JPH055927B2 - - Google Patents
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- JPH055927B2 JPH055927B2 JP2176736A JP17673690A JPH055927B2 JP H055927 B2 JPH055927 B2 JP H055927B2 JP 2176736 A JP2176736 A JP 2176736A JP 17673690 A JP17673690 A JP 17673690A JP H055927 B2 JPH055927 B2 JP H055927B2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
- D01H4/02—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by a fluid, e.g. air vortex
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
- D01H1/115—Spinning by false-twisting using pneumatic means
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
- D01H13/30—Moistening, sizing, oiling, waxing, colouring, or drying yarns or the like as incidental measures during spinning or twisting
- D01H13/302—Moistening, e.g. for wet spinning
Description
イ 発明の目的
〔産業上の利用分野〕
この発明は、糸に水分を付与することのできる
装置を有する紡績糸の製造装置に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 紡績糸は、公定水分率8.5%の水分を含んだ状
態で取引され、また、糸強力を上げるためにも糸
に水分を付与することが必要である。そのため
に、従来、紡績糸は、高い湿度を付与した紡績工
場内で製造したり、製造された巻糸パツケージを
吸湿室に入れたりして吸湿している。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の紡績糸の吸湿方法においては、紡績工場
あるいは吸湿室全体を高い湿度に維持しなければ
ならず、そのために多くの水を必要とし、加湿機
も大掛かりなものである。 この発明は、簡単な装置によつて紡績糸に効率
よく水分を付与することのできる紡績装置を提供
することを目的としている。 ロ 発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この発明の紡績装
置は、製造過程の糸の中心部に給水する装置を設
けたものである。 〔作用〕 上記のように構成された紡績装置においては、
糸が製造される過程で糸の中心に給水され、その
水は糸全体に及び、適度な水分付与となる。 〔実施例〕 図面を参照して、この発明の紡績装置の実施例
を説明する。 この紡績装置Aは、第1図に示すようにスライ
バ投入ガイド25に続いて配置された、バツクロ
ーラ対26、エプロン29を有するミドルローラ
対28、フロントローラ対20とからなるドラフ
トパートDの次に配置されている。なお、同図中
の左右に延びる線は、繊維束S又は糸Yの走行路
であり、27は、スライバ巾規制ガイドである。 第2図により、紡績装置Aの詳細を説明する。 1は、フレームに固定された支持プレートであ
り、これには、中空円筒状の軸受2と、スピンド
ル6及び回転体9のケーシング3が固定されてい
る。このケーシング3は、前後一対の分割型から
構成され、ネジ止めされている。 軸受2の内部には、ベアリング4,5を介して
スピンドル6が回転自在に支持されており、スピ
ンドル6の外周には中空のプーリ7が挿着されて
いる。 8は、プーリ7の外周に接触してユニツトに沿
つて懸回され、スピンドル6を高速回転するため
の無端状の駆動ベルトである。スピンドル6のベ
アリング5前方位置には、一体に回転体9を設け
ている。 スピンドル6の中心には繊維束通路10が貫通
形成してあり、この通路10の中心とケーシング
3の各中心は、共に繊維束Sの走行路と一致する
同一直線上に位置している。 スピンドル6の入口6aの外径は充分に小さ
く、入口6aに続く部分は、外径が回転体9に向
けて増大する円錐状部6bに形成している。 スピンドル入口6aとフロントローラ20のニ
ツプ点Nとの距離は、繊維束Sを構成する繊維の
平均長より短くなるように設定する。 ケーシング3のスピンドル6及び回転体9を覆
う部分は、スピンドル6の入口6a近傍を小径円
筒状の中空室11としており、この中空室11に
続く部分を、大きな角度で開いた円錐状の中空室
12としている。 小径の中空室11より前方は、ノズルブロツク
23によつて、スピンドル6の先端径よりも僅か
に大径の円筒状にしてあり、その円筒状部は繊維
束Sのガイド通路となるものである。円錐状の中
空室12の手前には、環状の中空室14と、それ
に続く接線方向の空気逃し孔15が形成してあ
る。この空気逃し孔15には空気吸引パイプが連
結されている。 ケーシング3の内部には、、ノズルブロツク2
3との間に中空の空気溜16を形成している。ノ
ズルブロツク23には、空気溜16からスピンド
ル6の入口6a方向へ向き、かつ中空室11に対
して接線方向を向いた4つの空気噴射ノズル17
が形成してあり、空気溜16には、孔18を介し
てエアホース19が接続してある。ノズル17の
向きは、スピンドル6の回転方向と同一に設定し
てあり、その噴射圧力は4Kg/cm2程度である。 ホース19から供給される圧縮空気は、空気溜
16に流入した後、ノズル17から中空室11内
に噴出し、スピンドル入口6aの近傍に高速の旋
回空気流を生じさせる。 この空気流は、中空室11内部で旋回した後、
円錐状中空室12内をゆるく旋回しながら外方へ
拡散し、逃し孔15方向へと導かれ、排出され
る。同時に、この空気流は、フロントローラ20
のニツプ点Nからケーシング3の中空部内へと流
入する吸引空気流を発生させる。 更に、ノズルブロツク23の内壁には、注水ガ
イドブロツク13を固定している。注水ガイドブ
ロツク13は、一端を細い棒状に突出した円柱状
をしており、その一側を切り欠いてノズルブロツ
ク23との間に間〓24を形成し、繊維束Sのガ
イド通路としている。 注水ガイドブロツク13の長手方向には、スピ
ンドル6の通路10の中心線に合致する導水路2
2が穿設してあり、ホース31によつて水を供給
するようにしてある。これは、糸の内部に給水し
て公定水分率(糸重量の8.5%)を確保し、糸強
力を増すためのものであり、水に油剤を混入する
こともできる。導水路22の直径は1mm以下の細
いものほどよく、給水量は98c.c./時である。この
ようにして糸中心から給水する代わりに、旋回気
流を噴射するノズル17から水を空気と共に噴射
することも考えられるが、これは、繊維及び装置
内部に水が付き、繊維が装置内部に付着するので
好ましくない。なお、スピンドル6の通路10内
に糸表面に給水する水溜を設けてもよい。 注水ガイドブロツク13の棒状突出部13aの
先端は、スピンドル6の入口6aに臨ませてお
り、第2図では、スピンドル6の入口6aから通
路10内部へ若干入つた位置にある場合を示して
いる。その状態が最も好ましく、製造される糸
も、最もリング糸に近い外観を呈している。しか
しながら、条件によつては入口6a端面から離反
した位置をとることも可能であり、リンズ糸に近
い外観を有する糸を製造することができる。これ
らの糸は、強力特性においてもリング糸と比べて
遜色がない。 注水ガイドブロツク13の棒状突出部13a
は、後述する糸形成過程における撚の伝播を阻止
し、あるいは中心繊維束の代わりを一時的に果た
す、いわゆる疑似芯の働きをなし、従来の空気式
結束紡績糸に顕著に現れる無撚の芯繊維束の形成
を阻止して事実上巻付繊維のみによつて糸を形成
する働きをなすものである。 21は、キヤツプである。 ここで、糸速度100m/min、トータルドラフ
ト68、フロントローラに対するデリベリーロー
ラの周速比0.98、スピンドルを停止、供給繊維束
の太さ28G/Y、ノズル径0.6mm−6本、空気噴
射角度45°、噴射圧力4Kg/cm2、注水ガイドブロ
ツクの棒状突出部径1.2mm、導水路径0.2mm、給水
量89c.c./時の条件で糸を製造し、その糸特性を測
定してみた。その結果(平均値)は第1表のとお
りである。
装置を有する紡績糸の製造装置に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 紡績糸は、公定水分率8.5%の水分を含んだ状
態で取引され、また、糸強力を上げるためにも糸
に水分を付与することが必要である。そのため
に、従来、紡績糸は、高い湿度を付与した紡績工
場内で製造したり、製造された巻糸パツケージを
吸湿室に入れたりして吸湿している。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の紡績糸の吸湿方法においては、紡績工場
あるいは吸湿室全体を高い湿度に維持しなければ
ならず、そのために多くの水を必要とし、加湿機
も大掛かりなものである。 この発明は、簡単な装置によつて紡績糸に効率
よく水分を付与することのできる紡績装置を提供
することを目的としている。 ロ 発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この発明の紡績装
置は、製造過程の糸の中心部に給水する装置を設
けたものである。 〔作用〕 上記のように構成された紡績装置においては、
糸が製造される過程で糸の中心に給水され、その
水は糸全体に及び、適度な水分付与となる。 〔実施例〕 図面を参照して、この発明の紡績装置の実施例
を説明する。 この紡績装置Aは、第1図に示すようにスライ
バ投入ガイド25に続いて配置された、バツクロ
ーラ対26、エプロン29を有するミドルローラ
対28、フロントローラ対20とからなるドラフ
トパートDの次に配置されている。なお、同図中
の左右に延びる線は、繊維束S又は糸Yの走行路
であり、27は、スライバ巾規制ガイドである。 第2図により、紡績装置Aの詳細を説明する。 1は、フレームに固定された支持プレートであ
り、これには、中空円筒状の軸受2と、スピンド
ル6及び回転体9のケーシング3が固定されてい
る。このケーシング3は、前後一対の分割型から
構成され、ネジ止めされている。 軸受2の内部には、ベアリング4,5を介して
スピンドル6が回転自在に支持されており、スピ
ンドル6の外周には中空のプーリ7が挿着されて
いる。 8は、プーリ7の外周に接触してユニツトに沿
つて懸回され、スピンドル6を高速回転するため
の無端状の駆動ベルトである。スピンドル6のベ
アリング5前方位置には、一体に回転体9を設け
ている。 スピンドル6の中心には繊維束通路10が貫通
形成してあり、この通路10の中心とケーシング
3の各中心は、共に繊維束Sの走行路と一致する
同一直線上に位置している。 スピンドル6の入口6aの外径は充分に小さ
く、入口6aに続く部分は、外径が回転体9に向
けて増大する円錐状部6bに形成している。 スピンドル入口6aとフロントローラ20のニ
ツプ点Nとの距離は、繊維束Sを構成する繊維の
平均長より短くなるように設定する。 ケーシング3のスピンドル6及び回転体9を覆
う部分は、スピンドル6の入口6a近傍を小径円
筒状の中空室11としており、この中空室11に
続く部分を、大きな角度で開いた円錐状の中空室
12としている。 小径の中空室11より前方は、ノズルブロツク
23によつて、スピンドル6の先端径よりも僅か
に大径の円筒状にしてあり、その円筒状部は繊維
束Sのガイド通路となるものである。円錐状の中
空室12の手前には、環状の中空室14と、それ
に続く接線方向の空気逃し孔15が形成してあ
る。この空気逃し孔15には空気吸引パイプが連
結されている。 ケーシング3の内部には、、ノズルブロツク2
3との間に中空の空気溜16を形成している。ノ
ズルブロツク23には、空気溜16からスピンド
ル6の入口6a方向へ向き、かつ中空室11に対
して接線方向を向いた4つの空気噴射ノズル17
が形成してあり、空気溜16には、孔18を介し
てエアホース19が接続してある。ノズル17の
向きは、スピンドル6の回転方向と同一に設定し
てあり、その噴射圧力は4Kg/cm2程度である。 ホース19から供給される圧縮空気は、空気溜
16に流入した後、ノズル17から中空室11内
に噴出し、スピンドル入口6aの近傍に高速の旋
回空気流を生じさせる。 この空気流は、中空室11内部で旋回した後、
円錐状中空室12内をゆるく旋回しながら外方へ
拡散し、逃し孔15方向へと導かれ、排出され
る。同時に、この空気流は、フロントローラ20
のニツプ点Nからケーシング3の中空部内へと流
入する吸引空気流を発生させる。 更に、ノズルブロツク23の内壁には、注水ガ
イドブロツク13を固定している。注水ガイドブ
ロツク13は、一端を細い棒状に突出した円柱状
をしており、その一側を切り欠いてノズルブロツ
ク23との間に間〓24を形成し、繊維束Sのガ
イド通路としている。 注水ガイドブロツク13の長手方向には、スピ
ンドル6の通路10の中心線に合致する導水路2
2が穿設してあり、ホース31によつて水を供給
するようにしてある。これは、糸の内部に給水し
て公定水分率(糸重量の8.5%)を確保し、糸強
力を増すためのものであり、水に油剤を混入する
こともできる。導水路22の直径は1mm以下の細
いものほどよく、給水量は98c.c./時である。この
ようにして糸中心から給水する代わりに、旋回気
流を噴射するノズル17から水を空気と共に噴射
することも考えられるが、これは、繊維及び装置
内部に水が付き、繊維が装置内部に付着するので
好ましくない。なお、スピンドル6の通路10内
に糸表面に給水する水溜を設けてもよい。 注水ガイドブロツク13の棒状突出部13aの
先端は、スピンドル6の入口6aに臨ませてお
り、第2図では、スピンドル6の入口6aから通
路10内部へ若干入つた位置にある場合を示して
いる。その状態が最も好ましく、製造される糸
も、最もリング糸に近い外観を呈している。しか
しながら、条件によつては入口6a端面から離反
した位置をとることも可能であり、リンズ糸に近
い外観を有する糸を製造することができる。これ
らの糸は、強力特性においてもリング糸と比べて
遜色がない。 注水ガイドブロツク13の棒状突出部13a
は、後述する糸形成過程における撚の伝播を阻止
し、あるいは中心繊維束の代わりを一時的に果た
す、いわゆる疑似芯の働きをなし、従来の空気式
結束紡績糸に顕著に現れる無撚の芯繊維束の形成
を阻止して事実上巻付繊維のみによつて糸を形成
する働きをなすものである。 21は、キヤツプである。 ここで、糸速度100m/min、トータルドラフ
ト68、フロントローラに対するデリベリーロー
ラの周速比0.98、スピンドルを停止、供給繊維束
の太さ28G/Y、ノズル径0.6mm−6本、空気噴
射角度45°、噴射圧力4Kg/cm2、注水ガイドブロ
ツクの棒状突出部径1.2mm、導水路径0.2mm、給水
量89c.c./時の条件で糸を製造し、その糸特性を測
定してみた。その結果(平均値)は第1表のとお
りである。
【表】
したものである。
第1表を見ると、乾燥している糸は弱いこと及
び注水ガイドブロツクの導水路から水を供給して
糸を製造すると、確かに糸強力、撚数が向上し、
伸度が下がることがわかる。 次に、この実撚風糸製造装置Aによる糸の製造
過程を説明する。 ドラフト装置Dでドラフトされ、フロントロー
ラ20から送り出された繊維束Sは、注水ガイド
ブロツク13とノズルブロツク23との間の間〓
24から吸引される空気流によつて装置内に引き
込まれるが、このフロントローラ20からの繊維
束Sの送出に先立つて、図示しないサクシヨンパ
イプ先端がキヤツプ21の出口30に当接され、
スピンドル6内へ吸引する空気流が生じる。従つ
て、この空気流により、間〓24を進入してくる
繊維束Sは、円滑にスピンドル6の内へ吸引され
る。 スピンドル6内を通つてサクシヨンパイプ内へ
吸引された糸は、サクシヨンパイプの移動によつ
て糸継ぎ装置へと導入され、同様にサクシヨンマ
ウスによつて導入されているパツケージ側の糸と
糸継ぎされる。 キヤツプ21の出口30下流側に設けてあるデ
リベリローラの周速は、フロントローラ20の周
速よりも僅かに大に設定してあり、紡績中にこの
装置Aの中を通る繊維束Sに対して、常時テンシ
ヨンが掛かるようにしている。 繊維束Sは、ノズル17からの噴出空気流の作
用により、スピンドル6の入口6a内に導かれ、
スピンドル入口6a近傍において旋回する圧縮空
気流の作用を受け、同方向に少し仮撚される。こ
のとき繊維束Sは、注水ガイドブロツク13の棒
状突出部13aが存在することによつて、この棒
状突出部13aの占める空間内に位置することが
不可能である(その際、注水ガイドブロツク13
の導水路22から繊維束Sの中心に水分が付与さ
れる)。従つて、全ての繊維が棒状突出部13a
の周囲に位置することになり、空気流に直接さら
され、全外周のいたる所から分離され、その内側
に位置する繊維も空気流にさらされて繊維束Sか
ら分離する力を受ける。しかしながら、繊維の先
端がスピンドル6の入口6a位置にあるとき、そ
の先端は上記したように仮撚を受けているため、
容易に分離しない。また、その繊維の後端は、フ
ロントローラ20にニツプされている又はノズル
17から遠い位置にあつて空気の作用をあまり受
けないため、未だ分離していない。繊維の後端
は、フロントローラ20から離脱してノズル17
からの空気流を強く受ける位置にやつてきて、は
じめて繊維束Sから分離する。分離された繊維後
端は、空気流の作用によりスピンドル6の入口6
a部に1回又は複数回巻き付き、続いてスピンド
ル6の円錐状部6bに少し巻きついた後、回転体
9に案内されて外側へ延びる。 更に繊維束Sは第2図の下方へと走行し続け、
一方、スピンドル6が回転しているため、繊維後
端は、繊維束Sの周囲を旋回しながら徐々に引き
出される。 この結果、繊維は繊維束Sの周囲にらせん状に
巻き付き、繊維束Sは紡績糸Yとなつて繊維束通
路10を通過する。 巻付繊維の巻付方向は、ノズル17の方向及び
スピンドル6の回転方向によつて定まる。ノズル
17による空気流の旋回方向は、巻付繊維の巻付
方向を乱さず、また繊維先端が分離することのな
いよう、スピンドル6の回転方向と同一方向に設
定することが好ましい。 上述のごとく、本実施例の装置によれば、スピ
ンドル6からフロントローラ20側へ伝播しよう
とする仮撚が、注水ガイドブロツク13の棒状突
出部13aによつてその伝播を阻止され、フロン
トローラ20を出た繊維束Sが仮撚によつて撚り
こまれるということもなく、ほとんどの繊維が巻
付き繊維となる。このことは、棒状突出部13a
を有しない場合に、フロントローラ20から送り
出される偏平状繊維束のローラ巾方向中央付近に
走行方向の筋状部分が生じることによつて確認す
ることができる。 なお、この実施例では、スピンドルにより撚り
を掛けるタイプの装置について説明したが、他の
紡績装置、例えば、2ノズルタイプの結束紡績糸
製造装置の第1ノズル入口にガイド部材を設けた
り、ノズルとニツプ式ツイスターによる紡績装
置、1ノズルタイプの紡績装置への適用も条件に
よつては可能である。また、スピンドル6は、糸
に撚を掛ける補助をするものであつて、これが回
転しなくても、糸によつては、製造可能である。
従つて、スピンドル6は、必ずしも回転するもの
である必要はない。 ハ 発明の効果 この発明は、以上説明したように構成されてい
るので、以下に記載するような効果を奏する。 即ち、従来のように紡績工場内を高湿とした
り、別に吸湿室を設ける必要もなく、簡単な装置
で必要量の水分を糸に効率よく付与することがで
き、紡績性もよくなる上、装置内に水分と共に繊
維が付着することもない。そして、なによりも生
産コストを大幅に下げることができる。
第1表を見ると、乾燥している糸は弱いこと及
び注水ガイドブロツクの導水路から水を供給して
糸を製造すると、確かに糸強力、撚数が向上し、
伸度が下がることがわかる。 次に、この実撚風糸製造装置Aによる糸の製造
過程を説明する。 ドラフト装置Dでドラフトされ、フロントロー
ラ20から送り出された繊維束Sは、注水ガイド
ブロツク13とノズルブロツク23との間の間〓
24から吸引される空気流によつて装置内に引き
込まれるが、このフロントローラ20からの繊維
束Sの送出に先立つて、図示しないサクシヨンパ
イプ先端がキヤツプ21の出口30に当接され、
スピンドル6内へ吸引する空気流が生じる。従つ
て、この空気流により、間〓24を進入してくる
繊維束Sは、円滑にスピンドル6の内へ吸引され
る。 スピンドル6内を通つてサクシヨンパイプ内へ
吸引された糸は、サクシヨンパイプの移動によつ
て糸継ぎ装置へと導入され、同様にサクシヨンマ
ウスによつて導入されているパツケージ側の糸と
糸継ぎされる。 キヤツプ21の出口30下流側に設けてあるデ
リベリローラの周速は、フロントローラ20の周
速よりも僅かに大に設定してあり、紡績中にこの
装置Aの中を通る繊維束Sに対して、常時テンシ
ヨンが掛かるようにしている。 繊維束Sは、ノズル17からの噴出空気流の作
用により、スピンドル6の入口6a内に導かれ、
スピンドル入口6a近傍において旋回する圧縮空
気流の作用を受け、同方向に少し仮撚される。こ
のとき繊維束Sは、注水ガイドブロツク13の棒
状突出部13aが存在することによつて、この棒
状突出部13aの占める空間内に位置することが
不可能である(その際、注水ガイドブロツク13
の導水路22から繊維束Sの中心に水分が付与さ
れる)。従つて、全ての繊維が棒状突出部13a
の周囲に位置することになり、空気流に直接さら
され、全外周のいたる所から分離され、その内側
に位置する繊維も空気流にさらされて繊維束Sか
ら分離する力を受ける。しかしながら、繊維の先
端がスピンドル6の入口6a位置にあるとき、そ
の先端は上記したように仮撚を受けているため、
容易に分離しない。また、その繊維の後端は、フ
ロントローラ20にニツプされている又はノズル
17から遠い位置にあつて空気の作用をあまり受
けないため、未だ分離していない。繊維の後端
は、フロントローラ20から離脱してノズル17
からの空気流を強く受ける位置にやつてきて、は
じめて繊維束Sから分離する。分離された繊維後
端は、空気流の作用によりスピンドル6の入口6
a部に1回又は複数回巻き付き、続いてスピンド
ル6の円錐状部6bに少し巻きついた後、回転体
9に案内されて外側へ延びる。 更に繊維束Sは第2図の下方へと走行し続け、
一方、スピンドル6が回転しているため、繊維後
端は、繊維束Sの周囲を旋回しながら徐々に引き
出される。 この結果、繊維は繊維束Sの周囲にらせん状に
巻き付き、繊維束Sは紡績糸Yとなつて繊維束通
路10を通過する。 巻付繊維の巻付方向は、ノズル17の方向及び
スピンドル6の回転方向によつて定まる。ノズル
17による空気流の旋回方向は、巻付繊維の巻付
方向を乱さず、また繊維先端が分離することのな
いよう、スピンドル6の回転方向と同一方向に設
定することが好ましい。 上述のごとく、本実施例の装置によれば、スピ
ンドル6からフロントローラ20側へ伝播しよう
とする仮撚が、注水ガイドブロツク13の棒状突
出部13aによつてその伝播を阻止され、フロン
トローラ20を出た繊維束Sが仮撚によつて撚り
こまれるということもなく、ほとんどの繊維が巻
付き繊維となる。このことは、棒状突出部13a
を有しない場合に、フロントローラ20から送り
出される偏平状繊維束のローラ巾方向中央付近に
走行方向の筋状部分が生じることによつて確認す
ることができる。 なお、この実施例では、スピンドルにより撚り
を掛けるタイプの装置について説明したが、他の
紡績装置、例えば、2ノズルタイプの結束紡績糸
製造装置の第1ノズル入口にガイド部材を設けた
り、ノズルとニツプ式ツイスターによる紡績装
置、1ノズルタイプの紡績装置への適用も条件に
よつては可能である。また、スピンドル6は、糸
に撚を掛ける補助をするものであつて、これが回
転しなくても、糸によつては、製造可能である。
従つて、スピンドル6は、必ずしも回転するもの
である必要はない。 ハ 発明の効果 この発明は、以上説明したように構成されてい
るので、以下に記載するような効果を奏する。 即ち、従来のように紡績工場内を高湿とした
り、別に吸湿室を設ける必要もなく、簡単な装置
で必要量の水分を糸に効率よく付与することがで
き、紡績性もよくなる上、装置内に水分と共に繊
維が付着することもない。そして、なによりも生
産コストを大幅に下げることができる。
第1図はこの発明の装置を適用した紡績装置の
実施例を示す概略図、第2図はこの発明の装置の
断面図である。 6……スピンドル、6a……スピンドル入口、
13……注水ガイドブロツク、13a……注水ガ
イドブロツクの棒状突出部、17……ノズル、2
2……注水ガイドブロツクの導水路、23……ノ
ズルブロツク、D……ドラフト装置、S……繊維
束。
実施例を示す概略図、第2図はこの発明の装置の
断面図である。 6……スピンドル、6a……スピンドル入口、
13……注水ガイドブロツク、13a……注水ガ
イドブロツクの棒状突出部、17……ノズル、2
2……注水ガイドブロツクの導水路、23……ノ
ズルブロツク、D……ドラフト装置、S……繊維
束。
Claims (1)
- 1 製造過程の糸の中心部に給水する装置を設け
た紡績装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ITRM910481A IT1250050B (it) | 1990-07-04 | 1991-07-03 | Apparecchio di filatura |
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CH1988/91A CH685398A5 (de) | 1990-07-04 | 1991-07-04 | Spinnmaschine mit einer Vorrichtung zum Befeuchten der Garne. |
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0465535A JPH0465535A (ja) | 1992-03-02 |
JPH055927B2 true JPH055927B2 (ja) | 1993-01-25 |
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---|---|---|---|
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