JPH056069U - 吊り戸用の上レール - Google Patents

吊り戸用の上レール

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JPH056069U
JPH056069U JP5470991U JP5470991U JPH056069U JP H056069 U JPH056069 U JP H056069U JP 5470991 U JP5470991 U JP 5470991U JP 5470991 U JP5470991 U JP 5470991U JP H056069 U JPH056069 U JP H056069U
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JP
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upper rail
door
rail
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overhanging
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敏彦 梶山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、吊り戸10用の上レール30に
関し、特に上レール30から戸当たり60までの距離に
応じて、上レール30の張出縁33の長さを可変できる
ようにした。 【構成】 本考案は、上レール30の張出縁33の長さ
の途中に、張出縁33が張り出す一方の下縁部から戸当
たり60までの距離を可変できるように、切断溝39が
形成されたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、吊り戸用の上レールに関し、特に上レールの張出縁の長さを、上 レールから戸当たりまでの距離に応じて、可変できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、吊り戸用の上レールは、吊り戸の上端部がスライド可能にはまり込むス ライド溝と、このスライド溝を挟んで相対向する一対の両下縁部のうちの一方か ら戸当たりに向かって延びるとともに、上枠の下面に沿って横向きに張り出した 張出縁とを備えていた。
【0003】 そして、上記した上レールの張出縁の張出長は、張出縁が張り出す前記一方の 下縁部から戸当たりまでの距離に一致させ、張出縁の先端部が戸当たりにほぼ当 接するようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、吊り戸を壁の厚み内に取り付ける場合と、吊り戸を壁の外側に沿って 取り付ける場合では、上レールから戸当たりまでの距離が、変化してしまう。 このため、上記した従来の上レールでは、その張出縁の張出長の異なる少なく とも2種類の上レールを個別に用意しなければならず、それらの製造が面倒であ るという問題点があった。
【0005】 そこで、本考案は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもの であり、その目的とするところは、上レールから戸当たりまでの距離に応じて、 上レールの張出縁の長さを可変できるようにした吊り戸用の上レールを提供しよ うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面 に示した実施例を用いて説明する。 本考案は、上レール(30)の張出縁(33)の長さの途中に、張出縁(33 )が張り出す一方の下縁部から戸当たり(60)までの距離を可変できるように 、切断溝(39)が形成されたことを特徴とする。
【0007】
【作 用】
したがって、本考案によれば、上レール(30)から戸当たり(60)までの 距離が短い場合には、上レール(30)の張出縁(33)を、その切断溝(39 )から切断することにより、その張出長を短縮することができる。
【0008】
【実施例】
図面は、本考案の一実施例を示すものであり、図1,2は、吊り戸を壁の外側 に沿って取り付けた状態を示すものであり、図1はその要部縦断面図、図2は要 部横断面図をそれぞれ示す。又、図3,4は、吊り戸を壁の厚み内に取り付けた 状態を示すものであり、図3は図2に対応し、その要部横断面図、図4は図1に 対応し、その要部縦断面図をそれぞれ示す。
【0009】 まず、図1,2を用いて、吊り戸を壁の外側に沿って取り付けた状態を先に説 明する。 図1,2中、10は、吊り戸を示すものであり、この吊り戸10は、その上端 部にローラ20が固定され、このローラ20を介して上レール30にスライド可 能に吊り下げられている。
【0010】 上記上レール30は、図1,2に示すように、上枠40に埋設状に固定され、 上レール30に沿って吊り戸10をスライドさせることで、壁50の開口部51 を開閉できるようにしている。又、上枠40の下面には、図1に示すように、戸 当たり60が固定され、この戸当たり60は、ほぼ断面凸状を成している。そし て、戸当たり60は、その基準となる側面61が、壁50の開口部51の厚み方 向の中央の中心線に沿って固定されている。
【0011】 又、吊り戸10の下端部には、図示しないが、ライナーが固定され、このライ ナーを介して、壁50の開口部51の外側の下面に沿って固定された下レール( 図示せず)にスライド可能にガイドされている。 前記上レール30は、図1,2に示すように、吊り戸10の上端部に固定され たローラ20がスライド可能にはまり込むスライド溝31を有するレール本体3 2と、このレール本体32のスライド溝31を挟んで相対向する一対の両下縁部 の一方から戸当たり60に向かって延びるとともに、上枠40の下面に沿って横 向きに張り出した張出縁33とを備えている。そして、上レール30は、上枠4 0に沿って長尺に成形されている。
【0012】 上記レール本体32は、図1に示すように、下面が開放した断面コ字形を成し 、左右に離れて対向する左右一対の側壁34,35と、両側壁34,35の上端 部を相互に連結する上壁36とから構成されている。そして、スライド溝31は 、左右両側壁34,35及び上壁36で囲まれた内方に形成される。 又、上記した左右の両側壁34,35の下端内側面には、図1に示すように、 スライド溝31内に向かって短く突出した左右一対の支持縁37,37が形成さ れ、両突縁部37の上面により、吊り戸10の上端部に固定されたローラ20を 下側から支えている。
【0013】 前記張出縁33は、図1に示すように、戸当たり60側、すなわち同図におい て向かって左側に位置する左側の側壁34から、上枠40の下面に沿って延び、 その先端部が戸当たり60の基準となる側面61に当接している。そして、張出 縁33の長さの途中には、その上面から断面V字形の切断溝39が、上レール3 0の長手方向に沿って形成されている。左側の側壁34から切断溝39までの長 さは、図3,4に示すように、吊り戸10を壁50の厚み内に配置した場合にお いて、左側の側壁34の外側面から戸当たり60の基準となる側面61までの距 離に等しく設定されている。
【0014】 又、図1において向かって右側に位置する右側の側壁35には、図1に示すよ うに、その先端外面から上枠40の下面に沿って短く外向きに突出した突縁部3 8が形成され、この突縁部38が上枠40の下面に当接するようにしている。 つぎに、上記構成を有する上レール30の取り付け手順を、図1,2を用いて 説明する。
【0015】 まず、上枠40には、図1に示すように、上レール30のレール本体32がは まり込む、下面が開放した断面コ字形の取付溝41を形成する。 つぎに、上レール30のレール本体32を、図1に示すように、上記した上枠 40の取付溝41に合わせて、下方よりはめ込み、上レール30を上枠40に例 えばねじ止めする。
【0016】 こうして、上レール30のレール本体32を上枠40の取付溝41に固定する と、図1に示すように、その張出縁33の上面及び突縁部38の上面が、上枠4 0の下面にそれぞれ当接する。 最後に、上枠40に戸当たり60を固定すると、図1に示すように、その基準 となる側面61に、張出縁33の先端部が当接する。
【0017】 つぎに、図3,4を用いて、上レール30を壁50の厚み内に配置する場合に ついて説明する。 まず、図3において、52は、吊り戸10を開いた際に、開いた吊り戸10が 収まるように、壁50をその厚み方向に切り欠いて形成した収納凹部を示す。 そして、上レール30は、図4に示すように、その張出縁33を切断溝39か ら折って、その張出長を短縮する。こうして、張出縁33を切断溝39から折っ て使用するのは、上レール30が壁50の厚み内に配置されるため、上レール3 0の取付位置から壁50の開口部51の厚み方向の中央の中心線、すなわちこの 中心線に沿って固定される戸当たり60の基準となる側面61までの距離が、図 1,2に示すように、上レール30を壁50の開口部51の外側に沿って取り付 ける場合に比較して、短いためである。
【0018】 上枠40には、図4に示すように、先に図1を用いて説明したのと同様に、上 レール30のレール本体32がはまり込む、下面が開放した断面コ字形の取付溝 41を形成する。 そして、上レール30のレール本体32を、図4に示すように、上記した上枠 40の取付溝41に合わせて、下方よりはめ込み、上レール30を上枠40に例 えばねじ止めする。
【0019】 こうして、上レール30のレール本体32を上枠40の取付溝41に固定する と、図4に示すように、その張出縁33の上面及び突縁部38の上面が、上枠4 0の下面にそれぞれ当接する。 最後に、上枠40に戸当たり60を固定すると、図4に示すように、その基準 となる側面61に、張出縁33の切断先端部が当接する。
【0020】 尚、図面に示した実施例のものでは、切断溝39を、張出縁33の長さの途中 に1箇所だけ形成したが、1箇所に限らず、張出縁33の長さの途中に間欠的或 いは連続的に複数箇所に形成してもよい。又、切断溝39を、張出縁33の上面 から断面V字形に形成したが、断面V字形に限らず、断面U字形に形成してもよ いほか、張出縁33の下面、或いは上下面からそれぞれ形成してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、上レールから戸当たりまでの距離に応じ て、上レールの張出縁の長さを可変できるようにしたので、上レールの部品の共 通化が図れ、その製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り戸を壁の外側に沿って取り付けた状態を示
す要部縦断面図である。
【図2】図1の要部横断面図である。
【図3】吊り戸を壁の厚み内に取り付けた状態を示す要
部横断面図である。
【図4】図3の要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 吊り戸 20 ローラ 30 上レール 31 スライド溝 32 レール本体 33 張出縁 34,35 側壁 36 上壁 37 支持縁 38 突縁部 39 切断溝 40 上枠 41 取付溝 50 壁 51 開口部 52 収納凹部 60 戸当たり 61 側面

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 吊り戸の上端部がスライド可能にはまり
    込むスライド溝と、このスライド溝を挟んで相対向する
    一対の両下縁部のうちの一方から戸当たりに向かって延
    びるとともに、上枠の下面に沿って横向きに張り出した
    張出縁とを備えた吊り戸用の上レールにおいて、 上記上レールの張出縁の長さの途中には、張出縁が張り
    出す前記一方の下縁部から戸当たりまでの距離を可変で
    きるように、切断溝が形成されたことを特徴とする吊り
    戸用の上レール。
JP5470991U 1991-07-15 1991-07-15 吊り戸用の上レール Expired - Lifetime JP2519053Y2 (ja)

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JPH056069U true JPH056069U (ja) 1993-01-29
JP2519053Y2 JP2519053Y2 (ja) 1996-12-04

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