JPH055965U - 腰壁の付属部材の取付装置 - Google Patents

腰壁の付属部材の取付装置

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JPH055965U
JPH055965U JP5389491U JP5389491U JPH055965U JP H055965 U JPH055965 U JP H055965U JP 5389491 U JP5389491 U JP 5389491U JP 5389491 U JP5389491 U JP 5389491U JP H055965 U JPH055965 U JP H055965U
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JP
Japan
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waist wall
mounting
base material
handrail
bolt
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Pending
Application number
JP5389491U
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Inventor
肇 山本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication of JPH055965U publication Critical patent/JPH055965U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手摺や目隠しスクリーン等の腰壁に取付ける
付属部材に変更があった場合にでも、非常に簡単な作業
で付属部材を取換えることができるようにする。 【構成】 笠木下地材9 の上面と笠木包材18の内側下面
との間に取付ピース12を介装し、該取付ピース12に、笠
木包材18を下から貫通する取付ボルト16をそのねじ部17
が上方に向くようにして取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、腰壁の付属部材の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
木造住宅のバルコニー等に配設される腰壁においては、落下防止や美感向上等 の観点から、腰壁の上端よりさらに上方に、当該腰壁の長手方向に沿って手摺を 設置する場合がある。 図6は、かかる手摺を腰壁に設ける場合の従来例を示している。同図において 、35は腰壁で、その上端縁に沿って長尺の笠木下地材36が固着されている。37は 笠木下地材36を上から被覆する金属製の笠木包材で、その上面には、縦方向の手 摺束38と横方向の手摺材39とからなる手摺が一体に取付けられている。従って、 従来では、図6に矢印で示す如く、当該手摺を予め一体に有する笠木包材37を笠 木下地材36に上からはめ込み、図外の取めねじ等によって笠木包材37を腰壁35に 固定することにより、手摺を腰壁35上に設けるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、バルコニー等の腰壁においては、住宅施工中又は施工完了後におけ る発注者や近隣居住者等の希望により、外部から屋内が見えないようにするため の目隠しスクリーンを取付ける場合がある。 しかしながら、上記従来の技術では、笠木包材37を腰壁35に取付けた後に目隠 しスクリーンを取付けてほしいとの要望があったような場合には、例えば図7に 示す如く、腰壁35の外面に配置した目隠しスクリーン40を貫通ボルト41で固定す るというような取付手段を採らざるを得なかった。即ち、手摺を取りはずして腰 壁35上端に新たに目隠しスクリーン40を取付けるためには、笠木包材18ごと腰壁 35から取りはずさなければならず、大幅な手もどり作業となるからである。
【0004】 一方、図7に示す取付手段においても、貫通ボルト41用の孔あけ作業を要する 等施工手間が多く、しかも手摺をそのまま残して目隠しスクリーン40を取付けて いるため材料的にも無駄が多く、施工工期および施工コスト上好ましくなかった 。 本考案は、かかる実情に鑑み、手摺や目隠しスクリーン等の腰壁に取付ける付 属部材に変更があった場合にでも、非常に簡単な作業で付属部材を取換えること ができる腰壁の付属部材の取付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本考案が講じた技術的手段は、壁構造の上端縁を構成 する長尺の笠木下地材9 を笠木包材18で上から被覆するようにした腰壁において 、 前記笠木下地材9 の上面と笠木包材18の内側下面との間に取付ピース12が介装 され、該取付ピース12には、前記笠木包材18を下から貫通する取付ボルト16がそ のねじ部17を上方に向けて取付けられている点にある。
【0006】
【作用】
本考案では、笠木下地材9 と笠木包材18との間に介装される取付ピース12に、 ねじ部17を上方に向けて笠木包材18を下から貫通する取付ボルト16が取付けられ ており、従って、この取付ボルト16のねじ部17を利用して、手摺や目隠しスクリ ーン28その他の腰壁1 の付属部材を発注者の希望等に応じて選択的に取付けるこ とができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の一実施例について詳述する。図1乃至図5にお いて、1 は住宅のバルコニーの前面に設置される腰壁であり、本実施例では、木 製のものが採用されている。この腰壁1 は、方形状に枠組みされた木枠2 の表裏 両面に壁パネル3 を張着することにより構成されていて、木枠2 の四隅に設けた ブラケット4 をバルコニーの支柱5 に対してボルト締結することにより、一対の 支柱5 間に固定されるようになっている。
【0008】 尚、腰壁の表面側 (バルコニーの外側) の壁パネル3 は、下地パネル6 と外装 パネル7 とから内外二重に構成されていて、この両パネル6,7 間には、防水シー ト8 が介装されている。 9 は当該腰壁1 の上端縁を構成するための笠木下地材で、前記木枠2 の上張材 10上に上下方向の貫通ボルト11によって固定されている。12は取付ピースで、本 実施例では長尺のチャンネル材よりなり、その底板部13を前記笠木下地材9 の上 面に面接させて前記貫通ボルト11で共締めすることにより、笠木下地材9 上に固 定されている。
【0009】 尚、本実施例では、上記笠木下地材9 と取付ピース12は、共に表裏の壁パネル 3 間に内装されていて、取付ピース12の上面と壁パネル3 の上端の高さが略一致 するように設定されている。また、14は取付ピース12を上から被覆するための防 水テープである。 取付ピース12の長手方向中途の二カ所には、当該取付ピース12の両側板先端間 を互いに連結する取付ステー15が溶着されている。この取付ステー15の中央には ボルト挿通孔が開設されており、該挿通孔には、後述する手摺等の付属部材を取 付けるための取付ボルト16がそのねじ部17を上方に向けるようにして下方から挿 通されている。尚、取付ステー15は取付ピース12の長さに応じて適宜数設けるこ とができる。
【0010】 18は笠木包材であり、本実施例では断面略コ字状を呈する長尺部材よりなり、 前記防水テープ14が張設された腰壁1 の上端縁を上から外嵌するようにして嵌め 込まれ、腰壁1 の裏面側から螺入した止めねじ19によって固定されている。この 笠木包材18はその長手方向中途の二カ所にボルト挿通孔20を備え、該ボルト挿通 孔20は前記取付ボルト16の突出位置に対応する位置に開設されている。従って、 図4に示す如く、笠木包材18を腰壁1 の上から装着すると、前記取付ピース12が 笠木下地材9 の上面とこの笠木包材18の内側下面との間に介装されることになり 、その際、取付ピース12に設けた取付ボルト16が、そのねじ部17のボルト挿通孔 20への挿通を介して笠木包材18を下から貫通するようにセットされることになっ ている。
【0011】 図1および図2は、当該取付ボルト16を利用して腰壁1 の上端部に手摺を取付 けた場合を示している。同図において、21は手摺束で、上端で手摺材22を支持し 、かつ下端には取付ボルト16のねじ部17がちょうど収まる程度の縦方向の収容孔 23を備えている。また、この手摺束21の側面下部には、前記収容孔23に連通する 横方向のねじ孔24が開設されている。
【0012】 従って、この場合には、先ず取付ボルト16を台座25を介してナット26で締めつ けて腰壁1 側に固定し、前記収容孔23に取付ボルト16のねじ部17を差し込むよう にして手摺束21を腰壁1 上に立設させ、図2に示す如く、締付ねじ27を前記ねじ 孔24に螺入することにより、当該手摺束21を腰壁1 に対して強固に固定すること ができる。
【0013】 一方、図5は、取付ボルト16によって腰壁1 の上端部に目隠しスクリーン28を 取付けた場合を示している。この目隠しスクリーン28は、取付支柱29と、該支柱 29の上端間に架設した上フレーム30とを備え、この取付支柱29と上フレーム30で 構成される枠構造面内に色つきの目隠し板31を張設することにより構成されてい る。
【0014】 前記取付支柱29は、その下端に取付フランジ32を一体に備えていて、この取付 フランジ32の中央には図外のボルト挿通孔が設けられている。従って、この場合 には、当該取付ボルト16のねじ部17を取付フランジ32のボルト挿通孔に挿入する ようにして取付支柱29を腰壁1 上に立設し、その後取付ボルト16にナット33を螺 合させて取付フランジ32を直接締付けることにより、当該取付支柱29を腰壁1 に 対して強固に取付けることができる。
【0015】 このように、本実施例によれば、笠木下地材9 と笠木包材18との間に取付ピー ス12を介装し、該取付ピース12に笠木包材18を下から貫通する取付ボルト16をそ のねじ部17が上方に向くように設けたので、この取付ボルト16を利用して手摺又 は目隠しスクリーン28のいずれかを腰壁1 上に選択的に取付けることができ、こ れらの付属部材に変更があった場合でも非常に簡単な作業でその取換えを行なう ことができる。
【0016】 また、本実施例では、付属部材を取付けるための取付ボルト16のねじ部17が笠 木包材18を貫通しており、その取付ボルト16の固定に際してナット26,33 で笠木 包材18をも共締めするようにしているので、笠木包材18を腰壁1 に対して従来よ り強固に一体化できるという利点もある。 尚、腰壁1 の付属部材は、上記した手摺と目隠しスクリーンに限定されるもの ではなく、その他当該取付ボルト16を利用して、植木鉢を掛止するための掛止部 材を取付けるようにすることもできる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、笠木包材18を貫通して突出する取付ボ ルト16のねじ部17を利用して、手摺や目隠しスクリーン28等の付属部材を腰壁1 に対して選択的に取付けることができるので、これらの付属部材に変更があった 場合でも極めて簡便な作業でその取換えを行なうことができ、ひいては施工工期 および施工コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す腰壁の付属部材の取付
装置の側面断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す腰壁の付属部材の取付
装置の正面断面図である。
【図3】腰壁の施工手順説明図である。
【図4】腰壁の施工手順説明図である。
【図5】腰壁に目隠しスクリーンを取付けた場合の正面
図である。
【図6】従来の腰壁の斜視図である。
【図7】従来の腰壁に目隠しスクリーンを取付けた場合
の側面図である。
【符号の説明】
1 腰壁 9 笠木下地材 12 取付ピース 16 取付ボルト 17 ねじ部 18 笠木包材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 壁構造の上端縁を構成する長尺の笠木下
    地材(9) を笠木包材(18)で上から被覆するようにした腰
    壁において、 前記笠木下地材(9) の上面と笠木包材(18)の内側下面と
    の間に取付ピース(12)が介装され、該取付ピース(12)に
    は、前記笠木包材(18)を下から貫通する取付ボルト(16)
    がそのねじ部(17)を上方に向けて取付けられていること
    を特徴とする腰壁の付属部材の取付装置。
JP5389491U 1991-07-11 1991-07-11 腰壁の付属部材の取付装置 Pending JPH055965U (ja)

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JP5389491U JPH055965U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 腰壁の付属部材の取付装置

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JPH055965U true JPH055965U (ja) 1993-01-29

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ID=12955436

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016199882A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 トヨタホーム株式会社 バルコニーにおける手摺取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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