JPH0559170B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0559170B2 JPH0559170B2 JP13079683A JP13079683A JPH0559170B2 JP H0559170 B2 JPH0559170 B2 JP H0559170B2 JP 13079683 A JP13079683 A JP 13079683A JP 13079683 A JP13079683 A JP 13079683A JP H0559170 B2 JPH0559170 B2 JP H0559170B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fillet
- crankshaft
- crank
- roller
- pressing force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 14
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 7
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D7/00—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
- C21D7/02—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working
- C21D7/04—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クランク軸のクランクピンの端部の
フイレツトを強化するためのクランク軸のローリ
ング加工方法に関する。
フイレツトを強化するためのクランク軸のローリ
ング加工方法に関する。
従来この種加工方法は、第1図に示す如くクラ
ンクピンaの端部のフイレツトbにローラCを圧
接させ、該ローラCによる加圧力を一定にして全
周に亘る均一なローリング加工を施すようにする
を一般とし、この場合該加圧力Fのクランクピン
aの軸方向分力F1により特にクランクアームd
の先端側のピン肩部eがx線示の如く変形し易く
なり、これを防止するため該肩部eを該分力F1
に耐え得るようy線示の如く増肉する必要があつ
て、クランク軸の重量増加の一因となる不都合を
伴う。
ンクピンaの端部のフイレツトbにローラCを圧
接させ、該ローラCによる加圧力を一定にして全
周に亘る均一なローリング加工を施すようにする
を一般とし、この場合該加圧力Fのクランクピン
aの軸方向分力F1により特にクランクアームd
の先端側のピン肩部eがx線示の如く変形し易く
なり、これを防止するため該肩部eを該分力F1
に耐え得るようy線示の如く増肉する必要があつ
て、クランク軸の重量増加の一因となる不都合を
伴う。
ここでエンジン実装時、クランクピンのフイレ
ツトのローリング加工による強化が不足すると、
フイレツトのクランクジヤーナル側の周面部分に
亀裂を生じ易いもので、換言すれば該部分を充分
に強化すれば、フイレツトを必ずしも全周に亘り
均一な加圧力でローリング加工する必要はない。
ツトのローリング加工による強化が不足すると、
フイレツトのクランクジヤーナル側の周面部分に
亀裂を生じ易いもので、換言すれば該部分を充分
に強化すれば、フイレツトを必ずしも全周に亘り
均一な加圧力でローリング加工する必要はない。
本発明は、この点に着目し、フイレツトのクラ
ンクアーム先端側の周面部分の加圧力を弱めるこ
とにより上記の不都合を解消し得るようにした加
工方法を提供することをその目的とするもので、
クランク軸のクランクピンの端部のフイレツトに
ローラを圧接させてローリング加工を施すように
したものにおいて、該ローラによる該フイレツト
の加圧力を、該フイレツトのクランクジヤーナル
側の周面部分で強くクランクアームの先端側の周
面部分で弱くなるように増減変化させたことを特
徴とする。
ンクアーム先端側の周面部分の加圧力を弱めるこ
とにより上記の不都合を解消し得るようにした加
工方法を提供することをその目的とするもので、
クランク軸のクランクピンの端部のフイレツトに
ローラを圧接させてローリング加工を施すように
したものにおいて、該ローラによる該フイレツト
の加圧力を、該フイレツトのクランクジヤーナル
側の周面部分で強くクランクアームの先端側の周
面部分で弱くなるように増減変化させたことを特
徴とする。
次いで本発明を別紙図面に付説明する。
第2図は本発明方法の実施に用いる装置を示
し、図中1,2はワークたるクランク軸Wをその
両端のクランクジヤーナルWa,Waにおいて把
持してこれをクランクピンWbと同軸に軸支する
駆動用と従動用の1対のワークホルダ、3は該ピ
ンWbの両端のフイレツトWc,Wcに各当接する
1対のローラ4,4をバツクアツプローラ5を介
して備える加工ヘツドを示し、該加工ヘツド3を
シリンダ6によりクランク軸W側に進退自在とし
て、その前進によれば該各ローラ4が該シリンダ
6に入力する流体圧に応じた加圧力で該各フイレ
ツトWcに圧接されるようにし、駆動用ワークホ
ルダ1の回転による該ピンWbを中心としたクラ
ンク軸Wの回転で該各フイレツトWcに全周に亘
るローリング加工が施されるようにした。
し、図中1,2はワークたるクランク軸Wをその
両端のクランクジヤーナルWa,Waにおいて把
持してこれをクランクピンWbと同軸に軸支する
駆動用と従動用の1対のワークホルダ、3は該ピ
ンWbの両端のフイレツトWc,Wcに各当接する
1対のローラ4,4をバツクアツプローラ5を介
して備える加工ヘツドを示し、該加工ヘツド3を
シリンダ6によりクランク軸W側に進退自在とし
て、その前進によれば該各ローラ4が該シリンダ
6に入力する流体圧に応じた加圧力で該各フイレ
ツトWcに圧接されるようにし、駆動用ワークホ
ルダ1の回転による該ピンWbを中心としたクラ
ンク軸Wの回転で該各フイレツトWcに全周に亘
るローリング加工が施されるようにした。
そして、流体圧力源7に進退切換弁8を介して
連る該シリンダ6の流体圧回路に圧力制御弁9を
介設し、該制御弁9を従動用ワークホルダ2に備
える位相検出器10からの信号により制御して、
該シリンダ6に入力する流体圧、従つて該各ロー
ラ4による該各フイレツトwcの加圧力を、該各
フイレツトwcのクランクジヤーナルWa側の周面
部分で強くクランクアームWdの先端側の周面部
分で弱くなるように増減変化させるようにした。
連る該シリンダ6の流体圧回路に圧力制御弁9を
介設し、該制御弁9を従動用ワークホルダ2に備
える位相検出器10からの信号により制御して、
該シリンダ6に入力する流体圧、従つて該各ロー
ラ4による該各フイレツトwcの加圧力を、該各
フイレツトwcのクランクジヤーナルWa側の周面
部分で強くクランクアームWdの先端側の周面部
分で弱くなるように増減変化させるようにした。
これを更に詳述するに、該フイレツトWcの周
面を第3図に示す如く90°毎の4部分に区分し、
クランクアームWdの先端側のA部分での加圧力
を例えば100Kg/mm2程度の比較的低圧に保持し、
A部分に続いてローラ4の圧接位置に回転される
B部分において加圧力を漸増して、クランクジヤ
ーナルWa側のC部分で加圧力を例えば300Kg/
mm2程度の比較的高圧に保持し、該C部分と該A部
分との間のD部分で加圧力を漸減して、かくて加
圧力に第4図示の如き変化が与えられるようにし
た。
面を第3図に示す如く90°毎の4部分に区分し、
クランクアームWdの先端側のA部分での加圧力
を例えば100Kg/mm2程度の比較的低圧に保持し、
A部分に続いてローラ4の圧接位置に回転される
B部分において加圧力を漸増して、クランクジヤ
ーナルWa側のC部分で加圧力を例えば300Kg/
mm2程度の比較的高圧に保持し、該C部分と該A部
分との間のD部分で加圧力を漸減して、かくて加
圧力に第4図示の如き変化が与えられるようにし
た。
而して、これによればフイレツトWcのクラン
クジヤーナルWa側の部分が充分に強化されて、
エンジン実装時にフイレツトWcに亀裂を生ずる
ことは無く、且つフイレツトWcのクランクアー
ムWdの先端側の部分の加圧力が弱められて、ピ
ン肩部Weを特に増肉しなくともその変形を生じ
無い。
クジヤーナルWa側の部分が充分に強化されて、
エンジン実装時にフイレツトWcに亀裂を生ずる
ことは無く、且つフイレツトWcのクランクアー
ムWdの先端側の部分の加圧力が弱められて、ピ
ン肩部Weを特に増肉しなくともその変形を生じ
無い。
尚、フイレツトWcのローリング加工に際しワ
ークホルダ1,2は30rpm程度の速度で回転させ
るもので、1回転に2秒かかり、上記したB部分
やD部分での圧力制御弁9による流体圧の増減制
御に必要な充分な時間を確保でき、加圧力に第4
図示の如き変化を確実に与えられる。
ークホルダ1,2は30rpm程度の速度で回転させ
るもので、1回転に2秒かかり、上記したB部分
やD部分での圧力制御弁9による流体圧の増減制
御に必要な充分な時間を確保でき、加圧力に第4
図示の如き変化を確実に与えられる。
この様に本発明によるときは、強化の必要なフ
イレツトのクランクジヤーナル側の周面部分で加
圧力を強め、クランクアーム先端側の周面部分で
加圧力を弱めるようにしたもので、フイレツトの
強化不足を来たすことなく、ピン肩部の増肉を不
要としてクランク軸の軽量化を図ることが可能と
なる効果を有する。
イレツトのクランクジヤーナル側の周面部分で加
圧力を強め、クランクアーム先端側の周面部分で
加圧力を弱めるようにしたもので、フイレツトの
強化不足を来たすことなく、ピン肩部の増肉を不
要としてクランク軸の軽量化を図ることが可能と
なる効果を有する。
第1図は従来法によるときのピン肩部の変形を
説明する線図、第2図は本発明方法の実施に用い
る装置の1例の平面図、第3図は第2図の−
線截断側面図、第4図は加圧力の変化特性を示す
線図である。 W……クランク軸、Wa……クランクジヤーナ
ル、Wb……クランクピン、Wc……フイレツト、
Wd……クランクアーム、4……ローラ。
説明する線図、第2図は本発明方法の実施に用い
る装置の1例の平面図、第3図は第2図の−
線截断側面図、第4図は加圧力の変化特性を示す
線図である。 W……クランク軸、Wa……クランクジヤーナ
ル、Wb……クランクピン、Wc……フイレツト、
Wd……クランクアーム、4……ローラ。
Claims (1)
- 1 クランク軸のクランクピンの端部のフイレツ
トにローラを圧接させてローリング加工を施すよ
うにしたものにおいて、該ローラによる該フイレ
ツトの加圧力を、該フイレツトのクランクジヤー
ナル側の周面部分で強くクランクアームの先端側
の周面部分で弱くなるように増減変化させたこと
を特徴とするクランク軸のローリング加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13079683A JPS6024319A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | クランク軸のロ−リング加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13079683A JPS6024319A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | クランク軸のロ−リング加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6024319A JPS6024319A (ja) | 1985-02-07 |
JPH0559170B2 true JPH0559170B2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=15042896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13079683A Granted JPS6024319A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | クランク軸のロ−リング加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024319A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61252518A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 単玉集光レンズ |
US4811585A (en) * | 1986-04-02 | 1989-03-14 | Nissan Motor Co., Ltd. | Device for forming asymmetrical articles by rolling |
US5235838A (en) * | 1987-07-13 | 1993-08-17 | W. Hegenscheidt Gesellschaft Mbh | Method and apparatus for truing or straightening out of true work pieces |
US5575167A (en) * | 1994-01-03 | 1996-11-19 | Hegenscheidt Corporation | Deep rolling split-pin fillets of crankshafts |
US5493761A (en) * | 1994-10-24 | 1996-02-27 | Ingersoll Cm Systems, Inc. | Apparatus for fillet rolling of crankshafts |
WO2002042018A1 (en) | 2000-11-22 | 2002-05-30 | Ingersoll Cm Systems, Inc. | Apparatus and method for rolling workpieces |
DE102004008728B4 (de) | 2004-02-23 | 2006-06-29 | Maschinenfabrik Alfing Kessler Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Steigerung der Dauerschwingfestigkeit, insbesondere der Biegewechselfestigkeit und der Torsionswechselfestigkeit von Kurbelwellen |
CN102485414A (zh) * | 2010-12-31 | 2012-06-06 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种曲轴连杆颈滚压方法与使用该方法加工的曲轴连杆颈 |
DE102017113066B3 (de) * | 2017-06-14 | 2018-11-15 | Maschinenfabrik Alfing Kessler Gmbh | Verfahren zum Schlagverfestigen von Übergangsradien einer Kurbelwelle |
-
1983
- 1983-07-20 JP JP13079683A patent/JPS6024319A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6024319A (ja) | 1985-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0559170B2 (ja) | ||
JP2006346802A (ja) | クランクシャフトの加工方法及び装置 | |
KR0148601B1 (ko) | 캠축 밀링머신의 작업물 지지장치 | |
US3735620A (en) | Crankshaft rolling apparatus | |
JP3593753B2 (ja) | フィレットローリング加工装置およびこの装置における傷判定方法 | |
JP2011115813A (ja) | スピニング加工装置及びスピニング加工方法 | |
US3296964A (en) | Dampening roller mechanism for offset printing presses | |
JPH1015816A (ja) | アルミニウム合金製ホイールハブ類の製造方法 | |
JP4586651B2 (ja) | フィレットロール加工装置 | |
JP4370628B2 (ja) | 重ね溶接継手部の減厚方法 | |
JP4265464B2 (ja) | フィレットローリング加工装置 | |
CN109986224B (zh) | 复合螺丝的焊接装置 | |
JPH0796457A (ja) | ロールバニシュ加工方法 | |
JP2005230961A (ja) | ワークロールのオンライン研削方法 | |
JPS596994Y2 (ja) | バニシングロ−ラ装置 | |
JP4467078B2 (ja) | テープラップ装置のオシレーション機構 | |
JPH0310766A (ja) | フィレットロール掛け装置 | |
JP2004223678A (ja) | フィレットロール加工装置 | |
JPH0472637B2 (ja) | ||
JPS5858986A (ja) | 摩擦圧接機 | |
JPH06143129A (ja) | フィレットロール装置の加圧力制御装置 | |
JPS6317627Y2 (ja) | ||
JPH0144251Y2 (ja) | ||
RU2056186C1 (ru) | Устройство для правки полосы | |
JPH0341873Y2 (ja) |