JPH0559335A - 再剥離性粘着シート - Google Patents

再剥離性粘着シート

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JPH0559335A
JPH0559335A JP4011913A JP1191392A JPH0559335A JP H0559335 A JPH0559335 A JP H0559335A JP 4011913 A JP4011913 A JP 4011913A JP 1191392 A JP1191392 A JP 1191392A JP H0559335 A JPH0559335 A JP H0559335A
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pressure
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正裕 冨金原
Osamu Kitao
修 北尾
Tomofumi Tokiyoshi
智文 時吉
Hideaki Suzuki
英明 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ビデオカセット、オーディオカセット、フロッ
ピーディスク等に対し優れた接着性を有し、印刷適正や
印字効果に優れた再剥離性粘着シートを提供する。 【構成】剥離シート、粘着剤層、表面基材を積層してな
る再剥離性粘着シートにおいて、表面基材が、下式、
を満たすパルプ繊維を25重量%以上、填料を2〜1
0重量%含有する基紙の表面に、澱粉及び合成サイズ剤
を含有する塗被液を塗被、乾燥した表面基材であり、且
つ該粘着剤層を形成する粘着剤が、エマルジョン系また
は溶剤系の2液架橋型粘着剤であって、JIS Z023
7に準拠するポリスチレン板に対する180°接着力が
引張り速さ50mm/minにおいて200g/25m
m以上の再剥離性粘着シート。 1.0≦ L ≦3.0 0.4≦d/D≦0.8 L:J.TAPPI No.52 に定める方法で測定した長
さ加重平均繊維長(mm)、D:顕微鏡写真法にて測定した
平均繊維径(μm)、d:顕微鏡写真法にて測定した平
均ルーメン径(μm)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再剥離性粘着シートに関
し、特にビデオカセット、オーディオカセット、フロッ
ピーディスク等に対し優れた接着性を有すると共に、さ
らに印刷適正や印字効果に優れた再剥離性粘着シートに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着シートは商業用、事務用、家庭用等
非常に広範囲にわたってラベル、シール、ステッカー、
ワッペン等に加工して使用されている。粘着シートの一
般的な構成は、表面基材と剥離シートとの間に粘着剤層
を形成したものであり、表面基材には紙、フィルム、金
属フォイル等が用いられ、剥離シートとしてはグラシン
紙のような高密度原紙、クレーコート紙、ポリエチレン
ラミネート原紙等にシリコーン化合物や弗素化合物の如
き剥離剤を塗被したものが用いられる。また、粘着剤と
しては、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等のエ
マルジョン、溶剤又は無溶剤型の各種粘着剤が使用され
る。かかる粘着シートの構成成分の1つである表面基材
はその表面に各種印刷や印字が施され、商品等に貼付け
された後は被着体に貼りついたまま永続的に利用される
永久接着タイプのものと、商品等の関係から表示の目的
を達成した後は剥離され破棄される再剥離タイプのもの
とがある。
【0003】従来、画像や音楽等の記録が何度でも繰り
返し行うことのできるビデオカセット、オーディオカセ
ット、フロッピーディスク等の用途には再剥離タイプの
粘着シートが広く使用されている。かかる用途の粘着シ
ートには、ビデオカセットデッキ等の機器内でラベルの
浮きめくれが生じると、それが機械の故障の原因となる
為、貼付け期間中には不必要なラベルの浮きめくれの無
いことが要求される。さらに、テープ、ディスク内の画
像、音楽等を新たに記録しなおした場合、ラベルは剥
離、破棄されるが、その際、上紙破れや被着体であるカ
セット、ディスクに糊残りが無く容易に剥離できること
が必要である。
【0004】しかし、現在ビデオカセット、オーディオ
カセット、フロッピーディスク等の用途に使用されてい
る再剥離性粘着シートの多くは、貼付け期間中には不必
要なラベルの浮きめくれを生じないが再剥離時に上紙破
れや糊残りを生じたり、或いは、再剥離性は優れている
が貼付け期間中には不必要なラベルの浮きめくれを生じ
る等の問題を有し、必ずしも満足のいくものが得られて
いないのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特にビデオ
カセット、オーディオカセット、フロッピーディスク等
に対し貼り付け時にはラベルの不必要な浮きめくれが無
く、且つ剥離時には優れた再剥離適性を有する再剥離性
粘着シートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、粘着シート
を構成する表面基材に特定条件を満たすパルプ繊維を使
用し、且つ粘着剤層に特定範囲の接着力を有する2液架
橋型粘着剤を使用することにより、上記の如き相反する
要求品質を満足する再剥離性粘着シートが極めて効率良
く得られることを見出したのである。
【0007】即ち、本発明は、剥離シート、粘着剤層、
表面基材を積層してなる再剥離性粘着シートにおいて、
該表面基材が、下記、式を満たすパルプ繊維を全パ
ルプ繊維中の25重量%以上、填料を全パルプ繊維分に
対して2〜10重量%含有してなる基紙の表面に、少な
くとも澱粉及び合成サイズ剤からなる塗被液を塗被、乾
燥して得られる表面基材であり、且つ該粘着剤層を形成
する粘着剤が、エマルジョン系または溶剤系の2液架橋
型粘着剤であって、JIS Z0237に準拠するポリス
チレン板に対する180°接着力が引張り速さ50mm
/minにおいて200g/25mm以上であることを
特徴とする再剥離性粘着シートである。 1.0≦ L ≦3.0 0.4≦d/D≦0.8 L:J.TAPPI No.52 に定める方法で測定した長
さ加重平均繊維長(mm) D:顕微鏡写真法にて測定した平均繊維径(μm) d:顕微鏡写真法にて測定した平均ルーメン径(μm)
【0008】
【作用】再剥離性粘着シートの再剥離適性、特に上紙破
れに関しては再剥離性粘着シートを構成する表面基材の
紙層間強度が関係する。而して、本発明者等はラベルの
再剥離時に上紙破れを生じない強い紙層間強度を有する
表面基材について鋭意検討した結果、所望の効果を得る
ためには、特に紙層を構成する原料パルプの性質、配合
量、及び填料、表面サイズ剤の添加量が重要であり、そ
れらが相互に作用しあっていることを突き止めた。
【0009】具体的には、表面基材の基紙は下記、
式を満たすパルプ繊維を全パルプ繊維中の25重量%以
上、且つ填料を全パルプ繊維分に対して2〜10重量%
含有してなる基紙の表面に、少なくとも澱粉及び合成サ
イズ剤からなる塗被液を塗被することにより、ラベルの
再剥離時に上紙破れを生じない強い紙層間強度を有する
表面基材が得られるものである。 1.0≦ L ≦3.0 0.4≦d/D≦0.8 L:J.TAPPI No.52 に定める方法で測定した長
さ加重平均繊維長(mm) D:顕微鏡写真法にて測定した平均繊維径(μm) d:顕微鏡写真法にて測定した平均ルーメン径(μm)
【0010】上記の条件式及びを満たすようなパル
プ繊維としては、例えば針葉樹を原料としKP、SP、
AP法等によって得る化学パルプがあげられる。本発明
で重要なことは、これらのパルプ繊維を基紙を構成する
全パルプ繊維の25重量%以上含有することである。な
お、上記のパルプ繊維を25重量%以上含有する限りに
おいては、必要に応じ他の木材パルプ、ケナフ、竹、麻
等の様な非木材パルプやポリエステルやポリオレフィン
等の合成パルプ、或いは合成繊維、更にはガラス繊維、
セラミック繊維等の無機質繊維も使用できる。
【0011】而して、本発明の粘着シートを構成する表
面基材の基紙において、25重量%以上を占めるパルプ
繊維は上記の条件式、を満たす必要があるが、パル
プ繊維の長さ加重平均繊維長(以下、L値)が3. 0m
mを越えると、抄紙工程での紙料の分散性が不良とな
り、良好な地合が得られず紙面の平滑性は低下する。一
方、L値が1.0mm未満になると、紙層強度が極端に
弱くなってしまう。その為、L値を1.0〜3.0m
m、より好ましくは1.5〜2.5mmの範囲に特定す
るものである。また、上記条件式のd/D比が0.8
を越える場合、紙は潰れ易くなり、平滑性は向上するも
のの、不透明度が極端に低下し粘着シート加工後、貼付
け時に被着体面の色、模様等が透けやすくなり隠蔽性に
欠ける。他方、d/D比が0.4未満の場合は、繊維が
硬くなりすぎて紙が潰れ難く、紙面の平滑性が低下し印
刷効果が劣る。更に、紙層強度も弱くなる。その為、d
/D比を0.4〜0.8、好ましくは0.45〜0.7
5の範囲に特定するものである。
【0012】因みに、パルプ繊維長の測定方法には篩別
法によるパルプ繊維長測定法(TAPPI STD T233hm−82)
や投影法によるパルプ繊維長測定法 (TAPPI STD T232hm
−85)等があるが、本発明でいうJ. TAPPI No.52
に定める方法で長さ加重平均繊維長を測定する方法は、
これらの方法とは異なり高い検出力を持ち繊維の幅、繊
維壁の厚み、繊維の柔軟性等の影響を受けることなく繊
維長分布を自動的に測ることができるという特長を有し
ている。なお、本発明の各実施例等における測定はフィ
ンランドのKAJAANI社製のFS−100型機を用
い測定したものである。
【0013】また、平均繊維径と平均ルーメン径につい
ては顕微鏡写真から測定した。顕微鏡写真を撮る際は、
パルプ繊維をアクリル樹脂で包埋しミクロトームで作っ
た薄い切片を用いて行い、各々について200本の繊維
を測り平均値を求めた。因みに、優れた再剥離適性を有
する表面基材を得るためには、かくして調製したパルプ
繊維を基紙中の全パルプ繊維中の25重量%以上、好ま
しくは30重量%以上、より好ましくは40重量%以上
含有せしめることが必要である。因みに、該パルプ繊維
を使用した場合においても、その含有量が全パルプ繊維
中の25重量%未満である基紙の場合には、十分な紙層
間強度が得られず、従って満足できる再剥離適性は得ら
れない。
【0014】さらに、本発明の粘着シートを構成する表
面基材の基紙は、填料を全パルプ繊維分に対して2〜1
0重量%、より好ましくは4〜6重量%含有せしめるも
のである。因みに、填料が2重量%未満では紙面の平滑
性が低下し、一方、10重量%を越える場合にはパルプ
繊維どうしの絡み合いが阻害されるため紙層間強度が極
端に弱くなり、満足できる再剥離適性が得られない。
【0015】本発明で使用される填料としては、特に限
定するものではないが、例えばタルク、カオリン、クレ
ー、焼成カオリン、デラミカオリン、重質炭酸カルシウ
ム、軽質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、二酸化チ
タン、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウム、水酸化亜鉛、硫酸マグネシウム、珪酸マ
グネシウム、硫酸カルシウム、珪酸カルシウム、ホワイ
トカーボン、アルミノ珪酸塩、シリカ、セリサイト、ベ
ントナイト、スメクタイト等の鉱物質填料やポリスチレ
ン樹脂微粒子、尿素ホルマリン樹脂微粒子、微小中空粒
子等の有機合成填料等が挙げられ、更に古紙やブローク
等に含まれる填料も再生使用できる。なお、これらの各
種填料の中でも平均粒子径が0.1〜9μm、より好ま
しくは0.3〜6μmの填料は、平滑性に優れた紙が得
られるため、特に好ましく使用される。
【0016】なお、紙料中にはパルプ繊維や填料の他
に、本発明の所望の効果を損なわない範囲で、従来から
使用されている各種のアニオン性、ノニオン性、カチオ
ン性或いは両性の歩留向上剤、濾水性向上剤、紙力増強
剤や内添サイズ剤等の抄紙用内添助剤が必要に応じて適
宜選択して使用される。例えばAl 、Fe 、Sn 、Zn
等の多価金属化合物(硫酸バンド、塩化アルミニウム、
アルミン酸ソーダ、塩基性塩化アルミニウム、塩基性ポ
リ水酸化アルミニウム等の塩基性アルミニウム化合物や
水に易分散性のアルミナゾル等の水溶性アルミニウム化
合物或いは硫酸第一鉄、塩化第二鉄等)や各種サイズ剤
(アルキルケテンダイマー系、アルケニル無水コハク酸
系、スチレン−アクリル系、高級脂肪酸系、石油樹脂系
サイズ剤やロジン系のサイズ剤等)及び各種澱粉類、ポ
リアクリルアミド、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド・ポリアミン樹脂、
ポリエチレンイミン、ポリアミン、植物ガム、ポリビニ
ールアルコール、ラテックス、ポリエチレンオキサイ
ド、親水性架橋ポリマー粒子分散物及びこれらの誘導体
或いは変性物等、更にはコロイダルシリカ、ベントナイ
ト等の各種化合物が例示できる。なお、染料、蛍光増白
剤、pH調整剤、消泡剤、ピッチコントロール剤、スラ
イムコントロール剤等の抄紙用内添助剤を紙の用途に応
じて適宜添加することもできる。
【0017】また、抄紙方法については特に限定され
ず、例えば抄紙pHが4.5付近である酸性抄紙法、炭酸
カルシウム等のアルカリ性填料を主成分として含み、抄
紙pHを約6の弱酸性〜約9の弱アルカリ性とする、所
謂中性抄紙法等全ての抄紙方法に適用することができ、
抄紙機も長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、丸網抄紙
機、ヤンキー抄紙機等を適宜使用できる。
【0018】さらに優れた再剥離適性を有する表面基材
を得るために、上記抄紙により得られた表面基材の基紙
表面に澱粉を主成分とし、助剤として少なくとも合成サ
イズ剤を含有する塗被液を塗被することが必要である。
表面基材の基紙表面に塗被される澱粉としては、例えば
酸化変性澱粉、酵素変性澱粉、カチオン化澱粉、アセチ
ル化澱粉、エーテル化澱粉、アルデヒド化澱粉、ヒドロ
キシエチル化澱粉、燐酸化澱粉、α化澱粉等が挙げられ
る。その澱粉塗被液は、濃度として5.0〜15.0重
量%、好ましくは6.0〜10.0重量%の範囲に調製
されて用いられるのが望ましい。因みに、5.0重量%
未満であると紙層間強度の向上に対して十分な効果が得
られず、一方、15.0重量%を越える場合、巻取り作
成時に紙面どうしが接合する、いわゆるブロッキング現
象をおこしてしまう。
【0019】合成サイズ剤としては、例えばアルキルケ
テンダイマー系、アルケニル無水コハク酸系、スチレン
−アクリル系、高級脂肪酸系、石油樹脂系サイズ剤やロ
ジン系のサイズ剤等が挙げられる。その添加量としては
澱粉塗被液100重量%に対して、0.1〜1.0重量
%、好ましくは0.3〜0.7重量%の範囲で用いられ
るのが望ましい。因みに、0.1重量%未満であると紙
層間強度の向上に対して十分な効果が得られず、一方、
1.0重量%を越えると紙層間強度の向上に対してより
一層の効果は認められず経済的な面から必要性に乏し
い。
【0020】該塗被液は、ツーロール或いはメータリン
グブレード式のサイズプレス、グラビアコーター、ゲー
トロールコーター、ビルブレード及びショートドウェル
コーター等の公知の塗被方法によって塗被される。塗被
量は乾燥重量として両面で3.0〜8.0g/m2 程度
が望ましい。また、必要に応じてキャレンダー、スーパ
ーキャレンダー等の平滑化装置により平滑性を付与して
もよい。
【0021】ところで、上記の如くして調製された表面
基材は依然として、その表面はセルロース繊維を主体と
するものであり、用途によってはそのまま使用すること
も勿論可能ではあるが、特に高品位の印刷や印字効果を
必要とする、例えば熱転写記録やグラビア印刷等の場合
には、印字の欠損が生じたり、シャープな画像や印字効
果が得られず、印刷適性や記録適性の劣る表面基材とな
り易い。従って、上記の如き難点を解消するために、基
紙表面に高分子化合物と顔料を主成分とする塗被組成物
を設け、さらに平滑化処理を施した塗被紙を用いると一
層優れた効果が得られるものである。
【0022】因みに、高分子化合物としては、例えば澱
粉、ポリビニルアルコール、ラテックス、カルボキシメ
チルセルロース、アルキルケテンダイマー、スチレン−
アクリル系、オレフィン−無水マレイン酸系、高級脂肪
酸系等が例示される。また、顔料としては、例えばカオ
リン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、酸化
チタン、シリカ、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、
酸化亜鉛、タルク等が適宜使用される。その他、必要に
応じてエポキシ化合物等の耐水化剤、蛍光増白剤、消泡
剤、帯電防止剤、染料等を添加することもできる。な
お、塗被組成物の塗被量としては乾燥重量で片面当たり
5〜25g/m2 程度で調節される。また、塗被組成物
の塗被方法としては、ツーロール或いはメータリングブ
レード式のサイズプレス、ゲートロール、ビルブレード
やショートドウェルコーター、スプレー等の装置で原紙
表面に塗被される。
【0023】なお、かくして得られた塗被紙は、通常の
スーパーキャレンダ、グロスキャレンダ、ソフトコンパ
クトキャレンダ等の加圧装置を用いて、適宜平滑化処理
が施される。特に、金属ロールの表面温度が80℃以上
で処理すれば、さらに望ましい結果が得られる。オンマ
シンやオフマシンで適宜用いられ、加圧装置の形態、加
圧ニップの数等も通常の平滑化装置に準じて適宜調節さ
れる。
【0024】一方、本発明の粘着シートの粘着剤層を構
成する再剥離型粘着剤としては、凝集力が高く再剥離時
に被着体に対する糊残りが抑制されるため、カルボキシ
ル基及び/又は水酸基含有アクリル系共重合体に架橋剤
としてポリイソシアネート化合物、又はポリエポキサイ
ド化合物を配合し、カルボキシル基及び/又は水酸基と
イソシアネート基、又はエポキシ基とを架橋反応させた
2液架橋型の粘着剤が用いられるが、本発明において
は、特にJIS Z0237に準拠するポリスチレン板に
対する180°接着力が引張速さ50mm/minにお
いて200g/25mm以上である必要がある。
【0025】ビデオラベルのカセットケースにおける浮
きめくれ現象は粘着シートを構成する粘着剤の接着力が
大きく関係しているが、本発明者等は、特にその被着体
の種類と測定時における引張速さが重要であることを突
き止めた。即ち、JIS Z0237に規定される18
0°接着力測定方法においては、被着体にステンレス板
が使用される。一方、本発明になる再剥離性粘着シート
が使用されるビデオカセットケース、フロッピーディス
ク等はその多くがポリスチレン成形物であり、また接着
力は被着体の種類によって大きく異なることより、本発
明においてはポリスチレン板における接着力が非常に重
要である。
【0026】また本発明者等は鋭意研究を行った結果、
ラベルの浮きめくれ現象は従来のJIS Z0237に規
定される300mm/minにおける接着力よりも、さ
らに低速の引張速さである50mm/minにおける接
着力がより密接に関係していることを見出した。因み
に、ポリスチレン板に対する180°接着力が引張速さ
50mm/minにおいて200g/25mm未満であ
るとビデオカセットケース、フロッピーディスク等にラ
ベルを貼り付け使用した場合、ラベルのエッジ部に不必
要な浮きめくれや、或いはラベル表面にふくれ等が生じ
やすく、それがカセットデッキ等の装置の故障の原因と
なる。
【0027】かくして本発明の粘着シートは、このよう
にして得られた表面基材と粘着剤を組み合わせることに
より、貼付け時には不必要な浮きめくれが無く、且つ再
剥離時には上紙破れや被着体糊残り等が無く優れた再剥
離性を有するものである。なお粘着シートを構成する方
法については格別の限定は無く、常法に従って剥離シー
トの剥離剤層面上に粘着剤を塗被、乾燥することにより
粘着剤層を形成し、表面基材を貼り合わせて仕上げられ
る。該剥離シートとしては、グラシン紙のような高密度
原紙、クレーコート紙、又はクラフト紙、上質紙にポリ
エチレン等をラミネートしたポリラミ紙等に、溶剤型の
弗素樹脂やシリコーン樹脂を乾燥重量で0.05〜3g
/m2 程度塗被し熱硬化、電離放射線硬化等によって剥
離剤層を形成したものが使用される。また粘着剤は、ア
クリル酸エステルの分子量の調節、水又は溶剤による希
釈、或いは増粘等の手段によって、通常3,000〜
8,000センチポイズ程度の粘度に調節して剥離シー
トに塗被されるが、この場合の塗被装置としては、例え
ばロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、ス
ロットダイコーター等が使用され、塗被量は乾燥重量で
5〜50g/m2 程度の範囲で調節される。
【0028】また本発明の再剥離性粘着シートにおい
て、表面基材と粘着剤層との間に顔料を含有する下塗り
層を設けると、被着体に対する糊残りが一層抑制される
ため好ましい実施態様のひとつである。下塗り層に含有
させる顔料としては通常の無機、又は有機の顔料が使用
でき、例えば、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、バリ
ウム、チタン、アルミニウム、アンチモン、鉛等の各種
金属の酸化物、水酸化物、硫化物、炭酸塩、硫酸塩、又
は珪酸塩化合物やポリスチレン、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニル等の固体高分子微粉末が挙げられる。なかで
も、カオリン、タルク、シリカ、石膏、バライト粉、ア
ルミナホワイト、グロスホワイト、サチンホワイト、酸
化チタン、炭酸カルシウム、酸性白土、活性白土等の無
機顔料を使用すると該粘着剤層との間でイオン的相互作
用が加わり、より効果的に投錨効果が発揮される。下塗
り層中に含有される顔料の量は、下塗り層を構成する全
固形分の90重量%以下、より好ましくは80重量%以
下とするのが望ましい。因みに、90重量%を越える
と、下塗り層と表面基材との接合力が不十分となり顔料
が脱落するという恐れがある。
【0029】下塗り層には、顔料どうし、又は下塗り層
と表面基材を固着させるための材料としてバインダーを
使用するが、かかるバインダーとしては、例えばカゼイ
ン、デキストリン、デンプン、カルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ポリビニルアルコール、スチレン
・ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート・ブタジ
エン共重合体、エチレン・塩化ビニル共重合体、エチレ
ン・塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル共重
合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体等の天然、又は合
成の樹脂バインダーが水溶液、又は水分散液の形で使用
される。なお、下塗り層には、顔料の他にその性質を阻
害しない範囲で消泡剤、分散剤等、目的に応じて種々の
助剤を添加することも可能である。
【0030】顔料を含有する下塗り層用塗被液の表面基
材への塗被方法については、通常の塗被装置、例えばエ
アーナイフコーター、ブレードコーター、ロールコータ
ー、バーコーター等で塗被でき、塗被量は乾燥重量で2
g/m2 以上、好ましくは5〜10g/m2 の範囲で調
節される。
【0031】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。ま
た例中の「部」及び「%」は特に断わらない限り、それ
ぞれ「重量部」、「重量%」を示す。
【0032】実施例1 「表面基材の製造」パルプA(L 値=0.67mm、 d/D=0.
51、カナディアン・スタンダード・フリーネス(以下C.
S.F.と記す)500ml)60部、条件式、を満たすパル
プB(L値=1.90mm、 d/D=0.74、C.S.F.500ml)40部
を配合したパルプスラリーに、カオリンを紙灰分が4%
になるように添加し、さらにサイズ剤としてロジンサイ
ズを絶乾パルプに対して1.4%、硫酸バンド2.0%
を添加した。このパルプスラリーを長網多筒式シリンダ
ードライヤー抄紙機で抄紙し,濃度9.0%の酸化澱粉
(商品名:SK−20、日本コーンスターチ(株)製)
溶液に、合成サイズ剤(商品名:ハマーコートS−70
0、ミサワセラミックケミカル(株)製)0.5%を添
加して得られた塗被液を乾燥重量で5g/m2 となるよ
うにサイズプレスで塗被、乾燥後、4段スーパーキャレ
ンダーで処理して、84g/m2 の表面基材を製造し
た。
【0033】「粘着シートの製造」米坪85g/m2
グラシン紙にシリコーン剥離剤(商品名:KS−77
0、信越化学(株)製)を乾燥重量で0.9g/m2
なるようにバーコーターで塗被、乾燥し剥離シートを得
た。この剥離シートの剥離剤層面上に2液架橋型アクリ
ル系粘着剤(商品名:サイビノールX−388−429
E、サイデン化学(株)製)を乾燥重量で25g/m2
となるようにロールコーターで塗被、乾燥し粘着剤層を
得た。次いで、この粘着剤層上面に前記表面基材を重ね
てプレスロールで貼り合わせ再剥離性粘着シートを製造
した。
【0034】実施例2 「表面基材の製造」実施例1において、パルプAを60
部、条件式、を満たすパルプC(L 値=2.10mm、 d
/D=0.60、C.S.F.500 ml)を40部使用した以外は、実
施例1と同様にして表面基材を製造した。 「粘着シートの製造」この表面基材を使用した以外は、
実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造した。
【0035】実施例3 「表面基材の製造」実施例1において、パルプAを70
部、パルプBを30部とした以外は、実施例1と同様に
して表面基材を製造した。「粘着シートの製造」この表
面基材を使用した以外は、実施例1と同様にして再剥離
性粘着シートを製造した。
【0036】実施例4 「表面基材の製造」実施例1において、カオリンを紙灰
分が6%になるように添加した以外は、実施例1と同様
にして表面基材を製造した。 「粘着シートの製造」この表面基材を使用した以外は、
実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造した。
【0037】実施例5 「表面基材の製造」実施例1において、濃度6.0%の
酸化澱粉溶液に合成サイズ剤0.3%を添加して得られ
た塗被液を、乾燥重量で3g/m2 となるようにサイズ
プレスで塗被、乾燥した以外は、実施例1と同様にして
表面基材を製造した。 「粘着シートの製造」この表面基材を使用した以外は、
実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造した。
【0038】実施例6 「表面基材の製造」実施例1と同様にして表面基材を製
造した。「粘着シートの製造」実施例1において、2液
架橋型アクリル系粘着剤として、商品名:AE224、
日本合成ゴム(株)製を乾燥重量で20g/m2 となる
ようにロールコーターで塗被、乾燥し粘着剤層を得た以
外は、実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造
した。
【0039】実施例7 実施例1で得られた表面基材の表面に、重質炭酸カルシ
ウム100部(商品名:FMT−MAT、(株)ファイ
マテック製)、スチレン−ブタジエン共重合体ラテック
ス6部(商品名:T−038、日本合成ゴム(株)
製)、リン酸エステル化澱粉6部(商品名:ニールガム
A−55、松谷化学(株)製)からなる塗被組成物(固
形分濃度30%)を乾燥重量で10g/m2 となるよう
にエアーナイフコータで塗被、乾燥した後、12段スー
パーキャレンダーを使用して、線圧200Kg/cm、金
属ロール温度50℃の条件下で加圧処理を施し、平滑化
処理した塗被紙を表面基材として用いた以外は、実施例
1と同様にして再剥離性粘着シートを得た。
【0040】比較例1 「表面基材の製造」実施例1において、パルプAを80
部、パルプBを20部とした以外は、実施例1と同様に
して表面基材を製造した。 「粘着シートの製造」この表面基材を使用した以外は、
実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造した。
【0041】比較例2 「表面基材の製造」実施例1において、パルプAを90
部、パルプBを10部とした以外は、実施例1と同様に
して表面基材を製造した。 「粘着シートの製造」この表面基材を使用した以外は、
実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造した。
【0042】比較例3 「表面基材の製造」実施例1において、カオリンを紙灰
分が20%になるように添加した以外は、実施例1と同
様にして表面基材を製造した。 「粘着シートの製造」この表面基材を使用した以外は、
実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造した。
【0043】比較例4 「表面基材の製造」実施例1において、塗被液のかわり
に、水をサイズプレスで塗被、乾燥した以外は、実施例
1と同様にして表面基材を製造した。「粘着シートの製
造」この表面基材を使用した以外は、実施例1と同様に
して再剥離性粘着シートを製造した。
【0044】比較例5 「表面基材の製造」実施例1と同様にして表面基材を製
造した。 「粘着シートの製造」実施例1において、2液架橋型ア
クリル系粘着剤として、商品名:AE245、日本合成
ゴム(株)製を乾燥重量で20g/m2 となるようにロ
ールコーターで塗被、乾燥し粘着剤層を得た以外は、実
施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造した。
【0045】比較例6 「表面基材の製造」実施例1と同様にして表面基材を製
造した。 「粘着シートの製造」実施例1において、2液架橋型ア
クリル系粘着剤として、商品名:BPW−5464、東
洋インキ製造(株)製を乾燥重量で18g/m2 となる
ようにロールコーターで塗被、乾燥し粘着剤層を得た以
外は、実施例1と同様にして再剥離性粘着シートを製造
した。
【0046】このようにして得られた13種類の粘着シ
ートについて下記の評価を行い、その結果を表1に示し
た。
【0047】
【表1】
【0048】各評価項目の評価法は,下記の通りであ
る。 〔L値(長さ加重平均繊維長)の測定〕J.TAPPI
No.52に定める方法でパルプ繊維の長さ加重平均
繊維長(μm)を測定した。 〔d/Dの測定〕ミクロト−ムで作られたパルプ繊維の
薄い切片を顕微鏡写真で撮影し、その平均繊維径及び平
均ル−メン径を測定し、d/Dを算出した。
【0049】〔接着力の測定〕JIS Z0237に準拠
した方法で、ポリスチレン板に対する接着力を引張り速
さ50mm/minで測定した。(単位:g/25m
m)
【0050】〔浮きめくれの測定〕25mm×100m
mの粘着シートサンプルをポリスチレン板に圧着し、7
0℃で7日間処理した後、試験片の浮きめくれを目視で
判定した。 ◎:浮きめくれは全くみられない。 ○:やや浮きめくれがみられるが、実用上問題無い。 ×:浮きめくれがみられ、実用上問題である。
【0051】〔再剥離性の測定〕25mm×100mm
の粘着シートサンプルをポリスチレン板に圧着し、70
℃で7日間処理した後、10m/minの速さで試験片
を剥がした。 ◎:上紙破れ、被着体糊残りが無く、楽に剥がせた。 ○:やや上紙破れがあるが楽に剥がせ、実用上問題無
い。 △:上紙破れがあり、やや苦労して剥がせた。 ×:上紙破れがひどく、再剥離は困難である。
【0052】〔熱転写記録時の印字のシャープさ評価〕
神鋼電機製熱転写プリンタを用いて格子、ベタ、網点を
有するテストパターンを記録し、その記録面をドットア
ナライザー(DA−3000/KSシステムズ(株)販
売)により、30倍に拡大し、目視により評価した。 ◎:細線が非常にシャープで極めて優れている。 ○:細線がシャープで良好である。
【0053】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、本発明
の再剥離性粘着シートは、貼付け時には不必要な浮きめ
くれが無く、且つ優れた再剥離性を有すると同時に、印
字効果の優れたものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 英明 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 神崎 製紙株式会社神崎工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離シート、粘着剤層、表面基材を積層
    してなる再剥離性粘着シートにおいて、該表面基材が、
    下記、式を満たすパルプ繊維を全パルプ繊維中の2
    5重量%以上、填料を全パルプ繊維分に対して2〜10
    重量%含有してなる基紙の表面に、少なくとも澱粉及び
    合成サイズ剤を含有する塗被液を塗被、乾燥した表面基
    材であり、且つ該粘着剤層を形成する粘着剤が、エマル
    ジョン系または溶剤系の2液架橋型粘着剤であって、J
    IS Z0237に準拠するポリスチレン板に対する18
    0°接着力が引張り速さ50mm/minにおいて20
    0g/25mm以上であることを特徴とする再剥離性粘
    着シート。 1.0≦ L ≦3.0 0.4≦d/D≦0.8 L:J.TAPPI No.52 に定める方法で測定した長
    さ加重平均繊維長(mm) D:顕微鏡写真法にて測定した平均繊維径(μm) d:顕微鏡写真法にて測定した平均ルーメン径(μm)
  2. 【請求項2】 表面基材と粘着剤層の間に顔料を含有す
    る下塗り層を設けた請求項1記載の再剥離性粘着シー
    ト。
  3. 【請求項3】 表面基材として、その表面に高分子化合
    物と顔料を主成分とする塗被組成物を設けた後、平滑化
    処理を施してなる塗被紙を用いる請求項1記載の再剥離
    性粘着シート。
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