JPH0561222U - 汚濁拡散防止装置 - Google Patents

汚濁拡散防止装置

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JPH0561222U
JPH0561222U JP1126092U JP1126092U JPH0561222U JP H0561222 U JPH0561222 U JP H0561222U JP 1126092 U JP1126092 U JP 1126092U JP 1126092 U JP1126092 U JP 1126092U JP H0561222 U JPH0561222 U JP H0561222U
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JP
Japan
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membrane
sheet
net
film
prevention device
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Pending
Application number
JP1126092U
Other languages
English (en)
Inventor
倫 波多野
Original Assignee
日本ソリッド株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚濁水の拡散防止および清澄化装置である。 【構成】 シート状膜とネット状膜とを上端部において
一体化し、且つ前記上端部にフロートを設け、さらに前
記シート状膜とネット状膜のそれぞれの下端部に重錘を
設けたことを特徴とする汚濁水の拡散防止および清澄化
装置。 【効果】 水流がある場所に設置しても高い拡散防止お
よび清澄化が行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、排水処理、浚渫工事等に使用する汚濁水の拡散防止および清澄化装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、これらの装置としては種々のものが提案されている。なかでも本考案者 の考案に係るシート状膜をそれぞれ隣接するシート状膜との間に間隙を設けて連 接する装置(商品名パトレシア)が良く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記したパトレシアは汚濁水の拡散防止および清澄化効果は優れたものである が、設置場所によっては充分効果が発揮されない場合があった。すなわち、潮の 干満による潮流の速いところなどではシート状膜が潮流によって吹き流された状 態(傾斜状態)となるためであった。 そこで本考案者は、これら従来の欠点を解決するために種々の検討を行い、本 考案を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案はシート状膜とネット状膜とを上端部において一体化し、前 記シート状膜およびネット状膜の下端部にそれぞれ重錘を設けてなる汚濁拡散防 止および清澄化装置(以下防止装置という)である。
【0005】 次に本考案を図面を参照しながら説明するが、本考案は以下の説明にのみ限定 されるものではない。 図1は本考案の防止装置の正面図を示すものであり、シート状膜1とネット状 膜2とを重ね合せた状態とし、そしてシート状膜1とネット状膜2の上端部3を 接合させて一体化する。この場合シート状膜1とネット状膜2の上端部にフロー ト4を一体に設けておいてもよい。
【0006】 さらに図2に示すように一連のロープ5等に前記シート状膜1とネット状膜2 の上端部を固定して設けてもよい。このように一連のロープ等に設ける場合には 施工に際し、適当な間隔をもってフロートを付設することが好ましい。
【0007】 本考案に使用するネット状膜2の網目(貫通口)の大きさは設置する場所の水 流の速さによって適宜選択される。さなわち水流の速いところでは網目の大きい ものを使用し、水流の比較的遅いところでは網目の小さいものを使用することが 好ましいが何れも問わない。例えば水流の速いところに網目の大きいネット状膜 2を使用すると、このネット状膜2が流れに対して抵抗体となり、その裏面にあ るシート状膜1の吹き上げ現象を防止することができる。
【0008】 前記の効果をより一層向上させるためには図3に示すように、前記シート状膜 1およびネット状膜2の下端部に設ける重錘6,7は一般的にシート状膜1に設 ける重錘6よりネット状膜2に設ける重錘7を重くすることが好ましい。
【0009】 本考案の防止装置を使用する場合、例えば浚渫工事のようなときは一般に浚渫 区域を防止装置で囲撓するが、そのときネット状膜2が内面になるように防止装 置を展張することが必要である。また河川のようなところでは上流側にネット状 膜2が向くように展張することが望ましい。
【0010】
【考案の効果】
本考案の防止装置によれば水流のある場所においてもシート状膜1の吹き上げ 現象が防止できるので汚濁水の拡散防止および清澄化を効果的に行えるばかりで なく、海洋等に長期間展張する場合にはシート状膜1の表面をネット状膜2が擦 るようになるのでシート状膜1にフジツボ等の貝類が附着するのを防止すること もできる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の防止装置の正面図である。
【図2】 本考案の防止装置の正面図である。
【図3】 本考案の防止装置の側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状膜とネット状膜とを上端部にお
    いて一体化し、且つ前記上端部にフロートを設け、さら
    に前記シート状膜とネット状膜のそれぞれの下端部に重
    錘を設けたことを特徴とする汚濁水の拡散防止および清
    澄化装置。
JP1126092U 1992-01-23 1992-01-23 汚濁拡散防止装置 Pending JPH0561222U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031555A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 株式会社三晴 保護ネット付き汚濁防止膜

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024740U (ja) * 1983-07-28 1985-02-20 日本光電工業株式会社 把手収納機構

Patent Citations (1)

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