JPH056019Y2 - - Google Patents

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JPH056019Y2
JPH056019Y2 JP8536088U JP8536088U JPH056019Y2 JP H056019 Y2 JPH056019 Y2 JP H056019Y2 JP 8536088 U JP8536088 U JP 8536088U JP 8536088 U JP8536088 U JP 8536088U JP H056019 Y2 JPH056019 Y2 JP H056019Y2
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side rail
magazine
side rails
suction
rail
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、ピストンリングのサイドレールをピ
ストンのリング溝に組み付けるために、マガジン
から一枚ずつ自動的に供給する装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、円筒状のマガジン内に積み重ねられたピ
ストンリングをピストンのリング溝に嵌装するた
めに一枚ずつ取り出す装置として、例えば、特開
昭56−45339号公報に記載されたものが知られて
いる。
この装置は、下端に開口部を形成した円筒状の
マガジン内に多数のピストンリングを積み重ね状
態で収納し、シリンダによつて往復駆動される押
出部材によつて最下部のピストンリングを前記開
口部を通して順次押出すようにしたものである。
(3) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述のような供給装置を1mm程
度の厚さを有するピストンリングの供給に用いる
場合には何等問題は生じないが、0.2mm〜0.3mmの
極薄厚のサイドレールを供給しようとすると、そ
のマガジンの開口部と押出部材の厚さ方向の寸法
の設定が極めて微妙となり、その寸法が過大であ
ると同時に2枚のサイドレールが供給されてしま
い、その寸法が過小であるとサイドレールがマガ
ジンの開口部に引掛かつて変形するトラブルが発
生し易く、その復旧作業に多大の時間と労力を費
やすという問題点を有していた。
本考案は、前述の事情に鑑みてなされたもの
で、マガジンに積み重ね状態で支持した多数の極
薄厚のサイドレールを、変形を生じさせることな
く一枚ずつ確実に供給することが可能なピストン
リングのサイドレール供給装置を提供することを
技術的課題とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本考案のピストン
リングのサイドレール供給装置は、ピストンリン
グのサイドレールを上下方向に積み重ねた状態で
支持するとともに、このサイドレールの合い口に
係合して位置決めするガイド板を備えたマガジン
と、 このマガジンに支持されたサイドレールを順次
上方に押上げるリフト機構と、 上記マガジンの上端に位置し、サイドレールに
対して接近・離間可能に配設された複数のマグネ
ツトを備えた分離機構と、 前記分離機構によつて分離された上端のサイド
レールを吸着保持して搬送する吸着移載機構と、 この吸着移載機構に吸着保持されたサイドレー
ルに当接して該サイドレールの枚数を検知する検
出機構と、を備えたことを特徴とする。
(2) 作用 前述の構成を備えた本考案のピストンリングの
サイドレール供給装置は、合い口をガイド板に係
合させて一定姿勢に整列した多数のサイドレール
がマガジンに積み重ね状態で支持される。このマ
ガジンの上端に分離機構のマグネツトを接近させ
ると、マガジンの上部に位置するサイドレールが
磁化されて互いに反発し、その数枚が上方に浮き
上がつた状態で分離される。続いて、吸着移載機
構が上記分離した上端のサイドレールを吸着保持
して移送し、このサイドレールを検出機構に対し
て当接させる。すると、この検出機構はサイドレ
ールの厚さに基づいてその枚数を検知し、正しく
一枚のサイドレールが供給されたか否かの確認が
行われる。
上述のようにして、一枚のサイドレールが供給
されるとリフト機構はその都度1ピツチずつ上方
に駆動され、マガジンに支持されたサイドレール
の上端位置は常に一定の高さに保たれる。
(3) 実施例 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図〜第7図は、本考案によるピストンリン
グのサイドレール供給装置の一実施例を示すもの
で、第1図はその全体側面図、第2図はその平面
図、第3図及び第4図は分離機構の拡大図、第5
図は第1図−線による吸着移載機構の部分平
面図、第6図は第5図の−線による断面図、
第7図は検出機構の作動状態を示す図である。
第1図及び第2図に示すように、基台1に設け
たスライドレール2上を図示せぬ駆動源によつて
走行するマガジンベース3上には、一側にガイド
板4aを突設した円柱状のマガジン4がボルト5
によつて着脱自在に立設されている。このマガジ
ン4にはフランジ6が上下摺動自在に嵌装されて
おり、このフランジ6の上面には多数のサイドレ
ールWがその合い口Waを前記ガイド板4aに係
合させた状態で積み重ねられている。
一方、他の基台7から立設した支柱8に支持さ
れたベース9の下部には、前記フランジ6を介し
てサイドレールWを上昇させるためのリフト機構
10が設けられている。このリフト機構10は、
前記ベース9に設けたステー11に固着された一
対のガイドレール12にその案内部13aを上下
摺動自在に支持した逆L字状のリフター13を備
えており、その上端には前記フランジ6の下面に
当接可能な二股フオーク状の支持部13bが設け
られている。そして、前記ガイドレール12と平
行に装着されたボールネジ14は上記リフター1
3に設けた雌ネジ部13cに螺合しており、この
ボールネジ14の下端に固着した従動プーリ15
をモータ16の駆動プーリ17にベルト18を介
して接続することによつて上記リフター13は昇
降駆動されるようになつている。尚、第1図に示
すように、上記リフター13が最も下降したと
き、このリフター13の支持部13bが干渉しな
いように前記マガジンベース3の側面には逃げ溝
3aが形成されている。
上記ベース9の上部には、ステー20a,20
bを介してマガジン4の上端に位置するサイドレ
ールWを分離するための分離機構21が設けられ
ている。この分離機構21はクランパー22によ
つて開閉駆動される一対のアーム部材23を備え
ており、このアーム部材23にはそれぞれ2個の
マグネツト24がボルト25によつて位置調節自
在に装着されている。このマグネツト24は前記
マガジン4の上端の外周に位置しており、アーム
部材23の開閉によつて上記4個のマグネツト2
4はサイドレールWに対して接近・離間自在に駆
動される。
基台1の上方に設けられたスライドレール26
には、前記分離機構21によつて分離されたサイ
ドレールWを後述する検出機構に移載するための
吸着移載機構27が図示せぬ駆動源によつて走行
自在に支持されている。この吸着移載機構27は
前記スライドレール26に沿つて走行する台車2
8を備えており、この台車28に設けた枠体28
aの下部に垂下した一対のガイドバー29の下端
には平坦な下面を有する円形の固定プレート30
が一体に固着されている。第3図及び第4図から
明らかなように、上記ガイドバー29には円形の
可動プレート31が摺動自在に支持されており、
この可動プレート31は上記枠体28aに設けた
シリンダ32のロツド33によつて昇降駆動され
る。更に、上記可動プレート31の下面には一対
のマグネツト34が装着されており、可動プレー
ト31が固定プレート30の上面に接触したと
き、上記マグネツト34は固定プレート30に形
成した切欠30aから下方に突出するようになつ
ている。
ベース9の上面には前記吸着移載機構27によ
つて搬送されてきたサイドレールWの枚数を確認
するための検出機構35が設けられている。この
検出機構35はベース9の上面に固着された円形
の支持プレート36を備えており、その上面には
中央にセンサー37を有する円形の検出プレート
38がフローテイング状態で支持されている。即
ち、検出プレート38の下面に固着されたガイド
シヤフト39は、支持プレート36に形成した僅
かに大径のシヤフト孔36aに遊びを有して嵌合
しており、上記ガイドシヤフト39に支持したス
プリング40によつて上記検出プレート38は上
方に付勢されている。従つて、吸着移載機構27
に保持されたサイドレールWが検出プレート38
の上面に当接すると、この検出プレート38はサ
イドレールWとの相対的な傾きを吸収しながらス
プリング40に抗して下方に沈下するようになつ
ている。
更に、基台7に設けたガイドレール41に走行
自在に支持した台車42には複数のエキスパンダ
ー43が載置されており、サイドレールWは前記
吸着移載機構27から上記エキスパンダー43に
移載されて次工程に搬出されるようになつてい
る。
次に、前述の構成を備えた本考案の一実施例に
よるピストンリングのサイドレール供給装置の作
用について説明する。
第1図において、リフト機構10を駆動してリ
フター13を鎖線で示す位置まで下降させ、続い
てマガジンベース3を走行させて多数のサイドレ
ールWを支持したマガジン4を図示の位置で停止
させる。この状態からリフター13を上昇させる
と、その支持部13bに係合したフランジ6はサ
イドレールWと共に第3図に示す位置まで上昇す
る。次に、分離機構21のクランパー22を駆動
してアーム部材23を内側に移動させると、この
アーム部材23に設けられた4個のマグネツト2
4がサイドレールWに接近する。すると、このマ
グネツト24によつて磁化されたサイドレールW
は互いに反発し、第4図に示すように、上部に位
置する数個のサイドレールWは浮き上つた状態に
分離される。続いて、吸着移載機構27の台車2
8をマガジン4の上部に位置させ、その枠体28
aを図示せぬアクチユエータで下降させると、可
動プレート31の下面に設けた2個にマグネツト
34に最上部に位置するサイドレールWが吸着保
持される。
サイドレールWを吸着保持した吸着移載機構2
7がスライドレール26に沿つて走行して検出機
構35の上部に達すると図示せぬアクチユエータ
によつて枠体28aが下降し、同時にシリンダ3
2が収縮することによつて可動プレート31が上
昇し、そのマグネツト34に保持されたサイドレ
ールWは固定プレート30に押圧されて検出プレ
ート38上に落下する。この状態から更に枠体2
8aが下降すると、第7図に示すように固定プレ
ート30と検出プレート38間にサイドレールW
が挟持され、検出プレート38はスプリング40
に抗して下方に移動して上方からの押圧力を吸収
する。このようにして固定プレート30と検出プ
レート38間にサイドレールWが挟持されると、
検出プレート38に設けられたセンサー37は固
定プレート30との距離を検出し、挟持されたサ
イドレールWの枚数を確認する。即ち、一枚のサ
イドレールWの厚さNよりも大きな隙間が検出さ
れた場合には誤つて2枚以上のサイドレールWが
供給されたことが検知され、逆に上記厚さNより
も小さな隙間が検出された場合にはサイドレール
Wの搬入が行われなかつたことが検知される。そ
して、このような場合には警報が発せられ、直ち
に対応措置が取られる。
検出機構35によつて正しく一枚のサイドレー
ルWが供給されたことが確認されると、シリンダ
32を伸長させてマグネツト34を突出させ、こ
のマグネツト34に再びサイドレールWを吸着保
持する。続いて、吸着移載機構27をエキスパン
ダー43の上部まで走行させ、前述と同様にサイ
ドレールWを落下させてエキスパンダー43に嵌
合させる。
上述のようにして、マガジン4の上端から一枚
のサイドレールWが供給されると、リフター13
はその都度1ピツチずつ上昇し、積み重ねられた
サイドレールWの上端は常に一定の高さに保たれ
る。
以上、本考案によるピストンリングのサイドレ
ール供給装置の実施例を詳述したが、本考案は、
前記実施例に限定されるものではなく、実用新案
登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱するこ
となく、種々の小設計変更を行うことが可能であ
る。
例えば、吸着移載機構27のマグネツトとして
電磁石を用い、この電磁石によつて磁化した固定
プレート30にサイドレールWを直接吸着保持す
るように構成すれば、サイドレールWを吸着及び
落下させるための可動プレート31とシリンダ3
2を省略することができる。
C 考案の効果 前述の本考案のピストンリングのサイドレール
供給装置によれば、マガジンに積み重ね状態で支
持した多数のサイドレールのうち、最上部に位置
するサイドレールをマグネツトによる磁化作用を
利用した分離機構によつて上方に浮き上がらせた
状態で分離したので、サイドレールには何等の外
力も作用せず、その変形を確実に防止することが
できる。
また、上述のようにして分離されたサイドレー
ルは、吸着移載機構によつて検出機構に移載され
て枚数の検出が行われるので、誤つて複数枚のサ
イドレールが同時に供給されたり、一枚のサイド
レールも供給されないというトラブルを未然に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるピストンリン
グのサイドレール供給装置の全体側面図、第2図
はその平面図、第3図及び第4図は分離機構の拡
大図、第5図は第1図−線に沿う吸着移載機
構の部分平面図、第6図は第5図の−線によ
る断面図、第7図は検出機構の作動状態を示す図
である。 W……サイドレール、Wa……合い口、4……
マガジン、4a……ガイド板、10……リフト機
構、21……分離機構、24……マグネツト、2
7……吸着移載機構、35……検出機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ピストンリングのサイドレールWを上下方向に
    積み重ねた状態で支持するとともに、このサイド
    レールWの合い口Waに係合して位置決めするガ
    イド板4aを備えたマガジン4と、 このマガジン4に支持されたサイドレールWを
    順次上方に押上げるリフト機構10と、 上記マガジン4の上端に位置し、サイドレール
    Wに対して接近・離間可能に配設された複数のマ
    グネツト24を備えた分離機構21と、 前記分離機構21によつて分離された上端のサ
    イドレールWを吸着保持して搬送する吸着移載機
    構27と、 この吸着移載機構27に吸着保持されたサイド
    レールWに当接して該サイドレールWの枚数を検
    知する検出機構35と、を備えて成るピストンリ
    ングのサイドレール供給装置。
JP8536088U 1988-06-28 1988-06-28 Expired - Lifetime JPH056019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8536088U JPH056019Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28

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JP8536088U JPH056019Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28

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JPH027921U JPH027921U (ja) 1990-01-18
JPH056019Y2 true JPH056019Y2 (ja) 1993-02-17

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ID=31310032

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