JPH0558503A - シート材残量検出装置 - Google Patents

シート材残量検出装置

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Publication number
JPH0558503A
JPH0558503A JP3224136A JP22413691A JPH0558503A JP H0558503 A JPH0558503 A JP H0558503A JP 3224136 A JP3224136 A JP 3224136A JP 22413691 A JP22413691 A JP 22413691A JP H0558503 A JPH0558503 A JP H0558503A
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JP
Japan
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plate
sheet material
printing plate
light
mounting table
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Application number
JP3224136A
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English (en)
Inventor
Mikio Nishiyama
幹雄 西山
Koji Kusayanagi
孝次 草柳
Keiichi Fujimoto
圭一 藤本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 載置台に搭載されたシート材の所定残量を検
出して報知するシート材残量検出装置を得る。 【構成】 印刷版載置台60の傾斜した背板64の搭載
面64Aには、PS版62が傾斜に沿って層状に積載さ
れている。これらのPS版は、枚葉装置10によって最
上層から吸着搬送されるようになっている。印刷版載置
台の近傍には、ランプ84を備えたランプスタンド76
が設けられ、そのポール82の中間部から引き出された
ケーブル86に接続された光電センサ78とによって検
出装置74を構成している。光電センサは投光部と受光
部とが一体とされ、背板の端部に装着される。光電セン
サは、光が搭載面に沿ってかつ所定の高さでPS版の積
層による側面へ向けられ、また、PS版の積層側部で反
射した光を受けるようになっている。PS版の枚数が減
って光電センサが反射した光を受けなくなると、ランプ
が点灯するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層されたシート材を
最上層から引き出しシート材供給装置において、シート
材の所定残量を検出するシート材残量検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、新聞の輪転機等に使用される感
光性平版印刷版は、印刷版載置台に多数枚層状に搭載さ
れている。この感光性平版印刷版へ画像を焼付ける版材
焼付装置へ感光性平版印刷版を供給する場合、吸盤によ
って感光性平版印刷版の表面を吸着保持して、印刷版載
置台から排出し、版材焼付装置へ順次供給する枚葉装置
が設けられたものがある。
【0003】枚葉装置は、エアーシリンダの駆動によっ
て吸盤を感光性平版印刷版へ接近当接させ、さらに、吸
盤へ負圧を供給することによって感光性平版印刷版を吸
着するようになっている。また、印刷版載置台上の感光
性平版印刷版の残量を検出は、吸盤を感光性平版印刷版
の表面へ当接させるまでのエアーシリンダの駆動軸の伸
び量を検知し、この伸び量が一定値以上となった場合
に、感光性平版印刷版の残量が所定値より少なくなった
と判断するものがある。これによって、作業員は、感光
性平版印刷版を搭載した印刷版載置台の装填の準備を行
うようにしている。
【0004】一方、版材焼付装置へ供給される感光性平
版印刷版のサイズは数種類用意されており、版材焼付装
置で焼付けられる原稿フィルムに対応したサイズのもの
が、版材焼付装置へ供給されるようになっている。版材
焼付装置へ供給する感光性平版印刷版のサイズを変更す
る場合は、供給装置へ対応するサイズの感光性平版印刷
版を搭載した印刷版載置台に入れ替える等の作業を作業
者が行うようになっている。
【0005】近年、感光性平版印刷版の焼付工程の自動
化が検討されている。これに伴って、版材焼付装置へ感
光性平版印刷版を供給する供給装置は、複数の印刷版載
置台を装填して、この印刷版搭載台の中から必要なサイ
ズの感光性平版印刷版を選んで供給するものが検討され
ている。この供給装置としては、1台の枚葉装置を複数
の印刷版載置台の間を移動させ、所定サイズの感光性平
版印刷版を吸着して版材焼付装置へ供給するものがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1台の
枚葉装置を複数の印刷版載置台の間を移動させるめに、
枚葉装置を移動する毎に、エアーシリンダの駆動軸の原
点を、印刷版載置台に正確に位置合わせすることが困難
である。エアーシリンダの駆動原点が異なると、エアー
シリンダの駆動軸の伸び量によって印刷版載置台に搭載
された感光性平版印刷版の残量を常に正確に検出するこ
とができないという問題がある。
【0007】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
で、積層されたシート材の残量を正確に検出して作業者
に知らせることができるシート材残量検出装置を得るこ
とが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
シート材残量検出装置は、載置台の搭載面上に積層され
たシート材を上層から引き出すシート材供給装置に用い
られ、前記載置台上の前記シート材の残量を検出するシ
ート材残量検出装置であって、前記積層されたシート材
の最上層と前記搭載面との相対高を検出する検出手段
と、前記検出手段により検出された前記相対高さが所定
高さ以下となったときに作動されシート材の残量が所定
量となったことを報知する報知手段と、を有することを
特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に係るシート材残量検出
装置は、請求項1のシート材残量検出装置であって、前
記検出手段が投光部と受光部とを備え、前記投光部が前
記積層されることによって形成される側面に向けられか
つ前記搭載面から所定高さで配設され、前記受光部によ
って前記投光部からの光を受光したか否かによって所定
高さか否かを検出することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に記載のシート材残量検出装
置は、検出手段によって最上層のシート材と搭載面との
相対高さを検出する。検出した相対高さが所定値以下と
なった場合、シート材の残量が所定量となったことを報
知手段によって報知するようになっている。
【0011】この報知手段の報知は、作業者が新たなシ
ート材を準備する目安とすることができる。この報知手
段としては、アラーム等の音によって行うものでもよ
く、また、ランプの点灯等による表示あるいはシート材
の残りの枚数の表示でもよく、これらを併用するもので
あってもよい。
【0012】また、検出手段及び報知手段は、載置台に
予め取り付けられているものでもよく、載置台に脱着可
能に設けるものでもよく、シート材供給装置の載置台に
対応した所定の位置に配設したものであってもよい。さ
らに、検出手段と報知手段とは、各々、別体で配設され
たものでもよい。
【0013】本発明の請求項2に記載のシート材残量検
出装置は、検出手段として受光部と投光部とを備えた光
電センサを備えている。投光部はシート材料を積層する
ことによって形成される側面へ向けて光を照射する。こ
のシート材の側面からの反射光が受光部へ達するか否か
によって、光軸上にシート材があるか否かを検出するこ
とができる。
【0014】例えば、シート材がシート材搭載面から所
定高さ以上のとき、投光部からの光がシート材の側面に
反射して受光部に達するように投光部と受光部を配置し
た場合、最上層のシート材の高さが所定高さ以下となる
とシート材の側面からの反射光がなくなるので受光部に
は光が到達しなくなる。また、受光部をシート材を挟ん
で投光部の反対側側面に設け、シート材が所定高さ以上
のとき投光部からの光を遮るように構成した場合、最上
層のシート材が所定の高さ以下となることによって、投
光部の光が受光部へ達する。
【0015】このため、投光部からの光が受光部に達す
るか否かによって、最上層のシート材が所定高さ以下か
否かを検出することができる。この検出結果が、最上層
のシート材が所定の高さ以下であった場合に、報知手段
によって報知するようになっている。
【0016】本発明に適用される検出手段としては、搭
載面に対する最上層のシート材の高さを検出することが
できるものであれば適用が可能であり、前記光によるも
のの他、超音波等の適用も可能である。
【0017】
【実施例】
(実施例1)図1乃至図4には、本発明の実施例に係る
感光性平版印刷版供給装置の枚葉装置10が示されてい
る。
【0018】図1に示されるように、枚葉装置10は、
印刷版載置台60には例えば1000枚程度の感光性平
版印刷版が層状に搭載されており、この感光性平版印刷
版(例えばPS版、以下「PS版」と言う)を1枚づつ
吸着して、隣接する版材焼付装置(図示省略)へ供給す
るようになっている。この版材焼付装置では、原稿フィ
ルムに記録された画像をPS版62へ焼付けて、印刷工
程で印刷するための印刷版が作成される。また、焼付装
置に供給可能とされるPS版62のサイズは複数種類あ
り、原稿フィルムに応じて選択されるようになってい
る。尚、各図に示される矢印C方向は、印刷版載置台6
0に搭載されてPS版62との接離方向を示し、図3乃
至図4は、印刷版載置台60の上方からPS版62の表
面に沿った方向(図1に示す大矢印A方向)から見た平
面図であり、図2は枚葉装置10の斜視図である。
【0019】印刷版載置台60は、例えばステンレス製
の背板64にPS版62を傾斜させた状態で層状に搭載
するようになっている。この搭載の際、PS版62と背
板64と間には、PS版62の表面を保護するために、
PS版62の表面寸法より僅かに大きいボール紙等の当
て紙66を介在させている。
【0020】PS版62を搭載した印刷版載置台60
は、後述するPS版供給装置の装填部70へ、枚葉装置
10に対向する状態で装填されて位置決めされる。これ
によって、PS版62が枚葉装置10へ対向される。
【0021】図2及び図3に示されるように、枚葉装置
10には、ベースプレート12が備えられており、この
ベースプレート12には、枚葉装置10によって図示し
ない版材焼付装置へPS版62を供給するPS版供給装
置へ取り付けられる取付部14が形成されている。この
取付部14が前記移動手段に支持されて移動されること
により、枚葉装置10が複数の印刷版載置台60の間を
移動される。
【0022】ベースプレート12の一方の面(図2及び
図3では紙面手前側)には、中間部に駆動軸16AをP
S版62の接離方向(矢印C方向)でPS版62側へ向
けて配置されたエアーシリンダ16が断面形状を略L字
状とするブラケット18によって取り付けられている。
エアーシリンダ16の駆動軸16Aの中間部は、吸盤支
持バー20の中間部へ連結され、さらに、駆動軸16A
の先端部は、吸盤支持バー20の中間部を貫通して押さ
えバー22の中間部に連結されている。
【0023】エアーシリンダ16の両側には、ガイドロ
ッド24が、軸方向がエアーシリンダ16の駆動軸16
Aと平行となるように配設されている。ガイドロッド2
4の中間部はリニアベアリング26に挿入され、矢印C
方向に沿って移動可能に支持されている。リニアベアリ
ング26は、断面形状が略L字状のブラケット26Aに
よってベースプレート12へ支持されている。また、ガ
イドロッド24の先端は、押さえバー22へ連結されて
いる。このため、吸盤支持バー20及び押さえバー22
は、エアーシリンダ16の駆動によってベースプレート
12の接離方向(矢印C方向)へ平行移動される。
【0024】吸盤支持バー20の中間部でベースプレー
ト12側には、エアーシリンダ46が配設されている。
このエアーシリンダ46の駆動軸46Aは、吸盤支持バ
ー20を貫通して、押さえバー22へ連結されている。
押さえバー22は、エアーシリンダ46の駆動によって
矢印C方向(吸盤支持バー20との接離方向)へ平行移
動される。
【0025】吸盤支持バー20の長手方向の両端部に
は、吸盤28、30が配設されている。吸盤28は、吸
盤支持部28Aを介して吸盤支持バー20へ支持されて
いる。
【0026】吸盤30は、スライドブラケット32を介
して吸盤支持バー20へ取り付けられている。このスラ
イドブラケット32の吸盤支持バー20への取り付け
は、吸盤支持バー20の端部に、吸盤支持バー20の長
手方向に沿って穿設された長円20Aを貫通する図示し
ないピン等によって行われており、スライドブラケット
32が、吸盤支持バー20の長手方向に沿ってスライド
可能とされている。これによって、吸盤28の吸盤30
の間隔を変更することができ、PS版62のサイズの変
更に対応可能となっている。
【0027】また、押さえバー22には、ガイドロッド
24の先端近傍に吸盤34、36が配置されている。吸
盤34、36は、吸盤支持部34A、36Aに取り付け
られており、吸盤支持部34A、36Aは、中間部が押
さえバー22へ連結され、さらに、先端部は押さえバー
22を貫通して吸盤支持バー20へ貫通挿入され、矢印
C方向に沿ってスライド可能とされている。
【0028】これらの吸盤28、30、34、36に
は、PS版62の表面へ当接した状態で、吸盤支持部2
8A、30A、34A、36Aを介して図示しない負圧
供給手段から供給される負圧によってPS版62を吸着
するようになっている。
【0029】吸盤支持バー20の長手方向の両端には、
エアーノズル38、40が、断面形状が略L字状のブラ
ケット38A、40Aを介して取り付けられている。エ
アーノズル38、40は、図示しないエアー供給手段に
よってエアーが供給される。エアーノズル38、40の
吐出口は互いに向き合って設けられ、エアーを互いに向
き合う方向へ吐出するようになっている。
【0030】各吸盤28、30、34、36によってP
S版62を吸着した状態で、エアーシリンダ46を駆動
させることにより、吸盤支持バー20が吸盤28、30
と共に押さえバー22に対して離反する方向へ相対移動
する。これによって、PS版62の両端部が捲られ、こ
の状態でエアーノズル38、40から吐出されるエアー
が、最上層のPS版62と次のPS版62との間に供給
されて、最上層PS版62が次のPS版62から剥離さ
れる。
【0031】また、押さえバー22の長手方向の両端部
及び中間部には、押さえ部材48が配設されている。ま
た、吸盤支持バー20の長手方向の両端部には、押さえ
部材50が配設されている。押さえ部材48、50はゴ
ム製で、吸盤28、30、34、36がPS版62を吸
着する際に、PS版62の表面へ当接するようになって
いる。
【0032】一方、PS版供給装置には、枚葉装置10
に対向するように印刷版載置台60が装填されて位置決
めされる装填部70が設けられている。尚、この装填部
70は、矢印C方向に複数所定間隔を置いて配設されて
おり、それぞれ印刷版載置台60を装填することができ
るようになっている。各印刷版載置台60には、異なる
サイズのPS版62を装填することができるようになっ
ている。枚葉装置10は、図示しない移動手段によって
印刷版載置台60の間を移動して、各印刷版載置台60
からPS版62を吸着することができるようになってい
る。尚、各々の装填部60は、同一構造となっており、
本実施例ではその一つについて説明している。
【0033】装填部70は、略コ字状に切り欠かれて装
填口72が形成された平版のベース80を床面に図示し
ないアンカーボルトで固定されている。印刷版載置台6
0は電動フォークリフト等によって装填口72の開口か
ら床面に沿って挿入されるようになっており、この装填
口72内には、図示しない位置決め手段が備えられてお
り、挿入された印刷版載置台60を装填部70に対して
正確に位置決めして固定することができるようになって
いる。この印刷版載置台60の位置決めによって、印刷
版載置台60は、枚葉装置10に対しての位置決めがさ
れる。尚、印刷版載置台60の位置決め方法に関して、
本出願人は、特開平3−153258号公報等によって
開示しており、詳細な説明は省略する。
【0034】この装填口72近傍には、印刷版載置台6
0に搭載されたPS版62の所定残量を検出するための
検出装置74が設けられている。この検出装置74は、
ランプスタンド76及び光電センサ78を備えている。
【0035】ランプスタンド76は、一端が装填部70
のベース80へ固定されたポール82の上部にランプ8
4が取り付けられている。また、このポール82の中間
部からは、一端に光電センサ78が接続されたケーブル
86が引き出されている。
【0036】光電センサ78には、投光部と受光部とが
備えられ、投光部から照射された光の反射光を受光部で
受光するようになっている。また、投光部から照射され
た光が受光部へ達しない場合、ランプスタンド76のラ
ンプ84が点灯すると共に、ポール82に内蔵された図
示しないスピーカからアラームが発せられるようになっ
ている。この光電センサ78にはクランプ88が取り付
けられており、光電センサ78は、装填部70へ装填さ
れた印刷版載置台60へクランプ88により装着され
る。
【0037】図4に示されるように、印刷版載置台60
に装着された光電センサ78は、投光部からの光が、印
刷版載置台60の搭載面64Aに対して一定の高さでP
S版62の側面へ向けて照射されるようになっている。
この高さは、例えば約50枚のPS版62を搭載した場
合の、最上層のPS版62と略同じ高さとされている。
尚、光電センサ78の取り付けはクランプ88に限ら
ず、光電センサ78から照射された光が一定高さとなる
ように確実に装着することができるものであればよい。
また、この光電センサ78の装着位置は、PS版62の
側面に対向した位置であればよい。
【0038】尚、装填口72から印刷版載置台60を引
き出す場合、この光電センサ78は印刷版載置台60か
ら取り外され、新たに装填される印刷版載置台60へ装
着される。
【0039】次に本実施例の作用を説明する。印刷版載
置台60には、PS版62が背板64へ層状に積まれて
搭載されている。この印刷版載置台60は、電動フォー
クリフト等によって運搬され、装填部70へ位置決めさ
れる。さらに、印刷版載置台60には、光電センサ78
が取り付けられて、装填が完了する。
【0040】この後、枚葉装置10を作動させて、PS
版62を1枚づつ印刷版載置台60から吸着して図示し
ない焼付装置へ供給する。
【0041】図3に示されるように、初期状態の枚葉装
置10は、エアーシリンダ46の駆動軸46Aは収容さ
れた状態となっており、吸盤支持バー20と押さえバー
22とは、接近した状態となっている。また、エアーシ
リンダ16も駆動軸16Aを収容した状態である。
【0042】この状態から、枚葉装置10を印刷版載置
台60に搭載したPS版62へ対向させ、エアーシリン
ダ16を駆動させ、各吸盤28、30、34、36を最
上層のPS版62の表面へ当接させる。尚、エアーシリ
ンダ16の駆動軸16Aのストローク長は、印刷版載置
台60の最下層のPS版11を吸着可能な長さとなって
いる。
【0043】PS版62を吸盤28、30、34、36
が吸着すると、エアーシリンダ46が吸盤支持バー20
を印刷版載置台60から離反させ、エアーノズル38、
40から吐出するエアーが、吸着したPS版62を次の
PS版62から剥離する。
【0044】この後、エアーシリンダ16を駆動させて
駆動軸16Aを本体内へ収容すると共に、エアーシリン
ダ46を駆動させて駆動軸46Aを本体内へ収容させ
る。
【0045】このPS版62は、各吸盤28、30、3
4、36に吸着された状態で、枚葉装置10の移動によ
って図示しない焼付装置へ向けて搬送されて、吸盤2
8、30、34、36への負圧の供給を解除することに
より、焼付装置へ渡されるようになっている。これを繰
り返して、印刷版載置台60からPS版62が焼付装置
へ供給される。
【0046】印刷版載置台60からPS版62が排出さ
れるにしたがって、PS版62の残量は減少する。この
残量の減少に伴って最上層のPS版62の搭載面64A
に対する高さが低くなる。光電センサ78から照射され
る光の高さより、最上層のPS版62の高さが高い場
合、光電センサ78は積層されたPS版62の側面に反
射した反射光を受光することができる。
【0047】PS版62の残量が50枚程度となると、
光電センサ78から照射した光は、PS版62の側面で
反射することはなく、最上層のPS版62の上方を通過
する。このため、光電センサ78の受光部は反射光を受
光しなくなる。これによって、ランプスタンド76のラ
ンプ84が点灯すると共にアラームを発する。これによ
って、作業者は印刷版載置台60のPS版62の残量が
所定量に達したことを知ることができるようになってい
る。
【0048】アラームによって残量が所定値に達したこ
とを報ずると共に、ランプ84の点灯によって、複数の
印刷版載置台60が並んでいても、どの印刷版載置台6
0のPS版62の残量が減少したかを知ることができ
る。これによって、作業者はPS版62の残量が少なく
なった印刷版載置台60の交換こ準備を遅滞なく行うこ
とができ、必要サイズのPS版62が供給されないため
に版材焼付装置の作動が一時的にでも停止することはな
い。
【0049】また、PS版62の残量は、搭載面64A
と最上層のPS版62との相対高さによって残量を検出
するため、残量を検出する原点は、枚葉装置10と無関
係に設定される。このため、枚葉装置10の移動のため
に、検出値が不正確となることはない。
【0050】尚、本実施例では、装填部70に備えられ
た光電センサ78を、位置決めした印刷版載置台60へ
取り付けるようになっているが、これに限定するもので
はない。また、ランプスタンド76も、装填部70に備
えられているが、これに限定するものではない。
【0051】例えば、光電センサ78は、予め印刷版載
置台60に固定されており、装填部70へ印刷版載置台
60を位置決め装填した後、装填部70に備えらるケー
ブル86を接続するものであってもよく、また、ランプ
84も予め、印刷版載置台60に取り付けられており、
装填部70から電源を供給されることによって作動可能
としたものであってもよい。
【0052】また、PS版62の残量が所定量に達した
場合の表示は、ランプスタンド76に限定するものでは
なく、複数の印刷版載置台60の残量を一括して表示す
るものであってもよく、また、PS版供給装置の操作パ
ネル等に印刷版載置台60のPS版62の残量表示を行
うものを設けてもよい。
【0053】尚、本実施例では印刷版載置台60の背板
64に沿ってPS版62を傾斜させて搭載したが、PS
版62の搭載方法を限定するものではなく、例えば、水
平状態で搭載したものであってもよく、枚葉装置10を
最上層のPS版62の表面への接離方向へ駆動されるも
のであればよい。また、複数の枚葉装置10を一体に設
け、1枚のPS版62を吸着する際、複数の枚葉装置1
0によって吸着を行うものであってもよい。
【0054】(実施例2)次に、本発明の実施例2につ
いて説明する。尚、実施例2では、基本的に実施例1と
同様の構成とされ、実施例1と同一の部品には同一の番
号を付与してその説明を省略している。
【0055】図5に示されるように、装填部70には装
填口72の近傍にランプスタンド76が備えられてい
る。また、装填口72には、PS版62を略水平状態に
搭載する印刷版載置台90が装填されている。
【0056】ランプスタンド76の所定高さ位置には、
光電センサ78が取り付けられている。光電センサ78
は、投光部からの光を印刷版載置台90の搭載面90A
に沿って所定の高さで、かつ、搭載されたPS版62の
側面へ向けて照射するようにされている。また、PS版
62の側面で反射された光は受光部に達するようになっ
ている。
【0057】これによって、印刷版載置台90に搭載さ
れたPS版62は、最上層から枚葉装置10によって吸
着搬送されるにしたがって、印刷版載置台90上の残量
が減少する。印刷版載置台90上のPS版62の最上層
位置が光電センサ78より低くなると、光電センサ78
の照射光が反射されなくなり、受光部での受光量が減少
し、アラームを発すると共にランプ84を点灯させる。
このアラームとランプ84とのよって作業者はPS版6
2の減少を知ることができる。
【0058】このように光電センサ78を装填部70の
所定の位置に取り付けておき、印刷版載置台90を装填
部70へ位置決めすることによって、光電センサ78が
印刷版載置台90に搭載されたPS版62の所定残量を
検出することができる。
【0059】尚、光電センサ92の取り付け位置は、こ
れに限定するものでなく、例えば、装填口72を閉鎖す
るためのシャッタを設けた場合、そのシャッタに光電セ
ンサ78を取り付けたものであってもよい。印刷版載置
台90を装填口72へ装填した後、シャッタで装填口7
2を閉じることによって、シャッタに設けられた光電セ
ンサ78が、印刷版載置台90上のPS版62の残量を
検出可能な位置へ移動するものであってもよい。
【0060】(実施例3)次に、本発明の実施例3につ
いて説明する。尚、実施例3でも、基本的に実施例1と
同様の構成とされ、実施例1と同一の部品には、同一の
番号を付与してその説明を省略している。
【0061】図6に示されるように、枚葉装置10には
2個の光電センサ94、96が取り付けられている。こ
れらの光電センサ94、96は、ベースプレート12に
印刷版載置台60へ向けて設けられ、印刷版載置台60
の搭載面64Aに対して同一の高さに配設されている。
光電センサ94は、印刷版載置台60の搭載面64Aの
端部で、PS版62が搭載されていない部分へ対応され
ている。また、光電センサ96は、印刷版載置台60に
搭載されたPS版62へ対応されている。このため、光
電センサ94、96に達する反射光量は、その経路長さ
分だけ異なる。
【0062】図7に示されるように、光電センサ94、
96は、検出装置98の比較制御部100へ接続されて
いる。また、比較制御部100には、報知部102が接
続されている。比較制御部100は、光電センサ94、
96の受光量を比較し、この受光量の差が所定値以下と
なった場合に報知部102を作動させるようになってい
る。報知部102には、ランプ84及び図示しないスピ
ーカが設けられ、比較制御部100からの信号によっ
て、アラームを発すると共にランプ84を点灯させる。
尚、比較制御部100は、搭載面64AとPS版62の
表面との反射率の相違を考慮して反射光量の測定を行う
ようになっている。
【0063】この所定量は、前述したようにPS版62
の残量が50枚程度に設定されているが、この値は、任
意に設定できるものであってもよい。
【0064】枚葉装置10に光電センサ94、96を設
けた場合、枚葉装置10が複数の印刷版載置台60の間
を移動するため、印刷版載置台60毎に光電センサを設
ける必要がなくなる。
【0065】また、検出装置98は搭載面64Aと最上
層のPS版62との相対高さを検出することができいる
ため、各印刷版載置台60に搭載されたPS版62の残
量を算出することも可能である。
【0066】尚、搭載面64Aと最上層のPS版62と
の相対高さを測定するものは、光電センサ94、96に
限定するものではなく、例えば、超音波等によって行う
ものであってもよい。この場合、搭載面4Aと最上層の
PS版62とに向けられた超音波の位相差から最上層の
PS版62の搭載面64Aに対する高さを得ることがで
きる。
【0067】また、光電センサ94を枚葉装置10の吸
盤支持バー20へ取り付けたものであってもよい。この
場合、エアーシリンダ16の駆動によって、押さえ部材
48、50が最上層のPS版62へ当接した状態で、光
電センサ94により、印刷版載置台60の搭載面64A
までの距離を測定する。これによって、最上層のPS版
62の搭載面64Aに対する高さを検出するものであっ
てもよい。
【0068】尚、本発明の各実施例においては、シート
材としてPS版62、載置台として印刷版載置台60又
は印刷版載置台90を適用した例について説明したが、
シート材及び載置台はこれに限定するものではない。シ
ート材としていは、一般的なものが適用可能であり、載
置台としてはシート材を平面状に積層することができる
ものであれば適用が可能である。
【0069】また、受光部をシート材を挟んで投光部の
反対側側面に設け、シート材が所定高さ以上のときに投
光部からの光を遮断するように構成してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るシート
材残量検出装置は、最上層のシート材の載置台の搭載面
からの高さを検出することによってシート材の残量を検
出する。このため、シート材供給装置の位置に拘らず正
確に、シート材の残量を検出することができる。
【0071】また、シート材の残量が所定量となった場
合、報知手段によって作業者へ報知するため、シート材
の供給作業の効率が格段に向上する優れた効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る印刷版載置台を示す斜視
図である。
【図2】本実施例に係る枚葉装置を示す斜視図である。
【図3】本実施例に係る枚葉装置を示す平面図である。
【図4】実施例1に係る光電センサの取り付け状態を示
す要部平面図である。
【図5】実施例2に係る光電センサの取り付けを示す要
部側面図である。
【図6】実施例3に係る光電センサの取り付けを示す枚
葉装置の概略平面図である。
【図7】実施例2に係る検出装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 枚葉装置 60、90 印刷版載置台(載置台) 62 PS版(シート材) 70 装填部 74、98 検出装置 76 ランプスタンド 78、92、94、96 光電センサ 100 比較制御部 102 報知部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台の搭載面上に積層されたシート材
    を上層から引き出すシート材供給装置に用いられ、前記
    載置台上の前記シート材の残量を検出するシート材残量
    検出装置であって、前記積層されたシート材の最上層と
    前記搭載面との相対高を検出する検出手段と、前記検出
    手段により検出された前記相対高さが所定高さ以下とな
    ったときに作動されシート材の残量が所定量となったこ
    とを報知する報知手段と、を有することを特徴とするシ
    ート材残量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が投光部と受光部とを備
    え、前記投光部が前記積層されることによって形成され
    る側面に向けられかつ前記搭載面から所定高さで配設さ
    れ、前記受光部によって前記投光部からの光を受光した
    か否かによって所定高さか否かを検出することを特徴と
    する請求項1のシート材残量検出装置。
JP3224136A 1991-09-04 1991-09-04 シート材残量検出装置 Pending JPH0558503A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033629A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Hirakawa Kogyosha Co Ltd 画像フィルム用見当あわせのためのレジスターマークと共に、印刷機にセットする為のパンチ穴又は切り欠きを有するオフセット印刷用生版およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007033629A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Hirakawa Kogyosha Co Ltd 画像フィルム用見当あわせのためのレジスターマークと共に、印刷機にセットする為のパンチ穴又は切り欠きを有するオフセット印刷用生版およびその製造方法

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