JPH0561224A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH0561224A
JPH0561224A JP21995091A JP21995091A JPH0561224A JP H0561224 A JPH0561224 A JP H0561224A JP 21995091 A JP21995091 A JP 21995091A JP 21995091 A JP21995091 A JP 21995091A JP H0561224 A JPH0561224 A JP H0561224A
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JP
Japan
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charge
layer
group
bisazo
formula
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Application number
JP21995091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Mishima
雅之 三島
Harumasa Yamazaki
晴正 山崎
Hiroyasu Togashi
博靖 冨樫
Katsutoshi Aoki
克敏 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH0561224A publication Critical patent/JPH0561224A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 電荷発送物質として次の一般式(1) ZとZ′はS,O等。Cpはカップラー残基]で表わさ
れるビスアゾ化合物を含有せしめた電子写真感光体。 【効果】 高感度、高耐久性の電子写真感光体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷発生物質として特
定のビスアゾ化合物を含む高感度、高耐久性の電子写真
感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた複写機、プ
リンターの発展は目覚ましく、用途に応じて様々な形
態、種類、機能の機種が開発され、それに対応してそれ
らに用いられる感光体も多種多様のものが開発されつつ
ある。従来、電子写真感光体としては、その感度、耐久
性の面から無機化合物が主として用いられてきた。例え
ば、酸化亜鉛、硫化カドミウム、セレン等を挙げること
ができる。しかしながら、これらは有害物質を使用して
いる場合が多く、その廃棄が問題となり、公害をもたら
す原因となる。又、感度が良好なセレンを用いる場合、
蒸着法等により導電性基体上に薄膜を形成する必要があ
り、生産性が劣り、コストアップの原因となる。
【0003】近年、無公害性の無機物感光体としてアモ
ルファスシリコンが注目され、その研究開発が進められ
ている。しかしながら、これらも感度については優れて
いるが、薄膜形成時において、主にプラズマCVD法を
用いるため、その生産性は極めて劣っており、感光体コ
スト、ランニングコストとも大きなものとなっている。
【0004】一方、有機感光体は、焼却が可能であり、
無公害の利点を有し、更に多くのものは塗工により薄膜
形成が可能で大量生産が容易である。それ故にコストが
大幅に低減でき、又、用途に応じて様々な形状に加工す
ることができるという長所を有している。しかしなが
ら、有機感光体においては、その感度、耐久性に問題が
残されており、高感度、高耐久性の有機感光体の出現か
強く望まれている。有機感光体の感度向上の手段として
様々な方法が提案されているが、現在では電荷発生層と
電荷輸送層とに機能が分離した主に二層構造の機能分離
型感光体が主流となっている。例えば、露光により電荷
発生層で発生した電荷は、電荷輸送層に注入され、電荷
輸送層中を通って表面に輸送され、表面電荷を中和する
ことにより感光体表面に静電潜像が形成される。機能分
離型は単層型に比して発生した電荷が捕獲される可能性
が小さくなり、各層がそれぞれの機能を阻害されること
なく、効率よく電荷が感光体表面に輸送され得る(アメ
リカ特許第2803541号)。
【0005】電荷発生層に用いられる有機電荷発生物質
としては、照射される光のエネルギーを吸収し、効率よ
く電荷を発生する化合物が選択使用されており、これに
は例えば、アゾ顔料(特開昭54−14967号公
報)、無金属フタロシアニン顔料(特開昭60−191
46号公報)、金属フタロシアニン顔料(特開昭57−
146255号公報)、スクエアリウム塩(特開昭63
−113462号公報)等を挙げることができる。
【0006】電荷輸送層に用いられる電荷輸送物質とし
ては電荷発生層からの電荷の注入効率が大きく、更に電
荷輸送層内での電荷の移動度が大である化合物を選定す
る必要がある。そのためには、イオン化ポテンシャルが
小さい化合物、カチオンラジカルが発生し易い化合物が
選ばれ、例えば、トリアリールアミン誘導体(特開昭5
8−123542号公報)、ヒドラゾン誘導体(特開昭
57−101844号公報)、オキサジアゾール誘導体
(特公昭34−5466号公報)、ピラゾリン誘導体
(特公昭52−4188号公報)、スチルベン誘導体
(特開昭58−198043号公報)、トリフェニルメ
タン誘導体(特公昭45−555号公報)、1,3−ブ
タジエン誘導体(特開昭62−287257号公報)等
が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
有機電荷発生物質と電荷輸送物質を組み合わせた有機感
光体は、感度、耐久性の面で、まだまだ無機感光体より
は劣るものであり、感度、耐久性の優れた有機感光体の
開発が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実状
に鑑み、鋭意研究を行なった結果、特定のビスアゾ化合
物を電荷発生物質として用いた電子写真感光体が感度、
耐久性ともに優れていることを見出し本発明を完成し
た。
【0009】すなわち本発明は、導電性支持体上に、電
荷発生物質と電荷輸送物質を含有する感光層を設けてな
る電子写真感光体において電荷発生物質として次の一般
式(1)
【0010】
【化3】
【0011】で表わされるビスアゾ化合物の一種又は二
種以上を含有せしめたことを特徴とする電子写真感光体
を提供するものである。本発明の電子写真感光体に用い
る電荷発生物質としてのビスアゾ化合物(1)は、前記
式(1)で表わされるものであるが、ここでZ又はZ′
中、Rで示されるアルキル基としては、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチ
ル基、iso−ブチル基、tert−ブチル基等が挙げ
られ、アラルキル基としてはベンジル基等が、アリール
基としてはフェニル基、ナフチル基等が挙げられる。ま
た、これらの置換基としては特に制限はなく、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、アリ
ール基等が例示される。具体的には次のものが例示され
る。
【0012】
【化4】
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】一方、式(1)中、Cp で示されるカップ
ラー残基としては、例えば次の(a)〜(f)で示され
る基が挙げられる。
【0016】
【化5】
【0017】(式中、R1 、R2 、R3 、R5 、R6
びR7 は、置換基を有していてもよいアルキル、アリー
ル又はアラルキル基を示し、R4 は水素原子、カルボキ
シル基若しくはそのエステル基、又は置換基を有してい
てもよいアルキル、カルバモイル若しくはアミノ基を示
し、Z1 及びZ2 は置換基を有していてもよい芳香族炭
化水素の二価の基又は置換基を有していてもよい複素環
の二価の基を示す)
【0018】これらカップラー残基の具体例としては次
に示すものが挙げられる。 (a)のカップラー残基
【0019】
【表3】
【0020】(b)のカップラー残基
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】
【0024】
【表8】
【0025】
【表9】
【0026】(c)のカップラー残基
【表10】
【0027】
【表11】
【0028】
【表12】
【0029】(d)のカップラー残基
【表13】
【0030】
【表14】
【0031】
【表15】
【0032】
【表16】
【0033】(e)のカップラー残基
【表17】
【0034】
【表18】
【0035】(f)のカップラー残基
【化6】
【0036】
【化7】
【0037】
【化8】
【0038】
【化9】
【0039】
【化10】
【0040】
【化11】
【0041】
【化12】
【0042】
【化13】
【0043】
【化14】
【0044】
【化15】
【0045】
【化16】
【0046】
【化17】
【0047】
【化18】
【0048】ビスアゾ化合物(1)は、公知のビスアゾ
化合物の合成法に準じて合成することができ(特公昭6
0−45664号公報)、特に限定されるものではな
い。例えば、対応するジニトロ化合物を製造し、これを
還元してニトロ基をアミノ基に変換し、次にテトラゾニ
ウム化し、最後に、所定のカップラーでカップリングせ
しめれば、目的のビスアゾ化合物(1)が得られる。
【0049】ビスアゾ化合物(1)は、合成後、必要に
応じて精製、粒径コントロールをすることができる。精
製方法としては、再結晶法、溶剤洗浄法、ソックスレー
抽出法等が用いられる。また、粒径コントロールは、合
成段階での結晶析出時、又は合成後乾式ミリング等によ
り任意の粒径とすることにより行なう。
【0050】本発明の電子写真感光体は、導電支持体上
に、上記の電荷発生物質と電荷輸送物質を含む層を形成
せしめたものであるが、この2つの物質は、混合して一
つの感光層としてもよいし、電荷発生層と電荷輸送層に
分けて積層してもよい。一般的には、導電性支持体上
に、電荷発生層を設け、その上に電荷輸送層を設けたも
のが用いられる。
【0051】本発明に用いられる導電性支持体の基材と
しては、アルミニウム、ニッケル等の金属、金属蒸着高
分子フィルム、金属ラミネート高分子フィルム等が挙げ
られ、ドラム状、シート状、又はベルト状等いずれの形
態でも用いることができる。
【0052】本発明の電子写真感光体の製造法の一例を
挙げれば、まずこの導電性支持体上に電荷発生層を設け
る。電荷発生層は、一般式(1)で示されるビスアゾ化
合物、結合剤、及び必要に応じて用いる添加剤より成
り、主に塗工法により作製される。本発明では、電荷発
生物質として一般式(1)で示されるビスアゾ化合物が
用いられるが、他の公知の電荷発生物質も同時に混合し
て用いることができる。公知の電荷発生物質としては、
例えばペリレン顔料、多環キノン顔料、無金属フタロシ
アニン、金属フタロシアニン、ビスアゾ顔料、トリスア
ゾ顔料、チアピリリウム塩、スクエアリウム塩、アズレ
ニウム顔料等を挙げることができる。一般式(1)で示
されるビスアゾ化合物の使用量は、電荷発生層全体の1
0重量%乃至90重量%であり、好ましくは20重量%
乃至80重量%である。これよりも少ないと、感光体の
感度は急激に低下し、またこれよりも多いと電荷発生層
の膜質が悪くなる。結合剤としては特に限定されること
はなく、例えば、ポリカーボネート、ポリアリレート、
ポリエステル、ポリアミド等の縮合系重合体;ポリアク
リレート、ポリメタクリレート、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアセタール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリロニトリル、ポリアク
リロアミド、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、
ポリスチレン、スチレン−アクリル共重合体、スチレン
−無水マレイン酸共重合体等の付加重合体;ポリスルホ
ン、ポリエーテルスルホン、シリコン樹脂、フェノキシ
樹脂等が好適に用いられ、これらは1種、又は2種以上
のものを混合して用いることができる。必要に応じて用
いられる添加剤としては、例えば酸化防止剤、紫外線吸
収剤、分散剤、粘着剤、増感剤等を挙げることができ
る。電荷発生層用塗料は、溶剤に上記化合物を分散、溶
解せしめ調製すればよく、塗工法により塗工される。塗
工法としては特に限定されることはなく例えば、ディッ
プコーター、バーコーター、カレンダーコーター、グラ
ビアコーター、スピンコーター等をいずれも使用するこ
とができる。電荷発生層の膜厚は0.1μm乃至5.0
μmであり、好ましくは0.1μm乃至2.0μmであ
る。
【0053】この電荷発生層の上部に電荷輸送層を薄膜
状に設ける。電荷輸送層は、電荷輸送物質、結合剤、及
び必要に応じて用いられる添加剤によりなる。用いられ
る電荷輸送物質としては、電荷輸送物質として公知のも
のなら特に限定されることはなく、例えばヒドラゾン化
合物、スチルベン化合物、ブタジエン化合物、トリアリ
ールアミン化合物、ビストリアリールアミン化合物、カ
ルバゾール化合物、ポリビニルカルバゾール化合物、オ
キサジアゾール化合物、ピラゾリン化合物、トリフェニ
ルメタン化合物等を挙げることができ、これらは1種も
しくは2種以上のものを混合して用いることができる。
電荷輸送物質の使用量は電荷輸送層全体の10重量%乃
至90重量%であり、好ましくは20重量%乃至80重
量%である。これよりも少ないと、感光体の感度は急激
に低下し、またこれよりも多いと電荷輸送層の膜質が悪
くなる。結合剤としては特に限定されることはなく、例
えば、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエステ
ル、ポリアミド等の縮合系重合体;ポリアクリレート、
ポリメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアセタール、ポリビニルホルマール、ポリビニルアル
コール、ポリアクリロニトリル、ポリアクリロアミド、
アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、ポリスチレ
ン、スチレン−アクリル共重合体、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体等の付加重合体;ポリスルホン、ポリエ
ーテルスルホン、シリコン樹脂、フェノキシ樹脂等が好
適に用いられ、これらは1種、又は2種以上のものを混
合して用いることができる。
【0054】必要に応じて用いられる添加剤としては、
例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、分散剤、粘着剤、潤
滑剤、可塑剤等を挙げることができる。電荷輸送層用塗
料の調製法は、溶剤に上記化合物を溶解せしめ調製すれ
ばよく、塗工法により塗工される。塗工法としては特に
限定されることはなく例えば、ディップコーター、バー
コーター、カレンダーコーター、グラビアコーター、ス
ピンコーター等をいずれも使用することができる。電荷
輸送層の膜厚は10μm乃至50μmであり、好ましく
は10μm乃至30μmである。以上の如くにして本発
明における一般式(1)で示されるビスアゾ化合物を感
光層に含む電子写真感光体を作製することができるが、
本発明においては一般式(1)で示されるビスアゾ化合
物及び電荷輸送物質を同一層に含む単層型とすることも
できる。この場合には導電性支持体の上に一般式(1)
で示されるビスアゾ化合物、電荷輸送物質、結合剤、及
び必要に応じて用いられる添加剤とからなる感光層を設
ければよい。電荷輸送物質、結合剤、必要に応じて用い
られる添加剤は上記と同様のものを用いることができ
る。
【0055】また、本発明においては、導電性支持体と
感光層の間に接着層、バリアー層、等の目的で中間層を
設けてもよい。こうして得られた電子写真感光体の使用
に際しては、まず感光体表面をコロナ帯電器等により負
に帯電せしめる。帯電後、可視光を露光することにより
電荷発生層内で電荷が発生し、正電荷が電荷輸送層内に
注入され、これが電荷輸送層中を通って表面にまで輸送
され、表面の負電荷が中和される。一方露光されなかっ
た部分には負電荷が残ることとなる。正規現象の場合、
正帯電トナーが用いられ、負電荷が残った部分にトナー
か付着し現像されることになる。反転現象の場合は、負
帯電トナーが用いられ、電荷が中和された部分にトナー
が付着し、現像されることになる。本発明における電子
写真感光体は、いずれの現像方法においても使用可能で
あり、高画質を与えることができる。また、本発明にお
いては、導電性支持体上にまず電荷輸送層を設け、その
上に電荷発生層を設けて電子写真感光体を作製すること
もできる。この場合には、まず感光体表面を正に帯電せ
しめ、露光後、発生した負電荷が感光体表面電荷を中和
し、正電荷は電荷輸送層を通って導電性支持体に輸送さ
れることになる。
【0056】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、優れた感
度、耐久性を有し、特に光源が近赤外から可視光である
プリンター、複写機に用いると優れた効果を示す。
【0057】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。 合成例1 カップラー残基としてC−2を持つ(イ)のビスアゾ化
合物の合成: (1)N,N′−ビス(p−アミノフェニル)−1,4
−ベンゾキノンイミンの合成 攪拌装置を備え付けた300ml2口フラスコにN,N′
−ビス(p−ニトロフェニル)−1,4−ベンゾキノン
イミン34.8g(0.1mol )をいれ、酢酸200ml
に溶解せしめた。その後0℃に冷却下、塩化第一すず3
7.9g(0.2mol )をゆっくり少しずつ加えた。全
ての塩化第一すずを加えた後、さらに1時間室温で攪拌
し、水500mlに注ぎ沈澱した黄色固体をろ取した。該
黄色固体をジオキサンにより再結晶し、N,N′−ビス
(p−アミノフェニル)−1,4−ベンゾキノンイミン
を24.5g(収率85%)得た。
【0058】(2)テトラゾニウム塩の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コにN,N′−ビス(p−アミノフェニル)−1,4−
ベンゾキノンイミン24.5g(85mmol)を入れ、2
0%塩酸300mlを加えてよく攪拌した。その後、2℃
にまで冷却し、亜硝酸ナトリウム25gの水溶液100
mlを2〜5℃で、ゆっくり滴下した。その後2℃でさら
に1時間攪拌した後、反応混合液を2lの水に注ぎ、得
られた赤色溶液に42%硼弗化水素酸500mlを加え
た。沈澱した結晶をろ取し、水洗し乾燥させテトラゾニ
ウム塩を21.2g(73%)を得た。
【0059】(3)ビスアゾ化合物(イ)(カップラー
残基C−2)の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コに上記で合成したテトラゾニウム塩21.2g(6
2.1mmol)と所定のカップラー38.3g(124mm
ol)を入れ、5℃に冷却下、ジメチルホルムアミド30
0mlに溶解せしめた。これに酢酸ナトリウム2gの水溶
液20mlを5℃で、ゆっくり滴下した。滴下終了後、5
時間室温で攪拌し生成した赤色沈澱をろ取した。該赤色
結晶をジメチルホルムアミド500mlで2回、水500
mlで3回洗浄し、乾燥させ目的化合物であるビスアゾ化
合物47.3g(78%)得た。
【0060】実施例1 合成例1で合成したカップラー残基としてC−2を持つ
一般式(イ)で示されるビスアゾ化合物5g、ブチラー
ル樹脂(エスレックBM−2、積水化学(株)製)5g
をシクロヘキサノン90mlに溶解、分散しボールミル中
で24時間混練した。得られた分散液をアルミ板上にバ
ーコーターにて乾燥後の膜厚が0.15μmになるよう
に塗布し、乾燥させ、電荷発生層を形成した。次に式
(CT−1)で示されるヒドラゾン化合物5g、ポリカ
ーボネート樹脂(レキサン131−111、エンジニア
リングプラスチックス(株)製)5gをジオキサン90
mlに溶解し、これを先に形成した電荷発生層上にブレー
ドコーターにて乾燥後の膜厚が25μmになるように塗
布して乾燥させ電荷輸送層を形成した。このようにして
作製した電子写真感光体を(株)川口電気製作所製、静
電複写紙試験装置EPA−8100を用いて、−5.5
kVのコロナ電圧で帯電させたところ、初期電位V0
−870Vであった。暗所にて2秒放置後の表面電位V
2 は−850Vとなった。ついで照度5Luxのハロゲ
ンランプを照射し、半減露光量E1/2を求めたとこ
ろ、1.0Lux・secであり、残留電位VR は−
1.2Vであった。次に5000回上記操作を繰り返し
た後、V0 、V2 、E1/2 、VR を測定したところ、そ
れぞれ−860V、−840V、1.0Lux・se
c、−6.7Vであり、高感度、高耐久性を示した。な
お、実施例において用いた電荷輸送物質を次に示す。
【0061】
【化19】
【0062】
【化20】
【0063】実施例2−15 実施例1において、カップラー残基としてC−2を持つ
一般式(イ)で示されるビスアゾ化合物のかわりに、表
19−20に示したカップラー残基を持つ一般式(イ)
で示されるビスアゾ化合物を用いる以外は同様にして感
光体を作製し、性能評価を行った。その結果を表19〜
20に示した。
【0064】
【表19】
【0065】
【表20】
【0066】実施例16−19 実施例1において、CT−1で示されるヒドラゾン化合
物のかわりに、表21に示した電荷輸送物質を用いる以
外は同様にして感光体を作製し、性能評価を行った。そ
の結果を表21に示した。
【0067】
【表21】
【0068】合成例2 カップラー残基としてC−2を持つ(ロ)のビスアゾ化
合物の合成: (1)2,6−ビス(p−アミノフェニル)−4H−チ
オピラン−4−チオンの合成 攪拌装置を備え付けた300ml2口フラスコに2,6−
ビス(p−ニトロフェニル)−4H−チオピラン−4−
チオン37.0g(0.1mol )をいれ、酢酸200ml
に溶解せしめた。その後0℃に冷却下、塩化第一すず3
7.9g(0.2mol )をゆっくり少しずつ加えた。全
ての塩化第一すずを加えた後、さらに1時間室温で攪拌
し、水500mlに注ぎ沈澱した黄色固体をろ取した。該
黄色固体をジオキサンにより再結晶し、2,6−ビス
(p−アミノフェニル)−4H−チオピラン−4−チオ
ンを25.1g(81%)得た。 (2)テトラゾニウム塩の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コに2,6−ビス(p−アミノフェニル)−4H−チオ
ピラン−4−チオン25.1g(81mmol)を入れ、2
0%塩酸300mlを加えてよく攪拌した。その後、2℃
にまで冷却し、亜硝酸ナトリウム25gの水溶液100
mlを2〜5℃でゆっくり滴下した。その後2℃でさらに
1時間攪拌した後、反応混合液を2lの水に注ぎ、得ら
れた赤色溶液に42%硼弗化水素酸300mlを加えた。
沈澱した結晶をろ取し、水洗し乾燥させテトラゾニウム
塩を24.2g(82%)を得た。
【0069】(3)ビスアゾ化合物(ロ)(カップラー
残基C−2)の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コに上記で合成したテトラゾニウム塩24.2g(6
6.4mmol)と所定のカップラー41.0g(133mm
ol)を入れ、5℃に冷却下、ジメチルホルムアミド30
0mlに溶解せしめた。これに酢酸ナトリウム2gの水溶
液20mlを5℃で、ゆっくり滴下した。滴下終了後、5
時間室温で攪拌し生成した赤色沈澱をろ取した。該赤色
結晶をジメチルホルムアミド500mlで2回、水500
mlで3回洗浄し、乾燥させ目的化合物であるビスアゾ化
合物45.1g(68%)得た。
【0070】実施例20 合成例2で合成したカップラー残基としてC−2を持つ
一般式(ロ)で示されるビスアゾ化合物5g、ブチラー
ル樹脂(エスレックBM−2、積水化学(株)製)5g
をシクロヘキサノン90mlに溶解、分散しボールミル中
で24時間混練した。得られた分散液をアルミ板上にバ
ーコーターにて乾燥後の膜厚が0.15μmになるよう
に塗布し、乾燥させ、電荷発生層を形成した。次に式
(CT−1)で示されるヒドラゾン化合物5g、ポリカ
ーボネート樹脂(レキサン131−111、エンジニア
リングプラスチックス(株)製)5gをジオキサン90
mlに溶解し、これを先に形成した電荷発生層上にブレー
ドコーターにて乾燥後の膜厚が25μmになるように塗
布して乾燥させ電荷輸送層を形成した。このようにして
作製した電子写真感光体を(株)川口電気製作所製、静
電複写紙試験装置EPA−8100を用いて、−5.5
kVのコロナ電圧で帯電させたところ、初期電位V0
−840Vであった。暗所にて2秒放置後の表面電位V
2 は−830Vとなった。ついで照度5Luxのハロゲ
ンランプを照射し、半減露光量E1/2 を求めたところ、
1.0Lux・secであり、残留電位VR は−2.1
Vであった。次に5000回上記操作を繰り返した後、
0 、V2 、E1/2 、VR を測定したところ、それぞれ
−830V、−820V、1.0Lux・sec、−
5.8Vであり、高感度、高耐久性を示した。
【0071】実施例21−34 実施例20において、カップラー残基としてC−2を持
つ一般式(ロ)で示されるビスアゾ化合物のかわりに、
表22〜23に示したカップラー残基を持つ一般式
(ロ)で示されるビスアゾ化合物を用いる以外は同様に
して感光体を作製し、性能評価を行った。その結果を表
22〜23に示した。
【0072】
【表22】
【0073】
【表23】
【0074】実施例35−38 実施例20において、CT−1で示されるヒドラゾン化
合物のかわりに、表24に示した電荷輸送物質を用いる
以外は同様にして感光体を作製し、性能評価を行った。
その結果を表24に示した。
【0075】
【表24】
【0076】合成例3 カップラー残基としてC−2を持つ(ハ−4)のビスア
ゾ化合物の合成: (1)N−メチル−1,3−ビス(p−フェニル)−2
H−イソインドニル−4,7−ジオンの合成 攪拌装置を備え付けた300ml2口フラスコにN−メチ
ル−1,3−ビス(p−ニトロフェニル)−2H−イソ
インドニル−4,7−ジオン37.1g(0.1mol )
をいれ、酢酸200mlに溶解せしめた。その後0℃に冷
却下、塩化第一すず37.9g(0.2mol )をゆっく
り少しずつ加えた。全ての塩化第一すずを加えた後、さ
らに1時間室温で攪拌し、水500mlに注ぎ沈澱した黄
色固体をろ取した。該黄色固体をジオキサンにより再結
晶し、N−メチル−1,3−ビス(p−ニトロフェニ
ル)−2H−イソインドニル−4,7−ジオンを27.
4g(88%)得た。
【0077】(2)テトラゾニウム塩の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コにN−メチル−1,3−ビス(p−ニトロフェニル)
−2H−イソインドニル−4,7−ジオン27.4g
(88mmol)を入れ、20%塩酸300mlを加えてよく
攪拌した。その後、2℃にまで冷却し、亜硝酸ナトリウ
ム25gの水溶液100mlを2〜5℃でゆっくり滴下し
た。その後2℃でさらに1時間攪拌した後、反応混合液
を2lの水に注ぎ、得られた赤色溶液に42%ホウフッ
化水素酸300mlを加えた。沈澱した結晶をろ取し、水
洗し乾燥させテトラゾニウム塩を23.1g(72%)
を得た。
【0078】(3)ビスアゾ化合物(ハ−4)(カップ
ラー残基C−2)の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コに上記で合成したテトラゾニウム塩23.1g(6
3.4mmol)と所定のカップラー39.1g(127mm
ol)を入れ、5℃に冷却下、ジメチルホルムアミド30
0mlに溶解せしめた。これに酢酸ナトリウム2gの水溶
液20mlを5℃で、ゆっくり滴下した。滴下終了後、5
時間室温で攪拌し生成した赤色沈澱をろ取した。該赤色
結晶をジメチルホルムアミド500mlで2回、水500
mlで3回洗浄し、乾燥させ目的化合物であるビスアゾ化
合物を48.8g(77%)得た。
【0079】実施例39 合成例3で合成したカップラー残基としてC−2を持つ
一般式(ハ−4)で示されるビスアゾ化合物5g、ブチ
ラール樹脂(エスレックBM−2、積水化学(株)製)
5gをシクロヘキサノン90mlに溶解、分散しボールミ
ル中で24時間混練した。得られた分散液をアルミ板上
にバーコーターにて乾燥後の膜厚が0.15μmになる
ように塗布し、乾燥させ、電荷発生層を形成した。次に
式(CT−1)で示されるヒドラゾン化合物5g、ポリ
カーボネート樹脂(レキサン131−111、エンジニ
アリングプラスチックス(株)製)5gをジオキサン9
0mlに溶解し、これを先に形成した電荷発生層上にブレ
ードコーターにて乾燥後の膜厚が25μmになるように
塗布して乾燥させ電荷輸送層を形成した。このようにし
て作製した電子写真感光体を(株)川口電気製作所製、
静電複写紙試験装置EPA−8100を用いて、−5.
5kVのコロナ電圧で帯電させたところ、初期電位V0
は−860Vであった。暗所にて2秒放置後の表面電位
2 は−850Vとなった。ついで照度5Luxのハロ
ゲンランプを照射し、半減露光量E1/2 を求めたとこ
ろ、1.0Lux・secであり、残留電位VR は−
1.7Vであった。次に5000回上記操作を繰り返し
た後、V0 、V2 、E1/2 、VR を測定したところ、そ
れぞれ−850V、840V、1.1Lux・sec、
−7.2Vであり、高感度、高耐久性を示した。
【0080】実施例40−60 実施例39において、カップラー残基としてC−2を持
つ一般式(ハ−4)で示されるビスアゾ化合物のかわり
に、表25〜27に示したカップラー残基を持つ一般式
(ハ−4)で示されるビスアゾ化合物を用いる以外は同
様にして感光体を作製し、性能評価を行った。その結果
を表25〜27に示した。
【0081】
【表25】
【0082】
【表26】
【0083】
【表27】
【0084】実施例61−64 実施例39において、CT−1で示されるヒドラゾン化
合物のかわりに、表28に示した電荷輸送物質を用いる
以外は同様にして感光体を作製し、性能評価を行った。
その結果を表28に示した。
【0085】
【表28】
【0086】合成例4 カップラー残基としてC−2を持つ式(ニ−1)のビス
アゾ化合物の合成: (1)2,5−ビス(6′−ベンゾオキサゾール−2′
−イル)チオフェンの合成 攪拌装置を備え付けた300ml2口フラスコに2,5−
ビス(6′−ニトロベンゾオキサゾール−2′−イル)
チオフェン40.8g(0.1mol )をいれ、酢酸20
0mlに溶解せしめた。その後0℃に冷却下、塩化第一す
ず37.9g(0.2mol )をゆっくり少しずつ加え
た。全ての塩化第一すずを加えた後、さらに1時間室温
で攪拌し、水500mlに注ぎ沈澱した黄色固体をろ取し
た。該黄色固体をジオキサンにより再結晶し、2,5−
ビス(6′−アミノベンゾオキサゾール−2′−イル)
チオフェンを31.0g(89%)得た。
【0087】(2)テトラゾニウム塩の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コに2,5−ビス(6′−アミノベンゾオキサゾール−
2′−イル)チオフェン31.0g(89mmol)を入
れ、20%塩酸300mlを加えてよく攪拌した。その
後、2℃にまで冷却し、亜硝酸ナトリウム25gの水溶
液100mlを2〜5℃で、ゆっくり滴下した。その後2
℃でさらに1時間攪拌した後、反応混合液を2lの水に
注ぎ、得られた赤色溶液に42%ホウフッ化水素酸30
0mlを加えた。沈澱した結晶をろ取し、水洗し乾燥させ
テトラゾニウム塩を28.2g(79%)を得た。
【0088】(3)ビスアゾ化合物(ニ−1)(カップ
ラー残基C−2)の合成 攪拌装置、滴下濾斗を備え付けた500ml4ツ口フラス
コに上記で合成したテトラゾニウム塩28.2g(7
0.3mmol)と所定のカップラー43.4g(141mm
ol)を入れ、5℃に冷却下、ジメチルホルムアミド30
0mlに溶解せしめた。これに酢酸ナトリウム2gの水溶
液20mlを5℃でゆっくり滴下した。滴下終了後、5時
間室温で攪拌し生成した赤色沈澱をろ取した。該赤色結
晶をジメチルホルムアミド500mlで2回、水500ml
で3回洗浄し、乾燥させ目的化合物であるビスアゾ化合
物51.7g(71%)得た。
【0089】実施例65 合成例4で合成したカップラー残基としてC−2を持つ
一般式(ニ−1)で示されるビスアゾ化合物5g、ブチ
ラール樹脂(エスレックBM−2、積水化学(株)製)
5gをシクロヘキサノン90mlに溶解、分散しボールミ
ル中で24時間混練した。得られた分散液をアルミ板上
にバーコーターにて乾燥後の膜厚が0.15μmになる
ように塗布し、乾燥させ、電荷発生層を形成した。次に
式(CT−1)で示されるヒドラゾン化合物5g、ポリ
カーボネート樹脂(レキサン131−111、エンジニ
アリングプラスチックス(株)製)5gをジオキサン9
0mlに溶解し、これを先に形成した電荷発生層上にブレ
ードコーターにて乾燥後の膜厚が25μmになるように
塗布して乾燥させ電荷輸送層を形成した。このようにし
て作製した電子写真感光体を(株)川口電気製作所製、
静電複写紙試験装置EPA−8100を用いて、−5.
5kVのコロナ電圧で帯電させたところ、初期電位V0
は−880Vであった。暗所にて2秒放置後の表面電位
2 は−870Vとなった。ついで照度5Luxのハロ
ゲンランプを照射し、半減露光量E1/2 を求めたとこ
ろ、0.9Lux・secであり、残留電位VR は−
1.2Vであった。次に5000回上記操作を繰り返し
た後、V0 、V2 、E1/2 、VR を測定したところ、そ
れぞれ−870V、−860V、1.0Lux・se
c、−5.7Vであり、高感度、高耐久性を示した。
【0090】実施例66−86 実施例65において、カップラー残基としてC−2を持
つ一般式(ニ−1)で示されるビスアゾ化合物のかわり
に、表29〜31に示したカップラー残基を持つ一般式
(ニ−1)で示されるビスアゾ化合物を用いる以外は同
様にして感光体を作製し、性能評価を行った。その結果
を表29〜31に示した。
【0091】
【表29】
【0092】
【表30】
【0093】
【表31】
【0094】実施例87−90 実施例65において、CT−1で示されるヒドラゾン化
合物のかわりに、表32に示した電荷輸送物質を用いる
以外は同様にして感光体を作製し、性能評価を行った。
その結果を表32に示した。
【0095】
【表32】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に電荷発生物質と電荷輸
    送物質を含有する感光層を設けてなる電子写真感光体に
    おいて、電荷発生物質として次の一般式(1) 【化1】 で表わされるビスアゾ化合物の一種又は二種以上を含有
    せしめたことを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 カップラー残基が次の(a)〜(f) 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 、R5 、R6 及びR7 は、置
    換基を有していてもよいアルキル、アリール又はアラル
    キル基を示し、R4 は水素原子、カルボキシル基若しく
    はそのエステル基、又は置換基を有していてもよいアル
    キル、カルバモイル若しくはアミノ基を示し、Z1 及び
    2 は置換基を有していてもよい芳香族炭化水素の二価
    の基又は置換基を有していてもよい複素環の二価の基を
    示す)から選ばれるものである請求項1記載の電子写真
    感光体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7115349B2 (en) 2002-11-29 2006-10-03 Canon Kabushiki Kaisha Toner
KR20210081549A (ko) * 2019-12-24 2021-07-02 한국교통대학교산학협력단 벤조옥사졸 유도체 및 이를 포함하는 형광재료

Cited By (5)

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EP0713153A2 (en) 1994-11-08 1996-05-22 Canon Kabushiki Kaisha Toner for developing electrostatic images, two component type developer, developing method, image forming method, heat fixing method, and process for producing toner
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US5824442A (en) * 1994-11-08 1998-10-20 Canon Kabushiki Kaisha Developing method, image forming method, and heat fixing method, with toner
US7115349B2 (en) 2002-11-29 2006-10-03 Canon Kabushiki Kaisha Toner
KR20210081549A (ko) * 2019-12-24 2021-07-02 한국교통대학교산학협력단 벤조옥사졸 유도체 및 이를 포함하는 형광재료

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