JP2002166330A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JP2002166330A JP2000362434A JP2000362434A JP2002166330A JP 2002166330 A JP2002166330 A JP 2002166330A JP 2000362434 A JP2000362434 A JP 2000362434A JP 2000362434 A JP2000362434 A JP 2000362434A JP 2002166330 A JP2002166330 A JP 2002166330A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、軽量化された高精度の位置決め装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 カムスライダ17が押し上げられると、
その上昇運動はカム15,16の外方向の水平運動に変
換され、爪4,6が開く。ワーク2を設置してカムスラ
イダ17を降下させると、爪4,6は復帰ばね10,1
2により中心方向へ移動する。ワイヤフォーミングのば
ね性を利用したばね力の強い復帰ばね10で付勢される
爪4が微調整ねじ8によるストッパで先に停止して基準
面を作り、ばね力の弱い復帰ばね12で付勢される爪6
がワーク2を基準面に寄せて位置決めする。復帰ばね1
0,12をワイヤスプリング、爪4,6の開放機構を単
純構造のカム15,16およびカムスライダ17にした
ことで、小型・軽量化が可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置決め装置に関
し、特に精密小型部品などを正確な位置出しが必要とさ
れる部品の挿入などの前処理としてその精密小型部品の
位置決めを行うのに利用できる位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、集積回路、コンデンサ、抵抗
などの電子部品(ワーク)をプリント基板に実装する場
合には、それらのワークを真空吸引装置にて吸引して実
装すべき位置まで保持しながら所定の位置まで搬送しな
ければならない。この場合、各ワークは正確に位置決め
されていないとプリント基板への自動実装が困難である
ことから、一般には、ワークを位置決め装置に載せ、正
確に位置決めをしてからそのワークを吸着などで位置決
めの精度を維持しながら実装するようにしている。ま
た、ワークを試験評価する場合にも、あらかじめ位置決
め装置で位置決めを行った後、試験用のソケットに挿入
したり、直接端子にプローブを当てたりする形態をとっ
ている。さらには、チップ部品をテーピングするときに
は、その前工程として、チップ部品の正確な位置決めを
行っている。
【0003】このような位置決め装置として、特開平5
−90787号公報、特開平6−69688号公報、特
開平9−116298号公報などが公知である。これら
に記載の位置出し装置は、ワークを中心にして四方向に
往復動自在に装着された可動爪を有し、位置決めは、4
つの可動爪によりワークを四方向から挾持することによ
って行われている。このとき、ワークの挾持は、可動爪
によりワークに衝撃を与えることなく、しかも、円滑に
位置決めをする方法がとられている。爪の形状は、対象
となるワークで異なり、位置決めする可動爪の駆動方法
も、スリットの弾性を利用したもの、リンク機構による
もの、円板カムを利用したものなど、様々な形態がとら
れている。
【0004】通常、ワークを位置決めするときの押し圧
は、圧縮ばねまたは引っ張りばねのような巻き線を使っ
たばね圧を利用している。また、位置決め装置には、そ
の基本性能として、高精度な位置決めおよび精度の維持
(寿命)が求められている。可動爪を往復動させる部分
でこのような性能を確保するには、一般的に直動ベアリ
ングが採用されている。直動ベアリングは、その代表的
なものとして、断面矩形の細長い軌道レールの両側面を
スライダが抱きかかえるような状態で軸線方向に往復動
することができる形態のものが知られている。軌道レー
ルの側面には長手方向に溝が形成され、その溝とスライ
ダの両側面から軌道レールの側面に平行に垂下された両
側部との間にボールが配置されて直動ベアリングを構成
し、可動爪は、そのスライダに載置して使うことにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の位置決め装置に
よれば、ワークに接触して位置決めする可動爪は、ワー
クへの押し圧をばねにより与えているが、その押し圧の
伝え方は、直接的あるいはリンクなどの機構を介して間
接的に行われている。しかし、可動爪は、それ自身は小
さいものの、それを可動するための駆動部が巻き線を使
った圧縮ばねまたは引っ張りばねとリンク機構とを必要
とするため、装置自体が大きくなってしまうという問題
点があった。
【0006】また、可動爪を可動するための摺動部は、
高精度および長寿命を維持するために、直動ベアリング
を採用すればよいが、軌道レールの両側面をボールを介
して把持するタイプの直動ベアリングは軌道レールを装
置本体に固定する必要があることから、可動爪を載置す
るスライダを横、上または摺動方向外方端側から駆動す
る必要があり、その駆動系のスペースを必要とする。さ
らに、可動爪を摺動させるための駆動系をリンク機構、
円板カムなどで構成した場合には、さらに装置は大型化
してしまうという問題点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、小型化、軽量化された高精度の位置決め装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、設置台に載置されたワークを対向する4
方向配置の爪で挟み込んで位置決めする位置決め装置に
おいて、前記設置台を中心にして放射状に配置され、前
記爪のそれぞれを各方向の軸線上で往復動させるリニア
ガイド手段と、前記爪を前記ワークに向けてそれぞれ付
勢するばね手段と、前記設置台の下部に配置されて、外
部からの駆動による垂直運動を前記爪がワークから離れ
る方向の水平運動に変換するカム手段と、を備えている
ことを特徴とする位置決め装置が提供される。
【0009】このような位置決め装置によれば、垂直方
向の駆動力が与えられると、カム手段がその垂直運動を
水平運動に直接変換し、その水平運動で爪を開放方向へ
移動し、ばね手段が爪をワークに向けてそれぞれ付勢す
ることでワークを挾持して位置決めを行う。これによ
り、ばね手段を設置断面積の小さなものにしたことによ
り、小型化でき、カム部が駆動方向を直接変換するた
め、さらに小型化できて全体的に軽量化が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ワ
ーク搬送の中継位置に固定設置してワークの正確な位置
出しを行う場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明による位置決め装置の構成を
示す中央縦断面図、図2は本発明による位置決め装置の
平面図である。なお、図1および図2は位置決め前のオ
ープン状態の位置決め装置を示しており、図2は説明の
ために上蓋を取り除いた状態の位置決め装置を示してい
る。
【0012】本発明による位置決め装置1は、中央にワ
ーク2を載置するための設置台3を有し、その周囲に対
向する4方向からワーク2を挟み込むことができるよう
摺動可能に配置された4つの爪4,5,6,7を備えて
いる。この内、隣接配置された爪4,7は、その摺動方
向外方端に位置決め時の停止位置を微調整することがで
き、かつ、爪4,7の摺動時のストッパとして機能する
微調整ねじ8,9をそれぞれ備えている。
【0013】各爪4,5,6,7には、それぞれ復帰ば
ね10,11,12,13の一端が係止され、他端は、
本体14に固定されていて、爪4,5,6,7をそれぞ
れワーク2に向かって付勢するようにしている。これら
復帰ばね10,11,12,13は、ワイヤスプリング
によって構成され、爪4,5,6,7の付勢力は、ワイ
ヤフォーミングのばね性を利用している。ここで、微調
整ねじ8,9を備えた爪4,7を付勢している復帰ばね
10,13は、ばね力を大きく、これらに対向配置され
た爪6,5を付勢している復帰ばね12,11は、ばね
力を小さくしてある。このばね力の差の設定は、復帰ば
ね10,11,12,13の線径の差で対応するか、ま
たは、フォーミング形状を変えることで行う。
【0014】各爪4,5,6,7は、それぞれ下方に延
びるカム(図1には、爪4,6のカム15,16が示さ
れている)を有している。カム15,16は、下方に向
かうにつれて位置決め装置1の中心軸線から離れる方向
に傾斜した斜面を有している。カム15,16の下方に
は、位置決め装置1の中心軸線の方向に往復動自在に配
置されたカムスライダ17を備えている。カムスライダ
17は、上部にカム15,16の斜面と整合する斜面を
有する截頭角錐状の頭部と、下部に本体14から裏蓋1
8を介して装置外に突出するよう形成されたピンとを有
している。このカムスライダ17は、図示しない駆動源
によって上方へ押し上げられることにより、復帰ばね1
0,11,12,13の付勢力に抗して爪4,5,6,
7を外側へ摺動させる機能を有している。また、このカ
ムスライダ17は、設置台3の裏側に設けられた圧縮ば
ね19によって裏蓋18の方へ付勢されている。
【0015】カムスライダ17を上方へ押し上げる駆動
源としては、エアーシリンダ、モータ駆動の上下ストロ
ークカム、ソレノイドなどのアクチュエータが取り付け
られ、これらは、用途に合わせ選択される。
【0016】そして、各爪4,5,6,7は、これらを
直線的に往復移動させるリニアガイドである直動ベアリ
ング(図1には、爪4,6を載置するための直動ベアリ
ング20,21が示されている)に載置されている。こ
の直動ベアリングの詳細を図3に示す。
【0017】図3は直動ベアリングの構成を示す斜視図
である。ここでは、たとえば爪4を載置する直動ベアリ
ング20を示している。直動ベアリング20は、断面U
字状に形成された軌道レール21と、爪4が直接載置さ
れるスライダ22と、軌道レール21の内側対向面に長
手方向に凹設された溝23とスライダ22との間に設け
られたボール24とから構成されている。軌道レール2
1の底部には、爪4のカム15を挿通するための穴25
が形成されている。
【0018】また、図1の断面図では図示を省略した
が、スライダ22の上面には、これに載置される爪4を
ねじ止めするためのねじ穴26と、爪4から突出された
ピンを嵌入する回り止め用の穴27が形成されている。
【0019】次に、以上のようにして構成された位置決
め装置1の動作を、主として図1、図4および図5を参
照して説明する。図4はストッパ付き当て状態を示す位
置決め装置の中央縦断面図、図5はクランプ状態を示す
位置決め装置の中央縦断面図である。
【0020】まず、図1に示したように、カムスライダ
17が外力により押し上げられると、その上昇運動は、
爪4,6と一体となったカム15,16が外側方向に開
く水平運動に変換される。そのとき、4つの爪4,5,
6,7は、それらの復帰ばね10,11,12,13に
よって常に装置の中心方向に付勢されているため、カム
スライダの動作に連動して同時に外側方向に摺動する。
【0021】これにより、設置台3が広くなるので、図
示しない移載装置がローダ部よりワーク2を吸着または
チャックして取り出し、図1に示したように、設置台3
の上に載置する。
【0022】次に、カムスライダ17の下部に設置され
た駆動源の駆動力をなくすか減少させると、圧縮ばね1
9の作用により、カムスライダ17は下降を開始する。
すると、4つの爪4,5,6,7は、復帰ばね10,1
1,12,13の付勢力により、カムスライダ17の動
作に連動して装置の中心方向に移動し始める。
【0023】4つの爪4,5,6,7が装置の中心方向
に移動していくと、最初に、爪4,7に取り付けられた
微調整ねじ8,9が本体14の外壁に当接して、その位
置で爪4,7は停止する。この位置が、ワーク2を位置
決めするときの基準位置となる。このとき、これら基準
となる爪4,7に対向して配置された爪6,5は、図4
に示したように、カムスライダ17の動作に連動して装
置の中心方向に移動し続けている。
【0024】さらに、カムスライダ17が降下すると、
爪6,5は、復帰ばね12,11の付勢力により、ワー
ク2を基準となる爪4,7の方向に寄せていき、図5に
示したように、爪6,5がワーク2を基準となる爪4,
7の先端に当接させてワーク2をクランプした状態にす
ると、ワーク2の位置決めが完了する。このとき、復帰
ばね12,11は、ワークを寄せるのに必要なばね力し
かないので、基準となる爪4,7を付勢している復帰ば
ね10,13のばね力に打ち勝つことができないので、
そのワーク2のクランプ状態を維持することになる。そ
の状態で、ワーク2を吸着またはチャックし直すことに
より、ワーク2は正確に位置決めされたことになる。
【0025】その後、移載装置は、ワーク2を吸着また
はチャックし、カムスライダ17を駆動して4つの爪
4,5,6,7を開放し、たとえばプリント基板、試験
評価ユニットなどの目的とする工程位置にワークを搬送
する。
【0026】本発明による位置決め装置1は、4つの爪
4,5,6,7を駆動する復帰ばね10,11,12,
13は、設置断面積がワイヤの線径分だけであり、カム
スライダ17の往復運動を直接爪4,5,6,7のオー
プン動作に変換できたので機構が単純となり、小型化お
よび軽量化を達成している。
【0027】したがって、位置決め装置1を固定設置の
状態で使用するのみならず、たとえば、ワークを複数の
工程位置に順次搬送していくフリーフローコンベア上に
設置し、ワークを正確に位置出しされた状態を維持しな
がら搬送する治具として使用することができる。
【0028】また、位置決め装置1をインデックステー
ブル上に設置して、ワークを複数の工程位置に順次回転
していく際のワーク固定用の治具として使用することも
できる。
【0029】以上の本発明による位置決め装置1は、ス
トッパとして機能する微調整ねじ8,9が付き、強め
(たとえば10N以上)に設定された復帰ばね10,1
3が付いた基準の爪4,7を最初に固定状態にして直交
方向の基準面を作り、次に、残る2つの隣接する爪6,
5が非常に弱く(たとえば数百mN)設定された復帰ば
ね12,11でワーク2を基準面に寄せるような形で挟
み込むことで位置出しをしているので、アライメント機
能を持つとともにワーク2に歪みや傷を与えることなく
クランプを可能にしている。
【0030】なお、上述の実施の形態では、基準となる
爪4,7およびこの基準となる爪4,7にワーク2を寄
せる爪6,5をそれぞれ対称形に配置し、これらを駆動
するカム15,16およびカムスライダ17も、すべて
同じ形状にしたが、基準となる爪4,7とそれに寄せる
爪6,5とにおいて、それらの下に一体に設けられたカ
ム15,16とカムスライダ17との当接摺動面の傾斜
角を変更して、基準となる爪4,7をそれらの基準とな
る位置に先に到達させ、その後に対向する爪6,5がワ
ーク2の寄せを行うようにしてもよい。
【0031】また、この基準となる爪4,7とワークを
寄せる爪6,5との時間差を持った動作タイミングは、
カムスライダ17の4つの傾斜角を同一とし、爪4,
5,6,7へのカム15,16の取り付け位置を動作方
向の線上で変えることによっても可能である。
【0032】また、カム15,16は爪4,7と一体に
形成したが、別体に構成してねじで止めるようにしても
よく、あるいは、別体にしたカムを直動ベアリング2
0,21のスライダ22に固定するように構成してもよ
い。
【0033】さらに、上記の実施の形態では、爪4,
5,6,7を装置の中心に向けて移動させる復帰ばね1
0,11,12,13としてワイヤスプリングを使用し
たが、板ばねを使って構成してもよい。直動ベアリング
20,21についても、好適な実施の形態においては、
小型および軽量化のために断面U字状に形成された軌道
レール21とその中で摺動自在なスライダ22とで構成
したが、ボールを用いない面摺動タイプのものや、大き
なワークを位置決めするための位置決め装置で寸法的な
余裕がある場合は、小型化の難しいクロスローラベアリ
ングを採用してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、設置
断面積の小さなばね手段で爪をワークの挾持方向へ付勢
し、垂直方向の駆動力が与えられるカム手段がその垂直
運動を水平運動に直接変換し、その水平運動で爪を開放
方向へ移動し、ばね手段が爪をワークに向けてそれぞれ
付勢することでワークを挾持して位置決めを行う構成に
した。これにより、ばね手段をワイヤスプリングのよう
な設置断面積の小さなものにしたことにより、小型化で
き、カム部が駆動方向を直接変換するような単純な構造
にしたことにより、装置高さを低くでき、さらに小型
化、軽量化が可能になる。
【0035】また、ワイヤスプリングのワイヤフォーミ
ングの特性と形状を活かし、線径の違いまたはフォーミ
ング形状により隣接する2つの基準となる爪の押し圧を
他の2つの隣接する爪よりも強めに設定し、基準となる
爪をストッパにて先に停止させるようにすることで、基
準となる爪は毎回同じ位置に停止することになる。これ
により、ワークの2面は、常に基準となる爪に押し付け
られ、精度の高い位置決めができる。
【0036】また、この位置決め装置は、小型で高精度
であることから、通常の固定設置の状態で使う用途だけ
ではなく、プラテン搬送やインデックス搬送の際に、ワ
ークを位置決め状態で搬送するための治具としても使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置決め装置の構成を示す中央縦
断面図である。
【図2】本発明による位置決め装置の平面図である。
【図3】直動ベアリングの構成を示す斜視図である。
【図4】ストッパ付き当て状態を示す位置決め装置の中
央縦断面図である。
【図5】クランプ状態を示す位置決め装置の中央縦断面
図である。
【符号の説明】
1 位置決め装置 2 ワーク 3 設置台 4,5,6,7 爪 8,9 微調整ねじ 10,11,12,13 復帰ばね 14 本体 15,16 カム 17 カムスライダ 18 裏蓋 19 圧縮ばね 20,21 直動ベアリング 21 軌道レール 22 スライダ 23 溝 24 ボール 25,26,27 穴

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置台に載置されたワークを対向する4
    方向配置の爪で挟み込んで位置決めする位置決め装置に
    おいて、 前記設置台を中心にして放射状に配置され、前記爪のそ
    れぞれを各方向の軸線上で往復動させるリニアガイド手
    段と、 前記爪を前記ワークに向けてそれぞれ付勢するようにし
    た設置断面積の小さなばね手段と、 前記設置台の下部に配置されて、外部からの駆動による
    垂直運動を前記爪がワークから離れる方向の水平運動に
    変換するカム手段と、 を備えていることを特徴とする位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記リニアガイド手段は、断面U字状に
    形成され底部には前記カム手段の水平運動を前記爪に伝
    える部分を遊挿するための穴を有する軌道レールと、前
    記軌道レールの中央空間部に配置され前記軌道レールの
    内側対向面との間に設置したボールを介して長手方向に
    摺動自在に前記軌道レールに担持されているスライダと
    から構成されていることを特徴とする請求項1記載の位
    置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記カム手段は、前記爪の下部からそれ
    ぞれ前記軌道レールの穴を介して垂下されて下部には斜
    面を有するカムと、垂直方向に往復動自在に設けられて
    上部に前記カムの斜面と整合する斜面を持った截頭角錐
    状の頭部を有するカムスライダとから構成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記設置台と前記カムスライダとの間
    に、垂直方向外方へ前記カムスライダを付勢する圧縮ば
    ねを介挿したことを特徴とする請求項3記載の位置決め
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ばね手段は、ワイヤフォーミングの
    ばね性を利用したワイヤスプリングであることを特徴と
    する請求項1記載の位置決め装置。
  6. 【請求項6】 前記爪は、隣接する任意の2つに、前記
    ワークへ向かって移動する距離を制限するストッパを備
    えていることを特徴とする請求項1記載の位置決め装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ストッパは、前記爪の停止位置を調
    整する微調整手段を有していることを特徴とする請求項
    6記載の位置決め装置。
  8. 【請求項8】 前記ストッパを備えた2つの前記爪を付
    勢する前記ばね手段は、ばね力を強く、対向配置された
    残りの2つの前記爪を付勢する前記ばね手段は、ばね力
    を弱く設定してアライメントの機能を有していることを
    特徴とする請求項3ないし7のいずれか1に記載の位置
    決め装置。
  9. 【請求項9】 強いばね力で付勢される爪と弱いばね力
    で付勢される爪とを駆動する前記カム手段の前記カムお
    よび前記カムスライダの傾斜面を変更して、ワークを位
    置決めするタイミングを変更するようにしたことを特徴
    とする請求項8記載の位置決め装置。
  10. 【請求項10】 前記カム手段を垂直方向に駆動するエ
    アーシリンダが取り付けられていることを特徴とする請
    求項1記載の位置決め装置。
  11. 【請求項11】 前記カム手段を垂直方向に駆動する上
    下ストロークカムが取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の位置決め装置。
  12. 【請求項12】 前記カム手段を垂直方向に駆動するソ
    レノイドが取り付けられていることを特徴とする請求項
    1記載の位置決め装置。
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