JPH0559234B2 - - Google Patents

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JPH0559234B2
JPH0559234B2 JP58002516A JP251683A JPH0559234B2 JP H0559234 B2 JPH0559234 B2 JP H0559234B2 JP 58002516 A JP58002516 A JP 58002516A JP 251683 A JP251683 A JP 251683A JP H0559234 B2 JPH0559234 B2 JP H0559234B2
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JP
Japan
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door
time
passing
automatic door
traffic
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58002516A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59126883A (ja
Inventor
Masahiro Sai
Koji Kaminaka
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
Application filed by Nabco Ltd filed Critical Nabco Ltd
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Publication of JPS59126883A publication Critical patent/JPS59126883A/ja
Publication of JPH0559234B2 publication Critical patent/JPH0559234B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、通行体が自動扉を通行する通行頻
度に応じて扉を閉じる際の扉開放保持時間を変化
させる自動扉の開閉制御方法に関する。
周知のように、自動扉は、人等の通行体がこの
自動扉を通行し終えて検知スイツチが通行体を検
知しなくなつた後も、直ぐに扉を閉めずに、扉開
放保持時間として設定した所定時間の間扉を開い
たままの状態で保持し、この所定時間が経過して
から扉を閉じるような開閉制御を行うことがあ
る。これは、検知スイツチが通行体を検知しなく
なつた後直ぐに扉を閉じると、扉が通行体を挟む
危険や通行する人に恐怖感を与えるおそれがある
からである。ところが、一般に通行体が自動扉を
通行する通行頻度は、時間帯によつて大きく異な
るものであり、例えばオフイス街の建物の入口に
設けた自動扉では、朝夕及び昼休み時間の通行頻
度が他の時間帯に比べ極めて高いものとなる。こ
のため、自動扉の扉開放保持時間を一律に長い時
間となるように設定すると、通行頻度の低い時間
帯では、通行体がまばらにしか通行しないので、
通行体が通行し終えた後も長時間扉が開け放され
た状態となり、その際に建物内の空気が大量に外
へ流れ出し、建物内の空調設備に大きなエネルギ
ーの損失を与えることになる。しかし、自動扉の
扉開放保持時間を一律に短い時間となるように設
定すると、今度は通行頻度の高い時間帯で、多く
の通行体が続けて通行することになるので、先の
通行体が通行し終えて短い扉開放保持時間が経過
し扉が閉じ始めても、扉が全閉位置に達するまで
にまた直ぐに次の通行体がやつて来るために扉を
反転して開かなければならなくなることが多くな
り、扉開放のためのエネルギーが無駄になるだけ
でなく、通行する人にあわただしい印象や通行へ
の不安感を与え、通行が円滑に行われないおそれ
もあり、扉開放保持時間を設けた意味がなくな
る。
この発明は、このような事情に鑑みなされたも
のであつて、通行体が自動扉を通行する通行頻度
に応じて扉開放保持時間を変化させることによ
り、通行頻度が低い時間帯には扉開放保持時間を
短くし、通行頻度が高い時間帯には扉開放保持時
間を長くすることができる自動扉の開閉制御方法
を提供することを目的とする。
この発明の構成を説明する。
この発明の自動扉の開閉制御方法は、通行体が
自動扉を通行し終えた後、直ぐに扉を閉じずに、
扉開放保持時間として設定した所定時間が経過し
てから扉を閉じるようにした自動扉の開閉制御方
法において、扉の表面近傍に且つその扉開閉方向
に沿つた投光光線を有する光電スイツチからの信
号に基づいて、一定時間内に自動扉を通行した通
行体の通行数を検知し、この通行数に応じて、こ
の通行数が多いほど時間が長くなるように扉開放
保持時間を設定することを特徴とする。
一定時間内に自動扉を通行した通行体の通行数
を検知することにより、その時間内の通行頻度の
平均値を得ることができる。すなわち、通行数が
多いと通行頻度が高く、通行数が少ないと通行頻
度が低いことになる。そして、扉開放保持時間
は、この通行数に応じて、この通行数が多いほ
ど、すなわち通行頻度が高いほど時間が長くなる
ように設定される。この設定された扉開放保持時
間は、対応する通行数の検知を終えてから次の新
たな通行数を検知するまでの間有効であり、次の
新たな通行数の検知が行われると、この新たな通
行数に応じて設定を変更する。このように、扉開
放保持時間は、設定の変更を繰り返すことによ
り、その時々の通行頻度に応じた長さの時間に設
定される。
上記のように構成されたこの発明の自動扉の開
閉制御方法は、通行頻度が低い時間帯には、扉開
放保持時間が短くなるので、通行体が自動扉を通
行し終えた後も扉が長時間開け放されたままとな
るようなことがなくなり、空調設備にエネルギー
の無駄な損失を与えることがなく、また、通行頻
度が高い時間帯には、扉開放保持時間が長くなる
ので、頻繁に扉が開閉を繰り返すようなことがな
くなり、無駄に扉開放のためのエネルギーが使わ
れることがないだけでなく、通行する人にあわた
だしい印象や通行への不安感を与えるおそれもな
く通行が円滑に行われるという効果を得ることが
できる。更に、この発明の自動扉の開閉制御方法
は、扉の表面近傍に且つその扉開閉方向に沿つた
投光光線を有する光電スイツチからの信号に基づ
いて、自動扉を通行した通行体の通行数を検知す
るように構成されているので、その検知が正確に
行われる。つまり、この種の自動扉には、扉への
通行体の接近を検知する検知エリアが設けられて
おり、この検知エリアは扉の表面近傍より通路側
に突出した状態で存在するものであるため、仮り
にこの検知エリアからの信号に基づいて前記通行
数を検知するようにした場合には、自動扉を通行
することなく検知エリアを横切ることのみによつ
ても、通行体が自動扉を通行したものとしてカウ
ントされてしまい、検知エリアを横切るのみの通
行体が多くなれば前記通行数の検知に大きな誤差
が生じ、ひいては扉開放保持時間の制御に狂いが
生じるのであるが、本発明によれば扉の表面近傍
まで至った通行体即ち実際に自動扉を通行した通
行体のみが計数されることとなり、上記のような
誤差は生じないことになる。
この発明の自動扉の開閉制御方法の実施に使用
する装置の実施例を図面の記載に基づいて説明す
る。
この実施例の自動扉は、第1図に示すように、
引分方式の扉1,1の前後に設けたマツトスイツ
チ2,2と、この扉1,1の左右に設けた一対の
光電スイツチ3とが通行体を検知することにより
発する検知信号を制御装置4に送つて、扉1,1
の開閉を制御するようになつている。マツトスイ
ツチ2,2は、通行体が上に乗ることによりその
重さでスイツチがONとなつて検知信号を発する
検知スイツチであり、光電スイツチ3は、通行体
が光を遮ることによりスイツチがONとなつて検
知信号を発する検知スイツチである。この場合、
前記光電スイツチ3は、扉1の表面近傍に且つそ
の扉開閉方向に沿つた投光光線を有するものであ
るのに対し、マツトスイツチ2(検知エリア)
は、扉1の表面近傍より通路側に突出しているも
のである。制御装置4は、第2図に示すように、
マツトスイツチ2,2及び光電スイツチ3からの
検知信号を入力するOR回路5と、このOR回路
5の出力を扉開放保持時間回路6を介して入力す
る駆動制御回路7とが設けられ、この駆動制御回
路7の出力により駆動装置8を制御している。
この自動扉の開閉制御方法を説明する。まず、
いずれかのマツトスイツチ2,2又は光電スイツ
チ3が通行体を検知して検知信号を発すると、
OR回路5の出力が0信号から1信号に切り換わ
り、扉開放保持時間回路6を介して駆動制御回路
7に送られる。駆動制御回路7では、1信号を入
力すると、開指令信号を駆動装置8に発する。駆
動装置8は、この開指令信号を受けて、扉1,1
を開くように駆動する。次に、いずれのマツトス
イツチ2,2及び光電スイツチ3も通行体を検知
しなくなつた場合には、OR回路5の出力が1信
号から0信号に戻る。しかし、扉開放保持時間回
路6は、入力が1信号から0信号に切り換わつて
も、直ぐに出力を0信号に切り換えず、所定時間
が経過するまで出力を1信号のまま維持する。こ
の所定時間は、扉開放保持時間として設定された
時間である。そして、この所定時間が経過する
と、扉開放保持時間回路6の出力が0信号に切り
換わり、駆動制御回路7に送られる。駆動制御回
路7では、0信号を入力すると、閉指令信号を駆
動装置8に発する。駆動装置8は、この閉指令信
号を受けて、扉1,1を閉じるように駆動する。
このようにして、この自動扉の開閉制御方法は、
通行体が自動扉を通行し終えた後、直ぐに扉1,
1を閉じずに、扉開放保持時間として設定した所
定時間が経過してから、扉1,1を閉じるように
している。
この発明の自動扉の開閉制御方法の実施に使用
する装置の実施例は、上記のような自動扉の制御
装置4に、カウンタ回路9、保持回路10及び一
定時間回路11を設けることにより構成される。
カウンタ回路9は、光電スイツチ3からの通行体
の検知信号を入力し、その検知信号の発生回路を
計数することにより、通行体の通行数を検知する
回路である。保持回路10は、カウンタ回路9が
検知した通行数を信号として入力し、この通行数
を一旦記憶すると共に、扉開放保持時間回路6に
この記憶した通行数を信号として出力する回路で
ある。一定時間回路11は、調節可能な一定時間
ごとに、カウンタ回路9と保持回路10とにパル
ス信号を送る回路であり、カウンタ回路9では、
このパルス信号を受ける度にカウンタがリセツト
され、通行数の検知を始からやり直し、保持回路
10では、カウンタ回路9のカウンタがリセツト
する直前にパルス信号を受け、それまで記憶して
いた通行数を消去すると共に、その時までカウン
タ回路9が検知した通行数を新たに記憶する。保
持回路10で記憶された通行数は、扉開放保持時
間回路6に送られ、この通行数に応じた所定時間
に変換され扉開放保持時間として設定される。こ
の通行数の所定時間への変換は、通行数が多いほ
ど所定時間が長くなるように行われる。ただし、
この通行数がたとえ零であつても、所定時間は零
とはならずある程度の時間が確保される。これ
は、通行頻度が低い場合にもある程度の扉開放保
持時間を設けておかないと、扉が通行体を挟む危
険が生じるからである。また、通行数がある値以
上になつた場合にも、所定時間はそれ以上増えな
いようになつている。これは、扉開放保持時間
は、ある程度以上長くしても無駄であり、空調設
備のエネルギー損失を大きくするだけだからであ
る。
上記のように構成されたこの発明の自動扉の開
閉制御方法の実施に使用する装置の実施例は、例
えば、一定時間回路11の一定時間を5分間に調
節した場合は、自動扉を通行した通行体の通行数
の検知を5分間ごとに区切つて連続して行うこと
になる。そして、ある5分間内の通行数に応じ
て、次の通行数の検知が終了するまでの5分間に
おける扉開放保持時間が設定される。この通行数
と扉開放保持時間として設定される所定時間との
関係は、例えば、通行数が零人のとき、所定時間
を0.5秒として、通行数が1人増えるごとに所定
時間を0.1秒ずつ増やすようにする。ただし、通
行数が25人以上になつても、所定時間は3秒以上
増えないようにする。この発明は、通行数の検知
を連続しておこなわず、例えば1時間おきに5分
間行い、この5分間の検知の後、次の検知が終了
するまでの1時間の間その通行数に応じた扉開放
保持時間を設定することもできる。しかし、通行
頻度の変動が激しい自動扉では、実施例のように
通行体の検知を連続して行い、通行数の検知時間
と扉開放保持時間の設定を変更するまでの時間が
同じ時間間隔となるようにする方が有利である。
これは、通行数の検知時間は短過ぎると通行頻度
を示すための誤差が大きくなるが、扉開放保持時
間の設定を変更するまでの時間は長過ぎると通行
頻度の変動が激しい場合にその変動に十分対応し
得ないこととなり、しかも、扉開放保持時間の設
定を変更するまでの時間は通行数の検知時間より
短くすることができないからである。尚、この実
施例では、扉1,1付近の安全スイツチとして設
けた光電スイツチ3を、通行体の通行数の検知の
ための検知スイツチとして併用しているが、通行
数の検知のためには別途他の専用の検知スイツチ
を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施する自動扉の説明斜視
図、第2図はこの発明の実施例のブロツク線図を
それぞれ示す。 1……扉、3……光電スイツチ、6……扉開放
保持時間回路、9……カウンタ回路、10……保
持回路、11……一定時間回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通行体が自動扉を通行し終えた後、直ぐに扉
    を閉じずに、扉開放保持時間として設定した所定
    時間が経過してから扉を閉じるようにした自動扉
    の開閉制御方法において、 扉の表面近傍に且つその扉開閉方向に沿つた投
    光光線を有する光電スイツチからの信号に基づい
    て、一定時間内に自動扉を通行した通行体の通行
    数を検知し、この通行数に応じて、この通行数が
    多いほど時間が長くなるように扉開放保持時間を
    設定することを特徴とする自動扉の開閉制御方
    法。 2 自動扉を通行した通行体の通行数の検知を一
    定時間ごとに区切つて連続して行い、ある一定時
    間内の通行数に応じて、次の一定時間内における
    扉開放保持時間を設定するようにした特許請求の
    範囲第1項記載の自動扉の開閉制御方法。
JP58002516A 1983-01-10 1983-01-10 自動扉の開閉制御方法 Granted JPS59126883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002516A JPS59126883A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 自動扉の開閉制御方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP58002516A JPS59126883A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 自動扉の開閉制御方法

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Publication Number Publication Date
JPS59126883A JPS59126883A (ja) 1984-07-21
JPH0559234B2 true JPH0559234B2 (ja) 1993-08-30

Family

ID=11531530

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58002516A Granted JPS59126883A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 自動扉の開閉制御方法

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JPS59126883A (ja) 1984-07-21

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