JPH0558305A - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置

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Publication number
JPH0558305A
JPH0558305A JP21985891A JP21985891A JPH0558305A JP H0558305 A JPH0558305 A JP H0558305A JP 21985891 A JP21985891 A JP 21985891A JP 21985891 A JP21985891 A JP 21985891A JP H0558305 A JPH0558305 A JP H0558305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
air
handle
solar cell
supply means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21985891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuyuki Shirai
哲之 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP21985891A priority Critical patent/JPH0558305A/ja
Publication of JPH0558305A publication Critical patent/JPH0558305A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡便な装置でハンドルの冷却や室内の空気清
浄が可能であるステアリング装置を提供すること。 【構成】 環状のハンドルと該ハンドルを支持するハン
ドル支持体とを有するステアリング装置において、前記
ハンドルとハンドル支持体との両部に空気流路を形成す
るとともに、前記空気流路内の空気を流通させるための
送風手段を前記ハンドル支持体内に設けたことを特徴と
し、さらに、送風手段の駆動源として太陽電池を備えて
もよい。 【効果】 ハンドル及びハンドル支持体内に設けた空気
流路に、送風手段による空気流れが形成され、炎天下に
駐車する場合でもハンドルを効果的に冷却することがで
きる。また、送風手段の駆動源として太陽電池を用いれ
ば、ハンドルの温度が上昇しやすい日射の強い環境下ほ
ど太陽電池の出力も上昇し、ハンドルの冷却作用を向上
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両や船舶等の乗り物な
どに設けられるステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】昼間など日差しが強い環境
下に車両を停止し、しばらくした後に車両を始動・走行
させるような場合、車室内が高温であると大変不快であ
り、この時に冷房装置などを作動させても直ちに車室内
温度が下がるわけではなく、また樹脂で成形されたハン
ドル等はかなり高温となっており、たとえ冷却装置の作
動等により車室内温度が急速に降下しても、ハンドル等
は樹脂で形成されているために比熱が大きくなかなか適
温に下がらないので、高温状態のハンドルを握りながら
運転することになり安全上好ましくない。
【0003】従来は、車両の駐車時に車体に設けた太陽
電池を利用してトランク内に設けたファンを駆動させ、
車室内及びトランク内の換気を行い、常に車室内を快適
な温度に維持できるようにした車両用換気装置が提案さ
れている(特公昭60-9929 号公報等参照)が、このよう
な装置では車室内の温度を直ちに降下させることができ
ても、ハンドルの温度まで急速に下げることは困難であ
り、特に最近では地球環境問題を解決するものとして注
目されている太陽電池式電気自動車などにこのような装
置を適用させるには、軽量化が困難となるうえコスト的
にも問題である。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明は上述の問題点を解消す
べく案出されたものであり、簡便な装置でハンドルの冷
却や室内の空気清浄が可能であるステアリング装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、環状のハンドルと該ハンドルを支持す
るハンドル支持体とを有するステアリング装置におい
て、前記ハンドルとハンドル支持体との両部に空気流路
を形成するとともに、前記空気流路内の空気を流通させ
るための送風手段を前記ハンドル支持体内に設けたこと
を特徴とし、さらに、送風手段の駆動源として太陽電池
を備えてもよい。
【0006】
【作用】上記構成のステアリング装置によれば、ハンド
ル及びハンドル支持体内に設けた空気流路に、送風手段
による空気流れが形成され、炎天下に駐車する場合でも
ハンドルを効果的に冷却することができる。また、送風
手段の駆動源として太陽電池を用いれば、ハンドルの温
度が上昇しやすい日射の強い環境下ほど太陽電池の出力
も上昇し、ハンドルの冷却作用を向上させることができ
る。
【0007】
【実施例】本発明に係る実施例を図面に基づき詳細に説
明する。図1に示すように、車両に設けられるステアリ
ング装置Sは、ステアリング支持体Tに回転可能に支持
され、手で握るための円環状のハンドル1と、これを中
央から支持するハンドル支持体2とから構成されてい
る。ここで、図示は車両が直線方向を走行しているとき
の状態を示している。
【0008】ハンドル1の上部には、図2に示すような
円形状の小さな吸気口1aが複数個形成され、また内部
に中空の空気流路1bが形成され、ハンドル支持体2の
内部も中空に形成され、空気流路2bが設けられてい
る。ここで、空気流路2bはハンドル支持体2の中央部
2aからハンドル1の下方へ伸びる流路である。なお、
ハンドル支持体2の中央部2aからハンドル1の左右方
向へ伸びる箇所2c,2dは空気流路に形成していない
が、この箇所に空気流路を形成してもよい。
【0009】また、ハンドル支持体2の中央部2aの上
面2eには、太陽電池3が一体的に配設されており、半
円柱状のレンズに形成された透光性カバー体内に太陽電
池素子が設けられている。この太陽電池素子は、例えば
結晶や非晶質のシリコン系、ガリウム砒素等の化合物半
導体系の各種の材料を用いることができる。
【0010】一方、中央部2aの下方内部には、送風手
段であるクロスフローファン4が設けられ、太陽電池3
と電気的に接続されており、太陽電池3の発生電力によ
り駆動されるように構成されている。なお、太陽電池は
ハンドル支持体2に複数箇所設けて、ハンドル1がいか
なる角度で回転しても必要な電力が確保できるようにす
ることもできる。また、中央部2aの下面2fには、図
3に示すようなスリット状の排気口2gが開口されてお
り、クロスフローファン4の作動により吸入された空気
が運転席側へ吹き出されるように構成されている。な
お、クロスフローファン4の代わりに例えば軸流ファン
などの送風手段を設けてもよいが、ただし、軸流ファン
の場合はその形状により、ハンドル支持体2内にコンパ
クトに収納することが困難なため、クロスフローファン
が最適であると考えられる。また、クロスフローファン
4の近傍もしくはクロスフローファン4そのものに脱臭
剤や芳香剤などを配設してもよい。
【0011】次に、本装置の作動について説明する。昼
間など周囲が明るい状況下では、太陽電池3の発電によ
りクロスフローファン4が駆動される。このとき、ハン
ドル1の吸気口1aから吸入された空気は、ハンドル1
の空気流路1bからハンドル支持体2の空気流路2bを
通って中央部2aに形成された排気口2gから吹き出さ
れる。これにより、従来のように長時間炎天下に駐車し
ても、ハンドル1は適温に保たれ、常に快適な始動・走
行を実現させることができる。特に日射が強い場合は太
陽電池の出力も上昇するので、日射強度に応じて適宜の
送風作動を行うことができる。また、クロスフローファ
ン4の近傍もしくはクロスフローファン4そのものに脱
臭剤や芳香剤などを配設すれば、車室内の空気を清浄化
することができ、常に快適な車室空間での運転が可能と
なる。
【0012】なお、送風手段の作動は太陽電池と送風手
段との間に種々の作動制御回路や蓄電池などを設けて、
必要時にだけ作動させることも可能であり、また太陽電
池の配置箇所は、ハンドルの外周部やダッシュボード
等、日射を受ける箇所であれば、上記実施例に限定され
るものではない。なおまた、上述の実施例では車両の場
合について示したが、これに限定されるものではなく、
船舶等種々の乗り物等に適用でき、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で適宜変更し実施できる。
【0013】
【発明の効果】本発明のステアリング装置によれば、少
なくとも昼間は送風手段によりハンドルが冷却されるの
で、比熱の大きなハンドルであっても、常に適温に保つ
ことができる。また、送風手段の駆動源として太陽電池
を用いることによりハンドルの温度が上昇するような日
射の強いときでも、太陽電池の出力を向上させることが
できるので、日射強度に応じてハンドルの冷却を適宜に
行うことができる。また、この太陽電池をステアリング
装置に一体的に装着することにより、送風手段の駆動源
との接続が簡便となり、ステアリング装置の保守・交換
が容易であるうえ美観上も優れている。さらに、送風手
段に脱臭や芳香などの機能を付加することにより空気清
浄も行うことができ一層快適な運転を望むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリング装置を示す斜視図で
ある。
【図2】ハンドルの吸気口を示す断面図である。
【図3】ハンドル支持部の排気口を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ・・・ ハンドル 1a ・・・ 吸気口 1b,2b ・・・ 空気流路 2 ・・・ ハンドル支持体 2a ・・・ 中央部 2e ・・・ 上面 2f ・・・ 下面 2g ・・・ 排気口 3 ・・・ 太陽電池 4 ・・・ クロスフローファン(送風手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状のハンドルと該ハンドルを支持する
    ハンドル支持体とを有するステアリング装置において、
    前記ハンドルとハンドル支持体との両部に空気流路を形
    成するとともに、前記空気流路内の空気を流通させるた
    めの送風手段を前記ハンドル支持体内に設けたことを特
    徴とするステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記送風手段の駆動源として太陽電池を
    備えてなる請求項1に記載のステアリング装置。
JP21985891A 1991-08-30 1991-08-30 ステアリング装置 Pending JPH0558305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21985891A JPH0558305A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21985891A JPH0558305A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0558305A true JPH0558305A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16742163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21985891A Pending JPH0558305A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0558305A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248637A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Denso Corp 飲酒運転防止装置
JP2014069800A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Wet Automotive Syst Ag 特に操舵装置のグリップ用温度調整・空調装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248637A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Denso Corp 飲酒運転防止装置
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