JPH0558247U - 2個取り射出成形金型 - Google Patents

2個取り射出成形金型

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JPH0558247U
JPH0558247U JP113792U JP113792U JPH0558247U JP H0558247 U JPH0558247 U JP H0558247U JP 113792 U JP113792 U JP 113792U JP 113792 U JP113792 U JP 113792U JP H0558247 U JPH0558247 U JP H0558247U
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JP
Japan
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mold
runner
sprue
cold
extending
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Pending
Application number
JP113792U
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English (en)
Inventor
義孝 豊泉
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スプルーから型空間までのランナーの屈曲が
1回だけで、ランナーの端末コールドスラグウェルを含
めた全長を短くでき、少ない樹脂の無駄量で光学性能に
優れた光学部品を2個取りできる射出成形金型の提供。 【構成】 2個の同じ形状の型空間7がスプルー1を中
心とした円周を等分する位置に配設され、スプルーから
直径方向に伸びたランナー2が両端末にコールドスラグ
ウェル3を形成し、それらコールドスラグウェルの手前
から同方向周りに直角に伸びたランナーが直径上に位置
する2個の型空間7のそれぞれと連絡している射出成形
金型。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、2個取り射出成形金型すなわち、同時に2個の同じ樹脂成形品を射 出成形するための金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
2個取り射出成形金型は、2個の樹脂成形品の成形条件が同じになるように、 スプルーを中心とした円周を等分する位置に2個の同じ形状の型空間を配設して 、スプルーから型空間へのランナーの長さを等しくしている。そして、ランナー の長さを短くするためにスプルーから直径方向に伸びるランナーを直接型空間に 連絡した金型は、スプルーの端末にコールドスラグウェルを設けていても、最初 にランナーを通る溶融樹脂とその後に続く溶融樹脂との温度差のある溶融樹脂が 型空間に流入するようになるから、樹脂レンズのような光学部品を成形する場合 、得られる成形品が性能の劣ったものになる。
【0003】 そこで、上述のような成形品の2個取り射出成形金型では、スプルーから型空 間へのランナーを固定側金型の可動側金型との分離面の要部平面図である図2あ るいは図3に示したように設けることが行われる。
【0004】 図2,図3において、1は紙面の奥側から手前側に溶融樹脂を導入する手前側 程断面積が大きくなっているテーパ状のスプルー、2はスプルー1から半径方向 あるいは直径方向に直角に伸びている第1ランナー、3は第1ランナー2の端末 に形成されたコールドスラグウェル、4はコールドスラグウェル3の手前で第1 ランナー2から直角に伸びている第2ランナー、5は第2ランナーの4の端末に 形成されたコールドスラグウェル、6は型空間7に連絡している注入ランナー、 8は型空間の外周を囲うキャビティ、9はキャビティ8に嵌装されて上面が型空 間の底面を成しているコアである。スプルー1の端末のコールドスラグウェルは 固定側金型と分離面を合わせて重ねられる可動側金型側に形成されている。
【0005】 このような金型によれば、スプルー1、ランナー2、およびランナー4を最初 に通った温度低下の大きい溶融樹脂はそれぞれスプルーの1の端末コールドスラ グウェル、ランナー2の端末コールドスラグウェル3およびランナー4の端末の コールドスラグウェル5に留まるようになるから、温度低下の小さい一様な温度 の溶融樹脂が型空間7を充填するようになって、光学性能の優れた光学部品を得 ることができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図2や図3に示したような金型は、スプルーから型空間までのランナ ーの屈曲数が多いから金型の製作コストが高くなり、またランナーの端末コール ドスラグウェルを含めた全長も長くなるから樹脂の無駄量も多くなると言う問題 がある。
【0007】 本考案は、上述の問題を解消するためになされたものであり、スプルーから型 空間までのランナーの屈曲が1回だけで、ランナーの端末コールドスラグウェル を含めた全長を短かくでき、したがって製作コストが比較的安価について、樹脂 の無駄量が少ない、光学性能の優れた光学部品の2個取りができる射出成形金型 の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、2個の同じ形状の型空間がスプルーを中心とした円周を等分する位 置に配設され、スプルーから直径方向に伸びたランナーが両端末にコールドスラ グウェルを形成し、それらコールドスラグウェルの手前から同方向周りに直角に 伸びたランナーが直径上に位置する2個の型空間のそれぞれと連絡していること を特徴とする2個取り射出成形金型にあり、この構成によって前記目的を達成す る。
【0009】
【作用】 すなわち、本考案の射出成形金型は、スプルーから型空間までのランナーの屈 曲が1回だけで、ランナーの端末コールドスラグウェルを含めた全長を短かくで きるから、製作コストを安価にできて、少ない樹脂の無駄量で光学性能の優れた 光学部品を2個取りできる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の図1に示した実施例によって説明する。
【0011】 図1は本考案の射出成形金型の例を示す固定側金型の可動側金型との分離面の 要部平面図であり、図1においても図2、図3と同一符号は同一機能部分乃至は 同一機能部材を示している。
【0012】 図1の射出成形金型は、スプルー1から直角に直径方向に伸びるランナー2の 両端末に形成されたコールドスラグウェル3のそれぞれ手前で同方向周りにラン ナー2から直角に伸びるランナーが型空間7に連絡する注入ランナー6となって いる。すなわち、スプルー1から型空間7までのランナーが直径方向に伸びるラ ンナー2とそれから1回屈曲した注入ランナー6だけから成っている。
【0013】 この2個取り金型のランナー2から型空間7までの構成をスプルー1中心に 90°回転させた状態にもう1組設ければ4個取りの金型も得られるが、図示例の ように型空間7の形状の変更をキャビティ8とコア9の変換できるようにして、 しかもランナー2の長さを短かくし、金型を小さくするためには、4個取りでは 無理が生ずるようになる。
【0014】
【考案の効果】
本考案の射出成形金型は、製作コストが安価に済み、少ない樹脂の無駄量で光 学性能の優れた光学部品等を2個取りできると言う顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の射出成形金型の例を示す固定側金型の
可動側金型との分離面の要部平面図である。
【図2】従来の射出成形金型の例を示す固定側金型の可
動側金型の分離面の要部平面図である。
【図3】従来の射出成形金型の例を示す固定側金型の可
動側金型との分離面の要部平面図である。
【符号の説明】
1 スプルー 2 第1ランナー 3,5 コールドスラグウェル 4 第2ランナー 6 注入ランナー 7 型空間 8 キャビティ 9 コア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の同じ形状の型空間がスプルーを中
    心とした円周を等分する位置に配設され、スプルーから
    直径方向に伸びたランナーが両端末にコールドスラグウ
    ェルを形成し、それらコールドスラグウェルの手前から
    同方向周りに直角に伸びたランナーが直径上に位置する
    2個の型空間のそれぞれと連絡していることを特徴とす
    る2個取り射出成形金型。
JP113792U 1992-01-16 1992-01-16 2個取り射出成形金型 Pending JPH0558247U (ja)

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