JP2519053Y2 - 吊り戸用の上レール - Google Patents

吊り戸用の上レール

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JP2519053Y2
JP2519053Y2 JP5470991U JP5470991U JP2519053Y2 JP 2519053 Y2 JP2519053 Y2 JP 2519053Y2 JP 5470991 U JP5470991 U JP 5470991U JP 5470991 U JP5470991 U JP 5470991U JP 2519053 Y2 JP2519053 Y2 JP 2519053Y2
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JP
Japan
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edge
upper rail
rail
hanging door
wall
Prior art date
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JP5470991U
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English (en)
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JPH056069U (ja
Inventor
敏彦 梶山
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、吊り戸用の上レール
に関し、特に上レールの張出縁の長さを、上レールから
縁材までの距離に応じて、可変できるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、吊り戸用の上レールは、吊り戸の
上端部がスライド可能にはまり込むスライド溝と、この
スライド溝を挟んで相対向する一対の両下縁部のうちの
一方から縁材に向かって延びるとともに、上枠の下面に
沿って横向きに張り出した張出縁とを備えていた。
【0003】そして、上記した上レールの張出縁の張出
長は、張出縁が張り出す前記一方の下縁部から縁材まで
の距離に一致させ、張出縁の先端部が縁材にほぼ当接す
るようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、吊り戸を壁の
厚み内に取り付ける場合と、吊り戸を壁の外側に沿って
取り付ける場合では、上レールから縁材までの距離が、
変化してしまう。このため、上記した従来の上レールで
は、その張出縁の張出長の異なる少なくとも2種類の上
レールを個別に用意しなければならず、それらの製造が
面倒であるという問題点があった。
【0005】そこで、本考案は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、上レールから縁材までの距離に応じて、
上レールの張出縁の長さを可変できるようにした吊り戸
用の上レールを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。本考案は、上レール
(30)の張出縁(33)の長さの途中に、張出縁(3
3)の張り出す距離を可変できるように、切断溝(3
9)が形成されたことを特徴とする。
【0007】
【作 用】したがって、本考案によれば、上レール(3
0)から縁材(60)までの距離が短い場合には、上レ
ール(30)の張出縁(33)を、その切断溝(39)
から切断することにより、その張出長を短縮することが
できる。
【0008】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を示すものであ
り、図1,2は、吊り戸を壁の外側に沿って取り付けた
状態を示すものであり、図1はその要部縦断面図、図2
は要部横断面図をそれぞれ示す。又、図3,4は、吊り
戸を壁の厚み内に取り付けた状態を示すものであり、図
3は図2に対応し、その要部横断面図、図4は図1に対
応し、その要部縦断面図をそれぞれ示す。
【0009】まず、図1,2を用いて、吊り戸を壁の外
側に沿って取り付けた状態を先に説明する。図1,2
中、10は、吊り戸を示すものであり、この吊り戸10
は、その上端部にローラ20が固定され、このローラ2
0を介して上レール30にスライド可能に吊り下げられ
ている。
【0010】上記上レール30は、図1,2に示すよう
に、上枠40に埋設状に固定され、上レール30に沿っ
て吊り戸10をスライドさせることで、壁50の開口部
51を開閉できるようにしている。又、上枠40の下面
には、図1に示すように、縁材60が固定され、この
60は、ほぼ断面凸状を成している。そして、縁材
0は、その基準となる側面61が、壁50の開口部51
の厚み方向の中央の中心線に沿って固定されている。
【0011】又、吊り戸10の下端部には、図示しない
が、ライナーが固定され、このライナーを介して、壁5
0の開口部51の外側の下面に沿って固定された下レー
ル(図示せず)にスライド可能にガイドされている。前
記上レール30は、図1,2に示すように、吊り戸10
の上端部に固定されたローラ20がスライド可能にはま
り込むスライド溝31を有するレール本体32と、この
レール本体32のスライド溝31を挟んで相対向する一
対の両下縁部の一方から縁材60に向かって延びるとと
もに、上枠40の下面に沿って横向きに張り出した張出
縁33とを備えている。そして、上レール30は、上枠
40に沿って長尺に成形されている。
【0012】上記レール本体32は、図1に示すよう
に、下面が開放した断面コ字形を成し、左右に離れて対
向する左右一対の側壁34,35と、両側壁34,35
の上端部を相互に連結する上壁36とから構成されてい
る。そして、スライド溝31は、左右両側壁34,35
及び上壁36で囲まれた内方に形成される。又、上記し
た左右の両側壁34,35の下端内側面には、図1に示
すように、スライド溝31内に向かって短く突出した左
右一対の支持縁37,37が形成され、両突縁部37の
上面により、吊り戸10の上端部に固定されたローラ2
0を下側から支えている。
【0013】前記張出縁33は、図1に示すように、
60側、すなわち同図において向かって左側に位置す
る左側の側壁34から、上枠40の下面に沿って延び、
その先端部が縁材60の基準となる側面61に当接して
いる。そして、張出縁33の長さの途中には、その上面
から断面V字形の切断溝39が、上レール30の長手方
向に沿って形成されている。左側の側壁34から切断溝
39までの長さは、図3,4に示すように、吊り戸10
を壁50の厚み内に配置した場合において、左側の側壁
34の外側面から縁材60の基準となる側面61までの
距離に等しく設定されている。
【0014】又、図1において向かって右側に位置する
右側の側壁35には、図1に示すように、その先端外面
から上枠40の下面に沿って短く外向きに突出した突縁
部38が形成され、この突縁部38が上枠40の下面に
当接するようにしている。つぎに、上記構成を有する上
レール30の取り付け手順を、図1,2を用いて説明す
る。
【0015】まず、上枠40には、図1に示すように、
上レール30のレール本体32がはまり込む、下面が開
放した断面コ字形の取付溝41を形成する。つぎに、上
レール30のレール本体32を、図1に示すように、上
記した上枠40の取付溝41に合わせて、下方よりはめ
込み、上レール30を上枠40に例えばねじ止めする。
【0016】こうして、上レール30のレール本体32
を上枠40の取付溝41に固定すると、図1に示すよう
に、その張出縁33の上面及び突縁部38の上面が、上
枠40の下面にそれぞれ当接する。最後に、上枠40に
縁材60を固定すると、図1に示すように、その基準と
なる側面61に、張出縁33の先端部が当接する。
【0017】つぎに、図3,4を用いて、上レール30
を壁50の厚み内に配置する場合について説明する。ま
ず、図3において、52は、吊り戸10を開いた際に、
開いた吊り戸10が収まるように、壁50をその厚み方
向に切り欠いて形成した収納凹部を示す。そして、上レ
ール30は、図4に示すように、その張出縁33を切断
溝39から折って、その張出長を短縮する。こうして、
張出縁33を切断溝39から折って使用するのは、上レ
ール30が壁50の厚み内に配置されるため、上レール
30の取付位置から壁50の開口部51の厚み方向の中
央の中心線、すなわちこの中心線に沿って固定される
60の基準となる側面61までの距離が、図1,2に
示すように、上レール30を壁50の開口部51の外側
に沿って取り付ける場合に比較して、短いためである。
【0018】上枠40には、図4に示すように、先に図
1を用いて説明したのと同様に、上レール30のレール
本体32がはまり込む、下面が開放した断面コ字形の取
付溝41を形成する。そして、上レール30のレール本
体32を、図4に示すように、上記した上枠40の取付
溝41に合わせて、下方よりはめ込み、上レール30を
上枠40に例えばねじ止めする。
【0019】こうして、上レール30のレール本体32
を上枠40の取付溝41に固定すると、図4に示すよう
に、その張出縁33の上面及び突縁部38の上面が、上
枠40の下面にそれぞれ当接する。最後に、上枠40に
縁材60を固定すると、図4に示すように、その基準と
なる側面61に、張出縁33の切断先端部が当接する。
【0020】尚、図面に示した実施例のものでは、切断
溝39を、張出縁33の長さの途中に1箇所だけ形成し
たが、1箇所に限らず、張出縁33の長さの途中に間欠
的或いは連続的に複数箇所に形成してもよい。又、切断
溝39を、張出縁33の上面から断面V字形に形成した
が、断面V字形に限らず、断面U字形に形成してもよい
ほか、張出縁33の下面、或いは上下面からそれぞれ形
成してもよい。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、上
レールから縁材までの距離に応じて、上レールの張出縁
の長さを可変できるようにしたので、上レールの部品の
共通化が図れ、その製造コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り戸を壁の外側に沿って取り付けた状態を示
す要部縦断面図である。
【図2】図1の要部横断面図である。
【図3】吊り戸を壁の厚み内に取り付けた状態を示す要
部横断面図である。
【図4】図3の要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 吊り戸 20 ローラ 30 上レール 31 スライド溝 32 レール本体 33 張出縁 34,35 側壁 36 上壁 37 支持縁 38 突縁部 39 切断溝 40 上枠 41 取付溝 50 壁 51 開口部 52 収納凹部 60 縁材 61 側面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り戸の上端部がスライド可能にはまり
    込むスライド溝と、このスライド溝を挟んで相対向する
    一対の両下縁部のうちの一方から一側水平方向に向かっ
    て延びるとともに、上枠の下面に沿って横向きに張り出
    した張出縁とを備えた吊り戸用の上レールにおいて、 上記上レールの張出縁の長さの途中には、張出縁の張り
    出す距離を可変できるように、切断溝が形成されたこと
    を特徴とする吊り戸用の上レール。
JP5470991U 1991-07-15 1991-07-15 吊り戸用の上レール Expired - Lifetime JP2519053Y2 (ja)

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JP5470991U JP2519053Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 吊り戸用の上レール

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JP5470991U JP2519053Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 吊り戸用の上レール

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Publication Number Publication Date
JPH056069U JPH056069U (ja) 1993-01-29
JP2519053Y2 true JP2519053Y2 (ja) 1996-12-04

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