JPH0559040U - 車両用変速機のシフトレバー - Google Patents
車両用変速機のシフトレバーInfo
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- JPH0559040U JPH0559040U JP539892U JP539892U JPH0559040U JP H0559040 U JPH0559040 U JP H0559040U JP 539892 U JP539892 U JP 539892U JP 539892 U JP539892 U JP 539892U JP H0559040 U JPH0559040 U JP H0559040U
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】操作ノブの僅かな角度又は距離の操作だけで折
曲げることができ、折曲げた状態で運転席及び助手席間
を略フラットに形成でき、かつ全長の短いシフトレバー
にも適用できる。 【構成】第2シャフト12の上端が第1ピン21を介し
て第1シャフト11の下端を枢支し、第2シャフトの下
端がシャフト基台13の上端に回動可能に取付けられ
る。上端にシフトノブ16が固着された第1外筒31が
第1シャフトを包囲し、下端がシャフト基台に固着され
た第2外筒32が第2シャフトを包囲する。第2外筒の
上端が第2ピン22,22を介して第1外筒の下端を枢
支する。第1シャフトに設けられた操作ノブ17が第1
ピンの軸線を第2ピンの軸線に一致させるように操作可
能に形成される。ばね18が第1ピンの軸線が第2ピン
の軸線から外れるように付勢する。
曲げることができ、折曲げた状態で運転席及び助手席間
を略フラットに形成でき、かつ全長の短いシフトレバー
にも適用できる。 【構成】第2シャフト12の上端が第1ピン21を介し
て第1シャフト11の下端を枢支し、第2シャフトの下
端がシャフト基台13の上端に回動可能に取付けられ
る。上端にシフトノブ16が固着された第1外筒31が
第1シャフトを包囲し、下端がシャフト基台に固着され
た第2外筒32が第2シャフトを包囲する。第2外筒の
上端が第2ピン22,22を介して第1外筒の下端を枢
支する。第1シャフトに設けられた操作ノブ17が第1
ピンの軸線を第2ピンの軸線に一致させるように操作可
能に形成される。ばね18が第1ピンの軸線が第2ピン
の軸線から外れるように付勢する。
Description
【0001】
本考案は車両用変速機の変速操作を行うためのシフトレバーに関する。更に詳 しくは運転席と助手席の間に設けられた折曲げ可能なシフトレバーに関するもの である。
【0002】
この種のシフトレバーとして、上端にシフトノブが固着された第1シャフトの 下端がこのシャフトに直交するピンを介して第2シャフトの上端に枢支され、第 1及び第2シャフトに外筒が摺動可能に嵌入され、外筒が第1及び第2シャフト に跨がった状態で弾性体が外筒に係止して外筒を保持するように構成された自動 車のチェンジレバー格納装置が知られている(実開昭60−87724)。 この装置は外筒から弾性体を外して外筒を上方に摺動することにより、第1シ ャフトが第2シャフトに対してピンを中心に折曲るようになっている。第1シャ フトを折曲げた状態で、運転席から助手席又は助手席から運転席への乗員の移動 がスムーズに行え、かつ運転席から助手席にかけて乗員が横たわって休息するこ とが可能になる。
【0003】
しかし、上記装置では、外筒が第1及び第2シャフトに跨がった状態で保持さ れたときに第1シャフトのがたつきを防止するため、外筒と第2シャフトの接触 長さを比較的長く形成しなければならず、外筒を高く引上げて外筒を第2シャフ トから離脱させなければならないので、全長が短いシフトレバーに適用すること が難しい不具合があった。
【0004】 本考案の目的は、操作ノブの僅かな角度又は距離の操作だけで折曲げることが でき、折曲げた状態で運転席及び助手席間を略フラットに形成でき、かつ全長の 短いシフトレバーにも適用できる車両用変速機のシフトレバーを提供することに ある。
【0005】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1、図7、図 11、図12及び図14を用いて説明する。 本考案の第1の車両用変速機のシフトレバーは、図1に示すように第1シャフ ト11と、上端が第1シャフト11に直交する第1ピン21を介して第1シャフ ト11の下端を枢支し下端がその軸線を中心に回動可能にシャフト基台13の上 端に取付けられた第2シャフト12と、上端にシフトノブ16が固着され第1シ ャフト11を包囲する第1外筒31と、第2シャフト12を包囲し上端が第1外 筒31に直交する第2ピン22,22を介して第1外筒31の下端を枢支しかつ 下端がシャフト基台13に固着された第2外筒32と、第1シャフト11に設け られ第1ピン21の軸線を第2ピン22,22の軸線に一致させるように操作可 能な操作ノブ17と、第1ピン21の軸線が第2ピン22,22の軸線から外れ るように付勢するばね18とを備えたものである。 本考案の第2の車両用変速機のシフトレバーは、図7又は図14に示すように 上端にシフトノブ56が固着され周囲にその軸線と平行な孔中心線を有するガイ ド孔51a,51aが形成された第1シャフト51と、上端が第1シャフト51 に直交する第1ピン61を介して第1シャフト51の下端を枢支しその軸線が第 1シャフト51の軸線と一致した状態で周囲にガイド孔51a,51aの孔中心 線と一致する挿入孔52a,52aが形成された第2シャフト52と、第1シャ フト51に摺動可能に嵌入された操作ノブ57と、上端が操作ノブ57に固着さ れ中央がガイド孔51a,51a内を摺動しかつ下端が挿入孔52a,52aに 挿脱可能に設けられた連結棒53,53と、連結棒53,53を挿入孔52a, 52aに挿入する方向に付勢するばね58又は108とを備えたものである。 本考案の第3の車両用変速機のシフトレバーは、図11及び図12に示すよう に上端にシフトノブ76が固着された第1シャフト71と、上端が第1シャフト 71に直交する第1ピン81を介して第1シャフト71の下端を枢支する第2シ ャフト72と、第1シャフト71に摺動可能に嵌入された操作ノブ77と、第1 シャフト71を包囲し上端が操作ノブ77に固着されかつ下端が第2シャフト7 2の上端に臨む第1外筒91とを備え、第1外筒91の下端に凹部91a,91 a又は凸部が形成され、第2シャフト72の上端に凹部91a,91a又は凸部 に係合可能な凸部72a,72a又は凹部が形成され、シフトノブ76と操作ノ ブ77との間に介装されたばね78が第1外筒91の凹部91a,91a又は凸 部を第2シャフト72の凸部72a,72a又は凹部に係合する方向に付勢する ように構成されたものである。
【0006】
第1の考案に係る車両用変速機のシフトレバーでは、第1シャフト11及び第 1外筒31を第2シャフト12及び第2外筒32に対して折曲げるときには、操 作ノブ17をばね18の弾性力に抗して僅かな角度だけ回転させる。第1及び第 2シャフト11,12がばね18の弾性力に抗して回転して第1ピン21の軸線 が第2ピン22,22の軸線に一致すると、第1ピン21及び第2ピン22,2 2を中心に第1シャフト11及び第1外筒31を倒すことができる。 第2の考案に係る車両用変速機のシフトレバーでは、第1シャフト51を第2 シャフト52に対して折曲げるときには、操作ノブ57をばね58又は108の 弾性力に抗して僅かな距離だけ引上げる。連結棒53,53が挿入孔52a,5 2aから離脱すると、第1ピン61を中心に第1シャフト51を倒すことができ る。 第3の考案に係る車両用変速機のシフトレバーでは、第1シャフト71を第2 シャフト72に対して折曲げるときには、操作ノブ77をばね78の弾性力に抗 して僅かな距離だけ引上げる。第1外筒91の凹部91a,91a又は凸部が第 2シャフト72の凸部72a,72a又は凹部から離脱すると、第1ピン81を 中心に第1シャフト71を倒すことができる。
【0007】
次に本考案の第1の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1〜図6に示すように、シフトレバー10は第1シャフト11と、上端が第 1ピン21を介して第1シャフト11の下端を枢支する第2シャフト12と、第 2シャフト12の下端が取付けられたシャフト基台13とを備える(図1)。第 1ピン21は第1及び第2シャフト11,12に直交して第1シャフト11の下 端及び第2シャフト12の上端に挿通され、このピン21の両端がかしめられる (図2)。第2シャフト12の下端はシャフト基台13の上面に挿入され、この シャフト12には抜止め用のストップリング14が嵌着される。第2シャフト1 2はその軸線を中心に回動可能になっている(図1)。
【0008】 第1シャフト11を包囲する第1外筒31の上端には運転者が変速機をシフト するためのシフトノブ16が固着され、第2シャフト12を包囲する第2外筒3 2の下端はシャフト基台13の上面に固着される。第2外筒32の上端は第1及 び第2外筒31,32に直交する2本の第2ピン22,22を介して第1外筒3 1の下端を枢支する。第2ピン22,22の軸線は第1ピン21の軸線と同一平 面内に設けられる(図1)。また第1シャフト11の上端には第1外筒31の周 面に形成された切欠き31aから突出する操作ノブ17が一体的に設けられる。 この操作ノブ17を切欠き31a内で第1及び第2シャフト11,12の軸線を 中心に回動させると、第1ピン21の軸線が第2ピン22,22の軸線に対して 直交する位置及び一致する位置の間で第1及び第2シャフト11,12の軸線を 中心に回動するようになっている(図3〜図5)。 第2シャフト12にはばね18が介装される。このばね18はこの例ではねじ りコイルばねである。このばね18の一端は第2外筒32に係止し他端は第2シ ャフト12に係止する。このばね18は第1ピン21の軸線が第2ピン22,2 2の軸線から外れるように、即ち第1ピン21の軸線が第2ピン22,22の軸 線に直交するように付勢する(図6)。また19は防塵用のブーツである(図1 及び図2)。
【0009】 このように構成された車両用変速機のシフトレバーの使用方法を説明する。 車両を駐停車させて乗員が運転席から助手席へ或いは助手席から運転席へ移動 するとき、又は乗員が運転席から助手席にかけて横たわって休息するときには、 操作ノブ17を図4の実線矢印の方向に僅かな角度、この例では90度だけ回転 させると、第1及び第2シャフト11,12の軸線を中心に回転する第1ピン2 1は図3に実線矢印の方向にばね18の弾性力に抗して回転し、図5に示すよう に第1ピン21の軸線が第2ピン22,22の軸線に一致する。この状態で第1 ピン21及び第2ピン22,22を中心に第1シャフト11及び第1外筒31を 図2の実線矢印の方向に倒すと、運転席及び助手席間を略フラットに形成できる 。 この結果、乗員は運転席から助手席へ或いは助手席から運転席へスムーズに移 動することができ、また運転席から助手席にかけて横たわってゆったりと休息す ることができる。
【0010】 また車両を走行させるときには、第1シャフト11及び第1外筒31を図2の 破線矢印の方向に起こして第1シャフト11の軸線を第2シャフト12の軸線に 一致させると、第1及び第2シャフト11,12はばね18の弾性力により図5 の実線矢印の方向に回転して図3に示すように第1ピン21の軸線が第2ピン2 2,22の軸線に対して直交する。この結果、第1シャフト11及び第1外筒3 1が第2シャフト12及び第2外筒32に対して折曲ることはない。
【0011】 図7〜図10は本考案の第2の実施例を示す。 シフトレバー50は上端にシフトノブ56が固着された第1シャフト51と、 上端が第1ピン61を介して第1シャフト51の下端を枢支する第2シャフト5 2とを備える。第1ピン61は第1及び第2シャフト51,52に直交して第1 シャフト51の下端及び第2シャフト52の上端に挿通され、このピン61の両 端がかしめられる(図7及び図9)。第1シャフト51の外周面にはこのシャフ ト51の長手方向に延びる2個の案内部51b,51bが一体的に突設され、こ れらの案内部51b,51bにはこのシャフト51の軸線に平行な孔中心線を有 する2個のガイド孔51a,51aがそれぞれ形成される(図7及び図8)。第 2シャフト52の上部外周面には2個のフランジ部52b,52bが一体的に突 設され、これらのフランジ部52b,52bにはこのシャフト52の軸線に平行 な孔中心線を有する2個の挿入孔52a,52aがそれぞれ形成される。これら の挿入孔52a,52aは第1シャフト51の軸線が第2シャフト52の軸線に 一致した状態でガイド孔51a,51aの孔中心線に一致するようになっている (図7、図9及び図10)。
【0012】 シフトノブ56と案内部51b,51bとの間の第1シャフト51には操作ノ ブ57が摺動可能に嵌入される。上端が操作ノブ57に固着された2本の連結棒 53,53の中央は2個のガイド孔51a,51a内をそれぞれ摺動し、これら の連結棒53,53の下端は第1シャフト51の軸線が第2シャフト52の軸線 に一致した状態で2個の挿入孔52a,52aにそれぞれ挿脱可能に設けられる (図7及び図9)。連結棒53,53のガイド孔51a,51aの下方に突出す る下部にはストップリング54,54がそれぞれ嵌着され、これらのストップリ ング54,54と案内部51b,51bとの間の連結棒53,53にはばね58 がそれぞれ介装される。これらばね58,58は圧縮コイルばねであり、連結棒 53,53を挿入孔52a,52aに挿入する方向に付勢する(図7)。
【0013】 このように構成された車両用変速機のシフトレバーの使用方法を説明する。 車両を駐停車させて乗員が運転席から助手席へ或いは助手席から運転席へ移動 するとき、又は乗員が運転席から助手席にかけて横たわって休息するときには、 操作ノブ57,57を図7の実線矢印の方向に僅かな距離だけ引上げると、図9 に示すように連結棒53,53が挿入孔52a,52aから離脱する。この状態 で第1ピン61を中心に第1シャフト51を図10の実線矢印の方向に倒すと、 運転席及び助手席間を略フラットに形成できる。 また車両を走行させるときには、上記手順の逆を行えば、連結棒53,53の 下端が第2シャフト52の挿入孔52a,52aに挿入されるので、第1シャフ ト51が第2シャフト52に対して折曲ることはない。
【0014】 図11〜図13は本考案の第3の実施例を示す。 シフトレバー70は上端にシフトノブ76が固着された第1シャフト71と、 上端が第1ピン81を介して第1シャフト71の下端を枢支する第2シャフト7 2とを備える(図11及び図13)。第1ピン81は第1及び第2シャフト71 ,72に直交して第1シャフト71の下端及び第2シャフト72の上端に挿通さ れたボルトであり、このピン81の先端の雄ねじにはばね座金73を介してナッ ト74が螺合される(図12)。第1シャフト71の略中央には操作ノブ77が 摺動可能に嵌入される。操作ノブ77の下端には第1シャフト71に摺動可能に 嵌入された第1外筒91の上端が固着され、この外筒91の下端は第2シャフト 72の上端に臨む(図11)。
【0015】 第1外筒91の下端には2個の凹部91a,91aが形成され、第2シャフト 72の上端にはこれらの凹部91a,91aにそれぞれ係合可能な2個の凸部7 2a,72aが形成される。またシフトノブ76と操作ノブ77との間の第1シ ャフト71にはばね78が介装される。このばね78は圧縮コイルばねであり、 第1シャフト71の軸心が第2シャフト72の軸心に一致した状態で第1外筒9 1の凹部91a,91aを第2シャフト72の凸部72a,72aに係合する方 向に付勢する(図11〜図13)。
【0016】 このように構成された車両用変速機のシフトレバーの使用方法を説明する。 車両を駐停車させて乗員が運転席から助手席へ或いは助手席から運転席へ移動 するとき、又は乗員が運転席から助手席にかけて横たわって休息するときには、 操作ノブ77を図11の実線矢印の方向に僅かな距離だけ引上げると、図13に 示すように第1外筒91の凹部91a,91aが第2シャフト72の凸部72a ,72aから離脱する。この状態で第1ピン81を中心に第1シャフト71を実 線矢印の方向に倒すと、運転席及び助手席間を略フラットに形成できる。 また車両を走行させるときには、上記手順の逆を行えば、第1外筒91の凹部 91a,91aが第2シャフト72の凸部72a,72aに係合するので、第1 シャフト71が第2シャフト72に対して折曲ることはない。
【0017】 なお、上記第1の実施例では第1ピンの軸線が第2ピンの軸線から外れるよう に付勢するばねとしてねじりコイルばねを用いたが、上記のように付勢できれば ぜんまいばね又はその他のばねでもよい。 また、上記第3の実施例では連結棒を挿入孔に挿入する方向に付勢するばねを 連結棒に介装したが、これに限らず連結棒を挿入孔に挿入する方向に付勢できれ ば図14に示すようにばね108をシフトノブ56と操作ノブ57の間の第1シ ャフト51に介装してもよい。図14において第2の実施例と同一符号は同一部 品を示す。 更に、上記第3の実施例では第1外筒の下端に凹部を形成し、第2シャフトの 上端に第1外筒の凹部に係合可能な凸部を形成したが、第1外筒の下端に凸部を 形成し、第2シャフトの上端に第1外筒の凸部に係合可能な凹部を形成してもよ い。
【0018】
以上述べたように、本考案によれば、第2シャフトの上端が第1ピンを介して 第1シャフトの下端を枢支し、第2シャフトの下端をシャフト基台の上端に回動 可能に取付け、上端にシフトノブが固着された第1外筒が第1シャフトを包囲し 、下端がシャフト基台に固着された第2外筒が第2シャフトを包囲し、第2外筒 の上端が第2ピンを介して第1外筒の下端を枢支し、第1ピンの軸線を第2ピン の軸線に一致させるように操作可能に操作ノブを形成し、ばねが第1ピンの軸線 が第2ピンの軸線から外れるように付勢するので、操作ノブの僅かな角度の操作 だけでシフトレバーを折曲げることができ、折曲げた状態で運転席及び助手席間 を略フラットに形成できる。また全長の短いシフトレバーにも適用できる。 また、上端にシフトノブが固着された第1シャフトの周囲にガイド孔を形成し 、第2シャフトの上端が第1ピンを介して第1シャフトの下端を枢支し、第2シ ャフトの周囲にこの軸線が第1シャフトの軸線に一致した状態でガイド孔の孔中 心線と一致する挿入孔を形成し、上端が操作ノブに固着された連結棒の中央がガ イド孔内を摺動し、ばねが連結棒の下端を挿入孔に挿入する方向に付勢するよう に構成しても、操作ノブの僅かな距離の操作だけでシフトレバーを折曲げること ができ、上記と同様の効果が得られる。 更に、第2シャフトの上端が第1ピンを介して第1シャフトの下端を枢支し、 上端にシフトノブが固着された第1シャフトに操作ノブを摺動可能に嵌入し、第 1シャフトに嵌入された操作ノブの下端に第1シャフトを包囲する第1外筒の上 端を固着し、第1外筒の下端に凹部又は凸部を形成し、第2シャフトの上端に第 1外筒の凹部又は凸部に係合可能な凸部又は凹部を形成し、ばねが第1外筒の凹 部又は凸部を第2シャフトの凸部又は凹部に係合する方向に付勢するように構成 しても、上記と同様の効果が得られる。
【図1】本考案第1の実施例車両用変速機のシフトレバ
ーを示す図2のA−A線断面図。
ーを示す図2のA−A線断面図。
【図2】図1のB矢視図。
【図3】図1のC−C線断面図。
【図4】図1のD−D線断面図。
【図5】第1ピンの軸線が第2ピンの軸線に一致した状
態を示す図3に対応する断面図。
態を示す図3に対応する断面図。
【図6】図1のE−E線断面図。
【図7】第2の実施例を示す図10のF−F線断面図。
【図8】図7のG−G線断面図。
【図9】連結棒の先端が挿入孔から離脱した状態を示す
図7に対応する断面図。
図7に対応する断面図。
【図10】図7のH矢視図。
【図11】第3の実施例を示す図13のI−I線断面
図。
図。
【図12】図11のJ−J線断面図。
【図13】図11のK矢視図。
【図14】第3の実施例におけるばねを第1シャフトに
介装させたシフトレバーを示す図7に対応する断面図。
介装させたシフトレバーを示す図7に対応する断面図。
10,50,70 シフトレバー 11,51,71 第1シャフト 12,52,72 第2シャフト 13 シャフト基台 16,56,76 シフトノブ 17,57,77 操作ノブ 18,58,78,108 ばね 21,61,81 第1ピン 22 第2ピン 31,91 第1外筒 32 第2外筒 51a ガイド孔 52a 挿入孔 53 連結棒 72a 凸部 91a 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 第1シャフト(11)と、 上端が前記第1シャフト(11)に直交する第1ピン(21)を
介して前記第1シャフト(11)の下端を枢支し下端がその
軸線を中心に回動可能にシャフト基台(13)の上端に取付
けられた第2シャフト(12)と、 上端にシフトノブ(16)が固着され前記第1シャフト(11)
を包囲する第1外筒(31)と、 前記第2シャフト(12)を包囲し上端が第1外筒(31)に直
交する第2ピン(22,22)を介して前記第1外筒(31)の下
端を枢支しかつ下端が前記シャフト基台(13)に固着され
た第2外筒(32)と、 前記第1シャフト(11)に設けられ前記第1ピン(21)の軸
線を前記第2ピン(22,22)の軸線に一致させるように操
作可能な操作ノブ(17)と、 前記第1ピン(21)の軸線が前記第2ピン(22,22)の軸線
から外れるように付勢するばね(18)とを備えた車両用変
速機のシフトレバー。 - 【請求項2】 上端にシフトノブ(56)が固着され周囲に
その軸線と平行な孔中心線を有するガイド孔(51a,51a)
が形成された第1シャフト(51)と、 上端が前記第1シャフト(51)に直交する第1ピン(61)を
介して前記第1シャフト(51)の下端を枢支しその軸線が
前記第1シャフト(51)の軸線と一致した状態で周囲に前
記ガイド孔(51a,51a)の孔中心線と一致する挿入孔(52a,
52a)が形成された第2シャフト(52)と、 前記第1シャフト(51)に摺動可能に嵌入された操作ノブ
(57)と、 上端が前記操作ノブ(57)に固着され中央が前記ガイド孔
(51a,51a)内を摺動しかつ下端が前記挿入孔(52a,52a)に
挿脱可能に設けられた連結棒(53,53)と、 前記連結棒(53,53)を前記挿入孔(52a,52a)に挿入する方
向に付勢するばね(58,108)とを備えた車両用変速機のシ
フトレバー。 - 【請求項3】 上端にシフトノブ(76)が固着された第1
シャフト(71)と、 上端が前記第1シャフト(71)に直交する第1ピン(81)を
介して前記第1シャフト(71)の下端を枢支する第2シャ
フト(72)と、 前記第1シャフト(71)に摺動可能に嵌入された操作ノブ
(77)と、 前記第1シャフト(71)を包囲し上端が前記操作ノブ(77)
に固着されかつ下端が前記第2シャフト(72)の上端に臨
む第1外筒(91)とを備え、 前記第1外筒(91)の下端に凹部(91a,91a)又は凸部が形
成され、 前記第2シャフト(72)の上端に前記凹部(91a,91a)又は
凸部に係合可能な凸部(72a,72a)又は凹部が形成され、 前記シフトノブ(76)と前記操作ノブ(77)との間に介装さ
れたばね(78)が前記第1外筒(91)の凹部(91a,91a)又は
凸部を前記第2シャフト(72)の凸部(72a,72a)又は凹部
に係合する方向に付勢するように構成されたことを特徴
とする車両用変速機のシフトレバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005398U JP2587130Y2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 車両用変速機のシフトレバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005398U JP2587130Y2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 車両用変速機のシフトレバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559040U true JPH0559040U (ja) | 1993-08-03 |
JP2587130Y2 JP2587130Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=11610049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992005398U Expired - Lifetime JP2587130Y2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 車両用変速機のシフトレバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587130Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897625U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-02 | いすゞ自動車株式会社 | 折り畳み式変速操作レバ− |
JPS6237326U (ja) * | 1985-08-22 | 1987-03-05 | ||
JP3012653U (ja) * | 1994-12-19 | 1995-06-20 | 鴻益精密鑄造股▲ふん▼有限公司 | ゴルフクラブのヘッド |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP1992005398U patent/JP2587130Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897625U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-02 | いすゞ自動車株式会社 | 折り畳み式変速操作レバ− |
JPS6237326U (ja) * | 1985-08-22 | 1987-03-05 | ||
JP3012653U (ja) * | 1994-12-19 | 1995-06-20 | 鴻益精密鑄造股▲ふん▼有限公司 | ゴルフクラブのヘッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2587130Y2 (ja) | 1998-12-14 |
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