JPH0560382B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0560382B2
JPH0560382B2 JP60280937A JP28093785A JPH0560382B2 JP H0560382 B2 JPH0560382 B2 JP H0560382B2 JP 60280937 A JP60280937 A JP 60280937A JP 28093785 A JP28093785 A JP 28093785A JP H0560382 B2 JPH0560382 B2 JP H0560382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
subject
data
rays
projection data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60280937A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62139630A (ja
Inventor
Hiroshi Nishimura
Yasushi Myazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP60280937A priority Critical patent/JPS62139630A/ja
Publication of JPS62139630A publication Critical patent/JPS62139630A/ja
Publication of JPH0560382B2 publication Critical patent/JPH0560382B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、X線管を搭載するフレームの連続回
転可能なX線CT装置に関する。 〔発明の背景〕 X線CT装置は、放射線医学領域における診断
装置として今や不可欠となつている。ところが、
従来の第3世代X線CT装置では、連続したスラ
イスを撮影する場合、1スキヤン終了までは、ベ
ツドを移動させずにX線を曝射し、1スキヤン終
了毎にベツドを移動しながら撮影を行うため、ス
キヤン間休止時間を0にすることができず、必ず
デツドタイムがあり撮影に相当な時間を必要とす
る。医療診断装置において撮影時間の短縮は、患
者拘束時間の短縮につながり、装置利用者側から
みた場合、患者スループツトの向上という経済的
効果をももたらすため重要である。 [発明が解決しようとする課題] 患者の拘束時間を少なくし、患者スループツト
をはかる従来例に、被検体を移動させながらX線
源を回転させて計測を行うスパイラルスキヤン法
がある。この従来例には、「デイジタル画像処理
の医用機器への応用と問題点」(技研報センタ主
催のセミナー「医用画像のデイジタル信号処理技
術とその臨床応用への問題点」での発表論文。昭
和56年10月26日。堀場勇夫著。II42〜II44ペー
ジ)と特開昭59−111738号とがある。前者は、ス
パイラルスキヤンCT装置の原理を示す文献であ
り、X線を被検体の周りに回転させること、この
回転と共に被検体を体軸方向に移動させること、
及び再構成させることの3つの特徴を持つ。後者
はこのスパイラルスキヤンで収集したデータの再
構成の具体例を種々開示したものである。 上記2つの従来例でのスパイラルスキヤンにお
ける被検体の移動は、片方向であり、この片方向
のスキヤンで得たデータから再構成を行う。しか
し、片方向ではスキヤンデータが粗くなり、再構
成精度に欠けることがある。 本発明の目的は、スパイラルスキヤンでの被検
体の移動を片方向のみでなく、往復移動させて高
密度計測を可能にするX線CT装置を提供するも
のである。 [課題を解決するための手段] 本発明は、X線を発生するX線源と、X線と対
向して設けられ被検体を透過してきたX線を検出
するX線検出器と、被検体を乗せて往路と復路と
の両者それぞれに連続移動可能な患者ベツドと、
検出したデータを収集するデータ収集手段と、該
データから画像再構成する画像再構成手段とを、
少なくとも有し、該X線源を被検体の周りに往路
と復路とのそれぞれで連続的に回転移動させ、各
回転移動中に前記患者ベツドを被検体の体軸方向
に連続的に移動させ、該被検体の移動中に被検体
にX線を曝射しら旋スキヤンを行わせることとし
たX線CT装置において、前記往路と復路とでは、
X線源の軌跡が互いに相手の間を通るようにスキ
ヤンし、前記往路と復路とでそれぞれ収集したデ
ータ相互間で補間処理を行つて任意のスライス位
置での投影データを求め、該投影データより任意
スライス位置の断層像を画像再構成することとし
た。 更に本発明は、X線検出器をオフセツトデイテ
クタ形とした。 [作用] 本発明によれば、往路と復路とではX線源の軌
跡が互いに相手の間を通るように走査するため、
往路と復路との投影データとは互いに他を補完し
あう関係となり、高分解能処理が可能になる。更
にこの走査のもとでオフセツトデイテクタ形のX
線検出器を使用することで更に高分解能を達成す
る。 〔発明の実施例〕 第1図は、本発明の実施例であり、R−R方式
による医療用の第3世代X線CT装置の概略を示
している。X線CT装置は、X線管装置1、X線
検出器2、高電圧発生器3、患者ベツド4並びに
画像処理装置5を有し、スリツプ・リングなどを
用いた給電手段によつて高電圧をX線管に供給で
き、かつ、X線検出器列から得られた計測データ
を多数のアナログ・デイジタル変換器によつてデ
イジタル信号に変換後、フオト・カツプラーなど
によつて、X線管を搭載したフレーム(スキヤ
ナ)から信号を授受でき、スキヤナは高速連続回
転によつて連続スキヤンが可能であり、患者ベツ
ドをスキヤナ回転面に垂直な方向のどちらへも一
定速度で移動可能であり、X線の曝射と患者ベツ
ドの移動とX線管装置の回転の同期がとれるよう
になつている。 同期の取り方には、メカニカル方式と、エンコ
ード方式とが考えられるが、いずれの方式でも実
現は可能である。メカニカル方式では、フレーム
を回転させる駆動系からの回転運動を歯車系によ
つてボール螺子を回転させれば回転面に対する垂
直な運動は容易に実現可能である。これによつて
患者ベツドを回転面に垂直に移動可能で、しかも
回転速度と移動速度は完全に連動して、同期運動
が実現できる。また、エンコード方式とは、回転
板に取付けた一定角度毎に白黒のパターンが反転
するように施したエンコーダを360゜に亘つて配置
しておき、静止しているガントリに固定したフオ
トセンサによつて、回転するエンコーダがフオト
センサを横切ることにより、回転運動の角速度を
検知し、この速度情報を患者ベツドを移動させる
DCサーボモータ等に伝達することにより同期を
取ることができる。なお、以下では、エンコード
方式に基づいて説明する。 また、スキヤナ部は、S−R方式による第4世
代、即ち、多数のX線検出器を360゜に亘つて配置
し、X線管のみを回転させる方式のものでも本発
明が適用可能であることは明らかである。 従来の方式のX線CT装置は、1スライス面
(普通360゜回転による)撮影が終るごとに、患者
ベツドの移動をスライス厚単位(2、3、5、10
mm)で移動させ、か撮影中は、患者ベツドを移動
させないものであつた。したがつて、通常スキヤ
ナは360゜回転すればよく、連続回転は不可能であ
つた。本発明の特徴は、スキヤナが連続回転可能
で、しかも患者ベツドが一定速度で移動可能なメ
カニズムをもつ点にある。 本発明の片方向(往路)移動時の断層像撮影手
順を第2図によつて説明する。まず、被検体であ
る患者を乗せたベツドを、ガントリ開口部に挿入
し、位置決め投光器などによつて撮影位置決めを
行う。この位置決め後、患者ベツドを撮影開始の
基準となる最初の断層面からある距離aだけ手前
に引きもどしておく。距離aは、面Bが曝射領域
に入るまでに、患者ベツドの移動速度が一定にな
るだけの余裕をもつように設定しておく。 このように患者ベツドの位置決めを設定した
後、スキヤナを回転させ撮影を開始する。スキヤ
ナが回転し始め、一定の回転速度に達すると、患
者ベツドを移動させ、面Bより手前でその移動速
度が定常状態になる。被検体の曝射面が面Bを通
過するのに同期してX線の曝射(基本的にX線の
曝射は、パルス状でも、連続X線でも良い)を開
始する。患者ベツドが、曝射開始面Bから距離b
だけ過ぎた最終断層面B′まで達するとX線の曝
射を停止し、患者ベツドを減速させ面A′で停止
させる。すなわち、距離bは、X線曝射を行うス
ライス厚方向の全距離である。 患者ベツドをスキヤナ走査中に移動させること
は、第3図に示すように静止した被検体32から
見ると、X線管の軌跡31はら旋状となり、これ
をら旋状走査(スパイラル・スキヤンニング)と
呼ぶことができる。第4図は、被検体の体軸方向
に対して垂直な曝射断面の患者ベツドの移動開始
から終了までのX線管の軌跡と断層面A,B,
B′,A′を鳥瞰図的に図示したものである。なお、
撮影断層領域の距離bには、患者ベツドが移動す
る方向での補間、すなわち、スライス方向の補間
演算によつて投影データを求めるため、計測し始
めた直後及び終了前の直前のそれぞれ1スライス
分が、単に補間演算のためだけのデータとして扱
われる部分が含まれることに注意する必要があ
る。もし、そのように距離bを設定せず、画像再
構成領域として距離bを考えるならば、計測し始
めた直後及び終了前の直前のそれぞれ1スライス
分余分にデータを計測できるように、あらかじめ
距離aを長くとつておく必要がある。 第5図は、スキヤナの回転速度、患者ベツドの
移動速度、並びにX線曝射のタイミングと断層面
A,B,B′,A′とのタイミングの関係を示した
ものである。スキヤナの回転走査面が面Aにある
ときにスキヤナの回転を開始し、その回転速度が
一定になつてから、患者ベツドを移動させる。そ
の移動速度が一定になつたところでX線の曝射を
開始する。このX線の曝射の開始が断層面Bに一
致するように患者ベツドの移動加速度を設定して
おく必要がある。X線の曝射は、断層面B′が通
過するまで続けられ、この面B′が通過後曝射を
停止する。それとともに患者ベツドの移動は最初
と逆の加速度を加えることにより停止させる。患
者ベツドの停止後、スキヤナの回転も停める。 次に、画像再構成演算のための準備として、X
線管のスパイラル軌跡と投影角との関係を第6図
に示す。いま、被検体の体軸方向をZ軸とし、Z
軸に垂直な面Sをとり、Z軸と互いに直交する2
軸を、X、Y軸とする(第6・A図)。第6・A
図は、X線管のスパイラル軌跡をX軸と垂直なY
軸の方向からみた鳥瞰図となつている。Z軸に垂
直な任意の断層面とX線管のスパイラル軌跡と
は、一点Qで交差するだけである。これを第6・
B図の断層面で表示すると、X軸を投影角の基準
にとつたとき、投影角βの一点として表される。
第6・B図では、回転中心とX線管の焦点との距
離をDでしめしてある。 断層像を再構成するには、その断層面における
投影データを求めなければならない。スパイラ
ル・スキヤンニングの特徴は、撮影開始後に設定
可能な断層面から撮影終了以前の設定可能な断層
面までの任意の断層面の再構成画像を得ることが
本質的に可能である。 そこで、第7図から任意の断層面Sの投影デー
タを求めることを考える。第7図において、X線
管装置の被検体に対する上からの軌跡の投影71
を第7・A図に、投影角及びビユー番号との関係
を第7・B図に示す。いま、任意の位置にある仮
想断層面Sにおける投影データを求めることを考
える。 求める投影データをP(i、j)とし、スパイ
ラル・スキヤンニングによつて得られた元の投影
データをPO(i、j)とする。ただし、iはチヤ
ンネル番号、jはビユー番号である。任意の断層
面Sより前に位置する投影角βを持つ投影データ
をPO(i、j)と表わしたとき、断層面Sより後
に位置する投影角β+360゜の投影データは、PO
(i、j+NP)と表される。ここで、NPは、1
スライス分に対応するビユー数である。したがつ
て、断層面Sにおける投影データP(i、j)は、
線形補間によつて、第1式によつて得られる。 P(i、j)={PO(i、j) ×n+PO(i、j+NP)×m}/(m+n)
……(1) i=1〜CN CN:全チヤンネル数 j=1〜NP NP:全ビユー数(360度) ここで、m、nは、チヤンネル番号に関しては
独立で、ビユー番号jに従つて変化する補間係数
であり、普通以下のような第2式で表される。 m=(j−jO)/NP n=1−m (2) ただし、jO≦j≦jO+NP、またjOは、求めよう
としている断層面のビユー番号である。同様にし
て、j=j′の場合についても第7図に示した通り
である。また、第7図においてKは、1<Kなる
正整数である。 このようにして得られた投影データから、断層
像を得るには、フイルタード・バツクプロジエク
シヨン法などによつて、ボケ補正フイルタ処理及
び逆投影演算を行ない、再構成することができ
る。 画像再構成法には、(1)直角座標系で表現される
2次元画像メモリ空間上に直接扇状の計測ビーム
の軌跡と同様の方法によつてボケ補正フイルタ処
理を行ない、逆投影演算を施すダイレクト・バツ
クプロジエクシヨン法、(2)扇状のX線計測ビーム
によつて得られた投影データ群から並べ換え演算
により平行ビーム投影データを作成し、この並べ
換え後のデータをボケ補正フイルタ処理を行な
い、逆投影演算を行うアレンジ法がある。 ここでは、前者のダイレクト法による画像再構
成法について述べる。第1式によつて得られた投
影データP(i、j)は、X線管からみた隣接し
た2個のX線検出器のそれぞれの中心のなす角度
をαp、一定角度毎に投影データを計測する際の
角度サンプル間隔をβpとすると、第3式によつ
て新たにα、βを定義することができる。 α=αp×i β=βp×j (3) αp、βpが十分小さければ、α、βは、連続量
としてみなすことができる。そこで、以下、P
(i、j)をP(α、β)として扱うこととする。 まず、投影データP(α、β)に対して第4式
に従つたボケ補正フイルタ処理を行う。 Q(α、β)=∫C(α′)H(α′)P(α −α′、β)dα′ (4) ここで、C(α)は、扇状ビームを用いた計測
による幾何学系にもとづいた不等間隔サンプリン
グの補正項であり、近似的に第5式で表わすこと
ができる。 C(α)=cos(α) (5) また、H(α)は、ボケ補正のためのフイルタ
関数である。このフイルタ関数にはShepp&
Loganのフイルタに類似のものが使われている。 ダイレクト法による逆投影演算では、ビームの
位置算出にあたつて、X線源位置Sと再構成画像
上の座標(x、y)とを与え、あるビユー角度に
おけるX線位置と画像上の任意の座標(x、y)
のなす角度αは、第6式及び第7式によつて与え
られる。 α=β+γ (6) γ=tan-1(y−D sinβ −−−−−−−−−− x−D cosβ) (7) また、扇状ビームがX線源から遠ざかるに従つ
て広がることを考慮した重みL2は、第8式によ
つてえられる。 L2=(x−Dcosβ)2+(y−Dsinβ)2 (8) このようにして得られたα、Lを用いて、全て
の画像上の座標点について、求めようとするスラ
イス面での計測開始角度β0からβ0+360度の角度
範囲に亘つて次の第9式に従う累積加算を行うこ
とにより断層像が再構成される。 f(x、y)=〓=0+2〓 〓 〓=01/L2Q(α、β)dβ (9) ここで、1/Lは、すでに述べたように、計測
に用いたX線ビームがX線源から検出器に向つて
広がる効果(partial fan−bem effect)を補正
するための重みである。以上の逆投影演算プロセ
スを纏めると、第8図に示すごとくなる。 ところで、投影データP(α、β)は、ビユー
角度方向にも検出器チヤンネル方向にもそれぞれ
サンプル間隔αp、βpで量子化されているので、
iを検出器チヤンネル番号、jをビユー番号とし
たとき、任意の角度βは、第10式で与えられる。 β=β0+βp×j=β(j) (10) ただし、j=0、1……NP−1 NP=2π/βp とする。このとき、第9式は、jについての離散
表現として、第11式で与えられる。 f(x、y)=βpNP-1j=0 1/L2Q(α、β(j)) (11) また、検出器チヤンネル角度αについても、任
意の画像上の座標点(x、y)に関して第6式及
び第7式で求めたαが、必ずしも検出器の中心を
通るとは限らないので、例えば近傍4点の2次補
間を用いれば、再構成画像は、第12式によつて求
められる。 f(x、y)=αpβpNP-1j=0 1/L2 2n=-1 gn(δ)Q{α(i+n)、β(j)} ……(12) ここで、gn(δ)は、補間関数を表わし、δ、
iはそれぞれ i=〔α/αp〕 (13) δ=α−αp×i (14) である。ただし、〔 〕は、ガウス信号である。 以上の処理を全ての画像上の座標点について行
えば逆投影演算は完了する。全逆投影演算回数
は、全画素数×ビユー数であり、第6、7、8、
12、13式及び第14式を同数回演算すれば完了す
る。 次に、システムの動作を第8図によつて説明す
る。スパイラル、スキヤンニングを行うシステム
が、投影データ収集中に画像再構成を実施するこ
とは可能である。すでに述べたように、スライス
方向に補間演算を施さねばならないので、スキヤ
ナ1周分の投影データを常に余分に保持できるよ
うにバツフアを2面(360°分に相当する投影デー
タを収納する2次元メモリを1面と数える)分用
意しておけばよい。すなわち、補間演算実施のた
めに、スキヤナ1周分の投影データが収集される
まで、画像再構成演算は実施できないが、1周分
収集し終ると、次の面のバツフアに収集した投影
データを書き込むのと並行して、現在収集中の投
影データと前の面のバツフアのデータとの間で補
間演算を行ない、画像再構成する。1面分の投影
データが収集し終ると、画像再構成演算も終了
し、1断層面の画像が作成されたことになる。次
に、前の面のバツフアは解放して良いので、そこ
に新たに投影データを書き込むのと同時に他の面
との投影データとで補間演算を行ない画像再構成
できる。このように一連の操作を順次実施すれ
ば、スキヤナ1周毎に再構成画像が作成される。
これらの画像は通常表示用メモリに貯えられるの
で、表示用メモリも2面用意しておけば、次の画
像を再構成する間にすでに作成した画像はDMA
転送によつて、デイスクに書き込んでしまえば、
再度読出すことが可能である。ただし、本方法で
は、再構成される断層面が、スキヤナ1周期分の
スライス毎に限定されてしまう点に欠点がある。
スパイラル・スキヤンニングの長所は、任意の断
層面の再構成画像が得られる点にあるので、以下
では、投影データ収集モードと画像再構成モード
とを持つシステムに限定して説明する。 投影データ収集モードでは、システムは1スキ
ヤン分(360°、スキヤナ1周分)の投影データを
保持するバツフアをスキヤン終了毎に切替えて使
う。まず、断層撮影を始めると、収集した投影デ
ータを順次チヤンネル番号順、ビユー番号順に2
次元バツフア81に書き込んでいく。1スキヤン
終了すると、投影データの書き込みは、もう1面
の2次元バツフア82に切り替える。その間に書
き込みが終了した2次元バツフア81は、他のバ
ツフアに投影データを書き込み中に、DMA転送
によつて、デイスクに書き込む。さらに1スキヤ
ンが終了すると、またバツフアを切り替える。す
なわち、収集した投影データは2次元バツフア8
1に書き込み、もう1面の2次元バツフアの内容
は、DMA転送によつてデイスクに書き込む。こ
のようにして、投影データ書き込みのバツフアを
切り替えることにより、全スキヤン終了時には、
デイスク内にバツフアー81,82に順次割当て
られた1スキヤン分の投影データが、チヤンネル
番号順、ビユー番号順に入り、かつそれらがスキ
ヤン番号順に入つている。 投影データ収集のモードが終了すると、次は、
画像再構成モードに入る。このとき、再構成した
い断層面をまず決定する。デイスク内には、全ス
キヤンの投影データが順に並んで収納されている
ので、指定した断層面に対応したビユー角度の前
後±2πの投影データ、即ち2スキヤン分のデー
タを2面の2次元バツフア81,82内に読み込
む。スライス面選択による補間処理回路83で
は、バツフア81,82の同じアドレスの投影デ
ータを取込み、第1、2式に従い、補間演算によ
つて投影データを作成していく。作成された投影
データは、順次ボケ補正フイルタ処理回路84に
よつて、フイルタ係数回路85に応じたボケ補正
が施され、逆投影演算回路85によつて逆投影さ
れ画像87が作成される。 次に、本発明の往復動を行う実施例を説明す
る。第2図のように、患者ベツドを一方向だけ移
動させるのではなく、第9図に示すごとく面
B′から面Bまで逆方向にも移動し、走査を行う
場合について考える。この際、逆方向移動のX線
管の軌跡33が、順方向のX線管の軌跡31の間
にくるように走査を行うと、被検体32は第10
図に示すごとくら旋状に走査される。この、「間
にくるような」軌跡とは、後述する第13図Bに
示す如き軌跡である。即ち、第13図で、実線が
順方向軌跡であり、点線が逆方向軌跡であり、1
周期を例えば360°(これは1NPの大きさに相当)
とし、実線と点線とで示すように互いに相手の間
にくるような軌跡となつている。従つて、順方向
スキヤンのX線管の軌跡31と逆方向スキヤンの
X線管の軌跡33は、ちようど互いに両者がスラ
イス方向の間を通るような状態で計測される。 第11図は患者ベツドの順方向移動と逆方向移
動を実施する際の、スキヤナ回転速度、患者ベツ
ド移動速度とX線曝射のタイミングを示したもの
である。この例では、スキヤナは、患者ベツドの
移動の順・逆に関係なく、一定方向の回転を行つ
た例である。この場合の、順方向移動でのら旋ス
キヤンでのX線管の軌跡Aと逆方向移動でのら旋
スキヤンでのX線管の軌跡Bとは、互いにクロス
する関係となる。これは、数学的に明らかであ
る。一方、先に述べた順方向移動の軌跡31と逆
方向移動の軌跡32との例で示した、間にくるよ
うなスキヤンとは、上記クロスの関係の逆となる
ことであり、順方向と逆方向とでX線スキヤナの
回転方向が逆になることを意味する。この間にく
るような軌跡のタイムチヤートを図15に示す。
図15で、順方向に対して、逆方向時には、スキ
ヤナが逆回転を行うことがわかる。これによつ
て、順と逆との軌跡31と33とが互いに間にく
るようになる。 第11図及び第15図において、まず、スキヤ
ナを回転させ、その回転速度が一定になつたとこ
ろで患者ベツドを順方向に移動させ、その移動速
度が一定になり、面Bを通過したところでX線の
曝射を開始する。面Bから面B′までの走査が完
了すると、X線の曝射を休止し、患者ベツドも停
止させる。次に患者ベツド(又はベツドとスキヤ
ナ)を逆方向に回転移動させ、かつ、面B′の手
前でスキヤナの回転速度及び患者ベツドの移動速
度が一定になるようにし、面B′を通過時からX
線曝射を開始する。この際、面B′での順方向ス
キヤンニングのX線管の位置と逆方向スキヤンニ
ングの位置が、ちようど180°対向した位置になる
ように、あらかじめ患者ベツドの移動をX線管の
回転と同期をとつておく必要がある。このように
して、患者ベツドの逆方向移動が面Bを通過する
とX線曝射を停止し、患者ベツドの移動並びにス
キヤナの回転を停止する。 この際重要なことは、同期の取り方である。患
者ベツドの移動速度、並びに加速・減速の加速度
は、あらかじめ把握することができるので、問題
は、順方向スキヤンが終了し、逆方向スキヤンを
開始するまでの時間(t4−t5)である。というの
は、被検体である患者の体重によつて患者ベツド
の加速度が開始しうるが、一定速度に達するまで
の時間は(t2−t1)によつて捕捉される。次に停
止のための逆加速度を加えた時間(t4−t3)も計
測できる。したがつて、逆方向に患者ベツドが一
定速度で移動可能になる時間(t6−t5)も予測可
能である。つまり、t6−t5=t2−t1なる関係が成
り立つとしてよい。目的とすることは、時刻t6で
面B′が曝射されるときにX線管の位置が、順方
向時と180°対向した位置にあればよい。そのため
には、t6−t3は、回転の角速度をωとしたとき、
第15式の関係を満たしておればよいことが明らか
である。 (2L+1)π=ω(t6−t3) (15) ただし、Lは正整数である。 以上のことから、患者ベツド停止時間t5−t4
は、第16式で決定される。 t5−t4=(t6−t3)−(t4−t3)−(t6−t5)=(2L+
1)π/ω−(t4−t3)−(t2−t1)……(16) ここで、t4−t3、t2−t1は、すでに計測ずみの
値である。 このように走査した場合、投影データは患者ベ
ツドが順方向に移動している時の投影データと、
逆方向に移動している時の投影データとは、X線
管の位置がそれぞれ180°対向した位置にあり、互
いに他を補いあう関係にある。したがつて、X線
管と回転中心とを結んだ線に対して、X線検出器
列の中央が検出器幅の1/4だけずれた関係を持つ
た、いわゆる、オフセツト・デイテクタによつて
計測した場合、順方向移動時の投影データと、逆
方向移動の投影データとは、互いに他を補完しあ
う関係にある。即ち、任意の投影角度における順
方向移動時の投影データと、逆方向移動時の投影
データとは、大雑把に言つて、それぞれのX線ビ
ームは、お互いに1/2の重なり合いを持つので、
これを利用すれば高分解能処理が可能となる。 また、前記片方向(往路)スキヤンでは、任意
の断層面でも補間による誤差は同じ条件であつた
が、本発明の往復動のスキヤンの実施例では、任
意の断層面に対して、ベツド移動方向、即ちスラ
イス方向について、明らかに補間精度が2倍だけ
向上するだけでなく、チヤンネル方向にも精度が
向上することになるので、すぐれた空間分解能が
得られる。したがつて、本発明の往復動のスキヤ
ンの実施例は、スパイラル・スキヤンニング方式
における高分解能処理と呼ぶことができる。 次に、この高分解能方式による画像再構成演算
のための準備として、X線管スパイラル軌跡と投
影角との関係を第12図に示す。第6図と同様
に、被検体の体軸方向をZ軸とし、Z軸に垂直な
面Sをとり、Z軸と互いに直交する2軸を、X、
Y軸とする(第12・A図)。第12・A図は、
X線管のスパイラル軌跡をX軸と垂直なY軸の方
向からみた鳥瞰図となつている。また軌跡31は
順方向スキヤンの際のX線管の軌跡、軌跡32は
逆方向スキヤンの際の軌跡を示す。Z軸に垂直な
任意の断層面Sとこれらのスパイラル軌跡とは、
それぞれ点Q,Q′でのみ交差するだけである。
これを第12・B図の断層面で表示すると、X軸
を投影角の基準にとつたとき、点Qは投影角βの
一転、点Q′は投影角β+πの一点として表され
る。即ち、点Qと点Q′は互いに180°隔てた投影角
を持つので、オフセツト・デイテクタによる検出
器を用いれば、高分解能処理を施すことができる
ことは明らかである。第12・B図でも、回転中
心とX線管の焦点との距離をDでしめしてある。 スパイラル・スキヤンニングでは、すでに述べ
た通り、撮影開始後に設定可能な断層面から撮影
終了以前の認定可能な断層面までの任意の断層面
の再構成画像を得ることが本質的に可能である。
したがつて、断層像を再構成するには、その断層
面における投影データを求めなければならない。 そこで、任意の断層面Sの投影データを求める
ことを考える。第13図において、X線管装置の
被検体に対する上からの順方向の軌跡の投影7
1、逆方向の軌跡の投影72を第13・A図に、
投影角及びビユー番号との関係を第13・B図に
示す。いま、任意の位置にある仮想断層面Sにお
ける投影データを求めることを考える。 求める投影データをP(i、j)とし、スパイ
ラル・スキヤンニングによつて得られた順方向の
投影データをP1(i,j)とし、逆方向の投影デ
ータをP2(i、j)とする。ただし、iはチヤン
ネル番号、jはビユー番号である。第13・A図
に示すように、任意の断層面Sより後に位置す
る、投影角βを持つ投影データP1(i、j)と表
わしたとき、断層面Sより前に位置する投影角β
−180°の投影データは、P2(i、j−NP/2)
と表される。ここで、NPは、1スライス分に対
応するビユー数であるので、NP/2は、逆方向
スキヤンの投影データ上にあることを示す。した
がつて、断層面Sにおける投影データP(i、j)
は、線形補間によつて、第17式によつて得られ
る。 P(i、j)={P1(i、j)×n+P2(i、j−NP/
2)×m}/(m+n)……(17) i=1〜CN CN:全チヤンネル数 j=1〜NP/2 NP:全ビユー数(360度) ここで、m、nは、チヤンネル番号に関しては
独立で、ビユー番号jに従つて変化する補間係数
であり、普通以下のような第18式で表される。 m=(j−jO)/NP/2 n=1−m (18) ただし、jO≦i≦jO+NP/2、またjOは、求め
ようとしている断層面のビユー番号である。同様
にして、j=j′の場合についても第13図に示し
た通りである。また、第13図においてKは、1
<Kなる正整数である。 この処理を、オフセツト・デイテクタを用いた
投影データに対して、jに関する区間jO≦j≦jO
+NP/2に亘て行うと、断層面Sにおける高分
解能画像のための投影データが得られる。 このようにして得られた投影データから、断層
像を得るには、すでに実施例1で述べたフイルタ
ード・バツクプロジエクシヨン法などによつて、
ボケ補正フイルタ処理及び逆投影演算を行ない、
再構成すればよい。 最後に、片方向スキヤンに限定しての構成を第
14図に示す。往復動でも同じような構成であ
る。具体的なハードウエア構成を第14図に基づ
いて説明する。投影データ収集のモードで得られ
た投影データは、前述のごとく、チヤンネル番号
順、ビユー番号順に入り、かつそれらがスキヤン
番号順に入つているので、第1、2式に基づいた
補間処理を実施するために、目的とするスライス
面を選択し、それに応じた1スキヤン・データを
2面分、2次元バツフア81,82にDMA転送
によつて取り込む。これらの2面バツフアの内容
は、スライス方向の補間処理に適した順序でバツ
フア内に貯えられているので、2面のバツフアの
同じアドレスのデータを読出せば、第1式にすぐ
に適用できる。これを補間処理回路90によつて
行ない、その結果を1次元バツフア91に転送す
る。この、2次元バツフア81から1次元バツフ
ア91を補間処理部109と呼ぶ。 以後、通常の画像再構成演算の処理を行えばよ
い。1次元バツフア91の内容をFFT演算器9
2によつてフーリエ変換し、周波数領域に置き換
え、その結果を1次元バツフア93に書き込む。
この内容と、予めボケ補正のためのフイルタ関数
と第5式との積を作成した結果を書き込んだフイ
ルタ係数テーブル・メモリ95との乗算を、乗算
器94によつて実施し、得られた1次元データを
1次元バツフア96に書き込む。この1次元デー
タは、周波数領域での計算結果であるので、これ
を逆FFT演算器97によつて、実空間領域に変
換し、その結果を1次元バツフア98に送り込
む。FFT演算器92から逆FFT演算器97まで
をフイルタ処理部110と呼ぶ。 この1次元バツフア98の内容を、X線ビーム
の径路と検出器の中心との偏差に応じた近傍4点
の補間を4点補間回路99によつて行ない、結果
を1次元バツフア100に書き込む。一方、カウ
ンタ101からの指令により、2次元画像上の座
標(x、y)に対応したL2を、第8式にもとづ
いてL2計算器102によつて計算し、1次元バ
ツフア100の内容を、このLで割算器104を
使つて割る。その結果は、すでに2次元バツフア
106に貯えてある内容と加算器105により、
ビーム計算器103の指令にもとづいて加算す
る。この手順をすべての投影角に対して行えば、
最終的に求める断層像が得られる。これをビデオ
D/A変換器107を通じてCRT108にデイ
スプレイすれば、断層像が可視化される。1次元
バツフア98から2次元バツフア106までを逆
投影処理部111と呼ぶ。 [発明の効果] 本発明によれば、往路と復路とでのX線の軌跡
が互いに相手の間を通るようにスキヤンするため
往復動スキヤンによる故に、以下の効果がある。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の概要を示す図、第2図は、
断層像撮影手順を示す図、第3図は、静止した被
検体から見たときのX線管のら旋状軌跡を示す
図、第4図は、被検体の体軸方向に対して垂直な
曝射断面の患者ベツドの移動開始から終了までの
X線管の軌跡と断層面を鳥瞰図的に図示した図、
第5図は、スキヤナの回転速度、患者ベツドの移
動速度、並びにX線曝射のタイミングと断層面と
のタイミングの関係を示した図、第6図は、X線
管のスパイラル軌跡と投影角との関係を示した
図、第7図は、X線管装置の被検体に対する上か
らの軌跡の投影、及び、投影角及びビユー番号と
の関係を示す図、第8図は、逆投影演算プロセス
を示す図、第9図は、往復走査による断層像撮像
手順を示す図、第10図は、静止した被検体から
見たときの往復走査によるX線管のら旋状軌跡を
示す図、第11図は、往復走査の際のスキヤナの
回転速度、患者ベツドの移動速度、並びにX線曝
射のタイミングと断層面とのタイミングの関係を
示した図、第12図は、往復走査の際のX線管の
スパイラル軌跡と投影角との関係を示した図、第
13図は、往復走査の際のX線管装置の被検体に
対する上からの軌跡の投影、及び、投影角及びビ
ユー番号との関係を示す図、第14図は、具体的
なハードウエア構成を示す図、第15図は本発明
の実施例のタイムチヤートを示す図である。 1……X線管装置、2……X線検出器、3……
高電圧発生器、4……患者ベツド、5……画像処
理装置、31……順方向スキヤンのX線管の軌
跡、32……被検体、33……逆方向スキヤンの
X線管の軌跡、71……X線管装置の被検体に対
する上から順方向軌跡の投影、72……X線管装
置の被検体に対する上からの逆方向軌跡の投影、
81,82……2次元バツフアメモリ、83……
スライス面選択による補間処理回路、84……ボ
ケ補正フイルタ処理回路、85……フイルタ係数
回路、86……逆投影演算回路、87……断層面
像、90……補間処理回路、91……1次元バツ
フア、92……FFT演算器、93……1次元バ
ツフア、94……乗算器、95……フイルタ係数
テーブル・メモリ、96……1次元バツフア、9
7……逆FFT演算器、98……1次元バツフア、
99……4点補間回路、100……1次元バツフ
ア、101……カウンタ、102……L2計算器、
103……ビーム計算器、104……割算器、1
05……加算器、106……2次元バツフア、1
07……ビデオD/A変換器、108……CRT、
109……補間処理部、110……フイルタ処理
部、111……逆投影処理部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 X線を発生するX線源と、X線と対向して設
    けられ被検体を透過してきたX線を検出するX線
    検出器と、被検体を乗せて往路と復路との両者そ
    れぞれに連続移動可能な患者ベツドと、検出した
    データを収集するデータ収集手段と、該データか
    ら画像再構成する画像再構成手段とを、少なくと
    も有し、該X線源を被検体の周りに往路と復路と
    のそれぞれで連続的に回転移動させ、各回転移動
    中に前記患者ベツドを被検体の体軸方向に連続的
    に移動させ、該被検体の移動中に被検体にX線を
    曝射しら旋スキヤンを行わせることとしたX線
    CT装置において、前記往路と復路とでは、X線
    源の軌跡が互いに相手の間を通るようにスキヤン
    し、前記往路と復路とでそれぞれ収集したデータ
    相互間で補間処理を行つて任意のスライス位置で
    の投影データを求め、該投影データより任意スラ
    イス位置の断層像を画像再構成することを特徴と
    するX線CT装置。 2 X線を発生するX線源と、X線と対向して設
    けられ被検体を透過してきたX線を検出するX線
    検出器と、被検体を乗せて往路と復路との両者そ
    れぞれに連続移動可能な患者ベツドと、検出した
    データを収集するデータ収集手段と、該データか
    ら画像再構成する画像再構成手段とを、少なくと
    も有し、該X線源を被検体の周りに往路と復路と
    のそれぞれで連続的に回転移動させ、各回転移動
    中に前記患者ベツドを被検体の体軸方向に連続的
    に移動させ、該被検体の移動中に被検体にX線を
    曝射しら旋スキヤンを行わせることとしたX線
    CT装置において、前記往路と復路とでは、X線
    源の軌跡が互いに相手の間を通るようにスキヤン
    し、上記X線検出器はオフセツトデイテクタ形の
    構成とし、前記往路と復路とで、オフセツトデイ
    テクタ形の上記X線検出器で、それぞれ収集した
    データ相互間で補間処理を行つて任意のスライス
    位置での投影データを求め、該投影データより任
    意スライス位置の断層像を画像再構成することを
    特徴とするX線CT装置。
JP60280937A 1985-12-16 1985-12-16 X線ct装置 Granted JPS62139630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60280937A JPS62139630A (ja) 1985-12-16 1985-12-16 X線ct装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60280937A JPS62139630A (ja) 1985-12-16 1985-12-16 X線ct装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62139630A JPS62139630A (ja) 1987-06-23
JPH0560382B2 true JPH0560382B2 (ja) 1993-09-02

Family

ID=17631997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60280937A Granted JPS62139630A (ja) 1985-12-16 1985-12-16 X線ct装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62139630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11267119A (ja) * 1998-01-22 1999-10-05 Toshiba Corp 画像診断装置および記録媒体

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5170346A (en) * 1989-11-22 1992-12-08 General Electric Company Method for reducing patient translation artifacts in tomographic imaging
JP2607749B2 (ja) * 1990-11-01 1997-05-07 株式会社東芝 X線ct装置
JP3047928B2 (ja) * 1991-03-18 2000-06-05 株式会社日立メディコ X線ct装置
JPH0520712U (ja) * 1991-09-03 1993-03-19 横河メデイカルシステム株式会社 X線ct装置
JPH0847492A (ja) * 1994-11-09 1996-02-20 Toshiba Corp X線断層撮影装置
JP2823531B2 (ja) * 1995-07-31 1998-11-11 株式会社東芝 X線ct装置
DE19835296A1 (de) * 1998-08-05 2000-02-10 Philips Corp Intellectual Pty Computertomograph mit kegelförmigen Strahlenbündel und helixförmiger Abtastbahn
JP5954784B2 (ja) * 2012-09-04 2016-07-20 東芝メディカルシステムズ株式会社 X線診断装置及びx線診断装置の制御方法
JP5902231B2 (ja) * 2014-06-02 2016-04-13 株式会社東芝 X線ct装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11267119A (ja) * 1998-01-22 1999-10-05 Toshiba Corp 画像診断装置および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62139630A (ja) 1987-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4789929A (en) CT system for spirally scanning subject on a movable bed synchronized to X-ray tube revolution
US5598453A (en) Method for X-ray fluoroscopy or radiography, and X-ray apparatus
US7561659B2 (en) Method for reconstructing a local high resolution X-ray CT image and apparatus for reconstructing a local high resolution X-ray CT image
JP4409043B2 (ja) トモシンセシスx線イメージング・システムにより取得される画像データを再構成するコンピュータ・プログラム及び装置
US6256370B1 (en) Method and apparatus for performing tomosynthesis
US6628742B2 (en) Cardiac helical half scan reconstructions for multiple detector row CT
JP4634770B2 (ja) X線ct装置及び画像再構成方法
JP4537129B2 (ja) トモシンセシス用途における対象物を走査するためのシステム
JPH03168124A (ja) らせん走査で断層像を作成する方法および装置
JPH07178079A (ja) コンピュータ化された断層像撮像方法および断層像撮像装置
JPH0767445B2 (ja) X線ct装置
CA2010136A1 (en) Method for reducing skew image artifacts in helical projection imaging
US7244063B2 (en) Method and system for three dimensional tomosynthesis imaging
JPH0560382B2 (ja)
JP3917684B2 (ja) 物体の断層写真像を作成する方法及び装置
EP1773199B1 (en) Method for producing a three-dimensional digital x-ray image
JP2676576B2 (ja) X線ct装置
JP3285944B2 (ja) コンピュータ断層撮影装置
JPH0471540A (ja) X線ct装置
JP2863153B2 (ja) X線ct装置
JPH06133964A (ja) ら旋走査形x線透視装置
JP2968239B2 (ja) X線ct装置
JP2824011B2 (ja) X線ct装置
JP2748346B2 (ja) X線ct装置
JP2824042B2 (ja) X線ct装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees