JPH0561011B2 - - Google Patents

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JPH0561011B2
JPH0561011B2 JP62142567A JP14256787A JPH0561011B2 JP H0561011 B2 JPH0561011 B2 JP H0561011B2 JP 62142567 A JP62142567 A JP 62142567A JP 14256787 A JP14256787 A JP 14256787A JP H0561011 B2 JPH0561011 B2 JP H0561011B2
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JP
Japan
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rim
mold
primary
molding
disk
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JP62142567A
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JPS63309337A (ja
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Junichi Suzuki
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ENBISHI ARUMIHOIIRU KK
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ENBISHI ARUMIHOIIRU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は3ピース型自動車用ホイールにおける
リヤーリムの製造法に関する。
<従来の技術とその問題点> 予じめ別個に作成したフロントリム並びにリヤ
ーリムの一対と、ホイールデイスクとを多数のボ
ルト・ナツトにより組立一体化した所謂3ピース
型の自動車用ホイールは既知であり、近時そのリ
ヤー側の円周面に凹状のウエル部を設けることに
よつて、自動車々体側のデイスクブレーキ装置や
その付属部品との衝当現象を防ぎ、FF車などへ
制約なく装着使用できるようにすることが提案さ
れつつある。
ところが、リヤーリム側に凹状ウエル部を塑性
加工する場合には、その加工後のリム製品を成形
金型から取りはずすことが困難であるため、その
製造法に特別の工夫を施す必要がある。
<問題点を解決するための手段> 本発明はこのような問題点の解決を目的として
おり、そのために自動車用ホイールのリヤーリム
を製造する方法として、軽合金素材のブランクを
プレス打抜き加工して、1次成形用金型と2次成
形用割り金型への嵌め付け用センター孔が開口さ
れた円板を作成用意し、 その円板をセンター孔により、先づ1次成形用
金型の回転中心部に嵌め付けた上、その金型を回
転させ乍ら倣いロールによりスピニング加工し
て、上記円板を断面ほぼコ字型に折り曲げると共
に、その円周面を粗成形して1次リム予備体と
し、 次いで、その1次リム予備体を1次成形用金型
から取りはずし、2次成形用割り金型の回転中心
部へ同様な嵌め付け状態に付け替えた上、その割
り金型を回転させ乍ら倣いロールにより再度スピ
ニング加工して、上記1次リム予備体の円周面を
目的の最終断面形状に仕上げ成形することによ
り、その円周面に凹状ウエル部を備えた2次リム
予備体とし、 その後、その金型を割り開くことにより取りは
ずした2次リム予備体の中心部を、上記センター
孔よりも大きくプレス打抜き加工して、凸片と凹
欠とが交互に変化する開口輪郭形状のホイールデ
イスク用取付フランジを刻設すると一挙同時に、 その取付フランジの各凸片に、ホイールデイス
ク取付け用ボルトの挿通孔も開口させることを特
徴とするものである。
<実施例> 以下、図面に基いて本発明の詳細を説明する
と、その自動車用ホイールのリヤーフレームを製
造するに当つては、第1図にように軽合金素材の
ブランクをプレス打抜き加工して、非割り型の1
次成形用金型10aと2次成形用割り金型10b
への嵌め付け上兼用できるセンター孔11が開口
された円板12を作成用意する。
その円板12の直径寸法については、追つて凹
状ウエル部を形成できるように、予め大きな適当
寸法に定めておく。
そして、その円板12の板面が1次成形用金型
10aの回転軸線X−Xと直交する如く、該円板
12のセンター孔11を第2図のように、その
1次成形用金型10aから突出するセンターピン
13に嵌め付けセツトし、その金型10aを回転
させ乍ら倣いロール14によりスピニング加工
し、断面ほぼコ字型に折り曲げると共に、該金型
10aの円周面に沿う第1次的な塑性変形作用を
与えて、同図のような1次リム予備体R1に粗
成形するのである。
その1次成形用金型10aの円周面は図から明
白なように、回転軸線X−Xと鋭角θに交叉する
外広がりの平坦な傾斜勾配面を備えており、これ
によつて1次リム予備体R1のほぼ後半部が滑ら
かに拡開すラツパ型に賦形されることとなつてい
る。
次に、その1次リム予備体R1を1次成形用金
型10aからそのまま取りはずし、第2図のよ
うに2次成形用割り金型10bのセンターピン1
3へ、同様な嵌め付けセツト状態に付け替えた
上、その割り金型10bをやはり回転させ乍ら、
倣いロール14bにより再度スピニング加工し、
上記1次リム予備体R1の円周面にタイヤ係止フ
ランジ部15やビードシート部16、凹状ウエル
部17などが賦形された最終断面形状の2次リム
予備体R2として仕上げ成形するのである。
その2次成形用割り金型10bは第3〜5図に
示す通り、マンドレル本体18とその円周面に嵌
着された複数の割りマンドレル19とから成り、
その両者の円周面によつて2次リム予備体R2の
賦形が行なわれると共に、そのキー20の抜き出
しにより割り開き可能である。21は押出し板、
22はエジエクターガイドを示している。
上記のような2工程の塑性加工後には、その割
り金型10bをキー20の抜き出しにより割り開
いて、これから上記2次リム予備体R2を円滑に
取りはずす。
そして、その2次リム予備体R2の中心部を引
き続き、上記センター孔11よりも大きくプレス
打抜き加工して、第6図にように凸片23と凹欠
24とが交互に変化する開口輪郭形状のホイール
デイスク用取付フランジ25を形成すると一挙同
時に、その各凹片23にホイールデイスク取付け
用ボルト26の挿通孔27も開口させるのであ
り、茲にリヤーフレームRが完成する。
そして、その完成したリヤーリムRは第7〜9
図にように、上記取付フランジ25においてフロ
ントリムFの対応する取付フランジ28と溶接一
体化されると共に、ホイールデイスクDの中心か
ら放射状に派出するスポーク部29へ、上記ボル
ト26とナツト30により組立一体化されて、所
謂3ピース型の自動車用ホイールに仕上げられる
こととなる。
その場合、リヤーリムRに凹状ウエル部17が
設けられているため、FF車などに対してもその
ブレーキ装置と衝当するような制約を受けること
なく、ホイールを装着使用できるのである。
又、上記取付フランジ25は凸片23と凹欠2
4との交互に変化する開口輪郭形状に打抜き形成
されているため、ホイールデイスクDのスポーク
部29を極めて長く看取させることができ、外観
デザイン上の独創性や興趣変化を与えることも可
能となる。
<発明の効果> 以上のように、本発明の自動車用ホイールにお
けるリヤーリムの製造法によれば、軽合金素材の
ブランクをプレス打抜き加工して、1次成形用金
型10aと2次成形用割り金型10bへの嵌め付
け用センター孔11が開口された円板12を作成
用意し、 その円板12をセンター孔11により、先づ1
次成形用金型10aの回転中心部に嵌め付けた
上、その金型10aを回転させ乍ら倣いロール1
4aによりスピンニング加工して、上記円板12
を断面ほぼコ字型に折り曲げると共に、その円周
面を粗成形して1次リム予備体R1とし、 次いて、その1次リム予備体R1を1次成形用
金型10aから取りはずし、2次成形用割り金型
10bの回転中心部へ同様な嵌め付け状態に付け
替えた上、その割り金型10bを回転させ乍ら倣
いロール14bにより再度スピンニング加工し
て、上記1次リム予備体R1の円周面を目的の最
終断面形状に仕上げ成形することにより、その円
周面に凹状ウエル部17を備えた2次リム予備体
R2とし、 その後、その金型10bを割り開くことにより
取りはずした2次リム予備体R2の中心部を、上
記センター孔11よりも大きくプレス打抜き加工
して、凸片23と凹欠24とが交互に変化する開
口輪郭形状のホイールデイスク用取付フランジ2
5を刻設すると一挙同時に、 その取付フランジ25の各凸片23に、ホイー
ルデイスク取付け用ボルト26の挿通孔27も開
口させるようになつているため、冒頭に延べた従
来技術の問題点を確実に解消することができると
共に、段階的な2工程の塑性変形作用によつて、
品質が安定した高精度のリヤーリム製品を円滑に
得られる効果がある。
又、目的とする最終断面形状に塑性加工した2
次リム予備体R2を引き続きプレス打抜き加工し
て、凸片23と凹片24とが交互に変化する輪郭
形状のホイールデイスク用取付フランジ25を形
成すると一挙同時に、その各凸片23にホイール
デイスク取付け用ボルト26の挿通孔27も開口
させているため、このようなリヤーリムRから組
立一体化される自動車用ホイールの外観デザイン
を、著しく興趣変化に富ませることができる効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は円板の加工状態を示す正面図、第2図
,,はその円板に対するスピニング加工過
程の説明図、第3,4図は2次成形用割り金型の
側断面図と正面図、第5図は第3図の5−5線断
面図、第6図はホイールデイスク用取付フランジ
の加工状態を示す正面図、第7,8図はリヤーリ
ムの使用によるホイールの組立状態を示す正面図
と背面図、第9図は第7図の9−9線断面図であ
る。 10a……1次成形用金型、10b……2次成
形用割り金型、11……センター孔、12……円
板、14a,14b……倣いロール、17……凹
状ウエル部、23……凸片、24……凹欠、25
……取付フランジ、26……ボルト、27……ボ
ルト挿通孔、R1,R2……リム予備体、R……
リヤーリム、F……フロントリム、D……ホイー
ルデイスク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工し
    て、1次成形用金型10aと2次成形用割り金型
    10bへの嵌め付け用センター孔11が開口され
    た円板12を作成用意し、 その円板12をセンター孔11により、先づ1
    次成形用金型10aの回転中心部に嵌め付けた
    上、その金型10aを回転させ乍ら倣いロール1
    4aによりスピニング加工して、上記円板12を
    断面ほぼコ字型に折り曲げると共に、その円周面
    を粗成形して1次リム予備体R1とし、 次いで、その1次リム予備体R1を1次成形用
    金型10aから取りはずし、2次成形用割り金型
    10bの回転中心部へ同様な嵌め付け状態に付け
    替えた上、その割り金型10bを回転させ乍ら倣
    いロール14bにより再度スピニング加工して、
    上記1次リム予備体R1の円周面を目的の最終断
    面形状に仕上げ成形することにより、その円周面
    に凹状ウエル部17を備えた2次リム予備体R2
    とし、 その後、その金型10bを割り開くことにより
    取りはずした2次リム予備体R2の中心部を、上
    記センター孔11よりも大きくプレス打抜き加工
    して、凸片23と凹欠24とが交互に変化する開
    口輪郭形状のホイールデイスク用取付フランジ2
    5を刻設すると一挙同時に、 その取付フランジ25の各凸片23に、ホイー
    ルデイスク取付け用ボルト26の挿通孔27も開
    口させることを特徴とする自動車用ホイールにお
    けるリヤーリムの製造法。
JP62142567A 1987-06-08 1987-06-08 自動車用ホイ−ルにおけるリヤ−リムの製造法 Granted JPS63309337A (ja)

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JP62142567A JPS63309337A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 自動車用ホイ−ルにおけるリヤ−リムの製造法

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JP62142567A JPS63309337A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 自動車用ホイ−ルにおけるリヤ−リムの製造法

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JPS63309337A JPS63309337A (ja) 1988-12-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107737828B (zh) * 2017-10-16 2019-05-24 航天材料及工艺研究所 一种大尺寸高稀土镁合金筒形件快速装/脱模工装及方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60145231A (ja) * 1984-01-05 1985-07-31 Natsuyama Kinzoku Kogyo Kk 自動車用ホイールにおけるインナーリムの製造方法並びにその装置

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JPS60145231A (ja) * 1984-01-05 1985-07-31 Natsuyama Kinzoku Kogyo Kk 自動車用ホイールにおけるインナーリムの製造方法並びにその装置

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