JPH0560614B2 - - Google Patents
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- JPH0560614B2 JPH0560614B2 JP62094181A JP9418187A JPH0560614B2 JP H0560614 B2 JPH0560614 B2 JP H0560614B2 JP 62094181 A JP62094181 A JP 62094181A JP 9418187 A JP9418187 A JP 9418187A JP H0560614 B2 JPH0560614 B2 JP H0560614B2
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- bulb temperature
- temperature
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- test area
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F6/00—Air-humidification, e.g. cooling by humidification
- F24F6/12—Air-humidification, e.g. cooling by humidification by forming water dispersions in the air
- F24F6/14—Air-humidification, e.g. cooling by humidification by forming water dispersions in the air using nozzles
- F24F2006/146—Air-humidification, e.g. cooling by humidification by forming water dispersions in the air using nozzles using pressurised water for spraying
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種製品、材料等がある温度、湿度
環境に対しどのような特性を有するか、該環境の
もとにどのような影響を受けるか等を調べる恒温
恒湿器のような環境試験装置における恒温恒湿を
得る方法及びその方法を実施するための装置に関
する。
環境に対しどのような特性を有するか、該環境の
もとにどのような影響を受けるか等を調べる恒温
恒湿器のような環境試験装置における恒温恒湿を
得る方法及びその方法を実施するための装置に関
する。
環境試験装置におけるテストエリアを恒温恒湿
に制御する方法として、特公昭47−29265号に開
示された方法がある。
に制御する方法として、特公昭47−29265号に開
示された方法がある。
この方法では、冷却と除湿の機能を兼ね備えた
冷却器、加熱器及び加湿器を用い、該冷却器の能
力を加湿器停止時に目的の温湿度範囲の最低温湿
度を満足できるように選択するとともに該冷却器
に一定料の冷媒を常時流し、加熱器及び加湿器の
能力を冷却除湿器作動中においても目的温湿度範
囲の最高温湿度を満足できるように選択し、温湿
度検出端の入力にしたがつて制御を行う温湿度調
節器の設定温湿度に応じて連続的に該調節器より
の出力を加熱器及び加湿器に与え、冷却、除湿、
加熱、加湿の相互の能力を平衡させて温湿度を制
御する。
冷却器、加熱器及び加湿器を用い、該冷却器の能
力を加湿器停止時に目的の温湿度範囲の最低温湿
度を満足できるように選択するとともに該冷却器
に一定料の冷媒を常時流し、加熱器及び加湿器の
能力を冷却除湿器作動中においても目的温湿度範
囲の最高温湿度を満足できるように選択し、温湿
度検出端の入力にしたがつて制御を行う温湿度調
節器の設定温湿度に応じて連続的に該調節器より
の出力を加熱器及び加湿器に与え、冷却、除湿、
加熱、加湿の相互の能力を平衡させて温湿度を制
御する。
前記従来方法によると、温湿度制御は温湿度の
変動衝撃が少ない状態で円滑に行われるのである
が、発生可能な最低温湿度に充填がおかれていて
冷却除湿器の冷却能力が比較的大きくされ且つ一
定とされ、しかも常時運転されるので、例えば、
恒温での湿度雰囲気を発生させる場合には大きい
加熱器、加湿器出力が必要となり、それだけエネ
ルギーロスが大きいという問題がある。
変動衝撃が少ない状態で円滑に行われるのである
が、発生可能な最低温湿度に充填がおかれていて
冷却除湿器の冷却能力が比較的大きくされ且つ一
定とされ、しかも常時運転されるので、例えば、
恒温での湿度雰囲気を発生させる場合には大きい
加熱器、加湿器出力が必要となり、それだけエネ
ルギーロスが大きいという問題がある。
そこで本発明の目的は、温湿度の変動衝撃が少
ない状態で円滑に温湿度制御できる上に、前記従
来方法に比べるとエネルギーロスが少ない環境試
験装置における恒温恒湿を得る方法及びその方法
を実施するための装置を提供することにある。
ない状態で円滑に温湿度制御できる上に、前記従
来方法に比べるとエネルギーロスが少ない環境試
験装置における恒温恒湿を得る方法及びその方法
を実施するための装置を提供することにある。
本発明者は前記目的を達成すべ研究を重ねた結
果、前記従来技術におけると同様に、冷却、加
熱、除湿、加湿相互の能力を平衡させることで温
湿度を目標のものに制御することを基本としつ
つ、温湿度を制御しようとする環境試験装置のテ
ストエリアの現在乾球温度及び現在湿球温度が目
標とする乾球温度及び湿球温度に対し予め定めた
範囲内にあると、冷凍回路の蒸発器に流れる冷媒
流量を減少させることで、蒸発器の冷却、除湿能
力を制限し、それによつて、より低い加熱器、加
湿器出力でもつて、換言すればエネルギーを節約
して、温湿度制御を続け得ることに着目し、本発
明を完成した。
果、前記従来技術におけると同様に、冷却、加
熱、除湿、加湿相互の能力を平衡させることで温
湿度を目標のものに制御することを基本としつ
つ、温湿度を制御しようとする環境試験装置のテ
ストエリアの現在乾球温度及び現在湿球温度が目
標とする乾球温度及び湿球温度に対し予め定めた
範囲内にあると、冷凍回路の蒸発器に流れる冷媒
流量を減少させることで、蒸発器の冷却、除湿能
力を制限し、それによつて、より低い加熱器、加
湿器出力でもつて、換言すればエネルギーを節約
して、温湿度制御を続け得ることに着目し、本発
明を完成した。
すなわち本発明の前記目的は、
「環境試験装置において冷凍回路、加熱器及び加
湿器を用いて前記環境試験装置のテストエリアに
目標恒温恒湿度を得る方法であつて、前記冷凍回
路中の蒸発器用膨張機構として開度可変型膨張機
構を使用し、前記テストエリアの乾球温度を検出
する乾球温度検出器及び湿球温度を検出する湿球
温度検出器を準備し、調節の初期段階では目標乾
球温度を得るに要する冷凍能力より大きい冷凍能
力を得るように前記冷凍回路中の膨張機構の初期
開度を設定して該冷凍回路を作動させ、前記テス
トエリアの乾球温度を目標乾球温度に向かわせる
ように前記テストエリアの現在乾球温度と目標乾
球温度との差に基づいて前記加熱器を作動させる
とともに前記テストエリアの湿球温度を目標湿球
温度に向かわせるように前記テストエリアの現在
湿球温度と目標湿球温度との差に基づいて前記加
湿器を作動させ、その後は、前記テストエリアの
現在乾球温度と前記目標乾球温度との差が予め定
めた乾球温度差設定値より小さく且つ前記テスト
エリアの現在湿球温度と目標湿球温度との差が予
め定めた湿球温度差設定値より小さいときは前記
膨張機構の開度を予め定めた量ずつ絞り、前記両
差の双方またはいずれか一方が前記温度差設定値
以上のときは前記膨張機構の開度を予め定めた量
ずつ大きくすることを特徴とする環境試験装置に
おける恒温恒湿を得る方法」、及び 第2図にその構成が示されている装置、すなわ
ち、 「蒸発器用の膨張機構として開度可変型の膨張機
構を用いた冷凍回路と、 加熱器と、 加湿器と、 前記加熱器に通電するための加熱器用電流供給
手段と、 前記加湿器に通電するための加湿器用電流供給
手段と、 環境試験装置テストエリアの乾球温度を検出す
る乾球温度検出器と、 前記テストエリアの湿球温度を検出する湿球温
度検出器と、 目標乾球温度設定手段と、 目標湿球温度設定手段と、 前記テストエリアの乾球温度を目標乾球温度に
向かわせるように該テストエリアの現在乾球温度
と目標温度との差に基づいて前記加熱器用電流供
給手段出力を自動制御する第1の手段と、 前記テストエリアの湿球温度を目標湿球温度に
向かわせるように該テストエリアの現在湿球温度
と目標湿球温度との差に基づいて前記加湿器用電
流供給手段出力を自動制御する第2の手段と、 前記膨張機構の初期開度設定手段と、 前記膨張機構駆動手段と、 前記テストエリアの現在乾球温度と前記目標乾
球温度との差を求め、その差が予め定めた乾球温
度差設定値より小さいか否かを判断する第1温度
差判断手段と、 前記テストエリアの現在湿球温度と目標湿球温
度との差を求め、その差が予め定めた湿球温度差
設定値より小さいか否かを判断する第2温度差判
断手段と、 前記第1及び第2温度差判断手段の双方におい
て前記差が前記温度差設定値より小さいと判断さ
れると前記膨張機構を予め定めた量絞る指示信号
を出力し、前記第1及び第2温度差判断手段の少
なくとも一方において前記差が前記温度差設定値
以上であると判断されると前記膨張機構を予め定
めた量開く指示信号を出力する膨張機構開閉指示
手段、 を備えたことを特徴とする環境試験装置における
恒温恒湿を得る装置」により達成される。
湿器を用いて前記環境試験装置のテストエリアに
目標恒温恒湿度を得る方法であつて、前記冷凍回
路中の蒸発器用膨張機構として開度可変型膨張機
構を使用し、前記テストエリアの乾球温度を検出
する乾球温度検出器及び湿球温度を検出する湿球
温度検出器を準備し、調節の初期段階では目標乾
球温度を得るに要する冷凍能力より大きい冷凍能
力を得るように前記冷凍回路中の膨張機構の初期
開度を設定して該冷凍回路を作動させ、前記テス
トエリアの乾球温度を目標乾球温度に向かわせる
ように前記テストエリアの現在乾球温度と目標乾
球温度との差に基づいて前記加熱器を作動させる
とともに前記テストエリアの湿球温度を目標湿球
温度に向かわせるように前記テストエリアの現在
湿球温度と目標湿球温度との差に基づいて前記加
湿器を作動させ、その後は、前記テストエリアの
現在乾球温度と前記目標乾球温度との差が予め定
めた乾球温度差設定値より小さく且つ前記テスト
エリアの現在湿球温度と目標湿球温度との差が予
め定めた湿球温度差設定値より小さいときは前記
膨張機構の開度を予め定めた量ずつ絞り、前記両
差の双方またはいずれか一方が前記温度差設定値
以上のときは前記膨張機構の開度を予め定めた量
ずつ大きくすることを特徴とする環境試験装置に
おける恒温恒湿を得る方法」、及び 第2図にその構成が示されている装置、すなわ
ち、 「蒸発器用の膨張機構として開度可変型の膨張機
構を用いた冷凍回路と、 加熱器と、 加湿器と、 前記加熱器に通電するための加熱器用電流供給
手段と、 前記加湿器に通電するための加湿器用電流供給
手段と、 環境試験装置テストエリアの乾球温度を検出す
る乾球温度検出器と、 前記テストエリアの湿球温度を検出する湿球温
度検出器と、 目標乾球温度設定手段と、 目標湿球温度設定手段と、 前記テストエリアの乾球温度を目標乾球温度に
向かわせるように該テストエリアの現在乾球温度
と目標温度との差に基づいて前記加熱器用電流供
給手段出力を自動制御する第1の手段と、 前記テストエリアの湿球温度を目標湿球温度に
向かわせるように該テストエリアの現在湿球温度
と目標湿球温度との差に基づいて前記加湿器用電
流供給手段出力を自動制御する第2の手段と、 前記膨張機構の初期開度設定手段と、 前記膨張機構駆動手段と、 前記テストエリアの現在乾球温度と前記目標乾
球温度との差を求め、その差が予め定めた乾球温
度差設定値より小さいか否かを判断する第1温度
差判断手段と、 前記テストエリアの現在湿球温度と目標湿球温
度との差を求め、その差が予め定めた湿球温度差
設定値より小さいか否かを判断する第2温度差判
断手段と、 前記第1及び第2温度差判断手段の双方におい
て前記差が前記温度差設定値より小さいと判断さ
れると前記膨張機構を予め定めた量絞る指示信号
を出力し、前記第1及び第2温度差判断手段の少
なくとも一方において前記差が前記温度差設定値
以上であると判断されると前記膨張機構を予め定
めた量開く指示信号を出力する膨張機構開閉指示
手段、 を備えたことを特徴とする環境試験装置における
恒温恒湿を得る装置」により達成される。
本発明における前記膨張機構の予め定めた絞り
量、開き量は、温湿度制御を円滑に行えるように
少量ずつ絞られ、または少量ずつ開かれるよう
に、状況に応じて予め適当に設定されるものであ
る。
量、開き量は、温湿度制御を円滑に行えるように
少量ずつ絞られ、または少量ずつ開かれるよう
に、状況に応じて予め適当に設定されるものであ
る。
また、前記各温度差設定値は乾球温度、湿球温
度がれぞれ目標値に一致したか又は近づいて安定
したか否か、冷凍能力が不足していないかどうか
等を判断する目安になるもので、乾球温度差設定
値は換言すれば、現在乾球温度が目標乾球温度に
対し予め定めた範囲内にあるか否かを判断する参
照値であり、湿球温度差設定値は換言すれば、現
在湿球温度が目標湿球温度に対し予め定めた範囲
内にあるか否かを判断する参照値であり、これら
は状況に応じて適宜予め決定される。
度がれぞれ目標値に一致したか又は近づいて安定
したか否か、冷凍能力が不足していないかどうか
等を判断する目安になるもので、乾球温度差設定
値は換言すれば、現在乾球温度が目標乾球温度に
対し予め定めた範囲内にあるか否かを判断する参
照値であり、湿球温度差設定値は換言すれば、現
在湿球温度が目標湿球温度に対し予め定めた範囲
内にあるか否かを判断する参照値であり、これら
は状況に応じて適宜予め決定される。
前記膨張機構としては例えば、開度可変型の
膨張弁、数種類のキヤピラリーチユーブを並列
に接続してそれぞれに開閉弁を接続し、何れかの
キヤピラリーチユーブを選択使用できるようにし
たものを挙げることができる。
膨張弁、数種類のキヤピラリーチユーブを並列
に接続してそれぞれに開閉弁を接続し、何れかの
キヤピラリーチユーブを選択使用できるようにし
たものを挙げることができる。
前記膨張機構の初期開度設定手段としては例え
ば、目標乾球温度を得るに要する冷凍能力より大
きい冷凍能力を得るための前記冷凍回路中の膨張
機構の初期開度を目標乾球温度に対応させて1又
は2種以上記憶した記憶手段と目標乾球温度に応
じて前記記憶手段から対応する膨張機構初期開度
を選択する手段とからなるものを挙げることがで
きる。
ば、目標乾球温度を得るに要する冷凍能力より大
きい冷凍能力を得るための前記冷凍回路中の膨張
機構の初期開度を目標乾球温度に対応させて1又
は2種以上記憶した記憶手段と目標乾球温度に応
じて前記記憶手段から対応する膨張機構初期開度
を選択する手段とからなるものを挙げることがで
きる。
〔作用〕
本発明方法及び装置によると、調節の初期段階
では、冷却、加熱、除湿、加湿を平衡させる方向
で目標とする温湿度へ近づけるべく、目標乾球温
度を得るに要する冷凍能力より大きい冷凍能力を
得るように冷凍回路中の膨張機構の初期開度が設
定されて該冷凍回路が運転され、テストエリアの
乾球温度を目標乾球温度に向かわせるように該テ
ストエリアの現在乾球温度と目標乾球温度の差に
基づいて前記加熱器が運転されるとともに、テス
トエリアの湿球温度を目標湿球温度に向かわせる
ように該テストエリアの現在湿球温度と目標湿球
温度の差に基づいて前記加湿器が運転される。
では、冷却、加熱、除湿、加湿を平衡させる方向
で目標とする温湿度へ近づけるべく、目標乾球温
度を得るに要する冷凍能力より大きい冷凍能力を
得るように冷凍回路中の膨張機構の初期開度が設
定されて該冷凍回路が運転され、テストエリアの
乾球温度を目標乾球温度に向かわせるように該テ
ストエリアの現在乾球温度と目標乾球温度の差に
基づいて前記加熱器が運転されるとともに、テス
トエリアの湿球温度を目標湿球温度に向かわせる
ように該テストエリアの現在湿球温度と目標湿球
温度の差に基づいて前記加湿器が運転される。
その後は、現在乾球温度と前記目標乾球温度の
差が予め定めた乾球温度差設定値より小さく且つ
前記テストエリアの現在湿球温度と目標湿球温度
の差が予め定めた湿球温度差設定値より小さいと
きは前記膨張機構の開度が予め定めた量ずつ絞ら
れ、これによつて、加熱器、加湿器出力を低くし
ても所望の温湿度を得られる。
差が予め定めた乾球温度差設定値より小さく且つ
前記テストエリアの現在湿球温度と目標湿球温度
の差が予め定めた湿球温度差設定値より小さいと
きは前記膨張機構の開度が予め定めた量ずつ絞ら
れ、これによつて、加熱器、加湿器出力を低くし
ても所望の温湿度を得られる。
また、前記両差の双方またはいずれか一方が前
記温度差設定値以上のときは前記膨張機構の開度
が予め定めた量ずつ大きくされることで、短時間
に目標とする温湿度に到達し、さらに恒温恒湿状
態を続けられる。この場合も、冷凍回路蒸発器に
流れる冷媒量が少ない状態のときは、それだけ加
熱器、加湿器出力は低く済み、エネルギーが節約
される。
記温度差設定値以上のときは前記膨張機構の開度
が予め定めた量ずつ大きくされることで、短時間
に目標とする温湿度に到達し、さらに恒温恒湿状
態を続けられる。この場合も、冷凍回路蒸発器に
流れる冷媒量が少ない状態のときは、それだけ加
熱器、加湿器出力は低く済み、エネルギーが節約
される。
このようにして全体として冷却、加熱、除湿、
加湿の相互の能力が平衡せしめられて環境試験装
置のテストエリアが目標の恒温恒湿に制御され
る。
加湿の相互の能力が平衡せしめられて環境試験装
置のテストエリアが目標の恒温恒湿に制御され
る。
以下本発明の実施例を、恒温恒湿器における温
湿度制御の場合について説明する。
湿度制御の場合について説明する。
第3図に示す恒温恒湿器10は、恒温槽101
内に供試品を収めるテストエリア102を有し、
該エリアの後方には蒸発器11と空気循環用フア
ン12を有している。
内に供試品を収めるテストエリア102を有し、
該エリアの後方には蒸発器11と空気循環用フア
ン12を有している。
また、蒸発器11とその上方のフアン12との
間には加熱器としての電気ヒータ2が設けられ、
蒸発器の下方には水を電気ヒータ3にて加熱する
タイプの加湿器30が設けられており、空気は図
上矢印A方向に循環するようになつている。
間には加熱器としての電気ヒータ2が設けられ、
蒸発器の下方には水を電気ヒータ3にて加熱する
タイプの加湿器30が設けられており、空気は図
上矢印A方向に循環するようになつている。
該蒸発器11とフアン12は次に記す冷凍回路
の構成メンバである。冷凍回路1はそれ自体公知
のものであり、前記蒸発器11のほか、圧縮機1
3、凝縮器14及び蒸発器11用の開度可変型膨
張弁15を備えている。
の構成メンバである。冷凍回路1はそれ自体公知
のものであり、前記蒸発器11のほか、圧縮機1
3、凝縮器14及び蒸発器11用の開度可変型膨
張弁15を備えている。
弁15は図示していないシヤフトが回されると
弁体が移動して弁開度が変わるタイプのものであ
る。
弁体が移動して弁開度が変わるタイプのものであ
る。
この恒温恒湿器において一定の所望温度湿度を
得る実施例方法は、第1図のフローチヤートに示
される通りである。すなわち、先ずテストエリア
102内の一定の目標乾球温度T1及び目標湿球
温度H1を定め、弁15の初期開度を目標乾球温
度T1を実現するに要する冷凍能力より大きい冷
凍能力を得るように設定して冷凍回路を運転する
(ステツプ)。
得る実施例方法は、第1図のフローチヤートに示
される通りである。すなわち、先ずテストエリア
102内の一定の目標乾球温度T1及び目標湿球
温度H1を定め、弁15の初期開度を目標乾球温
度T1を実現するに要する冷凍能力より大きい冷
凍能力を得るように設定して冷凍回路を運転する
(ステツプ)。
ステツプのあとは、テストエリア内の乾球温
度を目標乾球温度に向かわせるように該エリア内
の現在乾球温度と目標乾球温度との差に基づいて
加熱器ヒータ出力を自動制御するとともに、テス
トエリア内湿球温度を目標湿球温度に向かわせる
ように該エリア内の現在湿球温度と該目標湿球温
度との差に基づいて前記加湿器ヒータ3の出力を
自動制御する(ステツプ)。
度を目標乾球温度に向かわせるように該エリア内
の現在乾球温度と目標乾球温度との差に基づいて
加熱器ヒータ出力を自動制御するとともに、テス
トエリア内湿球温度を目標湿球温度に向かわせる
ように該エリア内の現在湿球温度と該目標湿球温
度との差に基づいて前記加湿器ヒータ3の出力を
自動制御する(ステツプ)。
また、ステツプのあと、恒温恒湿器内の現在
乾球温度T2及び現在湿球温度H2を検出し(ス
テツプ)、 |T1−T2|<a(第1条件) |H1−H2|<b(第2条件) の条件が満足されているか否かを判断する(ステ
ツプ)。
乾球温度T2及び現在湿球温度H2を検出し(ス
テツプ)、 |T1−T2|<a(第1条件) |H1−H2|<b(第2条件) の条件が満足されているか否かを判断する(ステ
ツプ)。
ここでaは乾球温度差設定値であり、bは湿球
温度差設定値であり、これらは既に述べたとお
り、乾球温度、湿球温度がそれぞれ目標値に一致
したか否か又は近づいて安定したか否か、冷凍能
力が不足していないかどうか等を判断する目安に
なる値であり、本例では実験結果に基づいて定め
られる。
温度差設定値であり、これらは既に述べたとお
り、乾球温度、湿球温度がそれぞれ目標値に一致
したか否か又は近づいて安定したか否か、冷凍能
力が不足していないかどうか等を判断する目安に
なる値であり、本例では実験結果に基づいて定め
られる。
第1条件及び第2条件の双方が満たされると、
膨張弁15を予め定めた少量だけ絞り(ステツプ
)、再びステツプへもどる。、、のス
テツプが繰り返されると膨張弁は次第に必要最低
開度へ絞られて冷凍能力が低下せしめられ、それ
でいて目標温湿度がそのまま維持され、しかも加
熱器2及び加湿器3の出力の低下が許され、それ
だけエネルギーが節約される。この最低限の弁開
度は、冷凍回路各部の状態の安定を失わない範囲
でテストエリア内温湿度を目標値に維持し、かつ
除湿の際に蒸発器11に着霜しない開度である。
膨張弁15を予め定めた少量だけ絞り(ステツプ
)、再びステツプへもどる。、、のス
テツプが繰り返されると膨張弁は次第に必要最低
開度へ絞られて冷凍能力が低下せしめられ、それ
でいて目標温湿度がそのまま維持され、しかも加
熱器2及び加湿器3の出力の低下が許され、それ
だけエネルギーが節約される。この最低限の弁開
度は、冷凍回路各部の状態の安定を失わない範囲
でテストエリア内温湿度を目標値に維持し、かつ
除湿の際に蒸発器11に着霜しない開度である。
前記第1条件、第2条件の双方または一方が満
たされていないときは、膨張弁15を予め定めた
少量だけ開いて(ステツプ)、冷凍能力の不足
を補い、再びステツプへ戻る。
たされていないときは、膨張弁15を予め定めた
少量だけ開いて(ステツプ)、冷凍能力の不足
を補い、再びステツプへ戻る。
かかるステツプ〜を繰り返しつつ恒温恒湿
器テストエリア内を目標の温度湿度に制御する。
次に前記方法を実施する装置について説明する。
器テストエリア内を目標の温度湿度に制御する。
次に前記方法を実施する装置について説明する。
該装置は第3図にその概略全体構成が示されて
いる。
いる。
目標恒温恒湿度を得るための装置は、冷凍回路
1のほか、膨張弁15に付設されたステツプモー
タ41、モータ41にパルスを出力するパルス出
力ジエネレータ42、加熱器ヒータ2に通電する
ための電流供給回路21、加湿器ヒータ3に通電
するための電流供給回路31、テストエリア内乾
球温度を検出する乾球温度検出器5、テストエリ
ア内湿球温度を検出する湿球温度検出器6、目標
乾球温度入力器7及び目標湿球温度入力器8を含
んでいる。
1のほか、膨張弁15に付設されたステツプモー
タ41、モータ41にパルスを出力するパルス出
力ジエネレータ42、加熱器ヒータ2に通電する
ための電流供給回路21、加湿器ヒータ3に通電
するための電流供給回路31、テストエリア内乾
球温度を検出する乾球温度検出器5、テストエリ
ア内湿球温度を検出する湿球温度検出器6、目標
乾球温度入力器7及び目標湿球温度入力器8を含
んでいる。
ジエネレータ42、電流供給回路21及び3
1、乾球温度検出器5、湿球温度検出器6、目標
乾球温度入力器7及び目標湿球温度入力器8はマ
イクロコンピユータ(以下、「マイコン」)Mの入
出力ポートに接続されている。なお、51及び6
1はA/Dコンバータである。
1、乾球温度検出器5、湿球温度検出器6、目標
乾球温度入力器7及び目標湿球温度入力器8はマ
イクロコンピユータ(以下、「マイコン」)Mの入
出力ポートに接続されている。なお、51及び6
1はA/Dコンバータである。
モータ41とパルス出力ジエネレータ42は膨
張弁駆動装置4を構成する。
張弁駆動装置4を構成する。
目標乾球温度入力器7及び目標湿球温度入力器
8は前記目標乾球温度設定手段及び目標湿球温度
設定手段の一部に相当し、例えばキーボードから
なる。
8は前記目標乾球温度設定手段及び目標湿球温度
設定手段の一部に相当し、例えばキーボードから
なる。
マイコンMは、前記目標乾球温度設定手段及び
目標湿球温度設定手段の各一部に相当する機能を
有し、更に、加熱器用電流供給回路21の出力を
自動制御する手段、加湿器用電流供給回路31の
出力を自動制御する手段、膨張弁初期開度設定手
段(目標乾球温度を得るに要する冷凍能力より大
きい冷凍能力を得るための前記冷凍回路中の膨張
機構の初期開度を目標乾球温度に対応させて2種
以上記憶した記憶手段及び目標乾球温度に応じて
前期記憶手段から対応する膨張機構初期開度を選
択する手段からなる)、テストエリアの現在乾球
温度T2と目標乾球温度T1とを比較し、|T1−
22|<a(第1条件)が満たされているか否かを
判断する第1温度差判断手段、テストエリアの現
在湿球温度H2と目標湿球温度H1とを比較し、
|H1−H2|<b(第2条件)が満たされている
か否かを判断する第2温度差判断手段、前記第1
及び第2判断手段の双方において前記条件が満た
されていると判断されると膨張弁15を予め定め
た量絞る指示信号を出力し、前記両条件の少なく
とも一方が満たされていないと判断されると膨張
弁15の弁開度を予め定めた量開く指示信号を出
力する手段に相当する機能を有し、第1図のフロ
ーチヤートに示す手順で動作するようになつてい
る。
目標湿球温度設定手段の各一部に相当する機能を
有し、更に、加熱器用電流供給回路21の出力を
自動制御する手段、加湿器用電流供給回路31の
出力を自動制御する手段、膨張弁初期開度設定手
段(目標乾球温度を得るに要する冷凍能力より大
きい冷凍能力を得るための前記冷凍回路中の膨張
機構の初期開度を目標乾球温度に対応させて2種
以上記憶した記憶手段及び目標乾球温度に応じて
前期記憶手段から対応する膨張機構初期開度を選
択する手段からなる)、テストエリアの現在乾球
温度T2と目標乾球温度T1とを比較し、|T1−
22|<a(第1条件)が満たされているか否かを
判断する第1温度差判断手段、テストエリアの現
在湿球温度H2と目標湿球温度H1とを比較し、
|H1−H2|<b(第2条件)が満たされている
か否かを判断する第2温度差判断手段、前記第1
及び第2判断手段の双方において前記条件が満た
されていると判断されると膨張弁15を予め定め
た量絞る指示信号を出力し、前記両条件の少なく
とも一方が満たされていないと判断されると膨張
弁15の弁開度を予め定めた量開く指示信号を出
力する手段に相当する機能を有し、第1図のフロ
ーチヤートに示す手順で動作するようになつてい
る。
従つて先ず最初に、入力器7及び8にて目標乾
湿球温度T1及びH1が設定され、マイコンM内
で該温度T1に対応する膨張弁初期開度が選択設
定されると、テストエリア102内乾湿球温度が
目標乾湿球温度T1,H1に向かうように該エリ
ア内の現在乾球温度T1、湿球温度H2と該目標
乾湿球温度との各差に基づいて加熱器2及び加湿
器3がそれぞれ自動制御運転される。
湿球温度T1及びH1が設定され、マイコンM内
で該温度T1に対応する膨張弁初期開度が選択設
定されると、テストエリア102内乾湿球温度が
目標乾湿球温度T1,H1に向かうように該エリ
ア内の現在乾球温度T1、湿球温度H2と該目標
乾湿球温度との各差に基づいて加熱器2及び加湿
器3がそれぞれ自動制御運転される。
また、これとともにマイコンMにおいて|T1
−T2|<a(第1条件)が満たされているか否
か、|H1−H2|<b(第2条件)が満たされてい
るか否かが判断され、両条件が満たされていると
膨張弁15の開度が予め定めた量絞られ、前記両
条件の双方またはいずれか一方が満たされていな
いときは膨張弁15が予め定めた量開かれ、全体
として冷却、加熱、除湿、加湿の相互の能力が平
衡せしめられて温湿度の変動衝撃が少ない状態で
円滑にテストエリア内が所望の恒温恒湿に制御さ
れる。
−T2|<a(第1条件)が満たされているか否
か、|H1−H2|<b(第2条件)が満たされてい
るか否かが判断され、両条件が満たされていると
膨張弁15の開度が予め定めた量絞られ、前記両
条件の双方またはいずれか一方が満たされていな
いときは膨張弁15が予め定めた量開かれ、全体
として冷却、加熱、除湿、加湿の相互の能力が平
衡せしめられて温湿度の変動衝撃が少ない状態で
円滑にテストエリア内が所望の恒温恒湿に制御さ
れる。
かくの如く本発明によれば、環境試験装置にお
いて、そのテストエリアを温湿度の変動衝撃が少
ない状態で円滑に温湿度制御できる上に、前記従
来方法に比べるとエネルギーロスが少ないという
効果がある。
いて、そのテストエリアを温湿度の変動衝撃が少
ない状態で円滑に温湿度制御できる上に、前記従
来方法に比べるとエネルギーロスが少ないという
効果がある。
第1図は本発明方法の1実施例を示すフローチ
ヤート、第2図は本発明装置の構成を示すブロツ
ク図、第3図は本発明装置の1例を恒温恒湿器に
適用した状態の全体概略図である。 T1……目標乾球温度、T2……現在乾球温
度、H1……目標湿球温度、H2……現在湿球温
度、a,b……温度差判断値、1……冷凍回路、
12……フアン、15……開度可変型の膨張弁、
2……加熱器ヒータ、3……加湿器用ヒータ、4
1……ステツプモータ、42……パルス出力ジエ
ネレータ、5……乾球温度検出器、6……湿球温
度検出器、7……目標乾球温度入力器、8……目
標湿球温度入力器、M……マイクロコンピユー
タ。
ヤート、第2図は本発明装置の構成を示すブロツ
ク図、第3図は本発明装置の1例を恒温恒湿器に
適用した状態の全体概略図である。 T1……目標乾球温度、T2……現在乾球温
度、H1……目標湿球温度、H2……現在湿球温
度、a,b……温度差判断値、1……冷凍回路、
12……フアン、15……開度可変型の膨張弁、
2……加熱器ヒータ、3……加湿器用ヒータ、4
1……ステツプモータ、42……パルス出力ジエ
ネレータ、5……乾球温度検出器、6……湿球温
度検出器、7……目標乾球温度入力器、8……目
標湿球温度入力器、M……マイクロコンピユー
タ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 環境試験装置において冷凍回路、加熱器及び
加湿器を用いて前記環境試験装置のテストエリア
に目標恒温恒湿度を得る方法であつて、前記冷凍
回路中の蒸発器用膨張機構として開度可変型膨張
機構を使用し、前記テストエリアの乾球温度を検
出する乾球温度検出器及び湿球温度を検出する湿
球温度検出器を準備し、調節の初期段階では目標
乾球温度を得るに要する冷凍能力より大きい冷凍
能力を得るように前記冷凍回路中の膨張機構の初
期開度を設定して該冷凍回路を作動させ、前記テ
ストエリアの乾球温度を目標乾球温度に向かわせ
るように前記テストエリアの現在乾球温度と目標
乾球温度との差に基づいて前記加熱器を作動させ
るとともに前記テストエリアの湿球温度を目標湿
球温度に向かわせるように前記テストエリアの現
在湿球温度と目標湿球温度との差に基づいて前記
加湿器を作動させ、その後は、前記テストエリア
の現在乾球温度と前記目標乾球温度との差が予め
定めた乾球温度差設定値より小さく且つ前記テス
トエリアの現在湿球温度と目標湿球温度との差が
予め定めた湿球温度差設定値より小さいときは前
記膨張機構の開度を予め定めた量ずつ絞り、前記
両差の双方またはいずれか一方が前記温度差設定
値以上のときは前記膨張機構の開度を予め定めた
量ずつ大きくすることを特徴とする環境試験装置
における恒温恒湿を得る方法。 2 蒸発器用の膨張機構として開度可変型の膨張
機構を用いた冷凍回路と、 加熱器と、 加湿器と、 前記加熱器に通電するための加熱器用電流供給
手段と、 前記加湿器に通電するための加湿器用電流供給
手段と、 環境試験装置テストエリアの乾球温度を検出す
る乾球温度検出器と、 前記テストエリアの湿球温度を検出する湿球温
度検出器と、 目標乾球温度設定手段と、 目標湿球温度設定手段と、 前記テストエリアの乾球温度を目標乾球温度に
向かわせるように該テストエリアの現在乾球温度
と目標温度との差に基づいて前記加熱器用電流供
給手段出力を自動制御する第1の手段と、 前記テストエリアの湿球温度を目標湿球温度に
向かわせるように該テストエリアの現在湿球温度
と目標湿球温度との差に基づいて前記加湿器用電
流供給手段出力を自動制御する第2の手段と、 前記膨張機構の初期開度設定手段と、 前記膨張機構駆動手段と、 前記テストエリアの現在乾球温度と前記目標乾
球温度との差を求め、その差が予め定めた乾球温
度差設定値より小さいか否かを判断する第1温度
差判断手段と、 前記テストエリアの現在湿球温度と目標湿球温
度との差を求め、その差が予め定めた湿球温度差
設定値より小さいか否かを判断する第2温度差判
断手段と、 前記第1及び第2温度差判断手段の双方におい
て前記差が前記温度差設定値より小さいと判断さ
れると前記膨張機構を予め定めた量絞る指示信号
を出力し、前記第1及び第2温度差判断手段の少
なくとも一方において前記差が前記温度差設定値
以上であると判断されると前記膨張機構を予め定
めた量開く指示信号を出力する膨張機構開閉指示
手段、 を備えたことを特徴とする環境試験装置における
恒温恒湿を得る装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9418187A JPS63259707A (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 環境試験装置における恒温恒湿を得る方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9418187A JPS63259707A (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 環境試験装置における恒温恒湿を得る方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63259707A JPS63259707A (ja) | 1988-10-26 |
JPH0560614B2 true JPH0560614B2 (ja) | 1993-09-02 |
Family
ID=14103156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9418187A Granted JPS63259707A (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 環境試験装置における恒温恒湿を得る方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63259707A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2632081B2 (ja) * | 1990-10-16 | 1997-07-16 | 三洋電機株式会社 | 温度及び湿度制御装置 |
JP2701634B2 (ja) * | 1991-11-15 | 1998-01-21 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP5013576B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2012-08-29 | パーカーエンジニアリング株式会社 | 塗装ブース用空調装置 |
JP5343231B2 (ja) * | 2008-04-10 | 2013-11-13 | オリオン機械株式会社 | 温湿度調整装置 |
WO2010095238A1 (ja) * | 2009-02-20 | 2010-08-26 | 三菱電機株式会社 | 利用側ユニット及び空気調和装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324727A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-07 | Fujitsu Ltd | Control system for power supply |
JPS56116123A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-11 | Chino Works Ltd | Humidity controller |
-
1987
- 1987-04-16 JP JP9418187A patent/JPS63259707A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324727A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-07 | Fujitsu Ltd | Control system for power supply |
JPS56116123A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-11 | Chino Works Ltd | Humidity controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63259707A (ja) | 1988-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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