部および第2突起部を有し、
    前記第2鍔部は、底面側に、第1突起部および第2突起部を有し、
    前記第1鍔部の前記第1突起部と前記第2鍔部の前記第1突起部とは、前記第1導線部の軸方向に対向し、
    前記第1鍔部の前記第2突起部と前記第2鍔部の前記第2突起部とは、前記第1導線部の軸方向に対向し、
    前記第2導線部は、前記第1鍔部の前記第1突起部に設けられ、
    前記第3導線部は、前記第2鍔部の前記第2突起部に設けられていることを特徴とするコイル部品。
  5. 請求項4に記載のコイル部品において、
    前記第1鍔部の前記第1突起部には、前記電極が設けられ、
    前記第2鍔部の前記第2突起部には、前記電極が設けられていることを特徴とするコイル部品。
  6. 請求項1から5の何れか一つに記載のコイル部品において、
    前記導線は、ニッケルめっきの線材からなることを特徴とするコイル部品。
  7. 請求項2に記載のコイル部品において、
    前記第2導線部および前記第3導線部は、前記電極と接触しない位置に設けられていることを特徴とするコイル部品。
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